JPH0737440U - ばけつまたはドラム缶 - Google Patents

ばけつまたはドラム缶

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JPH0737440U
JPH0737440U JP011946U JP1194694U JPH0737440U JP H0737440 U JPH0737440 U JP H0737440U JP 011946 U JP011946 U JP 011946U JP 1194694 U JP1194694 U JP 1194694U JP H0737440 U JPH0737440 U JP H0737440U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で有効な具合に、所要される要求に出会
うべく向かう方策の少なくとも一部をとり、有用な選択
を持って公共性を少なくとも提供することを特徴として
いる。 【構成】 外方に転造された巻付部として形成された頂
部リムを有する円筒部を有し、巻付部は、周辺縁に隣接
した一次巻付部と、一次巻付部から円筒状壁に延びる大
きな断面直径の二次巻付部とから成り、一次巻付部は少
なくとも180°巻付けられ、二次巻付部は少なくとも
270°巻付けられ、一次巻付部が二次巻付部の最上部
の内側の湾曲に接し且つそれに沿って巻かれ、巻付部の
断面形状は直径に沿う幅よりも軸方向高さが大きい長円
形であることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、独占的ではないが、落下試験を含む危険物試験に優れた性能を与 えるような具合にカバーを取付けできる頭部開放ばけつやドラム缶、特にこの様 なばけつまたはドラム缶の改良された頂部リムとして特に金属板で造られたばけ つやドラム缶の閉鎖体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
円筒形状の金属板ドラム缶やばけつは主に2つの種類、すなわち頭部開放ばけ つやドラム缶と、頭部閉鎖ばけつやドラム缶とに一般に分けられる。頭部閉鎖ド ラム缶は、ドラム缶の液体内容物を放出できる約50mm直径の小さなねじ付閉鎖 体と協同する恒久的に固着された頂部や頭部を一般に有している。様々に呼ばれ ている頭部開放、頭部全開、頂部全開或は取外し可能な頂部等の、頭部開放ドラ ム缶の比較によって、ドラム缶の円筒部の上周辺まわりのリムと係合される大き な円形の取外し可能な蓋を有している。他方、頭部閉鎖ドラム缶は、容易に注入 できたり且つドラム缶の蓋の小さな閉鎖体からポンプ供給または注出できる低粘 性液体の移送に適しているが、接着剤や塗料の様な粘性液体の運搬や或は粒状固 体の運搬には頭部開放ドラム缶の使用が好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
金属板ドラム缶やばけつは、全体として、特に閉鎖部分の容器の耐漏洩性が設 計型式資格試験により認められるべく試験されねばならないような危険物の運搬 に使用するために一般に必要とされる。危険物容器の耐漏洩性は、閉鎖体が衝撃 や内部圧力によって激しく恒久的に変形される状態であっても維持できなければ ならない。落下試験は、容器が側部や蓋から先に落下せねばならないような種々 の異なった方向や、容器の上リムが先に指示した角度で地面に最初に当接する角 度で硬い面に先に指摘した高さから積載容器を落下することによって通常行われ る。危険物容器のこの様な形式の試験は種々の法律において相当厳格に近年行わ れており、通常の頭部開放ドラム缶が相当な期間幅広く使用される多くの種類の 危険物の貯蔵乃至は運搬に最早適合しないことを教えている。
【0004】 多くの固体や液体が危険物として類別される。多くの液体塗料や接着剤は例え ば可燃性成分がその定式化に使用されるために斯様に類別される。従って、閉鎖 部分の構造の改良のために頭部開放型ドラム缶の購入者や使用者によって必要が 感じられるので、この型のドラム缶やばけつは既存の市場受入れを成すこれら危 険物の貯蔵乃至は輸送のための適切な専門家により認められるよう続けることが できる。
