JPH0737720Y2 - 電気集塵機の電極碍子部洗浄及び乾燥装置 - Google Patents

電気集塵機の電極碍子部洗浄及び乾燥装置

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JPH0737720Y2
JPH0737720Y2 JP7155590U JP7155590U JPH0737720Y2 JP H0737720 Y2 JPH0737720 Y2 JP H0737720Y2 JP 7155590 U JP7155590 U JP 7155590U JP 7155590 U JP7155590 U JP 7155590U JP H0737720 Y2 JPH0737720 Y2 JP H0737720Y2
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陽三 伊藤
正路 安宅
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ミドリ安全工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気集塵機の電極碍子部洗浄及び乾燥装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電気集塵機には、含塵ガスの入口と、清浄ガスの
出口を有する器体の内部に、含塵ガスが通過する過程で
同ガス中の粉塵粒子を荷電するアイオナイザと、このア
イオナイザの下流側で上記荷電粒子を捕集するコレクタ
と、捕集された粉塵粒子を洗い落とす洗浄装置とを設け
てなる電気集塵機がある。
この電気集塵機では、その運転時間が長くなるにつれ
て、アイオナイザの電極板やコレクタの電極板に粉塵粒
子の体積量が増し、集塵効率が低下したところで、電気
集塵機の運転を止め、洗浄装置からアイオナイザの電極
板及びコレクタの電極板に洗浄液を噴射させて粉塵粒子
を洗い落とした後、アイオナイザ及びコレクタが乾燥し
てから、電気集塵機を再度運転するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の電気集塵機においてアイオナイザ及びコレク
タを洗浄する場合、それらの電極板の洗浄は十分である
のに、電極碍子部の洗浄は不十分であることが多いとい
う問題点があった。
本考案は、このような問題点を解消しうる電気集塵機の
電極碍子部洗浄及び乾燥装置を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、含塵ガスの入
口と、清浄ガスの出口を有する器体の内部に、含塵ガス
が通過する過程で同ガス中の粉塵粒子を荷電するアイオ
ナイザと、このアイオナイザの下流側で上記荷電粒子を
捕集するコレクタと、捕集された粉塵粒子を洗い落とす
洗浄装置とを設けてなる電気集塵機において、アイオナ
イザとコレクタの洗浄時に、アイオナイザの電極碍子
と、コレクタの電極碍子部に向けて送風するファンと、
高圧の乾燥空気空気を上記各電極碍子部に向けて噴射す
る高圧空気噴射装置とを設けることを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、1
は電気集塵機の器体で、含塵ガス2の入口3と、清浄ガ
ス4の出口5とを有する。この器体1の内部には、上流
側から下流側へプレフィルター6、アイオナイザ7、コ
レクタ8、アフターフィルター9、ファン10を順に設
け、プレフィルター6の上流側には、プレフィルター6
に洗浄水を噴射する洗浄ノズル11を設け、アイオナイザ
7の上流側には、アイオナイザ7及びコレクタ8に洗浄
水を噴射する洗浄ノズル12を設け、これらの洗浄ノズル
11、12には、ポンプなどに連結した給水パイプ13、14を
それぞれ接続してある。15はアイオナイザ7の電極碍子
部で、これと対向する箇所には、高圧空気空気を噴射す
るエアーノズル16を設けてある。17はコレクタ8の電極
碍子部で、これと対向する箇所には、高圧空気を噴射す
るエアーノズル18を設けてある。19はエアーノズル16、
18に高圧空気をそれぞれ供給する給気パイプで、その一
端を高圧の乾燥空気を供給する高圧空気供給装置(図中
省略)に接続し、他端をエアーノズル16、18に接続して
ある。
以上の構成よりなる電気集塵機の電極碍子部洗浄及び乾
燥装置では、アイオナイザ7の電極板と、コレクタ8の
電極板に高電圧を印加した状態において、ファン10を駆
動し、含塵ガス2を入口3から器体1内へ吸い込み、そ
れをプレフィルター6、アイオナイザ7、コレクタ8の
順に通過させ、その間に粉塵粒子が捕集されて清浄化し
たガス4を出口5から送り出すようにして、電気集塵機
の運転を続ける。そしてコレクタ8の電極板に捕集され
