JPH0739141B2 - 乾式積層フィルム及び積層方法 - Google Patents
乾式積層フィルム及び積層方法Info
- Publication number
- JPH0739141B2 JPH0739141B2 JP2106384A JP10638490A JPH0739141B2 JP H0739141 B2 JPH0739141 B2 JP H0739141B2 JP 2106384 A JP2106384 A JP 2106384A JP 10638490 A JP10638490 A JP 10638490A JP H0739141 B2 JPH0739141 B2 JP H0739141B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- film
- laminated film
- films
- laminating method
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は既成のフィルム同士の積層体及び積層方法に関
し、少量の接着剤を用いて接着強度を損なうことなく、
引裂強度や耐ピンホール性などの改良された諸物性を得
ることができる積層フィルム及び積層方法に関する。
し、少量の接着剤を用いて接着強度を損なうことなく、
引裂強度や耐ピンホール性などの改良された諸物性を得
ることができる積層フィルム及び積層方法に関する。
近時、フィルムに関する諸物性の要請は次第に厳しくな
り、これら要請に応えるために2種以上のフィルムから
なる積層フィルムが多く使用されている。積層方法とし
ては、2種以上の樹脂を接着剤の存在下或いは非存在下
に共押出しする方法もあるが、すでにフィルムとなった
ものを接着剤を用いて貼合する、一般にドライラミネー
トと呼ばれる方法がある。この方法は一方のフィルムの
接着面全面に接着剤を塗布し、この上から他方のフィル
ムを押圧して貼合する方法である。接着剤塗布にあたっ
ては、例えば140メッシュ、深さ75μ程度の網目状セル
を有するロールにより接着剤を一方のフィルムに全面に
塗布していた。
り、これら要請に応えるために2種以上のフィルムから
なる積層フィルムが多く使用されている。積層方法とし
ては、2種以上の樹脂を接着剤の存在下或いは非存在下
に共押出しする方法もあるが、すでにフィルムとなった
ものを接着剤を用いて貼合する、一般にドライラミネー
トと呼ばれる方法がある。この方法は一方のフィルムの
接着面全面に接着剤を塗布し、この上から他方のフィル
ムを押圧して貼合する方法である。接着剤塗布にあたっ
ては、例えば140メッシュ、深さ75μ程度の網目状セル
を有するロールにより接着剤を一方のフィルムに全面に
塗布していた。
従来のドライラミネートの方法は全面に接着剤を施すた
め、例えば不織布と通気性を付与するために多数の微小
な孔を設けたフィルムとを積層する場合に通気性が失わ
れる。そこで、各フィルムの通気性を残したまま積層す
る技術が求められていた。更に、接着剤を大量に消費す
るため製品に占める接着剤のコストが嵩み、少量の接着
剤を用いて好ましい接着強度を有する積層フィルムを得
る技術が求められていた。
め、例えば不織布と通気性を付与するために多数の微小
な孔を設けたフィルムとを積層する場合に通気性が失わ
れる。そこで、各フィルムの通気性を残したまま積層す
る技術が求められていた。更に、接着剤を大量に消費す
るため製品に占める接着剤のコストが嵩み、少量の接着
剤を用いて好ましい接着強度を有する積層フィルムを得
る技術が求められていた。
本発明は上記課題を解決することを目的とし、その構成
は、2種以上のフィルムが接着剤により貼合されている
積層フィルムにおいて、上記接着剤が微細な点状に施さ
れ、各点状の接着剤が押圧されて広がり、微細な点状或
いは網目状に接着剤非塗布部位が存在することを特徴と
する。
は、2種以上のフィルムが接着剤により貼合されている
積層フィルムにおいて、上記接着剤が微細な点状に施さ
れ、各点状の接着剤が押圧されて広がり、微細な点状或
いは網目状に接着剤非塗布部位が存在することを特徴と
する。
本発明に用いるフィルムは、ポリエステル、リニアロー
デンシティポリエチレン(LLDPE)、延伸ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの合成樹脂
フィルムに限らず、アルミ箔、紙、不織布などフィルム
状のものはすべて包含する。積層するフィルムは単層フ
ィルムに限らず、すでに積層したフィルムにも適用で
き、本発明の方法を2回以上繰返して3層以上のフィル
ムを得ることもできる。また、接着剤はこれらを接着し
うるものであれば特に限定はない。
