JPH073716A - アスファルト溶液散布装置 - Google Patents

アスファルト溶液散布装置

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JPH073716A
JPH073716A JP17264193A JP17264193A JPH073716A JP H073716 A JPH073716 A JP H073716A JP 17264193 A JP17264193 A JP 17264193A JP 17264193 A JP17264193 A JP 17264193A JP H073716 A JPH073716 A JP H073716A
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spray
asphalt solution
road surface
sprinkling
asphalt
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Hiroshi Ryoji
寛 良子
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Hanta Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面に対するアスファルト溶液の散布開始時
および終了時に、アスファルト溶液が散布されない路面
部分が生じないようにする。 【構成】 長さ方向に小間隔毎に多数個の散布ノズル
4、5を夫々装着している前後散布管1、2を散布車A
の下面に配設してこれらの前後散布管1、2を路面幅方
向に伸縮自在とした散布装置において、前側の散布管1
の散布ノズル4からアスファルト溶液を後方に向かって
一定の角度で散布させるようにする一方、後側の散布管
2の散布ノズル5からアスファルト溶液を前方に向かっ
て一定の角度で散布させるようにして、路面に対する散
布箇所が常に路面の幅方向における一直線上になるよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路面にアスファルト舗装
を行うアスファルト散布車において、該散布車に配設さ
れるアスファルト溶液散布装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、このようなアスファルト溶液
散布装置としては、散布車の後端部下面に車体幅方向に
長いフレーム体を配設すると共に該フレーム体の前後部
にガイド部材を並設し、これらのガイド部材に、複数本
の散布ノズルを下向きに突設してなる前後散布管を夫々
摺動自在に取り付け、夫々の散布管をガイド部材の前後
部に設けている油圧シリンダによって路面幅方向に伸縮
移動させるようにし、散布ノズルから噴射するアスファ
ルト溶液を路面に散布するように構成したものが広く知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造によれば、前後に並設した散布管の散布ノズ
ルは同一方向に向けて装着されているため、路面に向か
って前側の散布管の散布ノズルから散布される位置と、
後側の散布管の散布ノズルから散布される位置とは前後
にズレを生じることになる。従って、散布車を走行させ
て散布作業を開始する場合、及び散布作業を終了する場
合、その散布開始点や終了点における路面上に上記前後
のズレに相当する散布されない部分が発生する。
【0004】そのため、従来からこのような散布されな
い路面部分を別な手段によって散布作業を行っているの
が現状であり、アスファルトの舗装作業能率が低下する
という問題点があった。本発明はこのような問題点を確
実に解消し得るアスファルト溶液散布装置の提供を目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアスファルト溶液散布装置は、ガイドフレ
ーム体に、長さ方向に小間隔毎に複数本の散布ノズルを
下向きに突設してなる前後散布管を並設し、油圧シリン
ダにより夫々の散布管をガイドフレーム体に沿って左右
方向に摺動自在に構成してなるアスファルト溶液散布装
置において、上記前後散布管に設けた散布ノズルのアス
ファルト溶液散布角度を路面上の路幅方向の略同一直線
上に向かうように設定してなる構造を有する。
【0006】
【作用】このように構成したので、該アスファルト溶液
散布装置を備えた散布車によって路面にアスファルトを
散布する際に、まず、油圧シリンダを作動させて前後散
布管をガイドフレーム体に沿って夫々相反する方向に伸
