JPH0737710Y2 - 籾摺選別機の籾供給量調節装置 - Google Patents
籾摺選別機の籾供給量調節装置Info
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- JPH0737710Y2 JPH0737710Y2 JP5483489U JP5483489U JPH0737710Y2 JP H0737710 Y2 JPH0737710 Y2 JP H0737710Y2 JP 5483489 U JP5483489 U JP 5483489U JP 5483489 U JP5483489 U JP 5483489U JP H0737710 Y2 JPH0737710 Y2 JP H0737710Y2
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Description
この考案は籾摺(もみすり)選別機に係り、特に、籾摺
選別機の籾供給量調節装置に関する。
選別機の籾供給量調節装置に関する。
従来、一対のロールを備えた脱(ぷ)部と、揺動選別
機等からなる籾・玄米の選別部とによって構成される籾
摺選別機にあっては、ロールによって脱作用を受けた
米粒(以下「摺米」という)は揚穀機で選別部に搬送さ
れるのであるが、選別部に常時一定の摺米を供給するた
め、揚穀機の排出部に接続して、つまり、供給部の供給
ホッパーとして吊りタンク101が設けられる(第6図参
照)。この吊りタンク101が支点103を中心にスプリング
102によって吊設されることにより、籾供給量調節バル
ブ104がこれに連動して開閉し、ロールへの供給量が自
動的に調節される。すなわち、籾供給量調節弁104を固
着する軸105をロト台106に枢支するとともにその両端を
延出し、一端に係止片113を、他端に連結用のアーム107
を各々固着する。そして、アーム107と吊りタンク101と
をロード108によって連結することにより、吊りタンク1
01内の米粒量に応じて籾供給量調節弁104が連動して開
閉し、ロールへの供給量が自動的に調節されるものであ
る。 また、原料籾の性状の違いや原動機の種類によって脱
能力が異なってくるため、原動機の過負荷防止や吊りタ
ンク101貯留量のハンチング(乱調)防止のため、籾供
給量調節弁104の最大開度を規制して最大供給量を制限
していた。すなわち、籾供給量調節弁104を固着する軸1
05の端部に設けた係止片106は、籾供給量調節弁104があ
る程度開いた位置で、ストッパーとしての螺軸109の一
端によって係止されるので、吊りタンク101が空状態に
近づいても籾供給量調節弁104を一定以上開かないよう
に規制することにより、安全かつ適正な供給量を保持す
ることができるものである。 更に、手動の籾供給量調節手段として、籾供給量調節片
104の直上に設けたシャッター110がある。このシャッタ
ー110はレバー111によってスライド可能に形成され、運
転開始時等にあっては籾供給量を減らすために半開状態
とするとともに、選別部で選別された玄米は、籾と玄米
の混合粒(以下「混合米」という)と共に機内を循環さ
せ、吊りタンク101内に摺米及び混合米がある程度たま
ってきた時点でレバー111によりシャッター110を全開と
し、これと同時に、図外の切換バルブを作動することに
よって玄米流出路を「循環」から「排出」に切換え、前
記玄米を機外に排出して通常運転に移行するものであ
る。
機等からなる籾・玄米の選別部とによって構成される籾
摺選別機にあっては、ロールによって脱作用を受けた
米粒(以下「摺米」という)は揚穀機で選別部に搬送さ
れるのであるが、選別部に常時一定の摺米を供給するた
め、揚穀機の排出部に接続して、つまり、供給部の供給
ホッパーとして吊りタンク101が設けられる(第6図参
照)。この吊りタンク101が支点103を中心にスプリング
102によって吊設されることにより、籾供給量調節バル
ブ104がこれに連動して開閉し、ロールへの供給量が自
動的に調節される。すなわち、籾供給量調節弁104を固
着する軸105をロト台106に枢支するとともにその両端を
延出し、一端に係止片113を、他端に連結用のアーム107
を各々固着する。そして、アーム107と吊りタンク101と
をロード108によって連結することにより、吊りタンク1
01内の米粒量に応じて籾供給量調節弁104が連動して開
閉し、ロールへの供給量が自動的に調節されるものであ
る。 また、原料籾の性状の違いや原動機の種類によって脱
能力が異なってくるため、原動機の過負荷防止や吊りタ
ンク101貯留量のハンチング(乱調)防止のため、籾供
給量調節弁104の最大開度を規制して最大供給量を制限
していた。すなわち、籾供給量調節弁104を固着する軸1
05の端部に設けた係止片106は、籾供給量調節弁104があ
る程度開いた位置で、ストッパーとしての螺軸109の一
端によって係止されるので、吊りタンク101が空状態に
近づいても籾供給量調節弁104を一定以上開かないよう
に規制することにより、安全かつ適正な供給量を保持す
ることができるものである。 更に、手動の籾供給量調節手段として、籾供給量調節片
104の直上に設けたシャッター110がある。このシャッタ
ー110はレバー111によってスライド可能に形成され、運
転開始時等にあっては籾供給量を減らすために半開状態
とするとともに、選別部で選別された玄米は、籾と玄米
の混合粒(以下「混合米」という)と共に機内を循環さ
せ、吊りタンク101内に摺米及び混合米がある程度たま
ってきた時点でレバー111によりシャッター110を全開と
し、これと同時に、図外の切換バルブを作動することに
よって玄米流出路を「循環」から「排出」に切換え、前
記玄米を機外に排出して通常運転に移行するものであ
る。
ところで、運転中に籾供給量調節弁104の最大供給量を
減らすときには、螺軸109に軸着したダイヤル112を一方
向へ回動し、螺軸109によって係止片106を押し戻す方向
に回動して移動させることによりこれを行うのである
が、係止片106は軸105、アーム107及びロッド108を介し
て吊りタンク101に連動・連結してあるので、吊りタン
ク101内のスプリング102に抗してダイヤル112を回さな
ければならず、最大供給量「減」方向への調節は容易で
はなかった。 また、運転開始時に、レバー111を「シャッター半開」
から「シャッター全開」位置へ手動で切換えるのは煩わ
