JPH0739113Y2 - エンドレスカセットテープ - Google Patents

エンドレスカセットテープ

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JPH0739113Y2
JPH0739113Y2 JP1989000732U JP73289U JPH0739113Y2 JP H0739113 Y2 JPH0739113 Y2 JP H0739113Y2 JP 1989000732 U JP1989000732 U JP 1989000732U JP 73289 U JP73289 U JP 73289U JP H0739113 Y2 JPH0739113 Y2 JP H0739113Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エンドレスカセットテープ、特に外国語の会
話学習用等に好適なエンドレスカセットテープに関する
ものである。
従来の技術 第25図は、従来広く用いられているエンドレスカセット
テープの一例を示す図、即ち、カセットの上部ハーフを
取除いた状態における下部ハーフ部分の平面図で、1は
下部ハーフの底壁、2は下部ハーフの周壁、31乃至35は
上部ハーフとの結合用ボス、4及び5は回転駆動軸の挿
入孔、35はエンドレス磁気テープの引込み及び送出用リ
ールで、二重構造のディスクとハブを各別に回転せしめ
るように構成してある。36はリール35に捲装されたテー
プの崩れを防止するための薄板、37はテープを引き出す
ための孔隙、381及び382は薄板36の支持用突起、39はエ
ンドレス磁気テープで、時間的に3分間又は6分間の録
画再生が可能な長さに形成してある。40及び41はテープ
のガイドピン、10及び11はガイドローラ、6は消去ヘッ
ドの挿入窓、7は録音再生ヘッドの挿入窓、8はピンチ
ローラの挿入窓、9はキャプスタンの挿入孔である。
このエンドレスカセットテープをテープレコーダに装着
してリール35を回転せしめると共に、ピンチローラ及び
キャプスタンによってエンドレス磁気テープ39を走行せ
しめると、ガイドローラ11を介してリール35に巻取られ
る。
リール35に巻取られたテープ(破線で示してある)は、
その巻層の最内側から薄板36に穿たれた孔隙37を介して
引き出され、ガイドピン40及び41によってテープ面が90
°捩られ、ガイドローラ10を介して消去ヘッドの挿入窓
6、録音再生ヘッドの挿入窓7及びピンチローラの挿入
窓8等を設けた周壁に送出される。
考案が解決しようとする課題 一般の中学校において例えば英語の初歩を学ぶ場合、英
読本を用いて短文の英文法的構成及び発音等を学習し、
高学年に進むにしたがって長文の学習に及ぶが、この場
合にも特に英文法及び解釈に重点が置かれ、英会話等は
殆ど顧みられず、これが英語学習に対して興味を失い、
学習意欲を低下せしめる一因となっているように思われ
る。
その結果、中学校、高等学校及び大学を通じて10年にも
及び英語学習を終えても十分な語学力を備えるに至るも
のは極めて少数に過ぎない。
本考案者は、先ず英会話を十分身に付けることが英語学
習の基本であり、特にその独習に当ってはテープレコー
ダを利用して同じセンテンスを繰返し再生聴取してヒヤ
リングの能力を高め、正確な発音を以て再生されたセン
テンスを暗唱し得るようになすと共に、その意味を自然
に把握するに至るのが最も簡便で効果的であると考える
ものである。
即ち、幼児が母国語を自然に修得する過程と同様の過程
を踏むのが、外国語学習の基本であると信ずる。
各国語を通じて会話の際の各センテンスの時間的長さ
は、一般に3秒前後の極めて短いものであるから、従来
のように3分間又は6分間の録音再生の可能な比較的長
いエンドレス磁気テープを内装したカセットを利用する
場合には、エンドレス磁気テープに同一内容のセンテン
スを適宜時間隔をおいて繰返し再生しておくことによ
り、同一内容のセンテンスを繰返し再生聴取することが
