JPH0738984B2 - 排水汚濁物質の浮上分離装置 - Google Patents
排水汚濁物質の浮上分離装置Info
- Publication number
- JPH0738984B2 JPH0738984B2 JP30277791A JP30277791A JPH0738984B2 JP H0738984 B2 JPH0738984 B2 JP H0738984B2 JP 30277791 A JP30277791 A JP 30277791A JP 30277791 A JP30277791 A JP 30277791A JP H0738984 B2 JPH0738984 B2 JP H0738984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- air
- pipe
- wastewater
- mixing chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 title claims description 42
- 238000000926 separation method Methods 0.000 title claims description 26
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 title claims description 17
- 231100000719 pollutant Toxicity 0.000 title claims description 17
- 238000005188 flotation Methods 0.000 title description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 91
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 29
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 21
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 241000628997 Flos Species 0.000 claims description 5
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 2
- 238000005339 levitation Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 description 8
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 6
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002035 hexane extract Substances 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 230000005587 bubbling Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N n-Hexane Chemical compound CCCCCC VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 239000000701 coagulant Substances 0.000 description 1
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 description 1
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 244000144992 flock Species 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- -1 that is Substances 0.000 description 1
- 238000013316 zoning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排水中に含まれる汚濁物
質、即ち固形物、浮遊物、界面活性剤等を浮上分離する
装置に関する。本願明細書において排水とは例えば厨房
よりの排水や工場排水等の固形物、浮遊物、界面活性剤
等の汚濁物質を含む排水をいう。
質、即ち固形物、浮遊物、界面活性剤等を浮上分離する
装置に関する。本願明細書において排水とは例えば厨房
よりの排水や工場排水等の固形物、浮遊物、界面活性剤
等の汚濁物質を含む排水をいう。
