JPH0738945B2 - 金−酸化物複合体、可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料 - Google Patents
金−酸化物複合体、可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料Info
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- JPH0738945B2 JPH0738945B2 JP3246774A JP24677491A JPH0738945B2 JP H0738945 B2 JPH0738945 B2 JP H0738945B2 JP 3246774 A JP3246774 A JP 3246774A JP 24677491 A JP24677491 A JP 24677491A JP H0738945 B2 JPH0738945 B2 JP H0738945B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金−酸化物複合体なら
びにこの金−酸化物複合体を利用する可燃性ガス酸化触
媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料に関する。
びにこの金−酸化物複合体を利用する可燃性ガス酸化触
媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、白金、パラジウムな
どの貴金属が酸化物担体の表面上に分散担持された構造
を有する触媒が知られている。かかる触媒は反応活性の
ある貴金属を高分散化することにより、反応の効率を高
めると共に、酸化物上の活性点と金属の活性点との協同
作用により、高活性化するという原理を利用したもので
ある。しかしながら、金を活性種とする触媒において
は、通常の調製方法では金の高分散化が困難であり、金
は触媒活性の乏しい金属と考えられてきた。
どの貴金属が酸化物担体の表面上に分散担持された構造
を有する触媒が知られている。かかる触媒は反応活性の
ある貴金属を高分散化することにより、反応の効率を高
めると共に、酸化物上の活性点と金属の活性点との協同
作用により、高活性化するという原理を利用したもので
ある。しかしながら、金を活性種とする触媒において
は、通常の調製方法では金の高分散化が困難であり、金
は触媒活性の乏しい金属と考えられてきた。
【0003】これに対して、本発明者らは、金を粒径1
0nm以下の超微粒子状態で鉄、コバルト、ニッケル等
の酸化物上に担持する方法を開発し、そのような担持金
触媒が、極めて活性の高い酸化触媒となることを報告し
ている(J.Catalysis,115,301−3
09(1989))。このような金触媒の調製法として
は共沈法(特公平3−12934号)、均一析出沈殿法
(特開昭62−155937号)、滴下中和沈殿法(特
開昭63−252908号)、還元剤添加法(特開昭6
3−252908号)、pH制御中和沈殿法(特開昭6
3−252908号)、カルボン酸金属塩添加法(特開
平2−252610号)、析出沈殿法(特開平3−97
623号)等の方法が示されている。しかしながら、担
体酸化物の種類により、これらの調製法を使い分ける必
要があり、高い分散度を得るためには調製条件を厳しく
制御する必要がある。また、いずれの調製法を用いる場
合にも、金を10nm以下の超微粒子状態で担持しない
限りは高活性触媒を得ることは不可能である。
0nm以下の超微粒子状態で鉄、コバルト、ニッケル等
の酸化物上に担持する方法を開発し、そのような担持金
触媒が、極めて活性の高い酸化触媒となることを報告し
ている(J.Catalysis,115,301−3
09(1989))。このような金触媒の調製法として
は共沈法(特公平3−12934号)、均一析出沈殿法
(特開昭62−155937号)、滴下中和沈殿法(特
開昭63−252908号)、還元剤添加法(特開昭6
3−252908号)、pH制御中和沈殿法(特開昭6
3−252908号)、カルボン酸金属塩添加法(特開
平2−252610号)、析出沈殿法(特開平3−97
623号)等の方法が示されている。しかしながら、担
体酸化物の種類により、これらの調製法を使い分ける必
要があり、高い分散度を得るためには調製条件を厳しく
制御する必要がある。また、いずれの調製法を用いる場
合にも、金を10nm以下の超微粒子状態で担持しない
限りは高活性触媒を得ることは不可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した如
き従来技術に鑑みて、金を活性種として用いる場合にお
いても煩雑な超微粒子化の操作を要することなく、高活
性な触媒を得るべく鋭意研究を重ねてきた。その結果、
