JPH0739191Y2 - クレーン用接地集電子 - Google Patents

クレーン用接地集電子

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JPH0739191Y2
JPH0739191Y2 JP1990075695U JP7569590U JPH0739191Y2 JP H0739191 Y2 JPH0739191 Y2 JP H0739191Y2 JP 1990075695 U JP1990075695 U JP 1990075695U JP 7569590 U JP7569590 U JP 7569590U JP H0739191 Y2 JPH0739191 Y2 JP H0739191Y2
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spring
brush
crane
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traveling rail
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JP1990075695U
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JPH0433290U (ja
Inventor
健太郎 橋上
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株式会社二葉製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クレーンに使用する接地集電子に関する。
〔従来の技術と課題〕
一般のクレーンは、電気法に基づく電気設備技術基準第
28条により、必ず第3種接地(アース)工事(100Ω以
下)を施さなければならないと決められている。クレー
ンの給電線にキャブタイヤケーブルを使用する場合、電
源線(R、S、T)と接地線が一組になった4芯のキャ
ブタイヤケーブルを使用すれば、クレーンの接地をする
ことができるが、近年の傾向は、工場の建屋が大きく長
くなってきているため、電源の給電をキャブタイヤケー
ブルにより行うことは困難である。クレーンの一般知識
として、キャブタイヤケーブルを採用できるのは、クレ
ーンの走行距離が30m以内とされているからである。こ
のため、走行距離が長い場合は、裸トロリー線、絶縁ト
ロリー、トロリーダクト等が採用されている。
ところが、クレーン法規では、裸トロリー線は現在では
使用できなくなっており、絶縁トロリーかトロリーダク
トの使用だけが可能であるが、一般の工場では、絶縁ト
ロリーは3本しか設けておらず、トロリーダクトも3芯
タイプが多く、クレーンの接地専用線を設けていないの
が現状である。通常クレーンの構造は鉄骨で構成されて
おり、クレーンの走行車輪と走行レールが接触している
ため接地線は必要でないと考えられているが、完全な接
地を期待することはできず、危険である。
また、近年において、騒音防止、振動防止の目的から、
クレーン車輪の中心部だけを鉄等の金属により形成し、
その外周走行面に導電性を有しない樹脂材を巻いた樹脂
製車輪が多く採用されるに至っている。このような樹脂
製車輪では、車輪に接地作用を求めることはできないか
ら、絶縁トロリーを採用するときは4本のトロリー線を
設けなければならないし、トロリーダクトを採用すると
きは4芯タイプを設けなければならないことになり、配
線工事のために高い設備投資を強いられる問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決したクレーン用接地集電子を
提供するものであり、その手段として構成したところ
は、クレーンサドルと走行レールとを相互に通電可能な
らしめるクレーン用接地集電子において:先端を走行レ
ール(15)に接触せしめられるブラシ(2)を植設した
ブラシ台(1)と、該ブラシ台(1)より立設された支
柱(4)と、前記クレーンサドル(13)に取付けられ前
記支柱(4)を摺動自在に支持する取付具(9)と、前
記取付具(9)とブラシ台(1)の間に介装されたブラ
シ台(1)を走行レール(15)に向けて付勢する弾発手
段とから成り;前記取付具(9)、支柱(4)、弾発手
段、ブラシ台(1)、ブラシ(2)を導電材により構成
して成る構造であり:前記弾発手段が第一のスプリング
(16)と第二のスプリング(17)を構成し;第一のスプ
リング(16)を取付具(9)とブラシ台(1)の間に介
装してブラシ台(1)を走行レール(15)に向けて付勢
する一方、第二のスプリング(17)を取付具(9)より
挿出された支柱(4)の挿出端と取付具(9)の間に介
装してブラシ台(1)を走行レール(15)より離反する
方向に付勢して成り;前記第一のスプリング(16)のバ
ネ圧を第二のスプリング(17)のバネ圧よりも大として
