JPH0739005A - 電気車の電力変換装置 - Google Patents
電気車の電力変換装置Info
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- JPH0739005A JPH0739005A JP18229293A JP18229293A JPH0739005A JP H0739005 A JPH0739005 A JP H0739005A JP 18229293 A JP18229293 A JP 18229293A JP 18229293 A JP18229293 A JP 18229293A JP H0739005 A JPH0739005 A JP H0739005A
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- JP
- Japan
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- frequency
- signal
- switching
- power
- equipment
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 地上機器と信号伝送を行う複数の信号機器11
a〜11nのうち、動作している信号機器からは“1”の
信号、動作していない信号機器からは“0”の信号が周
波数設定器12に出力される。周波数設定器では信号検知
部13でその信号を検知し、あらかじめ各信号機器の使用
周波数の整数倍又は整数分の1以外の周波数がスイッチ
ング周波数として格納されている周波数記憶部14では、
対応するスイッチング周波数が選択される。そしてゲ―
ト制御部15でそのスイッチング周波数によりインバ―タ
装置6を構成するスイッチング素子の開閉動作を制御す
る。 【効果】 動作する信号機器に応じてその使用周波数に
干渉しない周波数にスイッチング周波数を切り換えるこ
とができ、誘導障害を防止することができる。
a〜11nのうち、動作している信号機器からは“1”の
信号、動作していない信号機器からは“0”の信号が周
波数設定器12に出力される。周波数設定器では信号検知
部13でその信号を検知し、あらかじめ各信号機器の使用
周波数の整数倍又は整数分の1以外の周波数がスイッチ
ング周波数として格納されている周波数記憶部14では、
対応するスイッチング周波数が選択される。そしてゲ―
ト制御部15でそのスイッチング周波数によりインバ―タ
装置6を構成するスイッチング素子の開閉動作を制御す
る。 【効果】 動作する信号機器に応じてその使用周波数に
干渉しない周波数にスイッチング周波数を切り換えるこ
とができ、誘導障害を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気車の電力変換装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両において、踏切等の列車検知装
置や自動列車停止装置(ATS装置)、自動列車制御装
置(ATC装置)に用いられる速度制御装置等の信号機
器は、軌道回路や車上子・地上子により信号伝達を行っ
ている。この信号伝達に用いられる信号レベルは微弱な
ものであるため、車両が走行する時に車両に搭載されて
いる車両用電気品から生じる誘導ノイズや帰線電流の影
響を受けやすい。特に車両用電気品に交流電力を供給す
るために、架線から供給される直流電力を、交流電力に
変換するインバ―タ装置が設けられているが、インバ―
タ装置を構成するスイッチング素子のスイッチング周波
数が、信号機器の信号伝達に使用される周波数と干渉し
た場合には、信号機器の誤動作をまねいていた。
置や自動列車停止装置(ATS装置)、自動列車制御装
置(ATC装置)に用いられる速度制御装置等の信号機
器は、軌道回路や車上子・地上子により信号伝達を行っ
ている。この信号伝達に用いられる信号レベルは微弱な
ものであるため、車両が走行する時に車両に搭載されて
いる車両用電気品から生じる誘導ノイズや帰線電流の影
響を受けやすい。特に車両用電気品に交流電力を供給す
るために、架線から供給される直流電力を、交流電力に
変換するインバ―タ装置が設けられているが、インバ―
タ装置を構成するスイッチング素子のスイッチング周波
数が、信号機器の信号伝達に使用される周波数と干渉し
た場合には、信号機器の誤動作をまねいていた。
【0003】そこで従来ではこのような誘導障害を防ぐ
ために、スイッチング周波数のうち信号機器の使用周波
数と干渉する成分を除去するフィルタ回路を設けたり、