【0005】 また、既存の市場容認のドラム缶や他の同様な型の容器に対する小さな増大費 用の増加の他以外によって開放頭部ドラムやばけつの閉鎖部分に対する改良が達 成されることが一般的に重要である。
【0006】 従って、この考案の目的は、上述の欠点を除去または最少にし、簡単で有効な 具合に上述の痛切な要求に出会うべく向かう方策の少なくとも一部をとり、有用 な選択を持って公共性を少なくとも提供する円筒状の頭部開放金属板のばけつま たはドラム缶を設けることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、落下試験の際のリムの変形に抵抗するだけでなく、巻付部を潰す ことなくばけつやドラム缶に蓋を固着する時に優れた緊締を達成するようできる リムにおける巻付部を強化することによって頭部開放ばけつやドラム缶の閉鎖シ ールの完全性を改良できることの実現から得られる。
【0008】 1つの形態に依れば、この考案は、頂部周辺縁の圧搾または転造によりリムに 一次巻付部を形成し、圧搾または転造による一次巻付部の連続部として大きな断 面直径の二次巻付部を形成して成り、周辺縁がばけつやドラム缶の円筒状壁に対 して少なくとも360°外方に巻付または転造される様に一次巻付部が二次巻付 部内に少なくとも一部包含され、円筒状頭部開放金属板ばけつまたはドラム缶の 頂部リムのような外方に転造された巻付部を形成して成っている。
【0009】 別の形態においては、この考案は、ばけつやドラム缶の円筒状壁に対して金属 板の上周辺縁が少なくとも360°外方に巻付け或は転造された外方に転造され た巻付部のように形成された頂部リムを有する円筒状頭部開放金属板ばけつやド ラム缶を成している。
【0010】 他の形態においては、この考案は、大体平行な側縁と協同する各ラグの形状に よって特徴付けられた、ばけつやドラム缶のリムの下に緊締されるようできる蓋 の周辺から下方に伸びる複数個のラグと蓋が協同するばけつやドラム缶の金属板 ラグカバー蓋を成している。
【0011】 種々の形の従来のドラム缶またはばけつ閉鎖体を示す図1,2,3を先ず参照 するに、周辺縁3で終わる巻付部2により形成される上部リムを有した金属板ド ラム缶の円筒状の壁1の断面が図1に示される。巻付部2が終わっている周辺縁 3は円筒状壁1の1乃至2倍の金属厚さ内に普通ある。巻付部2の形成の際に、 周辺縁3に隣接した巻付部2に対してほゞ接線方向に延びて壁1と同一線上に始 めに設けられた想像線4は矢印Aにより示される様に一般に250°〜320° の角度回転される。
【0012】 また、ドラム缶は別個の錠止リング6により所要場所に保持される蓋5が一般 的に設けられる。蓋5は平らな円板状部分7と、上方に延びるフランジ8と、ド ラム缶1のリムにて巻付部2の上に載るようできるリム9とを一般に有する。弾 性ガスケット10が、リム9と巻付部2の間の空所を満たすようリム9内に一般 に設けられるので、ガスケット10が巻付部2に対して圧縮されるときに、ドラ ム缶内からの内容物の漏洩が防止される。ガスケット10の緊着圧縮とドラム缶 上の蓋の保持は、通常一点で放射方向に割れていてボルトとナットか或はレバー 機構のような他の適宜な手段のいずれかの作用によって割れを閉じるように緊張 される錠止リング6により蓋リム9と巻付部2への対向する力の適用によって行 われる。ボルトとナット或はレバー機構はできるように錠止リング6の放射割れ の両側に固着された適宜な固着具を介して夫々作用する。この型の錠止リングは 大きな金属板ドラム缶に一般に使用されるが、小さなばけつには図2,3に就い て以下に説明される型の“ラグカバー蓋”が一般に設けられている。
【0013】 図2,3には周辺縁13に終わっている巻付部12により形成される上部リム を有するばけつの円筒状の金属板壁11が示されている。図1に就いて説明され たドラム缶の場合における様に、周辺縁13は巻付部12を形成する時にほゞ3 60°以下の角度で回転される。これは周辺縁13とばけつの円筒状壁11の間 の間隙14の形成に基づくドラム缶やばけつのリムの巻付部の形成のための周知 の製造技術の制限に基づいている。
