JPH0736546A - 位置決め制御装置及びこれを用いたステージ装置 - Google Patents

位置決め制御装置及びこれを用いたステージ装置

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JPH0736546A
JPH0736546A JP17930493A JP17930493A JPH0736546A JP H0736546 A JPH0736546 A JP H0736546A JP 17930493 A JP17930493 A JP 17930493A JP 17930493 A JP17930493 A JP 17930493A JP H0736546 A JPH0736546 A JP H0736546A
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JP
Japan
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steady state
control device
value
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positioning control
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JP17930493A
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English (en)
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Makiko Mori
真起子 森
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で精密な安定性の高い制御ができる制
御装置を実現すること。 【構成】 制御対象の位置を計測する計測手段と、制御
対象の現在値と目標値とのずれ量を求める算定手段と、
算定手段により求められたずれ量に応じて制御対象を駆
動する制御信号を生成して出力する制御信号出力手段
と、を備える位置決め制御装置において、制御対象が定
常状態に入ったことを確認する定常状態確認手段を有
し、定常状態確認手段により制御対象が定常状態となっ
たことが確認された後にずれ量を求め、そのずれ量に応
じた制御信号を生成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的な自動機に使用
されている制御装置に関し、特に目標値からのオフセッ
トを持って安定する目標物を制御する制御系や、駆動部
が安定してから目標物が安定するまでにディレイが生じ
る場合の制御系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御系においては、サー
ボドライバに代表されるように、ある時点において、目
標値と現在値との差が予め定められたトレランスに入っ
たときに発生するNearビットを確認することで駆動
が完了したと認識することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したNearビッ
トを用いて駆動完了を認識する制御系には以下に記すよ
うな問題点がある。
【0004】1.駆動停止時のハンチング状態のときに
オーバーシュートが発生すると、図11に示すようにN
earビットが複数発生してしまい、駆動が完了したと
誤認してしまう。
【0005】2.オフセットをもった系では使用するこ
とができない。これは、目標物が目標値からオフセット
を持った値で安定してしまうと、上記のように構成され
た制御系ではいつまでも偏差が小さくならず、したがっ
てNearビットも発生しないためにタイムアウトエラ
ーになってしまう。オフセットをもつ原因としては、 1)図12に示すように、フィードバックループの差分回
路としてオペアンプを用いたとき等が考えられる。
【0006】オペアンプ自身のオフセット電圧は調整で
取られていたとしても、入力段の抵抗値(R1とR2)
には規格内の誤差が必ず存在する。出力電圧は下記の式
(1)で表されるものとなるので、入力段の抵抗値R1
とR2が異なると、目標値と現在値とが実際は異なるの
に偏差は0となり、そこで安定してしまう。
【0007】 -V(偏差)=(Rf/R1)×V(目標)-Rf/R2×V(現在)・・・・・・(1) この誤差は微小ではあるが、高精度の制御系においては
無視できない。
【0008】2)制御対象の姿勢変化(ピッチングなど)
により、駆動点は目標値になっても、計測点が目標値か
らオフセットを持った値で安定することがある。
【0009】3)駆動軸と計測軸が異なる場合には、オフ
セットをもった値で安定しやすい。