従来の触媒の担持構造を逆転し、金の表面上に金属酸化
物が分散担持された構造を持つ金−酸化物複合体とする
場合には、金を超微粒子化することなく、金と金属酸化
物との界面部分を非常に大きくすることができ、その結
果、金属−酸化物相互作用によって、高い活性を有する
触媒となることを見出した。また、この金−酸化物複合
体は、酸化反応に優れた活性を示すことから、可燃性ガ
スに対するセンサー素子としても利用でき、更に、特有
の色調を利用して顔料としての有用性も高いことを見出
した。
き従来技術に鑑みて、金を活性種として用いる場合にお
いても煩雑な超微粒子化の操作を要することなく、高活
性な触媒を得るべく鋭意研究を重ねてきた。その結果、
従来の触媒の担持構造を逆転し、金の表面上に金属酸化
物が分散担持された構造を持つ金−酸化物複合体とする
場合には、金を超微粒子化することなく、金と金属酸化
物との界面部分を非常に大きくすることができ、その結
果、金属−酸化物相互作用によって、高い活性を有する
触媒となることを見出した。また、この金−酸化物複合
体は、酸化反応に優れた活性を示すことから、可燃性ガ
スに対するセンサー素子としても利用でき、更に、特有
の色調を利用して顔料としての有用性も高いことを見出
した。
【0005】即ち、本発明は、金により被覆された支持
体又は金微粒子を担体とし、その表面に遷移金属酸化物
を分散担持した構造を有することを特徴とする金−酸化
物複合体、ならびにこの様な金−酸化物複合体からなる
可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料に
係わる。
体又は金微粒子を担体とし、その表面に遷移金属酸化物
を分散担持した構造を有することを特徴とする金−酸化
物複合体、ならびにこの様な金−酸化物複合体からなる
可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料に
係わる。
【0006】本発明の金−酸化物複合体では、金属酸化
物を担持する担体として、金微粒子又は金により被覆さ
れた支持体を用いる。
物を担持する担体として、金微粒子又は金により被覆さ
れた支持体を用いる。
【0007】本発明の金−酸化物複合体の担体である金
微粒子の大きさは、特に限定的ではなく、製造条件に応
じて5nm〜50μm程度の広い範囲の粒子径のものが
得られるので、用途により適宜選択すれば良い。
微粒子の大きさは、特に限定的ではなく、製造条件に応
じて5nm〜50μm程度の広い範囲の粒子径のものが
得られるので、用途により適宜選択すれば良い。
【0008】金により被覆された支持体を担体とする場
合には、支持体の種類などについては特に限定はなく、
どの様な材質、形状、大きさの支持体も使用可能であ
り、これに無電解メッキ、真空蒸着等の方法で金を被覆
したものを担体とすれば良い。特に、高活性の触媒を得
る目的には、金の表面積を大きくするために、多孔質支
持体を用いることが好ましい。かかる多孔質支持体とし
ては、例えば、ビーズ、ハニカムなどのセラミック成型
体を挙げることができる。
合には、支持体の種類などについては特に限定はなく、
どの様な材質、形状、大きさの支持体も使用可能であ
り、これに無電解メッキ、真空蒸着等の方法で金を被覆
したものを担体とすれば良い。特に、高活性の触媒を得
る目的には、金の表面積を大きくするために、多孔質支
持体を用いることが好ましい。かかる多孔質支持体とし
ては、例えば、ビーズ、ハニカムなどのセラミック成型
体を挙げることができる。
【0009】本発明の金−酸化物複合体では、金の表面
上に分散担持させる金属酸化物としては、遷移金属酸化
物を使用する。このような遷移金属酸化物としては、好
ましくは、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化
バナジウム、酸化クロム、酸化マンガン、酸化銅、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化スズ等を例示でき、これらの一
種又は二種以上を用いればよい。これらの金属酸化物の
粒子径は、特に限定的ではなく、製造条件に応じて広い
範囲で調整可能であり、通常1nm〜5μm程度の粒子
径とすることができ、目的に応じて適宜選択すれば良
い。
上に分散担持させる金属酸化物としては、遷移金属酸化
物を使用する。このような遷移金属酸化物としては、好
ましくは、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化
バナジウム、酸化クロム、酸化マンガン、酸化銅、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化スズ等を例示でき、これらの一
