JPH0739049B2 - 金属ストリツプのかえりなしサイドトリミング方法 - Google Patents

金属ストリツプのかえりなしサイドトリミング方法

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JPH0739049B2
JPH0739049B2 JP11133889A JP11133889A JPH0739049B2 JP H0739049 B2 JPH0739049 B2 JP H0739049B2 JP 11133889 A JP11133889 A JP 11133889A JP 11133889 A JP11133889 A JP 11133889A JP H0739049 B2 JPH0739049 B2 JP H0739049B2
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JP
Japan
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metal strip
trimmer
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cut
side trimmer
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守 藤井
博康 湯浅
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川崎製鉄株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、金属ストリツプの両端部をサイドトリマに
より耳切りするときに、かえりが生じないようにした金
属ストリツプのかえりなしサイドトリミング方法に関す
る。
【従来の技術】
従来、金属ストリツプのかえりなしサイドトリミング方
法としては、例えば特開昭62-213916号公報に開示され
るものあるいは特開昭62-282811号公報に開示するもの
等がある。 前者は、サイドトリマの入側に配置した板厚計の検出値
に応じて、サイドトリマ刃のクリアランス及びオーバラ
ツプ(切残し量)を変更するようにしたものである。 又後者は、サイドトリマにより、金属ストリツプの両端
部に未切断部を残して切込みを入れた後、上下方向から
広幅ロールで圧下して未切断部を切離すようにしたもの
である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前者の場合は、サイドトリマの入側におい
てのみ板厚を検出しているため、サイドトリマ刃のクリ
アランス及びオーバーラツプの制御がフイードバツク制
御にならず、必要精度がでないという問題点がある。 又、サイドトリマ刃を交換する都度零点設定作業が必要
であり、非能率的であるという問題点がある。 トリミング点では板厚が中央部に比して減少しており
(エツジドロツプ現象)且つ板の長さ方向での変動が大
きいのでかえり直しトリミングの作動不良が生じ易い。
トリミング点の板厚の変化に追随して、ストリツプの前
長に亘り良好な切断面形状をもたらすようなトリミング
法は未だ提案されていない。 この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
つて、サイドトリマ刃のクリアレランス及びオーバラツ
プ量を精度良くフイードバツク制御できると共に、サイ
ドトリマ刃の交換時の零点設定作業が不要となり、とり
わけ金属ストリツプの板厚変動の大きいエツジドロツプ
部においても有効に機能する金属ストツプのかえりなし
サイドトリミング方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、サイドトリマにより、走行する金属ストリ
ツプ両端部に未切断部を残すように切込みを入れる際
に、前記サイドトリマの入側での前記金属ストリツプの
切込み予定個所の板厚t1及びサイドトリマの出側で、該
サイドトリマにより切込みを入れた状態での、切込み点
の全板厚t2を測定し、t2=t1(d1〜d2)(d1、d2は金属スト
リツプの材質によつて決まる定数で1.5以上1.9以下)と
なるように、前記サイドトリマにおける上刃と下刃のオ
ーバラツプ(切残し量)を制御し、且つ上刃と下刃のク
リアランスCを−0.05×t1≦C≦0となるように制御す
ると共に、サイドトリマの出側で、ロール間隔t0=t
1(1+k)(kは金属ストリツプの材質により決まる
定数で0以上0.7以下)に制御される押し戻しロールに
より、前記切込み部を板厚方向に挟圧して、前記未切断
部を切離すようにした金属ストリツプのかえりなしサイ
ドトリミング方法により上記目的を達成するものであ
る。
【作用】
この発明においては、サイドトリマの前後で金属ストリ
ツプのトリミング点の板厚を測定し、この板厚に応じて
サイドトリマ刃のクリアランス及びオーバラツプ量を制
御すると共に、未切断部を残して切込みを入れた金属ス
トリツプ両端部を、板厚に応じてロール間隔が制御され
る押し戻しロールによつて挟圧して切離すようにしたの
で、サイドトリマ刃のクリアランス及びオーバラツプ量
を正確にフイードバツク制御できると共に、サイドトリ
マ刃の交換時の零点設定作業が不要となり、更に板厚変
動のあるエツジドロツプ部についてもかえりなしトリミ
ングをすることができる。
【実施例】
以下、本発明方法を板厚0.7mm低炭素鋼ストリツプに適
用した操作条件を図面を参照して詳細に説明する。 この発明は、第1図乃至第3図に示されるように、サイ
ドトリマ10により走行する金属ストリツプ12の幅方向両
端部に未切断部12Aを残すように切込みをいれる際に、
前記サイドトリマ10の入側での前記金属ストリツプ12の
切込み予定個所の板厚t1を入側板厚計14で測定し、サイ
ドトリマ10の出側で、該サイドトリマ10により切込みを
入れた状態での切込み点の全板厚t2を出側板厚計16で測
定し、t2=t1(d1〜d2)において本鋼種ではd1=1.6、d2=
1.8が実験的に求められており、t2=t1(1.6〜1.8)なる