【0010】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、短時間で精密
な安定性の高い制御ができる制御装置を実現することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の位置決め制御装
置は、制御対象の位置を計測する計測手段と、制御対象
の現在値と目標値とのずれ量を求める算定手段と、算定
手段により求められたずれ量に応じて制御対象を駆動す
る制御信号を生成して出力する制御信号出力手段と、を
備える位置決め制御装置において、制御対象が定常状態
に入ったことを確認する定常状態確認手段を有すること
を特徴とする。
【0012】この場合、定常状態確認手段の出力によ
り、制御対象が定常状態に入ったことを確認した後に、
ずれ量を求めることとしてもよい。
【0013】また、定常状態確認手段は、計測手段を通
して得られた情報の一部を選択し、選択された情報のば
らつきが小さくなったときに定常状態に入ったことを認
識することとしてもよい。
【0014】この場合、ばらつきが小さくなったとは、
最大値と最小値との差が小さくなったことで判断しても
よく、ばらつきが小さくなったとは、分散が小さくなっ
たことで判断してもよい。
【0015】本発明のステージ装置は、上記のいずれか
に記載の位置決め制御装置によってステージを制御する
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では制御対象が定常状態となったことが
確認された後にずれ量が求められるので、ずれ量が正確
なものとなり、オーバーシュート等のときに誤認が発生
することが回避される。更に、オフセットをもって安定
してしまうようなサーボ系においても、定常状態に入っ
たことを確認することにより誤ったずれ量が生成される
ことがない。このため、ずれ量に対する補正を適切かつ
迅速に行うことができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の構成を記述した
ブロック図である。同図に於いて、11〜1mは第1駆
動制御部〜第m駆動制御部(mは1以上の整数)であ
る。第1駆動制御部11〜第m駆動制御部1mは、各々
指令値1〜指令値mと、一次センサ1〜一次センサmが
一致するように制御出力1〜制御出力mを出力し、フィ
ードバック制御を行っている。2は定常状態検出部であ
り、二次センサ1〜二次センサnを入力とし、定期的に
センサ値を読みとって記億装置3に記億する。そして、
各センサ値が定常状態に達したことを検出すると、現在
値1〜nを出力する。nはmと同様に1以上の整数であ
る。4は比較部であり、本システムより上位にあるマス
タ(不図示)から与えられる目標値1〜nと定常状態検
出部2から出力される現在値1〜nとを比較する。5は
指令値生成部であり、比較部4の出力をもとに、第1駆
動制御部11〜第m駆動制御部1mに対して指令値1〜
指令値mを出力する。
【0019】上記実施例では、定常状態検出部2は二次
センサ1〜nを入力とするように述べたが、各二次セン
サに対応して1つずつ定常状態検出部21〜2nを設け
てもよい。また、複数の二次センサを1つの定常状態検
出部に入力し、2以上n未満の定常状態検出部を設ける
など、自由に構成できる。
【0020】定常状態検出部2が出力する現在値は、後
述する定常状態検出時に求められるデータを流用して、
過去何回かの二次センサ値の平均値としたり、最大値と
最小値との中間値としたりする方法もあるし、新たに二
次センサ1〜nを読み込んで現在値とすることもでき、
いろいろな方法が考えられる。
【0021】また、定常状態検出部2は、常時現在値を
出力しつつ、定常状態を検出したときには定常状態信号
を出力するようにすることもできる。
【0022】本発明に関わる制御対象の一例を図2に示
す。同図はXY方向に移動可能なステージを示す図であ
る。
【0023】ベース206上にYステージ205が設け
られている。Yステージ205上にはXステージ204
が設けられ、さらにその上に本実施例における制御の目
標物であるところのオブジェクト203が載置されてい
る。
【0024】Yステージ205は、駆動制御部(不図
示)からの制御出力に従って回転するモータ207によ
って駆動される。モータ207の回転量はエンコーダ2
08によって計測され、一次センサ入力として駆動制御
部に入力される。
【0025】一方、オブジェクト203はレーザビーム
202を照射するレーザ干渉計201によってその位置
が計測され、二次センサ入力として定常状態検出部(不
図示)に入力される。
【0026】X軸についても、Y軸とまったく同じ構成
になっているが、今、Yステージにのみ注目すると、図
1において、 n=1,m=1 とした制御システムが適用される。
【0027】次に、図3に示したフローチャートを用い
て本発明の制御装置の動作について説明する。