可能となるが、録音に比較的長時間を要することとな
る。
録音時間を短縮せしめるためにテープの長さを短くする
ことが考えられるが、上記のような従来のエンドレスカ
セットテープにおいては、テーの長さを録音再生時間に
して15秒以下にすることは極めて困難である。
即ち、上記従来のエンドレスカセットテープにおいて
は、テープ39の引込み及び送出用リール35に巻取られる
テープ39の層に緩みをもたせて、エンドレス磁気テープ
39に遊び、即ちエンドレスカセットテープをテープレコ
ーダに装着して電源を投入し、録画再生ヘッド等を挿入
窓からカセット内に挿入してテープに密着せしめた際
に、テープとガイドローラ又はガイドピン等との間の摩
擦抵抗が大となってテープの走行を阻害することのない
ようにするための遊びを持たせているが、テープ39の長
さを或る程度以下に短縮すると、リール35におけるテー
プの捲回数の減少によって十分な遊びを持たせることが
出来ず、テープ39を円滑に走行せしめることが極めて困
難となる。
又、上記従来のエンドレスカセットテープにおいては、
テープ39を逆方向に走行せしめると、リール35の周りに
おけるテープ層が固く締って円滑な走行が行われなくな
り、テープ39を無理に走行せしめるとテープ39を損傷
し、最悪の場合、切断等の事態を招くおそれがあるか
ら、テープ39の走行方向を逆転せしめることが不可能
で、したがって録音再生が可能なトラックは1トラック
に限られ、オートリバース形テープレコーダ等には装着
することが出来ない。
更に、テープレコーダに内装されているオートストッパ
には2種類があり、一つは走行テープのテンションの高
まりに応じて可動突起が後退して作動するもの、他の一
つはテープ送出用リールの回転停止に応じて作動するも
ので、後者のような構成のオートストッパを内装したテ
ープレコーダに上記従来のエンドレスカセットテープを
装着するときは、第25図に示した回転駆動軸の挿入孔4
側は、最初から停止状態に等しいからオートストッパも
亦最初から作動することとなり、録音再生が全く不可能
となる等の諸欠点を有する。
課題を解決するための手段 本考案は、外周面を摩擦面に形成したテープ引込用リー
ルと、 外周面を摩擦面に形成したテープ送出用リールと、 消去ヘッド又はピンチローラの挿入窓、、録音再生ヘッ
ドの挿入窓、ピンチローラ又は消去ヘッドの挿入窓及び
キャプスタンの挿入孔を設けたカセットの周壁部分及び
前記テープ引込用リールの外周面の一部並びに前記テー
プ送出用リールの外周面の一部間を走行路とするエンド
レス磁気テープとを備えると共に、 テープ押え具の一方の端部によって前記テープ引込用リ
ールの外周面に前記エンドレス磁気テープを押圧せしめ
ると共に、前記テープ押え具の他方の端部によって前記
テープ送出用リールの外周面に前記エンドレス磁気テー
プを押圧せしめて、前記テープ押え具の両端部間におけ
るテープの走行路を自由走行路に形成したことを特徴と
するものである。
作用 本案エンドレスカセットテープにおいては、エンドレス
磁気テープの走行路の一部、即ちテープ押え具の両端
と、テープ引込用リール及びテープ送出用リールの外周
面との接触点間におけるテープの走行路を自由走行路に
形成し、エンドレス磁気テープの長短に関係なくテープ
の遊びの長さをほぼ所要長に選定し得ると共に、エンド
レス磁気テープの逆転走行が可能であるから、如何なる
機種のテープレコーダに装着した場合にもテープの走行
が円滑に行われることとなる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す図、即ち、カセット
を構成する上部ハーフを取除いた状態における平面図
で、1は下部ハーフの底壁、2は下部ハーフの周壁、31
乃至35は上部ハーフとの結合用ボス、4及び5はリール
の回転駆動軸の挿入孔、6は消去ヘッド又はピンチロー
ラの挿入窓、7は録音再生ヘッドの挿入窓、8はピンチ
ローラ又は消去ヘットの挿入窓、91及び92はキャプスタ
ンの挿入孔、10及び11はテープのガイドローラ、12及び