種又は二種以上を用いればよい。これらの金属酸化物の
粒子径は、特に限定的ではなく、製造条件に応じて広い
範囲で調整可能であり、通常1nm〜5μm程度の粒子
径とすることができ、目的に応じて適宜選択すれば良
い。
【0010】金と遷移金属酸化物の比率は、特に限定的
ではなく、製造時の原料比によって調整可能であり、遷
移金属/金の原子比で1/2〜1/1000程度の範囲
において遷移金属酸化物が均一に分散された金−酸化物
複合体を得ることができる。
ではなく、製造時の原料比によって調整可能であり、遷
移金属/金の原子比で1/2〜1/1000程度の範囲
において遷移金属酸化物が均一に分散された金−酸化物
複合体を得ることができる。
【0011】本発明の金−酸化物複合体は、例えば、以
下の方法で得ることができる。
下の方法で得ることができる。
【0012】まず、金の前駆体として、金の可溶性化合
物又は不溶性化合物を水に溶解又は分散させ、この水溶
液又は水分散液に担持される遷移金属成分の可溶性塩を
加える。金の可溶性化合物としては、例えば、塩化金酸
(HAuCl4 )、塩化金酸ナトリウム(NaAuCl
4 )、シアン化金(AuCN)、シアン化金カリウム
(K[Au(CN)2 ])、三塩化ジエチルアミン金酸
((C2 H5 )2 NH・AuCl3 )等が挙げられる。
金の不溶性化合物としては、金の水酸化物、炭酸塩等が
あげられる。担持される遷移金属成分の可溶性塩として
は、鉄、コバルト、ニッケル、バナジウム、クロム、マ
ンガン、銅、チタン、亜鉛、スズ等の遷移金属の硝酸
塩、酢酸塩等があげられる。金の可溶性塩は、1×10
-5〜1×10-2モル/l程度の濃度となるように添加す
れば良い。金の不溶性塩は、0.001〜10重量%程
度の濃度で水中に分散させれば良い。
物又は不溶性化合物を水に溶解又は分散させ、この水溶
液又は水分散液に担持される遷移金属成分の可溶性塩を
加える。金の可溶性化合物としては、例えば、塩化金酸
(HAuCl4 )、塩化金酸ナトリウム(NaAuCl
4 )、シアン化金(AuCN)、シアン化金カリウム
(K[Au(CN)2 ])、三塩化ジエチルアミン金酸
((C2 H5 )2 NH・AuCl3 )等が挙げられる。
金の不溶性化合物としては、金の水酸化物、炭酸塩等が
あげられる。担持される遷移金属成分の可溶性塩として
は、鉄、コバルト、ニッケル、バナジウム、クロム、マ
ンガン、銅、チタン、亜鉛、スズ等の遷移金属の硝酸
塩、酢酸塩等があげられる。金の可溶性塩は、1×10
-5〜1×10-2モル/l程度の濃度となるように添加す
れば良い。金の不溶性塩は、0.001〜10重量%程
度の濃度で水中に分散させれば良い。
【0013】遷移金属成分の可溶性塩の添加量は、金と
遷移金属成分の原子比が、目的とする金−酸化物複合体
の所定の値となる量とすれば良い。遷移金属酸化物が均
一に分散担持された金−酸化物複合体を得るためには、
遷移金属/金の原子比を1/2〜1/1000程度とす
ることが好ましく、1/5〜1/100程度とすること
がより好ましい。
遷移金属成分の原子比が、目的とする金−酸化物複合体
の所定の値となる量とすれば良い。遷移金属酸化物が均
一に分散担持された金−酸化物複合体を得るためには、
遷移金属/金の原子比を1/2〜1/1000程度とす
ることが好ましく、1/5〜1/100程度とすること
がより好ましい。
【0014】次いで、金の可溶性化合物又は不溶性化合
物と遷移金属成分の可溶性塩を含有する水溶液又は水分
散液から水分を蒸発させた後、空気中で焼成する。この
操作により、金の可溶性化合物又は不溶性化合物は、よ
り安定な金属状態へと変化し、この表面に分散担持され
た遷移金属成分の水酸化物や水溶性塩が酸化物の形へと
変化する。水溶液又は水分散液から水分を蒸発させる方
法は、任意の方法で良いが、通常40〜90℃程度に加
熱することが好ましい。焼成温度は、200〜500℃
程度が適当である。
物と遷移金属成分の可溶性塩を含有する水溶液又は水分
散液から水分を蒸発させた後、空気中で焼成する。この
操作により、金の可溶性化合物又は不溶性化合物は、よ
り安定な金属状態へと変化し、この表面に分散担持され
た遷移金属成分の水酸化物や水溶性塩が酸化物の形へと
変化する。水溶液又は水分散液から水分を蒸発させる方
法は、任意の方法で良いが、通常40〜90℃程度に加
熱することが好ましい。焼成温度は、200〜500℃
程度が適当である。
【0015】また、上記した方法と同様にして金の可溶
性化合物又は不溶性化合物と遷移金属成分の可溶性塩を
含有する水溶液又は水分散液を調製した後、遷移金属成
分に対して等モル量〜100倍モル量程度の塩基性物質
を添加して、遷移金属成分を水酸化物の形で金担体の前
駆体上に沈殿析出させ、この沈殿を焼成する方法によっ
ても本発明の金−酸化物複合体を得ることができる。塩
