JPH0739334A - 多加水麺類の製造法 - Google Patents

多加水麺類の製造法

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JPH0739334A
JPH0739334A JP5213442A JP21344293A JPH0739334A JP H0739334 A JPH0739334 A JP H0739334A JP 5213442 A JP5213442 A JP 5213442A JP 21344293 A JP21344293 A JP 21344293A JP H0739334 A JPH0739334 A JP H0739334A
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noodles
starch
noodle
swelling
degree
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JP5213442A
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Inventor
Susumu Sato
晋 佐藤
Natsuko Tosen
奈津子 東泉
Naoyuki Mizoguchi
尚之 溝口
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Matsutani Chemical Industries Co Ltd
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Matsutani Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特別の設備を必要とせず、通常の製麺機械を用
いて、手打ち麺類に近い、優れた食味、食感を有する多
加水麺類を容易に製造しうる手段を提供すること。 【構成】多加水麺の製造に際し、加熱溶解度が8重量%
以下であって、60メッシュの篩を通過しない区分が5
重量%以下の粒子状を有し、冷水膨潤度(Sc)と加熱
膨潤度(Sh)の比が1.2≧Sc/Sh≧0.8の関係
にあり、且つ、冷水膨潤度が4−15である加工澱粉を
原料粉に対して1−15重量%添加すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多加水麺類の製造法に関
し、更に詳しくは多加水麺類を普通加水麺の製麺機を用
いて簡便に得る方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年の経済成長に伴って、いろいろな食品
が大量に機械生産され、食生活が豊かになるにつれ、一
方で手づくりの良さが見直されているのが一般的傾向で
ある。麺類に於いても同様に手打ち麺志向があり、この
手打ち麺に近い機械的製麺法として手打ち風製麺、即ち
多加水製麺が行なわれている。
【0003】通常の機械製麺に於る原料穀粉に対する加
水量が約30%程度であるのに対し、多加水麺では約4
0%以上の加水量で行なわれる。加水量を多くすること
によって、グルテンの網目構造が十分に形成されると共
により緻密になり、更に水分の分散浸透がより均一化さ
れ、茹で時間が短縮し、得られた麺類では弾力、滑らか
さがまし、食味、食感が向上し、手打ち麺に近い食味、
食感の麺類が得られ、近年の麺類志向に適合する麺類が
得られ、好ましい製麺法と言える。
【0004】しかし、加水量を多くすると製麺工程中に
種々の問題点を生じ、通常の製麺機械で製造することは
困難であり、多加水製麺専用の機械を設置する必要があ
った。即ち、加水時に於ける加水ムラ、混捏時に粘着性
が強くなってドウが羽根などに付着して十分なグルテン
形成が出来ない。整形、圧延工程に於いてはロールに生
地が付着して均一な麺帯が得られないなどのトラブルを
生じ、それぞれの問題を解消するように工夫された専用
機を必要としていた。そして、専用の機械を設置して
も、通常の機械製麺に較べると生産性が劣るのは避けら
れないところであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は特別の設備を必要とせず、通常の製麺機械を