【0028】まず、不図示のマスタからYステージの目
標値が入力される(ステップS301)。そして、駆動
制御部に対し、指令値を出力する(ステップS30
2)。指令値は、1回目の場合は目標値であってもよい
し、定常状態検出部から出力される現在値を用いてずれ
量を求めた上で指令値を求めても良い。
【0029】ただし、図4に示すように、Xステージ4
03,Yステージ404の上にティルトステージ402
が設けられて傾きをもっているような場合には、指令値
が必ずしも目標値と一致するとはいえない。同図におい
て、オブジェクト401の中心のY座標をY0Yステー
ジの中心のY座標をYSとすると、Y0とYSには△Yの
差が生じている。
【0030】また、レーザ干渉計のスケールとエンコー
ダのスケールの目盛に誤差があって、同じ位置でも計測
値が異なることも考えられる。このような場合には、目
標値を補正して指令値を求めると追い込み回数が減り、
より速く位置決めすることできる。
【0031】ステップS302にて指令値が出力される
と、エンコーダ値が指令値と等しくなるように駆動制御
部が制御信号を出力してモータを駆動し、やがて安定す
る。この後、二次センサ入力であるところのレーザ干渉
計出力が定常状態に達するのを待つ(ステップS30
3)。具体的な安定チェック方法は後述する。
【0032】こういった場合、安定を無制限に待つので
はなく、安定チェックタイマを用いて、規定時間内に安
定することを確認するのが一般的である。規定時間内に
安定しなければエラーとする。
【0033】上記のステップS303の前に、一次セン
サであるところのエンコーダ出力を参照してYステージ
が定常状態になるのを待ってもよい。このステップもス
テップS303と同様に、後述する安定チェック方法を
用いればよいが、従来のように指令値とセンサ値との差
がトレランス以下になったことを確認する方法でも構わ
ない。ただし、フィードバックループ内に、前述したよ
うな差分回路を用いている場合にはトレランスを大きく
したり、厳密にゲイン調整をするなどの対処が必要であ
る。
【0034】Yステージが定常状態に達したときにオブ
ジェクトを観察してみると、必ずしも定常状態になって
いるとは限らない。なぜなら、Yステージとオブジェク
トとの間にはXステージがあり、他にも多くの構成要素
が存在する可能性があることによる。このような複数の
構成要素がある場合には、それらのバネ成分がそれぞれ
働くこととなるので、Yステージが安定してからオブジ
ェクトが安定するまでに時間がかかるのである。
【0035】こうすると、Yステージの安定チェックタ
イマと、オブジェクトの安定チェックタイマを独立に設
定でき、オブジェクトの安定チェックタイマはエンコー
ダ出力が定常状態になったときにスタートとすることが
できる。すると、オブジェクトの安定チェックタイマに
は、Yステージの駆動量によらず、適正なタイマ値が設
定でき、エラーを早く検出できるというメリットがあ
る。
【0036】レーザ干渉計の出力が定常状態に達したの
を確認すると、次に、ずれ量を求める(ステップS30
4)。ずれ量を求めるための計算式は下記の式(2)で
ある。
【0037】ずれ量=目標値−現在値・・・・・・(2) 図2に示したモデルにおいて、目標値と現在値との間に
ずれ量が発生する原因をいくつか述べる。
【0038】1) 伝達系のガタ、バックラッシュなど 2) ステージの姿勢変化(ピッチングなど)によって、
オブジェクト203が傾き、目標値まで行かない。
【0039】3) 他の駆動軸によるY方向の他成分があ
るために、オブジェクト203がずれる。
【0040】4) レーザ干渉計201とエンコーダ20
8との間でスケールの目盛誤差があるためにエンコーダ
208の示す値が指令値となってもレーザ干渉計201
では、目標値に行かない。
【0041】また、図2のモデルにはあてはまらない
が、一次センサとして静電容量センサのような非リニア
リティ成分のある計測器を用いていると、リニアリティ
誤差によって目標値にいかないことも考えられる。
【0042】これらにより、追い込み駆動が必要になる
ことがある。
【0043】再び図3を参照して制御動作について説明
する。
【0044】ステップS304にてずれ量を求めた後、
求められたずれ量を、あらかじめ設定されているトレラ
ンスと比較し、追い込み駆動の要否を判断する(ステッ
プS305)。ずれ量の絶対値がトレランス以内ならば
追い込み駆動はせずに、本処理を終了とする。ずれ量の
絶対値がトレランス外だった場合にはYステージの追い
込み駆動を行うので、指令値にステップS304で計算
したずれ量を加算して新しい指令値を求める。そしてス
テップS302にもどり、前述の処理を繰り返す。
【0045】ただし、追い込み駆動の回数も無制限では
ないのが通常で、追い込み回数が制限値に達していれば
エラーとする。