【0002】
【従来の技術】これら排水は各種の浄化装置により、そ
の含有物を除去して無害化なものとして放出されてい
る。しかしその排水をそのまゝ、例えば下水道に排出さ
せた場合、端末の処理施設はそれに応ずる能力を持つ必
要がある。そのため個々の各排水は含有する汚濁物質を
或る程度にまで減らすことが求められている。例えば東
京都においてはこれらの排水許容水質として次のように
規定されている。 BOD 600mg/リットル SS 600mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 30mg/リットル pH 5〜9 即ち下水道に排出される排水は予めその汚濁物質の量を
減らすことが必要である。本発明は前記目的を達成する
ための排水に含まれる汚濁物質の浮上分離装置に関す
る。公知の代表的な浮上分離装置は、排水の導入される
分離槽において、排水の全量又はその一部分が加圧され
る構造となっており、これらの装置では加圧により生じ
た空気(主として酸素)飽和水は利用されず、加圧のた
めの供給空気量が増大し、不溶解空気(実質的には窒
素)の量が多くなり、これらを放出するため分離手段も
必要である。この装置の一例としては、対象とする排水
に加圧空気を吹き込むことにより気泡を発生させ、排水
中の汚濁物質の凝集処理等によって生成した固形物(フ
ロック)等にその気泡を吸着させ、単位体積の比重を軽
くして固形物類を浮上させる構造のものを例示できる。
この装置においては空気を十分に対象とする水に溶解さ
せる必要がある。そのために、通常は槽を加圧構造と
し、その中の水に3〜5Kgf/cm2 の圧力で空気を
コンプレッサー等により加え空気を過剰に送り込み加圧
溶解する。空気の過剰分は、槽の頂部に設けた空気排気
弁から排出されるようになっている。
の含有物を除去して無害化なものとして放出されてい
る。しかしその排水をそのまゝ、例えば下水道に排出さ
せた場合、端末の処理施設はそれに応ずる能力を持つ必
要がある。そのため個々の各排水は含有する汚濁物質を
或る程度にまで減らすことが求められている。例えば東
京都においてはこれらの排水許容水質として次のように
規定されている。 BOD 600mg/リットル SS 600mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 30mg/リットル pH 5〜9 即ち下水道に排出される排水は予めその汚濁物質の量を
減らすことが必要である。本発明は前記目的を達成する
ための排水に含まれる汚濁物質の浮上分離装置に関す
る。公知の代表的な浮上分離装置は、排水の導入される
分離槽において、排水の全量又はその一部分が加圧され
る構造となっており、これらの装置では加圧により生じ
た空気(主として酸素)飽和水は利用されず、加圧のた
めの供給空気量が増大し、不溶解空気(実質的には窒
素)の量が多くなり、これらを放出するため分離手段も
必要である。この装置の一例としては、対象とする排水
に加圧空気を吹き込むことにより気泡を発生させ、排水
中の汚濁物質の凝集処理等によって生成した固形物(フ
ロック)等にその気泡を吸着させ、単位体積の比重を軽
くして固形物類を浮上させる構造のものを例示できる。
この装置においては空気を十分に対象とする水に溶解さ
せる必要がある。そのために、通常は槽を加圧構造と
し、その中の水に3〜5Kgf/cm2 の圧力で空気を
コンプレッサー等により加え空気を過剰に送り込み加圧
溶解する。空気の過剰分は、槽の頂部に設けた空気排気
弁から排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置では槽内
で水を3〜5分滞留させ、その間に水中へコンプレッサ
ーからの送気圧力と平衡に達する空気量を溶解をさせて
おり、更に槽を加圧するので槽は圧力に耐えるために、
特別仕様で製作しなければならない等の問題点があっ
た。又、前述のように加圧された空気飽和水は再利用さ
れず、加圧用に大量の空気を必要とする等の理由により
装置の大型化は避けられなかった。更に排水中に、例え
ば界面活性剤が含まれている場合は泡立現象を生ずる。
そのため排水の表面が泡で覆われて、汚濁物質の排水よ
りの分離が十分に行なうことができないという現象を生
じることもある。従って実用的には、小型で、泡立現象
を生じても汚濁物質の除去が円滑に行なわれる装置の開
発が強く要望されている。
で水を3〜5分滞留させ、その間に水中へコンプレッサ
ーからの送気圧力と平衡に達する空気量を溶解をさせて
おり、更に槽を加圧するので槽は圧力に耐えるために、
特別仕様で製作しなければならない等の問題点があっ
た。又、前述のように加圧された空気飽和水は再利用さ
れず、加圧用に大量の空気を必要とする等の理由により
装置の大型化は避けられなかった。更に排水中に、例え