しく、その時機を失すれば詰まり事故や選別不良、ある
いは能力不足等を惹(ひ)き起こす可能性があった。 更に、運転中に、選別不良などの理由によって前記玄米
排出レバーを「排出」から「循」に切換えた場合、吊り
タンク101内へ環流される玄米重量によって吊りタンク1
01が下降して籾供給量調節弁104が半開又は全閉になる
まで、前記籾供給量調節弁104はほぼ全開状態であるの
で、多量の摺米が一気に吊りタンク101に供給されてオ
ーバーフローすることがある。そのため、選別部の選別
状態に悪影響を与えたり、ロールの二度摺りによる損傷
米を発生したりする問題があった。 この考案はこれらの点にかんがみ、運転中であっても籾
供給量調節弁の最大供給量を容易に減少できるととも
に、運転開始時に減量供給から最大供給量に切換える時
機を誤ることがなく、また、循環切換時における吊りタ
ンクのオーバーフロー事故のない籾摺選別機の籾供給量
調節装置を提供することを技術的課題とする。
減らすときには、螺軸109に軸着したダイヤル112を一方
向へ回動し、螺軸109によって係止片106を押し戻す方向
に回動して移動させることによりこれを行うのである
が、係止片106は軸105、アーム107及びロッド108を介し
て吊りタンク101に連動・連結してあるので、吊りタン
ク101内のスプリング102に抗してダイヤル112を回さな
ければならず、最大供給量「減」方向への調節は容易で
はなかった。 また、運転開始時に、レバー111を「シャッター半開」
から「シャッター全開」位置へ手動で切換えるのは煩わ
しく、その時機を失すれば詰まり事故や選別不良、ある
いは能力不足等を惹(ひ)き起こす可能性があった。 更に、運転中に、選別不良などの理由によって前記玄米
排出レバーを「排出」から「循」に切換えた場合、吊り
タンク101内へ環流される玄米重量によって吊りタンク1
01が下降して籾供給量調節弁104が半開又は全閉になる
まで、前記籾供給量調節弁104はほぼ全開状態であるの
で、多量の摺米が一気に吊りタンク101に供給されてオ
ーバーフローすることがある。そのため、選別部の選別
状態に悪影響を与えたり、ロールの二度摺りによる損傷
米を発生したりする問題があった。 この考案はこれらの点にかんがみ、運転中であっても籾
供給量調節弁の最大供給量を容易に減少できるととも
に、運転開始時に減量供給から最大供給量に切換える時
機を誤ることがなく、また、循環切換時における吊りタ
ンクのオーバーフロー事故のない籾摺選別機の籾供給量
調節装置を提供することを技術的課題とする。
前記問題点を解決するため本考案の籾摺選別機の籾供給
量調節装置の第1の考案は、 イ.原料籾の供給ホッパー5の下方に一対の脱ロール
6,6を備えた籾摺装置2を設ける。 ロ.この脱ロール6,6で脱された摺米を選別する選
別装置3を前記籾摺装置2に付設する。 ハ.前記選別装置3の供給ホッパーはスプリング54によ
って吊設して上下動可能な吊りタンク19となす。 ニ.更に、原料籾の供給ホッパー5から脱ロール6へ
の供給路に設けた籾供給量調節弁14を固着する回動軸13
の一端には、最大流量規制ダイヤル47の操作に応じて移
動するストッパー44によって係止される最大流量規制用
係止片39を設ける。 ホ.前記回動軸13の他端にはロッド41を介して吊りタン
ク19と連結するためのアーム40を設ける 以上、イ〜ホからなる籾摺選別機の籾供給量調節装置で
あって、 ヘ.前記アーム40には前記ロッド41の下端と係合する長
孔42を設ける。 ト.前記吊りタンク19が上昇してロッド41の下端が前記
長孔42に沿って上方へ移動しても長孔の上端に当接する
ことがなく、かつ、吊りタンク19が下降する際にのみロ
ッド41の下端が長孔42の下端を押圧してアーム40を回動
させるようにアーム40を上方へ付勢する付勢手段を設け
る。 という技術的手段を講じた。そして、第2の考案は チ.上記選別装置3を駆動・停止させるレバー50を籾摺
装置に設けるとともに、このレバー50を停止位置にした
とき、上記最大流量規制用係止片39を回動して籾供給量
調節弁14を全閉位置にするプッシュロッド51を前記レバ
ー50に設ける。 リ.また、選別装置3の玄米排出路28と混合米排出路30
との分岐部にあって、スプリング38により一方側に付勢
された切換弁31を運転開始時等には循環側に切換作動さ
せるように、籾摺装置2にあって半回転ずつ駆動する切
換弁用モータ34に軸着する回動アーム35と前記切換弁31
とを、スプリング38に抗して引張するワイヤ36及び被覆
管37によって連動・連結する。 ヌ.更に、回動アーム35が循環側に位置するときは上記
付勢手段48に抗して上記籾供給量調節弁14を半開位置と
するように、前記回動アーム35と係合する半開用係止片
49を上記回動軸13に軸着する。 という技術的手段を講じた。
量調節装置の第1の考案は、 イ.原料籾の供給ホッパー5の下方に一対の脱ロール
6,6を備えた籾摺装置2を設ける。 ロ.この脱ロール6,6で脱された摺米を選別する選
別装置3を前記籾摺装置2に付設する。 ハ.前記選別装置3の供給ホッパーはスプリング54によ
って吊設して上下動可能な吊りタンク19となす。 ニ.更に、原料籾の供給ホッパー5から脱ロール6へ
の供給路に設けた籾供給量調節弁14を固着する回動軸13
の一端には、最大流量規制ダイヤル47の操作に応じて移
動するストッパー44によって係止される最大流量規制用
係止片39を設ける。 ホ.前記回動軸13の他端にはロッド41を介して吊りタン
ク19と連結するためのアーム40を設ける 以上、イ〜ホからなる籾摺選別機の籾供給量調節装置で
あって、 ヘ.前記アーム40には前記ロッド41の下端と係合する長
孔42を設ける。 ト.前記吊りタンク19が上昇してロッド41の下端が前記
長孔42に沿って上方へ移動しても長孔の上端に当接する
ことがなく、かつ、吊りタンク19が下降する際にのみロ
ッド41の下端が長孔42の下端を押圧してアーム40を回動
させるようにアーム40を上方へ付勢する付勢手段を設け
る。 という技術的手段を講じた。そして、第2の考案は チ.上記選別装置3を駆動・停止させるレバー50を籾摺
装置に設けるとともに、このレバー50を停止位置にした
とき、上記最大流量規制用係止片39を回動して籾供給量
調節弁14を全閉位置にするプッシュロッド51を前記レバ
ー50に設ける。 リ.また、選別装置3の玄米排出路28と混合米排出路30