デンシティポリエチレン(LLDPE)、延伸ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの合成樹脂
フィルムに限らず、アルミ箔、紙、不織布などフィルム
状のものはすべて包含する。積層するフィルムは単層フ
ィルムに限らず、すでに積層したフィルムにも適用で
き、本発明の方法を2回以上繰返して3層以上のフィル
ムを得ることもできる。また、接着剤はこれらを接着し
うるものであれば特に限定はない。
接着剤を施す方法は、凹版印刷機に使用されるような微
小な窪み(セル)を全面に有するロールが好ましい。こ
のロールが接着剤層に浸漬したときセル内に接着剤が充
填される。次いでドクターブレードなどでセル以外の部
位の接着剤を除去し、フィルムに転写する。セルの径は
0.05〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmである。セルの径が1
mmを越えると積層したフィルムにムラが生じ透明感が阻
害される。ロール面上にセルの占める面積は1/2〜1/5
0、好ましくは1/6〜1/20程度である。1/2以上では他方
のフィルムを貼着したとき接着剤が全面に広がり、接着
剤非塗布部位が残らない。しかしこのような場合でも接
着剤塗布量を半減する効果を有する。1/50以下では接着
強度が低下する。
小な窪み(セル)を全面に有するロールが好ましい。こ
のロールが接着剤層に浸漬したときセル内に接着剤が充
填される。次いでドクターブレードなどでセル以外の部
位の接着剤を除去し、フィルムに転写する。セルの径は
0.05〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmである。セルの径が1
mmを越えると積層したフィルムにムラが生じ透明感が阻
害される。ロール面上にセルの占める面積は1/2〜1/5
0、好ましくは1/6〜1/20程度である。1/2以上では他方
のフィルムを貼着したとき接着剤が全面に広がり、接着
剤非塗布部位が残らない。しかしこのような場合でも接
着剤塗布量を半減する効果を有する。1/50以下では接着
強度が低下する。
このように接着剤を点状に塗布したフィルムに他のフィ
ルムを貼合したものは、貼合の際の押圧により接着剤塗
布面積が3〜4倍に広がり、且つ、接着剤使用量は従来
技術の1/5〜1/20であり、接着剤非塗布部位が残存して
いるにも関わらず、従来技術による貼合と同等な接着強
度を示す。
ルムを貼合したものは、貼合の際の押圧により接着剤塗
布面積が3〜4倍に広がり、且つ、接着剤使用量は従来
技術の1/5〜1/20であり、接着剤非塗布部位が残存して
いるにも関わらず、従来技術による貼合と同等な接着強
度を示す。
本発明は微細な窪み(セル)を有するロールにより点状
に接着剤を施すことにより、接着剤が現実のセルの大き
さより面積にして3〜4倍に広がり、実質的接着面積を
増加している。従来の方法に比してより少量の接着剤塗
布量であっても、充分な厚みに塗布された部位が均一に
分散されているなら充分な接着強度を有することが判明
した。更に、接着剤が施されていない部位が存在しても
それが均等かつ微細に分断されて或いは微細な網目状に
なって存在しているならば、従来と変わらぬ接着強度を
有することが判明した。
に接着剤を施すことにより、接着剤が現実のセルの大き
さより面積にして3〜4倍に広がり、実質的接着面積を
増加している。従来の方法に比してより少量の接着剤塗
布量であっても、充分な厚みに塗布された部位が均一に
分散されているなら充分な接着強度を有することが判明
した。更に、接着剤が施されていない部位が存在しても
それが均等かつ微細に分断されて或いは微細な網目状に
なって存在しているならば、従来と変わらぬ接着強度を
有することが判明した。
(実施例1及び比較例1) 第1図は本発明により得られた積層フィルムの模式図、
第2図はロールの孔の大きさと間隔との関係を示す拡大
図、第3図は得られた積層フィルムの接着剤部位と接着
剤非塗布部位を示す拡大図である。
第2図はロールの孔の大きさと間隔との関係を示す拡大
図、第3図は得られた積層フィルムの接着剤部位と接着
剤非塗布部位を示す拡大図である。
第1フィルム1として、厚さ15μの延伸ナイロンと第2
フィルム2として、厚さ30μのLLDPEフィルムをポリウ
レタン系接着剤(商標名:アドコート、東洋モートン
(株)製)3を用いて貼合した。
フィルム2として、厚さ30μのLLDPEフィルムをポリウ
レタン系接着剤(商標名:アドコート、東洋モートン
(株)製)3を用いて貼合した。
第2図に示すような、径0.2mm、深さ95μのセル4を0.3
8mmの間隔を保って配列したロールを用いて接着剤3を
第1フィルム1に点状に塗布した。次いで常法に従っ
て、第2フィルム2を貼合した。得られた積層フィルム
は第3図に示すように押圧により接着剤3部位が拡大し
