JPH0738347B2 - ガス絶縁電磁誘導機器 - Google Patents
ガス絶縁電磁誘導機器Info
- Publication number
- JPH0738347B2 JPH0738347B2 JP62197369A JP19736987A JPH0738347B2 JP H0738347 B2 JPH0738347 B2 JP H0738347B2 JP 62197369 A JP62197369 A JP 62197369A JP 19736987 A JP19736987 A JP 19736987A JP H0738347 B2 JPH0738347 B2 JP H0738347B2
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- JP
- Japan
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- gas
- refrigerant
- electromagnetic induction
- liquid refrigerant
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス絶縁電磁誘導機器に関し、とりわけ、
絶縁性の液体冷媒と非凝縮性の絶縁ガスとを封入した容
槽内に電磁誘導機器本体を収納して、その冷却および絶
縁を行うガス絶縁電磁誘導機器に関するものである。
絶縁性の液体冷媒と非凝縮性の絶縁ガスとを封入した容
槽内に電磁誘導機器本体を収納して、その冷却および絶
縁を行うガス絶縁電磁誘導機器に関するものである。
従来、例えばガス絶縁変圧器のような電磁誘導機器が高
電圧、大容量になると、絶縁媒体として用いているSF6
ガス単独では充分な冷却が行えないため、冷却媒体とし
て絶縁性の液体冷媒が用いられる。
電圧、大容量になると、絶縁媒体として用いているSF6
ガス単独では充分な冷却が行えないため、冷却媒体とし
て絶縁性の液体冷媒が用いられる。
この液体冷媒に対するSF6ガスの溶解特性は、第3図に
示す傾向を示し、低温になるほどSF6ガスが液体冷媒中
に多く溶け込み、機器タンク内のガス分子密度が低下す
る。また、SF6ガス分子密度と絶縁耐力との関係は、第
4図に示すように、ガス分子密度の低下とともに絶縁耐
力が低下することが知られている。
示す傾向を示し、低温になるほどSF6ガスが液体冷媒中
に多く溶け込み、機器タンク内のガス分子密度が低下す
る。また、SF6ガス分子密度と絶縁耐力との関係は、第
4図に示すように、ガス分子密度の低下とともに絶縁耐
力が低下することが知られている。
従つて、従来は冷媒の温度が最低となる場合のガス分子
密度から決まる絶縁耐力に合わせて絶縁設計を行つてい
た。
密度から決まる絶縁耐力に合わせて絶縁設計を行つてい
た。
上記のような従来のガス絶縁電磁誘導機器では、冷媒温
度が高い通常の運転中の場合には必要以上の絶縁耐力を
有しているにもかかわらず、絶縁耐力が最も低い場合に
合わせて絶縁設計されているので、絶縁寸法が大きくな
り、従つて機器が大形化するという問題点があつた。
度が高い通常の運転中の場合には必要以上の絶縁耐力を
有しているにもかかわらず、絶縁耐力が最も低い場合に
合わせて絶縁設計されているので、絶縁寸法が大きくな
り、従つて機器が大形化するという問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、冷媒温度が低い場合の絶縁耐力を向上させ、運転
中の冷媒温度が高い場合の絶縁耐力に近づけ、もつて機
器を小形化することができるガス絶縁電磁誘導機器を得
ることを目的とする。
ので、冷媒温度が低い場合の絶縁耐力を向上させ、運転
中の冷媒温度が高い場合の絶縁耐力に近づけ、もつて機
器を小形化することができるガス絶縁電磁誘導機器を得
ることを目的とする。
この発明に係るガス絶縁電磁誘導機器は、液体冷媒を回
収する冷媒容器と、機器タンクから液体冷媒を冷媒容器
に排出し、かつ、冷媒容器から液体冷媒を機器タンクに
供給する冷媒給排装置と、冷媒容器から機器タンクへガ
スを返送するガス返送装置とを備えている。
収する冷媒容器と、機器タンクから液体冷媒を冷媒容器
に排出し、かつ、冷媒容器から液体冷媒を機器タンクに
供給する冷媒給排装置と、冷媒容器から機器タンクへガ
スを返送するガス返送装置とを備えている。
この発明においては、運転中は機器タンク内の発熱体、
例えば電磁誘導機器本体を冷却するための液体冷媒が必
要であるが、運転停止した場合には機器タンク内に発熱
体がなくなり、冷却のための液体冷媒は不要となる。そ
して、機器タンク内の温度が低下すれば、SF6ガスが液
体冷媒に多く溶け込むことになるので、溶け込みを防ぐ
ため液体冷媒を運転停止中は機器タンクの外に移すこと
にする。
例えば電磁誘導機器本体を冷却するための液体冷媒が必
要であるが、運転停止した場合には機器タンク内に発熱
体がなくなり、冷却のための液体冷媒は不要となる。そ
して、機器タンク内の温度が低下すれば、SF6ガスが液
体冷媒に多く溶け込むことになるので、溶け込みを防ぐ
ため液体冷媒を運転停止中は機器タンクの外に移すこと
にする。
これにより、機器タンク内の温度が低下した場合でも、
機器タンク内のガス分子密度を低下させることがなくな
り、絶縁耐力を冷媒温度が高い場合のそれに近い値に保
持できることになる。
機器タンク内のガス分子密度を低下させることがなくな
り、絶縁耐力を冷媒温度が高い場合のそれに近い値に保
持できることになる。
第1図はこの発明の一実施例を示し、ここでは、送液冷
却方式のガス絶縁電磁誘導機器を例にとつている。図に
おいて、液体冷媒(1)は、送液ポンプ(2)によつて
熱交換器(3)に送られた後、液滴(4)として電磁誘
導機器本体(5)を冷却する。
却方式のガス絶縁電磁誘導機器を例にとつている。図に
おいて、液体冷媒(1)は、送液ポンプ(2)によつて
熱交換器(3)に送られた後、液滴(4)として電磁誘
導機器本体(5)を冷却する。
この実施例では、機器タンク(6)の外部に冷媒回収の
ため冷媒容器(7)と冷媒給排装置(8)ならびにガス
返送装置(9)を設けている。(10)はヒータで、外部
電熱源、スチーム等による容器内の冷媒温度保持要素で
ある。
ため冷媒容器(7)と冷媒給排装置(8)ならびにガス
返送装置(9)を設けている。(10)はヒータで、外部
電熱源、スチーム等による容器内の冷媒温度保持要素で
ある。
以上の構成により、機器タンク(6)内温度がある規定
の値(T1)以下に低下すれば、冷媒給排装置(8)によ
り、機器タンク(6)内の液体冷媒(1)を冷媒容器
(7)に移す。さらに移し終わつた液体冷媒(1)に溶
け込んだSF6ガスを、ガス返送装置(9)により、脱ガ
スして機器タンク(6)内へ送り返す。
の値(T1)以下に低下すれば、冷媒給排装置(8)によ
り、機器タンク(6)内の液体冷媒(1)を冷媒容器
(7)に移す。さらに移し終わつた液体冷媒(1)に溶
け込んだSF6ガスを、ガス返送装置(9)により、脱ガ
スして機器タンク(6)内へ送り返す。
また、運転再開した場合、機器タンク(6)内温度が温
度(T1)まで達したとき、冷媒給排装置(8)により、
冷媒容器(7)の液体冷媒(1)を機器タンク(6)内
へ返す。このとき、ヒータ(10)により、あらかじめ冷
媒温度をある一定の値に保持しておけば、機器タンク
(6)へ返送した液体冷媒(1)がSF6ガスを吸収する
ことなく、すみやかに絶縁耐力の高い状態での冷却に移
行することができる。
度(T1)まで達したとき、冷媒給排装置(8)により、
冷媒容器(7)の液体冷媒(1)を機器タンク(6)内
へ返す。このとき、ヒータ(10)により、あらかじめ冷
媒温度をある一定の値に保持しておけば、機器タンク
(6)へ返送した液体冷媒(1)がSF6ガスを吸収する
ことなく、すみやかに絶縁耐力の高い状態での冷却に移
行することができる。
以上の動作における温度とガス分子密度との関係は第2
図に実線で示すようになり、機器タンク(6)内の温度
がT1以下になつた場合でもガス分子密度が(a)で示す
ように低下せず、絶縁耐力をT1以上の温度のときの同程
度に保持できる。これに対し、従来装置では鎖線(b)
で示すように、対策を施す技がなかつたのである。
図に実線で示すようになり、機器タンク(6)内の温度
がT1以下になつた場合でもガス分子密度が(a)で示す
ように低下せず、絶縁耐力をT1以上の温度のときの同程
度に保持できる。これに対し、従来装置では鎖線(b)
で示すように、対策を施す技がなかつたのである。
冷媒給排装置(8)としては、例えば送液ポンプが考え
られ、ガス返送装置(9)としては、例えば圧縮機ある
いは真空ポンプが考えられる。また、ガス返送装置とし
て考えられる圧縮機あるいは真空ポンプは冷媒給排装置
として兼用することも考えられる。
られ、ガス返送装置(9)としては、例えば圧縮機ある
いは真空ポンプが考えられる。また、ガス返送装置とし
て考えられる圧縮機あるいは真空ポンプは冷媒給排装置
として兼用することも考えられる。
なお、ここでは送液冷却方式を例にとつたが、その他の
冷却方式、例えば凝縮性冷媒を用いた蒸発冷却方式にお
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
冷却方式、例えば凝縮性冷媒を用いた蒸発冷却方式にお
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
この発明は、以上の説明から明らかなように、液体冷媒
を給排する装置と、液体冷媒を回収する冷媒容器と、機
器タンクから液体冷媒を冷媒容器に排出し、かつ、冷媒
容器から液体冷媒を機器タンクに供給する冷媒給排装置
と、冷媒容器から機器タンクへガスを返送するガス返送
装置とを備えたことにより、ガス絶縁電磁誘導機器の運
転停止による絶縁耐力の低下を容易に防ぐことができ、
かつ、必要以上の絶縁設計をすることなくガス絶縁電磁
誘導機器を小形化できる。
を給排する装置と、液体冷媒を回収する冷媒容器と、機
器タンクから液体冷媒を冷媒容器に排出し、かつ、冷媒
容器から液体冷媒を機器タンクに供給する冷媒給排装置
と、冷媒容器から機器タンクへガスを返送するガス返送
装置とを備えたことにより、ガス絶縁電磁誘導機器の運
転停止による絶縁耐力の低下を容易に防ぐことができ、
かつ、必要以上の絶縁設計をすることなくガス絶縁電磁
誘導機器を小形化できる。
第1図はこの発明の一実施例の冷媒回路図、第2図は同
じく冷媒温度−ガス分子密度特性線図、第3図および第
4図は従来のガス絶縁電磁誘導機器のそれぞれSF6ガス
溶解度−温度特性線図およびSF6ガス絶縁耐力−ガス分
子密度特性線図である。 (1)……液体冷媒、(2)……送液ポンプ、(3)…
…熱交換器、(5)……機器本体、(6)……機器タン
ク、(7)……冷媒容器、(8)……冷媒給排装置、
(9)……ガス返送装置。
じく冷媒温度−ガス分子密度特性線図、第3図および第
4図は従来のガス絶縁電磁誘導機器のそれぞれSF6ガス
溶解度−温度特性線図およびSF6ガス絶縁耐力−ガス分
子密度特性線図である。 (1)……液体冷媒、(2)……送液ポンプ、(3)…
…熱交換器、(5)……機器本体、(6)……機器タン
ク、(7)……冷媒容器、(8)……冷媒給排装置、
(9)……ガス返送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 陽一郎 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 中澤 宏司 兵庫県赤穂市天和651番地 三菱電機株式 会社赤穂製作所内 (72)発明者 博多 哲郎 兵庫県赤穂市天和651番地 三菱電機株式 会社赤穂製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−23508(JP,A) 特開 昭58−202511(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁性の液体冷媒と非凝縮性の絶縁ガスを
絶縁および冷却媒体として使用するガス絶縁電磁誘導機
器において、上記液体冷媒を回収する冷媒容器と、機器
タンクから上記液体冷媒を上記冷媒容器に排出し、か
つ、上記冷媒容器から上記液体冷媒を上記機器タンクに
供給する冷媒給排装置と、上記冷媒容器から上記機器タ
ンクへガスを返送するガス返送装置とを備えてなるガス
絶縁電磁誘導機器。 - 【請求項2】圧縮機および真空ポンプのいずれかを冷媒
給排装置およびガス返送装置として兼用した特許請求の
範囲第1項記載のガス絶縁電磁誘導機器。 - 【請求項3】冷媒容器に外部熱源による冷媒温度保持機
能を備えた特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁電磁誘
導機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62197369A JPH0738347B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ガス絶縁電磁誘導機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62197369A JPH0738347B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ガス絶縁電磁誘導機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6441206A JPS6441206A (en) | 1989-02-13 |
| JPH0738347B2 true JPH0738347B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=16373350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62197369A Expired - Lifetime JPH0738347B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ガス絶縁電磁誘導機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738347B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993014507A1 (fr) * | 1992-01-17 | 1993-07-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de refroidissement d'un transformateur monte sur un vehicule electrique |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58202511A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁電気機器 |
| US4437082A (en) * | 1982-07-12 | 1984-03-13 | Westinghouse Electric Corp. | Apparatus for continually upgrading transformer dielectric liquid |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP62197369A patent/JPH0738347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6441206A (en) | 1989-02-13 |
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