入出力線にシ―ルドを施したり、又実開平4−3909
2号に記載されるようにインバ―タ装置の各相のスイッ
チング素子毎を磁性体からなる分割ケ―スに収納する対
策をとっていた。
ために、スイッチング周波数のうち信号機器の使用周波
数と干渉する成分を除去するフィルタ回路を設けたり、
入出力線にシ―ルドを施したり、又実開平4−3909
2号に記載されるようにインバ―タ装置の各相のスイッ
チング素子毎を磁性体からなる分割ケ―スに収納する対
策をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の技術では、誘導障害を防ぐためには、入力線にシ
−ルドを施したり、インバ−タ装置を収納する箱自体を
工夫するといった構造的な変更が伴い、特に車両用電気
品に交流電力を供給する電源(主回路部分)が変更の対
象となるため、大かがりとなり経済的にも時間的にも大
きな損失となってしまっていた。又近年個々の鉄道会社
間の相互乗入れが一般的に行われるようになってきてお
り、走行区間によって使用される信号機器が異なるため
使用周波数も異なり、フィルタ回路を設けるには容量な
どをそれぞれに応じて変更しなくてはならないという問
題が生じていた。
従来の技術では、誘導障害を防ぐためには、入力線にシ
−ルドを施したり、インバ−タ装置を収納する箱自体を
工夫するといった構造的な変更が伴い、特に車両用電気
品に交流電力を供給する電源(主回路部分)が変更の対
象となるため、大かがりとなり経済的にも時間的にも大
きな損失となってしまっていた。又近年個々の鉄道会社
間の相互乗入れが一般的に行われるようになってきてお
り、走行区間によって使用される信号機器が異なるため
使用周波数も異なり、フィルタ回路を設けるには容量な
どをそれぞれに応じて変更しなくてはならないという問
題が生じていた。
【0005】そこで本発明は上記問題点を除去し、イン
バ―タ装置のスイッチング周波数と信号機器の使用周波
数が干渉して誘導障害が発生することを防止する電気車
の電力変換装置を提供することを目的とする。
バ―タ装置のスイッチング周波数と信号機器の使用周波
数が干渉して誘導障害が発生することを防止する電気車
の電力変換装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、車両の床下に搭載され、地
上機器と信号伝送を行う信号機器と、この信号機器の信
号伝送に使用される周波数の整数倍又は整数分の1以外
の周波数をスイッチング周波数として設定する周波数設
定器と、複数のスイッチング素子で構成され直流電力を
入力とし、周波数設定器で設定されたスイッチング周波
数により、スイッチング素子の開閉動作を行って直流電
力を交流電力に変換するインバ―タ装置とを備えてな
る。又請求項2記載の発明では、車両の床下に搭載さ
れ、複数の地上機器とそれぞれ対応して信号伝送を行う
複数の信号機器と、これら信号機器の地上機器との信号
伝送に使用されるそれぞれの周波数の整数倍又は整数分
の1以外の周波数をそれぞれスイッチング周波数として
格納し、信号伝送を行っている信号機器に応じて、スイ
ッチング周波数を切換えて設定する周波数設定器と、複
数のスイッチング素子で構成され直流電力を入力とし、
周波数設定器で設定されたスイッチング周波数により、
スイッチング素子の開閉動作を行って直流電力を交流電
力に変換するインバ―タ装置とを備えてなる。
に請求項1記載の発明では、車両の床下に搭載され、地
上機器と信号伝送を行う信号機器と、この信号機器の信
号伝送に使用される周波数の整数倍又は整数分の1以外
の周波数をスイッチング周波数として設定する周波数設
定器と、複数のスイッチング素子で構成され直流電力を
入力とし、周波数設定器で設定されたスイッチング周波
数により、スイッチング素子の開閉動作を行って直流電
力を交流電力に変換するインバ―タ装置とを備えてな
る。又請求項2記載の発明では、車両の床下に搭載さ
れ、複数の地上機器とそれぞれ対応して信号伝送を行う
複数の信号機器と、これら信号機器の地上機器との信号
伝送に使用されるそれぞれの周波数の整数倍又は整数分
の1以外の周波数をそれぞれスイッチング周波数として
格納し、信号伝送を行っている信号機器に応じて、スイ
ッチング周波数を切換えて設定する周波数設定器と、複
数のスイッチング素子で構成され直流電力を入力とし、
周波数設定器で設定されたスイッチング周波数により、
スイッチング素子の開閉動作を行って直流電力を交流電
力に変換するインバ―タ装置とを備えてなる。
【0007】
【作用】上述した構成により、請求項1記載の発明で
