JPH0737524Y2 - 鉤ホック - Google Patents

鉤ホック

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JPH0737524Y2
JPH0737524Y2 JP3815692U JP3815692U JPH0737524Y2 JP H0737524 Y2 JPH0737524 Y2 JP H0737524Y2 JP 3815692 U JP3815692 U JP 3815692U JP 3815692 U JP3815692 U JP 3815692U JP H0737524 Y2 JPH0737524 Y2 JP H0737524Y2
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JP
Japan
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hook
clasp
engaging
cloth
locking claw
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JP3815692U
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JPH0595308U (ja
Inventor
好信 植葉
Original Assignee
水沼金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、衣服の開口部等を係止
するための鉤ホックの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉤ホックの留金を、縫着等の煩雑
な手段を用いることなく、衣服の生地等に止着できるよ
うにするために、留金の裏面に係止爪を突出させ、この
係止爪を上記生地に挿通させて係止することが行われて
いる。
【0003】図4はこのような鉤ホックを例示する分解
斜視図である。この図に示すように、鉤ホックは第一生
地等C1に止着される留金1と、第二生地等C2に止着
される受金2とから構成されている。そして、留金1は
右側部の上下縁部に係止爪12が突設された留金本体1
1と、この係止爪12の曲げ押しよって上記留金本体1
1が係止される留金取付部13とから構成されている。
留金本体11と留金取付部13とは留金本体11の係止
爪12が第一生地等C1を貫通した状態で互いに上記係
止爪12の曲げ押しによって結合されている。留金本体
11と留金取付部13とは互いに結合された状態で、そ
の左方は一定の距離をもって互いに離反するように折り
曲げられ、その左端部に鉤部11aが形成されている。
【0004】また、受金2はC字形状に折り曲げられ、
その上下端部に係止爪22が設けられた受金本体21
と、この係止爪22の曲げ押しによって上記受金本体2
1が係止される受金取付部23とから構成されている。
受金本体21と受金取付部23とは受金本体21の係止
爪22が第二生地等C2を貫通した状態で互いに係止爪
22の曲げ押しによって結合されている。
【0005】このように、留金1および受金2は係止爪
12、22と留金取付部13および受金取付部23とを
用いることによって、縫着操作を行うことなく第一生地
等C1と第二生地等C2とに止着することができ、取り
付け作業の簡素化上好都合である。
【0006】第一生地等C1と第二生地等C2とは、図
4に示す状態から一旦留金1を受金2の右方にまで移動
させ、その後引き戻して留金本体11の左先端部を受金
本体21と第二生地等C2との隙間に挟み込むようにし
て互いに結合される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の鉤
ホックにおいては、第一生地等C1に留金1を止着する
に際しては、まず留金本体11と留金取付部13とが第
一生地等C1を介して対向させられ、その後留金本体1
1が留金取付部13の方向に押圧されることによって、
留金本体11の係止爪12は第一生地等C1を貫通し、
この貫通した係止爪12の先端が互いに接近する方向に
曲げ押しされる。
【0008】ところで、留金本体11の係止爪12を第
一生地等C1に押し当てた状態では、係止爪12の先端
が当接された第一生地等C1の裏側には留金取付部13
の切欠き部が位置し、特に第一生地等C1を介して係止
爪12の先端が当止するような当て板は設けられていな
いため、係止爪12で第一生地等C1を突き破るために
留金本体11を押圧すると、第一生地等C1の係止爪1
2が当止している部分は留金取付部13の方向に引き込
まれ、第一生地等C1に引き吊ったような皺がよる。
【0009】さらに、係止爪12が第一生地等C1を貫
通してから係止爪12の貫通部分は互いに内側に折り曲
げられるため、その部分の第一生地等C1は係止爪12
の先端が折り曲げられた方向に引き込まれ、結局この部
分には係止爪12の曲げ押し方向に凸出した引吊り部X