用いて、手打ち麺類に近い、優れた食味、食感を有する
多加水麺類を容易に提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】多加水麺類の製造に際
し、加熱溶解度が8重量%以下であって、60メッシュ
の篩を通過しない区分が5重量%以下の粒子状を有し、
冷水膨潤度(Sc)と加熱膨潤度(Sh)の比が1.2
≧Sc/Sh≧0.8の関係にあり、且つ、冷水膨潤度
が4−15である加工澱粉を原料粉に対し1−15重量
%添加することによって解決される。
【0007】
【発明の作用並びに構成】本発明に於いて多加水麺類と
は製麺時の加水量を原料粉に対して約40重量%以上添
加して製麺した麺類を指称し、麺類の種類としては特に
限定されず、うどん、中華麺、そばなどの生麺、乾麺、
茹で麺、蒸煮麺、即席麺、LL麺など一般に麺類と称さ
れている麺及びワンタン、餃子の皮などを包含する。
【0008】本発明で用いられる加工澱粉は加熱溶解度
が8重量%以下、好ましくは6重量%以下であって、6
0メッシュの篩を通過しない区分が5重量%以下の粒子
状を有し、冷水膨潤度(Sc)と加熱膨潤度(Sh)の
比が1.2≧Sc/Sh≧0.8のの関係にあり、且つ、
冷水膨潤度が4−15、好ましくは6−12の加工澱粉
である。但し、本発明に於いて粒子状とは、試料を約1
%程度の濃度に水に分散させ、ヨード溶液を加えて光学
顕微鏡で観察するとき、粒子状での存在が確認できるも
のを言う。
【0009】60メッシュの篩を通過しない区分が5重
量%を越えると食感的に滑らかさに欠ける面が観られる
し、上述の他の要件はいずれが欠けても通常の製麺機を
用いて多加水麺を製造すると、加水ムラを生じたり、混
捏機の羽根やロールなどに付着を生じ、作業性に問題が
あるだけでなく、得られた麺類も多加水麺本来の食味、
食感を有さないものとなる。
【0010】斯かる加工澱粉は例えば、特開平5−15
296に従って製造することができる。具体的には先
ず、澱粉を架橋澱粉とする。澱粉は市販品、例えば馬鈴
薯澱粉、甘藷澱粉、サゴ澱粉、タピオカ澱粉、コーンス
ターチ、ワキシーコーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉な
どを用いることができる。
【0011】架橋澱粉は常法に従ってメタリン酸塩、エ
ピクロロヒドリンなどの常用の架橋剤のみを作用させた
ものでもよいが、好ましくはエステル化又はエーテル化
と架橋反応を行なった架橋エステル化澱粉又は架橋エー
テル化澱粉である。その架橋の程度は90℃まで加熱
し、50℃に冷却してB型粘度計で測定したとき約50
0cpsの粘度を示す濃度が約10−17重量%になる
ような程度である。また、エステル化又はエーテル化は
その置換度(DS)が0.01−0.25になるように行
なう。エステル化又はエーテル化自体は従来方法に従え
ばよく、この際使用されるエステル化剤又はエーテル化
剤も従来から使用されて来たものが広い範囲で使用され
る。また、架橋澱粉を架橋エステル化澱粉又は架橋エー
テル化澱粉にすることにより、限定された特性を有する
該加工澱粉を得る条件を広くすることとができる。
【0012】かくして得た架橋澱粉を約10−40重量
%の水性スラリーとし、好ましくは約130℃以下の温
度で、且つ、その20重量%の濃度でブラベンダーアミ
ログラフで測定した膨潤開始温度より約27℃以上高い
温度に加熱することにより本発明に用いられる加工澱粉
は得られる。更に、これを噴霧乾燥、ドラム乾燥などに
よって乾燥し、粉末状とすることもできる。
【0013】尚、本発明の加工澱粉に関して述べる粒
度、冷水膨潤度、加熱膨潤度及び加熱溶解度は次の方法
に従って測定される。
【0014】粒度 試料を5重量%濃度の水分散液とし、これを25℃に3
0分間放置した後、JIS60メッシュ試験篩で篩別
し、その残分の乾燥重量を試料の絶乾物重量に対する%
で表す。
【0015】冷水膨潤度 乾燥物換算で試料約1gを25℃の水100mlに分散
した状態にし、30分間25℃の恒温槽の中でゆるやか
に攪拌した後、遠心分離(3000rpm、10分)
し、ゲル層と上澄液に分ける。次いでゲル層の重量を測