【0046】なお、上記実施例では、位置制御について
述べたが、速度制御を行う場合でも同様である。
【0047】次に、ステップS303で用いる安定チェ
ック方法を図1を参照して詳細に説明する。
【0048】定常状態検出部2は、レーザ干渉計から得
られる二次センサ入力を定期的に読みとり、記憶装置3
に格納し、格納された過去の連続するk個のデータを一
組として安定状態を評価する。
【0049】定常状態検出部2で行われる第1の安定チ
ェック方法における評価基準を図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0050】定常状態検出部2は、一組のデータを記憶
装置3から読みだし(ステップS501)、その中から
最大値と最小値を検索し(ステップS502)、各々を
Max,Minとする。そして、MaxとMinとの差
があらかじめ定められた安定幅以下であるかの確認を行
い(ステップS503)、安定幅以下であるならば定常
状態に達していると認識し、安定チェックを終了する。
もし、MaxとMinとの差が安定幅より大きければ、
まだ定常状態になっていないと判断し、新しいデータを
加えた別の組を用いて評価をし、それでもまだなら再
度、というように安定するまで評価を繰り返す。
【0051】以下、上記の安定チェック方法について図
面を用いて具体的に説明する。
【0052】図6は、図2のモデルにおいて、オブジェ
クト203の位置を縦軸とし、時間を横軸に記したグラ
フの一例を示したものである。
【0053】速度制御を行う場合は、縦軸がオブジェク
ト203の速度になる。
【0054】同図において、例えば、k=5とする。
今、t=t5の時点においては、t1≦t≦t5に得ら
れたデータを一組として評価する。t=tiのときに得
られたデータをyiとすると、Maxはy1、Minは
y3である。そして、MaxとMinとの差、△y5を求
め、安定幅εと比較する。
【0055】△y5= y3− y1 安定幅εは図示していないが、△y5>εだとすると、
まだ安定していないと判断し、t=t6の時点で、y2〜
y6を用いて再び評価する。
【0056】そのようにして、yi-4〜yiを評価したと
きに、△yi≦εとなれば、ここで、定常状態になった
ことが確認される。
【0057】次に、定常状態検出部2で行われる第2の
安定チェック方法の評価基準を説明する。
【0058】第2の安定チェック方法でも第1の安定チ
ェック方法と同様に、連続したk個のデータを一組とし
て評価する。
【0059】第2の安定チェック方法は、計測時点から
過去k回の計測値の平均と今回得られたデータとの差分
を二乗したものをk回分平均して分散とし、この分散が
あらかじめ設定された安定幅以内ならば定常状態に達し
ているとするものであり、以下にフローチャート(図
7)およびグラフ(図8)を参照して説明する。
【0060】まず、今までのk個のデータの合計SUM
に今回のデータを加え、k回前のデータを減じて合計S
UMを更新し(ステップS701)、合計SUMをkで
割って過去k回の平均を求める。図8には、オブジェク
トの位置変動を実線で示し、k=5とした場合の平均を
破線で示している。例えば、t=t5のときの破線の位
置は、y1〜y5の平均値を示している。
【0061】次に、平均から今回のデータを減じて今回
の差分を求める(ステップS703)。例として、t=
t5のときの差分が図8中に示されている。
【0062】続いて、過去k回の差分の二乗和に今回の
差分の二乗を加え、k回前の差分の二乗を減じ、二乗和
を更新する(ステップS704)。更新すると、t=t
5のとき、二乗和は差分801〜差分805の二乗和になる。
【0063】続いて、更新した二乗和をkで割り、分散
を求める(ステップS705)、さらに、分散が規定の
安定幅以内か否か判断する(ステップS706)。分散
が安定幅以内だった場合は、定常状態に達していると認
識し、安定チェックを終了する。安定幅に入っていなけ
れば、まだ定常状態に達していないと判断し、ステップ
S701に戻り、新しいデータを加えた別の組を用いて
再び評価する。
【0064】上記のような安定チェック方法において
は、はじめのうちは計測データが大きく変化するので、
平均も時時刻刻と変化していくが、定常状態に近づくに
従って平均は安定してくる。また、平均がデータに対し
て時間遅れをもっていることにより、変動中は差分も大
きな値をとる。定常状態になると平均はほとんど動かな
くなり、計測データは定常振動の範囲内で振動している
ので、差分は小さくなり、分散が安定幅内に入るのであ
る。
【0065】常時このチェックを行って、必要なときに
参照することもできるし、必要なときにだけこのチェッ
クを起動させることもできる。後者の場合は、図7には
示していないが、安定チェックが起動されてからk個の
計測データが得られるまでは計測データの合計SUMを