る粉塵粒子の量が増すとともに、プレフィルター6のフ
ィルター材及びアイオナイザ7の電極板も汚れてきて、
集塵効率が低下するようになったら、電気集塵機の運転
を止め、洗浄ノズル11、12から洗浄水を噴射させて、粉
塵粒子を洗い落とし、プレフィルター6と、アイオナイ
ザ7及びコレクタ8の洗浄をする。その洗浄と同時に、
エアーノズル16、18から高圧空気を噴射させれば、高圧
空気がアイオナイザ7の電極碍子15及びコレクタ8の電
極碍子17に向かって噴射しながら、洗浄水を電極碍子1
5、17のすみずみまで圧送して、洗浄を助長する。
以上の洗浄が済んだら、電極碍子部15、17を乾燥させる
が、その乾燥を、電極集塵機内のファン10による送風の
みで行うと、乾燥時間の比較を示す第2図のグラフ中の
曲線Aで示すように乾燥時間がかなりかかり、高圧の乾
燥空気(ここでは、40〜50%以下の相対湿度まで除湿さ
れた高圧空気をいう。)の噴射のみで行うと、同グラフ
中の曲線Bで示すように乾燥時間がかなりかかり、なか
なか乾燥状態にならない。またファン10による送風と同
時に、高圧の乾燥空気を噴射させて行っても、同グラフ
中の曲線Cで示すように乾燥時間がかなりかかる。
そこで、先ず洗浄後の初期乾燥をファン10による送風の
みで20〜30分間行い、電気集塵機内の全域を周囲の空気
にて置換させることにより、相対湿度を下げるととも
に、水滴のたれ切りを行った後、ファン10の運転を止
め、エアーノズル16、18から電極碍子部15、17に向けて
高圧の乾燥空気を噴射させると、同グラフ中の曲線D、
Eで示すように極く短時間で乾燥完了、すなわちアイオ
ナイザ7、コレクタ8別々に決められている許容の荷電
電流値以下になって、アイオナイザ7、コレクタ8にそ
れぞれ高電圧の荷電が可能な状態となる。つまり、高圧
の乾燥空気は、最後の仕上げ乾燥のみに用いられるので
ある。
なお、碍子部の数が多く、かつエアーノズル18からの噴
射距離の長いコレクタ8の方がアイオナイザ7に比べ
て、乾燥時間が余計にかかるので、コレクタ8での荷電
電流の自動検出により、乾燥が完了したか否かを判定
し、乾燥が完了していたら、エアーノズル16、18から高
圧空気の噴射が自動的に停止するように制御する自動制
御回路を組み込むとよい。
本考案は、上記実施例のようなエアーノズルの配置に限
らず、ノズル数を減らして設置し、その設置ノズルを回
転させることにより、各電極碍子部へ高圧空気を循環さ
せながら噴射されるように構成することもあり、またノ
ズル数を増加させて、各電極碍子部にその周囲の多方向
から高圧空気を噴射させて、洗浄力の向上及び乾燥時間
の短縮がはかれるように構成することもある。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、アイオナイザの
電極板及び電極碍子部と、コレクタの電極板及び電極碍
子部とをそれぞれ短時間で十分に洗浄するとともに、乾
燥させることができ、電気集塵機の運転を停止させてお
く時間を従来の電気集塵機よりも短縮することができ
て、運転ロスを減らすことができる。しかも電気集塵機
の運転期間中、洗浄及び乾燥装置によってアイオナイザ
及びコレクタを適時洗浄し、乾燥させることにより、粉
塵の捕集性能を長時間にわたって高性能に維持すること
ができ、それだけ電気集塵機の保守点検が楽になるほど
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る電気集塵機の電極碍子部洗浄及び
乾燥装置の構成の一例を説明する略図、第2図は乾燥時
間の比較を示すグラフである。 1……器体、2……含塵ガス、3……入口、4……清浄
ガス、5……出口、7……アイオナイザ、8……コレク
タ、12……洗浄ノズル、15……電極碍子、16……エアー
ノズル、17……電極碍子、18……エアーノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】含塵ガスの入口と、清浄ガスの出口を有す
    る器体の内部に、含塵ガスが通過する過程で同ガス中の
    粉塵粒子を荷電するアイオナイザと、このアイオナイザ
    の下流側で上記荷電粒子を捕集するコレクタと、捕集さ
    れた粉塵粒子を洗い落とす洗浄装置とを設けてなる電気
    集塵機において、アイオナイザとコレクタの洗浄時に、
    アイオナイザの電極碍子部と、コレクタの電極碍子部に
    向けて送風するファンと、高圧の乾燥空気を上記各電極
    碍子部に向けて噴射する高圧空気噴射装置とを設けるこ
    とを特徴とする電気集塵機の電極碍子部洗浄及び乾燥装
    置。
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