【0014】 ラグカバー蓋15は平らな円盤状部分16と上方に延びるフランジ17と外方 に巻付けられたリム18とを一般に有する。ラグカバー蓋15がばけつのリム1 8の上の所要位置に緊締される前に、リム18のスカートはリム18の点19か ら下方に一般に垂下し、図12、13に一般に示される様に多数の異なったラグ 形状に形成できる。更に、弾性ガスケット20には図1に就いて説明されたガス ケット10と同様な具合に蓋のリム内に設けられる。
【0015】 使用において、蓋がばけつのリムの上に置かれゝば、スカートすなわちラグ部 21は適宜な緊締機構を用いて巻付部12の下に下方に巻付けられるので、ラグ は角部22を介して曲げられてばけつの円筒状壁11に隣接した部分23に下方 に垂下する。
【0016】
【実施例】
当業技術範囲内に包含できる他の形に拘わらず、この考案の1つの推奨例と変 形例が添付図面の図4乃至図11および図14を参照してだけ例により以下に説 明されよう。
【0017】 この考案の推奨例はラグカバー蓋を受けるようできる形の頭部開放ばけつのリ ムへの巻付部の形成に就いて説明されよう。しかし、他の蓋形状や別の蓋ドラム 缶取付手段(図1に示される様なもの)を使用できる寸法のばけつか或はドラム 缶に同様な巻付部を形成できることが明らかであろう。
【0018】 この考案の特異な特長は、ばけつの円筒状壁に対して金属板円筒の自由な周辺 縁を少なくとも360°巻付け或は転造することによりばけつのリムに巻付部を 形成することである。この作用は図4のA乃至Eを参照して以下に説明される。 図4のAに示される様に、周辺縁24は円筒状側壁25に対して270°の角度 でほゞ円形断面形状に先ず巻付け或は転造され、側壁25の外面とリムの周辺縁 24の間に小さな間隙26を残す。この段階に対する巻付部の形成は図3に示さ れる従来のばけつの巻付部の形成と大体同じである。図4のAに示される一次巻 付部の有効断面直径は、十分に形成される時に巻付部の意図された有効断面直径 よりも好適に小さい。
【0019】 ばけつのリムの巻付部の形成の次の工程は任意であるが、一定のばけつ寸法と 壁厚さの優れた巻付部に起因するよう見られる。図4のBに示される第2工程は 上部のばけつの直径の増大を含んでおり、従って、ばけつには下方向の内テーパ が設けられ、側壁25の外面は一次巻付部27の周辺縁24に向かって動くか或 は接触する。この様な具合に、一次巻付部27の形成にもとづく小さな間隙27 が減少または除去される。
【0020】 図4のC乃至Eは巻付部の形成の3つの追加の連続段階を示しており、自由な 周辺縁24が図4のEに示される様に約540°までの大きさの角度に側壁25 に対して更に回転される。実際の大きさの巻付部はばけつや他の壁の容器の特異 な利用に基づいて造るようできる。この考案に従えば、しかし、リムの巻付部は 側壁25に対して少なくとも360°である。
【0021】 図4のD,Eに示される一般型の巻付部は周知の転造や圧搾方法の組合せによ って達成できるが、一次巻付部が圧搾や転造によってリムに形成され、次いで、 大きな断面直径の二次巻付部が、閉鎖されたばけつに導かれる落下および他の性 能試験の間は構造的一体性を維持するよう必要な型の非常に強くて強固なリムを 形成する少なくとも360°、好適には少なくとも450°から540°まで、 或はそれ以上の全体の大きさにて複合巻付部にもとづく圧搾か転造のいずれかに よって一次巻付部の連続部として形成される二段作用に好適に形成される。巻付 部を形成する2つの方法が図5,6を参照して以下に説明されよう。
【0022】 この考案の第1の例にて、巻付部は図5のA,Bに示される形状の型内に長手 方向にばけつを圧搾することによって形成される。型は、平面図にて円形で図5 と図6に実線で示される様な断面を持った大体箱形の形状である。作用の第1段 階にて、ばけつの周壁30は、溝32が形成された型31内に長手方向に圧搾さ れる。溝は、形成するよう所要される一次巻付部33の意図した断面直径に対応 する半円形断面の直径を持った断面半円形またはほゞぼ半円形を成している。こ の形状の型内に長手方向にばけつ本体を圧搾することによって、リムの周辺縁は 図5のAに示される様に約270°周辺縁自体の外後方に巻付けられるようにす る。