更新し、過去k個の平均が得られたのち、その平均から
今回値の差分を求め、差分の二乗を更にk個分累計する
処理が入る。
【0066】第1、第2の安定チェック方法とも、前述
したように、安定チェックタイマを設定しておき、規定
時間内に安定にならなければ、他に何らかの原因がある
ので安定エラーとしてエラー処理を行う。
【0067】第1、第2の安定チェック方法とも、サン
プリング間隔は定常振動が再現できる程度、kは一周期
分程度に設定するとよい。
【0068】第1の方法は、処理が簡単なのでハードウ
ェアでも構成しやすい。最大値をホールドする方法とし
てアナログ回路で処理するなどを用いれば記億装置が必
要なく、削除してもまったく差し支えない。
【0069】第2の方法は、全データを検索することが
ないので、kが大きくなっても処理時間が短くて済むと
いうメリットがある。従って、1つの定常状態検出部で
判定するべき軸の多い制御系に向く。
【0070】また、これらの方法は駆動後の安定チェッ
クだけでなく、非駆動時のインポジションチェックの方
法としてもそのまま応用ができる。
【0071】特に第2の方法を用いると、計測機器にお
ける電気的ノイズや外乱などによって、制御対象は動い
ていないにもかかわらず、計測値が突発的にずれてしま
うといったときにもエラーが生じないものとすることが
できる。また、たとえ制御対象が動いたとしても高周波
成分が、実際にこの装置上で行われるプロセスには不感
な場合、エラーとはしたくないという需要もある。
【0072】図9に示すように、従来は上述した外乱が
ポジションエラーにならないようにトレランスを広げる
ことで対処しなければならなかったが、本来トレランス
は定常振動の範囲にとどめるべきであり、トレランスを
広げて対処するのは望ましくない。
【0073】第2の方法によれば、トレランスを定常振
動の範囲に保ったままとすることができ、外乱が発生し
ても、その時点での分散がトレランスに入っていればエ
ラーとなることはない。
【0074】本発明に関わる制御対象の他の実施例を図
10に示す。
【0075】図10(a)はZ,ωx,ωy方向に駆動
可能な機構の側面図であり、図10(b)は上面図であ
る。
【0076】本実施例はオブジェクト1002の中央を
中心とする円弧上の3点に、z方向に移動するインチワ
ーム1008,1010,1012を載置し、オブジェ
クト1002を保持するものである。各インチワーム1
008,1010,1012は、各々第1駆動制御部〜
第3駆動制御部(ともに不図示)に接続されており、各
駆動制御部から出力されるパルス(制御出力)によって
駆動される。また、各インチワーム1008,101
0,1012に対応した、同心円の円弧上にギャップセ
ンサ1009,1011,1013が用意され、オブジ
ェクト1002の裏面までの距離を計測する。計測され
たギャップ値は一次センサ入力として各駆動制御部に入
力される。
【0077】一方、オブジェクト1002はティルト成
分を計測するレーザ干渉計1001及び1005によっ
て姿勢が計測されている。ωyレーザ干渉計1001
は、レーザビーム1004をオブジェクト1002にむ
けて照射して、そのティルト成分ωyを計測する。ま
た、ωxレーザ干渉計1005は、レーザビーム101
4をオブジェクトに向けて照射してそのティルト成分ω
xを計測する。これらによって得られたティルト成分
(ωx,ωy)は、二次センサ入力として定常状態検出
部に入力される。
【0078】上記のように構成される本実施例には、図
1に示した制御機構に対し、 n=2,m=3 とした制御システムが適用される。
【0079】オブジェクト1002を傾かせようとした
場合の制御装置の動作を説明する。フローチャートは前
述の例と同様に図3を用いる。
【0080】まず、目標値(ωx,ωy)が指示され
る。そして、目標値(ωx,ωy)を各ギャップセンサ
の取付位置座標に基づいて3つのZ軸に分配し、指令値
1〜3を求める。求められた指令値1〜3を、第1〜第
3駆動制御部に対して、出力する。
【0081】すると、第1〜第3駆動制御部が動作し
て、一次センサ入力1〜3が指令値1〜3になるまでイ
ンチワーム1〜3を駆動し、やがて定常状態になる。
【0082】そのとき、二次センサ入力であるレーザ干
渉計の出力は必ずしも目標値に収束しようとしていると
は限らない。故に、前述の安定チェック方法で定常状態
になるのを待つ。
【0083】レーザ干渉計の出力が安定したのを確認す
ると、下記の式(3)に従って、各ティルト成分(ω
x,ωy)のずれ量を求める。
【0084】 ωxずれ量=ωx目標値−ωx現在値 ωyずれ量=ωy目標値−ωy現在値・・・・・・(3) 求められた各ずれ量を、あらかじめ設定されているトレ
ランスと比較し、追い込み駆動の要否を判断する。ずれ
量の絶対値がトレランス以内ならば追い込み駆動はせず
