JPH0737488Y2 - 搾乳装置の薬液供給装置 - Google Patents

搾乳装置の薬液供給装置

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JPH0737488Y2
JPH0737488Y2 JP10554289U JP10554289U JPH0737488Y2 JP H0737488 Y2 JPH0737488 Y2 JP H0737488Y2 JP 10554289 U JP10554289 U JP 10554289U JP 10554289 U JP10554289 U JP 10554289U JP H0737488 Y2 JPH0737488 Y2 JP H0737488Y2
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container
negative pressure
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chemical liquid
float
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JP10554289U
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Inventor
定雄 徳永
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株式会社本多製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、搾乳装置の薬液供給装置に関するもので、
搾乳装置が有する負圧源を利用して洗剤等の薬液を一定
量宛自動的に計量して適時供給する装置に関するもので
ある。
《従来の技術》 搾乳装置のパイプラインを洗浄するための洗浄液タンク
に洗剤や殺菌剤等の薬液を負圧を利用して自動的に計量
して供給する装置として、第6図に示すような装置は公
知である。この種の装置は、負圧源1に接続される負圧
供給口2と、薬液タンク3に接続される薬液吸入口4
と、洗浄液タンク5に連通される薬液供給口6とを備え
た計量容器7を備えており、この容器7に内装されたフ
ロート8の上動によって負圧供給口2が閉鎖され、容器
7の内圧と大気圧との差圧により薬液供給口6が下部バ
ルブ9で閉鎖される構造である。切り換えバルブ10によ
って負圧供給口2が負圧源1に連通されると、容器7内
が負圧になって薬液供給口6が閉じ、薬液タンク3から
薬液が容器7内に吸引される。容器7で薬液が所定のレ
ベルまで達すると、上動したフロート8が負圧供給口2
に吸着されてこれを閉鎖し、薬液の吸入が停止する。そ
してその後負圧供給口2を大気開放することによって容
器7内に大気を導入し、下部バブル9を自重によって開
放して容器内の薬液を洗浄タンク5に流下させるのであ
る。
《考案が解決しようとする課題》 上記構造の装置では、容器7内の薬液の液面が所定のレ
ベルに達したときに負圧供給口2がフロート8で閉鎖さ
れることによって薬液の計量が行われるのであるが、従
来の装置では、フロート8の動きに抵抗があったり容器
7が傾斜して装着されたりしたときに大きな計量誤差が
生ずる問題があった。また、薬液吸入口4は、サイホン
現象による薬液の逆流を防ぐために容器7の上部に開口
させる必要があるが、該吸入口4から落下する薬液が容
器7内の液面を波立たせ、フロート8を上下動させるた
めに負圧供給口2を閉鎖するタイミングが一定せず、こ
れに起因する計量誤差も生ずる問題があった。
この考案は、この種の薬液供給装置の薬液の計量精度を
高くすることを課題としてなされたものである。
《課題を解決するための手段》 この考案の装置では、容器7を筒状の上部容器12と下部
容器13とに2分割し、フロート8は上部容器12に収納
し、薬液の計量値に応じて下部容器13を交換する構造と
している。フロート8は、上部容器12の内壁面との間に
僅かの間隙21を残す断面の筒状とし、上部容器12の下端
にはフロート8の底部を支持するストッパ16を設けてい
る。また薬液吸入口4は、上部容器12の内壁面に向けて
開口させ、且つ吸入される薬液の流れを制限する絞り部
33を設けている。
《作用》 この考案の薬液供給装置の動作は、従来の装置と同様で
あるが、フロート8が上部容器のストッパ16で下部容器
13の上端に常に安定に保持されており、下部容器13が一
杯になると、薬液は上部容器12とフロート8との間の狭
い間隙21に流入するので、僅かな液量差でフロート8の
上動量が大きく変化し、しかも上部容器12の内壁面によ
ってフロート8を滑らかにガイドできるので、計量誤差