が形成される。
【0010】また、上記留金本体11の係止爪12が第
一生地等C1を貫通するとき、第一生地等C1を構成し
ている糸が係止爪12の上記貫通移動に同伴して引き寄
せられる、いわゆる糸引き現象が生ずることもある。
【0011】このような不都合は、第二生地等C2に受
金2を止着するに際しても上記と留金1の場合と同様に
発生する。
【0012】これらの引吊り部Xの形成や糸引き現象の
発生については、受金2が止着される第二生地等C2に
ついても同様であり、このような引吊り部Xや糸引き現
象が発生すると、外見上極めて見苦しく、また、商品価
値も大幅に下落するという問題点が存在した。
【0013】本考案は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、止着に際し生地等に引吊り
や糸引きが発生しない鉤ホックを提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
鉤ホックは、鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合され
る受金とで構成される鉤ホックにおいて、上記留金は
留金本体と留金取付部とからなり、留金本体には衣服の
生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、留金取付
には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、こ
の係合部には係合前に上記係止爪の先端部が衝当する
当部が設けられ、この衝当部は周囲よりも肉薄に圧延さ
れていることを特徴とするものである。本考案の請求項
2記載の鉤ホックは、鉤部を備えた留金と、この鉤部が
係合される受金とで構成される雌鉤ホックにおいて、上
記受金は受金本体と受金取付部とからなり、受金本体に
は衣服の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、受
金取付部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設け
られ、この係合部には係合前に上記係止爪の先端部が衝
当する衝当部が設けられ、この衝当部は周囲よりも肉薄
に圧延されていることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の鉤ホックによれば、留金取
部に設けられた上記係止爪が挿入止着される係合部に
は、周囲よりも肉薄に圧延された衝当部が設けられてい
るため、留金本体を取付部に止着するに際しては、ま
止爪が生地等を介して上記衝当部に当止する。そし
て、留金本体を取付部の方向に押圧すると、係止爪の先
端は上記衝当部を当金にした状態で生地等に小孔を穿孔
して生地等を貫通した後、周りよりも薄く圧延された衝
当部を破砕ないしは押し潰した状態で生地等を貫通し、
その後係止爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係
止される。
【0016】この場合、生地等は一旦係止爪と衝当部と
に挾持され、その後衝当部を当金とした状態で係止爪は
生地等に小孔を穿設して貫通するため、衝当部の当金と
しての効果によって、係止爪の先端が互いに接近するよ
うに折れ曲がっても、生地等を係合部の方向に引き込む
ことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊りや
糸引き現象の発生が防止されることになる。
【0017】上記請求項2記載の鉤ホックによれば、受
金取付部に設けられた上記係止爪が挿入止着される係合
部には、周囲よりも肉薄に圧延された衝当部が設けられ
ているため、受金本体を取付部に止着するに際しては、
まず係止爪が生地等を介して上記受衝当部に当止する。
そして、受金本体を取付部の方向に押圧すると、係止爪
の先端は上記衝当部を当金にした状態で生地等に小孔を
穿孔して生地等を貫通した後、周りよりも薄く圧延され
た衝当部を破砕ないしは押し潰した状態で生地等を貫通
し、その後係止爪の先端部は互いに内側に折り曲げられ
て係止される。この場合、生地等は一旦係止爪と衝当
とに挾持され、その後衝当部を当金とした状態で係止爪
は生地等に小孔を穿設して貫通するため、衝当部の当金
としての効果によって、係止爪の先端が互いに接近する
ように折れ曲がっても、生地等を係合部の方向に引き込
むことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊り
や糸引き現象の発生が防止されることになる。
【0018】
【実施例】図1は、本考案に係る鉤ホックの一例を示す
分解斜視図である。この図に示すように、本実施例の鉤
ホックは、第一生地等C1に止着される留金1と、第二
生地等C2に止着される受金2とから構成されている。
留金1は右側部の上下縁部に係止爪12が突設された留
金本体11と、この係止爪12の曲げ押しよって上記留