は、信号機器の使用周波数の整数倍又は整数分の1以外
の周波数を予め周波数設定器でインバ―タ装置のスイッ
チング周波数として設定しておく。スイッチング周波数
は信号機器の使用周波数の整数倍又は整数分の1の周波
数と干渉して誘導障害を生じるので、スイッチング周波
数を使用周波数と干渉する周波数以外のものとしてイン
バ―タ装置を運転する。又請求項2記載の発明では複数
の信号機器がそれぞれ対応する地上機器と信号伝送を行
う時に、周波数設定器でそれぞれの信号機器の使用周波
数の整数倍又は整数分の1以外の周波数を予めスイッチ
ング周波数として格納しておき、動作している信号機器
に応じてスイッチング周波数を切換える。従って動作す
る信号機器が走行区間によって変われば、スイッチング
周波数も切換わる。そしてこのスイッチング周波数でイ
ンバ―タ装置を動作することで、信号機器の使用周波数
と干渉せずに誘導障害を防止することができる。
は、信号機器の使用周波数の整数倍又は整数分の1以外
の周波数を予め周波数設定器でインバ―タ装置のスイッ
チング周波数として設定しておく。スイッチング周波数
は信号機器の使用周波数の整数倍又は整数分の1の周波
数と干渉して誘導障害を生じるので、スイッチング周波
数を使用周波数と干渉する周波数以外のものとしてイン
バ―タ装置を運転する。又請求項2記載の発明では複数
の信号機器がそれぞれ対応する地上機器と信号伝送を行
う時に、周波数設定器でそれぞれの信号機器の使用周波
数の整数倍又は整数分の1以外の周波数を予めスイッチ
ング周波数として格納しておき、動作している信号機器
に応じてスイッチング周波数を切換える。従って動作す
る信号機器が走行区間によって変われば、スイッチング
周波数も切換わる。そしてこのスイッチング周波数でイ
ンバ―タ装置を動作することで、信号機器の使用周波数
と干渉せずに誘導障害を防止することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照し詳細に説明す
る。図1、図2は本発明の一実施例を示す図で、図1は
電気車の電力変換装置の構成図、図2は車両の概略図で
ある。架線1を流れる直流電流はパンタグラフ2によっ
て集電され、接触器3、フィルタリアクトル4、フィル
タコンデンサ5を介してインバ―タ装置6に供給され
る。インバ―タ装置6では直流電流を3相交流電流に変
換し、3相交流電流は交流フィルタリアクトル7、交流
フィルタコンデンサ8、変換器9を介して負荷10に供給
されている。インバ―タ装置6は複数のスイッチング素
子から構成され、各スイッチング素子のスイッチング周
波数は以下に記すように可変される。
る。図1、図2は本発明の一実施例を示す図で、図1は
電気車の電力変換装置の構成図、図2は車両の概略図で
ある。架線1を流れる直流電流はパンタグラフ2によっ
て集電され、接触器3、フィルタリアクトル4、フィル
タコンデンサ5を介してインバ―タ装置6に供給され
る。インバ―タ装置6では直流電流を3相交流電流に変
換し、3相交流電流は交流フィルタリアクトル7、交流
フィルタコンデンサ8、変換器9を介して負荷10に供給
されている。インバ―タ装置6は複数のスイッチング素
子から構成され、各スイッチング素子のスイッチング周
波数は以下に記すように可変される。
【0009】車両の床下には信号機器11a〜11n(図2
では11a,11bの2つを示し、後は省略)が搭載されて
いる。この信号機器11a〜11nは地上と信号伝達を行っ
ていて、各区間毎に使用される機器が異なっている。信
号機器11a〜11nからは地上と信号伝達を行っている時
は“1”、信号伝達を行っていない時は“0”のディジ
タル信号が周波数設定器12に出力されている。周波数設
定器12は、信号機器11a〜11nからのディジタル信号を
検知する信号検知部13、信号機器11a〜11nで使用され
る周波数と干渉しないスイッチング周波数が格納されて
いる周波数記憶部14とを備えている。先ず信号検知部13
では、信号機器11a〜11nからのディジタル信号を検知
すると、どの信号機器が動作しているかを示す動作信号
を周波数記憶部14に出力する。そして周波数記憶部14で
は、動作信号を受けて、使用されている信号機器と干渉
しないスイッチング周波数が選択され、ゲ−ト制御部15
へそのスイッチング周波数が出力される。そしてゲ−ト
制御部15では、そのスイッチング周波数に従って、イン
バ―タ装置6を構成する複数スイッチング素子に対し
て、オン/オフ制御を行う。信号検知部13から出力され
る動作信号としては、例えば信号機器11aを下位ビット
