JPH0737336B2 - 光伝送体 - Google Patents
光伝送体Info
- Publication number
- JPH0737336B2 JPH0737336B2 JP61114358A JP11435886A JPH0737336B2 JP H0737336 B2 JPH0737336 B2 JP H0737336B2 JP 61114358 A JP61114358 A JP 61114358A JP 11435886 A JP11435886 A JP 11435886A JP H0737336 B2 JPH0737336 B2 JP H0737336B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- optical transmission
- sodium
- hydrogen
- ppb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C13/00—Fibre or filament compositions
- C03C13/04—Fibre optics, e.g. core and clad fibre compositions
- C03C13/045—Silica-containing oxide glass compositions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は石英ガラスを主成分とする光伝送体に関するも
のである。
のである。
今日光伝送体は公衆通信のみならず、種々の分野で利用
され、応用されているが、この応用分野が拡がるにつれ
て、光伝送体への要求特性も厳しくなってきている。例
えば、耐水素性も厳しくなってきている特性の一つで、
これら特性を改善するため、例えばSiO2-GeO2系の光伝
送体のコア内へのリンの添加量を零にする試み等が成さ
れている。しかしながら耐水素性が改善されるメカニズ
ムが充分解明されず、製造上の制御ポイントは何なのか
解明できないまま今日に至っている。
され、応用されているが、この応用分野が拡がるにつれ
て、光伝送体への要求特性も厳しくなってきている。例
えば、耐水素性も厳しくなってきている特性の一つで、
これら特性を改善するため、例えばSiO2-GeO2系の光伝
送体のコア内へのリンの添加量を零にする試み等が成さ
れている。しかしながら耐水素性が改善されるメカニズ
ムが充分解明されず、製造上の制御ポイントは何なのか
解明できないまま今日に至っている。
前記問題に鑑み、本発明の目的は光伝送体の耐水素性を
改善する方法を明らかにし、もって耐水素性に優れた光
伝送体を提供することにある。
改善する方法を明らかにし、もって耐水素性に優れた光
伝送体を提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明は、石英ガラスを主成分と
する光伝送体において、該光伝送体の光伝播部が含有す
るアルカリ元素とアルカリ土類元素の重量濃度の和が5p
pb以下であることを特徴とするものである。
する光伝送体において、該光伝送体の光伝播部が含有す
るアルカリ元素とアルカリ土類元素の重量濃度の和が5p
pb以下であることを特徴とするものである。
以下に本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する。
本発明者は光伝送体の耐水素性の改善を図るべく以下の
実験を行った。まずVAD法、すなわち加炎加水分解法に
よりGI型の屈折率分布を有するコアロッド(組成はSiO2
-GeO2、Δ−=1%)を作製し、これを3等分した後、
この中の1本にOVD法等で合成した合成石英管をジャケ
ットしクラッド部を形成した。このときの両者の外径比
はコア:クラッド=50:125であった。これを線引し、か
つ同時にシリコーン樹脂を被覆せしめて第2図に示すよ
うなコア径50μm、クラッド径125μm、被覆径380μm
の光伝送体1を得た。ここで符号2はコア、符号3は前
述の如く合成石英管により構成したクラッド、そして符
号4は被覆を示す。
本発明者は光伝送体の耐水素性の改善を図るべく以下の
実験を行った。まずVAD法、すなわち加炎加水分解法に
よりGI型の屈折率分布を有するコアロッド(組成はSiO2
-GeO2、Δ−=1%)を作製し、これを3等分した後、
この中の1本にOVD法等で合成した合成石英管をジャケ
ットしクラッド部を形成した。このときの両者の外径比
はコア:クラッド=50:125であった。これを線引し、か
つ同時にシリコーン樹脂を被覆せしめて第2図に示すよ
うなコア径50μm、クラッド径125μm、被覆径380μm
の光伝送体1を得た。ここで符号2はコア、符号3は前
述の如く合成石英管により構成したクラッド、そして符
号4は被覆を示す。
前記光伝送体1のコア2を二次イオン質量分析により分
析したところ、不純物はほとんど見出せなかった。この
分析方法の検出下限値は約1ppbであるから、もし不純物
が存在していてもそれ以下であると推定できる。
析したところ、不純物はほとんど見出せなかった。この
分析方法の検出下限値は約1ppbであるから、もし不純物
が存在していてもそれ以下であると推定できる。
次に残りの2本のコアロッドの中に1本に0.03%の塩化
ナトリウム水溶液を塗布し、前記と同一種類の合成石英
管を同一の方法でジャケットし、さらにこれを線引き
し、かつ被覆を施し第2図のような光伝送体1を得た。
これを前記同様にコア2の部分の組成を二次イオン質量
