JPH0736341U - メカニカル・リレーによる交流の開閉回路 - Google Patents
メカニカル・リレーによる交流の開閉回路Info
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- JPH0736341U JPH0736341U JP7560893U JP7560893U JPH0736341U JP H0736341 U JPH0736341 U JP H0736341U JP 7560893 U JP7560893 U JP 7560893U JP 7560893 U JP7560893 U JP 7560893U JP H0736341 U JPH0736341 U JP H0736341U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 交番電流の開閉回路の開閉素子として、高価
なSSR等の半導体リレーを使用することなしに、交流
メカニカル・リレーを使用して安価で長寿命な交流の開
閉回路を提供する。 【構成】 ACリレー1の一つの接点端子2aに電流検
出手段4を直列に接続し、前記電流検出手段4の後段に
ゼロクロス回路6を接続するとともに、前記ACリレー
1の他方の接点端子2b及び前記電流検出手段4に対し
て、前記ゼロクロス回路6を並列に接続する。
なSSR等の半導体リレーを使用することなしに、交流
メカニカル・リレーを使用して安価で長寿命な交流の開
閉回路を提供する。 【構成】 ACリレー1の一つの接点端子2aに電流検
出手段4を直列に接続し、前記電流検出手段4の後段に
ゼロクロス回路6を接続するとともに、前記ACリレー
1の他方の接点端子2b及び前記電流検出手段4に対し
て、前記ゼロクロス回路6を並列に接続する。
Description
【0001】
この考案は、交番電流の開閉回路(ON/OFF回路)に関するものであり、 詳しくは、メカニカル・リレーまたは有接点リレーと呼ばれる電磁石により磁性 体を吸引/反発することによって接点を開閉する機械的なリレーを使用した交流 の開閉回路に関する。
【0002】 なお、本考案においては、交番電流の導通及び遮断を接点の開閉により行うリ レーのことを交流メカニカル・リレーと呼んでおり、以後、交流メカニカル・リ レーのことをACリレーと称することにする。
【0003】
開閉回路にあっては、誘導負荷によって突入電流が発生したり、接点開放(O FF)時に逆起電力が発生したりする。このようなとき、メカニカル・リレーの 接点には、アークが発生して炭化物や硝酸を生成し、接点寿命を短くし、ノイズ を発生させるなどしていた。
【0004】 従来、交番電流を開閉するには、ACリレーまたは半導体リレーを使用してい た。 ACリレーを使用した交流の開閉回路において、負荷のインダクタンス成分に よる逆起電力を吸収し、接点を保護しようとするときは、誘導負荷と並列にコン デンサ及び抵抗を接続したり、誘導負荷と並列にバリスタを接続したりした回路 を接点保護回路として使用している。
【0005】
ACリレーの接点の寿命を短くしている最大の原因は、接点OFF時に誘導負 荷によって逆起電力が生じることによる接点でのアークの発生であった。 従来の交流リレーの接点保護回路は、ある程度、OFF時の誘導負荷による逆 起電力を吸収し、接点でのアークを防止する効果があったが、充分ではないとい う問題点を有していた。
【0006】 なぜなら、従来のACリレーを使用した交流の開閉回路は、誘導負荷によって 逆起電力が発生するので、その逆起電力が発生したことを前提として、逆起電力 を吸収するために保護回路を設けるという考え方をしていたからである。
【0007】 つまり、負荷を流れる交番電流のOFF時の電流値によっては、非常に大きな 逆起電力が発生し、接点保護回路が充分に逆起電力を吸収しきれないことが起き ていた。
【0008】 一方、SSR(ソリッド・ステート・リレー)等の半導体リレーは、無接点で あり、アークの発生がなく、寿命の点では申し分ないが、ACリレーと比べて、 一般に非常に高価であるという難点があった。
【0009】 また、半導体リレーは、導通時(ON時)の発熱がメカニカル・リレーと比べ て大きいという欠点を有しており、一般に大電流を連続して流すことが困難であ り、あえて、大電流を連続して流そうとすると、大きな放熱板が必要であり、容 積が大きくなってしまうという問題点もあった。
【0010】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、交番電流の開閉素子として、高価なSSR等の半導体リレーを使用す ることなく、従って放熱板を用いずに大電流を連続的に流すことができる、安価 で長寿命なメカニカル・リレーによる交流の開閉回路を提供することにある。
【0011】
上記目的を達成するため、本考案に係わる請求項1記載のメカニカル・リレー による交流の開閉回路は、ACリレーの一つの接点端子に電流検出手段を直列に 接続し、前記電流検出手段の後段にゼロクロス回路を接続するとともに、前記A Cリレーの他方の接点端子及び前記電流検出手段に対して、前記ゼロクロス回路 を並列に接続した構成としている。