として、信号機器11nを上位ビットとした信号である。
また信号機器11a〜11nの使用周波数は走行路線によっ
て予め決まっている。そしてこの使用周波数に干渉する
周波数は、使用周波数の整数倍、整数分の1である。通
常スイッチング周波数は 2.7KHz 〜 4.5KHz であるの
で、この範囲内で上述した使用周波数に干渉する周波数
を避けた周波数が周波数記憶部14に予め格納される。
では11a,11bの2つを示し、後は省略)が搭載されて
いる。この信号機器11a〜11nは地上と信号伝達を行っ
ていて、各区間毎に使用される機器が異なっている。信
号機器11a〜11nからは地上と信号伝達を行っている時
は“1”、信号伝達を行っていない時は“0”のディジ
タル信号が周波数設定器12に出力されている。周波数設
定器12は、信号機器11a〜11nからのディジタル信号を
検知する信号検知部13、信号機器11a〜11nで使用され
る周波数と干渉しないスイッチング周波数が格納されて
いる周波数記憶部14とを備えている。先ず信号検知部13
では、信号機器11a〜11nからのディジタル信号を検知
すると、どの信号機器が動作しているかを示す動作信号
を周波数記憶部14に出力する。そして周波数記憶部14で
は、動作信号を受けて、使用されている信号機器と干渉
しないスイッチング周波数が選択され、ゲ−ト制御部15
へそのスイッチング周波数が出力される。そしてゲ−ト
制御部15では、そのスイッチング周波数に従って、イン
バ―タ装置6を構成する複数スイッチング素子に対し
て、オン/オフ制御を行う。信号検知部13から出力され
る動作信号としては、例えば信号機器11aを下位ビット
として、信号機器11nを上位ビットとした信号である。
また信号機器11a〜11nの使用周波数は走行路線によっ
て予め決まっている。そしてこの使用周波数に干渉する
周波数は、使用周波数の整数倍、整数分の1である。通
常スイッチング周波数は 2.7KHz 〜 4.5KHz であるの
で、この範囲内で上述した使用周波数に干渉する周波数
を避けた周波数が周波数記憶部14に予め格納される。
【0010】例えば図2に示すように車両が信号機器11
a、11bを使用する2つの区間A、Bを走行する場合を
説明する。信号機器11aの使用周波数をfa、信号機器
の使用周波数をfbとする。車両が区間Aを走行中は信
号機器11aが使用され、地上機器と信号伝送を周波数f
aで行っている。又信号機器11bは使用されていない。
この時信号機器11aからは周波数設定器12に対して
“1”が出力され、信号機器11bからは周波数設定器12
に対して“0”が出力される。先ず信号検知部13では、
信号機器11a、11bからのディジタル信号を受けて、動
作信号(例えばこの場合01)を周波数記憶部14に出力
する。そして周波数記憶部14ではその動作信号を受け
て、信号機器11aの使用周波数faに干渉しないスイッ
チング周波数fa* が選択される。このスイッチング周
波数fa* は使用周波数faの整数倍や整数分の1(n
fa,fa/n:nは整数)を避けた周波数である。そ
して周波数記憶部14からスイッチング周波数fa* が出
力され、ゲ―ト制御部15においてインバ―タ装置6のス
イッチング素子を制御する。次に車両が区間Aから区間
Bへ入ると、信号機器11aの動作が停止し、信号機器11
bが周波数fbで地上機器と信号伝送を行う。すると、
信号機器11aからは周波数設定器12に対して“0”が出
力され、信号機器11bからは周波数設定器12に対して
“1”が出力される。信号検知部13では、信号機器11
a、11bからのディジタル信号を受けて、動作信号(例
えばこの場合10)を周波数記憶部14に出力する。つま
り動作信号としては、区間Aを走行中に出力されていた
動作信号(01)から区間Bに入ると動作信号(10)
に変わるのである。周波数記憶部14ではこの動作信号を
検知して、信号機器11bの使用周波数fbに干渉しない
スイッチング周波数fb* が選択される。このスイッチ
ング周波数fb* は使用周波数fbの整数倍や整数分の
1(nfa,fa/n:nは整数)を避けた周波数であ
る。そして周波数記憶部14からスイッチング周波数fb
* が出力され、ゲ―ト制御部15においてインバ―タ装置
6のスイッチング素子を制御する。つまり車両が区間A
から区間Bへと走行する時、区間Aを走行中は周波数設
定器13により信号機器11aの使用周波数faに干渉しな
いスイッチング周波数fa* が設定され、区間Bに入る
と周波数設定器13によりスイッチング周波数fa* から
信号機器11bの使用周波数fbに干渉しないスイッチン