との分岐部にあって、スプリング38により一方側に付勢
された切換弁31を運転開始時等には循環側に切換作動さ
せるように、籾摺装置2にあって半回転ずつ駆動する切
換弁用モータ34に軸着する回動アーム35と前記切換弁31
とを、スプリング38に抗して引張するワイヤ36及び被覆
管37によって連動・連結する。 ヌ.更に、回動アーム35が循環側に位置するときは上記
付勢手段48に抗して上記籾供給量調節弁14を半開位置と
するように、前記回動アーム35と係合する半開用係止片
49を上記回動軸13に軸着する。 という技術的手段を講じた。
吊りタンク19に摺米がたまってくると、吊りタンク19及
びロッド41がスプリング54に抗して下降を始める。ロッ
ド41の下端は長孔42の下端を押し下げ、付勢手段48に抗
してしだいに籾供給量調節弁14を閉方向に回動させ、ロ
ール6への原料籾の供給量を制限する。また、吊りタン
ク19内の摺米貯留量が減ってくると、吊りタンク19及び
ロッド41はスプリング54によって上昇を始め、付勢手段
48によりロッド41の下端と長孔42の下端とは当接したま
まアーム40が上方へ回動して籾供給量調節弁14が開き、
最大流量規制用係止片39がストッパー44によって係止し
た時点で最大流量となり、籾供給量調節弁14の開動作も
停止する。 最大供給量を減らすときは最大流量規制ダイヤル47を籾
供給量調節弁14が閉じる方向へ操作すると、ストッパー
44、最大流量規制用係止片39及び回動軸13を介してアー
ム40は、ロッド41の下端位置を変えることなく長孔42に
沿ってフリー状態、すなわち、吊りタンク19のスプリン
グ54に抗することなく回動される。 このように、ロッド41と回動軸13とを連結するアーム40
に長孔42を形成するとともに、アームを上方へ付勢する
付勢手段をを設けることにより、最大流量規制ダイヤル
47を容易に操作することができる。 そして、レバー50が「停止位置」にあるときはプッシュ
ロッド51が最大流量規制用係止片39を押し下げることに
より、回動軸13を介してアーム40が下方へ回動し、籾供
給量調節弁14が全開となる。この際、アーム40の長孔42
によりロッド41及び吊りタンク19のスプリング54が連動
することがない。また、運転開始時にレバー50を「駆動
位置」に移動すると、プッシュロッド51と最大流量規制
用係止片39との係合が外れ、籾供給量調節弁14は、アー
ム40の付勢手段48により、最大流量規制用係止片39がス
トッパー44によって係止するまで開くのであるが、この
とき、運転開始時には切換弁31を循環位置にするよう形
成された切換弁用モータ34の回動アーム35により、回動
軸13に軸着した半開用係止片49が係止され、前記籾供給
量調節弁14は、切換弁31が排出側に切換わるまで半開状
態となる。 更に、運転中において、選別不良等の理由で切換弁31を
一時的に「循環」状態にしたときは、切換弁用モータ34
が駆動して回動アーム35が半回転し、回動アーム35が半
開用係止弁49に当接して回動させることにより、回動軸
13を介して籾供給量調節弁14が半開装置となる。 このように、回動軸13とロッド41とをアーム40の長孔42
を介して連結することにより、レバー50を「停止位置」
にするときプッシュロッド51によって籾供給量調節弁14
を容易に全閉とすることができる。また、レバー50をい
きなり駆動側に作動しても、切換弁31が「循環位置」に
ある間は半開用係止片49によって籾供給量調節弁14が強
制的に半開状となるので、従来のシャッターが不要とな
って、運転操作が容易となるとともに、籾供給量調節弁
14を最大供給量側に切換える時機を誤ることがない(切
換弁31を「排出位置」に切換えた時点で最大開度とな
る)。 更に、運転中における切換弁31の「循環」側操作時に
も、これに連動して籾供給量調節弁14が半開状になるの
で、吊りタンク19の下降によって籾供給量調節弁14が全
閉状になるまでの間、本機内に供給される原料籾の量が
減少し、吊りタンク19のオーバーフローが生じない。
びロッド41がスプリング54に抗して下降を始める。ロッ
ド41の下端は長孔42の下端を押し下げ、付勢手段48に抗
してしだいに籾供給量調節弁14を閉方向に回動させ、ロ
ール6への原料籾の供給量を制限する。また、吊りタン
ク19内の摺米貯留量が減ってくると、吊りタンク19及び
ロッド41はスプリング54によって上昇を始め、付勢手段
48によりロッド41の下端と長孔42の下端とは当接したま
まアーム40が上方へ回動して籾供給量調節弁14が開き、
最大流量規制用係止片39がストッパー44によって係止し
た時点で最大流量となり、籾供給量調節弁14の開動作も
停止する。 最大供給量を減らすときは最大流量規制ダイヤル47を籾
供給量調節弁14が閉じる方向へ操作すると、ストッパー
44、最大流量規制用係止片39及び回動軸13を介してアー
ム40は、ロッド41の下端位置を変えることなく長孔42に
沿ってフリー状態、すなわち、吊りタンク19のスプリン
グ54に抗することなく回動される。 このように、ロッド41と回動軸13とを連結するアーム40
に長孔42を形成するとともに、アームを上方へ付勢する
付勢手段をを設けることにより、最大流量規制ダイヤル
47を容易に操作することができる。 そして、レバー50が「停止位置」にあるときはプッシュ
ロッド51が最大流量規制用係止片39を押し下げることに
より、回動軸13を介してアーム40が下方へ回動し、籾供
給量調節弁14が全開となる。この際、アーム40の長孔42
によりロッド41及び吊りタンク19のスプリング54が連動
することがない。また、運転開始時にレバー50を「駆動
位置」に移動すると、プッシュロッド51と最大流量規制
用係止片39との係合が外れ、籾供給量調節弁14は、アー
ム40の付勢手段48により、最大流量規制用係止片39がス
トッパー44によって係止するまで開くのであるが、この
とき、運転開始時には切換弁31を循環位置にするよう形
成された切換弁用モータ34の回動アーム35により、回動
軸13に軸着した半開用係止片49が係止され、前記籾供給
量調節弁14は、切換弁31が排出側に切換わるまで半開状
態となる。 更に、運転中において、選別不良等の理由で切換弁31を
一時的に「循環」状態にしたときは、切換弁用モータ34
が駆動して回動アーム35が半回転し、回動アーム35が半
