JPH0736057U - Hplc用ポンプ - Google Patents
Hplc用ポンプInfo
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- JPH0736057U JPH0736057U JP6510791U JP6510791U JPH0736057U JP H0736057 U JPH0736057 U JP H0736057U JP 6510791 U JP6510791 U JP 6510791U JP 6510791 U JP6510791 U JP 6510791U JP H0736057 U JPH0736057 U JP H0736057U
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- Pending
Links
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Landscapes
- Check Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明にかかるHPLC用ポンプは、溶液が
流れるポンプ室120と、前記ポンプ室中の溶液の流れ
を上向流のみに制御する、該パイプの上部及び下部に配
置されたチェックバルブ124,126と、前記両チェ
ックバルブ124,126の間に配置され、下部チェッ
クバルブ126を介して溶液を吸引し、上部チェックバ
ルブ124を介して溶液を吐出するピストン122と、
を備えたHPLC用ポンプにおいて、前記チェックバル
ブ124,126はボール128,130と、弁座13
2,134とを有し、前記ボール128,130の比重
が4以上であり、少なくとも該ボールの表面をセラミッ
クが覆っていることを特徴とする。 【効果】 ボールの比重が大きいためチェックバルブの
開閉作動が速く再現性よく行なわれ、さらにボールの表
面をセラミックが覆っているためチェックバルブの耐久
性にも優れいる。
流れるポンプ室120と、前記ポンプ室中の溶液の流れ
を上向流のみに制御する、該パイプの上部及び下部に配
置されたチェックバルブ124,126と、前記両チェ
ックバルブ124,126の間に配置され、下部チェッ
クバルブ126を介して溶液を吸引し、上部チェックバ
ルブ124を介して溶液を吐出するピストン122と、
を備えたHPLC用ポンプにおいて、前記チェックバル
ブ124,126はボール128,130と、弁座13
2,134とを有し、前記ボール128,130の比重
が4以上であり、少なくとも該ボールの表面をセラミッ
クが覆っていることを特徴とする。 【効果】 ボールの比重が大きいためチェックバルブの
開閉作動が速く再現性よく行なわれ、さらにボールの表
面をセラミックが覆っているためチェックバルブの耐久
性にも優れいる。
Description
【0001】
本考案はHPLC用ポンプ、特にそのチェックバルブの改良に関する。
【0002】
近時、各種の担体を固定相とし、該固定相の一端から分離目的とする試料を溶 媒とともに移動相として移動させ、該試料の吸着性や分離係数の差異に基づく移 動速度の差を利用して試料を分離するHPLCが汎用され、該分離した試料をU V検出器などで同定・定量する手段が用いられている。 前記HPLCを行なう場合、ポンプを用いて移動相としての試料を含む溶媒を 下方から吸上げ、密閉されたカラムへ送り込む。前記ポンプは、ポンプ室と、該 ポンプ室上に設けられたチェックバルブと、該ポンプ室内を往復運動するピスト ンと、を備えている。そして、前記ピストンの往復運動によってチェックパルブ の開閉が行なわれ、一定量づつの移動相がポンプ室内からカラムへ送られる。
【0003】 ここで、HPLCにおいて重要なことは、保持時間の再現性が正確に行なわれ なければならないことであり、保持時間の再現性がずれてしまうと正確な試料の 同定、定量ができなくなってしまう。そして、前記保持時間の再現性が正確に行 なわれるためには、前記チェックバルブの開閉の作動が速く行なわれ、ポンプか らカラムへの移動相の流量再現性が優れていなければならない。 そこで、従来のチェックバルブは図4に示すように構成されており、ボール1 0と、弁座12と、スプリング14とから成っている。
【0004】 同図に示すチェックバルブは、弁座12の上にボール10が乗せてあり、ボー ル10が弁座12から離れている状態においてチェックバルブが開となり、ボー ル10と弁座12の間から移動相が流れ、またボール10が弁座12に接してい る状態においてチェックバルブが閉となり、移動相の流れが停止する。 ここで、前記ボール10の材質には一般的にルビーが用いられているが、ルビ ーの比重が3.5〜3.9と比較的小さいため、前述したボール10が弁座12 から離れている開の状態からボール10が弁座12に接している閉の状態となる までに時間を要するため、流量再現性が悪くなってしまう。
【0005】 このため、図4に示すようにボール10とボールハウジング16との間に金属 のスプリング14を設け、ボール10に弁座12側へ圧力を加え、チェックバル ブが開から閉の状態になるまでのボール10の作動を速くし、流量再現性を向上 している。
【0006】
ところが、前述したチェックバルブの構成では、スプリング14を有している ため組立てが困難であるという課題があった。 また、スプリング14の材質が金属のため、移動相がハロゲン系溶媒の場合、 該スプリング14が腐食してしまい耐久性に問題があった。
【0007】 本考案は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は組立てが 容易で耐久性に優れ、かつチェクバルブの開閉作動の速いHPLC用ポンプを提 供することにある。
【0008】
