JPH0736858A - 信号処理プロセッサ - Google Patents

信号処理プロセッサ

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JPH0736858A
JPH0736858A JP5179594A JP17959493A JPH0736858A JP H0736858 A JPH0736858 A JP H0736858A JP 5179594 A JP5179594 A JP 5179594A JP 17959493 A JP17959493 A JP 17959493A JP H0736858 A JPH0736858 A JP H0736858A
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JP
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circuit
signal
processing
unit
programmable logic
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JP5179594A
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Junichi Kimura
淳一 木村
Yoshito Nene
義人 禰寝
Yoshiki Noguchi
孝樹 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、画像信号や音声信号などの複
数種の信号を処理するための信号処理プロセッサであっ
て、かつ、回路規模の小さい信号処理プロセッサを提供
することにある。 【構成】基本信号処理部14、プログラマブル・ロジッ
ク部31とこれらを結ぶバス18からなる。基本信号処
理部14の制御により、データ入出力線32およびバス
18を介してプログラマブル・ロジック部31へ外部メ
モリから回路構成情報を転送する。基本信号処理部14
とプログラマブル・ロジック部のデータの受け渡し、制
御はバス18を介して行う。プログラマブル・ロジック
部は外部メモリとの制御線22,データ線33および、
外部機器との通信用の入力線20、出力線19を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理プロセッサに
関し、特に、高速性と汎用性が要求される画像信号の複
合端末において画像信号や音声信号の解析、符号化、合
成などの複数種の信号を処理するための信号処理プロセ
ッサに関する。
【0002】
【従来の技術】信号処理プロセッサ(DSP)はプロセ
ッサ内部に積和演算回路を内蔵しているため、フィルタ
処理や、周波数変換、マトリクス演算などをソフトウェ
アで容易に実現することができる。しかし、画像信号処
理においては処理する画素数が非常に多く、例えばディ
ジタルTV信号の処理では20M画素/秒の速度で各画
素に対し処理を行わなければならない。このためDSP
によるソフトウェア処理だけでは処理速度が間に合わ
ず、DSPの他に専用回路を別に設けざるを得ない。回
路規模の縮小を図るために、例えば、豊蔵他, 「ア ビ
デオ ディジタルシグナル プロセッサー ウィズ ア
ベクターパイプライン アーキテクチャー」(1992
アイ・イー・イー・イー インターナショナル ソリッ
ドステートサーキッツ コンファレンス ダイジェスト
オブ テクニカル ペイパーズ)72ページから73
ページ("A Video Digital Signal Processor with a V
ector-Pipeline Architecture", 1992 IEEE Internatio
nal Solid-State Circuits Conference DIGEST OF TECH
NICAL PAPERS, pp72-73 (1992.2))に示されるような、
専用回路のDSP内への内蔵が行われている。以下、図
1を用いて上記文献のDSPの構成について簡単に説明
する。
【0003】図1は専用回路を内蔵したDSPの従来例
である。専用回路内蔵DSP1には算術演算論理ユニッ
ト(ALU)、補助レジスタ、アキュムレータなどから
なる基本信号処理部(CORE部)14とそれ以外の専
用回路からなる。CORE部14は、これ単体で通常の
DSPとして動作する。
【0004】画像処理、特に画像の圧縮においては8画
素x8ラインのブロック単位での処理が基本となる。ブ
ロックに対する主な演算はブロック間の各画素間の差分
計算、数1、数2に示す離散コサイン変換(DCT)、
あるいは数3に示すフィルタ処理等である。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】
【数3】
【0008】これらの処理を効率的に行うために、DS
P1では8x8(64ワード)のメモリ6、7、8とD
CT回路15、フィルタ回路16を備え、これらをスイ
ッチ回路13で自由に切り替えられるようになってい
る。たとえば2つの外部メモリからそれぞれブロックを
読出し、これらの差分信号にDCTを施す処理を考える
と、DSP1は以下に示す動作をおこなう。
【0009】1.アドレス21、22よりそれぞれのブ
ロックのアドレスを出力する。
【0010】2.それぞれのアドレスに対応した画像デ
ータ2,3をそれぞれ選択回路4,5で選択し、内部メ
モリ6,7に順次格納する。
【0011】3.内部メモリ6、7の信号を1画素ずつ
同時に読出しCORE部14で差分を計算する。
【0012】4.計算結果はバス18を介して第3の内
部メモリ8に格納される。
【0013】5.差分計算が終了した後、内部メモリ8
を読出し、DCT回路15に入力する。
【0014】6.DCT回路の出力をバス18、選択回
路4を介して内部メモリ6に格納する。
【0015】こうした、処理により効率よく画像の圧縮
処理を実行することができる。また、DSP1にはこれ
らの他に外部との信号入出力として出力線19、入力線
20および入出力制御回路17を有する。なお、信号線
21および信号線22は外部よりデータを読み込む時の
外部機器のアドレスなどの制御線を出力している。
【0016】図2にCORE部14の例を示す。COR
E部分はALU206、アキュムレータ207を中心と
する演算部分と、補助レジスタ201と、内部RAM2
08、内部ROM209とに分かれる。これらの入出力