グ周波数fb* へと設定される。例えば、fa=60[H
z]、fb= 200[KHz ]として、スイッチング周波数
を3[KHz ]近傍とするならば、fa* = 3.1[KHz
]、fb* = 3.0[KHz ]とすればよい。従って信号
機器の使用周波数と干渉しない周波数でインバ―タ装置
6のスイッチング素子を動作させるので、誘導障害を防
止することができる。
a、11bを使用する2つの区間A、Bを走行する場合を
説明する。信号機器11aの使用周波数をfa、信号機器
の使用周波数をfbとする。車両が区間Aを走行中は信
号機器11aが使用され、地上機器と信号伝送を周波数f
aで行っている。又信号機器11bは使用されていない。
この時信号機器11aからは周波数設定器12に対して
“1”が出力され、信号機器11bからは周波数設定器12
に対して“0”が出力される。先ず信号検知部13では、
信号機器11a、11bからのディジタル信号を受けて、動
作信号(例えばこの場合01)を周波数記憶部14に出力
する。そして周波数記憶部14ではその動作信号を受け
て、信号機器11aの使用周波数faに干渉しないスイッ
チング周波数fa* が選択される。このスイッチング周
波数fa* は使用周波数faの整数倍や整数分の1(n
fa,fa/n:nは整数)を避けた周波数である。そ
して周波数記憶部14からスイッチング周波数fa* が出
力され、ゲ―ト制御部15においてインバ―タ装置6のス
イッチング素子を制御する。次に車両が区間Aから区間
Bへ入ると、信号機器11aの動作が停止し、信号機器11
bが周波数fbで地上機器と信号伝送を行う。すると、
信号機器11aからは周波数設定器12に対して“0”が出
力され、信号機器11bからは周波数設定器12に対して
“1”が出力される。信号検知部13では、信号機器11
a、11bからのディジタル信号を受けて、動作信号(例
えばこの場合10)を周波数記憶部14に出力する。つま
り動作信号としては、区間Aを走行中に出力されていた
動作信号(01)から区間Bに入ると動作信号(10)
に変わるのである。周波数記憶部14ではこの動作信号を
検知して、信号機器11bの使用周波数fbに干渉しない
スイッチング周波数fb* が選択される。このスイッチ
ング周波数fb* は使用周波数fbの整数倍や整数分の
1(nfa,fa/n:nは整数)を避けた周波数であ
る。そして周波数記憶部14からスイッチング周波数fb
* が出力され、ゲ―ト制御部15においてインバ―タ装置
6のスイッチング素子を制御する。つまり車両が区間A
から区間Bへと走行する時、区間Aを走行中は周波数設
定器13により信号機器11aの使用周波数faに干渉しな
いスイッチング周波数fa* が設定され、区間Bに入る
と周波数設定器13によりスイッチング周波数fa* から
信号機器11bの使用周波数fbに干渉しないスイッチン
グ周波数fb* へと設定される。例えば、fa=60[H
z]、fb= 200[KHz ]として、スイッチング周波数
を3[KHz ]近傍とするならば、fa* = 3.1[KHz
]、fb* = 3.0[KHz ]とすればよい。従って信号
機器の使用周波数と干渉しない周波数でインバ―タ装置
6のスイッチング素子を動作させるので、誘導障害を防
止することができる。
【0011】上記の例は信号機器が個別に動作する場合
について説明したが、1つの区間で複数の信号機器が動
作する場合は、それらの信号機器の信号周波数の最小公
倍数の整数倍又は整数分の1を避けるような周波数を設
定しておけばよい。又1つの信号機器が複数の信号周波
数を使用する場合もそれら複数の信号機器の最小公倍数
の整数倍又は整数分の1を避けるように周波数を設定し
ておけばよい。
について説明したが、1つの区間で複数の信号機器が動
作する場合は、それらの信号機器の信号周波数の最小公
倍数の整数倍又は整数分の1を避けるような周波数を設
定しておけばよい。又1つの信号機器が複数の信号周波
数を使用する場合もそれら複数の信号機器の最小公倍数
の整数倍又は整数分の1を避けるように周波数を設定し
ておけばよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両に搭載された信号機器の動作信号をうけて、あらかじ
め設定されているその信号機器の使用周波数に干渉しな
い周波数にスイッチング周波数を切り換えてインバ―タ
装置を動作させるので、構造的な変更を伴うことなく誘
導障害の発生を防止することができる。
両に搭載された信号機器の動作信号をうけて、あらかじ
め設定されているその信号機器の使用周波数に干渉しな