13はテープのガイドピン、14及び15は棒状スペーサ、16
は録音情報の消去防止用突起で、これらは従来のカセッ
トと同様の構成である。
17及び19はテープリール、18及び20はテープリール17及
び19の各外周面を摩擦面に形成するために設けた層で、
例えばゴム等の比較的摩擦係数の大なる材質より成り、
テープリール17及び19の回転を阻害するおそれのないよ
うに、摩擦層18及び20の各幅をテープリール17及び19の
各厚さにほぼ等しく形成するか、適宜狭く形成してあ
る。21はエンドレス磁気テープ、22は本考案の要旨であ
るテープ押え具で、例えば第2図乃至第11図に示すよう
に構成してある。
第2図は、エープ押え具の構成の一例の示す拡大平面
図、第3図は、一部断面を有する拡大側面図で、両図に
おいて、221及び222は押圧ローラ、223は支持体で、適
当な弾性を有する線状体より成り、中間部をコイル状に
捲回してV字形に形成し、両端の折曲部を押圧ローラ22
1及び222の各中心に設けた貫通孔内に挿入して、押圧ロ
ーラ221及び222を回転自在に支持し、支持体223のコイ
ル状捲回部内に、棒状スペーサ14又は15(第1図)を挿
通してテープ押え具22を下部ハーフの底壁1に取付けた
際に、第1図に示すように押圧ローラ221及び222の各外
周面がテープリール17及び19の各外周面に設けた摩擦層
18及び20に適当な圧力を以て密着せしめられるように支
持体223の開き角を適当に選定してある。
第4図はテープ押え具22の他の構成の一例を示す拡大平
面図、第5図は拡大側面図で、両図において、224及び2
25は押圧ローラ、226は支持体で、第2図及び第3図に
示した支持体223と同様の材質より成り、その中間部に
コイル状捲回部を設けてV字形に形成することも亦同様
であるが、この場合には、支持体226の両端部をほぼ半
円形に彎曲せしめ、この彎曲部とテープリール17及び19
(第1図)の各外周面に設けた摩擦層18及び20の間に押
圧ローラ224及び225を挟んで、押圧ローラ224及び225を
回転自在に支持せしめるように形成してある。
第6図も亦テープ押え具22の構成の一例を示す拡大平面
図、第7図は一部断面を有する拡大側面図で、両図にお
いて、221及び222は押圧ローラで、第2図及び第3図に
示した押圧ローラ221及び222と全く同様の構成である。
227は支持体で、第2図及び第3図に示した支持体223と
同様の材質より成るが、支持体227においてはコイル状
捲回部を中心にして左右対称に屈曲せしめて全体の形状
をW字形に形成し、両端の折曲部を押圧ローラ221及び2
22の各中心に設けた貫通孔内に挿入して押圧ローラ221
及び222を回転自在に支持せしめるように構成してある このテーブル押え具においても、第4図及び第5図に示
したと同様の支持手段によって押圧ローラを支持せしめ
るように構成してもよい。
第8図は、テープ押え具22の他の構成を示す拡大平面
図、第9図は拡大側面図で、228は第2図及び第3図に
示した支持体223と同様材質の線又は条より成り、中間
部にコイル状の捲回部を設け、両端部の外側に適当な弾
褥体より成るパッド229及び2210を取付け、パッド229及
び2210の外表面がテープリール17及び19(第1図)の外
周面における摩擦層18及び20に適当な圧力で押圧される
ように形成してある。
第10図も亦テープ押え具22の他の構成を示す拡大平面
図、第11図は拡大側面図で、このテープ押え具において
は、適当な弾力を有する線状体2211の中間部をコイル状
に捲回し、両端部における折曲部の長さを適当に選定し
て、これをカセットに装着した際に折曲部の先端及び基
部が上部及び下部ハーフの各内表面に接触することな
く、テープリール17及び19の外周面に設けた摩擦層18及
び29に、テープを介して密着せしめられるように形成し
てある。
第2図乃至第9図に示した支持体223、226、227及び228
並び第10図及び第11図に示したテープ押え具2211は、何