の設定や制御はROM209あるいは外部ROMに格納
されているプログラムに従って行われる。図2において
はこのプログラムのバス、プログラム解析部分は省略し
てある。
【0017】演算部分では積和演算が容易に処理できる
ような構成となっている。積算回路204へは選択回路
202、203によりバス200の信号あるいはプログ
ラムバスなどの外部バスよりの信号210が入力され
る。選択回路205にてこの積算結果あるいはバス20
0の信号かが選択されALU206に入力される。AL
U206ではプログラムの内容によって加算、減算、論
理演算などが実行され結果がアキュムレータ207に格
納される。アキュムレータ207の内容は必要に応じて
RAM208あるいは補助レジスタ201に転送するこ
とも可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】専用回路をプロセッサ
内部に取り込むことによって、画像信号のように高速な
処理を必要とする信号処理を実行することが可能にな
る。しかし、さらに高速な信号処理を必要とする場合に
は専用回路部分の割合が多くなり、複数の異なった画像
信号処理を行う場合には、それぞれの信号処理に対応し
た専用回路を持つ必要があるために全体の回路規模が増
大してしまう。
【0019】本発明の目的は、画像信号や音声信号など
の複数種の信号を処理するための信号処理プロセッサで
あって、かつ、回路規模の小さい信号処理プロセッサを
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の信号処理プロセッサは、外部より回路構成
を設定可能なプログラマブル・ロジック部と、アキュム
レータ、算術論理演算ユニット、補助レジスタからなる
基本信号処理部であって、外部メモリより回路構成情報
を取り込み上記プログラマブル・ロジック部へ転送する
制御手段を備えた基本信号処理部と、上記プログラマブ
ル・ロジック部と基本信号処理部とを接続するバスとか
ら構成され、処理対象となる入力信号に複数種の処理を
して出力する場合に、上記基本信号処理部が、複数種の
処理に対応するプログラマブル・ロジック部に関する複
数種の回路構成情報を該プログラマブル・ロジック部が
各処理を開始する毎に逐次上記外部メモリから読み出
し、上記プログラマブル・ロジック部へ転送することを
特徴とする。
【0021】
【作用】上記手段により信号処理プロセッサの汎用性を
失うことなく、しかも、回路規模も増加させることなし
に複数の異なった高速信号処理を実行することができ
る。
【0022】
【実施例】図3の実施例を用いて本発明の説明を行う。
図3の実施例は第1図と同じ機能を実現したものであ
る。31で示したプログラマブル・ロジック部(PL
部)が本発明の部分である。CORE部14の制御によ
り、例えばデータ入出力線32から、バス18を介して
PL部31へ回路構成情報を転送する。CORE部14
とPL部のデータの受け渡し、制御はバス18を介して
行う。PL部は外部メモリとの制御線22,データ線3
3および、外部機器との通信用の入力線20、出力線1
9をもつ。バス18は時分割で異なる種類のデータを伝
送する信号線と、単一のデータ専用の信号線からなる。
【0023】図4を用いて、本発明の実施例であるPL
部31の説明をおこなう。PL部は外部、例えばバス1
8より回路構成情報を転送することにより、処理内容の
異なる信号処理を実行することができる。PL部は演算
セル303、セル間配線304、310〜315および
外部入出力回路300〜302から構成される。演算セ
ルは主に信号処理を行う部分で入力信号線310より信
号を入力し、処理した結果を出力信号線311に出力す
る。これらの入出力信号線はセル間に配置されたバス
(例えば312)に接続される。これらバスの結線をバ
ス・スイッチ304で行うことにより各演算セルの入出
力を自由に設定できる。なお、バスのビット数は何ビッ
トでも構わないが、以下、4ビットの場合を例にして説
明を行う。外部入出力回路には出力専用の回路300、
入力専用回路301、入出力兼用回路302が予め用意
されており、演算セルと同様に、上記のバスに接続され
ており、自由な結線が可能である。なお、図4では、紙
面の都合により演算セル、外部入出力回路の一部のみを
記述してある。演算セル数、外部入出力回路の数は処理
の量に応じて増やすことが必要である。
【0024】図5に演算セルの実施例を示す。入力信号
310はフィードバック信号358とともに論理演算回
路350に入力される。論理演算回路では入力された信
号に対応した値359が出力される。論理演算回路の出
力値359あるいは、出力値359をフリップフロップ
351によって1クロック遅延させたものは選択回路3
52において選択信号355に従って選択される。選択
された信号はデマルチプレクサ353において、選択信
号356に従って、出力信号311のうちの選択部分に
出力される。非選択部分は出力バスと切断状態になる。
一方フリップフロップ351の出力358はフィードバ
ック信号として論理演算回路350に入力される。論理
演算回路350の演算内容選択情報357、選択回路3
52の選択情報355、デマルチプレクサ353の選択
情報356は、PL部31外部より、演算に先だって入
力され保持される。例えば、論理演算回路350はRA
Mで構成し、選択情報355、356はRAM354に
おいてその内容を保持することにより実現することがで
きる。
【0025】本実施例では入力信号310、出力信号3
11は4ビット、論理演算出力値359、フィードバッ
ク信号358は1ビットとしているが、これらは任意の
値で構わない。
【0026】図6にバス・スイッチの構成例を示す。図
6は図4におけるバス・スイッチ304の構成例である
が、他のバス・スイッチについても同様な構成で実現が
可能である。図6のバス・スイッチは内部のスイッチ
(360、363、364、365、366など)の状
態によって、信号線312、313、314、315の
接続を自由に設定ができる。バス312を中心に考える
と、次のようなスイッチの状態にすることにより他のバ
スと接続をすることができる。
【0027】 スイッチの状態 信号312の接続先 360 363 364 365 366 OFF OFF OFF OFF OFF 312独立 ON ON ON OFF OFF 312=313 OFF ON OFF ON OFF 312=314 ON ON OFF OFF ON 312=315 上記の組み合わせも可能である。スイッチの接続制御は