分析で調べたところ、ナトリウムが0.07ppm見出され
た。
ナトリウム水溶液を塗布し、前記と同一種類の合成石英
管を同一の方法でジャケットし、さらにこれを線引き
し、かつ被覆を施し第2図のような光伝送体1を得た。
これを前記同様にコア2の部分の組成を二次イオン質量
分析で調べたところ、ナトリウムが0.07ppm見出され
た。
同様に3本目のコアロッドにより高濃度である0.1%の
塩化ナトリウム水溶液を塗布し、前記2本と同一の種類
の合成石英管を同様の方法でジャケットし、同様の方法
で第2図に示すような光伝送体1を得た。この光伝送体
1のコア2の部分を二次イオン質量分析で分析したらナ
トリウムが0.2ppm見出された。
塩化ナトリウム水溶液を塗布し、前記2本と同一の種類
の合成石英管を同様の方法でジャケットし、同様の方法
で第2図に示すような光伝送体1を得た。この光伝送体
1のコア2の部分を二次イオン質量分析で分析したらナ
トリウムが0.2ppm見出された。
以上3種のGI型光伝送体1を200℃の水素雰囲気下に4
時間曝した。この結果各々が波長1.41〜1.42μmのとこ
ろでGeOH基に起因すると推定される吸収ピーク値を示し
た。この結果をまとめたものを第1図に示す。第1図が
示すようにコア2中のナトリウムの量が増える程前記吸
収ピーク値は大きくなった。
時間曝した。この結果各々が波長1.41〜1.42μmのとこ
ろでGeOH基に起因すると推定される吸収ピーク値を示し
た。この結果をまとめたものを第1図に示す。第1図が
示すようにコア2中のナトリウムの量が増える程前記吸
収ピーク値は大きくなった。
さてこの結果により本発明者は以下のように推定した。
すなわちコア2とクラッド3の界面に存在するナトリウ
ムは、SiO2-GeO2ガラス構造を乱し、、特にゲルマニウ
ムに関連した欠陥の前駆体を発生せしめていて、この状
態で200℃の水素雰囲気に曝されると、前記欠陥の前駆
体と水素とが反応して水素により伝送ロス増加の問題と
なるGeOH基が発生する、と推論した。
すなわちコア2とクラッド3の界面に存在するナトリウ
ムは、SiO2-GeO2ガラス構造を乱し、、特にゲルマニウ
ムに関連した欠陥の前駆体を発生せしめていて、この状
態で200℃の水素雰囲気に曝されると、前記欠陥の前駆
体と水素とが反応して水素により伝送ロス増加の問題と
なるGeOH基が発生する、と推論した。
次に第1図が示すようにナトリウムが1ppb以下でも約2d
B/kmのロス増加が見られるが、この原因はSiO2-GeO2ガ
ラスがナトリウムによらず、もともと持っている固有の
欠陥に起因すると推定した。そこでナトリウム濃度が10
ppb以下での挙動を再度調査した結果、第1図の矢印(5
ppbを示す)が示すように5ppb以下ではロス増加は約2dB
/kmとほぼ一定であって、これ以上になるとコア内のナ
トリウム重量濃度に比例してロス増加が進むことがわか
った。
B/kmのロス増加が見られるが、この原因はSiO2-GeO2ガ
ラスがナトリウムによらず、もともと持っている固有の
欠陥に起因すると推定した。そこでナトリウム濃度が10
ppb以下での挙動を再度調査した結果、第1図の矢印(5
ppbを示す)が示すように5ppb以下ではロス増加は約2dB
/kmとほぼ一定であって、これ以上になるとコア内のナ
トリウム重量濃度に比例してロス増加が進むことがわか
った。
以上の結果から本発明者は、コア2内及びコア2に近接
するクラッド3の一部、すなわち光伝播部のナトリウム
による汚染を5ppb以下にすれば水素によるロス増加を防
止できる、という重要な知見を得るに至った。
するクラッド3の一部、すなわち光伝播部のナトリウム
による汚染を5ppb以下にすれば水素によるロス増加を防
止できる、という重要な知見を得るに至った。
ところでナトリウムのコアへの含有濃度を5ppb以下にす
る方法であるが、例えば、VAD法にて作製したコアロッ
ドを予め5%のフッ化水素水溶液に5分間程度浸し、こ
れを高純度(イオン交換+蒸溜を行った)蒸留水で充分
洗浄した後、直ちに前記合成石英管、すなわちVAD法、O
VD法あるいはプラズマ法等で作製した合成石英管をジャ
ケットする方法、あるいは前述のように洗浄したコアロ
ッド外周に、直ちにOVD法にてクラッド部等を堆積せし
め、該堆積部分を脱水.透明化する方法等がある。尚こ
れらの操作はすべてクリーン度が100〜1000程度の清浄
な雰囲気下が行う必要がある。その理由は、空気中に放
置するだけでコアロッド表面あるいはクラッド表面が空
気中のナトリウムやカリウム等により汚染されるからで
ある。
る方法であるが、例えば、VAD法にて作製したコアロッ
ドを予め5%のフッ化水素水溶液に5分間程度浸し、こ
れを高純度(イオン交換+蒸溜を行った)蒸留水で充分
洗浄した後、直ちに前記合成石英管、すなわちVAD法、O
VD法あるいはプラズマ法等で作製した合成石英管をジャ
ケットする方法、あるいは前述のように洗浄したコアロ
ッド外周に、直ちにOVD法にてクラッド部等を堆積せし
め、該堆積部分を脱水.透明化する方法等がある。尚こ
れらの操作はすべてクリーン度が100〜1000程度の清浄
な雰囲気下が行う必要がある。その理由は、空気中に放
置するだけでコアロッド表面あるいはクラッド表面が空
気中のナトリウムやカリウム等により汚染されるからで
ある。
尚これまではナトリウムについてのみ述べたがその性質
からしてリチウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、
カルシウムあるいはマグネシウム等のアルカリ元素、ア