た。5は接着剤非塗布部位である。接着剤3の使用量は
0.8g/m2であった。
8mmの間隔を保って配列したロールを用いて接着剤3を
第1フィルム1に点状に塗布した。次いで常法に従っ
て、第2フィルム2を貼合した。得られた積層フィルム
は第3図に示すように押圧により接着剤3部位が拡大し
た。5は接着剤非塗布部位である。接着剤3の使用量は
0.8g/m2であった。
比較例1として、従来の140メッシュ、深さ75μの網目
状セルを有するロールを用いる接着剤塗布方法により、
実施例1と同一のフィルム及び接着剤を用いて積層フィ
ルムを製造した。この場合には3.3〜3.5g/m2の接着剤を
消費した。
状セルを有するロールを用いる接着剤塗布方法により、
実施例1と同一のフィルム及び接着剤を用いて積層フィ
ルムを製造した。この場合には3.3〜3.5g/m2の接着剤を
消費した。
得られた積層フィルムについて諸物性を試験し、その結
果を第1表に示した。なお、10回試験を行い、それぞれ
の平均値を記載した。
果を第1表に示した。なお、10回試験を行い、それぞれ
の平均値を記載した。
第1表で明らかなように、本実施例においては従来技術
の約1/4の接着剤使用量でほぼ同等の接着効果を得るこ
とができた。
の約1/4の接着剤使用量でほぼ同等の接着効果を得るこ
とができた。
(実施例2及び比較例2) 第1フィルム1として、目付20g/m2のポリオレフィン系
不織布(旭化成工業(株)製)を、第2フィルム2とし
て、目付20g/m2の純白紙を用いた以外は実施例1と同様
にして接着剤を点状に塗布して両フィルムを接着した。
得られた積層フィルム及び積層前の各フィルムの透気度
をJIS P8117にしたがって測定し、その結果を第2表に
示した。各データは10回試験後の平均である。
不織布(旭化成工業(株)製)を、第2フィルム2とし
て、目付20g/m2の純白紙を用いた以外は実施例1と同様
にして接着剤を点状に塗布して両フィルムを接着した。
得られた積層フィルム及び積層前の各フィルムの透気度
をJIS P8117にしたがって測定し、その結果を第2表に
示した。各データは10回試験後の平均である。
別に、実施例2のフィルムを用い、比較例1と同様にし
て全面に接着剤を3g/m2の割りで施し、実施例2と同様
にして透気度を測定し第2表に併記した。第2表から明
らかなように、本実施例によれば通気性フィルムを通気
性を残した状態で積層することができた。
て全面に接着剤を3g/m2の割りで施し、実施例2と同様
にして透気度を測定し第2表に併記した。第2表から明
らかなように、本実施例によれば通気性フィルムを通気
性を残した状態で積層することができた。
〔発明の効果〕 本発明により、オーダーの異なる程少量の接着剤を使用
して、従来技術と同等の効果を得ることができる。しか
も、2層以上の通気性フィルムの通気性を保持したまま
強固に貼合することができる。
して、従来技術と同等の効果を得ることができる。しか
も、2層以上の通気性フィルムの通気性を保持したまま
強固に貼合することができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は得られた積層フ
ィルムの模式図、第2図はロールの孔の大きさと間隔と
の関係を示す拡大図、第3図は第2図のロールを用いて
得られた積層フィルムの接着剤塗布部位と接着剤非塗布
部位の関係を示す拡大図である。 図面中、符号 1は第1フィルム、2は第2フィルム、3は接着剤、4
はセル、5は接着剤非塗布部位である。
ィルムの模式図、第2図はロールの孔の大きさと間隔と
の関係を示す拡大図、第3図は第2図のロールを用いて
得られた積層フィルムの接着剤塗布部位と接着剤非塗布
部位の関係を示す拡大図である。 図面中、符号 1は第1フィルム、2は第2フィルム、3は接着剤、4
はセル、5は接着剤非塗布部位である。
Claims (3)
- 【請求項1】2種以上のフィルムが乾式積層法によって
積層されたフィルムにおいて、 微細な独立した点状に施された接着剤が押圧されて、接
着剤が存在しない部位が微細に分断されて存在している
と共に、一層のフィルムであるような外観を呈すること
を特徴とする乾式積層フィルム。 - 【請求項2】2種以上のフィルムが乾式積層法によって
積層されたフィルムにおいて、 微細な独立した点状に施された接着剤が押圧されて、接
着剤が存在しない部位が微細な網目状となって存在して
いると共に、一層のフィルムであるような外観を呈する
ことを特徴とする乾式積層フィルム。 - 【請求項3】2種以上のフィルムを接着剤により貼合わ
せる乾式積層法において、 一方のフィルムに径が0.05〜1mmの多数の窪みを有する
ロールを用いて接着剤を点状に施し、他方のフィルムを
貼合、押圧すると共に、接着剤が存在する部位の面積が