各々のスイッチに接続された制御線を経由して行われ
る。これらの各接続情報はRAM361ないの1ビット
のメモリへ対応しており、RAM361の内容を変える
ことにより、各スイッチの接続をそれぞれ独立に制御す
ることができる。RAM361ないのスイッチの接続情
報は、バスの使用に先だって設定する。図6ではRAM
は一ケ所に集中して配置してあるが、各スイッチの近傍
に1ビットずつ分散させて配置しても構わない。
【0028】図7に本実施例の動作のタイミングチャー
トを示す。図7は先に説明した図1の処理を行った場合
の例を示している。まず、CORE部は、PL部を回路
情報書き込み可能な状態にする。次に、画素毎の差分計
算を行う回路の回路情報を、例えば外部ROMなどより
読出し、プログラマブル・ロジック部の各回路情報を格
納するメモリ(RAM354、361など)にバス18
を介して転送する。転送が終了した後にPL部を動作可
能な状態にし、バス18を介して処理の起動を行う。P
L部の処理の終了はバス18を介してCORE部に通知
され、終了確認後に同様の手順によりDCT回路情報の
転送、起動をおこなう。
【0029】図8に本発明の第2の実施例を示す。第2
の実施例が図3の実施例と異なる点は、PL部にローカ
ル・メモリ41が接続された点である。先に図5に示し
た論理演算セルは1ビットのメモリとして使用すること
も可能であるが、回路の配置効率が悪くなる。PL部内
部あるいは外部に予めメモリを確保することによって一
定面積内に多くのメモリを確保することができる。メモ
リとしてはRAM、ROM、同時読み書き可能なRA
M、FIFOなどが可能である。図8では1つのメモリ
のみが信号線25を介して接続されているが、複数のメ
モリを接続することも可能である。その時の接続形態は
1つの信号線にバス形式でメモリのデータ線を接続する
ことも、各メモリ毎に独立に接続することも可能であ
る。
【0030】図9に本発明の第3の実施例を示す。第3
の実施例が第2の実施例と異なる点は、ローカル・メモ
リ41がバス18を介してCORE部14からも直接ア
クセスできる点である。このような構成をとることによ
り、CORE部14とPL部31がローカル・メモリを
共用することができ、メモリを介した信号伝送が可能に
なる。図9のメモリの代わりに、複数のメモリを接続す
ることも可能である。CORE部14とPL部31のロ
ーカル・メモリ41の競合を避けるために、一方がロー
カルメモリを使用している場合はビジー信号を表示する
信号線が必要になる。
【0031】図10に本発明の第4の実施例を示す。第
3の実施例が第3の実施例と異なる点は、ローカル・メ
モリ41が選択回路61によりCORE部14あるいは
PL部31何れかに接続する点である。このような構成
をとることにより、CORE部14とPL部31が時分
割でローカル・メモリを使用することがでる。図10の
ようにのメモリを2面用意し、どちらか一方をCORE
部14に、他方をPL部に接続し、その接続先をCOR
E部あるいはPL部あるいは外部信号の命令により単位
処理終了毎に切り替えることにより、前処理をCORE
部14が、後処理をPL部31(あるいはその逆)が行
うパイプライン処理が可能となる。
【0032】図11に第5の実施例を示す。第5の実施
例はPL部が複数のバンク31−1、31−2、31−
3に分かれている点である。それぞれのバンク間の信号
のやりとりは自由にできるため論理的には上記で示した
実施例と同じ処理を行うことが可能である。第5の実施
例の特徴はバンク毎に回路構成情報を変更することがで
きる点にある。例えばバンク31−1、31−2、31
−3のうちバンク31−1、31−2の処理を実行させ
ながらバンク31−3の回路構成情報を変更することが
可能になる。回路構成情報の転送終了を示すフラグを設
け、転送終了をCORE部14あるいは他のバンクに通
知することも可能である。回路構成情報転送時には周囲
のバンクやCORE部に影響を及ぼさないために、出力
信号を強制的に固定値にする機構が含まれる。この機能
は回路構成情報を転送していることを他のPLに知ら
せ、各PL内で誤動作防止の処理を行うことによっても
実現できる。
【0033】図11において各PLに共通回路部分があ
る場合には1つの回路構成情報を対応する複数のPLに
同時に書込むことも可能である。
【0034】図12は第6の実施例である。第6の実施
例ではPL部の入出力部にバッファ回路が挿入されてい
る。図12はバッファとしてFIFO(先入れ先出しメ
モリ)81、82、83を採用した例である。FIFO
を入れることによりPL部31の内部と外部の信号転送
速度が異なる場合にも容易に信号の受け渡しを行うこと
ができる。また、PL部31あるいはその外部の処理速
度が可変である場合にもその処理速度の変動を吸収する
ことが可能となる。FIFOにその容量の表示機能を持
たせ、一定数以上の情報が格納された時にPL部31の
処理を開始する機能、FIFOの内容が一定数以上にな
ったときに処理を止めるための情報を出力する機能も本
発明に包含される。バッファ回路はFIFOに限らず通
常のメモリ、あるいはメモリを複数個用いてそのうちの
一部を読出し、他の一部を書き込みに用いても構わな
い。
【0035】図13は第7の実施例である。第7の実施
例は第6の実施例に専用回路が付加されたものである。
例ではDCT回路91が付加されている。PL部はチッ
プ上の面積の点では専用回路に比べ、効率が落ちる。そ
こで、図13のように専用回路を付加することにより、
回路の集積度を向上させることが可能である。
【0036】図14は図4の変形例である。図14では
演算セルの一部が専用回路に置き代わっている。例では
DCT回路320、フィルタ回路321が使用されてい
る。図14の構成も図12のものと同様に集積度の向上
を図ったものである。専用セルとしてDSP、CPUを
用いても構わない。なお、全ての演算セルが専用回路に
置き代わる場合も本発明に含まれることも本発明に包含
される。
【0037】図15は図14の実施例を実際のチップ上
のレイアウトとして表示した例である。セルの代わりに
DCT回路320、フィルタ回路321が配置されてい
る。専用回路の横幅をセルの横幅と一致させることによ
り効率的なレイアウトが可能になる。また、専用回路の
縦幅を、セルの縦幅と水平方向のバスの幅の和の整数倍
にすることによりバススイッチ位置の規則性が損なわれ