基性物質としては、例えば、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、アンモニア等を用いることが
できる。塩基性物質を添加する際の水溶液又は水分散液
の温度は、20〜90℃程度が適当である。また、塩基
性物質を直接加える代わりに、尿素を加えた後、溶液を
70〜100℃程度、好ましくは90〜100℃程度に
加熱し、尿素の分解によって生成したアンモニアを塩基
として用いることもできる。尿素の使用量は遷移金属成
分に対して等モル量〜100倍モル量程度とすれば良
い。
性化合物又は不溶性化合物と遷移金属成分の可溶性塩を
含有する水溶液又は水分散液を調製した後、遷移金属成
分に対して等モル量〜100倍モル量程度の塩基性物質
を添加して、遷移金属成分を水酸化物の形で金担体の前
駆体上に沈殿析出させ、この沈殿を焼成する方法によっ
ても本発明の金−酸化物複合体を得ることができる。塩
基性物質としては、例えば、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、アンモニア等を用いることが
できる。塩基性物質を添加する際の水溶液又は水分散液
の温度は、20〜90℃程度が適当である。また、塩基
性物質を直接加える代わりに、尿素を加えた後、溶液を
70〜100℃程度、好ましくは90〜100℃程度に
加熱し、尿素の分解によって生成したアンモニアを塩基
として用いることもできる。尿素の使用量は遷移金属成
分に対して等モル量〜100倍モル量程度とすれば良
い。
【0016】沈殿が生じた後、濾過等の方法によって、
沈殿を分離し、これを乾燥した後、焼成することによっ
て本発明の金−酸化物複合体が得られる。焼成温度は、
前記方法と同様に200〜500℃程度が適当である。
沈殿を分離し、これを乾燥した後、焼成することによっ
て本発明の金−酸化物複合体が得られる。焼成温度は、
前記方法と同様に200〜500℃程度が適当である。
【0017】上記した金の可溶性化合物又は不溶性化合
物と遷移金属成分の可溶性塩を含有する水溶液又は水分
散液から水分を乾燥除去する方法、又は塩基性物質を添
加して沈殿形成する方法によれば、粒子径50nm〜5
μm程度の金微粒子の表面に粒子径1nm〜50nm程
度の遷移金属酸化物が担持された金−酸化物複合体を得
ることができる。これらの粒子径は金に対する酸化物の
量、焼成温度等の製造条件により異なったものとなる。
物と遷移金属成分の可溶性塩を含有する水溶液又は水分
散液から水分を乾燥除去する方法、又は塩基性物質を添
加して沈殿形成する方法によれば、粒子径50nm〜5
μm程度の金微粒子の表面に粒子径1nm〜50nm程
度の遷移金属酸化物が担持された金−酸化物複合体を得
ることができる。これらの粒子径は金に対する酸化物の
量、焼成温度等の製造条件により異なったものとなる。
【0018】また、金の可溶性化合物又は不溶性化合物
に代えて、金属状態の金を用いて本発明金−酸化物複合
体を得ることもできる。この方法では、金の可溶性化合
物又は不溶性化合物に代えて、金コロイド溶液(直径5
nm〜500nm程度の金の球状微細粒子が水中に分散
したもの)又は金の微粉体を水中に分散させ、その他
は、上記した水分を乾燥除去する方法、又は塩基性物質
を添加して沈殿形成する方法と同様の条件で操作を行う
ことにより本発明の金−酸化物複合体を得ることができ
る。金の分散液における金の分散量は、0.001〜1
0重量%程度とすれば良い。金属状態の金を用いる場合
には、通常使用した金の粒径がほぼ維持された状態の担
体が得られるので、原料として用いる金の微粉体又は金
コロイド溶液は、必要とする担体粒径に応じて適宜選択
使用すれば良い。金の微粉体としては、粒子径100n
m〜50μm程度のものを用いることが適当である。こ
の方法では、金の微粒子上に粒子径1nm〜50nm程
度の遷移金属酸化物が担持された金−酸化物複合体を得
ることができる。
に代えて、金属状態の金を用いて本発明金−酸化物複合
体を得ることもできる。この方法では、金の可溶性化合
物又は不溶性化合物に代えて、金コロイド溶液(直径5
nm〜500nm程度の金の球状微細粒子が水中に分散
したもの)又は金の微粉体を水中に分散させ、その他
は、上記した水分を乾燥除去する方法、又は塩基性物質
を添加して沈殿形成する方法と同様の条件で操作を行う
ことにより本発明の金−酸化物複合体を得ることができ
る。金の分散液における金の分散量は、0.001〜1
0重量%程度とすれば良い。金属状態の金を用いる場合
には、通常使用した金の粒径がほぼ維持された状態の担
体が得られるので、原料として用いる金の微粉体又は金
コロイド溶液は、必要とする担体粒径に応じて適宜選択
使用すれば良い。金の微粉体としては、粒子径100n
m〜50μm程度のものを用いることが適当である。こ