ば界面活性剤が含まれている場合は泡立現象を生ずる。
そのため排水の表面が泡で覆われて、汚濁物質の排水よ
りの分離が十分に行なうことができないという現象を生
じることもある。従って実用的には、小型で、泡立現象
を生じても汚濁物質の除去が円滑に行なわれる装置の開
発が強く要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記要望に応
ずるため研究開発の結果、本発明を完成した。本発明は
分離槽、該分離槽内に排水と加圧混気水との混合室と、
清浄水生成室とに区画するために設けられた、上端部が
混合室に向いている縦型仕切板、加圧空気供給手段を有
し、入口が清浄水生成室に、出口が混合室に設けられて
いる清浄水を混合室に加圧混気水として送給するための
連結管、該分離槽内水面上に設けられた水面の固型物表
面層、フロス層を除去するための装置、汚濁物質含有排
水供給管及び清浄水排出管を含む排水汚濁物質の浮上分
離装置に関する。
ずるため研究開発の結果、本発明を完成した。本発明は
分離槽、該分離槽内に排水と加圧混気水との混合室と、
清浄水生成室とに区画するために設けられた、上端部が
混合室に向いている縦型仕切板、加圧空気供給手段を有
し、入口が清浄水生成室に、出口が混合室に設けられて
いる清浄水を混合室に加圧混気水として送給するための
連結管、該分離槽内水面上に設けられた水面の固型物表
面層、フロス層を除去するための装置、汚濁物質含有排
水供給管及び清浄水排出管を含む排水汚濁物質の浮上分
離装置に関する。
【0005】次に本発明の浮上分離装置の代表的な構成
を示す模式説明図1に基づいて本発明を説明する。図1
において、1は分離槽であり、槽内には縦型仕切板12
が設けられ、混合室7と清浄水生成室14とに区画して
いる。尚、縦型仕切板の上部は混合室側に向いた構造に
なっている。この構造は上端部が折曲っていてもよい
し、弧状でもよい。この形は後述するように混合水が固
液選別ゾーンを形成するものであればよい。清浄水生成
室14と、混合室7とは次に示す加圧空気供給手段を有
する連結管により接続されている。即ち清浄水生成室1
4には加圧ポンプ2に接続している吸込管21が接続
し、この管は空気圧縮用コンプレッサー3を備えた空気
ホルダー4からでている空気供給管5と、一次空気供給
管26を介して接続している。
を示す模式説明図1に基づいて本発明を説明する。図1
において、1は分離槽であり、槽内には縦型仕切板12
が設けられ、混合室7と清浄水生成室14とに区画して
いる。尚、縦型仕切板の上部は混合室側に向いた構造に
なっている。この構造は上端部が折曲っていてもよい
し、弧状でもよい。この形は後述するように混合水が固
液選別ゾーンを形成するものであればよい。清浄水生成
室14と、混合室7とは次に示す加圧空気供給手段を有
する連結管により接続されている。即ち清浄水生成室1
4には加圧ポンプ2に接続している吸込管21が接続
し、この管は空気圧縮用コンプレッサー3を備えた空気
ホルダー4からでている空気供給管5と、一次空気供給
管26を介して接続している。
【0006】加圧ポンプ2の出口側は混合室7に開口す
る混気水管22に接続している。この管には水と空気と
の混合を行なうためのエゼクター6が設けられ、エゼク
ター6には前記空気供給管5と接続するもう一つの管で
ある二次空気供給管27が接続している。尚コンプレッ
サー3の出口側の空気供給管5には電磁弁8が、一次空
気供給管26、二次空気供給管27には夫々流量調整用
の逆止弁9,9′、流量計10,10′、ニードル弁1
1,11′等が、又、混気水管22には減圧弁19が設
けられている。24はその端部25が分離槽1の混合室
7内に開口している汚濁物質含有排水管である。
る混気水管22に接続している。この管には水と空気と
の混合を行なうためのエゼクター6が設けられ、エゼク
ター6には前記空気供給管5と接続するもう一つの管で
ある二次空気供給管27が接続している。尚コンプレッ
サー3の出口側の空気供給管5には電磁弁8が、一次空
気供給管26、二次空気供給管27には夫々流量調整用
の逆止弁9,9′、流量計10,10′、ニードル弁1
1,11′等が、又、混気水管22には減圧弁19が設
けられている。24はその端部25が分離槽1の混合室
7内に開口している汚濁物質含有排水管である。
【0007】分離槽1の表面部には水面に生成する固形
物層、油層、フロス層を除去するためのかき取り機1
5、かき取り物受け16、更にかき取り物排出管17、
清浄水排出管18が設けられている。
物層、油層、フロス層を除去するためのかき取り機1
5、かき取り物受け16、更にかき取り物排出管17、
清浄水排出管18が設けられている。
【0008】本発明の装置の運転方法を次に示す。先ず
分離槽1内に所定のレベルまで水を満たす(水導入手段
は特別の装置ではないので図示せず)。次に加圧ポンプ