を非常に小さくできる。更に薬液は絞り部33によって絞
られるので容器7内に急激に流入してくることがなく、
且つ流入した薬液は上部容器12の内壁面に添って流下し
てくるので容器内の薬液の表面を乱すことが少なく、フ
ロート8の動きが安定し、フロートの不規則な運動によ
る計量誤差も防止できる。
なお上記課題の解決に直接寄与するものではないが、負
圧供給口2の上部バルブ25による閉鎖位置28より負圧源
1側に負圧供給口2を大気に連通する小孔29を設けるこ
とにより、負圧供給口2が負圧源1から遮断されたとき
に上部バルブ25を円滑に復帰させることができ、また、
上記閉鎖位置28より容器7側に容器7内を大気に連通す
る小孔30を設けることにより、計量後の薬液の供給が速
やかになり、上部バルブ25の復帰動作も円滑になる。
《実施例》 第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示す図であ
る。
計量容器7は、筒状の上部容器12と交換可能な下部容器
13とに分割形成されており、両者はネジ部14で着脱自在
に連結されている。両者の相対位置は、ロックナット15
により固定されている。上部容器12の下端には、第2図
に示すように、ストッパ16が突設された底板17が螺着さ
れており、該底板が計量容器の室内を上部室18と下部室
19とに区画している。上部室と下部室とは、底板17の周
縁部に複数個形成された透孔20で相互に連通されてい
る。
フロート8は、上部容器12の内壁面の間に僅かな間隙21
を残す筒形に形成され、その側面に突設したガイド片22
により上部室18の中を上下方向に滑らかに移動可能であ
る。フロートの上面には軸方向に延びる押上杆23が固設
されており、フロート8は、その底面がストッパ16に当
接した状態で支持されている。
上部容器12の上面板24には矢形の上部バルブ25が摺動自
在に装着されており、該上部バルブの基端が上部室内に
延設されて、押上杆23の先端と対向している。上部容器
12の上面にはバルブケーシング26が嵌着されており、バ
ルブケーシング26に形成された負圧供給口2が前記上部
バルブ25の先端に臨んでいる。バルブケーシング26は負
圧ホース27に接続されている。負圧供給口2には弁座28
が添設されており、該弁座の両側に大気に連通する小孔
29、30が形成されている。負圧供給口2と上部室18と
は、上部バルブ25に沿って形成された通孔31によって連
通されている。
更に上部容器の上面板24には、薬液吸入管32が貫通して
おり、その下端に設けた薬液吸入口6は、上部容器12の
内壁面に向けて開口し、薬液吸入管32の上端には絞り孔
33が開口している。薬液タンクに接続された薬液ホース
34は、この薬液吸入管32に連結されている。
下部容器13の底板36には、薬液供給口6が形成されてお
り、この薬液供給口6に第4図示の下部バルブ9が上下
遊動自在に装着されている。下部容器13の下面には下部
バルブを被うようにコネクタ38が装着されており、その
先端に排出ホース39が連結されている。
次に本考案の装置の動作について説明する。計量する液
量は、下部容器13の容積によって決定される。計量値が
異なるときは、下部容器13を交換するか、下部容器13の
上部容器12へのネジ込み量を変化させて、下部容器13の
実質上の容積を変化させる。負圧供給口2が負圧源1に
連通されると、下部バルブ9が容器7内の負圧で吸引さ
れて上動し、薬液供給口6を閉鎖する。そして容器7内
の負圧により、薬液吸入口4から薬液が吸い込まれる。
このとき、流入する薬液は、絞り部33で絞られて流量が
制限され、且つ薬液吸入口4で容器7の内壁面に添って
流下するように導かれる。
容器7内の薬液の液面がフロート8の底部にまで達する
と、その後流入する薬液は、上部容器12の内壁とフロー
ト8の間の狭い間隙21に流入する。そのため、薬液の液
面は急激に上昇し、フロート8が上動して上部バルブ25
を押し上げ、負圧供給口2が閉鎖される。このとき容器
7内は、薬液タンク3と薬液吸入口4の間の水頭差だけ
負圧になっており、容器側の小孔30から大気が導入さ
れ、下部バルブ9が自重により下動し、薬液供給口6が
開いて容器内の薬液が徐々に流出し、フロート8も下動
する。
そして所定のタイミングで負圧供給口2が負圧源1から
遮断されると、負圧ホース27に負圧源側の小孔29から大
気が導入され、やがて上部バルブ25の吸着が解かれて負
圧供給口2が開く。その後は小孔29及び30から導入され
る大気が容器7内に導かれるので、容器内の薬液はより
速やかに洗浄液タンク5へと流下してゆく。
第5図はこの考案の装置の実際の使用態様の一例を示し
た図である。搾乳装置のパイプラインの洗浄は、アルカ
リ洗剤、酸性洗剤及び殺菌剤を順に用いて(必ずしもこ