成る点にある。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の1実施例を詳述する。
第1図ないし第3図において、導電性金属板から成るブ
ラシ台1には、下方に向けて多数の導電性ワイヤから成
るブラシ2が植設されている。このワイヤブラシは、好
ましくはステンレス線条から成り、適宜本数のブラシ毛
の束をU形として、ブラシ台1の上面より該ブラシ台1
に形成された一対の植毛孔を挿通してブラシ台1の下方
に同寸長に引出すことにより植設される。所定密度の下
にブラシ2を植設した状態で、ブラシ台1の上面には導
電性金属薄板から成る押さえ板3が重合され、これによ
りブラシ2の抜止めを構成する。
前記ブラシ台1には支柱4が立設されている。図例で
は、2本の支柱4、4が立設され、各支柱4は、基端部
の異径段部5を介して小径部6を備え、該小径部6を前
記押さえ板3及びブラシ台1の貫通孔に挿通せしめると
共に、ブラシ台1の下方からカシメて固着し、このカシ
メ部7と前記異径段部5との間にブラシ台1及び押さえ
板3を挟持する。尚、各支柱4の尾部には雄ネジ8が備
えられている。
前記支柱4、4は、取付具9に摺動自在に支持される。
この取付具9は、導電性のアングル材から成り、水平片
10に支柱4、4を挿通せしめる一方、垂直片11には取付
用の長孔12を一対開設しており、第3図示のように、ク
レーンサドル13に対して、取付具9を前記長孔12を介し
てボルト・ナット14により取付けられる。この際、導電
性を良好とするために、取付具9の表面にクロームメッ
キを施しておくことが好ましい。
取付具9と支柱4との導電性を確実に行うために、銅線
から網構成された可撓撚線25の両端に圧着端子26、27を
取付け、一方の圧着端子26を支柱4に後述するダブルナ
ットを介して締付固着し、他方の圧着端子27を取付具9
のネジ孔に螺着される六角ボルト28により丸ワッシャ29
と共に締付固着している。
前記取付具9とブラシ台1との間にはバネから成る弾発
手段が介装され、これによりブラシ台1を下方、即ち、
走行レール15に向けて付勢する。弾発手段は、第一のス
プリング16と、第二のスプリング17とから構成されてお
り、図例の場合、何れのスプリングも圧縮コイルスプリ
ングが採用されている。
第一のスプリング16は、取付具9の水平片10とブラシ台
1上の押さえ板3との間において支柱4に外挿される。
尚、前記水平片10側には導電性のワッシャ18が配備さ
れ、これにより第一のスプリング16の端部を支承するス
プリング受けを構成する。
第二のスプリング17は、水平片10の上方に挿出された支
柱4の雄ネジ8に螺着されたナット19と水平片10との間
において支柱4に外挿される。この際、第二のスプリン
グ17の両端に位置してワッシャ20、21が配備され、これ
により第二のスプリング17の両端を支承するスプリング
受けを構成する。前記ナット19上において雄ネジ8には
ロックナット22が上述した圧着端子26を挟んで螺着さ
れ、一対のナット19、22によるダブルナットにより緩み
止めを構成する。
而して、ブラシ台1は、前記第一のスプリング16により
走行レール15に向けて付勢される反面、前記第二のスプ
リング17により走行レール15より離反する方向に付勢さ
れるが、前記第一のスプリング16のバネ圧が第二のスプ
リング17のバネ圧よりも大となるようにバネ力を設定さ
れている。
以上説明した接地集電子は、第3図示のように、既存の
クレーンにおけるクレーンサドル13に対して、取付具9
をボルト・ナット14により取付ければ良い。この取付け
に際し、長孔12を介してブラシ2の先端が走行レール15
に適度に圧接されるように、その位置関係を調節するこ
とができる。取付け後は、支柱4の雄ネジ8に対してナ
ット19の螺進量を調節することにより第一スプリング16
と第二スプリング17のバネ圧のバランスを調整し、ブラ
シ2の先端が走行レール15に適度な弾力で弾接される状
態においてロックナット22を螺着する。接地集電子の上
述した各部品は全て導電材により形成されており、これ
によりクレーンサドル13と走行レール15とは常に通電可
能状態とされる。
クレーン使用時に、クレーンサドル13が走行レール15に
沿って走行する際、ブラシ台1は支柱4を介して取付具
9に対し上下方向に摺動自在であり、しかも、スプリン
グ16、17により適度な弾力でブラシ2を走行レール15に
圧接しているので、常にブラシ2を走行レール15に接触
せしめ、仮に走行レール15に凹凸や曲がりがあっても、
ブラシ2の先端と走行レール15が離れることはなく、安
定した接地効果が得られる。
第3図は、鉄製車輪23を備えたクレーンに本考案の接地
集電子を装着した例、第4図は、樹脂製車輪24を備えた
クレーンに本考案の接地集電子を装着した例を示してい
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来、完全な接地を期待することがで