れも線又は条の中間部をコイル状に捲回して棒状スペー
サ14又は15(第1図)の挿入孔を形成した場合を例示し
たが、コイル状捲回部をリングで置き換え、2本の支持
線又は条の各基部をリングに一体に固定してV又はW字
形に形成してもよく、更に、第4図、第5図、第8図及
び第9図に示した支持体226及び228並びに第10図及び第
11図に示したテープ押え具2211をV字形に形成する代り
に第6図と同様にW字形に形成してもよい。
第1図に示した本案エンドレスカセットテープの例えば
A面への録音又は再生を行うようにテープレコーダに装
着した場合には、挿入窓6の消去ヘッドが、挿入窓8に
ピンチローラが、挿入孔91にキャプスタンが、挿入孔5
に回転駆動軸がそれぞれ挿入され、リール19がテープ21
の引込用リールとして、リール17がテープ21の送出用リ
ールとして作動し、カセットの表裏を逆にしてB面への
録音再生を行うようにテープレコーダに装着した場合に
は、挿入窓6にピンチローラが、挿入窓8に消去ヘッド
が、挿入孔92にキャプスタンが、挿入孔4に回転駆動軸
がそれぞれ挿入され、テープリール17がテープ21の引込
用リールとして、テープリール19がテープ21の送出用リ
ールとして作動するが、以下、カセットのA面の録音再
生の場合について説明する。
テープレコーダの録音又は再生釦を押圧して電源を投入
すると、キャプスタン及びピンチローラによってエンド
レス磁気テープ21が送られると共に、回転駆動軸によっ
てテープリール19が反時計方向に回転せしめられ、テー
プリール19から送り出されるテープ21は、テープリール
19の摩擦層20とテープ押え具22の右側押圧ローラ(例え
ば第2図の222)との間を通って自由走行路に出た後、
テープリール17の摩擦層18とテープ押え具22の左側押圧
ローラ(例えば第2図の221)との間を通って摩擦層18
に接し、ガイドピン12及びガイドローラ10に案内されて
挿入窓7に挿入された録音再生ヘッドに接触して図面に
向って右側に走行し、ガイドローラ11及びガイドピン13
に案内されて再びテープリール19の摩擦層20に接する走
路を繰り返し循環する。
今、テープリール19の摩擦層20とテープ押え具22の右側
押圧ローラとの接触点及びテープリール17の摩擦層18と
テープ押え具22の左側押圧ローラとの接触点間に形成し
た自由走行路を省き、テープ21がテープリール19の摩擦
層20から直接テープリール17の摩擦層18へ移動走行する
ように構成し、テープ21の全長と走行路の全長とが一致
するようにテープを展張した場合を想定すると、このよ
うに構成したカセットをテープレコーダに装着して電源
を投入し、録音再生ヘッド等をテープ面に押圧接触せし
めると、テープが緊張してガイドピン、ガイドローラ及
びテープリール等に固く密着して摩擦抵抗が大となり、
又、オートストッパも作動することとなるからテープの
送りは全く不可能となる。
テープの展張に当って予め適当な遊びを持たせておけ
ば、このような事態を避けることが出来るが、テープレ
コーダの機種によって所要の遊びの長さが異なり、所要
の長さ以上の遊びを設けた場合には録音再生ヘッドとの
接触が不十分となって、録音再生の質を低下せしめるこ
ととなるので、すべての機種のテープレコーダに対応し
得るように遊びの長さを定めることは極めて困難であ
る。
本案エンドレスカセットテープにおいては、テープリー
ル17及び19の各外周面とテープ押え具22の押圧ローラと
の接触点間に自由走行路を設けてあるので、テープ押え
具22における押圧ローラのテープリール17及び19の各外
周面への押圧力を適当ならしめておくことにより、如何
なる機種のテープレコーダに装着した場合においてもテ
ープの走行を円滑ならしめると共に、録音再生ヘッドと
の接触を密ならしめて録音再生の質を良好に保つことが
出来る。
本案エンドレスカセットテープをテープレコーダに装着
し、録音又は再生釦を押圧してテープを走行せしめるに
到る動作を時間を拡大して説明すると、録音又は再生釦