開用係止弁49に当接して回動させることにより、回動軸
13を介して籾供給量調節弁14が半開装置となる。 このように、回動軸13とロッド41とをアーム40の長孔42
を介して連結することにより、レバー50を「停止位置」
にするときプッシュロッド51によって籾供給量調節弁14
を容易に全閉とすることができる。また、レバー50をい
きなり駆動側に作動しても、切換弁31が「循環位置」に
ある間は半開用係止片49によって籾供給量調節弁14が強
制的に半開状となるので、従来のシャッターが不要とな
って、運転操作が容易となるとともに、籾供給量調節弁
14を最大供給量側に切換える時機を誤ることがない(切
換弁31を「排出位置」に切換えた時点で最大開度とな
る)。 更に、運転中における切換弁31の「循環」側操作時に
も、これに連動して籾供給量調節弁14が半開状になるの
で、吊りタンク19の下降によって籾供給量調節弁14が全
閉状になるまでの間、本機内に供給される原料籾の量が
減少し、吊りタンク19のオーバーフローが生じない。
以下、図面を参照しながら本考案の好適な一実施例につ
いて説明する。第1図において符号1は籾摺選別機の全
体を示し、籾摺選別機1は籾摺装置2と選別装置3とか
らなり、籾摺装置3と選別部3とを連絡するため、バケ
ットエレベーター4その他の米粒流路が形成される(後
述)。 籾摺装置2は原料籾を張込むための供給ホッパー5、そ
の下方の一対の脱ロール6及び風選室7によって形成
される。そして、風選室7内には数段にわたって棚板を
斜設するとともに、最下段には前記バケットエレベータ
ー4の供給口に連結するスクリューコンベア9を横設
し、中段部には未熟米用の2番口10に連通するスクリュ
ーコンベア11を横設する。バケットエレベーター4の吐
出部にはスプリング(コイルばね)54によって上下動可
能な吊りタンク19を吊設する。また、供給ホッパー5を
支持するロト台12には(第3,4図参照)回動軸13を貫通
して回動自在に横設するとともに、この回転軸13には、
ロト台12内の一側に斜設した案内樋43に対向するように
籾供給量調節弁14を軸着し、この籾供給量調節弁14によ
って流量が調節可能な開口部を原料籾供給口15となし、
それ以外の開口部を返り籾供給口16となす。この返り籾
供給口16は、供給ホッパー5内に形成した返り籾用バイ
パス17を介して返り籾用スロワー18に連結される。 次に、選別装置3について説明する。選別装置3は多段
に重設した選別板20を揺動自在に斜設してなり(揺動機
構は図示せず)、この各選別板20へ摺米を均等に供給す
るため、前記吊りタンク19の下方には選別板20と一体に
均分器21を設ける。また、選別板20の排出部には揺動方
向に籾仕切板22と玄米仕切板23とを移動可能に設けて3
分割し、揺下側を籾排出口24に、揺上側を玄米排出口25
に、その間を混合米排出口26に、各々形成する。そし
て、籾排出口24は籾排出路27を経て返り籾用スロワー18
に、玄米排出口25は玄米排出路28を経て玄米用スロワー
29に、混合米排出口26は混合米排出路30を介して風選室
7下段のスクリューコンベア9に、各々連結される。 前記玄米排出口25から排出される玄米を玄米排出路28と
混合米排出路30とに切換えるため、前記玄米排出路28と
混合米排出路30との分岐部には切換弁31を設ける。すな
わち、切換弁31を軸着する切換弁軸32の一端にアーム33
を固着し、アーム33の先端部と、脱部2の回動軸13付
近に設けた切換弁用モータ34に軸着した回動アーム35と
をワイヤ36及びその被覆管37によって連結し、回動アー
ム35がワイヤ36を最も引き寄せる位置に回動したとき切
換弁31が排出側となり(第4図二点鎖線)、逆に、ワイ
ヤ36を最も戻す位置に回動したとき切換弁31が循環側に
切換わる(第4図破線位置)よう形成される。なお、前
記アーム33にはアーム33を反ワイヤ36側に引張するスプ
リング(コイルばね)38を設ける。 次に、吊りタンク19と籾供給量調節弁14との関係につい
て説明する。籾供給量調節弁14を軸着する回動軸13の正
面側端部周面には最大流量規制用係止片39を前記籾供給
量調節弁14とほぼ反対方向に固着し、回動軸13の背面側
端面には扇形のアーム40を前記最大流量規制用係止弁39
とほぼ同方向に固着する。そして、吊りタンク19に上端
を連結したロッド41の下端を屈曲して前記アーム40に設
けた長孔42に係合させ、他方、最大流量規制用係止片39
が上方、すなわち、籾供給量調節弁14が開く方向(下
方)に回動するのを規制するストッパーピン44を備えた
最大流量規制用回転盤45を、最大流量規制用係止片39の
近傍に垂直方向に、かつ、回動自在に設け、最大流量規
制用回転盤45の中心部から突設した軸46の端部に設けた
最大流量規制ダイヤル47の操作によってストッパー44の
位置を変更する。また、前記扇形のアーム40の長孔42の
上端は、最大流量規制ダイヤル47を最少流量にセットし
た位置で吊りタンク19が上昇して上死点に至ってもロッ
ド41の下端とは当接しないように形成される。一方、回
動軸13は、付勢手段としてのねじりバネ48によって籾供
給量調節弁14が開く方向、すなわち前記扇形のアーム40
が上方に向けて回動する方向に付勢されるので、ロッド
41の下端とアーム40の長孔42下端とは吊りタンク19内に
籾米のたまった状態では常時当接した状態となり、吊り
タンク19が下降して下死点に至った時点で籾供給量調節
弁14が全閉状態となる。 更に、切換弁用モータ34の回動アーム35付近の回動軸13
には半開用係止片49が垂直上に軸着され、回動アーム35
が切換弁31の循環位置(第5図実線位置参照)に回動し
たときは、この半開用係止片49をねじりバネ48に抗して
回動させ、回動軸13を介して籾供給量調節弁14を強制的
に半開位置にする。この際、回動軸13端面に固着したア
ーム40とロッド41とは長孔42で係合しているので、前記
回動軸13の回動は、吊りタンク19のスプリング54に無関
係にフリー状態で可能となる。また、切換弁用モータ34
が起動して回動アーム35が更に半回転し、切換弁31の排
出位置に至ると半開用係止片49と回動アーム35との係合
が外れ、籾供給量調節弁14はねじりバネ48によって開方
向へ回動し、最大流量規制用係止片39がストッパー44に
よって係止されるか、又は、扇形アーム40の長孔42の下
端とロッド41の下端とが係合する位置で停止することに