に、本処理を終了する。トレランス外だった場合は各Z
軸の追い込み駆動を行う。追い込み駆動量は、上式で計
算したティルト成分の各ずれ量を、各ギャップセンサの
取付位置座標をもとに各Z軸に分配して求める。
【0085】上記のようにして求めた追い込み駆動量を
前回の指令値1〜3に加えることで、新しい指令値1〜
3が求められるので、これを第1〜第3駆動制御部に出
力し、以下、前述の処理を繰り返す。
【0086】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0087】オーバーシュートのときでも定常状態にな
ったと誤認することがなく、また、オフセットをもって
安定してしまうようなサーボ系においても定常状態に達
したことを正しくかつ迅速に認識し、ずれ量を補正する
ことができるので、短時間で精密な安定性の高い制御が
できる効果がある。
【0088】さらに、通常のオフセットを持たない系に
対してや、インポジションチェックにも応用することが
でき、駆動軸の多い制御対象に用いても全軸同様の方法
で制御できるので、処理が簡単かつ明快となり迅速な制
御を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を記述したブロック図
である。
【図2】本発明に関わる制御対象の一例である。
【図3】本発明の制御装置の動作を示したフローチャー
トである。
【図4】指令値の補正について説明するための図であ
る。
【図5】本発明で用いる第1の安定チェック方法を示す
フローチャートである。
【図6】第1の安定チェック方法を説明するためのグラ
フである。
【図7】第2の安定チェック方法を示すフローチャート
である。
【図8】第2の安定チェック方法を説明するためのグラ
フである。
【図9】ノイズに対するトレランスを説明するためのグ
ラフである。
【図10】本発明に関わる制御対象の他の例である。
【図11】従来の駆動完了検出方法を示すグラフであ
る。
【図12】フィードバック回路内でオフセットが発生す
ることを説明する為のブロック図である。
【符号の説明】
2 定常状態検出部 3 記憶装置 4 比較部 5 指令値生成部 11 第1駆動制御部 12 第2駆動制御部 201,1001,1005 レーザ干渉計 202,1004,1014 レーザビーム 203,401,1002 オブジェクト 204,403 Xステージ 205,404 Yステージ 206,1003 ベース 207 モータ 208 エンコーダ 402 ティルトステージ 1008,1010,1012 インチワーム 1009,1011,1013 ギャップセンサ S301〜S306,S501〜S503,S701〜
S706 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の位置を計測する計測手段と、 前記制御対象の現在値と目標値とのずれ量を求める算定
    手段と、 前記算定手段により求められたずれ量に応じて制御対象
    を駆動する制御信号を生成して出力する制御信号出力手
    段と、を備える位置決め制御装置において、 前記制御対象が定常状態に入ったことを確認する定常状
    態確認手段を有することを特徴とする位置決め制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置決め制御装置におい
    て、 前記定常状態確認手段の出力により、前記制御対象が定
    常状態に入ったことを確認した後に、前記ずれ量を求め
    ることを特徴とする位置決め制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の位置決め制御装置におい
    て、 前記定常状態確認手段は、前記計測手段を通して得られ
    た情報の一部を選択し、前記選択された情報のばらつき
    が小さくなったときに定常状態に入ったことを認識する
    ことを特徴とする位置決め制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の位置決め制御装置におい
    て、 ばらつきが小さくなったとは、最大値と最小値との差が
    小さくなったことで判断されることを特徴とする位置決
    め制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の位置決め制御装置におい
    て、 ばらつきが小さくなったとは、分散が小さくなったこと
    で判断されることを特徴とする位置決め制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の位置決め制御装置によってステージを制御することを
    特徴とするステージ装置。
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