の押圧に応じて録音再生ヘッド等が前進してテープ面を
押圧した際に、テープの遊びが不十分な場合にはテープ
が緊張し、この緊張に応じてテープリール17が正方向に
回転すると共に、テープリール19が逆方向に回転して、
自由走行路におけるテープを挿入窓6乃至8側に送り出
すこととなる。
テープリール17及び19の各外周面は摩擦層18及び20に形
成され、テープ押え具22の押圧ローラがテープを介して
テープリール17及び19の摩擦層18及び20に適当な圧力で
押圧されているので、テープリール17及び19の各外周面
とテープとの間に辷りを生ずることなく、したがって、
テープリール17及び19の回転に応じて所要長のテープ
が、自由走行路から挿入窓6及び8側へ送り出されてテ
ープの緊張を消滅せしめる。
このテープの緊張の消滅に応じてテープリール17及び19
の回転が停止し、挿入窓6及び8側へのテープの送り出
しも停止される。
キャプスタン及びテープリールの回転駆動軸が回転を開
始する際には、録音再生ヘッドとテープの接触が密で、
自由走行路以外の走行路におけるテープには不要の遊び
が存在せず、又、テープリール17及び19の各外周面とテ
ープの間に辷りを生じないこと前述のとおりであるか
ら、キュプスタン及びピンチローラによってテープの送
りが開始されると、テープリール19を介して自由走行路
に送りまれるテープの長さと、テープリール17を介して
自由走行路から引き出されるテープの長さとが等しい状
態で持続し、したがって、挿入窓6乃至8側においては
録音再生ヘッドとテープの接触を密に保ちながらテープ
が円滑に走行することとなる。本案エンドレスカセット
テープをテープレコーダに装着した際に、自由走行路以
外の走行路におけるテープに所要長以上の遊びが存在す
る場合には、キャプスタン及びテープリールの回転駆動
軸の始動に応じてテープが送られ、テープリール19を介
して自由走行路に送り込まれ、テープリール17は回転す
ることなく、自由走行路からテープが送り出されること
はない。
テープにおける遊びが自由走行路に吸収されて録音再生
ヘッドとテープの接触が密な状態に到ると、キャプスタ
ン及びテープリール19のテープ送りに応じてテープリー
ル17も亦回転し、自由走行路の送り込まれるテープ長
と、自由走行路から引き出されるテープ長とが等しい状
態を持続する。
尚、テープリール17及び19の各外周面とテープ押え具22
の押圧ローラとの接触点間に形成した自由走行路におけ
るテープの長さは比較的短いから、自由走行路において
テープのもつれを生ずるおそれはないが、例えば第1図
に示すように、テープ押え具2のコイル状捲回部と結合
ボス33との間をテープが通過するように形成しておけ
ば、自由走行路におけるテープのもつれを確実に防ぐこ
とが出来る。
第12図は、本考案の他の実施例の要部を示す図で、この
実施例は、テープ押え具22のコイル状捲回部を棒状スペ
ーサ15によって支持せしめると共に、棒状スペーサ14に
ガイドローラ23を回転自在に取付け、このガイドローラ
23の周りに自由走行路を形成することによってテープの
もつれを確実に防ぐように構成したものであるが、ガイ
ドローラ23を省いても本考案を実施することが出来る。
尚、他の符号、構成及び作動は第1図に示した実施例と
同様である。
第13図も亦本考案の他の実施例の要部を示す図で、この
実施例においては、共通の支持体24に支持されたガイド
ローラ25及び26をテープの走行路に付加して、エンドレ
ス磁気テープ21の全長を前記各実施例に比し長くなし得
るように構成したもので、第14図は、共通の支持体及び
この共通の支持体に支持されたガイドローラ部分の構成
を示す平面図、第15は正面図、第16図は背面図、第17図
は側面図で、各図において、24は共通の支持体で、その
両端を折り曲げてガイドローラ25及び26を回転自在に支
持せしめると共に、共通の支持体24の中間部分に突片27
を設け、この突片27の中心に孔隙28を穿ってある。
突片27に穿った孔隙28に棒状スペーサ14を挿通すること