定し、これをAとする。次に重量測定したゲル層を乾固
(105℃、恒量)して重量を測定し、これをBとし、
A/Bで冷水膨潤度を表す。
【0016】加熱膨潤度、加熱溶解度 乾燥物換算で試料1.0gを水100mlに分散した状
態にし、90℃で30分間加熱後、直ちに遠心分離(3
000rpm、10分間)して、ゲル層と上澄層に分け
る。次いでゲル層の重量を測定し、これをCとする。次
に重量測定したゲル層を乾固(105℃、恒量)して重
量を測定して、これをDとし、C/Dで加熱膨潤度を表
す。一方、この時の上澄液に含まれる全糖量をフェノー
ル硫酸法で測定し、加熱溶解度を算出する。
【0017】本発明に於いて原料粉としては、麺類の製
造に通常使用される原料穀粉及び本発明の加工澱粉、更
に必要に応じて使用される澱粉類を包含し、例えば原料
穀粉としては小麦粉、そば粉、デューラム粉、米粉な
ど、澱粉類としては未処理澱粉の他、漂白した澱粉、酸
処理澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱
粉、架橋澱粉、架橋エステル化澱粉、架橋エーテル化澱
粉などの変性澱粉が挙げられる。
【0018】本発明は原料粉に対し上述の加工澱粉を1
−15重量%、好ましくは2−10重量%添加し、加水
量を原料粉に対し約40重量%以上、好ましくは約40
−55重量%とする他は、従来と同様に製麺することが
でき、その際製麺機も多加水麺用機でなく、通常の製麺
機を用いて何ら問題なく製麺することができる。加水量
はグルテン、卵白など他の添加剤の有無にも関係して一
概には言えないが、基本的には加工澱粉の添加量に対応
して上述の範囲で増減することが好ましい。また、加工
澱粉の添加量が15%を越えて多くなると生地の伸展性
が欠けて肌荒れを生ずるし、1%より少なくなると本発
明の効果に劣る。
【0019】本発明で得られた多加水麺は多加水麺の特
徴である手打ち麺に近い食味、食感を有するだけでな
く、更に好ましいことには多少麺厚が違っても均一に湯
戻しすることができ、製造過程に於ける品質管理を容易
とすることができるし、また、太い麺線にしても湯戻し
が容易となる。
【0020】本発明の作用機構は必ずしも明確ではない
が、該加工澱粉は粒子状で、一定量の冷水をすばやく吸
収し、しかもこの量が加熱しても殆ど変わらない性質を
有し、このような性質を持つ加工澱粉を含む原料粉に加
水し、混捏するので、加水量を多くしても水分は速やか
に均一化されてグルテンの形成も速やかに行なわれ、し
かも粘着性を示さず、更に湯戻しに於いては熱湯を素早
く内部まで吸収するので、通常の製麺機で多加水麺を可
能にし、更に太い麺線であっても湯戻しが容易となるな
どの一連の効果を発揮するものと考えられる。
【0021】多加水麺の製造では一般に混捏後及び/或
いは整形後に熟成工程がある。これは生地の歪みの緩
和、水分の均一化などの目的で行なわれるものである
が、本発明では該加工澱粉の添加で上述の効果が得られ
るので、必ずしも熟成工程は必要としないが、望むなら
熟成工程をとることもできる。
【0022】本発明に於いては前述の加工澱粉の添加を
必須とするが、この添加は原料粉として予め混合してプ
レミックス粉として用いてもよいし、製造時別々に添加
した原料粉を混合してもよい。いずれにしても原料粉と
して均一に混合した後に加水されるように添加すればよ
い。
【0023】麺類には食感を変える、湯戻しを早くする
などの目的で上述の澱粉類が用いられているが、本発明
でも必要に応じてこれらを適宜用いることができる。ま
た、麺類の製造には一般に原料粉の他に種々の副材料が
使用されている。例えば食塩、かん水の外、グルテン、
有機酸、天然ガム、乳化剤、油脂、色素、卵粉、カゼイ
ン、ソルビトールなどで、これらも必要に応じて適宜添
加することができる。
【0024】
【実施例】以下に参考例、実験例、実施例を示し、本発
明を更に詳しく説明する。但し、部とあるは重量部を示
す。
【0025】
【参考例1】(加工澱粉の製造例) 水120部に硫酸ナトリュウム20部を溶解し、市販の
馬鈴薯澱粉100部を加えてスラリーとし、攪拌下4%
の苛性ソーダ水溶液30部、プロピレンオキサイド4部
に、エピクロルヒドリン0.1部(試料No.1)、0.