【0023】 二次巻付部は、次いでばけつを一次巻付部と一緒に、ばけつのリムに形成され るよう所要される最終巻付部の断面直径に対応する大きな断面半円形直径の同様 な形状の溝36を有する図5のBに示される様な型34内にばけつを圧搾するこ とによって形成される。この様に、巻付部が更に転造されるので、一次巻付部3 3は大きな二次巻付部37内にいま包含される。この様な具合に、リムの周辺縁 は図5のBに示される形状の巻付部を形成するよう540°一般に転造される。
【0024】 図5のBの巻付部を形成する推奨工程として、ばけつの開口を図5のAに示さ れる一次巻付部の形成と図5のBに示される二次巻付部との間の直径に膨張でき る。この膨張は一次巻付部を緊張してばけつの本体30の外径に対して当接する リムの先端縁に巻付けるよう作用する。
【0025】 この考案の別の例にて、巻付部は図6のA,Bに就いていま説明される様に圧 搾によるよりも転造によって形成される。更にまた、巻付部は数工程で形成され るので、比較的小直径を有した一次巻付部は、一次巻付部の連続部として大きさ 断面直径の二次巻付部によって続けて形成される。また、ばけつの口は一次巻付 部の形成と二次巻付部の間に好適に膨張できる。
【0026】 巻付部の転造形成において、ばけつの周壁38のリムの周辺縁は、予定の断面 曲率の周溝40を夫々有した第1の組のローラ39の作用によって外方に転造さ れる。図6のAのローラを支持するヘッドはリムを外方に巻付けるようにばけつ のリム上をほぼ長手方向に動かされる。一次巻付部形成は、図6のAに示される 様なほぼ放射方向内方に動かされる第2の組のローラ41によって更に動けるよ うできる。また、第2のローラ41は、ローラ39の溝40の断面直径よりも僅 かに小さな断面直径にすることができる周溝42を有する。一次巻付部が第2ロ ーラ41の使用によって更に形成されたならば、第2ローラ41は引込められ、 第1ローラ39は再び長手方向に前進されて図6のAに示される形状43に一次 巻付部の形成を完了するようされる。
【0027】 図6のBを参照するに、二次巻付部は、周溝47が溝46よりも僅かに小さな 断面直径を成可く有することを除いて、一次巻付部の形成に使用されるローラ3 9,48と形状および配置が同様な第1ローラ44と第2ローラ45を有する第 2の組のローラによって同様に形成される。更にまた、二次巻付部は第1ローラ 44の第1転造作用に続いた第2ローラ45の第2転造作用によって形成され、 第1ローラ44の最終転造作用によって完了される。
【0028】 転造作用全体で図6のBに示される形状の巻付部が形成され、大きな断面直径 の二次巻付部48がばけつの本体38から点49に約270°外方に転造され、 巻付部は、約180°以上延びていて且つばけつ38の周壁に当接または近接す るノーズ部51を有した一次巻付部58に続いている。
【0029】 図5のBと図6のBに示される形状の巻付部を有したばけつは図7のA,B, と図8,9,10に示すようできるラグカバー蓋と係合すべく使用できる。
【0030】 図7のAで、蓋106はばけつに取付ける前が示され、周辺ラグが下方に延び 且つ弾性ガスケット107が所要位置にある。図7のBに示される様に、ばけつ 120の巻付転造されたリムへの蓋106の固着にては、蓋周辺の円弧部がリム と側壁101の間に形成されたほぼ逆V字形の溝内に僅かに上方に延びるように ばけつリムの下部を囲んで蓋周辺が形成される。この部分105は、蓋106が ばけつに固着されて、先に検討された標準の落下試験が十分に達成できることを 確実にする。弾性ガスケット107は、ばけつやドラム缶の巻付転造されたリム の上部と蓋106の円弧状周辺の間の通常の位置をとる。