により第13図に示すように、共通の支持体24及びガイド
ローラ25並びに26をカセットに装着することが出来る。
この実施例においては、テープ21は、テープリール19の
外周面からテープ押さ具22の周辺に形成される自由走行
路を経てテープリール17に接し、ガイドローラ25、ガイ
ドピン12、ガイドローラ10に案内されて消去ヘッド、録
音再生ヘッド及びキャプスタン等の挿入窓部分を通り、
ガイドローラ11、ガイドピン13及びガイドローラ26に案
内されて再びテープリール19に接することとなるので、
前記各実施例に比し、エンドレス磁気テープ21の全長を
長くすることが出来る。
他の符号、構成及び作動は前記各実施例と同様である。
第18図は、本考案の他の実施例を示す図で、本実施例
は、第12図に示した実施例と同様、テープ押さ具22を
(テープ押え具22の表裏を逆にして)棒状スペーサ15に
よって支持せしめると共に、第13図に示した実施例と同
様に棒状スペーサ14に支持された共通の支持体24によっ
てガイドローラ25及び26を装着し、エンドレス磁気テー
プ21を、テープリール19、ガイドローラ26及び25、テー
プリール17、ガイドピン12、ガイドローラ10及び11、ガ
イドピン13より成る走行路を走行せしめて、エンドレス
磁気テープ21全体の長さを大ならしめると共に、ガイド
ローラ25及び26によって、テープ押え具22の押圧ローラ
の下方に形成される自由走行路におけるテープのもつれ
を防ぐように構成したものである。
他の符号、構成及び作動は、第1図と同様である。
尚、第18図において、テープ21とガイドローラ25及び26
の周縁との間に間隔を設けて描いてあるのは、この部分
が自由走行路であることを示すためで、以下の各図にお
いても同様である。
第19図に示した実施例は、棒状スペーサ14によって第6
図及び第7図に示したテープ押え具22並びに共通支持体
24を介してガイドローラ25及び26を支持せしめると共
に、棒状スペーサ15にガイドローラ29を回転自在に支持
せしめたもので、エンドレス磁気テープ21は、テープリ
ール19、ガイドローラ26、29及び25、テープリール17、
ガイドピン12、ガイドローラ10及び11並びにガイドピン
13より成る走行路を循環する。
本実施例においては、走行路の全長を前記各実施れに比
し更に長く形成することが出来る。
第19図における他の符号、構成及び作動は前記各実施例
と同様である。
第20図は、本考案の他の実施例を示す図で、241は共通
支持体、251及び261はガイドローラ、271は突片、281は
孔隙で、これらは第14図乃至第17図に示したものと同様
の構成である。30及び31はガイドローラで、他の符号、
構成及び作動は第19図に示した実施例と同様である。
この実施例においては、ガイドローラ26、テープ押え具
22における押圧ローラ、ガイドローラ31、251、261、30
及び25の各周辺に自由走行路が形成され、エンドレス磁
気テープ21の全長を前実施例よりも長くすることが出来
る。
第21図に示した実施例は、テープ押え具22としてV字形
支持体の開き角の大なるものを用い、これを棒状スペー
サ15により支持せしめ、テープ押え具22の押圧ローラを
テープリール17及び19の上部(図面に向って)周縁に接
触せしめ、この接触個所からテープリール17及び19の間
の部分の下方に自由走行路を形成したもので、他の符
号、構成及び作動は、第1図及び第12図と同様である。
第22図に示した実施例は、第21図におけるテープ押え具
22と棒状スペーサ14によって支持せしめ、テープ押え具
22の押圧ローラをテープリール17及び19の下部周縁に接
触せしめることによって、第21図に示した実施例におけ
るよりもテープの全長を長くなし得るように構成したも
ので、他の構成、符号及び作動は第21図と同様である。
第23図に示した実施例は、第13図におけるテープ押え具
22を第21図に示したテープ押え具22を以て置き換えると
共に、これを棒状スペーサ15によって支持せしめたもの