2を始動し、水を分離槽1の清浄水生成室14より吸引
し、空気圧縮管コンプレッサー3を稼動させて混気水を
エゼクター6を経由して、管22の端部23より分離槽
1内の混合室7に送入する。このような操作により水に
空気を混入された混気水が清浄水生成室14より、混合
室7へ、更に清浄水生成室14へ循環することになる。
この循環が安定化した後に、排水管24の端部25より
汚濁物質含有排水を導入する。
分離槽1内に所定のレベルまで水を満たす(水導入手段
は特別の装置ではないので図示せず)。次に加圧ポンプ
2を始動し、水を分離槽1の清浄水生成室14より吸引
し、空気圧縮管コンプレッサー3を稼動させて混気水を
エゼクター6を経由して、管22の端部23より分離槽
1内の混合室7に送入する。このような操作により水に
空気を混入された混気水が清浄水生成室14より、混合
室7へ、更に清浄水生成室14へ循環することになる。
この循環が安定化した後に、排水管24の端部25より
汚濁物質含有排水を導入する。
【0009】排水と前記の混気水とは混合室7にて混合
される。即ち気液混合ゾーンが形成される。この場合混
気水は加圧されており、排水と混合しつつ、激しく縦型
仕切板12に衝撃し、仕切板面に沿って上昇する。仕切
板の上端は混合室側に向いており、混合水は矢印aに示
す方向に循環する。混合水はこのように流動するので、
上昇混合水には接線方向に動エネルギーが与えられ、遠
心力の「重たいものほど外側にゆく」という原理より固
形物は混合水より分離し、矢印b方向に進み水面に浮上
し最上層を形成する。次に気泡のつきにくい油層、更に
その下に最も比重の小さい層、例えば界面活性剤等によ
る気泡層を形成する。尚、この現象は土石流形成と同様
の原理に基づくものである。以上の説明で明らかなよう
に混合室の仕切板上部付近には固液選別ゾーンが形成さ
れ、界面活性剤等が排水に含まれていても水面に泡立現
象を抑制することができる。尚、水表面に成形される層
は水全面を覆い、水中の空気を系外に散逸することはな
い。一方水面をかき取り機15を移動させて、固形物
層、油層、フロック層を除去する。固形物層、油層、フ
ロック層を除去されて浄化された液は清浄水生成室14
に移動し、清浄水排出口18より系外に排出される。又
フロック、油、固形物等はかき取り物受け16に移動
し、次いでかき取り物排出管17より系外に排出され
る。そして清浄水の一部は吸込管21より吸引され、混
気水として混合室に循環する。本発明装置において浮上
分離装置の効率に大きな影響のあるのは仕切板、及び混
合室における混気水と排水との混合である。この混合を
最適状態に保持するための混合室における混気水供給管
と、排水管との相対的な配置構造を次に示す。
される。即ち気液混合ゾーンが形成される。この場合混
気水は加圧されており、排水と混合しつつ、激しく縦型
仕切板12に衝撃し、仕切板面に沿って上昇する。仕切
板の上端は混合室側に向いており、混合水は矢印aに示
す方向に循環する。混合水はこのように流動するので、
上昇混合水には接線方向に動エネルギーが与えられ、遠
心力の「重たいものほど外側にゆく」という原理より固
形物は混合水より分離し、矢印b方向に進み水面に浮上
し最上層を形成する。次に気泡のつきにくい油層、更に
その下に最も比重の小さい層、例えば界面活性剤等によ
る気泡層を形成する。尚、この現象は土石流形成と同様
の原理に基づくものである。以上の説明で明らかなよう
に混合室の仕切板上部付近には固液選別ゾーンが形成さ
れ、界面活性剤等が排水に含まれていても水面に泡立現
象を抑制することができる。尚、水表面に成形される層
は水全面を覆い、水中の空気を系外に散逸することはな
い。一方水面をかき取り機15を移動させて、固形物
層、油層、フロック層を除去する。固形物層、油層、フ
ロック層を除去されて浄化された液は清浄水生成室14
に移動し、清浄水排出口18より系外に排出される。又
フロック、油、固形物等はかき取り物受け16に移動
し、次いでかき取り物排出管17より系外に排出され
る。そして清浄水の一部は吸込管21より吸引され、混
気水として混合室に循環する。本発明装置において浮上
分離装置の効率に大きな影響のあるのは仕切板、及び混
合室における混気水と排水との混合である。この混合を
最適状態に保持するための混合室における混気水供給管
と、排水管との相対的な配置構造を次に示す。
【0010】図2は混合室7内における排水管24、同
端部25、混気水管22、同端部23との相対的な関係
を示す一例である。図において29,28は夫々の端部
に設けられた小孔である。図3は夫々の小孔の相対的位
置を示す模式横断面である。小孔は排水管では下方向
に、又混気水管では横方向に開口している。排水管端部
の小孔29は混気水管端部の小孔28より上方に位置
し、下方向に流出する排水に対し、混気水が横方向より
