JPH0736107A - 投写型表示装置 - Google Patents
投写型表示装置Info
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- JPH0736107A JPH0736107A JP5182457A JP18245793A JPH0736107A JP H0736107 A JPH0736107 A JP H0736107A JP 5182457 A JP5182457 A JP 5182457A JP 18245793 A JP18245793 A JP 18245793A JP H0736107 A JPH0736107 A JP H0736107A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- cabinet
- mirror cover
- display device
- image
- Prior art date
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- Pending
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- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、投写型表示装置を設置した雰
囲気温度が変動した場合にも、ミラーカバーの変形でミ
ラーの設置位置が変動することを極力抑えるようにし、
コンバージェンス不良の少ない投写型表示装置を提供す
ることにある。 【構成】本発明は、ミラーカバーとキャビネットが平行
移動可能なように固定する手段を採った。 【効果】ミラーカバーが変形することによる変位がキャ
ビネットとミラーカバーとの固定部で抑えられないの
で、ミラーカバー自身のわずかな変形に止まり、その結
果、ミラーの設置位置の変動を抑えられたのでコンバー
ジェンス不良を少なくできる。
囲気温度が変動した場合にも、ミラーカバーの変形でミ
ラーの設置位置が変動することを極力抑えるようにし、
コンバージェンス不良の少ない投写型表示装置を提供す
ることにある。 【構成】本発明は、ミラーカバーとキャビネットが平行
移動可能なように固定する手段を採った。 【効果】ミラーカバーが変形することによる変位がキャ
ビネットとミラーカバーとの固定部で抑えられないの
で、ミラーカバー自身のわずかな変形に止まり、その結
果、ミラーの設置位置の変動を抑えられたのでコンバー
ジェンス不良を少なくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機など
に用いる投写型表示装置に係り、特に光路折り返し用の
ミラーを支持するミラーカバーとキャビネットの固定に
関するものである。
に用いる投写型表示装置に係り、特に光路折り返し用の
ミラーを支持するミラーカバーとキャビネットの固定に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置は、投写レンズなどの光
学技術や電気回路技術などの改善により著しい画質の向
上が図られ、また近年の大画面への要望の高まりによっ
て、家庭用や業務用に普及が進んでいる。
学技術や電気回路技術などの改善により著しい画質の向
上が図られ、また近年の大画面への要望の高まりによっ
て、家庭用や業務用に普及が進んでいる。
【0003】一般に投写型表示装置は、赤,青,緑の3
原色についてそれぞれブラウン管や液晶ディスプレイな
どの映像源と投写レンズを組合せて、3原色の映像源上
の映像をスクリーン上で加色混合して、テレビジョン画
像などを得る。また、従来から、装置の小型化のため
に、ミラーで光路を折り返す方法を採っていた。
原色についてそれぞれブラウン管や液晶ディスプレイな
どの映像源と投写レンズを組合せて、3原色の映像源上
の映像をスクリーン上で加色混合して、テレビジョン画
像などを得る。また、従来から、装置の小型化のため
に、ミラーで光路を折り返す方法を採っていた。
【0004】図8を参照して、従来技術による投写型表
示装置の構成を説明する。
示装置の構成を説明する。
【0005】図に示すように、投写型表示装置の観視側
となるキャビネット1の正面側にスクリーン2を固定
し、キャビネット1の後面側には、ブラウン管などの映
像源3と投写レンズ4から出射した映像光の光路を折り
曲げてスクリーン2に向けて反射するミラー5とそのミ
ラーをとめ具6,7で支持したミラーカバー8を設けて
いる。また、図示してないが、ブラウン管などの映像源
3と投写レンズ4は、赤,青,緑の3原色についてそれ
ぞれある。このお互いに離れて設置したそれぞれの色の
映像源から出射した映像光は、それぞれ出射位置が違う
ため異なる光路を通ってスクリーンに投写される。この
ため、映像源の設置位置や、光路に介在したミラーの傾
きや設置位置により、スクリーン上に3原色が一致しな
いコンバージェンス不良が発生する。
となるキャビネット1の正面側にスクリーン2を固定
し、キャビネット1の後面側には、ブラウン管などの映
像源3と投写レンズ4から出射した映像光の光路を折り
曲げてスクリーン2に向けて反射するミラー5とそのミ
ラーをとめ具6,7で支持したミラーカバー8を設けて
いる。また、図示してないが、ブラウン管などの映像源
3と投写レンズ4は、赤,青,緑の3原色についてそれ
ぞれある。このお互いに離れて設置したそれぞれの色の
映像源から出射した映像光は、それぞれ出射位置が違う
ため異なる光路を通ってスクリーンに投写される。この
ため、映像源の設置位置や、光路に介在したミラーの傾
きや設置位置により、スクリーン上に3原色が一致しな
いコンバージェンス不良が発生する。
【0006】これは、スクリーン上の画像の輪郭に色の
にじみや、色のむらとなって現れ、画質を劣化させる。
にじみや、色のむらとなって現れ、画質を劣化させる。
【0007】以下図9の投写型表示装置の要部斜視図に
より詳しく説明する。
より詳しく説明する。
【0008】投写レンズ4から出射した映像光はミラー
5で光路を折り曲げられる。正規の位置にミラーがある
場合、映像源3Gの映像光は、ミラー5の反射点16で
反射し、スクリーン2の点18に交わる。また、映像源
3Bの映像光は、ミラー5の反射点17で反射し、映像
源3Gの映像光と同じ点18に一致する。
5で光路を折り曲げられる。正規の位置にミラーがある
場合、映像源3Gの映像光は、ミラー5の反射点16で
反射し、スクリーン2の点18に交わる。また、映像源