きなかった鉄製車輪を備えたクレーンに装着することに
より、完全な接地状態を保証することができ、安全性に
寄与する。
また、従来、接地機能を有しなかった樹脂製車輪を備え
たクレーンにおいて、給電材等の高設備投資を強いられ
ていたのに対して、本考案によれば、単に接地集電子を
取付けるだけで完全な接地機能を具備させることがで
き、低コストで確実な安全性を提供できる。
また、弾発手段によりブラシを走行レールに弾発付勢す
る構成であるから、接地状態の完全性を保証し、感電事
故の防止率が完璧であり、しかも、構造簡単にして安価
に実施できる。
更に、接地集電子の組立構成部材中に取付具を含んでい
るため、ユーザにおいて該取付具をクレーンサドルに取
付けるという簡単容易な作業により接地集電子による接
地を実施でき、汎用性に優れる。
特に本考案によれば、弾発手段が第一のスプリング16と
第二のスプリング17を構成し;第一のスプリング16を取
付具9とブラシ台1の間に介装してブラシ台1を走行レ
ール15に向けて付勢する一方、第二のスプリング17を取
付具9より挿出された支柱4の挿出端と取付具9の間に
介装してブラシ台1を走行レール15より離反する方向に
付勢して成り;前記第一のスプリング16のバネ圧を第二
のスプリング17のバネ圧よりも大として成る構成である
から、一対のスプリング16、17により、ブラシ2の走行
レール15に対する弾発付勢力を適度に調整することが可
能になる。その結果、走行レール15に対するブラシ2の
接触圧を最適な状態に保つことができるので、ブラシ2
の不必要な摩耗の防止と、クレーンサドル13の走行時に
おけるブラシ2の走行レール15表面への良好な追従接触
を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を一部断面にて示す正面図、
第2図は同側面図、第3図は同実施例の接地集電子を鉄
製車輪付のクレーンに用いた説明図、第4図は同実施例
の接地集電子を樹脂製車輪付のクレーンに用いた説明図
である。 1……ブラシ台、2……ブラシ、4……支柱、8……雄
ネジ、9……取付具、10……水平片、11……垂直片、12
……長孔、13……クレーンサドル、14……ボルト・ナッ
ト、15……走行レール、16……第一のスプリング、17…
…第二のスプリング、19……ナット、22……ロックナッ
ト、25……可撓撚線、26、27……圧着端子、28……六角
ナット、29……ワッシャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレーンサドルと走行レールとを相互に通
    電可能ならしめるクレーン用接地集電子において:先端
    を走行レール(15)に接触せしめられるブラシ(2)を
    植設したブラシ台(1)と、該ブラシ台(1)より立設
    された支柱(4)と、前記クレーンサドル(13)に取付
    けられ前記支柱(4)を摺動自在に支持する取付具
    (9)と、前記取付具(9)とブラシ台(1)の間に介
    装されたブラシ台(1)を走行レール(15)に向けて付
    勢する弾発手段とから成り;前記取付具(9)、支柱
    (4)、弾発手段、ブラシ台(1)、ブラシ(2)を導
    電材により構成して成る構造であり: 前記弾発手段が第一のスプリング(16)と第二のスプリ
    ング(17)を構成し;第一のスプリング(16)を取付具
    (9)とブラシ台(1)の間に介装してブラシ台(1)
    を走行レール(15)に向けて付勢する一方、第二のスプ
    リング(17)を取付具(9)より挿出された支柱(4)
    の挿出端と取付具(9)の間に介装してブラシ台(1)
    を走行レール(15)より離反する方向に付勢して成り;
    前記第一のスプリング(16)のバネ圧を第二のスプリン
    グ(17)のバネ圧よりも大として成ることを特徴とする
    クレーン用接地集電子。
JP1990075695U 1990-07-17 1990-07-17 クレーン用接地集電子 Expired - Lifetime JPH0739191Y2 (ja)

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JPH0433290U JPH0433290U (ja) 1992-03-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085080U (ja) * 1983-11-18 1985-06-12 株式会社 明輝電機製作所 可動的索条の接地機構
JPS60160489U (ja) * 1984-03-31 1985-10-25 株式会社東芝 車両の接地ブラシ装置

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