衝突するので、両者は容易に混合し、その混合は極めて
円滑に行なわれる。そしてその混合水は、縦型仕切板1
2に激しく衝突し、前述のように気液混合ゾーン及び固
液選別ゾーンを形成し、排水中の汚濁物質は分離され
る。
端部25、混気水管22、同端部23との相対的な関係
を示す一例である。図において29,28は夫々の端部
に設けられた小孔である。図3は夫々の小孔の相対的位
置を示す模式横断面である。小孔は排水管では下方向
に、又混気水管では横方向に開口している。排水管端部
の小孔29は混気水管端部の小孔28より上方に位置
し、下方向に流出する排水に対し、混気水が横方向より
衝突するので、両者は容易に混合し、その混合は極めて
円滑に行なわれる。そしてその混合水は、縦型仕切板1
2に激しく衝突し、前述のように気液混合ゾーン及び固
液選別ゾーンを形成し、排水中の汚濁物質は分離され
る。
【0011】尚、混合室内で液は前述のように循環して
おり排水中の汚濁物質はその過程で実質的に浮上分離す
るので、仕切板12をこえて清浄水生成室14に流入す
る液は清浄化される。混気水の流量、空気含有率、排水
の流量等を調整することにより、目的とする清浄化率を
得ることができる。尚必要により、更に清浄水生成室に
仕切板12′,12″等適宜設ければ清浄化度を上昇で
きる。次にこれらの仕切板を設けた場合の水の挙動につ
いて説明する。縦型仕切板12と仕切板12′との間に
おいて水は一部吸込管21に導入される。この水は酸素
で飽和しており、更に水に溶解しない空気(実際は窒
素)を含んでいる場合、仕切板12′によってその固形
物は分離され、仕切板12″によって、更に微量に含ま
れて空気が分離される。即ち排水の清浄化効率は高めら
れる。
おり排水中の汚濁物質はその過程で実質的に浮上分離す
るので、仕切板12をこえて清浄水生成室14に流入す
る液は清浄化される。混気水の流量、空気含有率、排水
の流量等を調整することにより、目的とする清浄化率を
得ることができる。尚必要により、更に清浄水生成室に
仕切板12′,12″等適宜設ければ清浄化度を上昇で
きる。次にこれらの仕切板を設けた場合の水の挙動につ
いて説明する。縦型仕切板12と仕切板12′との間に
おいて水は一部吸込管21に導入される。この水は酸素
で飽和しており、更に水に溶解しない空気(実際は窒
素)を含んでいる場合、仕切板12′によってその固形
物は分離され、仕切板12″によって、更に微量に含ま
れて空気が分離される。即ち排水の清浄化効率は高めら
れる。
【0012】次にかき取り機について図4,図5につい
て説明する。図4においてスクレーパー30を有するか
き取り機15の回転帯が移動し、分離槽内水表面に浮上
分離した固形物層、油層、フロス層等の浮上物層20を
かき取り、かき取り用傾斜板31を経て、かき取り物受
け16に落下させる。尚、この際、浮上物は傾斜部分に
おいてスクレーパーと傾斜板の間より一部逆方向に戻
り、完全にはかき取られないことがある。そこで図5に
示す構造とすることにより、前述の浮上物の逆戻りを防
止することができる。
て説明する。図4においてスクレーパー30を有するか
き取り機15の回転帯が移動し、分離槽内水表面に浮上
分離した固形物層、油層、フロス層等の浮上物層20を
かき取り、かき取り用傾斜板31を経て、かき取り物受
け16に落下させる。尚、この際、浮上物は傾斜部分に
おいてスクレーパーと傾斜板の間より一部逆方向に戻
り、完全にはかき取られないことがある。そこで図5に
示す構造とすることにより、前述の浮上物の逆戻りを防
止することができる。
【0013】即ち図5に示すように傾斜板32を例えば
ラビリンスパッキン等のスプリング性物質で構成するこ
とによりかき取られた浮上物がスクレーパー30によっ
て傾斜板32に達すると、傾斜板はそのスプリング性に
より、かき集められた浮上物層の重さで32′に示され
るように下ると、スプリング性傾斜板との間に間隙を生
じることがないのでフロスは逆戻りすることなくかき取
り物受けに排出される。この際フロスは一定水量と共に
排出されるため、排出管のつまりを防止できる。尚、本
発明装置において汚濁物質含有排水に予め凝集剤等を加
え、更にpHを調整して導入し、それらの装置と組合わ
せれば、極めて円滑に排水の処理を行なうことも可能で
あり、更に完全自動化も容易である。
ラビリンスパッキン等のスプリング性物質で構成するこ
とによりかき取られた浮上物がスクレーパー30によっ
て傾斜板32に達すると、傾斜板はそのスプリング性に
より、かき集められた浮上物層の重さで32′に示され
るように下ると、スプリング性傾斜板との間に間隙を生
じることがないのでフロスは逆戻りすることなくかき取
り物受けに排出される。この際フロスは一定水量と共に
排出されるため、排出管のつまりを防止できる。尚、本
発明装置において汚濁物質含有排水に予め凝集剤等を加