【0031】 図2,3に関連した先に検討した従来構成の場合の様に、蓋の中央部は巻付転 造されたリムの底部の位置の丁度下に位置される。しかし、この考案に従った別 の実施例は、中央部152のノーズ部よりも大きくばけつ120の内側に下方に 延びる深いノーズ部153を設けている。約11mmから17〜25mmの範囲の、 より好適には19〜22mmの範囲の深さのノーズ部の増大された深さは蓋152 の中央部が完全に平らである時に10〜25リットルの範囲の容量のばけつに特 に有利であることが見られる。この一層の特長は、特に充満されたばけつが標準 落下試験を受ける時に蓋の別の固着を設ける。
【0032】 巻付部と対応するラグカバー蓋の別の形状が図8,9,10を参照して以下に 概略的に説明されよう。
【0033】 巻付部53を有したばけつ本体52は、ガスケット57が位置されるリム56 に対して転造される深い側部55をもった深絞り(深ノーズ部)の形状の皿形カ カバー部54を有したラグカバー蓋によって閉鎖される。リムは、以下に説明さ れる様にばけつに蓋を固着するようばけつの巻付部の下に緊締されるようできる ラグ58を下方に延びている。緊締の前に、ラグ58は、蓋をばけつとしっかり 嵌合した関係に容易に配置できるようにリム56から下方に延びる。この状態に て、緊締装置は、工具ヘッドの各ジョーが矢印59の方向に最終的に作用される 力によって内上方にラグを押すようにラグと係合されるので、ラグはばけつ52 の壁に対して内方に変形されて巻付部53とばけつの周壁52の間に再入角度6 0を形成するよう上方に緊締される。緊締作用の際に、巻付部の頂部のリム56 内に先に位置されたガスケット57は圧縮されて位置61に向かって外下方に押 されるようなる。ガスケット材料のこの位置決めは、落下および他の性能試験の 際に蓋とばけつの間のシールの完全性の維持に特に有益となるようみられる。
【0034】 また、再入角度60を形成するよう内上方のラグの緊締が厳しい試験の際に、 ばけつ上の所要位置のカバーの保持に有益であることがみられる。通常の従来の ラグカバー蓋は所要場所に普通に緊締されるので、ラグは図2,3に示される様 に比較的弱い機械的継手を形成するばけつの周壁52に直角に内方に簡単に延び る。360°以上のばけつのリムの転造により形成される優れた巻付部がばけつ 上の巻付部を壊すことなくラグに一層大きな緊締力を作用でき、従って、ラグの 再入緊締が巻付部とばけつの隣接の周壁の間にできることがこの考案の特長であ る。
【0035】 また、所要位置のラグカバー蓋の緊締の後の図5のBまたは図6のBに示され る巻付部形状と図8に示される仕上がった巻付部を比較する時に、図8に示され る形状への巻付部の最終緊締形成がばけつ上の所要場所のラグカバー蓋の緊締の 際に達成できることが理解されよう。この場合に、緊締装置は図8に示される形 状の緊締巻付部の形成の第3工程を行う。緊締転造巻付部は、第3段階を行う緊 締工具を当てにする必要なしに、説明した方法のいずれかによって形成できる。
【0036】 図5,6を参照して、先に述べた型の圧搾または転造作用を変えることによっ て、異なった形状の巻付部を形成するようできる。2つの可能な変形が図9,1 0に示され、実際の巻付部の形を別として図8に就いて図示説明した形状と夫々 同じである。ドラム缶の長手方向軸心と平行な巻付部の深さがドラム缶直径の方 向の巻付部の幅よりも僅かに大きくなった僅かに長円な形状に巻付部を形成する ことがみられる。巻付部の深さと幅の間の5:4の割合が、円形断面の巻付部が 非常に満足な結果をもたらすが、閉鎖されたばけつにて行われる激しい変形試験 に有効に抵抗する特に適した強度の巻付部に起因することがみられる。
【0037】 図11はこの考案の更に別の実施例を示しており、短い型または長い型のノー ズ部がある蓋106に、中央部152,153を夫々囲んで延びるほゞV字形の 環状溝154が設けられている。しかし、側壁101の頂部リムは約540°回 転される。図11に示される蓋106がばけつ120に実際に固着されるが、こ の様な固着が図7のBに関連した上述の説明に従って好適にできることが明らか であろう。落下試験において、環状溝154が、リム部分に対する蓋152,1 53の“エッジスラスト”の除去によってガスケット107とばけつリムの巻付 部の間のシールの完全性の維持を助けるようできることが見られる。
【0038】 ばけつの巻付部に対する蓋の緊締強度を最大にするようにラグカバー蓋のラグ が特別な形状に形成されることがこの考案の別の特長である。図12,13は一 般の従来のラグの形状を示しており、図12ではラグは半円形形状72にリム7 1から下方に垂下し、図13図ではラグは平らな下縁74に終わっている傾斜し た側部73を有している。これら2つの形状は比較的おおきな間隙75をラグ間 に有し、緊締作用後の巻付部の周辺まわりの金属の量を相当に減少している。
【0039】 また、図12,13に示される一般の従来のラグ形状はカバーの周辺まわりに 16個のラグを一般に設けている。
【0040】 16個から18〜22個の間、好適には20個にラグの数を増やし且つラグの 形状を変えることによって、激しい試験の際のばけつの完全性を維持するよう良 好にできる優れたラグカバー形状を達成できることがみられる。16個から20 個へのラグの数の増加は深いノーズ部(図7のA)を有した深絞りカバー153 を設けるように容易にする。図12,13に示される型のラグが設けられた深絞 りカバーをつくるときに、ラグの間の交線における集群と材料の激しい歪みから 問題が起こることがある。16個から20個へのラグの数の増加によって、金属 が良好に配分されて問題が解消される。
【0041】 図14に示される様にこの考案に従ったラグ形状では、各ラグ76は蓋のリム 71から下方に延び、予定された幅の平行な側部間隙75によって隣接のラグの 側部から隔たった平行に且つ下方に延びる側部77のある外形を有している。ラ グは、丸い隅部80により側部77に接合された真直ぐな下縁部79が一般に設 けられている。
【0042】 間隙78の幅は、図8乃至図9図に示されるよう再入角度69を形成するばけ つの巻付部の下にラグが緊締される時に、隣接ラグの側部77が互いに密接され たり或は互いに丁度緊締されるように決められる。この様に、巻付部53の下の 緊締されたラグの金属の量はばけつのリムへのカバーの最大限可能な機械握持を 設けるように最大にされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締着リングによって所要場所に保持する蓋を示
す従来一般の頭部開放ドラム缶の上部リムの断面図であ
る。
【図2】所要位置に緊締されたラグカバーを示す従来の
ばけつの上部リブの断面図である。
【図3】所要位置に緊締されたラグカバーを示す図2に
示される従来のばけつの別の形のばけつの上部リムの断
面図である。
【図4】A乃至Eはこの考案に従ったばけつまたはドラ
ム缶の上部リムの巻付部の形成を示す断面図である。
【図5】Aは型内への圧搾作用中の一次巻付部の形成を
示すばけつのリムの断面図で、Bはリム内に二次巻付部
を形成する型内への圧搾作用を示すAと同様な断面図で
ある。
【図6】Aは転造作用中の一次巻付部の形成を示すばけ
つのリムの断面図、Bは転造作用中のばけつのリムの二
次巻付部の形成の第2段階を示すAと同様な図である。
【図7】Aは緊締の前にリム上の位置にゆるく取付ける
ラグカバーを示すこの考案に従ったばけつの上部リムの
断面図で、Bは所要位置に緊締されるラグカバーを示す
Aと同様な断面図である。
【図8】所要場所に緊締されるラグカバーを示すこの考
案に従ったばけつの上部リムの断面図である。
【図9】ばけつのリムに形成された巻付部の別の形を示
す図8と同様な断面図である。
【図10】ばけつのリムに形成された巻付部の別の形を
示す図8と同様な断面図である。
【図11】緊締前の蓋の異なった形状を示すこの考案に
従ったばけつの上部リムの断面図である。
【図12】従来技術に従ったラグカバー蓋に一般に用い
られるラグの部分図である。
【図13】従来技術に従ったラグカバー蓋に一般に用い
られる図12と同様なラグの部分図である。
【図14】この考案に従ったラグカバー蓋のラグの形状
を示す図12,13図と同様な部分図である。
【符号の説明】