の方法では、金の微粒子上に粒子径1nm〜50nm程
度の遷移金属酸化物が担持された金−酸化物複合体を得
ることができる。
【0019】なお、上記した各種の製造方法において、
焼成時に金が凝集する場合があるので、これを防止する
ために、焼成前の混合物に、金に対して等重量〜100
倍重量程度の石英粉末を加えて混合した後、焼成するこ
とが好ましい。石英粉末としては、粒子径20μm〜5
00μm程度のものを用いることが好ましい。また、金
コロイド溶液を用いる場合には、水分を除去する際に金
コロイドが凝集しやすいが、水分除去前の液中に石英粉
末を添加して混合した後水分を除去し、その後以降の操
作を行うことによって金の凝集を防止することが可能で
ある。
焼成時に金が凝集する場合があるので、これを防止する
ために、焼成前の混合物に、金に対して等重量〜100
倍重量程度の石英粉末を加えて混合した後、焼成するこ
とが好ましい。石英粉末としては、粒子径20μm〜5
00μm程度のものを用いることが好ましい。また、金
コロイド溶液を用いる場合には、水分を除去する際に金
コロイドが凝集しやすいが、水分除去前の液中に石英粉
末を添加して混合した後水分を除去し、その後以降の操
作を行うことによって金の凝集を防止することが可能で
ある。
【0020】表面が金で被覆された支持体を担体として
用いる場合には、該担体における表面に露出した金の原
子数に対して、1/2〜1/100倍モル数程度の遷移
金属成分の可溶性塩を含有する水溶液中に該担体を浸漬
し、次いで、上記した各方法と同様の条件で水分を蒸発
させたのち焼成する方法、或いは塩基性物質を添加して
沈殿を得た後焼成するする方法によって支持体の金表面
上に1nm〜5μm程度の酸化物微粒子が分散担持され
た金−酸化物複合体を得ることができる。なお、表面が
金で被覆された支持体の表面に露出した金の原子数は、
被覆に用いた金の重量と被覆膜厚から概算が可能であ
る。
用いる場合には、該担体における表面に露出した金の原
子数に対して、1/2〜1/100倍モル数程度の遷移
金属成分の可溶性塩を含有する水溶液中に該担体を浸漬
し、次いで、上記した各方法と同様の条件で水分を蒸発
させたのち焼成する方法、或いは塩基性物質を添加して
沈殿を得た後焼成するする方法によって支持体の金表面
上に1nm〜5μm程度の酸化物微粒子が分散担持され
た金−酸化物複合体を得ることができる。なお、表面が
金で被覆された支持体の表面に露出した金の原子数は、
被覆に用いた金の重量と被覆膜厚から概算が可能であ
る。
【0021】本発明の金−酸化物複合体は、一酸化炭
素、水素、炭化水素等を低温で酸化する能力を有し、湿
分存在下において反応をより促進するという特有な触媒
特性を有するものであり、酸化反応の触媒として極めて
有用性が高いものである。
素、水素、炭化水素等を低温で酸化する能力を有し、湿
分存在下において反応をより促進するという特有な触媒
特性を有するものであり、酸化反応の触媒として極めて
有用性が高いものである。
【0022】また、本発明の金−酸化物複合体は、空気
中に存在する一酸化炭素、水素、炭化水素等の酸化反応
に優れた活性を示すことから、これらの可燃性ガスに対
するセンサー素子としても利用でき、可燃性ガスが素子
表面で燃焼した際に発生する燃焼熱による素子の温度上
昇を電気的に検知することにより、ガスセンサーとして
機能するようになる。
中に存在する一酸化炭素、水素、炭化水素等の酸化反応
に優れた活性を示すことから、これらの可燃性ガスに対
するセンサー素子としても利用でき、可燃性ガスが素子
表面で燃焼した際に発生する燃焼熱による素子の温度上
昇を電気的に検知することにより、ガスセンサーとして
機能するようになる。
【0023】さらに、金コロイドを担体原料として用い
た場合など、得られる金−酸化物複合体における担体と
しての金の粒子径が5nm〜500nm程度となる場合
には、その粒径により、特有の赤、赤紫、青紫等の発色
を示し、さらに、酸化物の担持量の増加に応じて灰色に
近くなるなどの色調の変化を示すため、化粧料、絵の
具、釉薬等の顔料としても使用することができる。
た場合など、得られる金−酸化物複合体における担体と
しての金の粒子径が5nm〜500nm程度となる場合
には、その粒径により、特有の赤、赤紫、青紫等の発色
を示し、さらに、酸化物の担持量の増加に応じて灰色に
近くなるなどの色調の変化を示すため、化粧料、絵の
具、釉薬等の顔料としても使用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の金−酸化物複合体は、金を担体
としてこの表面に遷移金属酸化物が分散性よく担持され
た構造を有するものである。該金−酸化物複合体は、金
を超微粒子化するという煩雑な操作を要することなく得