え、更にpHを調整して導入し、それらの装置と組合わ
せれば、極めて円滑に排水の処理を行なうことも可能で
あり、更に完全自動化も容易である。
【0014】
【作用】本発明の浮上分離装置においては、排水と加圧
混気水との混合液が先ず縦型仕切板に沿って上昇する。
そして上端傾斜部においては接線方向に動エネルギーが
与えられ遠心力の「重たいものほど外側にゆく」という
原理により固形物は混合水より分離し、水面に浮上最上
層を形成し、次いで気泡の付きにくい油層その下に界面
活性剤等の層を形成する。尚この現象は土石流形成と同
様と考えられ、界面活性剤等が処理排水中に含まれてい
ても泡立現象が抑えられる。尚加圧混気水に、仕切板の
接線にそって回転エネルギーが加わり効率よくゾーニン
グが行なわれる。加圧浮上分離とは周知のように排水中
の固形物を空気により浮上分離させることが目的であ
る。即ち排水に空気を吹込み、その酸素を水中に含有
(飽和)させ、通常は過剰の酸素、窒素は大気に放出さ
れる。空気の成分は、酸素約21%、窒素約78%、そ
の他約1%で、酸素は水に対して溶解性が大であるが、
窒素の溶解性は非常に小である。本発明の装置では清浄
水生成室と混合室とが加圧空気供給手段を有する連結管
により接続され、又水層全面に前述のように固形物層、
油層等が形成され、空気は散逸されないので清浄水生成
室内の窒素は再利用される。即ち、エネルギーは再利用
され、使用空気量を最小とし、ランニングコストが低減
する。更に加圧混気水、混合水は常に気体過飽和の状態
に保ち得る。
混気水との混合液が先ず縦型仕切板に沿って上昇する。
そして上端傾斜部においては接線方向に動エネルギーが
与えられ遠心力の「重たいものほど外側にゆく」という
原理により固形物は混合水より分離し、水面に浮上最上
層を形成し、次いで気泡の付きにくい油層その下に界面
活性剤等の層を形成する。尚この現象は土石流形成と同
様と考えられ、界面活性剤等が処理排水中に含まれてい
ても泡立現象が抑えられる。尚加圧混気水に、仕切板の
接線にそって回転エネルギーが加わり効率よくゾーニン
グが行なわれる。加圧浮上分離とは周知のように排水中
の固形物を空気により浮上分離させることが目的であ
る。即ち排水に空気を吹込み、その酸素を水中に含有
(飽和)させ、通常は過剰の酸素、窒素は大気に放出さ
れる。空気の成分は、酸素約21%、窒素約78%、そ
の他約1%で、酸素は水に対して溶解性が大であるが、
窒素の溶解性は非常に小である。本発明の装置では清浄
水生成室と混合室とが加圧空気供給手段を有する連結管
により接続され、又水層全面に前述のように固形物層、
油層等が形成され、空気は散逸されないので清浄水生成
室内の窒素は再利用される。即ち、エネルギーは再利用
され、使用空気量を最小とし、ランニングコストが低減
する。更に加圧混気水、混合水は常に気体過飽和の状態
に保ち得る。
【0015】
【発明の効果】簡単な設備で連続的に厨房等よりの排水
中のBOD,SS,n−ヘキサン抽出物の分離効率が高
く、しかも界面活性剤が含まれていても効率が低下しな
いという特徴がある。従って個々の装置の排出水を排出
基準値以下に容易にすることができる。又、従来の浮上
分離装置のように余剰の空気を排出せず混気水として循
環使用しているので、装置の小型化が極めて容易であ
る。
中のBOD,SS,n−ヘキサン抽出物の分離効率が高
く、しかも界面活性剤が含まれていても効率が低下しな
いという特徴がある。従って個々の装置の排出水を排出
基準値以下に容易にすることができる。又、従来の浮上
分離装置のように余剰の空気を排出せず混気水として循
環使用しているので、装置の小型化が極めて容易であ
る。
【0016】
【実施例】次に本発明装置により排水の浮上分離を行な
った結果を実施例により説明する。 実施例 使用装置 分離槽 長さ600mm、幅400mm、深さ5
00mm 対象排水(レストラン排水) 含有物 含有量(ppm) 原 水 BOD 650mg/リットル SS 600mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 250mg/リットル pH 4.5〜8.6 混気水のポンプ出口側における圧力5.5〜6.0kg
f/cm2 排水流入量 0.3m3 /h 混気水循環量 0.13m3 /h 水温は23〜25℃で水中の空気量は100ppmに保
たれた。その結果次表に示す清浄水を得た。 BOD 84mg/リットル SS 30mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 7.5mg/リットル pH 6.9〜7.6 除去率は BOD 87% SS 95% ノルマルヘキサン抽出物 97% 尚、この値は前に示した東京都の下水道送入水基準を満
たすものである。
