JPH0737237B2 - 飲料供給手段を備える呼吸装置 - Google Patents

飲料供給手段を備える呼吸装置

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JPH0737237B2
JPH0737237B2 JP18053991A JP18053991A JPH0737237B2 JP H0737237 B2 JPH0737237 B2 JP H0737237B2 JP 18053991 A JP18053991 A JP 18053991A JP 18053991 A JP18053991 A JP 18053991A JP H0737237 B2 JPH0737237 B2 JP H0737237B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潜水用、医療用又は救
命用等に用いられる呼吸装置に関し、より詳しくは、呼
吸装置を装着したままの状態で、飲料を飲めるようにし
た呼吸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の呼吸装置としては、例え
ばスキューバダイビング(潜水)のレギュレータ装置、医
療用又は救命用の酸素マスク装置、又は防毒マスク等が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の呼
吸装置においては、それを人体に装着したままの状態で
は、飲料水を飲むことができないという問題点がある。
例えば、スキューバダイビングにおいて、水中でレギュ
レータのマウスピースを口から外して、飲料水を飲むと
いうことは危険であり、ほとんど不可能である。それに
対して、スキューバダイビングに用いられる呼吸用のエ
アタンクに収容されてい圧縮空気は乾燥しているため、
それを用いて水中作業を行なう場合、喉が渇きやすく、
水中で飲料水が飲めるようにすることが望まれている。
【0004】また、医療用又は救命用の呼吸装置におい
ても、同様にそれを装着したままの状態で飲料が飲める
ことが望ましい。本発明は、従来の技術が有する上記の
ような問題点に鑑み、人体に装着したままの状態で、飲
料が飲めるようにした飲料供給手段を備える呼吸装置を
提供すること目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明は、呼吸用気体をマウスピースの給気口に供
給するようにした呼吸装置において、マウスピースの一
部に、先端部がマウスピースの内側から給気口に臨む注
液管の基端部に貫設し、該注液管の基端部を、マウスピ
ースの外側に配設した弁を介して、飲料用容器に接続し
たことを特徴としている。マウスピースに代えて、呼吸
用気体が供給されるマスクとしたり、又は吸気浄化手段
を備えるマスク等としてもよい。
【0006】
【作用】マウスピース又はマスクを口に当てるととも
に、注液管を口にくわえた状態で弁を開くことにより、
呼吸装置を人体に装着したままの状態で、飲料用容器内
の飲料を飲むことができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、本発明(請求項1記載の発
明)の第1実施例を示す。(1)は、スキューバダイビン
グ用の公知のレギュレータで、ホース(2)を介してエア
タンク(図示略)に接続され、エアタンク内の呼吸用空気
を漸次減圧して、マウスピース(3)の給気口(4)に供給
するようになっている。
【0008】マウスピース(3)は、ゴム又はある程度の
弾性を有する軟質合成樹脂材料よりなり、円筒状の基部
(3a)がレギュレータ(1)の後面(図1の上方を前方とす
る)に着脱自在に装着されている。
【0009】マウスピース(3)における基部(3a)より両
側方に延出する弧状の張出し部(3b)の内側は、上下より
歯で噛むことにより、マウスピース(3)を口内に固定す
るための1対の突片(3c)が連設されている。
【0010】図2に示すように、マウスピース(3)の基
部(3a)の一側部には、弁(5)における弁本体(6)が、そ
の内端に設けたフランジ(6a)と、弁体(6)の内端に形成
した雌ねじ孔(7)に螺合する雄ねじ筒(8)の一端に形成
したフランジ(8a)とにより側壁部(3d)を外側と内側から
挾むようにして、液密に固着されている。(9)は、雌ね
じ孔(7)の奥端面と雄ねじ筒(8)の端部との間に縮設し
たシール部材である。
【0011】弁本体(6)は、中央に流通孔(10)が穿設さ
れたほぼ円筒状をなし、その内端における雌ねじ孔(7)
の奥端面より突出する口金部(6b)には、マウスピース
(3)の側壁部(3d)を貫通し、かつ先端部がマウスピース
(3)の内側から給気口(4)に臨む可撓性の注液管(11)の
基端部が装着されている。また弁本体(6)の外端部に形
成した口金部(6c)には、内部に飲料(12)が収容された軟
質合成樹脂材料等よりなる伸縮性の飲料用容器(13)の口
部(13a)が嵌着され、かつその外周には、締付バンド(1
4)が締着されている。
【0012】弁本体(6)の中央には、流通孔(10)と直交
するテーパ孔(15)とねじ孔(16)とが、前方より連続して
穿設されており、ねじ孔(16)に、ねじ部(17a)の先端に
逆円錐形のコック部(17b)が連設された調節ねじ(17)に