前記目的を達成するために、本発明にかかるHPLC用ポンプは、溶液が流れ るポンプ室と、前記ポンプ室中の溶液の流れを上向流のみに制御する、該ポンプ 室の上部及び下部に配置されたチェックバルブと、前記両チェックバルブの間に 配置され、下部チェックバルブを介して溶液を吸引し、上部チェックバルブを介 して溶液を吐出するピストンと、を備えたHPLC用ポンプにおいて、前記チェ ックバルブはボールと、弁座とを有し、前記ボールの比重が4以上であり、少な くとも該ボールの表面をセラミックが覆っていることを特徴とする。
【0009】
【作用】 本考案にかかるHPLC用ポンプは前述した手段を有するので、ボールの比重 が大きいためチェックバルブが開から閉の状態となるまでのボールの作動が速く 行なわれ、流量再現性が向上する。 また、ボールの表面をセラミックが覆っているため、該ボールの耐久性が優れ ており、さらにスプリングを要しないため組立てが容易に行なえる。
【0010】
以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。 図1には、本考案にかかるHPLC用ポンプの構成説明図が示されている。 同図に示すHPLC用ポンプは、ポンプ室120と、ピストン122と、第一 チェックバルブ124と、第二チェックバルブ126と、を備えている。そして 、前記ポンプ室120内にはシール200によって外部との気密を保たれたピス トン122が設けられている。また、前記第一チェックバルブ124及び第二チ ェックバルブ126は、前記ポンプ室120の上下に配置されている。
【0011】 さらに、前記第一チェックバルブ124及び第二チェックバルブ126は、そ れぞれ第一ボール128と第二ボール130、及び第一弁座132と第二弁座1 34とを有している。 ここで、前記第一ボール128及び第二ボール130の材質には、ジルコニア セラミックが用いられている。 そして、前記ピストン122が停止している状態においては、第一ボール12 8及び第二ボール130はそれぞれ第一弁座132及び第二弁座134に接して おり、第一チェックバルブ124及び第二チェックバルブ126共に閉の状態と なっている。そして、ピストン122がポンプ室120から抜ける方向、即ち図 1における右側に動くと第二ボール130のみが第二弁座134から離れ第二チ ェックバルブ126が開の状態となる。このため、移動相が第二チェックバルブ 126の下方よりポンプ室120へと吸上げられる。さらに、ピストン122が 前記方向と逆方向、即ち図1における左側に動くと第二ボール130は再び第二 弁座134に接し第二チェックバルブ126が閉の状態となり、逆に第一ボール 128は第一弁座132から離れ第一チェックバルブ124が開の状態となる。 このため、前記ポンプ室120へ吸上げられた移動相は、第一チェックバルブ1 24の上方へと送られる。そして、前記ピストン122の一定の往復運動が繰返 されることにより、一定量の移動相が第二チェックバルブ126の下方からポン プ室120へ吸上げられ、第一チェックバルブ124の上方へ送られる移動相の 流れが繰返し行なわれる。
【0012】 ここで、前記第一ボール128及び第二ボール130には比重が5.6〜5. 9であるジルコニアセラミックを用いているため、比重が3.5〜3.9である 従来のルビーを用いた場合に比べ、第一ボール128及び第二ボール130が第 一弁座132及び第二弁座134から離れている状態から接する状態、即ち第一 チェックバルブ124及び第二チェックバルブ126が開から閉の状態となる作 動が速く行なわれる。従って、ルビーを用いた場合と比較しジルコニアセラミッ クを用いた場合の方が流量再現性が向上し、HPLCの保持時間の再現性も向上 するため、正確な試料の同定、構造分析が行なえる。 しかも、ジルコニアセラミックスは化学的に安定で耐食性に優れるので、ある ので、スプリングを用いた従来例のように腐食を生じることはない。
【0013】 次に本考案にかかるHPLC用ポンプの具体的な作用を説明する。 THF(テトラヒドロフラン)を溶媒として使用したGPCクロマトグラムを 、前記第一ボール128及び第二ボール130にルビーを用いたポンプと、ジル コニアセラミックを用いたポンプとを比較すると、保持時間の再現性がルビーを 用いた場合の0.1%からジルコニアセラミックを用いた場合、0.07%へと 向上した。さらに、ポンプより80cm下方の溶媒瓶から空のインレットチュー ブを介してセルフプライムがルビーを用いた場合には不可能であったが、ジルコ ニアセラミックを用いた場合には可能となった。 また、低粘度溶媒であるn−ヘキサンを送液した場合、ルビーを用いたポンプ においては図2に示すような圧力波形が測定され、ジルコニアセラミックを用い たポンプにおいては図3に示すような圧力波形が測定された。同図から明らかな ように、ルビーを用いたポンプと比較しジルコニアセラミックを用いたポンプの 方が脈動が少なく、圧力波形の再現性が優れていることが理解される。
【0014】 以上のことから、ルビーを用いたポンプに比べジルコニアセラミックを用いた ポンプの方が、チェックバルブの開閉作動の安定性、及び流量再現性が優れてい ることが理解される。 しかも、単結晶であるルビーよりも、焼結体であるセラミックスの方が方向性 がない。従って、研磨の精度が上がり、真球度が増す。真球度が高いほど、ボー ルと弁座のシール機能が向上する。 尚、本実施例においてはボール全体をジルコニアセラミックスから形成した例 について説明したが、例えば中央部に高比重金属球を用い、その上に耐食性セラ ミックス層を設けてもよい。
【0015】
以上説明したように、本考案にかかるHPLC用ポンプによれば、ボールの比 重が大きいためチェックバルブの開閉作動が速く再現性よく行なわれ、さらにボ ールの表面をセラミックが覆っているためチェックバルブの耐久性にも優れいる