なくなる。
【0038】図16は図3の変形例である。図3の実施
例では回路構成情報はバス18を利用して転送してい
た。しかし、この場合バスが占有されるため、例えば図
11のような処理形態では他の処理に支障が生ずる。図
16は外部にROM333を持ち、回路構成情報転送制
御回路330がCORE部14の命令により制御信号3
31、334を出力し、回路構成情報を信号線332を
介して転送する。信号線332は図11の様な構成では
バス構成になる。また、信号線332はプログラム・バ
スなど他のバスと共用であっても構わない。ROM33
3はプロセッサ30の内部にあっても構わない。また、
回路構成情報はROMからでなく、磁気ディスクや光デ
ィスクなどの蓄積媒体、あるいは通信回線を介して伝送
しても構わない。転送命令はPL部31自身が発行する
ことも、あるいはプロセッサ30の外部より入力する場
合も本発明に包含される。
【0039】図17は図5の演算セルの変形例である。
図17では1つのセルで積和演算回路を構成することが
できる。図17の例では2ビットの入力信号310−
1、310−2の2系統の信号を入力し、それぞれ論理
演算回路350、382にて前処理を行う。処理結果は
積算回路381に入力される。積算結果は2系統に分か
れ、1系統は後処理のための演算回路381、フリップ
フロップ351、ビットの選択回路352を通り、フィ
ードバック信号385を介して論理演算回路350に入
力される。もう1系統は後処理のための演算回路38
6、フリップフロップ357、ビットの選択回路353
を通り出力線311に出力される。このように、フィー
ドバック系と出力系を独立の演算処理を行うことによ
り、精度の高いフィードバック処理が可能となる。
【0040】図18に図5の変形例を示す。図18では
図5のメモリ354部分および論理演算回路350をP
ROM(Programmable ROM)などの不揮発性メモリに置
き換えたものである。使用頻度の高い回路は回路情報を
不揮発性メモリに蓄えることにより、回路情報の転送時
間を短縮あるいは削減することができる。不揮発性メモ
リとしてはバックアップ付きRAM、EPROM(Elec
torically Programmable ROM)、EEPROM(Electo
rically Erasable and Programmable ROM)、フラッシ
ュEEPROMなどを適用できる。
【0041】図19に図18の回路を用いたレイアウト
例を示す。不揮発性セル400の部分と通常のセル30
3の部分を混在させている。
【0042】図20に図16の変形例である。PL部3
1分割し、回路構成情報転送制御回路330が制御線4
10によりそれぞれのPL部に独立に回路情報を信号線
332を介して転送することができる。図20の構成を
とることにより、例えば、PL部31−1、31−2お
よびCORE部14で信号処理を行いながら、PL部3
1−3に回路情報を転送することができる。
【0043】図21に図20の変形例として回路情報を
内部ROM420にも持たせた構成を示す。使用頻度の
高い回路の回路情報の一部あるいは全部を信号処理プロ
セッサ30内に持つことにより、外部ROM333の容
量を削減したりあるいは外部ROM333を削除するこ
とが可能となる。
【0044】以上の実施例において、ROM333ある
いはROM420はCORE部14のプログラムを格納
するROMと兼用しても構わない。
【0045】図22に本発明の信号処理プロセッサの処
理例をフローチャートの形で示す。図22は、それぞれ
独立した処理1、2、3を行い、そのうち処理2がPL
を用いて行う例である。図22では例としてポーリング
処理と割込処理の2通りを示している。いずれの方法に
おいても、まず、処理1を行い、次に回路情報を転送す
るのは共通である。ポーリング処理では、処理2の実行
時にはPL部に実行命令を出し、処理3を行い、処理3
の実行中あるいは実行終了後にPL部よりの信号を検査
し処理の終了を監視する。
【0046】割り込み処理では、処理2の終了は処理3
の実行中あるいは処理3終了後に割り込み信号によりC
ORE部に通知される。割り込み発生時には処理2が終
了したことを示すフラグを立て元の処理に復帰する。
【0047】図23は3つの処理A、B、Cの処理状況
を図示したタイミングチャートである。(1)のシーケ
ンシャル処理は処理Bの終了後に処理Cを実行する方法
である。処理Bの結果を処理Cが用いる場合、処理Bの
処理時間が極めて短い場合に用いられる。(2)のパラ
レル処理1は処理Bの起動直後に処理Cを行う方法であ
る。図22のフローチャートでは共にこの方法の例を示
している。処理Bと処理Cが独立した処理でなければな
らない。処理Bと処理Cの処理時間がほぼ等しいときに
最も効率的に処理ができる。(3)のパラレル処理2は
処理B、Cの実行法は先のパラレル処理1と同じであ
る。処理Bの回路情報転送を処理Aの開始前に行うこと
により、処理Aと回路情報の転送を平行して行う点が異
なる。回路情報の転送時間が長いときに有効である。た
だし、処理AにおいてPL部の処理を行うことはできな
い。この例のように処理の途中でPL部の回路情報を変
更する場合には回路情報の転送は処理直前ではなく、回
路情報転送と並列で実行できる処理(すなわちPL部の
処理を必要としない処理)の開始前に転送要求を出すこ
とにより処理効率を向上させることができる。なお、図
22の(1)、(2)と図23の(1)、(2)、
(3)は全ての組み合わせが可能である。
【0048】図24から図27に本発明を用いた信号処
理プロセッサを動画像信号の符号化に用いた例を示す。
【0049】動画像信号の符号化処理は予測符号化とD
CTを併用する場合が多い。予測符号化は直前に伝送し
た画像を保持しておき、次の画像を伝送するときにこの
直前の画像から予測信号を生成し、予測信号との差分を
伝送する方法である。これら動画像符号化の処理は一般
に3つの処理に分けることができる。1つは画面各部の
動き量を検出し、動きベクトルを求める処理(Motion C
ompensation:MC処理)、2番目は予測画像と符号化
する画像との差分信号にDCTを施す処理(DCT処
理)、3番目がDCTした結果とその他の付加情報をエ
ントロピー符号化する処理(符号化処理)である。1番
目のMC処理では符号化する画像(符号化画像)を16
画素x16画素程度のマクロブロック(MB)に分割
