JPH0736211Y2 - リップシール - Google Patents

リップシール

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Publication number
JPH0736211Y2
JPH0736211Y2 JP1988122029U JP12202988U JPH0736211Y2 JP H0736211 Y2 JPH0736211 Y2 JP H0736211Y2 JP 1988122029 U JP1988122029 U JP 1988122029U JP 12202988 U JP12202988 U JP 12202988U JP H0736211 Y2 JPH0736211 Y2 JP H0736211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
lip
inner peripheral
seal
retaining ring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988122029U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0243561U (ja
Inventor
新一 鈴木
俊郎 藤井
達也 中井
吉春 中村
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Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Publication of JPH0243561U publication Critical patent/JPH0243561U/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、外側抑えリングと内周抑えリングとの間にリ
ップリングを挟持したリップシールに関するものであ
る。
[従来の技術] この種のリップシールが実開昭56-113262号公報に開示
されている。リップ部(リップリング)の内周部は軸心
方向に突出して回転軸周面に接合するようになってお
り、リップ部の外周部は外環(外側抑えリング)と内環
(内側抑えリング)とにより挟持されている。この構成
により内環側の高圧流体が回転軸周面からの漏洩が防止
されるようになっている。リップ部の外周部を挟持する
外環の内周端はリップ部の内周部近くまで延出してお
り、リップ部に作用する内環側の圧力が外環により効果
的に受け止められ、シール性能の低下に繋がるリップ部
の変形不良の防止が図られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、内環の内周端はリップ部の外周部付近に
位置しており、回転軸に対するリップシールの嵌め込み
時における嵌め込み作用方向が回転軸の軸線方向に一致
していない場合にはリップ部の内周シール部と回転軸周
面との間には片当たりが生じ、この片当たりによる摺動
抵抗が内環により抑えられていないリップ部の内周部を
浮き上がらせる。この浮き上がりが生じればリップ部と
回転軸周面との間の接合領域が回転軸方向の幅長におい
て短くなり、必要なシール性能を確保できないという問
題がある。
又、リップ部の内周部付近が内環により抑えられていな
い構成では内環側が負圧になった時にもリップ部の内周
部がやはり浮き上がり、必要なシール性を確保できな
い。
本考案は回転軸周面におけるシール性能を向上したリッ
プシールを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そのため本考案では外側抑えリングと内側抑えリングと
の間に単一のリップリングを挟持したリップシールにお
いて、リップシールの軸心方向に湾曲状に突出したリッ
プリングの内周部の近傍まで外側抑えリングの内周部を
リップリングの凸面側に沿うように湾曲して突出させる
と共に、内側抑えリングの内周部をリップリングの凹面
側に接触するように湾曲して突出させ、さらに内側抑え
リングの内周端を外側抑えリングの内周端に対応するよ
うに内周シール部付近まで延出し、両内周端によりリッ
プリングを挟着している。
[作用] リップリングに作用する内側抑えリング側の圧力はリッ
プリングの内周シール部近傍まで延出する外側抑えリン
グにより効果的に受け止められる。又、内側抑えリング
の先端が外側抑えリングの先端に合わせて内周シール部
付近まで延出しているため、回転軸にリップシールを嵌
め込む際に回転軸とリップリングの内周シール部との間
に片当たり的な摺動抵抗が生じた場合にもこの摺動抵抗
による内周シール部の回転軸周面からの浮き上がりが防
止され、内側抑えリング側が負圧になった場合にも内周
シール部が回転軸周面から浮き上がることはない。
[実施例] 以下、本考案を圧縮機のリップシールに具体化した一実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す圧縮機は揺動斜板式圧縮機であり、回転軸
1上のスライド可能なスリーブ2の軸ピン2aに揺動可能
に支持された斜板3が回転軸1と共に回転する回転駆動
体4により回転することなく揺動され、ピストン5が往
復駆動される。斜板3の傾角はクランク室C内の圧力と
吸入圧とのピストン5を介した差により左右され、クラ
ンク室C内の圧力は電磁制御弁機構6を介した吐出冷媒
ガス供給により制御される。
クランク室Cを形成するフロントハウジング7と回転軸
1との間にはリップシール8が介在されており、クラン
ク室C内の高圧冷媒ガスのリーク防止が行われている。
リップシール8は、固定リング9と、その外周に嵌めら
れたゴム製のシールリング10と、固定リング9の内周に
嵌め込まれたPTFE(ポリ−テトラ−フルオロ−エチレ
ン)製のリップリング11と、リップリング11を挟むよう
に固定リング9の内周に嵌め込まれた内外一対の金属製
の抑えリング12,13と、リップリング11、内側抑えリン
グ12及び外側抑えリング13を束にして挟持する固定リン
グ9と外側抑えリング13との間に介在されたゴム製のシ
ール部材14と、内側抑えリング12を被覆するシール部材
15とから構成されている。
リップリング11の内周シール部11aはその軸心方向にお
いてクランク室C側に湾曲して突出形成されており、内
周シール部11aの凸面側が回転軸1の周面に接合してい
る。外側抑えリング13はリップリング11の凸面側に沿う