金本体11に係止される留金取付部13とから構成され
ている。上記係止爪12は先細りで留金取付部13の方
向に突出している。
【0019】留金取付部13の上記係止爪12に対応す
る部分には、壁面が切り欠かれた係合部3が設けられ、
この係合部3には上記係止爪12の先端部が衝当する位
置に周囲よりも肉薄に圧延された衝当部としての圧延部
31が設けられている。この圧延部31は、図外のプレ
ス機によって、プレスされることにより形成されてい
る。留金取付部13の厚みが約0.6mmの場合、圧延
部31の厚みは約0.3mmとされる場合が多い。
【0020】留金本体11と留金取付部13とは、図3
に示すように、留金本体11の係止爪12が第一生地等
C1を貫通し、かつ、上記圧延部31にガイドされた状
態で留金取付け部13側に突出し、上記係止爪12が互
いに接近する方向に曲げ押しされた状態で結合されてい
る。留金本体11と留金取付部13とは互いに結合され
た状態で、その左方は一定の距離をもって互いに離反す
るように折り曲げられ、留金本体11の先端部には鉤部
11aが形成されている。
【0021】受金2はC字形状に折り曲げられ、その上
下端部に係止爪22が設けられた受金本体21と、この
係止爪22の曲げ押しによって上記受金本体21に係止
される受金取付部23とから構成されている。
【0022】受金取付部23の上下側部には、留金取付
部13に設けられたのと同様の上下一対の係合部4が設
けられており、その一部には衝当部としての圧延部41
が形成されている。そして、受金本体21と受金取付部
23とは、受金本体21の係止爪22が第二生地等C2
を貫通し、かつ、圧延部41にガイドされた状態で受金
取付部23側に突出し、係止爪22の曲げ押しによっ
て、図3に示すように、互いに結合されている。なお、
図面に示す係合部4は、受金取付部23の上下の縁部が
切り欠かれた状態で形成されているが、本考案はこのよ
うな切り欠かれた状態の係合部4に限定されるものでは
なく、受金取付部23の上下の縁部に窓状に穿孔された
ものであってもよい。
【0023】図2は本考案に係る鉤ホックの留金本体の
他の例を示す分解斜視図である。この図に示すように、
この例の場合は、留金本体11の係止爪12が係合する
係合部として係合窓3’が設けられている。そして、こ
の係合窓3’の上下両縁部には上記圧延部31と同様の
圧延部31’が設けられている。係合部として係合窓
3’が形成されている以外は図1に示す例と全く同様で
あるため、図2には受金2の図面は省略している。
【0024】本考案の鉤ホックは、以上詳述したよう
に、留金本体11および受金本体21を受け止めて止着
する留金取付部13および受金取付部23にはそれぞれ
圧延部31、41、31’が形成された係合部3、4、
係合窓3’が設けられているため、留金本体11および
受金本体21を、第一生地等C1および第二生地等C2
を介して留金取付部13および受金取付部23に止着す
るに際しては、留金本体11および受金本体21の係止
爪12、22を第一生地等C1および第二生地等C2を
介して留金取付部13および受金取付部23の圧延部3
1、41、31’にまず当止させ、その後相当の力で押
圧する。
【0025】そうすると、それらの係止爪12、22の
先端は上記圧延部を受台にした状態で生地等C1、C2
に小孔を穿孔する。さらに留金本体11および受金本体
21を強圧すると、圧延部31、41、31’は周りよ
りも薄く圧延されているため、係止爪12、22はこの
圧延部31、41、31’を破砕ないしは押し潰した状
態で生地等C1、C2を貫通する。この場合、係止爪1
2、22は上記生地等C1、C2に穿孔された小孔を穿
設した状態で貫通するため、図3に示すように、係止爪
12、22の先端が生地等C1、C2を一緒に引き込む
ことがなく、生地等C1、C2に対する引吊りや糸引き
現象の発は有効に阻止される。
【0026】このように、本考案においては、係合部
3、3’、4には係止爪12、22によって押し破られ
る程度に肉薄に圧延された圧延部31、31’、41が
設けられているため、上記のように係止爪12、22に
よるこれら圧延部31、31’、41の破砕ないしは押
し潰し作用によって、係止爪12、22が貫通される第
一生地等C1および第二生地等C2には引吊り現象や糸
引きは起らないから、外見上は美麗であり商品価値は下
がらず好都合である。
【0027】なお、第一生地等C1と第二生地等C2と
を接合する場合は、図3に示す状態から一旦留金1を受
金2の右方にまで移動させ、その後引き戻して留金本体
11の左先端部を受金本体21と第二生地等C2との隙
間に挟み込むようにされる。そうすると留金1の鉤部1
1aが受金本体21に嵌合して第一生地等C1と第二生
地等C2とは互いに結合される。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように本考案の鉤ホック
は、留金取付部および受金取付部に設けられた上記係止
爪が挿入止着される係合部には、周囲よりも肉薄に圧延