14部(試料No.2)、0.2部(試料No.3)、0.
4部(試料No.4)、0.8部(試料No.5)を其々
加え、41℃で21時間反応せしめた後、硫酸で中和
し、水洗した。これらの約500cpsを示す濃度は其
々約8.5%、10%、12%、15%、16.5%であ
り、膨潤開始温度は約53℃であった。次いで其々約2
5%の水性スラリーとし、表面温度約150℃のダブル
ドラムドライヤーで加熱処理し、乾燥した。この時の加
熱処理温度は102℃であった。次いでこの乾燥物を粉
砕して試料No.1−5の加工澱粉を得た。その物性を
表1に示す。尚、これらのエーテル化度(DS)は0.
08−0.085の範囲にあった。また表1の膨潤度比
は冷水膨潤度/加熱膨潤度であり、試料No.6は市販
のα−化澱粉(松谷化学工業製「マツノリンCM」)の
物性を示す。
【0026】
【表1】 試料No. 粒度(%) 加熱溶解度(%) 冷水膨潤度 膨潤度比 1 5.5 9.0 16.4 1.23 2 3.4 7.1 14.1 1.12 3 0.8 5.3 11.2 1.04 4 0.5 2.5 8.5 1.02 5 0.1 0.8 5.3 0.84 6 0.1 47.1 11.5 0.46
【0027】
【実験例1】通常33%加水にて使用されている製麺ラ
インを用いて、グルテン含量8.9%の小麦粉81部
に、参考例1で得た表1に示す試料No.1−5の加工
澱粉及び試料No.6のα−化澱粉をそれぞれ6部とア
セチル化タピオカ澱粉13部を混合し、これに食塩1.
5部を水45部に溶解した溶液を添加して混捏し、直ち
に複合機、圧延機3段を通し、切刃#10にて切断し
て、厚み2.5mm、巾3mmの生うどんを得た。これ
を茹で機にて12分茹でた後、直ちに水洗、冷却して茹
で麺を得た(実験No.1−6)。
【0028】一方、対照区として、多加水麺製造専用ラ
インを使用して、同じ小麦粉87部とアセチル化タピオ
カ澱粉13部の混合物に、食塩1.5部を水45部に溶
解した溶液添加して混捏し、15分間熟成した後複合機
にかけ一次麺帯とした。これを温湿度がコントロールで
きる移動式自動麺帯熟成機を通して45分間熟成させた
後、圧延機3段を通し、切刃#10にて切断して、厚み
2.5mm、巾3mmの生うどんを得た。これを上記と
同様に茹でて対照区の茹でうどんを得た。
【0029】ここで得た茹でうどんを密封して一夜放置
後、沸騰浴中で1分湯戻しして試食し、評価した。その
結果を表3に示す。尚、製造工程での作業性の評価及び
官能試験による評価は下記の基準に従った。
【0030】作業性 ◎……混捏時及び製麺時に装置への付着がない。生地の
伸展性も極めて良好で、麺帯も極めて滑らか。 ○……混捏時及び製麺時に装置への付着が殆どない。生
地の伸展性も良好で、麺帯も滑らか。 △……混捏時及び製麺時に装置への付着がある。生地の
伸展性がやや不良で、麺帯もやや滑らかさに欠ける ×……混捏時及び製麺時に装置への付着が多い。生地の
伸展性が不良で、麺帯も滑らかさに欠ける。
【0031】官能試験 視覚による「表面の肌荒れ」と食感による「弾力(こ
し)」、「喉ごし」に区分し、10名のパネラーによる
7段階評価とし、それぞれの平均点を合計して総合評価
点として表す。この場合対照区の麺を何れの項目も評点
0とし、この基準に対する相対評価とした。
【0032】
【表2】官能試験の基準 良 普 不良 かなり 少し 僅かに 僅かに 少し かなり 表面の肌荒れ 3 2 1 0 −1 −2 −3 弾力(こし) 3 2 1 0 −1 −2 −3 喉ごし 3 2 1 0 −1 −2 −3 総合評価 9 6 3 0 −3 −6 −9
【0033】
【表3】
【0034】
【実験例2】実験例1に於いて、加工澱粉として試料N