ように、前記サイドトリマ10における上刃10Aと下刃10B
のオーバラツプをトリマ・ロール制御装置18により制御
すると共に、サイドトリマ10の出側で、前記出側板厚計
16よりも後に配置された押し戻しロール20のロール間隔
t0をt0=t1(1+k)[本鋼種ではk=0.3が実験的に求
められており、t0=t1×1.3]に、前記トリマ・ロール制
御装置18により制御し、且つ上刃10Aと下刃10Bのクリア
ランスCを−0.05t1〜0即ち−0.035〜0mmとなるように
制御して、前記押し戻しロール20により、前記サイドト
リマ10による切込み部を板厚方向に挟圧して、前記未切
断部12Aを切離すようにして、金属ストリツプのかえし
なしサイドトリミングを行うものである。 前記サイドトリマ10は、金属ストリツプ12の幅方向両側
に配置され、その各々は上刃10Aと下刃10Bから構成され
ている。前記上刃10Aと下刃10Bはストリツプ12の幅方向
に適宜間隔(クリアランス)離間し、且つ上下方向にオ
ーバラツプ量を残して対向配置して構成されている。 前記上刃10Aと下刃10Bは、クリアランス変更用アクチユ
エータ22によりクリアランスが、又、オーバラツプ変更
用アクチユエータ24によりオーバラツプがそれぞれ設定
されるようにされている。 前記クリアランス変更用アクチユエータ22及びオーバラ
ツプ変更用アクチユエータ24は、トリマ・ロール制御装
置18により、制御されるようになつている。 前記板厚計14、16とサイドトリマ10及び板厚計16と押し
戻しロール20の間の距離は接近されることが望ましい。 上記距離での板厚t1の変動が、本法を実施する上で障害
となる場合には、板速計17で測定した速度によつて、制
御タイミングを調整することによつて解決することがで
きる。 前記トリマ・ロール制御装置18には、前記入側板厚計14
からの板厚信号t1及び出側板厚計16から全板厚t2が各々
入力され、トリマ・ロール制御装置18は、これら板厚信
号t1、t2及び外部から入力される金属ストリツプ12の材
質により決定される定数d1、d2、kとから、t2=t1(d1〜
d2)−0.05t1≦C≦0及びt0=t1(1+k)を演算し、
これに基づき、前述のように、クリアランス変更用アク
チユエータ22、オーバラツプ変更用アクチユエータ24
と、押し戻しロール20をアクチユエータ20Aを介して圧
下量を制御するようにされている。押し戻しロール20の
作用位置は押し戻しロール位置制御アクチユエータ25に
より、サイドトリミング位置に制御される。 実際には、第3図に示されるように、入側板厚計14でサ
イドトリマ10により切込みを入れる個所での板厚t1を測
定し、このt1に基づき、クリアランスCを−0.05t1〜0
の略中央点、本例では−0.017mmに設定し、オーバラツ
プ(未切断部12Aの厚さ)t3=(0.2〜0.4)t1となるよ
うに制御し、次いで出側板厚計16で測定された切込み点
の全板厚t2を測定し、トリマ・ロール制御装置18によ
り、t2=t1+(t1-t3)=t1(1.6〜1.8)t1となるようにフイ
ードバツク制御する。 前記C=−0.05t1〜0、t3=(0.2〜0.4)t1及びt2=
(1.6〜1.8)t1の数値は、本発明者が実験的に求めたも
のであり、この範囲であればかえりなしでサイドトリミ
ングを行うことができた。又、t0=t1(1+0.3)も同様
である。 即ち、上記t1、C、t3、t2、t0の関係でサイドトリミングを
行うと、金属ストリツプ12の板厚に応じてサイドトリマ
10における上刃10Aと下刃10Bのオーバラツプ量を精密に
フイードバツク制御できるので板厚変動のあるエツジド
ロツプ部のかえりなしトリミングを完全に行うことがで
きた。更に、トリマ刃を交換するときの零点設定が不要
となつた。
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、トリマ刃のオーバ
ラツプを精密にフイードバツク制御するので、トリマ刃
の交換の際の零点調整が調整作業が不要となり、且つ、
板厚変動のあるエツジドロツプ部のかえりなしトリミン
グを全自動で行うことができ、且つトリミング代を小さ
くして歩留りを向上させることができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属ストリツプのかえりなしサイ
ドトリミング方法を実施するための装置を示す平面図、
第2図は同装置の略示側面図、第3図は本発明方法によ
り金属ストリツプのサイドトリミングを行う過程を示す
略示断面図である。 10……サイドトリマ、10A……上刃、10B……下刃、12…
…金属ストリツプ、12A……未切断部、14……入側板厚
計、16……出側板厚計、18……トリマ・ロール制御装
置、20……押し戻しロール、20A……アクチユエータ、2
2……クリアランス変更用アクチユエータ、24……オー
バラツプ変更用アクチユエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドトリマにより、走行する金属ストリ
    ツプ両端部に未切断部を残すように切込みを入れる際
    に、前記サイドトリマの入側での前記金属ストリツプの
    切込み予定個所の板厚t1及びサイドトリマの出側で、該
    サイドトリマにより切込みを入れた状態での、切込み点
    の全板厚t2を測定し、t2=t1(d1〜d2)(d1、d2は金属スト
    リツプの材質により決まる定数)となるように、前記サ
    イドトリマにおける上刃と下刃のオーバラツプを制御
    し、且つ上刃と下刃のクリアランスCを、−0.05×t1≦
    C≦0となるように制御すると共に、サイドトリマの出
    側で、ロール間隔t0=t1(1+k)(kは金属ストリツ
    プの材質により決まる定数)に制御される押し戻しロー
    ルにより、前記切込み部を板厚方向に挟圧して、前記未
    切断部を切離すことを特徴とする金属ストリツプのかえ
    りなしサイドトリミング方法。
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