い周波数にスイッチング周波数を切り換えてインバ―タ
装置を動作させるので、構造的な変更を伴うことなく誘
導障害の発生を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気車の電力変換装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】車両の概略図である。
6 インバ―タ装置 11a〜11n 信号機器 12 周波数設定器 13 信号検知部 14 周波数記憶部 15 ゲ―ト制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の床下に搭載され、地上機器と信号
伝送を行う信号機器と、 この信号機器の信号伝送に使用される周波数の整数倍又
は整数分の1以外の周波数をスイッチング周波数として
設定する周波数設定器と、 複数のスイッチング素子で構成され直流電力を入力と
し、前記周波数設定器で設定されたスイッチング周波数
により、前記スイッチング素子の開閉動作を行って前記
直流電力を交流電力に変換するインバ―タ装置とを有す
る電気車の電力変換装置。 - 【請求項2】 車両の床下に搭載され、複数の地上機器
とそれぞれ対応して信号伝送を行う複数の信号機器と、 これら信号機器の前記地上機器との信号伝送に使用され
るそれぞれの周波数の整数倍又は整数分の1以外の周波
数をそれぞれスイッチング周波数として格納し、前記信
号伝送を行っている信号機器に応じて、前記スイッチン
グ周波数を切換えて設定する周波数設定器と、 複数のスイッチング素子で構成され直流電力を入力と
し、前記周波数設定器で設定されたスイッチング周波数
により、前記スイッチング素子の開閉動作を行って前記
直流電力を交流電力に変換するインバ―タ装置とを有す
る電気車の電力変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18229293A JPH0739005A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電気車の電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18229293A JPH0739005A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電気車の電力変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739005A true JPH0739005A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16115738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18229293A Pending JPH0739005A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電気車の電力変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739005A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002271906A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-20 | Toshiba Transport Eng Inc | 交流電気車の駆動制御装置 |
| JP2007320430A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング制御装置 |
| JP2010262316A (ja) * | 2010-08-23 | 2010-11-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2021017198A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 民雄 奥谷 | 軌道回路におけるデジタル信号伝送方式 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP18229293A patent/JPH0739005A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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