った結果を実施例により説明する。 実施例 使用装置 分離槽 長さ600mm、幅400mm、深さ5
00mm 対象排水(レストラン排水) 含有物 含有量(ppm) 原 水 BOD 650mg/リットル SS 600mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 250mg/リットル pH 4.5〜8.6 混気水のポンプ出口側における圧力5.5〜6.0kg
f/cm2 排水流入量 0.3m3 /h 混気水循環量 0.13m3 /h 水温は23〜25℃で水中の空気量は100ppmに保
たれた。その結果次表に示す清浄水を得た。 BOD 84mg/リットル SS 30mg/リットル ノルマルヘキサン抽出物 7.5mg/リットル pH 6.9〜7.6 除去率は BOD 87% SS 95% ノルマルヘキサン抽出物 97% 尚、この値は前に示した東京都の下水道送入水基準を満
たすものである。
【図1】本発明の浮上分離装置の代表的な構成を示す模
式説明図。
式説明図。
【図2】分離槽の混合室内における排水管と混気水管と
の相対的関係を示す図。
の相対的関係を示す図。
【図3】排水管と混気水管の夫々の端部の小孔の相対的
位置を示す図。
位置を示す図。
【図4】浮上物槽のかき取り機の構成を示す図。
【図5】浮上物槽のかき取り機のかき取り物の逆戻りを
防ぐ構成を示す図。
防ぐ構成を示す図。
1 分離槽 2 加圧ポンプ 3 空気圧縮用コンプレッサー 4 空気ホルダー 5 空気供給管 6 エゼクター 7 混合室 8 電磁弁 9 逆止弁 9′ 逆止弁 10 流量計 10′ 流量計 11 ニードル弁 11′ ニードル弁 12 縦型仕切板 12′ 縦型仕切板 12″ 縦型仕切板 14 清浄水生成室 15 かき取り機 16 かき取り物受け 17 かき取り物排出管 18 清浄水排出管 19 減圧弁 20 浮上物層 21 吸込管 22 混気水管 23 同端部 24 排水管 25 同端部 26 一次空気供給管 27 二次空気供給管 28 混気水管端部小孔 29 排水管端部小孔 30 スクレーパー 31 かき取り用傾斜板 32 スプリング性かき取り用傾斜板 32′ スプリング性かき取り用傾斜面(変形した状
態)
態)
Claims (1)
- 【請求項1】 分離槽、 該分離槽内に汚濁物質含有排水と加圧混気水との混合室
と、清浄水生成室とに区画するために設けられた、上端
部が混合室に向いている縦型仕切板、 加圧空気供給手段を有し、入口が清浄水生成室に、出口
が混合室に設けられている清浄水を混合室に加圧混気水
として送給するための連結管、 該分離槽内水面上に設けられた水面の固型物表面層、フ
ロス層を除去するための装置、 汚濁物質含有排水供給管及び清浄水排出管を含む排水汚
濁物質の浮上分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30277791A JPH0738984B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 排水汚濁物質の浮上分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30277791A JPH0738984B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 排水汚濁物質の浮上分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111683A JPH05111683A (ja) | 1993-05-07 |
| JPH0738984B2 true JPH0738984B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=17912999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30277791A Expired - Lifetime JPH0738984B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 排水汚濁物質の浮上分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738984B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008049227A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Kurita Water Ind Ltd | 加圧浮上分離装置 |