3Bの映像光は、ミラー5の反射点17で反射し、映像
源3Gの映像光と同じ点18に一致する。
【0009】しかし、ミラーが微細に変動して傾いた場
合、映像源3Gの映像光は、ミラー5´の反射点19で
反射し、正規の位置交点18と距離l8離れたスクリー
ン2の点20に交わる。また、映像源3Bの映像光は、
ミラー5´の反射点21で反射し、映像源3Gの映像光
と距離l7離れた点22に交わり、コンバージェンス不
良を生じる。
合、映像源3Gの映像光は、ミラー5´の反射点19で
反射し、正規の位置交点18と距離l8離れたスクリー
ン2の点20に交わる。また、映像源3Bの映像光は、
ミラー5´の反射点21で反射し、映像源3Gの映像光
と距離l7離れた点22に交わり、コンバージェンス不
良を生じる。
【0010】このようなミラーの変動は、運搬据付時の
振動などでミラーカバーが変形して起こる場合が多かっ
た。そのため、ミラーカバーの変形を防ぐために次のよ
うにしていた。
振動などでミラーカバーが変形して起こる場合が多かっ
た。そのため、ミラーカバーの変形を防ぐために次のよ
うにしていた。
【0011】一般的に、ミラーカバーは、所定角度にミ
ラーを支持する必要から形状が複雑になりプラスチック
成形しており、外力により変形を生じ易い構造である。
また、キャビネットは、投写部の重量(約20kg)に耐
えるよう厚い木材を使った強固な構造である。そこで、
ミラーカバーを強固な構造のキャビネットに固定するこ
とにより、運搬据付時の振動などでミラーカバーが変形
することを防いでいた。
ラーを支持する必要から形状が複雑になりプラスチック
成形しており、外力により変形を生じ易い構造である。
また、キャビネットは、投写部の重量(約20kg)に耐
えるよう厚い木材を使った強固な構造である。そこで、
ミラーカバーを強固な構造のキャビネットに固定するこ
とにより、運搬据付時の振動などでミラーカバーが変形
することを防いでいた。
【0012】なお、実開平4−64882号公報に開示
されているような別な従来技術による投写型表示装置
は、運搬時は、ミラーカバーを回転させてキャビネット
内に収納し、据付時にミラーカバーを逆に回転させて所
定の位置でキャビネットを固定させてからコンバージェ
ンスを調整するようになっている。そのため、この構成
の表示装置も運搬時の振動などによるコンバージェンス
不良などは生じない。
されているような別な従来技術による投写型表示装置
は、運搬時は、ミラーカバーを回転させてキャビネット
内に収納し、据付時にミラーカバーを逆に回転させて所
定の位置でキャビネットを固定させてからコンバージェ
ンスを調整するようになっている。そのため、この構成
の表示装置も運搬時の振動などによるコンバージェンス
不良などは生じない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】これらの表示装置は、
コンバージェンスを調整した時点がミラーの変形がない
状態であり、この状態が維持できればコンバージェンス
不良など起こらない。
コンバージェンスを調整した時点がミラーの変形がない
状態であり、この状態が維持できればコンバージェンス
不良など起こらない。
【0014】また、キャビネットやミラーカバーなどの
構造部材の形状は、雰囲気温度の変化により単独ではわ
ずかに膨張収縮する程度で、ミラーの変形を起すほどで
はない。
構造部材の形状は、雰囲気温度の変化により単独ではわ
ずかに膨張収縮する程度で、ミラーの変形を起すほどで
はない。
【0015】しかし、雰囲気温度の変化によるキャビネ
ットやミラーカバーなどの構造部材の膨張収縮の変形差
については配慮されてなかった。そのため、コンバージ
ェンスを調整した時点の雰囲気温度と違う雰囲気温度下
で、表示装置を駆動するとコンバージェンス不良が起き
る。
ットやミラーカバーなどの構造部材の膨張収縮の変形差
については配慮されてなかった。そのため、コンバージ
ェンスを調整した時点の雰囲気温度と違う雰囲気温度下
で、表示装置を駆動するとコンバージェンス不良が起き
る。
【0016】この不良の状況をつぎに説明する。
【0017】通常、雰囲気温度は一定温度ではなく、年
間,日時,設置場所などで変動している。そこで、実用
状態を想定して、20℃をコンバージェンスを調整した
初期状態として、35℃と5℃の2つの温度条件で投写
型表示装置を駆動させコンバージェンス不良を測定し
た。
間,日時,設置場所などで変動している。そこで、実用
状態を想定して、20℃をコンバージェンスを調整した
初期状態として、35℃と5℃の2つの温度条件で投写
型表示装置を駆動させコンバージェンス不良を測定し
た。
【0018】表示装置の構成は、図8に示す従来例と同
じである。
じである。
【0019】キャビネットは、厚さ10mmのパーチク
ルボードであり、概略の外形の大きさは、高さ1000
mm、幅800mm、奥行き500mmであり、高さ4
00mmに映像源などを固定する棚を有する。
ルボードであり、概略の外形の大きさは、高さ1000
mm、幅800mm、奥行き500mmであり、高さ4
00mmに映像源などを固定する棚を有する。
【0020】ミラーカバーは、厚さ5mmのポリスチレ
ンを使った成形品でミラーを取り付ける部分がキャビネ
ットに固定される部分に対して所定の傾きを有してい
る。
ンを使った成形品でミラーを取り付ける部分がキャビネ
ットに固定される部分に対して所定の傾きを有してい
る。
【0021】キャビネットとミラーカバーの固定は、木
ねじにより、上下端各3、左右端各2カ所固定してい
る。
ねじにより、上下端各3、左右端各2カ所固定してい
る。
【0022】映像部はブラウン管を用い、投写レンズの
投写距離は700mmである。
投写距離は700mmである。
【0023】スクリーンサイズは対角1000mmで、
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに白点を表示し3原色の映像光点間の最大距離)を測
定した。
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに白点を表示し3原色の映像光点間の最大距離)を測
定した。
【0024】その結果、コンバージェンス不良は、スク
リーンの左右方向に最大1mmあった。この距離は、N
TSCレベルのテレビ画像を表示した場合の画素ピッチ
の半分相当であり、表示した映像に赤と青色のにじみが
現れ、画質に問題がある。さらに、ハイビジョン画像の
ように、高精細画像の場合には、画素ピッチ相当の距離
になるため、3原色の表示が一致せず、画質上重要な問
題となる。
リーンの左右方向に最大1mmあった。この距離は、N
TSCレベルのテレビ画像を表示した場合の画素ピッチ
の半分相当であり、表示した映像に赤と青色のにじみが
現れ、画質に問題がある。さらに、ハイビジョン画像の
ように、高精細画像の場合には、画素ピッチ相当の距離
になるため、3原色の表示が一致せず、画質上重要な問
題となる。
【0025】次にこのコンバージェンス不良発生メカニ
ズムを図10により説明する。
ズムを図10により説明する。
【0026】図は、ミラーカバーの上側のミラー取り付
け部の部分断面を表している。各雰囲気温度(a)35
℃(b)20℃(c)5℃での形状の変化を判り易くす
るため誇張して示す。20℃の状態は初期であり、ミラ
ー取り付け部に変形はなくコンバージェンス不良はな
い。
け部の部分断面を表している。各雰囲気温度(a)35
℃(b)20℃(c)5℃での形状の変化を判り易くす
るため誇張して示す。20℃の状態は初期であり、ミラ
ー取り付け部に変形はなくコンバージェンス不良はな
い。
【0027】ミラーカバー8のプラスチック材の線膨張
係数はキャビネット1の木材に比べて1桁ほど大きく、
キャビネット1の変形量よりミラーカバー8の変形量が
大きい。しかし、両者を固定したねじ12によりミラー
カバー8の変形は抑えられる。そのため、抑えられるこ
とにより応力が生じてミラーカバーの別の部分に加わ
る。この応力は、ミラーカバー8のねじで固定されてい
ない他の部分の形状を変形させる。雰囲気温度が初期の
20℃より高く35℃なると、キャビネット1とミラー
カバー8の上部の凸状になった部分は応力により盛り上
がる。そのため、ミラーカバー8上部の凸状部分に支持
されているミラーの上端位置も初期の距離l9から距離
l10へと大きくなり、その影響でミラー取り付け角度が
下向きに変動する。また、雰囲気温度が初期より低くな
ると、キャビネット1とミラーカバー8の上部の凸状に
なった部分が応力によりへこむ。その結果、ミラーカバ
ーの凸状部分に支持されているミラーの上端位置も初期
の距離l9から距離l11と小さくなり、その影響でミラ
ー取り付け角度が上向きに変動することになる。
係数はキャビネット1の木材に比べて1桁ほど大きく、
キャビネット1の変形量よりミラーカバー8の変形量が
大きい。しかし、両者を固定したねじ12によりミラー
カバー8の変形は抑えられる。そのため、抑えられるこ
とにより応力が生じてミラーカバーの別の部分に加わ
る。この応力は、ミラーカバー8のねじで固定されてい
ない他の部分の形状を変形させる。雰囲気温度が初期の
20℃より高く35℃なると、キャビネット1とミラー
カバー8の上部の凸状になった部分は応力により盛り上
がる。そのため、ミラーカバー8上部の凸状部分に支持
されているミラーの上端位置も初期の距離l9から距離
l10へと大きくなり、その影響でミラー取り付け角度が
下向きに変動する。また、雰囲気温度が初期より低くな
ると、キャビネット1とミラーカバー8の上部の凸状に
なった部分が応力によりへこむ。その結果、ミラーカバ
ーの凸状部分に支持されているミラーの上端位置も初期
の距離l9から距離l11と小さくなり、その影響でミラ
ー取り付け角度が上向きに変動することになる。
【0028】次に、実開平4−64882号公報に開示
されているような別な従来技術による投写型表示装置
も、詳述した従来例と同様にミラーカバーを固定してい
るために、キャビネットとミラーカバーを固定した平面
から、凸状になった部分が、雰囲気温度の変動で変形す
る。
されているような別な従来技術による投写型表示装置
も、詳述した従来例と同様にミラーカバーを固定してい
るために、キャビネットとミラーカバーを固定した平面
から、凸状になった部分が、雰囲気温度の変動で変形す
る。
【0029】その結果、ミラーで反射した投写部から投
写した映像光がスクリーンに結像する位置が、初期の状
態から移動し、コンバージェンス不良が生じ映像の品質
を劣化させていた。
写した映像光がスクリーンに結像する位置が、初期の状
態から移動し、コンバージェンス不良が生じ映像の品質
を劣化させていた。
【0030】本発明の目的は、投写型表示装置を設置し
た雰囲気温度が変動した場合にも、ミラーカバーの変形
でミラーの設置位置が変動することを極力抑えるように
し、コンバージェンス不良の少ない投写型表示装置を提
供するにある。
た雰囲気温度が変動した場合にも、ミラーカバーの変形
でミラーの設置位置が変動することを極力抑えるように
し、コンバージェンス不良の少ない投写型表示装置を提
供するにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ミラーカバーとキャビネットを固定する
手段がミラーカバーとキャビネットが平行移動可能なよ
うに固定する手段を採った。
め、本発明は、ミラーカバーとキャビネットを固定する
手段がミラーカバーとキャビネットが平行移動可能なよ
うに固定する手段を採った。
【0032】
【作用】このように構成すると、温度の変化でミラーカ
バーが膨張収縮変形しても、キャビネットとの固定部が
平行移動する。そのため、変形はミラーカバー自身のわ
ずかな変形に止まり、ミラーカバーに支持されているミ
ラーの位置もあまり移動しない。その結果、ミラーで反
射した投写部から投写した映像光がスクリーンに結像し
た位置も、初期状態からあまり移動しないので、コンバ
ージェンス不良が少なくなるものである。
バーが膨張収縮変形しても、キャビネットとの固定部が
平行移動する。そのため、変形はミラーカバー自身のわ
ずかな変形に止まり、ミラーカバーに支持されているミ
ラーの位置もあまり移動しない。その結果、ミラーで反
射した投写部から投写した映像光がスクリーンに結像し
た位置も、初期状態からあまり移動しないので、コンバ
ージェンス不良が少なくなるものである。
【0033】
【実施例】以下本発明による表示装置の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0034】(実施例1)図1は本発明による表示装置
の第1の実施例の側断面を表し、図2に図1の要部断面
(I−I´断面)、図3に取り付け部分の拡大断面図を示
す。
の第1の実施例の側断面を表し、図2に図1の要部断面
(I−I´断面)、図3に取り付け部分の拡大断面図を示
す。
【0035】キャビネット1の内側にブラウン管よりな
る映像源3と、該映像源3の映像を拡大投写する投写レ
ンズ4と、映像源3を駆動する電気回路など(図示せ
ず)を設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネッ
ト1の正面側にスクリーン2を設け、またキャビネット
1の後面側には、映像源3と投写レンズ4から出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーン2に向けて反射す
るミラー5とそのミラーをとめ具6,7で支持したミラ
ーカバー8を設けており、前記キャビネット1の後面に
は、ミラーカバー8をキャビネット1の後面に接触幅l
1にわたって端辺を接触保持可能で、平行移動可能なよ
うに隙間l2を有する溝9をキャビネット1の上部を除
く3辺の端部に構成し、該溝9にミラーカバー8を勘合
させて収納している。そして、溝9のないキャビネット
1の上部の端辺にガイドピン10をミラーカバー8の貫
通孔11を通してキャビネット1に固定している。ここ
で、ガイドピン10は、軸の径φ1がミラーカバー8の
貫通孔21の径φ2より細く、長さl3がミラーカバー8
の厚さt1より微小大きく設定してあるため、ミラーカ
バー8はキャビネット1の後面でキャビネット1から離
れることなく平行移動が可能なように固定される。その
のち、投写型表示装置は、コンバージェンスなどの画像
性能を調整される。
る映像源3と、該映像源3の映像を拡大投写する投写レ
ンズ4と、映像源3を駆動する電気回路など(図示せ
ず)を設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネッ
ト1の正面側にスクリーン2を設け、またキャビネット
1の後面側には、映像源3と投写レンズ4から出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーン2に向けて反射す
るミラー5とそのミラーをとめ具6,7で支持したミラ
ーカバー8を設けており、前記キャビネット1の後面に
は、ミラーカバー8をキャビネット1の後面に接触幅l
1にわたって端辺を接触保持可能で、平行移動可能なよ
うに隙間l2を有する溝9をキャビネット1の上部を除
く3辺の端部に構成し、該溝9にミラーカバー8を勘合
させて収納している。そして、溝9のないキャビネット
1の上部の端辺にガイドピン10をミラーカバー8の貫
通孔11を通してキャビネット1に固定している。ここ
で、ガイドピン10は、軸の径φ1がミラーカバー8の
貫通孔21の径φ2より細く、長さl3がミラーカバー8
の厚さt1より微小大きく設定してあるため、ミラーカ
バー8はキャビネット1の後面でキャビネット1から離
れることなく平行移動が可能なように固定される。その
のち、投写型表示装置は、コンバージェンスなどの画像
性能を調整される。
【0036】上記構成において投写型表示装置が置かれ
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度より変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは収縮
する。ミラーカバー8が膨張すると溝9の中の端辺が移
動して隙間l2が狭く接触幅l1が広くなる。あるいは、
逆にミラーカバー8が収縮すると溝9の中の端辺が移動
して隙間l2が広く接触幅l1が狭くなる。ここで、接触
幅l1と隙間l2は、膨張収縮による長さの変化分より充
分に長く設定してある。また、ガイドピン10に固定さ
れるミラーカバー8は、膨張収縮しても隙間l4が膨張
収縮による長さの変化分より充分に長く設定してある。
したがって、温度が変化したときのミラーカバー8の膨
張収縮による変化は、ミラーカバーを固定する部分に妨
げられることなく、ミラーカバー8自身のわずかな変形
に止まり、ミラーの位置もあまり移動しない。その結
果、ミラーで反射した投写部から投写した映像光がスク
リーンに結像した位置も、初期状態からあまり移動しな
いので、コンバージェンス不良が少なくなる。
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度より変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは収縮
する。ミラーカバー8が膨張すると溝9の中の端辺が移
動して隙間l2が狭く接触幅l1が広くなる。あるいは、
逆にミラーカバー8が収縮すると溝9の中の端辺が移動
して隙間l2が広く接触幅l1が狭くなる。ここで、接触
幅l1と隙間l2は、膨張収縮による長さの変化分より充
分に長く設定してある。また、ガイドピン10に固定さ
れるミラーカバー8は、膨張収縮しても隙間l4が膨張
収縮による長さの変化分より充分に長く設定してある。
したがって、温度が変化したときのミラーカバー8の膨
張収縮による変化は、ミラーカバーを固定する部分に妨
げられることなく、ミラーカバー8自身のわずかな変形
に止まり、ミラーの位置もあまり移動しない。その結
果、ミラーで反射した投写部から投写した映像光がスク
リーンに結像した位置も、初期状態からあまり移動しな
いので、コンバージェンス不良が少なくなる。
【0037】具体的には、従来例と概ね同じ構成で、キ
ャビネットが厚さ10mmのパーチクルボードであり、
概略の外形の大きさは、高さ1000mm、幅800m
m、奥行き500mmであり、高さ400mmに映像源
などを固定する棚を有する。
ャビネットが厚さ10mmのパーチクルボードであり、
概略の外形の大きさは、高さ1000mm、幅800m
m、奥行き500mmであり、高さ400mmに映像源
などを固定する棚を有する。
【0038】ミラーカバーは、厚さ5mmのポリスチレ
ンでミラーを取り付ける部分がキャビネットに固定され
る部分に対して所定の傾きを有している。
ンでミラーを取り付ける部分がキャビネットに固定され
る部分に対して所定の傾きを有している。
【0039】キャビネットとミラーカバーの固定は、キ
ャビネットの後面側に幅5.1mm、深さ20mmの溝
を両側端と下端の3方に設け、隙間l4と貫通孔21と
ガイドピンの軸との隙間l5は4mmとし、ガイドピン
は、上端を2ケ所固定した。また、映像源はブラウン管
を用い、投写レンズの投写距離は700mmである。
ャビネットの後面側に幅5.1mm、深さ20mmの溝
を両側端と下端の3方に設け、隙間l4と貫通孔21と
ガイドピンの軸との隙間l5は4mmとし、ガイドピン
は、上端を2ケ所固定した。また、映像源はブラウン管
を用い、投写レンズの投写距離は700mmである。
【0040】スクリーンサイズは対角1000mmで、
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
【0041】その結果、コンバージェンス不良は、X方
向に最大0.2mmと、従来に比べ5分の1になった。
この距離は、NTSCレベルのテレビ画像にもハイビジ
ョン画像のように、高精細画像の場合にも、問題にない
レベルである。
向に最大0.2mmと、従来に比べ5分の1になった。
この距離は、NTSCレベルのテレビ画像にもハイビジ
ョン画像のように、高精細画像の場合にも、問題にない
レベルである。
【0042】(実施例2)図4は本発明による表示装置
の第2の実施例の後方斜視図を表す。
の第2の実施例の後方斜視図を表す。
【0043】ブラウン管よりなる映像源と該映像源3の
映像を拡大投写する投写レンズと映像源3を駆動する電
気回路など(以上図示せず)をキャビネット1の内側に
設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネット1の
正面側にスクリーン(図示せず)を設け、またキャビネ
ット1の後面側には、映像源と投写レンズから出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーンに向けて反射する
ミラー(図示せず)と該ミラーを支持したミラーカバー
8をねじ12とガイドピン10で固定する。ねじ12
は、ミラーカバー下側の端辺がキャビネットから移動し
ないように固定し、ガイドピン10は、実施例1で詳述
したように、ミラーカバーの両端辺と上側の端辺をキャ
ビネット1と平行移動可能なように固定する。
映像を拡大投写する投写レンズと映像源3を駆動する電
気回路など(以上図示せず)をキャビネット1の内側に
設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネット1の
正面側にスクリーン(図示せず)を設け、またキャビネ
ット1の後面側には、映像源と投写レンズから出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーンに向けて反射する
ミラー(図示せず)と該ミラーを支持したミラーカバー
8をねじ12とガイドピン10で固定する。ねじ12
は、ミラーカバー下側の端辺がキャビネットから移動し
ないように固定し、ガイドピン10は、実施例1で詳述
したように、ミラーカバーの両端辺と上側の端辺をキャ
ビネット1と平行移動可能なように固定する。
【0044】こののち、投写型表示装置は、コンバージ
ェンスなどの画像性能を調整される。
ェンスなどの画像性能を調整される。
【0045】上記構成において投写型表示装置が置かれ
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ねじ12で固定したミラーカバーの下側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同じ作用によりガイドピン
10で妨げられることがない。したがって、ミラーカバ
ー8自身のわずかな変形に止まり、ミラーの位置もあま
り移動しない。その結果、ミラーで反射した投写部から
投写した映像光がスクリーンに結像した位置も、初期状
態からあまり移動しないので、コンバージェンス不良が
少なくなる。
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ねじ12で固定したミラーカバーの下側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同じ作用によりガイドピン
10で妨げられることがない。したがって、ミラーカバ
ー8自身のわずかな変形に止まり、ミラーの位置もあま
り移動しない。その結果、ミラーで反射した投写部から
投写した映像光がスクリーンに結像した位置も、初期状
態からあまり移動しないので、コンバージェンス不良が
少なくなる。
【0046】具体的に実施例1と同様な構成で実験をし
た。実施例1とはキャビネットとミラーカバーの固定方
法が異なる。キャビネットの後面側にミラーカバーの両
端辺各2個所と上端3個所の3辺をガイドピンで固定
し、下端をねじで3ケ所固定した。
た。実施例1とはキャビネットとミラーカバーの固定方
法が異なる。キャビネットの後面側にミラーカバーの両
端辺各2個所と上端3個所の3辺をガイドピンで固定
し、下端をねじで3ケ所固定した。
【0047】スクリーンサイズは対角1000mmで、
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
【0048】その結果、コンバージェンス不良は、スク
リーンの左右方向に最大0.1mmと、従来に比べ10
分の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ
画像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合
にも、問題にないレベルである。
リーンの左右方向に最大0.1mmと、従来に比べ10
分の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ
画像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合
にも、問題にないレベルである。
【0049】なお、上記実施例におけるねじでの固定
は、一辺においてミラーカバーの移動を抑えるもので、
その位置は、ミラーカバーの1辺であれば上側あるいは
左右側辺のいづれであってもよい。また、その固定方法
も、ねじに限るものではなく、例えば蝶番であっても、
同様の効果がある。
は、一辺においてミラーカバーの移動を抑えるもので、
その位置は、ミラーカバーの1辺であれば上側あるいは
左右側辺のいづれであってもよい。また、その固定方法
も、ねじに限るものではなく、例えば蝶番であっても、
同様の効果がある。
【0050】(実施例3)図5は本発明による表示装置
の第3の実施例の側断面を表し、図6に取り付け部分の
拡大断面図を示す。
の第3の実施例の側断面を表し、図6に取り付け部分の
拡大断面図を示す。
【0051】キャビネット1の内側にブラウン管よりな
る映像源3と、該映像源3の映像を拡大投写する投写レ
ンズ4と、映像源3を駆動する電気回路など(図示せ
ず)を設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネッ
ト1の正面側にスクリーン2を設け、またキャビネット
1の後面側には、映像源3と投写レンズ4から出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーン2に向けて反射す
るミラー5とそのミラーをとめ具6,7で支持したミラ
ーカバー8を上部の1辺に蝶番13で回転可能に固定
し、ミラーカバーをキャビネットに回転収納する。その
状態で設置場所に輸送した後に、下部,左右端辺を平行
移動できるガイドピン14で固定する。ガイドピン14
はキャビネット1の貫通孔15を通してミラーカバー8
に固定される。ここで、ガイドピン14は、軸の径φ3
がキャビネット1の貫通孔15の径φ4より細く、長さ
l5がキャビネット1の厚さt2より微小大きく設定して
あるため、ミラーカバー8はキャビネット1の後面側で
平行移動可能に固定される。こののち、投写型表示装置
は、コンバージェンスなどの画像性能を調整される。
る映像源3と、該映像源3の映像を拡大投写する投写レ
ンズ4と、映像源3を駆動する電気回路など(図示せ
ず)を設け、投写型表示装置の観視側となるキャビネッ
ト1の正面側にスクリーン2を設け、またキャビネット
1の後面側には、映像源3と投写レンズ4から出射した
映像光の光路を折り曲げてスクリーン2に向けて反射す
るミラー5とそのミラーをとめ具6,7で支持したミラ
ーカバー8を上部の1辺に蝶番13で回転可能に固定
し、ミラーカバーをキャビネットに回転収納する。その
状態で設置場所に輸送した後に、下部,左右端辺を平行
移動できるガイドピン14で固定する。ガイドピン14
はキャビネット1の貫通孔15を通してミラーカバー8
に固定される。ここで、ガイドピン14は、軸の径φ3
がキャビネット1の貫通孔15の径φ4より細く、長さ
l5がキャビネット1の厚さt2より微小大きく設定して
あるため、ミラーカバー8はキャビネット1の後面側で
平行移動可能に固定される。こののち、投写型表示装置
は、コンバージェンスなどの画像性能を調整される。
【0052】上記構成において投写型表示装置が置かれ
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、蝶番13で固定したミラーカバーの上側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同様な作用によりガイドピ
ン14とキャビネットとの隙間l6が膨張収縮による長
さの変化分より充分に長く設定してある。したがって、
温度が変化したときのミラーカバー8の膨張収縮による
変化を妨げることなくミラーカバー8自身のわずかな変
形に止まり、ミラーの位置もあまり移動しない。その結
果、ミラーで反射した投写部から投写した映像光がスク
リーンに結像した位置も、初期状態からあまり移動しな
いので、コンバージェンス不良が少なくなる。
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、蝶番13で固定したミラーカバーの上側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同様な作用によりガイドピ
ン14とキャビネットとの隙間l6が膨張収縮による長
さの変化分より充分に長く設定してある。したがって、
温度が変化したときのミラーカバー8の膨張収縮による
変化を妨げることなくミラーカバー8自身のわずかな変
形に止まり、ミラーの位置もあまり移動しない。その結
果、ミラーで反射した投写部から投写した映像光がスク
リーンに結像した位置も、初期状態からあまり移動しな
いので、コンバージェンス不良が少なくなる。
【0053】具体的に実施例1と同様な構成で実験をし
た。実施例1とはキャビネットとミラーカバーの固定方
法が異なる。キャビネットの後面側にミラーカバーの両
端辺各2個所と下端3個所の3辺をガイドピンで固定
し、上端を蝶番で3ケ所固定した。
た。実施例1とはキャビネットとミラーカバーの固定方
法が異なる。キャビネットの後面側にミラーカバーの両
端辺各2個所と下端3個所の3辺をガイドピンで固定
し、上端を蝶番で3ケ所固定した。
【0054】スクリーンサイズは対角1000mmで、
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
【0055】その結果、コンバージェンス不良は、スク
リーンの左右方向に最大0.2mmと、従来に比べ3分
の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ画
像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合に
も、問題にないレベルである。
リーンの左右方向に最大0.2mmと、従来に比べ3分
の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ画
像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合に
も、問題にないレベルである。
【0056】(実施例4)図7は本発明による表示装置
の第4の実施例の要部前面斜視図を表す。
の第4の実施例の要部前面斜視図を表す。
【0057】ブラウン管よりなる映像源と該映像源の映
像を拡大投写する投写レンズと映像源を駆動する電気回
路など(以上図示せず)をキャビネット1の内側に設
け、キャビネット1の上面側には、映像源と投写レンズ
から出射した映像光の光路を折り曲げてスクリーンに向
けて反射するミラー(図示せず)と該ミラーを支持した
ミラーカバー8をねじ12とガイドピン10で固定し、
投写型表示装置の観視側スクリーン(図示せず)を設け
る。ねじ12は、ミラーカバー下側の端辺がキャビネッ
トと移動しないように固定し、ガイドピン10は、ミラ
ーカバーの両端辺をキャビネット1に平行移動可能なよ
うに固定する。
像を拡大投写する投写レンズと映像源を駆動する電気回
路など(以上図示せず)をキャビネット1の内側に設
け、キャビネット1の上面側には、映像源と投写レンズ
から出射した映像光の光路を折り曲げてスクリーンに向
けて反射するミラー(図示せず)と該ミラーを支持した
ミラーカバー8をねじ12とガイドピン10で固定し、
投写型表示装置の観視側スクリーン(図示せず)を設け
る。ねじ12は、ミラーカバー下側の端辺がキャビネッ
トと移動しないように固定し、ガイドピン10は、ミラ
ーカバーの両端辺をキャビネット1に平行移動可能なよ
うに固定する。
【0058】こののち、投写型表示装置は、コンバージ
ェンスなどの画像性能を調整される。
ェンスなどの画像性能を調整される。
【0059】上記構成において投写型表示装置が置かれ
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ねじ12で固定したミラーカバーの下側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同じ作用によりガイドピン
10で妨げられることがない。したがって、ミラーカバ
ー8自身のわずかな変形に止まり、ミラーの位置もあま
り移動しない。その結果、ミラーで反射した投写部から
投写した映像光がスクリーンに結像した位置も、初期状
態からあまり移動しないので、コンバージェンス不良が
少なくなる。
る雰囲気温度が、画像性能を調整した温度から変化した
ときの動作を説明すると、温度が高いあるいは低い場
合、ねじ12で固定したミラーカバーの下側の端辺を支
点としてミラーカバー8は温度に比例して膨張あるいは
収縮する。ミラーカバー8の膨張あるいは収縮による変
化は、実施例1で詳述したと同じ作用によりガイドピン
10で妨げられることがない。したがって、ミラーカバ
ー8自身のわずかな変形に止まり、ミラーの位置もあま
り移動しない。その結果、ミラーで反射した投写部から
投写した映像光がスクリーンに結像した位置も、初期状
態からあまり移動しないので、コンバージェンス不良が
少なくなる。
【0060】具体的につぎに述べる構成で実験をした。
【0061】キャビネットは厚さ10mmのパーチクル
ボードで構成し、概略の外形の大きさは、高さ400m
m、幅800mm、奥行き500mmであり、天井部に
は、映像源,投写レンズを設ける構造を有する。
ボードで構成し、概略の外形の大きさは、高さ400m
m、幅800mm、奥行き500mmであり、天井部に
は、映像源,投写レンズを設ける構造を有する。
【0062】ミラーカバーは、厚さ5mmのポリスチレ
ンでミラーを取り付ける部分がキャビネットに固定され
る部分に対してが側面から見て所定の傾きを有してい
る。
ンでミラーを取り付ける部分がキャビネットに固定され
る部分に対してが側面から見て所定の傾きを有してい
る。
【0063】また、ミラーカバーは、ねじでキャビネッ
トの天井部の背面側の端辺と移動しないように固定し、
ガイドピンで、ミラーカバーの両端辺をキャビネットの
天井部に平行移動可能なように固定した。ここで、ガイ
ドピンが貫通するミラーカバーの貫通孔とガイドピンの
軸との隙間l5は4mmとした。また、スクリーンは、
ミラーカバーに取付け、映像源はブラウン管を用い、投
写レンズの投写距離は700mmである。
トの天井部の背面側の端辺と移動しないように固定し、
ガイドピンで、ミラーカバーの両端辺をキャビネットの
天井部に平行移動可能なように固定した。ここで、ガイ
ドピンが貫通するミラーカバーの貫通孔とガイドピンの
軸との隙間l5は4mmとした。また、スクリーンは、
ミラーカバーに取付け、映像源はブラウン管を用い、投
写レンズの投写距離は700mmである。
【0064】スクリーンサイズは対角1000mmで、
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
スクリーンの中心から上下±250mm左右±300m
mの四角形の4角でのコンバージェンス不良(スクリー
ンに表示された3原色の映像光の距離)を測定した。
【0065】その結果、コンバージェンス不良は、スク
リーンの左右方向に最大0.3mmと、従来に比べ3分
の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ画
像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合に
も、問題にないレベルである。
リーンの左右方向に最大0.3mmと、従来に比べ3分
の1になった。この距離は、NTSCレベルのテレビ画
像にもハイビジョン画像のように、高精細画像の場合に
も、問題にないレベルである。
【0066】以上本発明による実施例を4件詳細に説明
したが、上記実施例におけるねじでの固定は、一端辺に
おいてミラーカバーの移動を抑えるもので、その固定位
置はミラーカバーの1端辺であればいかなる場所であっ
てもよい。また、その固定方法も、ねじに限るものでは
なく、例えば蝶番であっても、同様の効果がある。
したが、上記実施例におけるねじでの固定は、一端辺に
おいてミラーカバーの移動を抑えるもので、その固定位
置はミラーカバーの1端辺であればいかなる場所であっ
てもよい。また、その固定方法も、ねじに限るものでは
なく、例えば蝶番であっても、同様の効果がある。
【0067】また、本発明におけるガイドピンの形状
は、実施例で説明した構造でなくても良く、ミラーカバ
ーとキャビネットを平行移動ができて、かつ平行移動す
る面に垂直な方向に移動させない機能を有していれば同
様の効果を得ることができる。
は、実施例で説明した構造でなくても良く、ミラーカバ
ーとキャビネットを平行移動ができて、かつ平行移動す
る面に垂直な方向に移動させない機能を有していれば同
様の効果を得ることができる。
【0068】また、本発明は、ミラーを支持するミラー
カバーと該ミラーカバーを支持するキャビネットとの温
度変化に対する変形量の差が、コンバージェンス不良に
つながることを明確にし、その改善を示したものであ
り、実施例に挙げた構造や材質に限るものでないことは
いうまでもない。
カバーと該ミラーカバーを支持するキャビネットとの温
度変化に対する変形量の差が、コンバージェンス不良に
つながることを明確にし、その改善を示したものであ
り、実施例に挙げた構造や材質に限るものでないことは
いうまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明による投写型
表示装置は、ミラーカバーとキャビネットを固定する手
段がミラーカバーとキャビネットが平行移動可能なよう
に固定したので、投写型表示装置を設置した雰囲気温度
が変動した場合にも、ミラーカバーの変形でミラーの設
置位置が変動することを極力抑えることができ、コンバ
ージェンス不良の少ない投写型表示装置を提供できる。
表示装置は、ミラーカバーとキャビネットを固定する手
段がミラーカバーとキャビネットが平行移動可能なよう
に固定したので、投写型表示装置を設置した雰囲気温度
が変動した場合にも、ミラーカバーの変形でミラーの設
置位置が変動することを極力抑えることができ、コンバ
ージェンス不良の少ない投写型表示装置を提供できる。
【図1】本発明による第1の実施例の側断面図である。
【図2】本発明による第1の実施例の部分断面図であ
る。
る。
【図3】第1の実施例に用いる固定部の要部拡大図であ
る。
る。
【図4】本発明による第2の実施例の側断面図である。
【図5】本発明による第3の実施例の側断面図である。
【図6】第3の実施例に用いる固定部の要部拡大図であ
る。
る。
【図7】本発明による第4の実施例の側断面図である。
【図8】従来の投写型表示装置の側断面図である。
【図9】従来の投写型表示装置のコンバージェンス不良
を説明する要部斜視図である。
を説明する要部斜視図である。
【図10】従来の投写型表示装置のコンバージェンス不
良の発生要因を説明する要部断面図である。
良の発生要因を説明する要部断面図である。
1…キャビネット、2…スクリーン、3,3R,3G,
3B…映像源、4…投写レンズ、5,5´…ミラー、
6,7…ミラー取付け具、8,8´…ミラーカバー、9
…溝、10,14…ガイドピン、11,15…貫通孔、
12…ねじ、13…蝶番、16,17,19,21…ミ
ラーの反射点、18,20,22…スクリーン上の映像
光の交点。
3B…映像源、4…投写レンズ、5,5´…ミラー、
6,7…ミラー取付け具、8,8´…ミラーカバー、9
…溝、10,14…ガイドピン、11,15…貫通孔、
12…ねじ、13…蝶番、16,17,19,21…ミ
ラーの反射点、18,20,22…スクリーン上の映像
光の交点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 靖彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 松村 佳憲 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 森 繁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】映像源と、該映像源の映像を拡大投写する
投写レンズとを設けたキャビネットと、観視側の面に透
過型スクリーンと、観視側と反対側の面に投写部から投
写した映像光がスクリーンに向かう光路を折り返すミラ
ーと、該ミラーを支持するミラーカバーとを設けてなる
投写型表示装置において、ミラーカバーとキャビネット
の固定手段が該ミラーカバーとキャビネットが平行移動
可能なように構成することを特徴とする投写型表示装
置。 - 【請求項2】上記ミラーカバーとキャビネットの固定手
段において、ミラーカバーとキャビネットを固定する端
辺のうちの1端辺の固定手段は、平行移動を制限するよ
う構成することを特徴とする請求項1記載の投写型表示
装置。 - 【請求項3】上記ミラーカバーとキャビネットの平行移
動を制限する固定手段は、該固定手段を設けたミラーカ
バーの端辺の内の1端辺を軸として回転可能にミラーカ
バーとキャビネットを固定することを特徴とする請求項
2項記載の投写型表示装置。 - 【請求項4】上記キャビネットにおいて、観視側とは反
対側の面に溝を有し、該溝にミラーカバーを勘合するこ
とを特徴とする請求項1記載の投写型表示装置。 - 【請求項5】映像源と、該映像源の映像を拡大投写する
投写レンズとを設けたキャビネットと、観視側の面に透
過型スクリーンと、観視側と反対側の面に投写部から投
写した映像光がスクリーンに向かう光路を折り返すミラ
ーと、該ミラーを支持するミラーカバーとを設け、ミラ
ーカバーとキャビネットを固定する回転可能な一端辺を
軸にして、ミラーカバーをキャビネット内に回転収納で
きる構成である投写型表示装置において、ミラーカバー
とキャビネットの固定手段が該ミラーカバーとキャビネ
ットが平行移動可能なように構成することを特徴とする
投写型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5182457A JPH0736107A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 投写型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5182457A JPH0736107A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 投写型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736107A true JPH0736107A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16118609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5182457A Pending JPH0736107A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 投写型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736107A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7108381B2 (en) | 2003-02-27 | 2006-09-19 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Projector apparatus |
| CN1301009C (zh) * | 2003-06-02 | 2007-02-14 | 三星电子株式会社 | 投影电视 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5182457A patent/JPH0736107A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7108381B2 (en) | 2003-02-27 | 2006-09-19 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Projector apparatus |
| CN1301009C (zh) * | 2003-06-02 | 2007-02-14 | 三星电子株式会社 | 投影电视 |
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