られるものであり、高い触媒活性を有し、一酸化炭素、
水素、炭化水素等の酸化反応の触媒として極めて有用性
が高いものである。また、該金−酸化物複合体は、酸化
反応に対して優れた活性を示すことから、可燃性ガスに
対するセンサー素子としても利用でき、更に、特有の色
調を利用して顔料としても有用である。
としてこの表面に遷移金属酸化物が分散性よく担持され
た構造を有するものである。該金−酸化物複合体は、金
を超微粒子化するという煩雑な操作を要することなく得
られるものであり、高い触媒活性を有し、一酸化炭素、
水素、炭化水素等の酸化反応の触媒として極めて有用性
が高いものである。また、該金−酸化物複合体は、酸化
反応に対して優れた活性を示すことから、可燃性ガスに
対するセンサー素子としても利用でき、更に、特有の色
調を利用して顔料としても有用である。
【0025】
【実施例】以下、実施例を示して本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0026】
【実施例1】硝酸コバルト0.042mmolを溶解し
た水溶液20mlに、0.2gの水酸化金粉末(塩化金
酸水溶液を炭酸ナトリウムで中和することにより得られ
たもの)を分散させた(原子比Co/Au=1/1
9)。この分散液を70℃に加熱して、過剰の水分を蒸
発して除くことにより乾固し、粉末状態とした。ここに
120−250メッシュにふるいわけした石英粉末2g
を加え、十分に混合した後、さらに空気中において40
0℃で4時間焼成した。焼成後、蒸留水により、繰り返
し洗浄した後、乾燥して粉末金担体上に酸化コバルトが
担持された金−酸化物複合体(Co3 O4 /Au)を得
た。
た水溶液20mlに、0.2gの水酸化金粉末(塩化金
酸水溶液を炭酸ナトリウムで中和することにより得られ
たもの)を分散させた(原子比Co/Au=1/1
9)。この分散液を70℃に加熱して、過剰の水分を蒸
発して除くことにより乾固し、粉末状態とした。ここに
120−250メッシュにふるいわけした石英粉末2g
を加え、十分に混合した後、さらに空気中において40
0℃で4時間焼成した。焼成後、蒸留水により、繰り返
し洗浄した後、乾燥して粉末金担体上に酸化コバルトが
担持された金−酸化物複合体(Co3 O4 /Au)を得
た。
【0027】この金−酸化物複合体を電子顕微鏡で観察
したところ、100〜500nm程度の金微粒子の表面
に約10nmの大きさの酸化物が分散担持された構造で
あった。
したところ、100〜500nm程度の金微粒子の表面
に約10nmの大きさの酸化物が分散担持された構造で
あった。
【0028】この金−酸化物複合体を0.2g用い、一
酸化炭素を1容積%含む空気混合ガス(乾燥COガ
ス)、又は一酸化炭素を1容積%含む空気を0℃の水に
バブリングさせた湿りCOガスを67ml/分で流通さ
せて、一酸化炭素又は水素に対する酸化触媒活性を調べ
た。
酸化炭素を1容積%含む空気混合ガス(乾燥COガ
ス)、又は一酸化炭素を1容積%含む空気を0℃の水に
バブリングさせた湿りCOガスを67ml/分で流通さ
せて、一酸化炭素又は水素に対する酸化触媒活性を調べ
た。
【0029】
【比較例1】実施例1と同量の硝酸コバルト0.042
mmolを溶解した水溶液20mlに、120−250
メッシュにふるいわけした石英粉末2gを加えた。これ
を70℃に加熱して、過剰の水分を蒸発させて除くこと
により乾固し、粉末状態とした。さらに、空気中におい
て、400℃で4時間焼成することにより、酸化コバル
ト触媒(Co3 O4 )を得た。この触媒を用いて実施例
1と同様にして酸化触媒活性を調べた。
mmolを溶解した水溶液20mlに、120−250
メッシュにふるいわけした石英粉末2gを加えた。これ
を70℃に加熱して、過剰の水分を蒸発させて除くこと
により乾固し、粉末状態とした。さらに、空気中におい
て、400℃で4時間焼成することにより、酸化コバル
ト触媒(Co3 O4 )を得た。この触媒を用いて実施例
1と同様にして酸化触媒活性を調べた。
【0030】
【比較例2】0.2gの水酸化金に120−250メッ
シュにふるいわけした石英粉末2gを加え、十分に混合
した後、空気中において400℃で4時間焼成した。焼
成後、蒸留水により、繰り返し洗浄した後、乾燥して金
触媒を得た。この触媒を用いて実施例1と同様にして酸
化触媒活性を調べた。
シュにふるいわけした石英粉末2gを加え、十分に混合
した後、空気中において400℃で4時間焼成した。焼
成後、蒸留水により、繰り返し洗浄した後、乾燥して金
触媒を得た。この触媒を用いて実施例1と同様にして酸
化触媒活性を調べた。
【0031】実施例1、比較例1及び比較例2の結果
を、図1において酸化温度と酸化反応率との関係のグラ
フとして示す。また、酸化反応率が50%になる温度