【0012】 ここで、電流検出手段とは、ACリレーの接点に流れる電流の変化を検出する 素子または回路であって、例えば電流トランス(Current Transf −ormer 以後、CTと称する)の如きもののことである。
【0013】 また、ゼロクロス回路とは、交番電流の電流値が零の時刻に回路が非導通とな る作用を有する回路のことで、例えば双方向性素子を主構成要素とし、電流また は電圧検出手段からの信号により、回路の導通及び遮断を行う作用を持つ回路の ことである。
【0014】 また、本考案に係わる請求項2記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回 路は、ACリレーの一つのコイル端子ともう一つのコイル端子の間に電圧検出手 段を並列に接続し、前記電圧検出手段の後段にゼロクロス回路を接続するととも に、前記ACリレーの一つの接点端子と他方の接点端子との間に前記ゼロクロス 回路を並列に接続した構成としている。
【0015】 ここで、電圧検出手段とは、ACリレーのコイル端子に印加された電圧がOF Fされるときに発生する逆起電力を検出する素子または回路のことである。
【0016】
先ず、請求項1記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回路の作用を説明 する。 ACリレーの接点が閉じているときは、交流電源から電流検出手段及びACリ レーの接点を経て負荷を結ぶラインのインピーダンスは、非常に低いため、前記 交流電源からゼロクロス回路を経て負荷を結ぶラインには交番電流は、分流せず 、交流電源から電流検出手段及びACリレーの閉じている接点を経て負荷を結ぶ ライン上を流れる。
【0017】 ACリレーの接点が開くと、ACリレーの接点及び電流検出手段には電流が流 れなくなるので、交番電流は、ゼロクロス回路を経由して負荷に流れようとする 。 ゼロクロス回路は、前記電流検出手段が検出するACリレーの接点に流れる電 流の変化と同期して、電流を交番電流のゼロクロスの時刻になるまで、交流電源 からゼロクロス回路を経て負荷を結ぶライン上を流れるようにする。
【0018】 次に、請求項2記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回路の作用を説明 する。 ACリレーの接点が閉じているとき、すなわちACリレーのコイル端子に電圧 が印加されているときは、交流電源からゼロクロス回路を経て負荷を結ぶライン には電流は、分流せず、交番電流は、交流電源からACリレーの閉じている接点 を経て負荷を結ぶライン上を流れる。
【0019】 ACリレーの接点が開くと、すなわちACリレーのコイル端子に電圧が印加さ れなくなると、ゼロクロス回路は、電圧検出手段が検出したACリレーのコイル 端子の電圧変化に同期して動作を開始する。 電流は、交番電流のゼロクロスの時刻になるまで、交流電源からゼロクロス回 路を経て負荷を結ぶライン上を流れる。
【0020】 一般に誘導負荷による逆起電力は、−di/dtで表され、本考案に係わる請 求項1及び請求項2記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回路は、ゼロク ロス回路の作用により、ACリレーの接点が離れてから、i≒0の時刻になるま で交番電流が負荷に流れ続ける。 従って、ACリレーの接点でのアークを非常に小さくできる。
【0021】
図面を参照して実施例を説明する。 図1は、請求項1記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回路の構成の一 例を示したものである。
【0022】 電流検出手段4には、CTを使い、CTの一次側の巻線の一つの終端とACリ レーの一つの接点端子2aとを直列に接続し、CTの二次側の後段には、ゼロク ロス回路6を設けている。
【0023】 ゼロクロス回路6は、ACリレー1の他方の接点端子2b及びCTの一次側の 巻線のもう一つの終端とに対して、並列に接続している。
【0024】 ゼロクロス回路6は、整流回路、双方向サイリスタ(トライアック)8などで 構成している。 整流回路は、4個のダイオード及び4個のダイオードに並列に接続したコンデ ンサ(C)からなっている。
【0025】 ACリレーの接点が閉じているときは、前記コンデンサ(C)は、充電された 状態にあり、双方向サイリスタ8は、ゲート電流は流れているが、ゲート(G) と電極(T1、T2)間の電圧が低いので、閉じている。
【0026】 ACリレー1の接点が離れると、ACリレー1の接点及び電流検出手段4には 、電流が流れなくなり、コンデンサ(C)の電荷が放電して双方向サイリスタ8 は、ターンオンし、交番電流のゼロクロスの時刻までターンオン状態となる。