し、各MB毎に直前に符号化した画像(参照画像)から
最も類似した部分を検出する。類似度の測定には画素毎
に画素信号の差分の絶対値和を用いる。計算した絶対値
和の最も小さいものが最も類似度が高いとし予測信号と
して用いる。この予測信号の位置を、符号化するMBの
位置からの相対位置によって表現したものを動きベクト
ル(MCベクトル)と呼ぶ。MCベクトルは後で説明す
るエントロピー符号化時に受信側へ伝送される。第2の
DCTは、先に求めた動きベクトルを用いて予測画像を
生成し、符号化画像との差分をとり、差分信号をDCT
により変換する。DCTに説明したので省略する。第3
のエントロピー符号化はDCTの結果やMCベクトルな
どを符号化伝送するために、可変長の符号に変換する。
【0050】上記の処理を行うための構成を示したもの
が図24である。図24は本発明第2の実施例で示した
図8を変形したものである。PL部31には3つの外部
メモリ490−1,2,3と1つの内部メモリ41とF
IFO83が接続される。外部メモリはそれぞれ1枚の
画像信号を保持することができ、符号化画像、参照画
像、次の符号化画像(入力画像)が保持される。これら
3種の画像は1画面の符号化終了後には異なる種類の画
像メモリとして扱われる。即ち、符号化画像用のメモリ
は符号化中に次のフレームの参照画像が書込まれ参照画
像用メモリとして利用され、参照画像用のメモリは次の
フレームでは入力画像用となり、入力画像用メモリは次
のフレームの符号化メモリとして用いられる。
【0051】一方内部メモリ41は符号化するフレーム
の動きベクトルを保持しておく。また、FIFO83は
DCTの結果を一時的に保持する。
【0052】図25、26に符号化処理の内容を示す。
図25はフローチャートの形で、図26はタイムチャー
トの形で示している。PL部での符号化の処理は、1フ
レームの入力時間(例えば33ms)を時間的に2分割
し、前半にMC処理、後半にDCT処理を行う。また、
CORE部では後半から次フレーム処理の前半にかけて
符号化処理を行う。
【0053】図25に沿って説明を行うと、まずフレー
ムの先頭でMC処理の回路情報をPL部に転送する。転
送終了後PL部にて動きベクトル検出を行いながら、C
ORE部では前のフレームの符号化処理を行う。検出し
たMCベクトルの値は内部メモリ41に格納して行く。
MC処理と前フレームの符号化処理が共に終了した後
に、DCTの回路情報を転送する。転送後はDCT処理
を起動すると同時に、DCTの結果を順次符号化処理し
て行く。DCT処理では内部メモリ41よりMCベクト
ル情報を読出し、ベクトルの値をもとに予測画像を生成
する。符号化画像は予測画像と差分をとられDCTにて
変換される。PL部にてDCT処理がすべて終了し、次
のフレームの画像が入力画像用メモリに全て入力された
後(MC処理回路情報転送開始から33ms後)に符号
化処理を中断して次のフレーム処理をおこなう。そし
て、次のフレームの前半にかけて、残りの符号化の処理
を行う。この様子を示したものが図26のタイミングチ
ャートである。
【0054】図27にMC処理およびDCT処理時のP
L部31内部の回路構成例を示す。
【0055】MCベクトル探索時は、以下の処理を行
う。まず、符号化するMBのアドレスをカウンタ512
にて生成する。発生したアドレスにMCベクトル発生回
路515の発生するベクトルを加算器513にて加算し
参照画像用のアドレスが作られる。一方アドレスカウン
タ511は外部より入力される次のフレームの画像信号
20を外部メモリの所定の位置に書込むためのアドレス
を生成する。これらの3つのアドレス(符号化MB用、
参照用、入力用)はスイッチ回路510にて、その時点
で割り当てられている外部メモリのアドレス線22−
1,2,3へ出力される。符号化MB用アドレスと参照
用アドレスで指し示された画素は外部データバス33−
1,2,3のうちの2本を用いてPL部へ入力され、ス
イッチ500によって差分回路501へ入力される。差
分の結果は絶対値をとり、加算器503、レジスタ50
4を用いて1MB分蓄積加算される。蓄積加算された結
果はレジスタ505に格納される。蓄積加算された結果
は同じ符号化MBに対する蓄積加算値のそれまでの最小
値と、比較回路506にて比較される。比較の結果、新
たな蓄積加算結果が小さければ、この値をレジスタ50
5に書込むと同時にレジスタ514にその時のMCベク
トルの値を書込む。この処理をMCベクトルの値を変化
させながら、1つの符号化MBに対し予め定められた回
数だけ実行すると最適なMCベクトルがレジスタ514
に得ることができる。1つのMBに対する処理が終了し
た後にレジスタ514のベクトル値を内部メモリ41に
書込む。なお、入力信号20はスイッチ500にて割り
当てられた外部メモリのバスへ接続され外部メモリに書
込まれる。
【0056】DCT処理においてはMC処理と同様に3
つの外部メモリに対するアドレスを生成する。ただし、
参照用のアドレスに用いるベクトル値は内部メモリ41
に蓄えられたものを読出して用いる。符号化MB用およ
び参照用のデータは先のMC処理の時と同様に差分回路
501にて差分が取られる。差分値はDCT回路531
にて変換され、量子化された後に、CORE部とのイン
ターフェースであるFIFO83に蓄えられる。同時に
DCTの結果は逆DCT回路532により逆変換され、
先の参照用データを遅延させた信号と加算器533にて
加算され次のフレームの参照画像が生成される。次のフ
レームの参照画像は再びスイッチ530を通り、符号化
画像用メモリの既に符号化の終了したMBの部分に書込
まれ、次のフレームの参照画像となる。
【0057】図27のMC処理時とDCT処理時を比較
すると520で示したアドレス生成部分が共通になって
いる。この特徴を利用した変形例の回路構成を図28に
示す。図28ではPL部を2つ用意し、共通であるアド
レス生成部520をPL1に、MC処理専用あるいはD
CT処理専用部分をPL2に割り当てている。図28の
回路では、図29のタイムチャートに示すようにフレー
ム毎の回路情報の転送はPL2のみで済む。このため、
転送時間の短縮を図ることができたり、さらに先の不揮
発性セルをPL1に割り当てることにより回路情報の容
量がPL2の分のみで済み回路規模の縮小の効果もあ
る。
【0058】以上、本発明の信号処理プロセッサを画像
信号処理を中心に説明したが、本発明の信号処理プロセ
ッサは、PL部の内容を適切に設定することにより、音