ように湾曲形成されており、外側抑えリング13の先端が
内周シール部11aの近傍まで到達している。内側抑えリ
ング12はリップリング11の凹面側に沿って接触するよう
に湾曲形成されており、内側抑えリング12の先端が内周
シール部11aの近傍まで到達している。即ち、内側抑え
リング12の内周端と外側抑えリング13の内周端とはリッ
プリング11をその厚み方向へ挟む位置に揃えられてい
る。
リップリング11の厚み方向へリップリング11を挟む位置
に両抑えリング12,13の内周端を揃えた構成によれば回
転軸1周面に沿った高圧冷媒ガスのリーク防止が確実で
ある。即ち、回転軸1にリップシール8を嵌め込む際の
嵌め込み作用方向が回転軸1の軸線方向に一致せず、回
転軸1の周面とリップリング11の内周シール部11aとの
間に片当たり的な摺動抵抗が生じた場合にも、この摺動
抵抗による内周シール部11aの浮き上がり作用が内周シ
ール部11a近傍まで到達している内側抑えリング2によ
り抑えこまれる。これにより内周シール部11aが回転軸
1の周面から浮き上がることはない。又、回転軸1にリ
ップシール8を嵌め込んだ後に圧縮機内の空気を抜いて
冷媒ガスを充填する場合にはクランク室Cが負圧となる
が、クランク室Cが負圧となった場合にも内周シール部
11a近傍まで到達する内側抑えリング12の抑え作用によ
り内周シール部11aが回転軸1の周面から浮き上がるこ
とはない。従って、内周シール部11aと回転軸1との接
合領域は回転軸方向の幅長において十分に確保され、冷
媒ガス充填後の回転軸1周面に沿った圧力リークが内周
シール部11aと回転軸1との間の接合及び外側抑えリン
グ13の冷媒ガス圧受け止め作用により確実に防止され
る。
本考案は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば前記実施例における固定リング9と外側抑え
リング13とを一体にしたリップシールあるいは固定リン
グ9と内側抑えリング12とを一体にしたリップシールに
本考案を適用することも可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案は、リップリングの内周シー
ル部の近傍において内外抑えリングの内周端によりリッ
プリングをその厚み方向に挟むようにしたので、回転軸
へのリップシールの片当たり的な嵌め込みあるいは負圧
が生じた場合にも内周シール部の回転軸周面からの浮き
上がりがなく、回転軸の周面に沿った圧力リークを確実
に防止し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した一実施例を示す側断面図、
第2図は要部拡大断面図である。 リップシール8、リップリング11、内周シール部11a、
内側抑えリング12、外側抑えリング13。
フロントページの続き (72)考案者 中井 達也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)考案者 中村 吉春 愛知県名古屋市千種区宮根台1丁目3―21 (56)参考文献 特開 昭63−312569(JP,A) 特開 平2−8565(JP,A) 実開 昭61−49164(JP,U) 特公 昭41−15847(JP,B1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側抑えリングと内側抑えリングとの間に
    単一のリップリングを挟持したリップシールにおいて、
    リップシールの軸心方向に湾曲状に突出したリップリン
    グの内周シール部の近傍まで外側抑えリングの内周部を
    リップリングの凸面側に沿うように湾曲して突出させる
    と共に、内側抑えリングの内周部をリップリングの凹面
    側に接触するように湾曲して突出させ、さらに内側抑え
    リングの内周端を外側抑えリングの内周端に対応するよ
    うに内周シール部付近まで延出し、両内周端によりリッ
    プリングを挟着したリップシール。
JP1988122029U 1988-09-16 1988-09-16 リップシール Expired - Lifetime JPH0736211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122029U JPH0736211Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 リップシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122029U JPH0736211Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 リップシール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0243561U JPH0243561U (ja) 1990-03-26
JPH0736211Y2 true JPH0736211Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31369578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988122029U Expired - Lifetime JPH0736211Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 リップシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736211Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149164U (ja) * 1984-09-06 1986-04-02
JPS63312569A (ja) * 1987-06-15 1988-12-21 Nippon Pillar Packing Co Ltd オイルシ−ル
JPH028565A (ja) * 1988-01-11 1990-01-12 Taiho Kogyo Co Ltd リップシール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0243561U (ja) 1990-03-26

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