| JP2008049236A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Kurita Water Ind Ltd | 加圧浮上分離装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5127559B2 (ja) * | 2008-05-13 | 2013-01-23 | 株式会社東芝 | 固液分離装置 |
| KR102336240B1 (ko) * | 2021-04-06 | 2021-12-09 | 대명엔텍(주) | 유입관 교차설치 및 가압장치가 적용된 다단계 가압부상 복합 하수 처리장치 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP30277791A patent/JPH0738984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008049227A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Kurita Water Ind Ltd | 加圧浮上分離装置 |
| JP2008049236A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Kurita Water Ind Ltd | 加圧浮上分離装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05111683A (ja) | 1993-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4022696A (en) | Apparatus for clarification of waste water operating on dissolved air flotation process | |
| US5158678A (en) | Water clarification method and apparatus | |
| US5522999A (en) | Water clarification method | |
| RU2303000C2 (ru) | Установка для флотационной очистки воды | |
| JP2011000583A (ja) | 廃液処理方法及び装置 | |
| JP3274685B2 (ja) | 水処理方法と装置 | |
| JP2012061374A (ja) | 汚染土壌の浄化方法および浄化装置 | |
| US2146542A (en) | System of purification and waste recovery | |
| KR100298064B1 (ko) | 용존공기부상식 수처리장치 | |
| JPH0738984B2 (ja) | 排水汚濁物質の浮上分離装置 | |
| RU87159U1 (ru) | Устройство для очистки сточных вод напорной флотацией | |
| RU2091316C1 (ru) | Флотационная машина для очистки сточных вод | |
| JPH08108173A (ja) | 旋回流式浮上分離装置 | |
| JP3092013B2 (ja) | 油水分離装置 | |
| Colic et al. | New developments in mixing, flocculation and flotation for industrial wastewater pretreatment and municipal wastewater treatment | |
| JPH11309446A (ja) | 複合型水浄化装置 | |
| JP2892604B2 (ja) | 溶解空気浮選および同様な気液接触操作の為の方法と装置 | |
| KR200252229Y1 (ko) | 용존공기 부상분리장치 | |
| JPH0728960Y2 (ja) | 水中曝気装置を使用した浮上固液分離装置 | |
| RU2130897C1 (ru) | Флотационная машина для очистки сточных вод | |
| RU2129528C1 (ru) | Флотатор | |
| SU1234369A1 (ru) | Установка дл очистки сточных вод от нефтепродуктов | |
| RU2229022C2 (ru) | Установка для подготовки воды на промыслах | |
| RU2049732C1 (ru) | Напорный флотатор | |
| US2287427A (en) | System of water purification and waste disposal |