の順とは限らない。)行われる。図の40aないし40cがこ
の考案の薬液供給装置で、40aはアルカリ洗剤用、40bは
酸性洗剤用、40cは殺菌剤用であり、各薬液の計量値が
異なるので、下部容器13の大きさがそれぞれ異なってい
る。3aはアルカリ洗剤タンク、3bは酸性洗剤タンク、3c
は殺菌剤タンクである。洗浄液タンク5には、清水供給
口41から清水が供給され、各薬液供給装置40a、40b、40
cから供給される薬液と混合され、ポンプ42で洗浄しよ
うとするパイプラインに送られる。各薬液供給装置の負
圧ホース27a、27b、27cは、電磁弁43を介して負圧パイ
プ44に連結されている。電磁弁43は、所定のタイミング
で各薬液供給装置の負圧ホース27a、27b、27cを順に負
圧パイプ44に連通され、アルカリ洗剤、酸性洗剤及び殺
菌剤を洗浄液タンク5に供給する。
《考案の効果》 以上のように、本考案の薬液供給装置は、フロートを容
器の内壁面と僅かな間隙を残す筒状に形成し、僅かな液
量差でフロートを上下に大きく移動させ、かつ、容器の
内壁面でフロートをガイドさせる構造としたので、上部
バルブの作動が確実となり、計量誤差が小さくなる。ま
た、薬液供給口から供給された薬液は、小量ずつ容器の
内壁面に沿って供給されるので、薬液の表面を波立たせ
ることがなく、上部バルブが誤動作を起こすことがな
い。更に、上部バルブの閉鎖位置付近に大気に連通する
小孔を設けてやれば、上部バルブを円滑に復帰させるこ
とができ、計量後の薬液の供給が速やかになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の薬液供給装置の全体断面図、第2図は
容器の連結部の拡大図、第3図は上部容器の横断面図、
第4図は下部バルブの斜視図、第5図は装置の使用例を
示す正面図、第6図は従来の装置を示す断面図である。 図中、 2:負圧供給口、4:薬液吸入口、6:薬液供給口、7:計量容
器、8:フロート、9:下部バルブ、12:上部容器、13:下部
容器、16:ストッパ、21:間隙、25:上部バルブ、28:弁座
(閉鎖位置)、29:小孔(負圧源側)、30:小孔(容器
側)、33:絞り部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負圧供給口(2)、薬液吸入口(4)及び
    薬液供給口(6)を備えた容器(7)を備え、該容器に
    内装されたフロート(8)の上動によって負圧供給口
    (2)を閉鎖する上部バルブ(25)と、内圧と大気圧と
    の差圧により薬液供給口(6)を閉鎖する下部バルブ
    (9)とを備えている搾乳装置の薬液供給装置におい
    て、容器(7)は筒状の上部容器(12)と交換可能な下
    部容器(13)とに分割形成され、フロート(8)は上部
    容器(12)との間に僅かの間隙(21)を残す筒状に形成
    され、上部容器(12)の下端にはフロート(8)の底部
    を支持するストッパ(16)が設けられており、薬液吸入
    口(4)は上部容器の内壁面に向けて開口しており且つ
    吸入される薬液の流れを制限する絞り部(33)が設けら
    れていることを特徴とする、搾乳装置の薬液供給装置。
  2. 【請求項2】負圧供給口(2)の上部バルブ(25)によ
    る閉鎖位置(28)より負圧源(1)側に負圧供給口
    (2)を大気に連通する小孔(29)が設けられている、
    請求項1記載の薬液供給装置。
  3. 【請求項3】負圧供給口(2)の上部バルブ(25)によ
    る閉鎖位置(28)より容器(7)側に容器(7)内を大
    気に連通する小孔(30)が設けられている、請求項1又
    は2記載の薬液供給装置。
JP10554289U 1989-09-08 1989-09-08 搾乳装置の薬液供給装置 Expired - Lifetime JPH0737488Y2 (ja)

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JPH0343952U JPH0343952U (ja) 1991-04-24
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JP4989291B2 (ja) * 2007-04-26 2012-08-01 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡洗浄消毒装置
JP6258665B2 (ja) * 2013-10-30 2018-01-10 サンデンホールディングス株式会社 スクロール型流体機械

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