(T1/2)を表1に示す。
を、図1において酸化温度と酸化反応率との関係のグラ
フとして示す。また、酸化反応率が50%になる温度
(T1/2)を表1に示す。
【0032】 表1 触媒の組成 酸化触媒活性(℃) T1/2 乾燥COガス 湿りCOガス 実施例1 Co3 O4 /Au 80 43 比較例1 Co3 O4 151 237 比較例2 Au 450以上 450以上 図1から、本発明の金−酸化物複合体は、酸化コバルト
のみの触媒よりも低温で反応が進行し、より高い触媒活
性を有することが判る。また、金のみの触媒では、45
0℃の高温でも殆ど反応が進行しなかった。また、一酸
化炭素の反応ガスが湿分を含む場合、酸化コバルトのみ
の触媒では乾いたガスを用いた場合よりも反応に高温が
必要になるという抑制効果を示すのに対して、本発明の
金−酸化物複合体の場合には、湿分により反応は促進さ
れ、触媒作用が質的にも変化したことが判る。
のみの触媒よりも低温で反応が進行し、より高い触媒活
性を有することが判る。また、金のみの触媒では、45
0℃の高温でも殆ど反応が進行しなかった。また、一酸
化炭素の反応ガスが湿分を含む場合、酸化コバルトのみ
の触媒では乾いたガスを用いた場合よりも反応に高温が
必要になるという抑制効果を示すのに対して、本発明の
金−酸化物複合体の場合には、湿分により反応は促進さ
れ、触媒作用が質的にも変化したことが判る。
【0033】
【実施例2】金25mgを含む金コロイド溶液300m
lに塩化鉄水溶液を加え(原子比Fe/Au=1/1
9)、さらに鉄に対して30倍量の尿素を加えた。この
時点で、溶液は、金コロイドの赤色を保っており、pH
は3.7であった。この溶液を100℃で2時間煮沸を
続けたところ、黒色微細沈殿を生じ、pHは7.9まで
上昇した。この沈殿を水洗後、120−250メッシュ
にふるいわけした石英粉末2gを加え、加熱により、過
剰の水分を蒸発させて除くことにより乾固し、粉末状態
とした。さらに、空気中において、400℃で4時間焼
成することにより、金コロイド担体上に酸化鉄が担持さ
れた金−酸化物複合体(Fe2 O3 /Au)を得た。
lに塩化鉄水溶液を加え(原子比Fe/Au=1/1
9)、さらに鉄に対して30倍量の尿素を加えた。この
時点で、溶液は、金コロイドの赤色を保っており、pH
は3.7であった。この溶液を100℃で2時間煮沸を
続けたところ、黒色微細沈殿を生じ、pHは7.9まで
上昇した。この沈殿を水洗後、120−250メッシュ
にふるいわけした石英粉末2gを加え、加熱により、過
剰の水分を蒸発させて除くことにより乾固し、粉末状態
とした。さらに、空気中において、400℃で4時間焼
成することにより、金コロイド担体上に酸化鉄が担持さ
れた金−酸化物複合体(Fe2 O3 /Au)を得た。
【0034】この金−酸化物複合体を電子顕微鏡で観察
したところ、直径約40nmの金コロイド粒子の表面に
のみ酸化鉄が担持されており、金コロイド粒子から遊離
した酸化物はほとんど観察されなかった。
したところ、直径約40nmの金コロイド粒子の表面に
のみ酸化鉄が担持されており、金コロイド粒子から遊離
した酸化物はほとんど観察されなかった。
【0035】この複合体を0.2g用い、一酸化炭素を
1容積%含む空気混合ガス(乾燥COガス)、又は一酸
化炭素を1容積%含む空気を0℃の水にバブリングさせ
た湿りCOガスを67ml/分で流通させて、一酸化炭
素に対する酸化触媒活性を調べた。その結果を350℃
における反応率で表2に示す。
1容積%含む空気混合ガス(乾燥COガス)、又は一酸
化炭素を1容積%含む空気を0℃の水にバブリングさせ
た湿りCOガスを67ml/分で流通させて、一酸化炭
素に対する酸化触媒活性を調べた。その結果を350℃
における反応率で表2に示す。
【0036】
【比較例3】実施例2において、金コロイドを含まず、
同じ量の塩化鉄を含む水溶液を用いたこと以外は、実施
例2と同様の操作を行い、酸化鉄触媒を得た。この触媒
の一酸化炭素に対する酸化触媒活性を実施例2と同様に
して調べた結果を表2に示す。
同じ量の塩化鉄を含む水溶液を用いたこと以外は、実施
例2と同様の操作を行い、酸化鉄触媒を得た。この触媒
の一酸化炭素に対する酸化触媒活性を実施例2と同様に
して調べた結果を表2に示す。
【0037】 表2 触媒の組成 酸化触媒活性(%) 乾燥COガス 湿りCOガス 実施例2 Fe2 O3 /Au 18.5 78.8 比較例3 Fe2 O3 2.5 2.5 以上の結果から、本発明の金−酸化物複合体は、酸化鉄
のみの触媒よりも高い触媒活性を有することが判る。
のみの触媒よりも高い触媒活性を有することが判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種の触媒を用いた場合の酸化温度と酸化反応
