JPH0738335U - 寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造 - Google Patents
寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造Info
- Publication number
- JPH0738335U JPH0738335U JP7330293U JP7330293U JPH0738335U JP H0738335 U JPH0738335 U JP H0738335U JP 7330293 U JP7330293 U JP 7330293U JP 7330293 U JP7330293 U JP 7330293U JP H0738335 U JPH0738335 U JP H0738335U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寒冷地における既存建物に対するすがもり防
止対策構造の提供。 【構成】 既存建物1の既存屋根2の上に複数列の母屋
7,7を載置し、むね部13で連結金具7aにより連結
し、母屋7,7の間を通気可能にし、母屋7,7の上に
垂木9,9を配設し、垂木9,9の上に野地板10を取
り付け、その上に塩ビ鋼板屋根11を固定して、通気自
在な母屋7を介した新設屋根8をふき上げ形設し、新設
屋根面8aの温度を常に外気温に近い状態に保持可能な
構成とする。3は軒先、14は三角形通気口、Aは通気
である。
止対策構造の提供。 【構成】 既存建物1の既存屋根2の上に複数列の母屋
7,7を載置し、むね部13で連結金具7aにより連結
し、母屋7,7の間を通気可能にし、母屋7,7の上に
垂木9,9を配設し、垂木9,9の上に野地板10を取
り付け、その上に塩ビ鋼板屋根11を固定して、通気自
在な母屋7を介した新設屋根8をふき上げ形設し、新設
屋根面8aの温度を常に外気温に近い状態に保持可能な
構成とする。3は軒先、14は三角形通気口、Aは通気
である。
Description
【0001】
本考案は、寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造に関する。
【0002】
寒冷地においては、図3のごとく、建物1の軒先3に氷堤5ができると、屋根 面2aの積雪4の雪どけ水はこれに堰き止められ留水6となるが、留水6の量が 増すと越水したり、防止不完全な屋根面2aから水が漏れる等の「すがもり」現 象を発生する。なお、すがもりにより建物の腐朽、室内の天井、壁面の汚損をお こすため、すがもり対策は解決課題であった。 従来のすがもり防止対策としては、屋根面に電気によるルーフヒーターを設置 し、屋上の積雪を溶かして流出させる対策が最良とされているが、逆にこの溶け た流水が氷堤の生成原因となる問題点があるため、完全な対策とはなっていない 。
【0003】
本考案は上記課題の解決を目的とするものであって、軒先に氷堤ができるとす がもりを発生するので、氷堤の生成を阻止できればすがもりが防止できること、 並びに、氷堤生成を阻止するためには屋根面の温度を外気温に近い状態としなけ ればならないことに着目し、下記のごとき寒冷地における既存建物に対するすが もり防止対策構造を提案するものである。 すなわち本考案は、既存の建物の屋根の上に母屋を通気可能に載置し、該母屋 の上に新しく塩ビ鋼板等で屋根をふき上げ形設し、該新設の屋根面の温度を常に 外気温に近い状態に保持するごとくした構成を特徴とする寒冷地における既存建 物に対するすがもり防止対策構造である。
【0004】
本考案は、図1において、既存屋根2の上に通気自在な母屋7を介して新設屋 根8をふき上げ、屋根8の通気Aを良くしたから、建物1内の温度は既存屋根2 と新設屋根8の間で断熱され、新設屋根面8aの温度は常に外気温に近い状態を 保つことが可能となる。従って、新設屋根面8aの積雪は室温により不自然に融 ける恐れがなく、従来のような留水により軒先に氷堤が生成されることがなくな り、ひいてはすがもり防止を達成できる。 また新設屋根面8aの積雪が融けないで積もっても、屋根8の勾配により自然 に落雪するから、積雪負荷による建物1の被害も阻止できる。
【0005】
本考案の実施例を図面に基づき以下に説明する。 図1は本考案のすがもり対策の構成図、図2は図1の要部断面図である。 既存の建物1の、両側に勾配のある切妻形式の既存屋根2(図1)の両側の屋 根面2a、2aには複数列の母屋7,7が載置される。該複数列の母屋7,7は その間を通気Aが流通可能なように適当なピッチで載置され、両側の対抗する母 屋7,7は滑り落ちないようにそれぞれ連結金具7aにより連結される。 また前記の複数列の母屋7,7の上には縦横に垂木9,9が配設され、母屋7 ,7にボルト等により固定されて新設屋根8の下地を形成している。また、垂木 9,9の上には全面に野地板10が取り付けられ、その上に塩ビ鋼板屋根11が ボルト等により固定される。12は破風板である。
【0006】 かくして、既存屋根2の上に通気自在な母屋7を介して新設屋根8がふき上げ 形設されるが、軒先3から屋根2と屋根8の間を通過する通気Aは、両側の新設 屋根8,8のむね部13に頂設された三角形通気口14から大気中に流出される 。なお、該三角形通気口14は新設屋根面8aの積雪が落ち込まないように逆段 差を付けて形成されている。
【0007】 また本実施例では、新設屋根8の勾配は既存屋根2の勾配に倣って形設されて いるが、新設屋根面8aからの自然落雪の効果を高めるためには、母屋7又は垂 木9の高さを軒先3に較べむね部13をかさ上げして屋根勾配を大きくするとよ い。
【0008】
本考案のすがもり防止対策構造は上記の構成及び作用を有するので、積雪する 新設屋根面の温度は常に外気温に近い状態を保つことが可能で、氷堤の生成を阻 止し、すがもりを防止できる。 また、屋根面の積雪は屋根の勾配により自然落雪するので建物の被害も阻止で きる。
【図1】本考案のすがもり防止対策の構成図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】すがもり発生の説明図である。
1 既存の建物 2 既存の屋根 2a 既存屋根面 3 軒先 4 積雪 5 氷堤 6 留水 7 母屋 7a 連結金具 8 新設屋根 8a 新設屋根面 9 垂木 10 野地板 11 塩ビ鋼板屋根 12 破風板 13 むね部 14 三角形通気口 A 通気
Claims (2)
- 【請求項1】 既存の建物の屋根の上に母屋を通気可能
に載置し、該母屋の上に新しく屋根をふき上げ形設し、
該新設の屋根面の温度を常に外気温に近い状態に保持す
るごとくした構成を特徴とする寒冷地における既存建物
に対するすがもり防止対策構造。 - 【請求項2】 既存の建物の屋根の上に母屋を通気可能
に載置し、該母屋の上に新しく塩ビ鋼板屋根をふき上げ
形設し、該新設の屋根面の温度を常に外気温に近い状態
に保持するごとくした構成を特徴とする寒冷地における
既存建物に対するすがもり防止対策構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330293U JPH0738335U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330293U JPH0738335U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738335U true JPH0738335U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=13514237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7330293U Pending JPH0738335U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 寒冷地における既存建物に対するすがもり防止対策構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738335U (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP7330293U patent/JPH0738335U/ja active Pending
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