された圧延部が設けられているため、留金本体および受
金本体をそれらの取付部に止着するに際しては、まずそ
れらの係止爪が生地等を介して留金取付部および受金取
付部の上記圧延部に当止する。
【0029】そして、留金本体および受金本体をそれぞ
れの取付部の方向に押圧すると、それらの係止爪の先端
は上記圧延部を受台にした状態で生地等に小孔を穿孔し
て生地等を貫通した後、周りよりも薄く圧延された圧延
部を破砕ないしは押し潰した状態で生地等を貫通し、そ
の後係止爪の先端部は互いに内側に折り曲げられて係止
される。
【0030】この場合、生地等は一旦係止爪と圧延部と
に挾持され、その後圧延部を当金とした状態で係止爪は
生地等に小孔を穿設して貫通するため、圧延部の当金と
しての効果によって、係止爪の先端が互いに接近するよ
うに折れ曲がっても、生地等を係合部の方向に引き込む
ことがない。従って、従来生地等に起っていた引吊りや
糸引き現象の発生が防止されることになる。
【0031】以上より、本考案の鉤ホックを用いれば、
生地等に上記引吊りや糸引きのない状態で鉤ホックを止
着することができ、その結果外見は美麗になると共に、
商品価値も下がらず好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鉤ホックの一例を示す分解斜視図
である。
【図2】本考案に係る鉤ホックの留金本体の他の例を示
す分解斜視図である。
【図3】図1に例示する鉤ホックの生地等への止着状態
を示す斜視図である。
【図4】従来の鉤ホックの生地等への止着状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 留金 11 留金本体 12 係止爪 13 留金取付部 2 受金 21 受金本体 22 係止爪 23 受金取付部 3、3’、4 係合部 3’ 係合窓 31、31’ 圧延部 C1 第一生地等 C2 第二生地等 X 引吊り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ
    れる受金とで構成される鉤ホックにおいて、上記留金
    は留金本体と留金取付部とからなり、留金本体には衣服
    の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、留金取付
    部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、
    この係合部には係合前に上記係止爪の先端部が衝当する
    衝当部が設けられ、この衝当部は周囲よりも肉薄に圧延
    れていることを特徴とする鉤ホック。 【請求項2鉤部を備えた留金と、この鉤部が係合さ
    れる受金とで構成される雌鉤ホックにおいて、上記受金
    は受金本体と受金取付部とからなり、受金本体には衣服
    の生地等を貫通する複数の係止爪が突設され、受金取付
    部には上記係止爪が挿入止着される係合部が設けられ、
    この係合部には係合前に上記係止爪の先端部が衝当する
    衝当部が設けられ、この衝当部は周囲よりも肉薄に圧延
    されていることを特徴とする鉤ホック。
JP3815692U 1992-06-05 1992-06-05 鉤ホック Expired - Lifetime JPH0737524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3815692U JPH0737524Y2 (ja) 1992-06-05 1992-06-05 鉤ホック

Applications Claiming Priority (1)

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JP3815692U JPH0737524Y2 (ja) 1992-06-05 1992-06-05 鉤ホック

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Publication Number Publication Date
JPH0595308U JPH0595308U (ja) 1993-12-27
JPH0737524Y2 true JPH0737524Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=12517548

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JP3815692U Expired - Lifetime JPH0737524Y2 (ja) 1992-06-05 1992-06-05 鉤ホック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0595308U (ja) 1993-12-27

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