20〜68%であることを特徴とする乾式積層フィルムの製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2106384A JPH0739141B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 乾式積層フィルム及び積層方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2106384A JPH0739141B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 乾式積層フィルム及び積層方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH045023A JPH045023A (ja) | 1992-01-09 |
| JPH0739141B2 true JPH0739141B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=14432213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2106384A Expired - Fee Related JPH0739141B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 乾式積層フィルム及び積層方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739141B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008514453A (ja) * | 2004-09-23 | 2008-05-08 | サン−ゴバン・イソベール | 積層建材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1034929B1 (en) | 1995-06-12 | 2001-11-14 | Citizen Watch Co., Ltd. | Jig for manufacturing an ink jet head |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51116843A (en) * | 1975-04-04 | 1976-10-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Applicator of adhesives for laying plastic tiles |
| JPS557374Y2 (ja) * | 1975-08-04 | 1980-02-19 | ||
| JPS557377Y2 (ja) * | 1975-08-04 | 1980-02-19 | ||
| JPS557373Y2 (ja) * | 1975-08-04 | 1980-02-19 | ||
| JPS5316836A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-16 | Shin Kobe Electric Machinery | Method of producing battery separator |
| JPS58208048A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-03 | 株式会社日立製作所 | ポリエステルフイルム積層体の製造法 |
| JPH031166Y2 (ja) * | 1985-07-13 | 1991-01-16 | ||
| JPS62202730A (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-07 | 旭化成株式会社 | 防水・透湿性布帛状物 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP2106384A patent/JPH0739141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008514453A (ja) * | 2004-09-23 | 2008-05-08 | サン−ゴバン・イソベール | 積層建材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH045023A (ja) | 1992-01-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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