o.4を用い、小麦粉との比率及び加水量を表4に示す
量に変えた他は、実験例1と同様に生うどんを製造し、
茹で後水分が70%になるように茹で同様に評価した。
その結果を表4に示す。
【0035】
【表4】 実験No. 小麦粉(部)加工澱粉(部)加水量(部)作業性 官能試験 7 87 0 42 × −82 8 85 2 42 ○ 14 9 82 5 45 ◎ 35 10 79 8 50 ◎ 10 11 74 13 55 ○ −05
【0036】
【実施例1】グルテン含量11.8%の準強力粉92.5
部と試料No.3の加工澱粉を7.5部と活性グルテン
1.0部を加え、通常のミキサーにて混合し、これに食
塩1.0部、粉末かんすい1.1部、黄色色素少量を水5
0部に溶解した溶液を添加し、混捏、複合、圧延、切刃
#18にて切り出し、厚み1.3mm、巾約1.6mmの
生ラーメンを得た。これを1分30秒間茹であげた。
【0037】この麺の製造時には、各工程共に付着など
の問題はなく、スムーズに製造出来た。また、茹で麺の
状態は、表面は艶があり、透明感も良好であった。さら
に、官能評価は、喉ごし良く、なめらかでしっかりとし
た弾力性のある手打ちラーメンに近い食感であった。
【0038】
【実施例2】グルテン含量11.8%の準強力粉73部
と試料No.4の加工澱粉5部、馬鈴薯澱粉20部、活
性グルテン1.0部、乾燥卵白0.7部、グアーガム0.
3部を加え、通常のミキサーにて混合し、これに食塩
1.0部、粉末かんすい0.4部、黄色色素少量を水45
部に溶解した溶液を添加し、混捏、複合、圧延、切刃#
18にて切り出し、厚み1.0mm、巾約1.6mmの生
ラーメンを得た。これを飽和水蒸気で2分間蒸煮した後
少量の乳化油脂を添加した水溶液に浸漬し、再び飽和水
蒸気で1分間蒸煮した。この麺を、140℃の植物油中
にて50秒間フライし、フライ即席麺を得た。
【0039】このフライ即席麺60gを容器に入れ、ポ
ットの湯250mlを入れ蓋をし、約3分間放置した。
その後、蓋を取り除きよくかきまぜ試食した。
【0040】この麺の製造時には、各工程共に付着など
の問題はなく、スムーズに製造出来た。湯もどしした即
席麺は、粉っぽさがなく、滑らかで弾力性に優れ、腰の
ある食感が得られ、食感の持続性に優れた即席麺であっ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多加水麺の製造に際し、加熱溶解度が8重
    量%以下であって、60メッシュの篩を通過しない区分
    が5重量%以下の粒子状を有し、冷水膨潤度(Sc)と
    加熱膨潤度(Sh)の比が1.2≧Sc/Sh≧0.8の
    関係にあり、且つ、冷水膨潤度が4−15である加工澱
    粉を原料粉に対して1−15重量%添加することを特徴
    とする多加水麺類の製造法。
JP5213442A 1993-08-04 1993-08-04 多加水麺類の製造法 Pending JPH0739334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013176350A (ja) * 2012-01-31 2013-09-09 Ezaki Glico Co Ltd レトルト耐性麺
JP2015195764A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社日清製粉グループ本社 調理済み麺類の製造方法
JP2019000040A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 エースコック株式会社 即席油揚げ麺の製造方法

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