24 周辺縁 25 側壁 26 間隙 27 一次巻付部 30 周壁 32 溝 33 一次巻付部 34 型 36 溝 37 二次巻付部 38 本体 39 ローラ 40 溝 41 ローラ 42 周溝 46 溝 47 周溝 48 二次巻付部 50 一次巻付部 51 ノーズ部 52 ばけつ本体 53 巻付部 54 カバー部 55 側部 56 リム 57 ガスケット 58 ラグ 101 側壁 106 蓋 107 弾性ガスケット 120 ばけつ 152 中央部 153 ノーズ部 154 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 テンビィ、リチャード・ダグラス オーストラリア国、サウス・オーストラリ ア 5011、ウッドヴィル・ウエスト、トッ ドヴィル・ストリート 75

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外方に転造された巻付部として形成され
    た頂部リムを有する円筒状頭部開放金属板ばけつまたは
    ドラム缶において、前記巻付部が、周辺縁に隣接した一
    次巻付部とその一次巻付部からばけつまたはドラム缶の
    円筒状壁に延びる大きな断面直径の二次巻付部との2つ
    の構成部分から成り、一次巻付部は少なくとも180°
    巻付けられ、二次巻付部は少なくとも270°巻付けら
    れたものであって、一次巻付部が二次巻付部の最上部の
    内側の湾曲に接し且つそれに沿って巻かれ、そして、巻
    付部の断面形状は、ほゞばけつやドラム缶の直径に沿う
    幅よりもほゞばけつやドラム缶の軸に沿う高さが大きい
    長円形であることを特徴とする円筒状頭部開放金属板ば
    けつまたはドラム缶。
  2. 【請求項2】 前記巻付部の高さと幅の比が5:4であ
    ることを特徴とする請求項1記載のばけつまたはドラム
    缶。
  3. 【請求項3】 深く窪んだ中央部を有する蓋を設ける場
    合には、その蓋がばけつやドラム缶上に置かれる時に、
    その蓋の中央部が前記巻付部の下縁の相当下方に位置付
    けられることを特徴とする請求項1記載のばけつまたは
    ドラム缶。
  4. 【請求項4】 前記蓋の中央部がその蓋のリムから下方
    に17mmから25mmの間で窪んでいることを特徴と
    する請求項3記載のばけつまたはドラム缶。
  5. 【請求項5】 前記蓋の中央部がその蓋のリムから下方
    に19mmから22mmの間で窪んでいることを特徴と
    する請求項3記載のばけつまたはドラム缶。
  6. 【請求項6】 窪んだ中央部を有する場合には、その中
    央部に、バケツまたはドラム缶の円筒状壁から内方に隔
    たった環状溝が設けられていることを特徴とする請求項
    3記載のばけつまたはドラム缶。
  7. 【請求項7】 ばけつまたはドラム缶のリムの下に緊締
    できるようになった蓋の周辺から下方に延びる複数個の
    ラグの組み込まれた蓋において、各ラグの形状が実質的
    に平行な側縁で共同することを特徴とする請求項3記載
    のばけつまたはドラム缶。
  8. 【請求項8】 隣接する各ラグの側縁間の間隙が、ばけ
    つやドラム缶への緊締後に、それらの側縁が殆どあるい
    は完全に当接するように定められたことを特徴とする請
    求項7記載のばけつまたはドラム缶。
  9. 【請求項9】 蓋の周囲には18から22個のラグが設
    けられていることを特徴とする請求項8記載のばけつま
    たはドラム缶。
  10. 【請求項10】 蓋の周囲には20個のラグが設けられ
    ていることを特徴とする請求項9記載のばけつまたはド
    ラム缶。
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AT (1) ATE51371T1 (ja)
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DE (1) DE3576804D1 (ja)
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