なる。 一端部を籾摺装置2の前面(操作部)に突出するレバー
50は、ロト台12付近に支軸50aによって水平方向に回動
可能に設けられ、他端部には選別部3の選別板20の揺動
作動を駆動・停止するためのワイヤ52及びその被覆管53
が連結される(例えば、選別板20を揺動させるベルトの
テンションプーリーを当接・離脱させるクラッチ機構に
より行う)。また、このレバー50には一端を最大流量規
制用係止片39に向くプッシュロッド51の他端が固着して
あり、レバー50が「停止位置」(第4図一点鎖線参照)
にあるときは、プッシュロッド51により最大流量規制用
係止片39をねじりバネ48に抗して押し倒し、これにより
回動軸13を回動して籾供給量調節弁14を全開とする。一
方、レバー50を「駆動位置」(第4図実線参照)に移動
することにより、ワイヤ52によって選別装置3が駆動す
るとともにプッシュロッド51が前記規制用係止片39から
後退し、ねじりバネ48により籾供給量調節弁14が開くよ
う形成される。 なお、レバー50がこの位置にあるとき、すなわち運転中
に、主モータM1を停止することによる搬送部各部の詰ま
り事故を生じさせないため、主モータM1をON・OFFする
リレー回路を断つリミットスイッチ55を設け、運転中は
主モータM1を停止させないようにするとよい。 以下、上記実施例における具体的作動について説明す
る。 供給ホッパー5に原料の籾を投入し、電源を入れ、主モ
ータM1を駆動させる。この時点で、いわゆる初期設定が
実施され、脱ロール駆動用モータM2等によって脱ロ
ール6,6の間隙が設定されるとともに、切換弁用モータ3
4を駆動させて切換弁31を循環側に位置させる。 こうして初期設定が終わると、レバー50を駆動側に移動
し、ワイヤ52によって選別板20を駆動するクラッチ(図
示せず)を接続し、選別板20を揺動させるとともに、プ
ッシュロッド51と最大流量規制用係止弁39の係合を外
し、半開用係止弁49を回動アーム35によって係止させて
籾供給量調節弁14を半開状とする。これにより、供給ホ
ッパー5内の籾はロト台12を経て脱ロール6,6の間げ
きに流下するのであるが、籾供給量調節弁14と案内樋43
との間隙に形成される原料籾供給口15は半開状であり、
レバー50をいきなり駆動側に移動し、プッシュロッド51
と最大流量規制用係止片39との係合を外しても、主モー
タM1過負荷による停止事故などが発生することがない。 脱ロール6,6によって脱作用を受けた米粒、すなわ
ち摺米は風選室7内で風選されて籾殻や未熟粒が除去さ
れた後、スクリューコンベア9及びバケットエレベータ
4を経て吊りタンク19内にためられる。そして、ある程
度吊りタンク19内に摺米がたまった時点で(レベルセン
サ等で検出するとよい)吊りタンク19の排出口が一定開
度開き(モータ等は図示せず)、摺米を均分器21を介し
て各選別盤20に供給する。 選別板20に適度の量の摺米が供給されると(センサを適
宜配設して検出する)、揺り上げ側に玄米が、揺り下げ
側に籾が、その中間にこれらの混合米が偏り、それぞ
れ、籾排出口24、玄米排出口25及び混合米排出口26から
排出される。そして、籾は返り籾用スロワー18、返り籾
用パイパス17及び返り籾供給口16を経てロール6に供給
されて再び脱作用を受ける一方、混合米は摺米と共に
スクリューコンベア9によって吊りタンク19に環流され
る。 ところで、その時点では未だ切換弁31は循環側であるの
で、玄米排出口25から流出する玄米も混合米排出路30を
経てスクリューコンベア9に導かれ、吊りタンク19に戻
されるのであるが、一定の条件、例えば、選別板20のセ
ンサが正常信号を出力し、吊りタンク19に設けたレベル
センサが「穀物あり」を検出し、更に、バケットエレベ
ータ4の吐出部近傍に設けた脱率センサ(図示せず)
が一定の脱率以上を検出したときに切換作用モータ34
が駆動して回動レバー35を半回転し、スプリング33に抗
して切換弁31を排出側に切換える。これにより、玄米は
仕上米として玄米用スロワー29から機外に取り出され、
同時に、半開用係止片49と回動レバー35との係合が外
れ、籾供給量調節弁14は、最大流量規制用計係止片39が
ストッパー44と係合するか、又はアーム40の長孔42の下
端とロッド41の下端とが係合する位置まで開いて「全
開」状態となる。 これにより、籾摺・選別作用は通常運転に移行し、原料
籾のロール6への繰込み状態(供給流量)が多少異なっ
ても、吊りタンク19の上下動によって籾供給量調節弁14
が微妙に開閉して正常運転を続行するのであるが、例え
ば、籾供給量が以上に過大若しくは過少又は吊りタンク
19内のたまり量がハンチングを生じる場合などには最大
流量規制用ダイヤル47を増又は減方向に回動して調整す
る。すなわち、最大流量を増やす場合は、最大流量規制
用係止片39がより上方まで回動するようストッパー44の
位置を移動させ(第5図中、右回り)、逆に、最大流量
を減らす場合は、前述とは反対方向にストッパー44の位
置を回動させる。この減量操作においては、アーム40と
ロッド41とが長孔42を介して連結され、しかも、ねじり
バネ48によってロッド41の下端と長孔42の下端とが常時
当接するよう付勢されるので、最大流量を減らす方向、
つまり、ロッド41の下端と長孔42の下端とが離れる方向
には容易に移動でき、最大流量規制用ダイヤル47の調整
操作が容易である。 運転終了時又は一時停止時には、レバー50をロト台12側
の「停止位置」に戻すことによりプッシュロッド51が最
大流量規制用係止片39を押すので、籾供給量調節弁14が
全閉状となる。この際も、アーム40の長孔42により、ロ
ッド41と連動することなく容易に籾供給量調節弁14を閉
じることができる。また、レバー50を移動することによ
り選別板20の揺動運動も停止し、吊りタンク19の排出口
も図外のモータにより閉じる。 そして、前記した通常運転へ移行するための諸条件のう
ちの1つでも逸脱すると、切欠弁用モータ34が起動して
回動アーム35が半回転し、切換弁31を循環側とするとと
もに半開用係止片49を回動させ、籾供給量調節弁14を半
開状にして原料籾の供給流量を減少させて吊りタンク19
のオーバーフロー事故を防ぐ。再び前記条件が満たされ
れば、切換弁用モータ34の駆動によって切換弁を排出側
とするとともに籾供給量調節弁14を全開して通常運転に
移る。