で、他の構成、符号及び作動は第13図と同様である。
第24図に示した実施例は、第18図に置けるテープ押え具
22を第21図に置けるテープ押え具22を以て置き換えると
共に、ガイドローラ32、33及び34を付加してエンドレス
磁気テープ21の全長を増大せしめたもので、他の構成、
符号及び作動は第18図と同様である。
尚、第1図、第12図及び第12図に示した実施例は、録音
再生時間をほぼ6秒に設定する場合に好適であり、第13
図、第18図、第22図及び第23図に示した実施例は、録画
再生時間をほぼ7秒乃至8秒に、第19図及び第24図に示
した実施例は、録音再生時間をほぼ9秒乃至10秒に、第
20図に示した実施例は、録音再生時間をほぼ11秒乃至13
秒にそれぞれ設定する場合に好適である。
考案の効果 本案エンドレスカセットテープにおいては、テープ引込
用リール及びテープ送出用リールの各外周面にテープ押
え具の両端部を押圧密着せしめて、両押圧密着個所の間
にテープの自由走行路を形成し、所要長のテープの遊び
をこの自由走行路から送り出し、不要の遊びをこの自由
走行路に蓄えるように形成し、又、本案エンドレスカセ
ットテープは、ほぼ6秒乃至13秒の録音再生が可能な極
めて短い長さであり、この長さには、本案エンドレスカ
セットテープを各種テープレコーダに装着した際に必要
なテープの遊びの長さを含んでいるが、テープレコーダ
の種類によって必要とするテープの遊びの長さが大きく
異なることはないから、本案エンドレスカセットテープ
の長さを定めるに当たって、最も長い遊びの長さを必要
とするテープレコーダに装着可能なように定めても、自
由走行路におけるテープの長さは比較的短く、したがっ
て、自由走行路において、テープがジグザグ状に不規則
に屈曲して、もつれを生ずるおそれなく、如何なる機種
のテープレコーダに装着した場合にも、エンドレス磁気
テープが録音再生ヘッドとの接触を密に保ちながら円滑
に走行して録音再生を行うことが可能である。
又、本案エンドレスカセットテープは、各構成部品を、
テープ引込用リール及びテープ送出用リールの各中心を
結ぶ線に直角な線に対して左右対称に配設してあるの
で、本案エンドレスカセットテープを裏返してテープレ
コーダに装着することにより、2トラックへの録音及び
再生が可能である。
又、テープの自由走行路の形成及びテープの遊びの長さ
の制御用テープ押え具の構成が簡潔で、したがってカセ
ット全体の構造製作も簡単容易である。
前記のように、本案エンドレスカセットテープは、ほぼ
6秒乃至13秒の録音再生が可能であるから、従来のよう
に比較的長いテープを用いて同一内容の情報を繰り返し
録音する場合に較べて、録音作業に要する時間及び労力
を短縮軽減することが出来、再生時には、同一情報を繰
り返し再生し得るから、例えば第1図に示した実施例の
ように録音再生時間がほぼ6秒の場合には、例えば英会
話における1センテンスの録音再生に好適であり、第20
図に示した実施例のように録音再生時間がほぼ11秒乃至
13秒の場合には、例えば英会話における各1センテンス
の対話又は英会話とその日本語訳或は短い数学の公式等
の録音再生に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す図、第2図,第4
図,第6図,第8図及び第10図は、要部素子の構成の一
例を示す拡大平面図、第3図及び第7図は、要部素子の
構成の一例を示す一部断面を有する拡大側面図、第5
図,第9図及び第11図は、要部素子の構成の一例を示す
拡大側面図、第12図及び第13図は、本考案の他の実施例
を示す図、第14図は、他の要部素子を示す平面図、第15
図は正面図、第16図は背面図、第17図は側面図、第18
図,第19図,第20図,第21図,第22図,第23図及び第24
図は、本考案の他の実施例を示す図、第25図は、従来の
エンドレスカセットテープの一例を示す図で、1:下部ハ
ーフの底壁、2:下部ハーフの周壁、31乃至35:上部ハー