率との関係のグラフである。
率との関係のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 25/22 6928−2J 27/16 B 9115−2J
Claims (4)
- 【請求項1】金により被覆された支持体又は金微粒子を
担体とし、その表面に遷移金属酸化物を分散担持した構
造を有することを特徴とする金−酸化物複合体。 - 【請求項2】金により被覆された支持体又は金微粒子を
担体とし、その表面に遷移金属酸化物を分散担持した構
造を有する金−酸化物複合体からなる可燃性ガス酸化触
媒。 - 【請求項3】金により被覆された支持体又は金微粒子を
担体とし、その表面に遷移金属酸化物を分散担持した構
造を有する金−酸化物複合体からなる可燃性ガスセンサ
ー。 - 【請求項4】金により被覆された支持体又は金微粒子を
担体とし、その表面に遷移金属酸化物を分散担持した構
造を有する金−酸化物複合体からなる顔料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246774A JPH0738945B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 金−酸化物複合体、可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246774A JPH0738945B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 金−酸化物複合体、可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557192A JPH0557192A (ja) | 1993-03-09 |
| JPH0738945B2 true JPH0738945B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=17153465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246774A Expired - Lifetime JPH0738945B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 金−酸化物複合体、可燃性ガス酸化触媒、可燃性ガスセンサーおよび顔料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738945B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001288467A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Toshiba Corp | 酸化物複合体粒子とその製造方法、蛍光体とその製造方法、カラーフィルターとその製造方法、ならびにカラー表示装置 |
| JP4002969B2 (ja) * | 2002-11-12 | 2007-11-07 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 可燃性ガスセンサ |
| US9107452B2 (en) * | 2003-06-13 | 2015-08-18 | Philip Morris Usa Inc. | Catalyst to reduce carbon monoxide in the mainstream smoke of a cigarette |
| KR101120789B1 (ko) | 2003-09-26 | 2012-04-20 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 촉매, 활성화제, 지지 매체, 및 특히 물리증착을 이용하여지지 매체 상에 촉매 증착시 촉매 시스템 제조에 유용한관련 방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0290923A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-30 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 脱臭方法 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246774A patent/JPH0738945B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557192A (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |