JPH0738369A - 多電極形sawフィルタ - Google Patents

多電極形sawフィルタ

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JPH0738369A
JPH0738369A JP5182696A JP18269693A JPH0738369A JP H0738369 A JPH0738369 A JP H0738369A JP 5182696 A JP5182696 A JP 5182696A JP 18269693 A JP18269693 A JP 18269693A JP H0738369 A JPH0738369 A JP H0738369A
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JP
Japan
Prior art keywords
saw filter
electrode
attenuation
idts
electrode type
Prior art date
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Pending
Application number
JP5182696A
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English (en)
Inventor
Koji Kawakatsu
孝治 川勝
Eiji Iegi
英治 家木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、通過帯域幅が広く、かつ、減衰量
の大きい多電極形SAWフィルタを提供することを目的
とする。 【構成】 圧電基板の表面に、3個以上のIDTがSA
Wの伝播方向に形成されて、交互に入力端子および出力
端子に接続された多電極形SAWフィルタにおいて、隣
接するIDTのお互いの最も近いフィンガ電極の電極幅
中心間の間隔dが、 d=(N/2+X0 )λ ここに、λは中心周波数での波長 Nは0以上の整数 X0 は間隔d内の端数で、−0.25〈X0 ≦0.25 で表されるとき、2≦N≦9であることを特徴とする多
電極形SAWフィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SAWフィルタに関
し、特に、広帯域幅と高減衰量が要求される多電極形S
AWフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話などの通信機に使用され
るSAWフィルタには、帯域幅が広く且つ低損失である
ことが要求される。このようなSAWフィルタを実現す
るために、図6に示すように、IDT3a、3bをSA
Wの伝播方向に多数並べた多電極形SAWフィルタが用
いられる。また、図7に示すように、3個のIDT4
a、4b、4cの両側にリフレクタ5a、5bを設けて
エネルギ−を閉じ込めた縦結合2重モ−ド形SAW共振
子フィルタ、またこれを多電極形にしたSAWフィルタ
が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらのS
AWフィルタにおいては、隣接するIDTのお互いの最
も近いフィンガ電極の電極幅中心間の間隔(以下、ID
T間隔という)を変えると、通過帯域幅が広狭変わるこ
とが知られており、最適な間隔が提案されている。多く
の場合、IDT間隔が0.5λ変わっただけのものは、
特性は同じになるとされ、したがって従来は、ある間隔
から0.5λの範囲内で変化させたときの最適値を求め
る技術開発に止まっている。例外的に、IDT間隔を
0.5λより狭くすると通過帯域幅が広くなるという報
告もある。
【0004】本発明者は、このような従来の提案等につ
いて、検討してみたところ、確かに、隣接するIDT間
隔が0.5λより狭い範囲内では、通過帯域幅が広帯域
になることは確認したが、反対に減衰量が不足してくる
という課題に直面せざるを得なかった。
【0005】したがって、本発明は、通過帯域幅が広
く、かつ、減衰量の大きい多電極形SAWフィルタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電基板の表
面に、3個以上のIDTがSAWの伝播方向に形成され
て、交互に入力端子および出力端子に接続された多電極
形SAWフィルタにおいて、隣接するIDTのお互いの
最も近いフィンガ電極の電極幅中心間の間隔dが、
d=(N/2+X0 )λ ここに、λは中心周波数での波長 Nは0以上の整数 X0 は間隔d内の端数で、−0.25〈X0 ≦0.25 で表されるとき、2≦N≦9とし、また、よりよい特性
を追及して、4≦N≦6とすることを特徴とする多電極
形SAWフィルタとしたものである。
【0007】
【作用】本発明において、整数Nの数を小さくしてID
T間隔dを狭くしていくと、IDT間のSAWの多重反
射の影響がだんだん強くなり、通過帯域の端のレベルが
持ち上げられて通過帯域幅が広がり出し、同時に、通過
帯域外でも、レベルが持ち上がるとことが現れ、減衰量
が悪化し出す。反対に、整数Nの数を大きくしてIDT
間隔を広くしていくと、IDT間のSAWの多重反射の
影響がだんだん小さくなり、通過帯域幅は狭くなりだ
し、通過帯域外ではレベルが持ち上がらなくなって、そ
の分減衰量は大きくなりだすが、N=6(dがほぼ3
λ)のとき最大点が生じる。このように、IDT間隔d
に対して、通過帯域特性と減衰特性とが、半ば相反する
関係曲線を示すので、その最適値の選択が市場の要求仕
様によって決定されなければならない。
【0008】
【実施例】本発明は、上記のように、従来技術の課題解
決のレビュウの過程において得られた新規な知見に基づ
いて成されたもので、次に本発明の実施例について説明
する。図1は、本発明を携帯電話機用SAWフィルタに
応用した場合の一実施例を示すもので、図1において、
1は圧電基板で、この圧電基板1には、11個のIDT
1a,1b・・・1j,1kが、隣接するIDTのお互
いの最も近いフィンガ電極の電極幅中心間の間隔が一定
のdとなるように、スパッタリング、蒸着等により形成
されている。各IDT1a,1b・・・1j、1kは、
外側のフィンガ−電極がア−スに接続され、内側のフィ
ンガ−電極が入力端子1a、出力端子1bにそれぞれ交
互に接続されている。また、圧電基板1上で、IDT1
aと1kとの外側には、リフレクタ2aおよび2bが、
隣接するIDTとリフレクタのお互いの最も近いフィン
ガ電極の電極幅中心間の間隔がほぼ0.5λとなるよう
に、同様に、スパッタリング、蒸着等により形成されて
いる。
【0009】なお、図2は、本発明の他の実施例におけ
る隣接するIDT間電極構造を示すもので、ロスを少な
くする為に、隣接するIDT1mとIDT1nとの間の
IDT間隔d領域を、短絡電極1oで短絡してもよい。
【0010】本実施例のIDTおよびリフレクタは、以
上のような構成よりなり、次に、具体的実施例を掲げ
る。
【0011】
【表1】
【0012】表1記載の基板に、交さ幅130μm、中
心周波数878.5MHzとなるように、繰り返し周期
λのフィンガ−電極を決め、表1記載のIDTのフィン
ガ−電極対数およびリフレクタの本数を形成した。な
お、図1のフィンガ−電極の数は、便宜上、実際の数と
は相違している。
【0013】ここに、IDT間隔d=(N/2+X0
λの式において、X0 =0.12として、整数Nを0
(IDT間隔d=0.12λ)から10(IDT間隔d
=5.12λ)まで、変えた場合の3.5dB減衰通過
帯域幅特性AとTX側925〜942MHzの減衰特性
Bを、図5に示す。なお、上記IDT間隔dを表す式の
0 は、−0.25〈X0 ≦0.25の内の0.05≦
0 ≦0.25であることがほとんどである。
【0014】図3において、X軸は整数Nであるから、
Nが1だけ異なれば、dはλ/2だけ異なる。したがっ
て、IDTの間隔dをλ/2の整数倍(0から10ま
で)増加させていくと、通過帯域幅はひたすら減少し、
減衰量はN=6の極大点までは増加し、この極大点を過
ぎると減少に転じていることを、この図3は示してい
る。このようにdのλ/2整数倍の変化に応じて、通過
帯域幅特性と減衰特性とが半ば相反して減少と増加を示
す関係は、本発明の実験過程において見出だされたもの
で、本発明はこの知見にのっとりなされたものである。
【0015】携帯電話機においては、TX側減衰量が3
5dB以上そして通過帯域幅が温度特性などを考慮して
25MHz以上必要であり、この両方の値を満足するI
DT間隔dを表す式の整数Nは、図3から逆算すると、
2≦N≦9となる。なお、通過帯域幅で2MHz、減衰
量で2dBの余裕を見込めば、4≦N≦6が範囲とな
り、この範囲とすることがより望ましい。
【0016】本発明の下限値N=2のとき、IDTの間
隔dはほぼ1λ近傍になるが、図4よりして、通過帯域
幅は32MHzあり、また、減衰量も35dB以上あっ
て、市場の仕様を満足する値である。本発明の上限値N
=9のとき、通過帯域幅は25MHzであり、また、減
衰量は38dBあって、これも市場の仕様を満足する値
である。市場の仕様がもっと大きな減衰量を要求して、
通過帯域幅は緩い場合には、整数Nを局限して、4≦N
≦6の範囲に設定される。
【0017】従来は既述のように0.5λ以内において
言及されていることを勘案すれば、本発明における下限
および上限の数値には、新規性があって上述のように技
術効果を発揮するものである。
【0018】また、本発明の範囲内において、整数Nを
5に選んだ場合の通過帯域・減衰特性を図4に、また、
従来例において、整数Nを0に選んだ場合の通過帯域・
減衰特性を図5に示す。この図4と図5との比較におい
て、図4の場合には、図5との対比において通過帯域幅
はやや狭く、減衰量は大きくなっている。また、図5の
場合には、図4との対比において、通過帯域幅はやや広
くなっているが、減衰量が小さくなっている。なお、図
4および図5において、Aは通過帯域幅であり、Bは減
衰域であるTX側925〜942MHzを示す。
【0019】また、IDTをスプリット電極とする場合
には、隣接するIDTの電極幅は、同電位となる2本の
フィンガ−電極の中央から間隔dをとる。また、SAW
フィルタの基板は、64°Y−X LiNbO3 に限ら
ず、他の単結晶基板や薄膜基板でもよい。
【0020】
【発明の効果】本実施例からわかるように、通過帯域幅
と減衰量とは、IDT間隔に対して、なかば相反する傾
向を持つがこれを両立させる最適値が存在する。本発明
は、この最適値を選択することによって、通過帯域幅が
広く、かつ、減衰量の大きい多電極形SAWフィルタを
実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る多電極形SAWフィ
ルタの一部省略平面図
【図2】 本発明の他の実施例におけるIDT間に短絡
電極を設けた説明図
【図4】 図1に示す実施例の3.5dB減衰帯域幅特
性および減衰特性図
【図4】 図1に示す実施例の通過帯域幅特性および減
衰特性図
【図5】 従来例の通過帯域幅特性および減衰特性図
【図6】 従来の多電極形SAWフィルタの平面図
【図7】 従来の縦結合形2重モ−ドSAWフィルタの
平面図
【符号の説明】
1 圧電基板 1a〜1k IDT 2a,2b リフレクタ d IDT間隔 3a,3b IDT 4a,4b,4c IDT 5a,5b リフレクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る多電極形SAWフィ
ルタの一部省略平面図
【図2】 本発明の他の実施例におけるIDT間に短絡
電極を設けた説明図
【図3】 図1に示す実施例の3.5dB減衰帯域幅特
性および減衰特性図
【図4】 図1に示す実施例の通過帯域幅特性および減
衰特性図
【図5】 従来例の通過帯域幅特性および減衰特性図
【図6】 従来の多電極形SAWフィルタの平面図
【図7】 従来の縦結合形2重モ−ドSAWフィルタの
平面図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板の表面に、3個以上のIDTが
    SAWの伝播方向に形成されて、交互に入力端子および
    出力端子に接続された多電極形SAWフィルタにおい
    て、 隣接するIDTのお互いの最も近いフィンガ電極の電極
    幅中心間の間隔dが、 d=(N/2+X0 )λ ここに、λは中心周波数での波長 Nは0以上の整数 X0 は間隔d内の端数で、−0.25〈X0 ≦0.25 で表されるとき、2≦N≦9であることを特徴とする多
    電極形SAWフィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のNの範囲を、4≦N≦6
    とする請求項1記載の多電極形SAWフィルタ。
JP5182696A 1993-07-23 1993-07-23 多電極形sawフィルタ Pending JPH0738369A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996028886A1 (en) * 1995-03-15 1996-09-19 Japan Energy Corporation Surface acoustic wave filter
EP0734121A1 (en) * 1995-03-22 1996-09-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Surface acoustic wave (SAW) filter

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