ルカリ土類元素についても同様なことが言え、その総和
を5ppb以下にする必要がある。またコア2の組成につい
ても前記SiO2-GeO2系ガラス以外にSiO2ガラスやSiO2-F
系ガラスについても同様である。
からしてリチウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、
カルシウムあるいはマグネシウム等のアルカリ元素、ア
ルカリ土類元素についても同様なことが言え、その総和
を5ppb以下にする必要がある。またコア2の組成につい
ても前記SiO2-GeO2系ガラス以外にSiO2ガラスやSiO2-F
系ガラスについても同様である。
以上に述べた如く、コア部分及び該コアに隣接するクラ
ッドの一部、すなわち光伝播部のアルカリ元素+アルカ
リ土類元素の濃度和を5ppb以下にすることにより光伝送
体の耐水素性を著しく向上させることが可能となった。
また本発明の光伝送体の耐放射線性について調査したと
ころ、やはり特性の向上が見られた。その理由は、耐水
素性と同様にガラス構造を乱すアルカリ元素、アルカリ
土類元素を減少せしめた結果であると推定される。
ッドの一部、すなわち光伝播部のアルカリ元素+アルカ
リ土類元素の濃度和を5ppb以下にすることにより光伝送
体の耐水素性を著しく向上させることが可能となった。
また本発明の光伝送体の耐放射線性について調査したと
ころ、やはり特性の向上が見られた。その理由は、耐水
素性と同様にガラス構造を乱すアルカリ元素、アルカリ
土類元素を減少せしめた結果であると推定される。
前述の如く本発明によれば、光伝送体の耐水素ロス増加
を最小限に押さえることができる。
を最小限に押さえることができる。
第1図は本発明に係わる実験結果を示すグラフ、第2図
は光伝送体の横断面図である。 1〜光伝送体、2〜コア、3〜クラッド
は光伝送体の横断面図である。 1〜光伝送体、2〜コア、3〜クラッド
Claims (2)
- 【請求項1】石英ガラスを主成分とする光伝送体におい
て、該光伝送体の光伝播部が含有するアルカリ元素とア
ルカリ土類元素の重量濃度の和が5ppb以下であることを
特徴とする光伝送体。 - 【請求項2】前記光伝送体の光伝播部はSiO2-GeO2から
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光伝
送体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61114358A JPH0737336B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 光伝送体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61114358A JPH0737336B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 光伝送体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62270441A JPS62270441A (ja) | 1987-11-24 |
| JPH0737336B2 true JPH0737336B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14635724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61114358A Expired - Fee Related JPH0737336B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 光伝送体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737336B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01167258A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Shinetsu Sekiei Kk | レーザ光学系素体 |
| JPH035338A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-11 | Shinetsu Sekiei Kk | レーザ光用光学部材 |
| JP5974488B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2016-08-23 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバおよび光ファイバ母材 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61114358A patent/JPH0737336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| OPTICAL FIBER COMMUNICATION CONFERENCE=1986 * |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62270441A (ja) | 1987-11-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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