いて説明する。第1図において符号1は籾摺選別機の全
体を示し、籾摺選別機1は籾摺装置2と選別装置3とか
らなり、籾摺装置3と選別部3とを連絡するため、バケ
ットエレベーター4その他の米粒流路が形成される(後
述)。 籾摺装置2は原料籾を張込むための供給ホッパー5、そ
の下方の一対の脱ロール6及び風選室7によって形成
される。そして、風選室7内には数段にわたって棚板を
斜設するとともに、最下段には前記バケットエレベータ
ー4の供給口に連結するスクリューコンベア9を横設
し、中段部には未熟米用の2番口10に連通するスクリュ
ーコンベア11を横設する。バケットエレベーター4の吐
出部にはスプリング(コイルばね)54によって上下動可
能な吊りタンク19を吊設する。また、供給ホッパー5を
支持するロト台12には(第3,4図参照)回動軸13を貫通
して回動自在に横設するとともに、この回転軸13には、
ロト台12内の一側に斜設した案内樋43に対向するように
籾供給量調節弁14を軸着し、この籾供給量調節弁14によ
って流量が調節可能な開口部を原料籾供給口15となし、
それ以外の開口部を返り籾供給口16となす。この返り籾
供給口16は、供給ホッパー5内に形成した返り籾用バイ
パス17を介して返り籾用スロワー18に連結される。 次に、選別装置3について説明する。選別装置3は多段
に重設した選別板20を揺動自在に斜設してなり(揺動機
構は図示せず)、この各選別板20へ摺米を均等に供給す
るため、前記吊りタンク19の下方には選別板20と一体に
均分器21を設ける。また、選別板20の排出部には揺動方
向に籾仕切板22と玄米仕切板23とを移動可能に設けて3
分割し、揺下側を籾排出口24に、揺上側を玄米排出口25
に、その間を混合米排出口26に、各々形成する。そし
て、籾排出口24は籾排出路27を経て返り籾用スロワー18
に、玄米排出口25は玄米排出路28を経て玄米用スロワー
29に、混合米排出口26は混合米排出路30を介して風選室
7下段のスクリューコンベア9に、各々連結される。 前記玄米排出口25から排出される玄米を玄米排出路28と
混合米排出路30とに切換えるため、前記玄米排出路28と
混合米排出路30との分岐部には切換弁31を設ける。すな
わち、切換弁31を軸着する切換弁軸32の一端にアーム33
を固着し、アーム33の先端部と、脱部2の回動軸13付
近に設けた切換弁用モータ34に軸着した回動アーム35と
をワイヤ36及びその被覆管37によって連結し、回動アー
ム35がワイヤ36を最も引き寄せる位置に回動したとき切
換弁31が排出側となり(第4図二点鎖線)、逆に、ワイ
ヤ36を最も戻す位置に回動したとき切換弁31が循環側に
切換わる(第4図破線位置)よう形成される。なお、前
記アーム33にはアーム33を反ワイヤ36側に引張するスプ
リング(コイルばね)38を設ける。 次に、吊りタンク19と籾供給量調節弁14との関係につい
て説明する。籾供給量調節弁14を軸着する回動軸13の正
面側端部周面には最大流量規制用係止片39を前記籾供給
量調節弁14とほぼ反対方向に固着し、回動軸13の背面側
端面には扇形のアーム40を前記最大流量規制用係止弁39
とほぼ同方向に固着する。そして、吊りタンク19に上端
を連結したロッド41の下端を屈曲して前記アーム40に設
けた長孔42に係合させ、他方、最大流量規制用係止片39
が上方、すなわち、籾供給量調節弁14が開く方向(下
方)に回動するのを規制するストッパーピン44を備えた
最大流量規制用回転盤45を、最大流量規制用係止片39の
近傍に垂直方向に、かつ、回動自在に設け、最大流量規
制用回転盤45の中心部から突設した軸46の端部に設けた
最大流量規制ダイヤル47の操作によってストッパー44の
位置を変更する。また、前記扇形のアーム40の長孔42の
上端は、最大流量規制ダイヤル47を最少流量にセットし
た位置で吊りタンク19が上昇して上死点に至ってもロッ
ド41の下端とは当接しないように形成される。一方、回
動軸13は、付勢手段としてのねじりバネ48によって籾供
給量調節弁14が開く方向、すなわち前記扇形のアーム40
が上方に向けて回動する方向に付勢されるので、ロッド
41の下端とアーム40の長孔42下端とは吊りタンク19内に
籾米のたまった状態では常時当接した状態となり、吊り
タンク19が下降して下死点に至った時点で籾供給量調節
弁14が全閉状態となる。 更に、切換弁用モータ34の回動アーム35付近の回動軸13
には半開用係止片49が垂直上に軸着され、回動アーム35
が切換弁31の循環位置(第5図実線位置参照)に回動し
たときは、この半開用係止片49をねじりバネ48に抗して
回動させ、回動軸13を介して籾供給量調節弁14を強制的
に半開位置にする。この際、回動軸13端面に固着したア
ーム40とロッド41とは長孔42で係合しているので、前記
回動軸13の回動は、吊りタンク19のスプリング54に無関
係にフリー状態で可能となる。また、切換弁用モータ34
が起動して回動アーム35が更に半回転し、切換弁31の排
出位置に至ると半開用係止片49と回動アーム35との係合
が外れ、籾供給量調節弁14はねじりバネ48によって開方
向へ回動し、最大流量規制用係止片39がストッパー44に
よって係止されるか、又は、扇形アーム40の長孔42の下
端とロッド41の下端とが係合する位置で停止することに
なる。 一端部を籾摺装置2の前面(操作部)に突出するレバー
50は、ロト台12付近に支軸50aによって水平方向に回動
可能に設けられ、他端部には選別部3の選別板20の揺動
作動を駆動・停止するためのワイヤ52及びその被覆管53
が連結される(例えば、選別板20を揺動させるベルトの
テンションプーリーを当接・離脱させるクラッチ機構に
より行う)。また、このレバー50には一端を最大流量規
制用係止片39に向くプッシュロッド51の他端が固着して
あり、レバー50が「停止位置」(第4図一点鎖線参照)
にあるときは、プッシュロッド51により最大流量規制用
係止片39をねじりバネ48に抗して押し倒し、これにより
回動軸13を回動して籾供給量調節弁14を全開とする。一
方、レバー50を「駆動位置」(第4図実線参照)に移動
することにより、ワイヤ52によって選別装置3が駆動す
るとともにプッシュロッド51が前記規制用係止片39から
後退し、ねじりバネ48により籾供給量調節弁14が開くよ
う形成される。 なお、レバー50がこの位置にあるとき、すなわち運転中