【0027】 図2は、請求項2記載のメカニカル・リレーによる交流の開閉回路の構成の一 例を示したものである。 電圧検出手段5は、ACリレー1のコイル端子3に印加される電圧を検出する 回路または素子であって、例えばフォトカプラ9が内蔵している赤外LEDを使 用する。 コイル端子3に電圧が印加されている状態から、電圧がOFFされると、逆起 電力が発生し、前記赤外LEDに電流が流れ、発光する、つまり赤外線を発する 。
【0028】 ゼロクロス回路7は、例えば(フォトカプラ9が内蔵している)フォトトライ アック8をACリレー1の一つの接点端子2aと他方の接点端子2bとの間に並 列に接続した構成としている。
【0029】 コイル端子3に印加される電圧がOFFになるとき、逆起電力により電圧検出 手段(赤外LED)5は発光し、フォトトライアック8は、ターンオン状態とな る。
【0030】 従って、交流電源からACリレー1の接点を介して負荷に流れていた電流は、 ACリレー1の接点が離れるので、交流電源からターンオン状態となったフォト トライアック8を介して負荷に流れるようになる。 ターンオン状態となったフォトトライアック8は、交番電流のゼロクロスの時 刻付近でターンオフする。
【0031】 なお、コイル端子3に印加する電圧のON/OFFは、図2においては、トラ ンジスタで行うようにしているが、スイッチを使用してもよい。
【0032】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。 SSRのような高価な半導体リレーを使わずに、メカニカル・リレー(ACリ レー)で交番電流の開閉をすることができるので、当業者が大電流用のメカニカ ル・リレーを選択すれば、大電流を連続的に流すことのできる交流の開閉回路を 提供することができ、しかもACリレーの接点の寿命を従来のACリレーの接点 保護回路を使ったときよりも大幅に長くすることができるので、安価で長寿命な メカニカル・リレーによる交流の開閉回路を提供することができる。
【図1】請求項1記載のメカニカル・リレーによる交流
の開閉回路の構成の一実施例を示すブロック図。
の開閉回路の構成の一実施例を示すブロック図。
【図2】請求項2記載のメカニカル・リレーによる交流
の開閉回路の構成の一実施例を示すブロック図。
の開閉回路の構成の一実施例を示すブロック図。
1 ACリレー 2a、2b 接点端子 3 コイル端子 4 電流検出手段(CT) 5 電圧検出手段(赤外LED) 6 請求項1に係わるゼロクロス回路 7 請求項2に係わるゼロクロス回路 8 双方向サイリスタ(トライアック) 9 フォトカプラ C 整流用コンデンサ G ゲート T1、T2 電極
Claims (2)
- 【請求項1】 交流メカニカル・リレーの一つの接点端
子に電流検出手段を直列に接続し、前記電流検出手段の
後段にゼロクロス回路を接続するとともに、前記交流メ
カニカル・リレーの他方の接点端子及び前記電流検出手
段に対して、前記ゼロクロス回路を並列に接続したこと
を特徴とするメカニカル・リレーによる交流の開閉回
路。 - 【請求項2】 交流メカニカル・リレーの一つのコイル
端子ともう一つのコイル端子の間に電圧検出手段を並列
に接続し、前記電圧検出手段の後段にゼロクロス回路を
接続するとともに、前記交流メカニカル・リレーの一つ
の接点端子と他方の接点端子との間に前記ゼロクロス回
路を並列に接続したことを特徴とするメカニカル・リレ
ーによる交流の開閉回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7560893U JPH0736341U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | メカニカル・リレーによる交流の開閉回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7560893U JPH0736341U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | メカニカル・リレーによる交流の開閉回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736341U true JPH0736341U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13581100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7560893U Pending JPH0736341U (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | メカニカル・リレーによる交流の開閉回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736341U (ja) |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP7560893U patent/JPH0736341U/ja active Pending
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