おけるねじ部(12a)を螺合することにより、コック部(17
b)をテーパ孔(15)に密接させて、流通孔(10)を遮断した
り、又はねじ部(17a)を弛めて、流通孔(10)を連通させ
たりしうるようになっている。(17c)は、調節ねじ(17)
におけるねじ部(17a)の前端に連設された拡径頭部であ
る。すなわち、弁(5)は、この実施例では、ねじ式のリ
フトコック弁としてある。
【0013】第1実施例によると、弁(5)を閉じ、かつ
注液管(11)の先端部が口腔内に位置するようにして、マ
ウスピース(3)を口にくわえて潜水し、普段は、レギュ
レータ(1)から供給される呼吸用の空気を、マウスピー
ス(3)の注液管(11)以外の部分から口腔内に取入れて呼
吸する。
【0014】潜水中に喉が渇いた場合は、上記の状態で
弁(5)を開く。すると、その中の飲料(12)が弁本体(6)
の、流通孔(10)と注液管(11)とを通って口腔内に注入さ
れ、潜水中のままの状態で飲料(12)を飲むことができ
る。
【0015】飲み終った後は、弁(5)を再度閉じておけ
ば、以前の状態と同様にして呼吸することができ、潜水
状態を連続することができる。なお、飲料(12)を飲まな
いときは、注液管(11)の先端部を、歯の外側に押し出し
ておき、飲料(12)を飲みたいときだけ、それを歯の内側
に引き入れるようにしてもよい。
【0016】図3は、本発明(請求項1記載の発明)の第
2実施例を示す。なお、第1実施例のものと同一の部材
には、、同一の符号を付して図示し、その詳細な説明は
省略する。
【0017】第2実施例においては、弁(5)をプッシュ
ボタン式のものとしてある。すなわち、弁本体(20)の中
央に、前後方向を向く小径孔(21)と中径孔(22)と大径の
ねじ孔(23)とを連続して穿設し、小径孔(21)と中径孔(2
2)とを摺動自在に貫通する弁軸(24)の後端に連設した大
径の円盤上の弁体(25)を、ねじ孔(23)に螺着したねじ蓋
(26)と弁体(25)との間に縮設した圧縮コイルばね(27)の
付勢力により、ねじ孔(23)と中径孔(22)との段差部に形
成された弁座(28)に圧接させることにより、注液管(11)
が嵌着された弁本体(20)の口金部(20a)の中央を通って
中径孔(22)の周面に開口する流通孔(29)と、飲料用容器
(13)の口部(13a)が嵌着された弁本体(20)の口金部(20b)
の偏心部を通って容器(13)内をねじ孔(23)内とを連通す
る流通孔(30)との連通を遮断するようにしてある。
【0018】弁軸(24)の前端に螺着したプッシュボタン
(31)を、圧縮コイルばね(27)の付勢力に抗して押し込
み、弁体(25)を弁座(28)から離間させることにより、開
弁することができる。
【0019】また、第2実施例においては、口金部(20
a)に注液管(11)を嵌着した状態で、注液管(11)の基部を
マウスピース(3)の側壁部(3d)に穿設した軸孔(32)に圧
入し、かつ側壁部(3d)の内側から、止め輪(33)を注液管
(11)に圧嵌することにより、弁本体(20)をマウスピース
(3)に固着してある。
【0020】第2実施例においては、第1実施例のもの
と同様の作用及び効果を奏することができる他に、プッ
シュボタン(31)を押し込むだけで弁(5)を開くことがで
き、プッシュボタン(31)から手を離すだけで、弁(5)を
閉じることができ、操作が簡単であるという利点があ
る。
【0021】図4は、本発明(請求項1記載の発明)の第
3実施例を示す。第3実施例においては、弁(5)を逆止
弁としてある。すなわち、マウスピース(3)の側壁部(3
d)に形成した軸孔(40)に、雄ねじ筒(41)の一端部に形成
した拡径フランジ部(41a)を圧嵌して固定し、雄ねじ筒
(41)に、円筒状の弁本体(42)の一端部に形成した雌ねじ
孔(43)を螺合するとともに、弁本体(42)の中間部内面に
形成した内向き鍔部(44)の中央に、内向き鍔部(44)の雄
ねじ筒(41)側の側面に周縁部が圧接することにより、内
向き鍔部(44)に穿設した複数個の扇形の弁孔(45)を閉塞
しうるようにした傘状の弾性撓曲膜(46a)を有する弁体
(46)の基部を止着してある。
【0022】雄ねじ筒(41)の弁体(46)の端部には、注液
管(11)の基端部が雄ねじ筒(41)の内面とその内側に固嵌
した筒状の止め部材(47)との間に挾まれるようにして固
定されている。
【0023】止め部材(47)には、弁体(46)に圧接する弾
性撓曲可能な突起(48)が設けられてている。(49)は、雄
ねじ筒(41)の先端部外周と弁本体(42)の内面との間に設
けられた液密用のOリング、(42a)は、弁本体(42)の外
端に連設され、飲料用容器(13)の口部(13a)が嵌着され
た筒状の口金部である。
【0024】第3実施例においては、図4に示すよう
に、弁本体(42)を雄ねじ筒(41)に対してある程度弛めて
いる状態では、容器(13)内の飲料(12)が、弁孔(45)よ
り、弁体(46)の弾性撓曲膜(46a)を想像線で示すように
弾性撓曲させて、注液管(11)内の飲料(12)が上記を逆に
流れようとすると、弾性撓曲膜(46a)の周縁が内向き鍔
部(44)に圧接して、逆流を阻止する。
【0025】この状態から、弁本体(42)を雄ねじ筒(41)
にねじ込んで、雄ねじ筒(41)の先端と弁本体(42)の内向
き鍔部(44)との間で弾性撓曲膜(46a)の周縁を挾みつけ
ると、飲料(12)の上記の両方向の流通が完全に阻止され
る。
【0026】したがって、第3実施例においては、第1
実施例のものと同様の作用及び効果そ奏することができ
る他に、飲料(12)の逆流を防止できる利点がある。
【0027】図5は、本発明(請求項2記載の発明)を医
療用の呼吸装置に適用した第4実施例を示す。第4実施
例においては、呼吸用の酸素又は空気がチューブ(50)よ
り送られてくるようにした椀状の酸素マスク(給気用マ
スク)(51)の一部に、第1実施例におけるのと同様の注
液管(11)、弁(5)及び飲料用容器(13)等を、第1実施例
のものと同様に装着してある。(51a)は、酸素マスク(5
1)の給気口で、注液管(11)はそれに向かって延出するよ
うに酸素マスク(51)に取付けられている。
【0028】第4実施例においては、酸素吸入等を行な
いながら患者に飲料を飲ませることができる。
【0029】図6は、本発明(請求項3記載の発明)の第
5実施例を示す。第5実施例においては、エアフィル
タ、抗菌フィルタその他の吸気浄化手段(60)を備える防
毒マスク(61)の下部に、該マスク(61)の内側に先端部が
延出するようにした注液管(11)の基端部を貫設し、該注
液管(11)の基端部を、マスク(61)の外側に配設した弁
(5)を介して、飲料用容器(13)に接続している。
【0030】第5実施例によると、防毒マスク(61)を顔
から外すことなく飲料を飲むことができるので、有害物
質が浮遊する環境下での作業に便利である。
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明による
と、呼吸装置を人体に装着したままの状態で、飲料を飲
むことができるので、潜水時、救命作業時等に頗る便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】同じく要部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部の断面図である。
【図4】同じく、第3実施例の要部の断面図である。
【図5】同じく、第4実施例の要部の斜視図である。
【図6】同じく、第5実施例の要部の斜視図である。
【符号の説明】
(1)レギュレータ (2)ホース (3)マウスピース (3a)基部 (3b)張出し部 (3c)突片 (3d)側壁部 (4)給気口 (5)弁 (6)弁本体 (6a)フランジ (6b)(6c)口
金部 (7)雄ねじ部 (8)雄ねじ
筒 (8a)フランジ (9)シール
部材 (10)流通孔 (11)注液管 (12)飲料 (13)飲料用
容器 (13a)口部 (14)締付バ
ンド (15)テーパ孔 (16)ねじ孔 (17)調節ねじ (17a)ねじ
部 (17b)コック部 (17c)拡径
頭部 (20)弁本体 (20a)(20b)
口金部 (21)小径部 (22)中径部 (23)ねじ孔 (24)弁軸 (25)弁体 (26)ねじ蓋 (27)圧縮コイルばね (29)(30)流
通孔 (31)プッシュボタン (32)軸孔 (33)止め輪 (40)軸孔 (41)雄ねじ筒 (41a)拡径
フランジ部 (42)弁本体 (42a)口金
部 (43)雌ねじ孔 (44)内向き
鍔部 (45)弁孔 (46)弁体 (46a)弾性撓曲膜 (47)止め輪 (48)突起 (49)Oリン
グ (50)チューブ (51)酸素マ
スク(給気用マスク) (51)給気口 (60)吸気浄
化手段 (61)防毒マスク(マスク)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼吸用気体をマウスピースの給気口に供
    給するようにした呼吸装置において、マウスピースの一
    部に、先端部がマウスピースの内側から給気口に臨む注
    液管の基端部に貫設し、該注液管の基端部を、マウスピ
    ースの外側に配設した弁を介して、飲料用容器に接続し
    たことを特徴とする飲料供給手段を備える呼吸装置。
  2. 【請求項2】 呼吸用気体を給気用マスクの給気口に供
    給するようにした呼吸装置において、マスクの一部に、
    先端部がマスクの内側から給気口に臨む注液管の基端部
    に貫設し、該注液管の基端部を、マスクの外側に配設し
    た弁を介して、飲料用容器に接続したことを特徴とする
    飲料供給手段を備える呼吸装置。
  3. 【請求項3】 吸気浄化手段を備えるマスクの一部に、
    先端部がマスクの内側に延出する注液管の基端部を貫設
    し、該注液管の基端部を、マスクの外側に配設した弁を
    介して、飲料用容器に接続したことを特徴とする飲料供
    給手段を備える呼吸装置。
JP18053991A 1991-06-26 1991-06-26 飲料供給手段を備える呼吸装置 Expired - Lifetime JPH0737237B2 (ja)

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JPH0592796A JPH0592796A (ja) 1993-04-16
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