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】
以上説明したように、本考案にかかるHPLC用ポンブによれば、ボールの比 重が大きいためチェックバルブの開閉作動が速く再現性よく行なわれ、さらにボ ールの表面をセラミックが覆っているためチェックバルブの耐久性にも優れいる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるHPLC用ポンプの構成説明図
である。
である。
【図2】チェックバルブにルビーボールを用いたポンプ
の圧力波形の説明図である。
の圧力波形の説明図である。
【図3】チェックバルブにジルコニアセラミックボール
を用いたポンプの圧力波形の説明図である。
を用いたポンプの圧力波形の説明図である。
【図4】従来のチェックバルブの構成説明図である。
120 ポンプ室 122 ピストン 124,126 チェックバルブ 128,130 ボール 132,134 弁座
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるHPLC用ポンプの構成説明図
である。
である。
【図2】チェックバルブにルビーボールを用いたポンプ
の圧力波形の説明図である。
の圧力波形の説明図である。
【図3】チェックバルブにジルコニアセラミックボール
を用いたポンプの圧力波形の説明図である。
を用いたポンプの圧力波形の説明図である。
【図4】従来のチェックバルブの構成説明図である。
【符号の説明】 120 ポンプ室 122 ピストン 124,126 チェックバルブ 128,130 ボール 132,134 弁座
Claims (1)
- 【請求項1】 溶液が流れるポンプ室と、 前記ポンプ中の溶液の流れを上向流のみに制御する、該
ポンプ室の上部及び下部に配置されたチェックバルブ
と、 前記両チェックバルブの間に配置され、下部チェックバ
ルブを介して溶液を吸引し、上部チェックバルブを介し
て溶液を吐出するピストンと、を備えたHPLC用ポン
プにおいて、 前記チェックバルブはボールと、弁座とを有し、前記ボ
ールの比重が4以上であり、少なくとも該ボールの表面
をセラミックが覆っていることを特徴とするHPLC用
ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6510791U JPH0736057U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | Hplc用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6510791U JPH0736057U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | Hplc用ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736057U true JPH0736057U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13277348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6510791U Pending JPH0736057U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | Hplc用ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736057U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012005233A1 (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-12 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 液体クロマトグラフ、および液体クロマトグラフ用送液装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023789A (ja) * | 1988-01-07 | 1990-01-09 | Maret Sa | 加圧流体用の一方向逆止弁 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP6510791U patent/JPH0736057U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023789A (ja) * | 1988-01-07 | 1990-01-09 | Maret Sa | 加圧流体用の一方向逆止弁 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012005233A1 (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-12 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 液体クロマトグラフ、および液体クロマトグラフ用送液装置 |
| JP2012017985A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Hitachi High-Technologies Corp | 液体クロマトグラフ、および液体クロマトグラフ用送液装置 |
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