フとの結合用ボス、4及び5:リールの回転駆動軸の挿入
孔、6:消去ヘッド又はピンチローラの挿入窓、7:録音再
生ヘッドの挿入窓、8:ピンチローラ又は消去ヘッドの挿
入窓、91及び92:キャプスタンの挿入孔、10及び11:ガ
イドローラ、12及び13:ガイドピン、14及び15:棒状スペ
ーサ、16:消去防止用突起、17及び19:テープリール、18
及び20:摩擦層、21:エンドレス磁気テープ、22及び2
211:テープ押え具、221,222,224及び225:押圧ロー
ラ、223,226,227及び228:支持体、229及び2210:パ
ッド、23:ガイドローラ、24及び241:共通の支持体、2
5,251,26及び261:ガイドローラ、27及び271:突片、28
及び281:孔隙、29,30,31,32,33及び34:ガイドローラ、
35:テープの引込み及び送出し用リール、36:薄板、37:
孔隙、381及び382:支持用突起、39:エンドレス磁気テ
ープ、40及び41:ガイドピンである。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面を摩擦面に形成したテープ引込用リ
    ールと、 外周面を摩擦面に形成したテープ送出用リールと、 消去ヘッド又はピンチローラの挿入窓、録音再生ヘッド
    の挿入窓、ピンチローラ又は消去ヘッドの挿入窓及びキ
    ャプスタンの挿入孔を設けたカセットの周壁部分及び前
    記テープ引込用リールの外周面の一部並びに前記テープ
    送出用リールの外周面の一部間を走行路とするエンドレ
    ス磁気テープとを備えると共に、 テープ押え具の一方の端部によって前記テープ引込用リ
    ールの外周面に前記エンドレス磁気テープを押圧せしめ
    ると共に、前記テープ押え具の他方の端部によって前記
    テープ送出用リールの外周面に前記エンドレス磁気テー
    プを押圧せしめて、前記テープ押え具の両端部間に、前
    記エンドレス磁気テープがジグザグ状に屈曲することな
    く収納され、もつれを生ずることなく走行し得る自由走
    行路を形成したことを特徴とするエンドレスカセットテ
    ープ。
  2. 【請求項2】テープ押え具が、 V字形に形成した弾性体より成る支持体と、 この支持体の各端部に回転自在に支持され、テープ引込
    用リール及びテープ送出用リールの各外周面を各別に押
    圧するローラとより成る請求項1に記載のエンドレスカ
    セットテープ。
  3. 【請求項3】テープ押え具が、 W字形に形成した弾性体より成る支持体と、 この支持体の各端部に回転自在に支持され、テープ引込
    用リール及びテープ送出用リールの各外周面を各別に押
    圧するローラとより成る請求項1に記載のエンドレスカ
    セットテープ。
  4. 【請求項4】テープ押え具が、 V又はW字形に形成した弾性体より成る支持体と、 この支持体の各端部に取付けられ、テープ引込用リール
    及びテープ送出用リールの各外周面を各別に押圧する弾
    褥体より成るパッドとを以て構成された請求項1に記載
    のエンドレスカセットテープ。
  5. 【請求項5】テープ押え具が、 弾性を有すると共にV又はW字形に形成した線状体の両
    端部を折曲し、この折曲部によってテープ引込用リール
    及びテープ送出用リールの各外周面を各別に押圧するよ
    うに構成された請求項1に記載のエンドレスカセットテ
    ープ。
  6. 【請求項6】エンドレス磁気テープの走行路の一部に、
    この走行路の全長を増大せしめるガイドローラを設けて
    成る請求項1に記載のエンドレスカセットテープ。
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JPS4911720U (ja) * 1972-05-01 1974-01-31
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