長させ、その外端部が路肩部分の上方にまで到達させて
路面の全幅に亘りアスファルト溶液が散布可能な状態と
する。次いで、前後散布管にアスファルト溶液を供給し
て散布ノズルから路面に向かって散布を開始すると共に
散布車を走行させると、前後散布管に夫々その長さ方向
に小間隔毎に設けている複数の散布ノズルにおいて、上
記のように前側の散布ノズル群と後側の散布ノズル群と
の少なくともいずれか一方を他方側に向けてその噴射角
度を傾斜させているので、これら前後散布ノズルから噴
射するアスファルト溶液は下方において交差する。
【0007】従って、この交差点が路面となるように前
後散布管の高さ或いは散布ノズルの傾斜角度を調整して
おくと、前後散布ノズルから噴射するアスファルト溶液
が路面に対してその路幅方向の略同一直線上に散布する
ことになり、散布車の走行開始点から終了点までの路面
全面に亘って均一なアスファルト溶液の散布が可能とな
るものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1〜図3において、1、2はガイドフレーム体3の前
面側と後面側とに該ガイドフレーム体3の長さ方向に平
行に配設された前後散布管で、両端が閉止している断面
矩形状の鋼管よりなり、その中空内部を夫々アスファル
ト溶液供給路1a、2aに形成していると共に、下面には長
さ方向に小間隔毎に該アスファルト溶液供給路1a、2aに
連通可能な複数個の散布ノズル4、5を装着してある。
【0009】これらの散布ノズル4、5は下方に向かっ
て開口しているが、前側散布管1に装着している全ての
散布ノズル4、4・・・4は、斜め後方に向かって一定
角度傾斜させた状態となるように設けられ、後側散布管
2に装着している全ての散布ノズル5、5・・・5は斜
め前方に向かって一定角度傾斜させた状態に設けられて
あり、従って、前後散布ノズル4、5から噴射するアス
ファルト溶液はこれらの前後散布ノズル4、5間の中間
部下方において交差するものである。
【0010】前後散布管1、2を配設している上記ガイ
ドフレーム体3は、左右方向に一定間隔を存して配設し
た矩形状端面板3a、3bと、両端面板3a、3b間の中間部に
配設された矩形状中間板3cと、この中間板3cの四方隅部
を貫通してその両端を上記両端面板3a、3bの対向面にお
ける四方隅部に固着してなる4本のガイド棒6、6a、
7、7aと、これらのガイド棒によって囲まれた両端面板
3a、3bの中央部間の空間部に直列状態にして一体に組み
込んだ2本の油圧シリンダ8、9とから構成されてい
る。
【0011】このようなガイドフレーム体3は、四方隅
部に取付孔10を設けた端面板3a、3bの中央部と中間板3c
の中央部とを油圧シリンダ8、9の先端部と底面部とに
夫々溶接等によって固着しておき、左右油圧シリンダ
8、9を背中合わせ状態にしてその中間板3c、3c同士を
接合させた状態で両端面板3a、3bの四方隅部に穿設して
いる取付孔10、10間に中間板3cの取付孔10を介してガイ
ド棒6、6a、7、7aを挿通し、両端面板3a、3bから外方
に突出する棒端部にナット11を螺締することによって簡
単に組立てることができる。なお、両端面板3a、3b及び
中間板3cは、図1に示すように、上端から下端に向かっ
て幅狭くなる矩形状に形成されてあり、ガイドフレーム
3の上側の前後ガイド棒6、7間の間隔を下側の前後ガ
イド棒6a、7a間の間隔よりもやゝ幅狭くしてある。
【0012】上記前後散布管1、2は、ガイドフレーム
体3と略同長の横長長方形状の取付板12、13の中央部に
水平状態にして夫々固着されてあり、これらの取付板1
2、13の長さ方向の中央部と内端部との上下部に摺動筒
片14、15を夫々固着して該摺動筒片14、15を前側の上下
ガイド棒6、6aと後側の上下ガイド棒7、7aとに夫々摺
動自在に被嵌させてある。前側の上下ガイド棒6、6aと
後側の上下ガイド棒7、7aとは上記のように、前後ガイ
ド棒間の垂直中心線上に対して、下側のガイド棒6a、7a
の方が接近した状態に配設されているので、これらの上
下ガイド棒6、6aと7、7aとに取付板12、13を夫々取付
けた場合、散布管1、2の下面から突出している散布ノ
ズル4、5が上記のように一定角度傾斜した状態とな
る。
【0013】なお、上側のガイド棒6、7間と下側のガ
イド棒6a、7a間との間隔を等しくして取付板12、13を垂
直な状態となる取付構造とし、散布管1、2自体に、こ
れらの散布管1、2の下面に対して夫々の散布ノズル
4、5を上記傾斜角度でもって装着した構造にしてもよ
い。
【0014】ガイドフレーム体3の中央部に配設されて
いる上記左右の油圧シリンダ8、9は、両端面板3a、3b
から夫々相反する方向に突出したピストンロッド7a、8a
の先端に連結片16、17を夫々固定してあり、該連結片1
6、17を上記取付板12、13の外端部に夫々固着し、これ
らのピストンロッド8a、9aの伸縮によって前後散布管
1、2を上下一対のガイド棒6、6a、7、7aに沿って夫
々左右方向(路面幅方向)に摺動移動可能に構成してあ
る。なお、このように前後散布管1、2を1つのガイド
フレーム体3の前後側に並設させた構造とすることな
く、油圧シリンダを備えた前後ガイドフレームに散布管
1、2を夫々左右方向に摺動自在に配設した構造として
おいてもよい。
【0015】前後散布管1、2に装着している散布ノズ
ル4、5にアスファルト溶液を供給させる手段として
は、レバーの回動操作でコックを開放させることによ
り、散布管1、2内の供給路1a、2aに流通するアスファ
ルト溶液を所定の散布ノズル4、5に供給する弁体を各
散布ノズル部に設けておいてもよいがこの実施例におい
ては、図4に示すように、各散布ノズル4、5に圧力流
体によって開閉する弁体18を装着してある。
【0016】即ち、この弁体18は、その筒状バルブボデ
ィ19を上記散布管1、2の上下壁面間に貫通させた状態
で固着し、散布管1、2の下壁面から突出した該バルブ
ボディ19の下端に散布ノズル4、5を装着すると共に、
バルブボディ19内にロッド20を上下摺動自在に配設して
その上端に一体的に設けたピストン21をバルブボディ19
の上端シリンダ部22に摺動自在に内装し、該ピストン21
の上面をシリンダ部22内に圧入したスプリング23によっ
て押圧して、常態においてはロッド20の下端を弁座24に
密着させておくことによって、アスファルト溶液供給路
1a又は2aと弁座24の上方近傍部におけるバルブボディ19
の下端一側部に貫設した通孔25を閉止して散布ノズル
4、5側への連通を遮断していると共に、ピストン21の
下面側の加圧室26に流入口27を通じて外部から圧力流体
を供給することにより、ロッド20を弁座24から離間させ
て通孔25を散布ノズル4、5に連通させるように構成し
ている。
【0017】これらの弁体18は運転席内等からの外部操
作によって作動させられ、従って、任意の弁体18を遠隔
操作によって開閉して散布幅に応じた所望数の散布ノズ
ル4、5からのみ、散布管1、2の供給路1a、2a内のア
スファルト溶液を散布させることができる。
【0018】このように構成した散布装置は、図5、図
6に示すように、アスファルト溶液散布車Aの台車後端
部下面に配設され、そのガイドフレーム体3の両端面板
3a、3bの上端に吊支部材28を取付けて該吊支部材28を散
布車Aの台車後端部両側に立設した油圧シリンダ29のロ
ッド端に連結し、このシリンダ29の作動によって上下移
動調整可能となっている。また、散布車Aには、エンジ
ン30やコンプレッサ31、及びアスファルト溶液タンク3
2、アスファルトポンプ33、ポンプ駆動用油圧モータ34
等が設置されてあり、エンジン30の駆動によってコンプ
レッサ31から配管を通じて各弁体18の流入口27に圧力流
体を供給するように構成していると共に各配管に電磁弁
を配設して該電磁弁を作動させることにより任意の弁体
18を開弁させるようにしてある。
【0019】さらに、モータ34の駆動によってアスファ
ルトポンプ33を作動させ、散布管1、2にタンク32から
配管を通じてアスファルト溶液を供給、還流させるよう
に構成している。この構造は、図2に示すように、タン
ク32側に連通するアスファルト供給管35を前側の散布管
1の一端部に連結、連通させ、該散布管1内の供給路1a
を流通してこの散布管1の他端から中間ホース36を通じ
て後側の散布管2の一端に流入し、該散布管2の他端か
ら還流ホース37を通じてタンク32内に還流するように構
成している。
【0020】上記のように構成した散布車によって路面
にアスファルト溶液を散布するに際して、ガイドフレー
ム体3内の中央部に配設している左右油圧シリンダ8、
9を作動させると、前後に配設した上下一対のガイド棒
6、6a、7、7aに沿って前後散布管1、2が路面幅方向
に伸縮する。そして、こられの散布管1、2の突出端
(外端)間の長さを路面幅に合わせた状態にして、散布
車Aを走行させると共に前後散布管1、2の散布ノズル
4、5からアスファルト溶液を路面に散布する。
【0021】この散布状態は、前側の散布管1の散布ノ
ズル4群が後方に向けて傾斜している一方、後側の散布
管2の散布ノズル5群は前方に向けて傾斜しているの
で、これら前後散布ノズル4、5から噴射するアスファ
ルト溶液は側面から見た場合、図1に示すようにV字状
に噴射している状態となり、それぞれの噴射角度によっ
て噴射されたアスファルト溶液は、前後散布管1、2間
の中間部下方において交差する。
【0022】従って、この交差点が路面となるように前
後散布管1、2の高さをガイドフレーム体昇降用油圧シ
リンダ29、29の作動によって調整するか、予め、前後散
布ノズル4、5の傾斜角度(噴射角度)を調節しておく
と、前後散布ノズル4、5から噴射するアスファルト溶
液が路面に対してその路幅方向の略同一直線上に散布さ
れることになり、散布車の走行開始点から終了点までの
路面全面に亘って均一なアスファルト溶液の散布が行わ
れる。
【0023】この際、前後散布管1、2の内端部、即
ち、路面の中央部上方に位置する管部分が前後に重複し
た状態となって該管部分に装着されている前後散布ノズ
ル4、5から路面中央部の同一箇所にアスファルト溶液
が散布されることになるが、この場合、その重複部分を
適宜な検出手段等によって自動的に検出するか、或いは
作業員の判断によって重複している前後いずれか一方の
散布ノズルを閉止し、路面幅方向に均一な量のアスファ
ルト溶液の散布を行うものである。
【0024】なお、以上の実施例において、前後の散布
ノズル群を互いのノズル側に向けて傾斜させることによ
り路面幅方向の一直線上に散布するように構成したが、
前後散布ノズル群の一方を下方に向けて垂直状態とし、
他方のノズル群を一方のノズル群側に向かって傾斜させ
ておいても同様な散布状態とすることができるものであ
り、要するに、前後ノズル群のいずれか一方を他方のノ
ズル群に向かって傾斜させた状態にしてこれらのノズル
群から噴射するアスファルト溶液をその下方において交
差させるようにしておけばよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のアスファルト溶液
散布装置によれば、ガイドフレーム体に沿って左右方向
に伸縮自在な前後散布管において、前側の散布管に配設
した散布ノズルと、前側の散布管に配設した散布ノズル
群との少なくともいずれか一方を他方のノズル群側に傾
斜させた状態に装着してこれらの前後ノズル群から噴射
するアスファルト溶液を下方において交差させるように
構成しているので、前後散布管の散布ノズルから噴射す
るアスファルト溶液を路面上の路幅方向の略同一直線上
に散布することができ、従って、散布車の走行開始点か
ら終了点までの路面全面に亘って均一なアスファルト溶
液の散布が可能となって爾後の散布処理をなくし、アス
ファルト舗装の作業能率を向上させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】散布装置の縦断側面図、
【図2】その簡略平面図、
【図3】ガイドフレーム体の簡略正面図、
【図4】散布管に装着したノズル部の拡大縦断側面図、
【図5】散布装置を装着した散布車の簡略側面図、
【図6】その簡略背面図。
【符号の説明】
1 前側散布管 2 後側散布管 3 ガイドフレーム体 4 前側散布ノズル 5 後側散布ノズル 8、9 油圧シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドフレーム体に、長さ方向に小間隔
    毎に複数本の散布ノズルを下向きに突設してなる前後散
    布管を並設し、油圧シリンダにより夫々の散布管をガイ
    ドフレーム体に沿って左右方向に摺動自在に構成してな
    るアスファルト溶液散布装置において、上記前後散布管
    に設けた散布ノズルのアスファルト溶液散布角度を路面
    上の路幅方向の略同一直線上に向かうように設定してい
    ることを特徴とするアスファルト溶液散布装置。
JP5172641A 1993-06-18 1993-06-18 アスファルト溶液散布装置 Expired - Lifetime JP2521640B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1068104A (ja) * 1996-08-27 1998-03-10 Sakai Heavy Ind Ltd 液剤噴霧装置を備えた転圧機械
KR100420162B1 (ko) * 2001-02-28 2004-03-02 인성산업 주식회사 유화 아스팔트 조성물과 경화제의 동시 분사장치
CN114233025A (zh) * 2021-12-21 2022-03-25 诸暨市英峰机械有限公司 一种混凝土离心保养装置

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