に、主モータM1を停止することによる搬送部各部の詰ま
り事故を生じさせないため、主モータM1をON・OFFする
リレー回路を断つリミットスイッチ55を設け、運転中は
主モータM1を停止させないようにするとよい。 以下、上記実施例における具体的作動について説明す
る。 供給ホッパー5に原料の籾を投入し、電源を入れ、主モ
ータM1を駆動させる。この時点で、いわゆる初期設定が
実施され、脱ロール駆動用モータM2等によって脱ロ
ール6,6の間隙が設定されるとともに、切換弁用モータ3
4を駆動させて切換弁31を循環側に位置させる。 こうして初期設定が終わると、レバー50を駆動側に移動
し、ワイヤ52によって選別板20を駆動するクラッチ(図
示せず)を接続し、選別板20を揺動させるとともに、プ
ッシュロッド51と最大流量規制用係止弁39の係合を外
し、半開用係止弁49を回動アーム35によって係止させて
籾供給量調節弁14を半開状とする。これにより、供給ホ
ッパー5内の籾はロト台12を経て脱ロール6,6の間げ
きに流下するのであるが、籾供給量調節弁14と案内樋43
との間隙に形成される原料籾供給口15は半開状であり、
レバー50をいきなり駆動側に移動し、プッシュロッド51
と最大流量規制用係止片39との係合を外しても、主モー
タM1過負荷による停止事故などが発生することがない。 脱ロール6,6によって脱作用を受けた米粒、すなわ
ち摺米は風選室7内で風選されて籾殻や未熟粒が除去さ
れた後、スクリューコンベア9及びバケットエレベータ
4を経て吊りタンク19内にためられる。そして、ある程
度吊りタンク19内に摺米がたまった時点で(レベルセン
サ等で検出するとよい)吊りタンク19の排出口が一定開
度開き(モータ等は図示せず)、摺米を均分器21を介し
て各選別盤20に供給する。 選別板20に適度の量の摺米が供給されると(センサを適
宜配設して検出する)、揺り上げ側に玄米が、揺り下げ
側に籾が、その中間にこれらの混合米が偏り、それぞ
れ、籾排出口24、玄米排出口25及び混合米排出口26から
排出される。そして、籾は返り籾用スロワー18、返り籾
用パイパス17及び返り籾供給口16を経てロール6に供給
されて再び脱作用を受ける一方、混合米は摺米と共に
スクリューコンベア9によって吊りタンク19に環流され
る。 ところで、その時点では未だ切換弁31は循環側であるの
で、玄米排出口25から流出する玄米も混合米排出路30を
経てスクリューコンベア9に導かれ、吊りタンク19に戻
されるのであるが、一定の条件、例えば、選別板20のセ
ンサが正常信号を出力し、吊りタンク19に設けたレベル
センサが「穀物あり」を検出し、更に、バケットエレベ
ータ4の吐出部近傍に設けた脱率センサ(図示せず)
が一定の脱率以上を検出したときに切換作用モータ34
が駆動して回動レバー35を半回転し、スプリング33に抗
して切換弁31を排出側に切換える。これにより、玄米は
仕上米として玄米用スロワー29から機外に取り出され、
同時に、半開用係止片49と回動レバー35との係合が外
れ、籾供給量調節弁14は、最大流量規制用計係止片39が
ストッパー44と係合するか、又はアーム40の長孔42の下
端とロッド41の下端とが係合する位置まで開いて「全
開」状態となる。 これにより、籾摺・選別作用は通常運転に移行し、原料
籾のロール6への繰込み状態(供給流量)が多少異なっ
ても、吊りタンク19の上下動によって籾供給量調節弁14
が微妙に開閉して正常運転を続行するのであるが、例え
ば、籾供給量が以上に過大若しくは過少又は吊りタンク
19内のたまり量がハンチングを生じる場合などには最大
流量規制用ダイヤル47を増又は減方向に回動して調整す
る。すなわち、最大流量を増やす場合は、最大流量規制
用係止片39がより上方まで回動するようストッパー44の
位置を移動させ(第5図中、右回り)、逆に、最大流量
を減らす場合は、前述とは反対方向にストッパー44の位
置を回動させる。この減量操作においては、アーム40と
ロッド41とが長孔42を介して連結され、しかも、ねじり
バネ48によってロッド41の下端と長孔42の下端とが常時
当接するよう付勢されるので、最大流量を減らす方向、
つまり、ロッド41の下端と長孔42の下端とが離れる方向
には容易に移動でき、最大流量規制用ダイヤル47の調整
操作が容易である。 運転終了時又は一時停止時には、レバー50をロト台12側
の「停止位置」に戻すことによりプッシュロッド51が最
大流量規制用係止片39を押すので、籾供給量調節弁14が
全閉状となる。この際も、アーム40の長孔42により、ロ
ッド41と連動することなく容易に籾供給量調節弁14を閉
じることができる。また、レバー50を移動することによ
り選別板20の揺動運動も停止し、吊りタンク19の排出口
も図外のモータにより閉じる。 そして、前記した通常運転へ移行するための諸条件のう
ちの1つでも逸脱すると、切欠弁用モータ34が起動して
回動アーム35が半回転し、切換弁31を循環側とするとと
もに半開用係止片49を回動させ、籾供給量調節弁14を半
開状にして原料籾の供給流量を減少させて吊りタンク19
のオーバーフロー事故を防ぐ。再び前記条件が満たされ
れば、切換弁用モータ34の駆動によって切換弁を排出側
とするとともに籾供給量調節弁14を全開して通常運転に
移る。
第1図は本考案を実施した籾摺選別機の正面図、第2図
は第1図の平面図、第3図は第1図の一部拡大断面図、
第4図は第2図の一部拡大断面図、第5図は第4図の要
部斜視図、第6図は従来例の斜視図である。 1……籾摺選別機、2……籾摺装置、3……選別装置、
4……バケットエレベーター、5……供給ホッパー、6
……脱ロール、7……風選室、8……ファン室、9…
…スクリューコンベア、10……2番口、11……スクリュ
ーコンベア、12……ロト台、13……回転軸、14……籾供
給量調節弁、15……原料籾供給口、16……返り籾供給
口、17……返り籾用バイパス、18……返り籾用スロワ
ー、19……吊りタンク、20……選別板、21……均分器、
22……籾仕切板、23……玄米仕切板、24……籾排出口、
25……玄米排出口、26……混合米排出口、27……籾排出
路、28……玄米排出路、29……玄米用スロワー、30……
混合米排出路、31……切換弁、32……切換弁軸、33……
アーム、34……切換弁用モータ、35……回動アーム、36
……ワイヤ、37……被覆管、38……スプリング、39……