声信号処理に対しても最適な手段を提供することが可能
となる。
【0059】すなわち、音声認識、音声合成、音声加工
などの音声信号処理においては、高い頻度で使用される
定型処理ルーチンがいくつか存在する。このような定型
処理を行なう専用演算回路を、本発明のプロセッサ内に
用意されたPL中に構成し、図2に示したアキュムレー
タと算術論理演算ユニットと補助レジスタとRAMおよ
びROMとからなるCORE部は、処理対象となるブロ
ックデータの上記専用演算回路への転送のみを管理する
ようにすれば、COREの処理の負担を軽くできると共
に、プログラミング時の定型ルーチン部分の記述を削減
できる。そして図16に示したように、ダイレクトメモ
リアドレスコントローラ(DMAC)がCORE内のR
AMとPLとの間に設けられていれば、CORE内のR
AM上のデータや外部メモリ上のデータを、COREの
動作とは独立してPLに設けた専用演算回路に転送する
ことができ、第1のバスをCOREが常時使用できるた
め、さらにCORE動作の高速化を図ることが可能とな
る。
【0060】ところで、一般に音声認識や音声加工で
は、音声データが一定の時間長を持つフレームに分割さ
れ、フレーム単位で処理されることが多い。また音声合
成や音声加工では、フレーム単位のデータに窓関数をか
けて滑らかに接続して、連続した出力音声を合成する。
図30にはその概念を示した。このようなフレーム分割
/合成処理は、音声がプロセッサ内部あるいは外部のメ
モリへのバッファリングが行なわれると同時に、COR
Eによる管理なしに実行されることが、COREの負担
低減やプログラム量の低減には望まれる。本発明のプロ
セッサにおいては、PL内に図31に示すような回路を
構築し、その中の関数演算回路に
【0061】
【数4】
【0062】で表されるような窓関数との積を専用に実
行する回路を構築することによって、COREとは独立
してフレーム分割/合成を行なう手段を実現することが
できる。
【0063】また、音声認識や音声合成では、音声に含
まれる特徴を抽出する処理の1つとして自己相関関数が
良く用いられる。この関数は、
【0064】
【数5】
【0065】で表されるような積和演算である。1フレ
ーム分のデータ処理にこの間数を何度も計算しなくては
ならないような場合には、この演算が実時間処理の妨げ
となる。このため音声処理向けのプロセッサにおいて
は、この演算も音声メモリへのバッファリングが行なわ
れると同時に、COREとは独立に実行されることが望
まれる。本発明のプロセッサにおいては、上と同様にP
L内に図31に示した回路を構成し、その中の関数演算
回路に(数5)で表されるような積和演算を専用に実行
する回路を構築することによって、COREとは独立し
て自己相関関数を計算する手段を実現することができ
る。
【0066】なお、上記説明では音声信号処理用の専用
演算としてフレーム分割/合成と自己相関演算を例にと
って説明したが、これ以外の関数について関数演算回路
を構成し、信号処理プロセッサ内で上記と同様の構成を
用いた場合でも、COREの負担低減やプログラム量の
低減に関して同様の効果が得られることは明らかであ
る。
【0067】本発明の信号処理プロセッサは一般の数値
計算にも利用できる。例えばソフトウェアによる関数計
算ライブラリの中の一部の関数をPL部を利用して高速
に計算することなどが可能である。こうしたソフトウェ
ア・ライブラリ(ソフトウェア・サブルーチン:S−S
UB)のハードウェア化に適した信号処理プロセッサの
構成例を図32に示す。なお、図32は図20の変形例
である。
【0068】図32ではPL部を3つ持っている。した
がって3つのサブルーチンを同時に保持することができ
る。さらに、回路構成情報管理回路600によりCOR
E部はPL部のハードウェア・サブルーチン(H−SU
B)を効率的に利用することができる。CORE部14
がPL部31のH−SUBを利用するときは、そのH−
SUBを識別する番号を回路構成情報管理回路600に
通知する。回路構成情報管理回路600はPL部のいず
れかに該当する回路が転送されていれば、そのPLの識
別番号をCORE部に返送する。回路情報が転送されて
いなければ、まず、転送先のPLを予め定められた方法
によって決定し、回路構成情報転送制御回路330に該
当する回路情報を先のPLに転送するように命令を行
う。回路情報転送終了後は転送されたPLの識別番号を
CORE部に返送する。CORE部では回路情報管理回
路より返送されたPL識別番号をもとに該当するPLを
起動し、演算を実行する。なお、図32ではPLの入出
力部にFIFO82、83を設置することにより、H−
SUBへの引き数や演算結果の受け渡しを効率よく行う
ことができる。また、選択回路601、602を先のF
IFOとPLの間に設置することによりFIFOの個数
を入出力それぞれ1個にすることができ信号処理プロセ
ッサ全体の小型化が図れる。
【0069】図33に回路構成情報管理回路600の構
成例を示す。回路構成情報管理回路600は主に、各P
LにどのH−SUBが転送されているかを示す識別番号
ファイル610と制御を行う簡単なCPU611からな
る。CORE部より入力されたH−SUBの識別番号は
レジスタ612に格納される。CPUはCORE部より
の入力があると、図34のフローチャートに従った処理
を行う。
【0070】まず、入力されたH−SUB識別番号が存
在するか否かを検査する。存在すれば、識別番号ファイ
ル610内のの各識別番号と比較する。存在しない場
合、すなわち回路構成情報を格納するROM333に該
当するH−SUBがないときにはエラーとして、エラー
を示す識別番号をCORE部に返送する。識別番号ファ
イル610はPLの個数と同じ個数のレジスタにより構
成されており、N番目のレジスタにはN番目のPLに転
送されているH−SUBの識別番号が格納されている。
なお、信号処理プロセッサの処理開始と同時に、識別番
号ファイルには未転送状態を示す識別番号が格納され、
回路情報が転送されていない状態を示す。CORE部よ
り入力された識別番号と一致する識別番号が識別番号フ
ァイルに格納されていれば、それに対応するPLの識別
番号をレジスタ613に書き込みCORE部に返送す
る。一致する識別番号がなければ、転送する先のPLを
決定し、回路構成情報転送制御回路330に該当する回
路情報を指定したPLに転送するように命令を行う。転
送終了後は転送されたPLの識別番号をCORE部に返
送する。同時に識別番号ファイル610の該当するレジ
スタにH−SUBの識別番号を書込む。
【0071】転送先のPLの決定は、例えば、いちばん
アクセス頻度の少ないH−SUBを格納しているPLを
選択したり、最終アクセスの時刻が最も古いPLを選択
することにより回路転送回数を少なくできる。予めCO
RE部より恒常的に使用するH−SUB指定することに
より、先の選択候補から恒常的に使用するH−SUBの
格納されているPLを除外することも可能である。ま
た、例えば図32ではPL31−3にもに内部メモリ4
1が接続されている。あるいは、各PLの回路容量が異
なる場合も考えられる。このように、仕様の異なるPL
が数種類存在する時には、H−SUBの内容によって使
用できるPLが限定される。CPU611はこのような
H−SUBの必要とする回路構成をも管理する機能を有
する。
【0072】回路構成情報を格納するROM333に該
当するH−SUBがないときにはエラーとして、エラー
を示す識別番号をCORE部に返送する。
【0073】図33では回路構成情報管理回路の制御を
CPUを用いて行うことを前提として説明を行ったが、
これらの処理すなわち図34に示した処理をランダムロ
ジックで構成する場合も本発明に包含されることは明白
である。また、回路構成情報管理回路をPLによって実
現することもできる。あるいは、CORE部の処理能力
が高い場合には回路情報管理回路600の処理をCOR
E部にて実行することも可能である。
【0074】先の図32においては選択回路601、6
02の選択信号605,606はCORE部が行うとし
ていたが、選択信号を回路構成情報管理回路がレジスタ
613に格納されている、選択されたPLの識別番号を
もとに出力しても構わない。また、CORE部が予め引
き数をFIFO82に格納した後に、回路構成情報管理
回路を呼び出すことにより回路構成情報管理回路が選択
されたPLの起動まで行うことができる。この場合には
CORE部へPLの識別番号を返送する必要はなくな
る。
【0075】図35は図33の変形例であり、回路情報
管理回路600にS−SUBを実行する機能を持たせて
いる。回路情報管理回路600にS−SUBを実行する
機能を持たせることにより、CORE部はS−SUB,
H−SUBの区別無しに統一的に回路情報管理回路を利
用することができる。すなわちS−SUBかH−SUB
かの判断をCORE部で行わずに、回路情報管理回路が
行う。回路情報管理回路は指定されたH−SUBの回路
情報がROM333にないときは、DSP620のソフ
トウェアによって演算を実行し結果をCORE部に返送
する。ソフトウェアによる演算はCPU614で行って
も構わない。このようなS−SUBを実行する機能を有
する回路情報管理回路も本発明に包含される。
【0076】図36は図32で示した信号処理プロセッ
サのプログラム開発の手順を示した例である。ユーザー
はCORE部14のソフトウェアおよびPL部31の回
路構成情報の記述をおこなう。CORE部のソフトウェ
アはアセンブラ言語あるいはFORTRAN,PASC
AL,Cなどの高級言語などで記述しコンパイルされオ
ブジェクト・コードになる。一方、回路情報はハードウ
ェア記述言語などで記述しコンパイルされる。ユーザー
はCORE部のソフトウェアあるいはPL部の回路構成
情報の記述の中で、既存のソフトウェア・ライブラリあ
るいは回路構成情報ライブラリを利用することができ
る。ユーザーの作成したオブジェクト・コード、回路構
成情報とユーザが指定したソフトウェア・ライブラリ、
回路情報ライブラリの情報は実行ファイルとしてまとめ
られ、プロセッサ外部のROM等に格納される。図37
に実行ファイルの構成の例を示す。実行ファイルはソフ
トウェアのオブジェクト・コードと回路構成情報の2つ
のファイルに分けても、さらに回路構成情報を個々の回
路(図37ではn個の回路)に分けても構わない。プロ
セッサはオブジェクト・コードの内容に従い処理を行
い、オブジェクト・コードの指定したタイミングで必要
な回路構成情報をPL部に転送する。
【0077】図38は本発明のプロセッサを用いた信号
処理装置の構成例である。プロセッサ30が本発明の部
分である。信号処理装置にはプロセッサのオブジェクト
・コードや回路構成情報などを格納するROM701、
信号処理のデータや中間結果やプログラム実行時の制御
情報等を格納するRAM702、記憶装置707および
記憶装置の制御インターフェース704、入力装置70
8および入力装置の制御インターフェース705、出力
装置709および出力装置の制御インターフェース70
6と、これらを接続するバス700によって構成され
る。ROM701、RAM702、制御インターフェー
ス回路704,705,706の一部あるいは全部はプ
ロセッサ30のチップ内部に組み込まれる場合も本発明
に包含される。
【0078】以上の全ての実施例においてCORE部1
4とPL部31が同一チップ上にない信号処理装置も本
発明に包含される。
【0079】以上の全ての実施例においてCORE部1
4の代わりに、CPUあるいはCPUコアあるいは1チ
ップマイクロコンピュータ、1チップマイクロコンピュ
ータコア等を用いた場合も本発明に包含される。
【0080】図39は信号処理CORE部14の代わり
にCPU801を利用したCPUの例である。2つの内
部バス18、803を持つ。バス18はCPU801と
回路情報転送転送制御回路330の間の制御信号の転送
や、CPU801とPL部31の間のデータ、制御信号
の転送に用いられる。バス803はROM333からP
L31への回路構成情報の転送、PL部31と内部メモ
リ41のデータの転送、信号線33を用いた外部とPL
部とのデータの転送などに用いられる。
【0081】図40は図39の変形例である。バス18
とバス803を接続することによりROM333をおよ
びメモリ41をCPUの内部ROMあるいは内部メモリ
として利用ができる。図40ではROM333をCPU
チップの内部に取り込んだ例を示している。ROM33
3はCPUのオブジェクト・コードを格納するROMを
兼ねている。
【0082】先の図39においてバス18とバス803
はスイッチによって接続あるいは切断状態を選択できる
ようにしても構わない。
【0083】なお、図39、図40においてCPU80
1をCORE部14に置き換えた回路も本発明に包含さ
れることは明白である。
【0084】
【発明の効果】高速性を必要とする処理はプログラマブ
ル・ロジック部にて実行するため、信号処理プロセッサ
の汎用性を失うことなく、また、回路規模も増加させず
に複数の異なった高速信号処理を同一のプロセッサで実
行することができる。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の信号処理プロセッサの説明図である。
【図2】従来の信号処理プロセッサの基本信号処理部の
説明図である。
【図3】本発明を用いた信号処理プロセッサの実施例で
ある。
【図4】図3の実施例におけるプログラマブル・ロジッ
ク部の詳細図である。
【図5】図4における演算セル部分の詳細図である。
【図6】図4におけるバス・スイッチの詳細図である。
【図7】図3から図6に示す実施例の動作を示すタイム
チャートである。
【図8】本発明を用いた図2の実施例である。
【図9】本発明を用いた第3の実施例である。
【図10】本発明を用いた第4の実施例である。
【図11】本発明を用いた第5の実施例である。
【図12】本発明を用いた第6の実施例である。
【図13】本発明を用いた第7の実施例である。
【図14】図4のプログラマブル・ロジック部の変形例
である。
【図15】図14のブロック図のレイアウト例である。
【図16】図3の信号処理プロセッサの変形例である。
【図17】図5の演算セルの変形例である。
【図18】不揮発性の演算セルの例である。
【図19】不揮発性セルを用いたレイアウト例である。
【図20】図5の変形例である。
【図21】図16の変形例である。
【図22】本信号処理プロセッサを用いた処理の例を示
すフローチャートである。
【図23】本信号処理プロセッサを用いた処理の例を示
すタイミングチャートである。
【図24】本信号処理プロセッサを動画像符号化に適用
したときの構成例である。
【図25】図24の符号化処理のフローチャートであ
る。
【図26】図24の符号化処理のタイミングチャートで
ある。
【図27】図24の符号化処理のプログラマブル・ロジ
ック部の回路構成例である。
【図28】図24の変形例である。
【図29】図28の符号化処理のタイミングチャートで
ある。
【図30】フレーム処理を用いた音声処理の説明図であ
る。
【図31】図30の処理のプログラマブル・ロジック部
の構成例である。
【図32】図20の変形例である。
【図33】図32の回路情報管理回路の詳細図である。
【図34】図33のCPUの動作フローチャートであ
る。
【図35】図33の変形例である。
【図36】本信号処理プロセッサのプログラム開発の手
順を示した例である。
【図37】図36の実行ファイルの構成例である。
【図38】本信号処理プロセッサを用いた信号処理装置
の構成例である。
【図39】本発明を用いたCPUの例である。
【図40】図39の変形例である。
【符号の説明】
14.基本信号処理部、15.DCT回路、16.フィ
ルタ回路、18.バス、31.プログラマブル・ロジッ
ク部、41.ローカル・メモリ、61.選択回路、8
1.バッファメモリ、206.ALU、303.演算セ
ル、304.バス・スイッチ、300.出力回路、35
0.論理演算回路、351.フリップ・フロップ、36
0.スイッチ、330.回路構成情報転送制御回路、3
80.積算器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に対して複数種の処理をおこなう
    ための信号処理プロセッサにおいて、外部より回路構成
    を設定可能なプログラマブル・ロジック部と、アキュム
    レータ、算術論理演算ユニット、補助レジスタからなる
    基本信号処理部であって、外部メモリより回路構成情報
    を取り込み上記プログラマブル・ロジック部へ転送する
    制御手段を備えた基本信号処理部とと、上記プログラマ
    ブル・ロジック部と基本信号処理部とを接続するバスと
    から構成され、処理対象となる入力信号に複数種の処理
    をして出力する場合に、該基本信号処理部が、複数種の
    処理に対応するプログラマブル・ロジック部に関する複
    数種の回路構成情報を該プログラマブル・ロジック部が
    各処理を開始する毎に逐次上記外部メモリから読み出
    し、上記プログラマブル・ロジック部へ転送することを
    特徴とする信号処理プロセッサ。
  2. 【請求項2】アキュムレータ、算術論理演算ユニット、
    補助レジスタからなる信号処理プロセッサにおいて、外
    部より回路構成を設定可能な複数個のプログラマブル・
    ロジック部、前記プログラマブル・ロジック部と信号処
    理プロセッサ部を接続するバス、前記プログラマブル・
    ロジック部のうち選択したプログラマブル・ロジック部
    へ信号処理プロセッサ外部より直接データを取り込む手
    段を備えることを特徴とする信号処理プロセッサ。
  3. 【請求項3】請求項1ないし請求項2に記載された信号
    処理プロセッサにおいて、プログラマブル・ロジック部
    に直接接続されるメモリを備えることを特徴とする信号
    処理プロセッサ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項2に記載された信号
    処理プロセッサにおいて、プログラマブル・ロジック部
    に直接入出力される信号ピンとプログラマブル・ロジッ
    ク部の間にバッファメモリを備えることを特徴とする信
    号処理プロセッサ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項2に記載された信号
    処理プロセッサにおいて、プログラマブル・ロジック部
    への回路構成情報を外部より読み出すためのアドレスを
    生成する手段を備えることを特徴とする信号処理プロセ
    ッサ。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項2に記載された信号
    処理プロセッサにおいて、外部より回路構成を設定する
    ことが不可能な信号処理部、前記信号処理部とプログラ
    マブル・ロジックを直接接続する信号線を備えることを
    特徴とする信号処理プロセッサ。
JP5179594A 1993-07-21 1993-07-21 信号処理プロセッサ Pending JPH0736858A (ja)

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