最大流量規制用係止片、40……アーム、41……ロッド、
42……長孔、43……案内樋、44……ストッパーピン、45
……最大流量規制用回転盤、46……軸、47……最大流量
規制ダイヤル、48……ねじりバネ、49……半開用係止
片、50……レバー、51……プッシュロッド、52……ワイ
ヤ、53……被覆管、54……スプリング、55……リミット
スイッチ。
は第1図の平面図、第3図は第1図の一部拡大断面図、
第4図は第2図の一部拡大断面図、第5図は第4図の要
部斜視図、第6図は従来例の斜視図である。 1……籾摺選別機、2……籾摺装置、3……選別装置、
4……バケットエレベーター、5……供給ホッパー、6
……脱ロール、7……風選室、8……ファン室、9…
…スクリューコンベア、10……2番口、11……スクリュ
ーコンベア、12……ロト台、13……回転軸、14……籾供
給量調節弁、15……原料籾供給口、16……返り籾供給
口、17……返り籾用バイパス、18……返り籾用スロワ
ー、19……吊りタンク、20……選別板、21……均分器、
22……籾仕切板、23……玄米仕切板、24……籾排出口、
25……玄米排出口、26……混合米排出口、27……籾排出
路、28……玄米排出路、29……玄米用スロワー、30……
混合米排出路、31……切換弁、32……切換弁軸、33……
アーム、34……切換弁用モータ、35……回動アーム、36
……ワイヤ、37……被覆管、38……スプリング、39……
最大流量規制用係止片、40……アーム、41……ロッド、
42……長孔、43……案内樋、44……ストッパーピン、45
……最大流量規制用回転盤、46……軸、47……最大流量
規制ダイヤル、48……ねじりバネ、49……半開用係止
片、50……レバー、51……プッシュロッド、52……ワイ
ヤ、53……被覆管、54……スプリング、55……リミット
スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】原料籾の供給ホッパー5の下方に一対の脱
ロール6,6を備えた籾摺装置2を設けるとともに、こ
の脱ロール6,6で脱された摺米を選別する選別装置
3を前記籾摺装置2に付設し、前記選別装置3の供給ホ
ッパーはスプリング54によって吊設して上下動可能な吊
りタンク19となし、更に、原料籾の供給ホッパー5から
脱ロール6への供給路に設けた籾供給量調節弁14を固
着する回動軸13の一端には、最大流量規制ダイヤル47の
操作に応じて移動するストッパー44によって係止される
最大流量規制用係止片39を設けるとともに、前記回動軸
13の他端にはロッド41を介して吊りタンク19と連結する
ためのアーム40を設けてなる籾摺選別機の籾供給量調節
装置において、前記アーム40には前記ロッド41の下端と
係合する長孔42を設け、前記吊りタンク19が上昇してロ
ッド41の下端が前記長孔42に沿って上方へ移動しても長
孔の上端に当接することがなく、かつ、吊りタンク19が
下降する際にのみロッド41の下端が長孔42の下端を押圧
してアーム40を回動させるようにアーム40を上方へ付勢
する付勢手段48を設けたことを特徴とする籾摺選別機の
籾供給量調節装置。 - 【請求項2】上記選別装置3を駆動・停止させるレバー
50を籾摺装置2に設けるとともに、このレバー50を停止
位置にしたとき、上記最大流量規制用係止片39を回動し
て籾供給量調節弁14を全閉位置とするプッシュロッド51
を前記レバー50に設け、また、選別装置3の玄米排出路
28と混合米排出路30との分岐部にあって、スプリング38
により一方側に付勢された切換弁31を運転開始時等には
循環側に切換作動させるように、籾摺装置2にあって半
回転ずつ駆動する切換弁用モータ34に軸着する回動アー
ム35と前記切換弁31とを、スプリング38に抗して引張す
るワイヤ36及び被覆管37によって連動・連結し、更に、
回動アーム35が循環側に位置するときは上記付勢手段48
に抗して上記籾供給量調節弁14を半開位置とするよう
に、前記回動アーム35と係合する半開用係止片49を上記
回動軸13に軸着してなる請求項(1)記載の籾摺選別機
の籾供給量調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5483489U JPH0737710Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 籾摺選別機の籾供給量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5483489U JPH0737710Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 籾摺選別機の籾供給量調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147236U JPH02147236U (ja) | 1990-12-13 |
| JPH0737710Y2 true JPH0737710Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31577250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5483489U Expired - Lifetime JPH0737710Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 籾摺選別機の籾供給量調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737710Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115889239A (zh) * | 2021-09-22 | 2023-04-04 | 合肥美亚光电技术股份有限公司 | 色选机的灯组装置和具有其的色选机 |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP5483489U patent/JPH0737710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147236U (ja) | 1990-12-13 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |