JPH0739398A - 隣接する2種の核酸プローブを用いたrnaの検出方法 - Google Patents
隣接する2種の核酸プローブを用いたrnaの検出方法Info
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- JPH0739398A JPH0739398A JP6061467A JP6146794A JPH0739398A JP H0739398 A JPH0739398 A JP H0739398A JP 6061467 A JP6061467 A JP 6061467A JP 6146794 A JP6146794 A JP 6146794A JP H0739398 A JPH0739398 A JP H0739398A
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Abstract
法において、被検RNAの塩基配列のうち、特異的な1
0塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRN
Aと、被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在する
10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はR
NAを用意し、一方を捕捉プローブとして担体に固定
し、他方を標識物質で標識して標識プローブとし、被検
RNAを含む試料及び標識プローブを該担体に固定され
た捕捉プローブと接触させて被検RNAに捕捉プローブ
と標識プローブをハイブリダイズさせ、被検RNAに結
合した標識プローブの標識物質を検出することにより被
検RNAの存在を検出することを特徴とするRNAの検
出方法。 【効果】 RNAを迅速・簡便に検出することができ
る。これを利用して、生物種の同定・検出を従来法と比
較して迅速・簡便に行うことができる。異種の細菌が混
在していても薬剤感受性を迅速・簡便に調べることがで
きる。
Description
れに用いる検出用キットに関する。さらに詳しくは、リ
ボゾームRNAの検出方法であり、それを利用した生物
種、例えば、細菌の同定・検出方法、薬剤感受性試験方
法及びそれに用いる同定・検出法キットに関する。本発
明はまた、メッセンジャーRNAの検出方法に関し、そ
れを利用した遺伝子発現の検出法キットに関する。
する技術は、基礎研究の分野にとどまらず、既に多様な
産業分野で使用されている技術である。この中で、RN
Aの検出方法は、生物体における遺伝子発現の仕組みの
解明とその応用、あるいは主にリボゾームRNA(rR
NA)を対象とした進化論的研究や生物種の同定試験等
で極めて重要な技術である。しかし、一般にRNAは極
めて不安定な物質であり、その取扱いには細心の注意を
必要とすることから、DNAの検出試験と比べると産業
分野への普及は遅れている。それでも、RNAのうちr
RNAは比較的安定であり、様々な分野でこれを対象と
した試験が次第に普及してきている。例えば、本発明者
らはrRNAを標的として細菌を検出する方法を検討
し、アクチノバチルス・プレロニューモニエ(特開平5-
219955) 、マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(特開
平3-61487)、ボルデテラ・ブロンキセプチカ(特開平4-
179480)、パスツレラ・マルトシダ(特開平5-219954)
などの検出法を開発してきた。他にも、rRNAを対象
としたハイブリダイゼーション法により生物の検出・同
定を行う方法が近年数多く報告されている。
報告に記載された試験法のほとんどは、RNAを安定に
検出するためにナイロンメンブランなどのフィルターを
用いたシステムを用いており、非熟練者が日常の試験で
用いるには煩雑すぎるきらいがある。その他、サンドイ
ッチハイブリダイゼーション法と呼ばれる方法を用いて
いるケースもある。これは、対象核酸の2ヶ所の配列を
選択し、その逆相補鎖核酸を用い、例えば対象核酸を捕
捉するために、一方をマイクロタイタープレート中に固
定し、一方を標識してハイブリダイゼーションさせ、プ
レートに捕捉された標識化合物を検出する方法である
が、系の中にRNA分解活性があると検出値は非常に不
安定なものとなってしまうという欠点がある。また、r
RNAの検出の応用として、薬剤感受性試験は極めて重
要なものである。通常この試験を行うためには、分離し
たコロニーから菌を同定した後に、ディスク法などで最
小阻止濃度(MIC)を求める必要があり、熟練と日数
を必要としているのが現状である。さらに、メッセンジ
ャーRNA(mRNA)はrRNAよりもいっそう不安
定であり、その分析はより困難である。これを検出する
ためには、従来よりノーザンハイブリダイゼーション法
やドットブロットハイブリダイゼーション法などが用い
られているが、最近では逆転写酵素とPCR法(ポリメ
ラーゼ・チェーン・リアクション法)を組み合わせたリ
バースPCR法と呼ばれる方法などが開発され、主に基
礎科学の分野で用いられている。これらの技術は、近年
技術的な進歩により簡便化が進んでいるとはいえ、未だ
に操作者の熟練を必要としている。
Aの簡便・迅速な検出法を提供することである。本発明
の他の目的は、上記方法を利用して生物種、例えば細菌
の同定・検出方法、細菌の薬剤感受性試験方法、さらに
メッセンジャーRNAの同定・検出方法を提供すること
である。本発明のさらに他の目的は、上記方法に使用す
る検出用キットを提供することである。
ローブを用いたRNAの検出方法において、被検RNA
の塩基配列のうち、特異的な10塩基以上の部分配列
(A)の逆相補鎖DNA又はRNAと、被検RNA上で
部分配列(A)の近傍に存在する10塩基以上の部分配
列(B)の逆相補鎖DNA又はRNAを用意し、一方を
捕捉プローブとして担体に固定し、他方を標識物質で標
識して標識プローブとし、被検RNAを含む試料及び標
識プローブを該担体に固定された捕捉プローブと接触さ
せて被検RNAに捕捉プローブと標識プローブをハイブ
リダイズさせ、被検RNAに結合した標識プローブの標
識物質を検出することにより被検RNAの存在を検出す
ることを特徴とする方法を提供するものである。上記R
NAの具体例としては、細菌RNAが挙げられ、さらに
細菌リボゾームRNAが挙げられる。
いた生物種の検出方法において、該生物種のリボゾーム
RNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基以上の部分
配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAと、該リボゾー
ムRNA上で部分配列(A)の近傍に存在する10塩基
以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はRNAを用
意し、一方を捕捉プローブとして担体に固定し、他方を
標識物質で標識して標識プローブとし、該生物種を含む
試料及び標識プローブを該担体に固定された捕捉プロー
ブと接触させて該リボゾームRNAに捕捉プローブと標
識プローブをハイブリダイズさせ、該リボゾームRNA
に結合した標識プローブの標識物質を検出することによ
り該生物種の存在を検出することを特徴とする方法を提
供するものである。上記生物種としては、例えば細菌が
挙げられ、それらの細菌として大腸菌、スタフィロコッ
カス属細菌、パスツレラ・マルトシダ、ボルデテラ・ブ
ロンキセプチカ、アクチノバチルス・プレロニューモニ
エ、マイコプラズマ・ハイオニューモニエ、サルモネラ
及び緑膿菌などが挙げられる。
いたmRNAの検出方法において、被検mRNAの塩基
配列のうち、特異的な10塩基以上の部分配列(A)の
逆相補鎖DNA又はRNAと、被検mRNA上で部分配
列(A)の近傍に存在する10塩基以上の部分配列
(B)の逆相補鎖DNA又はRNAを用意し、一方を捕
捉プローブとして担体に固定し、他方を標識物質で標識
して標識プローブとし、被検mRNAを含む試料及び標
識プローブを該担体に固定された捕捉プローブと接触さ
せて被検RNAに捕捉プローブと標識プローブをハイブ
リダイズさせ、被検mRNAに結合した標識プローブの
標識物質を検出することにより被検mRNAの存在を検
出することを特徴とする方法を提供するものである。
Aの検出方法に使用するためのRNA検出用キットを提
供するものである。 (イ) 被検RNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基以
上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAを固定
化した担体; (ロ) 被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在する1
0塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はRN
Aであって、標識物質で標識されたDNA又はRNA; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 本発明はまた下記の成分を含む上記RNAの検出方法に
使用するためのRNA検出用キットを提供するものであ
る。 (イ) 被検RNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基以
上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAであっ
て、標識物質で標識されたDNA又はRNA; (ロ) 被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在する1
0塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はRN
Aを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。
生物種の検出方法に使用するための生物種の同定・検出
用キットを提供するものである。 (イ) 該生物種のリボゾームRNAの塩基配列のうち、特
異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA
又はRNAを固定化した担体; (ロ) 該リボゾームRNA上で部分配列(A)の近傍に存
在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA
又はRNAであって、標識物質で標識されたDNA又は
RNA; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 本発明はさらにまた下記の成分を含む上記生物種の検出
方法に使用するための生物種の同定・検出用キットを提
供するものである。 (イ) 該生物種のリボゾームRNAの塩基配列のうち、特
異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA
又はRNAであって、標識物質で標識されたDNA又は
RNA; (ロ) 該リボゾームRNA上で部分配列(A)の近傍に存
在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA
又はRNAを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 これらの生物種の同定・検出用キットは、さらに溶菌液
を含んでもよい。
RNAの検出方法に使用するためのmRNAの同定・検
出用キットを提供する。 (イ) 被検mRNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基
以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAを固
定化した担体; (ロ) 被検mRNA上で部分配列(A)の近傍に存在する
10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はR
NAであって、標識物質で標識されたDNA又はRN
A; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 本発明はまた、下記の成分を含む上記mRNAの検出方
法に使用するためのmRNAの同定・検出用キットを提
供する。 (イ) 被検mRNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基
以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAであ
って、標識物質で標識されたDNA又はRNA; (ロ) 被検mRNA上で部分配列(A)の近傍に存在する
10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はR
NAを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。
のRNAは非常に分解されやすい物質であり、その取扱
いには細心の注意を必要とする。RNAのうち、rRN
Aは蛋白質合成の必須成分であり、その構造は生物の進
化の過程において比較的よく保存されている。rRNA
は多くの生物種でその塩基配列が同定されており、生物
間での共通領域以外に、種によって構造が異なる可変領
域の存在が知られている。この可変領域に対応するDN
Aプローブを用いてハイブリダイゼーション法により微
生物の検出・同定を行なう方法が近年開発されてきた。
しかしながら、一口にrRNAのハイブリダイゼーショ
ン法による検出といっても、その手段は様々であり、よ
り高感度の検出を行なうには、それに応じた技術レベル
が必要であり、またコストもアップする。例えば、本発
明者が先に出願している特許に於いては、検出システム
に32Pを用いたフィルターハイブリダイゼーション法を
用いているが、特別な設備と煩雑な手順を必要とし、必
ずしも実用的ではない。さらにmRNAはrRNAに比
べいっそう分解されやすい。その検出・同定は通常フィ
ルターハイブリダイゼーション法で行われているが、こ
れを扱うための試薬・器具類から徹底的にRNA分解活
性を除去する必要があるなど高度の熟練が必要であり、
そのためのコストも相当高いものになっている。
するためには、上記のような熟練技術を必要としないシ
ステムを開発することが必要である。そのためには、例
えば以下のような条件が考えられる。 (1) 放射性物質を用いない。 (2) 操作は日常的に使用している試薬、器具あるいは装
置を用いて行える。 (3) 熟練技術を必要とせず、短時間で検出ができる。 これらの条件を満たすために本発明者らは様々な技法を
検討した。その結果、以下に詳細に説明する隣接プロー
ブ法を見出し、RNAの検出への応用に成功し、本発明
を完成するに至った。
を開発するため、本発明者らは固相法を用いたハイブリ
ダイゼーション法に関して、下記の2つの方法について
検討した。 (1) 被検RNAを直接担体に固定し、標識プローブとの
ハイブリダイゼーションを行なう。 (2) 2種の核酸プローブを用意し、一方をあらかじめ担
体に固定する。これにもう一方の核酸プローブと被検R
NAを混合しハイブリダイゼーションを行なう(サンド
イッチ法)。 (1) の方法では、精製したRNAを用いる場合には比較
的再現性よく検出されるが、生物体の破壊処理によって
得られたRNA検体は当然のことながら不純物を多く含
んでおり、RNAの固定効率が低下する、あるいは同時
に固定された不純物がハイブリダイゼーションを阻害す
るなどの問題が生じ、検出値が大幅に低下する。更に、
バックグラウンドも高くなる傾向にある。(2) の方法で
は、被検RNAがブリッジの役目を果たす形でのハイブ
リダイゼーション反応であり、(1) の方法に比較して不
純物の影響を受けにくいが、RNA分解酵素(以下「R
Nase」という)や物理的切断などの影響を受けやす
くなる。即ち、2つのプローブで挟まれる部分が1ヶ所
でも切断されるとRNA分子は検出されなくなる。
はRNaseの影響をできるだけ除外するように設計さ
れた2種の核酸プローブを用いたRNAの検出方法(以
下、「隣接プローブ法」という)を検討し、実用化に耐
えるシステムの開発に成功した。本発明は、RNA分子
の切断の影響を極力防ぐために、被検RNA上で非常に
近い部位でハイブリダイズする2種の核酸プローブを用
いることを特徴とするものである。本発明に使用する第
1の核酸プローブは、被検RNAの塩基配列のうち、特
異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA
又はRNAである。この第1の核酸プローブは10塩基
以上、好ましくは15〜50塩基のものが適当である。
本発明に使用する第2の核酸プローブは、被検RNA上
で部分配列(A)の近傍に存在する10塩基以上、好ま
しくは15〜50塩基の部分配列(B)の逆相補鎖DN
A又はRNAである。
存在することが必要であって、部分配列(A)の5’
側、3’側のどちらに存在してもよい。配列(B)の
3’末端と配列(A)の5’末端が、あるいは配列
(B)の5’末端と配列(A)の3’末端が完全に隣接
していることが好ましい。配列(B)の3’末端配列と
配列(A)の5’末端配列、あるいは配列(B)の5’
末端配列と配列(A)の3’末端配列が重複してもよい
が、その場合、それらの逆相補鎖核酸プローブがハイブ
リダイズする際に、その重複部分で被検RNAに対して
競合が起こり感度が低下する確率が高まる。従って、そ
のような重複部分はできるだけ短い方がよく、5塩基未
満が好ましく、全く重複がないこと、すなわち完全に隣
接していることがより好ましい。一方、配列(A)と配
列(B)は重複も隣接もせず、すなわち離れていてもよ
いが、それらの逆相補鎖核酸プローブがハイブリダイズ
した結果、被検RNA上の配列(A)と配列(B)の間
に1本鎖部分が生じ、この部分に切断が生じやすくな
り、感度が低下する確率が高まる。従って、配列(A)
と配列(B)が離れて存在する場合、配列(B)の3’
末端と配列(A)の5’末端、あるいは配列(B)の
5’末端と配列(A)の3’末端の距離は、できるだけ
短い方がよく、5塩基以内が好ましく、離れていないこ
と、すなわち完全に隣接していることが最も好ましい。
A及び配列(A)に隣接する配列(B)の逆相補鎖であ
る隣接配列DNAを化学的に合成し、いずれか一方を捕
捉プローブとして担体に固定し、他方を標識物質で標識
して標識プローブとする。特異配列と隣接配列がいずれ
を捕捉プローブ(又は標識プローブ)としてもよい。標
識物質としては、例えば、ジゴキシゲニン、ビオチン、
臭化デオキシウリジン、フルオロエスセイン等が挙げら
れる。本発明の方法ではこの捕捉プローブを適当な担体
に固定する。担体としては、例えば、核酸との結合性が
高い有機ポリマーを素材とするマイクロタイタープレー
トなどを用いることができる。捕捉プローブの固定法
は、特に限定されるものではないが、例えば、上記のプ
レートに捕捉プローブDNA又はRNA溶液を入れ、乾
燥後、紫外線照射などにより固定する方法や、あるいは
グルタルアルデヒド法などの共有結合法を用いてもよ
い。次に被検RNAを含む試料と標識プローブを該担体
に固定された捕捉プローブと接触させて被検RNAと捕
捉プローブ及び標識プローブをハイブリダイズさせる。
次いで、被検RNAと結合した標識プローブの標識物質
を検出することにより被検RNAを検出する。
はないが、安全かつ簡便に行なうためには、例えば水酸
化ナトリウム水溶液などで細胞を溶解した後、塩酸など
で中和すればよい。もしこの方法で溶出されにくい場合
には、例えばメチシリン耐性黄色ブドウ状球菌(MRS
A)などの場合にはリソスタフィン(Lysostaphin)など
の細胞壁溶解酵素で前処理を行なえばよい。上記の方法
で調製されたRNA溶液を、標識プローブとともに捕捉
プローブを固定した担体上に加え、15〜60℃で3分
〜18時間ハイブリダイゼーションを行なう。適切な溶
液(洗浄液1)で洗浄し、標識化合物と結合する物質に
酵素を結合させたものを加え一定時間反応させる。標識
化合物と結合する物質は特定されるものではないが、例
えば標識プローブがビオチンで標識されている場合には
ビオチン結合西洋ワサビペルオキシダーゼとアビジンの
混合物、また、ジゴキシゲニン(Dig)で標識されて
いる場合には抗Dig免疫グロブリンと西洋ワサビペル
オキシダーゼの結合体を用いることができる。適切な溶
液(洗浄液2)で洗浄後、適切な酵素基質を加える。酵
素基質は特定されるものではないが、例えば西洋ワサビ
ペルオキシダーゼを用いた場合には、テトラメチルベン
ジジンと過酸化水素を基質とすることによって青色の反
応産物を得ることができる。勿論、蛍光基質や発光基質
などを用いることもでき、この場合にはより高い検出感
度を得ることができる。洗浄液1、2は、特定されるも
のではないが、例えば0.05%程度の界面活性剤を含む生
理食塩水等を用いることができる。
説明する。 実施例1 隣接プローブ法によるアクチノバチルス・プ
レロニューモニエの検出 豚肺炎原因菌であるアクチノバチルス・プレロニューモ
ニエ(A.pleuropneumoniae)を対象として隣接プローブ
法を実施した。配列番号1及び配列番号2で表されるD
NAを合成した。両者はアクチノバチルス・プレロニュ
ーモニエ16S rRNAの部分逆相補鎖であり、アクチ
ノバチルス・プレロニューモニエ16S rRNA塩基配
列上で配列番号2のDNAは配列番号1のDNAの5’
側に隣接してハイブリダイズする。 配列番号1 5'-TCCAT GTCGC CATCT TGCTT CCCT 配列番号2 5'-CTTAG ACGTA CTTTG TGAGA TTTGC 捕捉プローブには配列番号2のDNAを、標識プローブ
には配列番号1のDNAを用いた。各DNAはDNA合
成装置(PCR−MATE モデル391、ABI社、
以下同じ)を用いて合成した。捕捉プローブを0.02μg/
μlになるように50mM リン酸ナトリウムバッファー,pH
8.0に溶解した。これをマイクロタイタープレート(住
友ベークライト製、MS-3608FA)の各ウエルに50μl加
え、80℃で乾燥させる。紫外線を120mJ/cm2 照射した
後、30mMクエン酸ナトリウム/300mM塩化ナトリウム
(2xSSC) 200μlで3、4回洗浄し乾燥させた。
得られた捕捉プローブ固定プレートは4℃で半年以上安
定であった。標識プローブは表1の組成の反応液でDi
g標識を行なった。
の4M LiCl 、3 μg のグリコーゲン及び2.5 倍容のエタ
ノールを加え-80 ℃で、一晩放置した。遠心分離により
沈殿を集め、70% エタノールで洗浄し乾燥させた後、0.
2mlの10mM Tris-HCl,pH8/1mM EDTAに溶解した。得られ
た標識プローブの4μl を表2に示すハイブリダイゼー
ションバッファーと混合した(標識プローブ液)。な
お、標識プローブ液は4℃で半年以上安定であった。
ム ** あらかじめ100 ℃、10分の変性処理を行う。
らの被検rRNAは以下のようにして調製した。菌を白
金耳などで0.005%β−NADを含む普通寒天培地に塗抹
し、37℃で一晩培養し、得られたコロニーをつまようじ
でピックアップし、0.8ml の感受性ブイヨン培地(日
水)に15分懸濁した。なお、液体培養液を直接以下の操
作に用いてもよかった。生菌数測定のために10μl の懸
濁液をとり適当に希釈し0.005%のβ−NADを含む感受
性ブイヨン寒天培地に塗抹し37℃、一晩培養した。残り
の液に0.02mlの2N NaOH を加え撹拌し10分放置後、0.02
mlの2N HCl-0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液,pH7 を加え
中和した(検体液)。検出感度を測定するために検体液
は感受性ブイヨン液で適当に希釈し以下の試験に供し
た。また、特異性を判定するために、種々の菌を同様の
手順で処理し以下の操作に供した。検体液50μl と標識
プローブ液50μl を捕捉プローブが固定されたマイクロ
タイタープレートに入れ、37℃、1時間振盪した。な
お、ここでの振盪はわずかでも液が揺れていればよかっ
た。0.05%Tween20を含む生理食塩水(洗浄液)で3回洗
浄した後、ブロッキング溶液(1% ブロッキング試薬,20m
M Tris-HCl,pH7.5/0.15M NaCl)で10000 倍に希釈した抗
Digヒツジ抗体−西洋ワサビペルオキシダーゼ(HR
P、ベーリンガー・マンハイム社製)を加え30分放置
後、洗浄液で3回洗浄し、発色基質液(A液:0.12% 3,
3',5,5'-テトラメチルベンジジン/0.1M 酢酸ナトリウ
ム,pH5/30%ジメチルホルムアミド、B液:0.03% 過酸化
水素/0.2% リン酸、使用時にA液とB液を1:1で混
合)100 μl を加え5-15分放置した。得られた青色液の
吸光度を660nm の波長で測定した。表3にその結果を示
す。
れることが示される。0.5mm 径程度のコロニーを液体培
地に懸濁した場合、106 以上の菌は普通に得られるの
で、上記の結果はこのような小さいコロニーでも検出が
行なえることを示すものである。
ーブの相対位置の違いによる検出値の変化と特異性試験 実施例1で用いた1セットのプローブに加え、標識用プ
ローブとして配列番号3、5で表される配列のDNA
を、及び捕捉用プローブとして配列番号4、6で表わさ
れる配列のDNAを用いた。いずれもアクチノバチルス
・プレロニューモニエ16S rRNAの部分逆相補鎖で
あり、配列番号4のDNAは配列番号3のDNAの、配
列番号6のDNAは配列番号5のDNAの、それぞれア
クチノバチルス・プレロニューモニエ16S rRNA塩
基配列上で5’側に隣接してハイブリダイズする。隣接
プローブ法の実施は実施例1に同じである。捕捉プロー
ブと標識プローブの組合わせは表4に結果と共に示す。
試験操作は実施例1に準拠した。
ブが隣接している場合のみ有意の値が得られることを示
している。即ち、ハイブリダイズした2つのプローブの
間に被検RNAの1本鎖部分があると、操作中に物理的
あるいは酵素的な切断が生じやすくなるため、検出され
なくなるものと推定される。このことから、サンドイッ
チ法によるRNAの検出を行なうためには、捕捉プロー
ブと標識プローブとが隣接していることが好ましいと判
断される。
ーモニエ検出プローブの特異性 実施例2で示したプローブを用い各種の細菌を用いて検
出試験を行なった。なお、従来法と比較するために、配
列番号1、3、5を32Pで標識しフィルターハイブリダ
イゼーション法を行った結果を併記する。なお、フィル
ターハイブリダイゼーションの方法は特開平5−219
955号公報に記載されている方法に準拠した。また、
配列番号1と2、配列番号3と4、及び配列番号5と6
のセットを用い、各種菌を用いて特異性試験を行なった
結果を表5に示す。実施例2同様、奇数番号の配列のD
NAを標識プローブとして、偶数番号の配列のDNAを
捕捉プローブとして用いた。試験操作は実施例1に準拠
した。なお、試験に用いた菌数はいずれも108 以上であ
る。
2以下) P.multocida:パスツレラ・マルトシダ B.bronchiseptica:ボルデテラ・ブロンキセプチカ M.hyopneumoniae:マイコプラズマ・ハイオニューモニ
エ P.aeruginosa: シュードモナス・エアルギノーサ(緑膿
菌) K.pneumoniae: クレブジエラ・ニューモニエ S.Typhimurium: サルモネラ・ティフィムリウム S.aureus: スタフィロコッカス・アウレウス(黄色ブド
ウ状球菌) E.cloacae: エンテロバクター・クロアカエ C.freundii: シトロバクター・フロインディー S.sonnei: シゲラ・ゾンネ
ーション法と隣接プローブ法がパラレルであることを示
している。特に、配列番号5,6のDNAセットを用い
た隣接プローブ法では、配列番号5の標識DNAを用い
たフィルター法同様、アクチノバチルス・プレロニュー
モニエ Shope4074は検出されていない。アクチノバチル
ス・プレロニューモニエの中で、Shope4074 は血清型1
型、S1536 は2型、Hi-1は5型である。アクチノバチル
ス・プレロニューモニエ各種野外分離株について同様の
試験を行なったところ、血清型1型の菌は、配列番号5
の標識DNAを用いたフィルター法及び配列番号5、6
のDNAセットを用いた隣接プローブ法いずれの方法で
も全て検出されなかった。なお、配列番号1、3の標識
DNAを用いたフィルター法、及び配列番号1、2のD
NAセットと配列番号3、4のDNAセットを用いた隣
接プローブ法では調べたアクチノバチルス・プレロニュ
ーモニエ菌株は全て検出された。
検出 大腸菌(E.coli)を検出するためのプローブセットを作
製し隣接プローブ法を実施した。標識プローブ用DNA
として配列番号7で表されるDNAを、捕捉プローブ用
DNAとして配列番号8で表されるDNAを作製した。
ともにE.coli16S rRNAの逆相補鎖の配列であり、
配列番号8のDNAはE.coli16S rRNA塩基配列上
で、配列番号7のDNAの5’側に隣接してハイブリダ
イズする。検体の調製、隣接プローブ法の実施は実施例
1のアクチノバチルス・プレロニューモニエで用いた方
法に準拠した。表6に試験結果を示す。 配列番号7 5'-TCGTC AGCAA AGAAG CAAGC TTCTT CCTG 配列番号8 5'-ATTAC TCACC CGTCC GCCAC
る。特に、S.sonneiとは16S rRNA全体で95%以
上の相同性があるにもかかわらず識別が可能であった。
このことは本発明が極めて有用であることを示すもので
ある。
検出 緑膿菌(P.aeruginosa)を検出するためのプローブセッ
トを作製し隣接プローブ法を実施した。標識プローブと
して配列番号9で表されるDNAを、捕捉プローブとし
て配列番号10で表されるDNAを特定した。ともにP.
aeruginosa16S rRNAの逆相補鎖の配列であり、配
列番号10のDNAは緑膿菌(P.aeruginosa)16S r
RNA塩基配列上で、配列番号9のDNAの5’側に隣
接してハイブリダイズする。検体の調製、隣接プローブ
法の実施は実施例1のアクチノバチルス・プレロニュー
モニエで用いた方法に準拠した。表7に試験結果を示
す。 配列番号9: 5'-GATCC CAACG GCTAG TCGAC 配列番号10: 5'-TGCGC CACTA AGATC TCAAG
る。
ラ・ブロンキセプチカの検出 ボルデテラ・ブロンキセプチカを検出するためのプロー
ブセットを作製し隣接プローブ法を実施した。標識プロ
ーブとして、配列番号11で表されるDNAを、捕捉プ
ローブとして配列番号12で表されるDNAを用いた。
ともにボルデテラ・ブロンキセプチカ16S rRNAの
逆相補鎖の配列であり、配列番号12のDNAはボルデ
テラ・ブロンキセプチカ16S rRNA塩基配列上で、
配列番号11のDNAの5’側に隣接してハイブリダイ
ズする。検体の調製、隣接プローブ法の実施は実施例1
のアクチノバチルス・プレロニューモニエで用いた方法
に準拠した。表8に試験結果を示す。 配列番号11: 5'-CTTTC CTGCC AAAAG TGCTT TCCAA 配列番号12: 5'-GGATA TTAGC CCGTG CCGTT T
が特異的に検出されている。
ャップの影響 実施例6に示した配列番号11の配列から、5’側から
1,3,5塩基ずつ短くしたDNAを合成した(それぞ
れ配列番号13、14、15で表される配列のDNAで
ある)。さらに、配列番号11、13、14、15で表
されるDNAをそれぞれ実施例1に記載された方法に従
いDig標識を行った。なお、検出用プレートには配列
番号12を固定している。即ち、配列番号13、14、
15を用いた試験では、対象rRNAはハイブリダイゼ
ーションの後、2つのプローブの間に、それぞれ1、
3、5塩基の1本鎖部分が生じることになる。これらの
標識プローブを用い、ハイブリダイゼーションに次いで
洗浄の後、Digヒツジ抗体−HRPとの反応中に、R
NA分解酵素であるリボヌクレアーゼA(RNase A)を添
加し、その影響を調べた。なお、この際、反応温度は37
℃で行った。結果を表9に示す。 配列番号13: 5'-TTTCC TGCCA AAAGT GCTTT CCAA 配列番号14: 5'-TCCTG CCAAA AGTGC TTTCC AA 配列番号15: 5'-CTGCC AAAAG TGCTT TCCAA
る比(%)
てハイブリダイズする場合には、RNase A を加えても、
対象rRNAの中でハイブリダイズ部分がほとんど分解
していないことがわかる。一方、1塩基ではわずかな分
解が起こり、3塩基以上になると明らかにギャップの部
分が分解されている。即ち、ギャップの部分が長いほど
RNA分解酵素の影響を受けやすくなることが推定され
る。
検出システムにおける重複鎖の影響 実施例6に示した配列番号11の配列の5’側に、配列
番号12の3’側の配列を3塩基付加した配列(配列番
号16)、5塩基付加した配列(配列番号17)、及び
10塩基付加した配列(配列番号18)のDNAを合成
し、実施例1の方法に従い標識プローブを作製した。な
お、検出用プレートには実施例6、7同様、配列番号1
2のDNAを固定している。即ち、配列番号16、1
7、18を用いた試験では、対象rRNAはハイブリダ
イゼーションの後、2つのプローブの間に、それぞれ
3、5、10塩基の重複鎖部分が生じることになる。こ
れらの標識プローブを用い、ハイブリダイゼーションに
次いで洗浄の後、Digヒツジ抗体−HRPとの反応中
に、RNA分解酵素であるリボヌクレアーゼA(RNase
A)を添加しその影響を調べた。実施例7同様、反応温度
は37℃で行った。結果を表10に示す。 配列番号16:5'-TTTCT TTCCT GCCAA AAGTG CTTTC CAA 配列番号17:5'-CGTTT CTTTC CTGCC AAAAG TGCTT TCC
AA 配列番号18:5'-CGTGC CGTTT CTTTC CTGCC AAAAG TGC
TT TCCAA
に対する比(%)
に従って、RNase A に対する感受性が増大することがわ
かる。また、RNase A を加えない状態でも、特に5塩基
以上の重複があると明らかに感度が低下しているが、こ
れはおそらく捕捉プローブと標識プローブが被検RNA
の同じ部位を取り合うためではないかと考えられる。な
お、3塩基程度の重複では対照に比べ検出値は増大して
いるが、おそらく、実施例6−8で規定されるボルデテ
ラ・ブロンキセプチカの検出システムにおいては、配列
の付加によって標識プローブ自体の立体構造が変化し、
よりハイブリダイゼーションを起こしやすくなったから
ではないかと考えられる。
ラ菌の検出 サルモネラ菌を検出するためのプローブセットを作製し
隣接プローブ法を実施した。標識プローブとして配列番
号19及び配列番号21で表される2つのDNAを、捕
捉プローブとして配列番号20及び配列番号22で表さ
れる2つのDNAを用いた。上記4本のDNAはいずれ
もサルモネラ・チフィミュリウム(S. Typhimurium) 2
3S rRNAの部分逆相補鎖であり、配列番号20のD
NAはサルモネラ・チフィミュリウム(S. Typhimuriu
m) 23S rRNA塩基配列上で配列番号19のDNA
の、配列番号22のDNAはサルモネラ・チフィミュリ
ウム(S. Typhimurium) 23S rRNA塩基配列上で配
列番号21のDNAの、いずれも5’側に隣接してハイ
ブリダイズする。rRNA測定用のサンプルの調製は実
施例1に準じた。 配列番号19: 5'-CTTCA CCTAC GTGTC AGC 配列番号20: 5'-CTTCA GCTCC ATGAG TAAAT CA 配列番号21: 5'-CCTGG AACAC ACACC TACAC G 配列番号22: 5'-GTGTT AAAGT GAACC GGATT TA 表11に試験結果(吸光度)を示す。
モネラ菌が特異的に検出されている。
プラズマ・ハイオニューモニエの検出 マイコプラズマ・ハイオニューモニエを検出するための
プローブセットを作製し隣接プローブ法を実施した。標
識プローブとして配列番号23で表されるDNAを、捕
捉プローブとして配列番号24で表されるDNAを用い
た。ともにマイコプラズマ・ハイオニューモニエ16S
rRNAの部分逆相補鎖であり、配列番号24のDNA
はマイコプラズマ・ハイオニューモニエ16S rRNA
塩基配列上で、配列番号23のDNAの5’側に隣接し
てハイブリダイズする。検体の調製、隣接プローブ法の
実施は、マイコプラズマ・ハイオニューモニエの場合固
体培地上で生育しないので、下記組成の液体培地を用い
た。 ─────────────────────────── ハンクス液 0.98% ラクトアルブミン水解液 0.2 馬血清 20 新鮮酵母エキス 1.25 メチシリン 0.01 水を加えて 100 ─────────────────────────── 培養液を直接アルカリ・中和処理して被検RNAを調製
した。その後、実施例1のアクチノバチルス・プレロニ
ューモニエで用いた方法に準拠し検出操作を行った。表
12に試験結果を示す。 配列番号23: 5'-TATTC AAAGG AGCCT TCAAG CTTCA CC
AAG 配列番号24: 5'-TAACT AATGT TGCGC ACCCC CATTT
・ハイオニューモニエが特異的に検出されている。ま
た、マイコプラズマ・ハイオライニス、マイコプラズマ
・フロキュラレ、マイコプラズマ・ハイオシノビエの3
菌種は豚から検出されるマイコプラズマであるが、いず
れも検出されていない。また、20%の血清を含む培養
液でもRNA検体の調製に特別の工夫をする必要はなか
った。
ツレラ・マルトシダの検出 パスツレラ・マルトシダを検出するためのプローブセッ
トを作製し隣接プローブ法を実施した。標識プローブと
して配列番号25、27、29で表されるDNAを、捕
捉プローブとして配列番号26、28、30で表される
DNAを用いた。いずれもパスツレラ・マルトシダの1
6S rRNAの部分逆相補鎖であり、パスツレラ・マル
トシダ16S rRNA塩基配列上で、配列番号26のD
NAは配列番号25のDNAの、配列番号28のDNA
は配列番号27のDNAの、配列番号30のDNAは配
列番号29のDNAのそれぞれ5’側に隣接してハイブ
リダイズする。検体の調製、隣接プローブ法の実施は実
施例1のアクチノバチルス・プレロニューモニエで用い
た方法に準拠した。表13に試験結果(吸光度)を示
す。 配列番号25: 5'-TGATG CTATC TATTT AACTT CATC 配列番号26: 5'-CCTTC CTCAT TACCG AAAGA ACTTT 配列番号27: 5'-TCTGA GCTCT TCTTA GGATG 配列番号28: 5'-TCAAG AGTAG GTAAG GTTCT TC 配列番号29: 5'-TCAAG CTCGC ACTCT CGCTG CCCT 配列番号30: 5'-CTTAG ATGCA CTTTC TGAGA TTCGC
異的に検出されている。なお、配列番号27、28のセ
ットではパスツレラ・マルトシダのうちKOBE5株が検出
されていないが、これは本発明者らがフィルターハイブ
リダイゼーションで試験を行なった結果に一致する(特
開平5−219954号公報)。
ドウ状球菌(S.aureus)の検出 S. aureus を検出するためのプローブセットを作製し、
隣接プローブ法を実施した。標識プローブとして配列番
号31、33で表されるDNAを、捕捉プローブとして
配列番号32、34で表されるDNAを用いた。いずれ
もS. aureus rRNAの部分逆相補鎖であり、配列番号
32のDNAはS. aureus 16S rRNA塩基配列上で
配列番号31のDNAの5’側に隣接してハイブリダイ
ズする。また、配列番号34のDNAはS. aureus 23
S rRNA塩基配列上で、配列番号33のDNAの5’
側に隣接してハイブリダイズする。rRNA測定用のサ
ンプルの調製は実施例1に準じた。しかし、菌種によっ
ては、菌の懸濁液に直接アルカリ液を加える方法では抽
出効率があまりよくない場合があるので、あらかじめ懸
濁液にリソスタフィン(Lysostaphin)溶液を最終20mU/m
lになるように加え37℃で10分処理した後に、アルカ
リ変性を行なった。 配列番号31: 5'-TCTAG AGTTG TCAAA GGATG TCA 配列番号32: 5'-CCGAA GGGGA AGGCT CTATC 配列番号33: 5'-GAGAC AACAT TTTCG ACTAC A 配列番号34: 5'-GTACT CAGGA TCCAC TCAAG A 表14に試験結果(吸光度)を示す。
ス S.hyicus subsp. hyicus: スタフィロコッカス・ヒカス 検体あたりの菌数:>108
ブセットでもMRSAを含むS.aureusが全て特異的に検
出されている。但し、プローブセット31、32では、
調べたスタフィロコッカス属が一様に検出されたのに対
し、プローブセット33、34ではS.aureusだけが検出
され、他のスタフィロコッカス属細菌、表皮ブドウ状球
菌、スタフィロコッカス・ヘモリチカス、スタフィロコ
カッス・コーニー、スタフィロコッカス・インターメジ
ウス、スタフィロコッカス・ヒカスが検出されなかっ
た。このことは、本実施例の2つのプローブセットのう
ち、31、32のセットがスタフィロコッカス属細菌全
般に、セット33、34が黄色ブドウ状球菌に特異的で
あることを示唆している。
チノバチルス・プレロニューモニエの薬剤感受性試験−
その1 種々の抗菌薬剤の段階希釈による液体培養法で行なっ
た。一晩培養した寒天培地(感受性ブイヨン+0.02%β
−NAD)上のアクチノバチルス・プレロニューモニエ
のコロニーをつまようじで拾い、感受性ブイヨン液体培
地1mlに入れ15分放置した。得られた菌の懸濁液を感受
性ブイヨン液体培地で適当に希釈し試験に供した。ま
た、生菌数測定のために10μlの懸濁液をとり適当に希
釈し0.005%のβ−NADを含む感受性ブイヨン寒天培地
に塗抹し37℃で、一晩培養した。各種薬剤を200μg/ml
になるように0.005%のβ−NADを含む感受性ブイヨン
液体培地に溶かし、2倍希釈系列を作り、96穴マイクロ
タイタープレート(住友ベークライト社製、MS−84
96F)に50μlずつ分注した。これに適当に希釈した
菌懸濁液50μlを加えた。37℃で3-6時間培養した後、各
穴にアルカリ変性液12.5μlを加え混合し、10分放置し
た後、中和液12.5μlを加えた。得られた溶菌液を隣接
プローブ法に供した。なお、比較のため、同時に薬剤感
受性試験として一般に用いられているディスク法を用い
た試験も行なった。まず、対象菌株としてアクチノバチ
ルス・プレロニューモニエ Hi-1株、抗菌薬剤としてオ
キシテトラサイクリン(OTC)を用い、スタートの菌濃
度を2点とり、各種濃度下で3時間培養し隣接プローブ
法を行った結果を表15に示す。なお、標識プローブと
して配列番号1のDNAを、捕捉プローブとして配列番
号2のDNAを用いた。
培養開始時の菌濃度にはあまり左右されない。仮に薬剤
なしに対し吸光度が1/3 以下になる濃度を最少阻止濃度
(MIC)とすると、最初の菌濃度が8x106 、8x107/ml で
それぞれ6.25μg/ml、3.13μg/mlとほとんど差が見られ
ない。なお、ディスク法で求められるMIC は3.13-6.25
μg/mlとほぼ一致する(ディスク法でも2倍程度の差は
日常的に生じる)。ディスク法の場合、培養開始時の菌
濃度は厳しく規定されており、データは示さないが、隣
接プローブ法と同等の濃度でディスク法の試験をする
と、即ち初発菌濃度を107/ml以上にあげると、見かけ上
のMIC が増加するか、もしくは全く測定できなくなって
しまう。また、他の薬剤を用いた場合でも、あるいはア
クチノバチルス・プレロニューモニエの他の菌株を用い
た試験でも同様の結果が得られている。初発菌濃度を一
定範囲以内に収め再現性のあるMIC値を求める方法は熟
練を必要とするが、本方法を用いれば、試験当日内に容
易に再現性のあるデータを得ることができる。また、無
菌操作の必要がないことも操作性をよくする一因であ
る。
チノバチルス・プレロニューモニエの薬剤感受性試験−
その2 OTC及びカナマイシン(KM)を用い、アクチノバチルス
・プレロニューモニエの代表的菌種で隣接プローブ法の
試験を行なった。隣接ハイブリダイゼーション法は実施
例1に準じた。吸光度の結果を表16及び表17に示
す。なお、表15同様、薬剤なしの検出値を100 %とし
た。
法と隣接プローブ法で求めたMIC値はほぼ一致してお
り、隣接プローブ法が従来法と整合性を持っていること
を示している。また、従来法では、菌の同定を他の生化
学的試験などで行なった後に薬剤感受性試験を行なうた
めに、普通には4日以上かけて試験を行っているが、本
隣接プローブ法では菌の同定と薬剤感受性試験を同時
に、かつ1日で測定できるため、従来の方法と比較して
大幅な試験期間の短縮となる。
性試験 アクチノバチルス・プレロニューモニエ同様、薬剤の段
階希釈による液体培養法で行なった。一晩培養した寒天
培地(感受性ブイヨン)上の黄色ブドウ状球菌コロニー
をつまようじで拾い、感受性ブイヨン液体培地1mlに入
れ15分放置した。得られた菌の懸濁液を感受性ブイヨン
液体培地で適当に希釈し試験に供した。また、生菌数測
定のため10μlの懸濁液をとり適当に希釈し感受性ブイ
ヨン寒天培地に塗抹、37℃、一晩培養した。メチシリン
を200μg/mlになるように感受性ブイヨン液体培地に溶
解し、2倍希釈系列を作り、96穴マイクロタイタープレ
ートに50μlずつ分注した。これに適当に希釈した菌懸
濁液50μlを加えた。37℃で3-6時間培養した後、各穴に
アルカリ変性液12.5μlを加え混合し、10分放置した
後、中和液12.5μlを加えた。得られた溶菌液を隣接プ
ローブ法に供した。標識プローブとして、配列番号33
のDNAを、捕捉プローブとして、配列番号34のDN
Aを用いた。結果を表18に示す。なお、表15同様、
薬剤なしの検出値を100 %とした。
菌と感受性菌がはっきり識別されている。本実施例にお
いて隣接プローブ法で得られたMIC 値は、ディスク法の
試験結果とほぼ一致しており、アクチノバチルス・プレ
ロニューモニエの場合と同様隣接プローブ法が従来法と
整合性を持っていることを示している。
SAと緑膿菌の薬剤感受性試験−混合培養試験 隣接プローブ法を薬剤感受性試験に応用する場合、最も
その効果を発揮するのは複数の細菌の混合培養系であろ
う。例えば、臨床検体から病原菌の特定と薬剤感受性試
験を行なうためには一旦分離培養し同定試験を行なった
後にディスク法などで薬剤感受性試験を行なうが、本発
明の方法では、必ずしも分離培養を行なう必要はなく、
検体を直接液体培養などで、抗菌薬剤を添加して培養
し、菌の同定と薬剤感受性を同時かつ迅速に行なうこと
ができる。また、抗菌薬剤といっても、菌によって効果
が異なり、通常は複数の薬剤を投与することが多い。そ
のためには複数の菌(一例としてMRSAと緑膿菌)を
同時に培養し、単独もしくは複数の薬剤投与でその効果
を調べるなどの必要が出てくるが、このような系ではデ
ィスク法は使えず、現状では培養液中の各菌の個数を分
離培養後、何らかの方法で識別した後にその個数を数え
るなどの厄介な工夫が必要である。本発明の方法ではこ
のような問題はなく、単独培養系と全く同じシステムで
試験を行なうことができる。これを立証するため、抗菌
薬剤としてバンコマイシンを用い緑膿菌とMRSAの混
合培養による薬剤感受性試験を行なった。緑膿菌(ATCC
9721)とMRSA(No.403)の一晩培養液を感受性ブイ
ヨン培地にそれぞれ1000倍に希釈し、バンコマイシンの
2倍希釈系列下で、混合もしくは単独で37℃、6時間培
養した。なお、隣接ハイブリダイゼーション法は実施例
15に準じた。結果を表19に示す。
それぞれの菌の生育状態を独立して検出することができ
る。また、MRSAの場合、全般に生育は阻害されるも
のの薬剤耐性の異種の菌が混在していても感受性の度合
には影響がない。一方緑膿菌の場合は、MRSAが混在
していてもほとんど影響がない、などとといった事実が
見出されるが、前述したように、従来の方法ではこのよ
うな混合培養系での個々の菌の生育状態を追跡するのは
容易ではない。
にコードされるβ−ガラクトシダーゼ遺伝子発現の検出 大腸菌菌株は、JM109 株及び本株をプラスミドpUC118で
形質転換したものを用いた。検出する遺伝子は、大腸菌
のβ−ガラクトシダーゼ遺伝子であり、その一部がpUC1
18に含まれているものである。配列番号36で示される
DNAをマイクロタイタープレートに固定し、配列番号
35で示されるDNAをジゴキシゲニンで標識し、ハイ
ブリダイゼーションに供した。いずれもpUC118に含まれ
るβ−ガラクトシダーゼ部分遺伝子から転写されるmR
NAの逆相補鎖であり、配列番号36のDNAは該mR
NAで配列番号35のDNAの3’側に隣接してハイブ
リダイズする。LB培地で一晩培養した培養液を、新し
いLB培地に1/100 容加え、37℃、1時間培養する。こ
れにイソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド
(IPTG)を最終2mMになるように加え、β−ガラクト
シダーゼを誘導、さらに37℃、1時間培養を続ける。な
お、pUC118で形質転換した大腸菌の培養にはアンピシリ
ンを50μg/mlになるように加えている。培養液に1N N
aOHを1/8 容加え、37℃、10分処理後、実施例1に示
した方法に従い、検出試験を行った。結果を表20に示
す。 配列番号35: 5'-TAAGT TGGGT AACGC CAGGG T 配列番号36: 5'-GGGAT GTGCT GCAAG GCGAT
非常に多コピーであり、転写産物も単一遺伝子の場合に
比べ、多く生産されているものと思われる。また、転写
誘導をかけない状態では検出値がバックグラウンドレベ
ルであることから、本実施例の方法ではプラスミドDN
Aは検出されていないことがわかる。従って、誘導をか
けた形質転換株で得られた検出値は細胞内のmRNAレ
ベルを反映しているものと考えられる。
簡便に検出することができる。またこれを利用して、生
物種の同定・検出を従来法と比較してはるかに迅速・簡
便に行うことができる。さらにまた本発明の方法は異種
の菌が混在していても感受性の度合に影響がないので、
細菌の薬剤感受性を迅速・簡便に調べることができる。
酸 合成DNA 配列 CTTAG ATGCA CTTTC TGAGA TTCGC 25
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列TCTAG AGTTG TCAAA GGAT
G TCA 23
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列CCGAA GGGGA AGGCT CTAT
C 20
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列GAGAC AACAT TTTCG ACTA
C A 21
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列GTACT CAGGA TCCAC TCAA
G A 21
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列TAAGT TGGGT AACGC CAGG
G T 21
型:核酸鎖の数:一本鎖トポロジー:直鎖状配列の種
類:他の核酸 合成DNA配列GGGAT GTGCT GCAAG GCGA
T 20
Claims (20)
- 【請求項1】 2種の核酸プローブを用いたRNAの検
出方法において、被検RNAの塩基配列のうち、特異的
な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又は
RNAと、被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在
する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又
はRNAを用意し、一方を捕捉プローブとして担体に固
定し、他方を標識物質で標識して標識プローブとし、被
検RNAを含む試料及び標識プローブを該担体に固定さ
れた捕捉プローブと接触させて被検RNAに捕捉プロー
ブと標識プローブをハイブリダイズさせ、被検RNAに
結合した標識プローブの標識物質を検出することにより
被検RNAの存在を検出することを特徴とするRNAの
検出方法。 - 【請求項2】 部分配列(B)の3’末端と部分配列
(A)の5’末端が、あるいは部分配列(B)の5’末
端と部分配列(A)の3’末端が完全に隣接しているこ
とを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 部分配列(A)と(B)が離れていて、
部分配列(B)の3’末端と部分配列(A)の5’末
端、あるいは部分配列(B)の5’末端と部分配列
(A)の3’末端の距離が5塩基以内であることを特徴
とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 部分配列(B)の3’末端配列と部分配
列(A)の5’末端配列、あるいは部分配列(B)の
5’末端配列と部分配列(A)の3’末端配列が重複し
ていて、該重複部分が5塩基未満であることを特徴とす
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 標識物質が、ジゴキシゲニン又はビオチ
ンである請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 ジゴキシゲニン又はビオチンを、抗ジゴ
キシゲニン抗体−酵素複合体又はビオチン−アビジン−
酵素複合体を用いて検出する請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 RNAが、細菌RNAである請求項1記
載の方法。 - 【請求項8】 RNAが、細菌リボゾームRNAである
請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 2種の核酸プローブを用いた生物種の検
出方法において、該生物種のリボゾームRNAの塩基配
列のうち、特異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆
相補鎖DNA又はRNAと、該リボゾームRNA上で部
分配列(A)の近傍に存在する10塩基以上の部分配列
(B)の逆相補鎖DNA又はRNAを用意し、一方を捕
捉プローブとして担体に固定し、他方を標識物質で標識
して標識プローブとし、該生物種を含む試料及び標識プ
ローブを該担体に固定された捕捉プローブと接触させて
該リボゾームRNAに捕捉プローブと標識プローブをハ
イブリダイズさせ、該リボゾームRNAに結合した標識
プローブの標識物質を検出することにより該生物種の存
在を検出することを特徴とする生物種の検出方法。 - 【請求項10】 生物種が細菌である請求項9記載の方
法。 - 【請求項11】 細菌が、大腸菌、スタフィロコッカス
属細菌、パスツレラ・マルトシダ、ボルデテラ・ブロン
キセプチカ、アクチノバチルス・プレロニューモニエ、
マイコプラズマ・ハイオニューモニエ、サルモネラ及び
緑膿菌からなる群から選ばれる請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 RNAがメッセンジャーRNAである
請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 下記の成分を含む、請求項1記載の方
法に使用するためのRNA検出用キット。 (イ) 被検RNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基以
上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAを固定
化した担体; (ロ) 被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在する1
0塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はRN
Aであって、標識物質で標識されたDNA又はRNA; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 - 【請求項14】 下記の成分を含む、請求項1記載の方
法に使用するためのRNA検出用キット。 (イ) 被検RNAの塩基配列のうち、特異的な10塩基以
上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又はRNAであっ
て、標識物質で標識されたDNA又はRNA; (ロ) 被検RNA上で部分配列(A)の近傍に存在する1
0塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA又はRN
Aを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 - 【請求項15】 下記の成分を含む、請求項9記載の方
法に使用するための生物種の同定・検出用キット。 (イ) 該生物種のリボゾームRNAの塩基配列のうち、特
異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA
又はRNAを固定化した担体; (ロ) 該リボゾームRNA上で部分配列(A)の近傍に存
在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA
又はRNAであって、標識物質で標識されたDNA又は
RNA; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 - 【請求項16】 下記の成分を含む、請求項9記載の方
法に使用するための生物種の同定・検出用キット。 (イ) 該生物種のリボゾームRNAの塩基配列のうち、特
異的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA
又はRNAであって、標識物質で標識されたDNA又は
RNA; (ロ) 該リボゾームRNA上で部分配列(A)の近傍に存
在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖DNA
又はRNAを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 - 【請求項17】 生物種が細菌である請求項15又は1
6記載のキット。 - 【請求項18】 さらに溶菌液を含む請求項17記載の
キット。 - 【請求項19】 下記の成分を含む、請求項12記載の
方法に使用するためのメッセンジャーRNAの同定・検
出用キット。 (イ) 被検メッセンジャーRNAの塩基配列のうち、特異
的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又
はRNAを固定化した担体; (ロ) 被検メッセンジャーRNA上で部分配列(A)の近
傍に存在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖
DNA又はRNAであって、標識物質で標識されたDN
A又はRNA; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。 - 【請求項20】 下記の成分を含む、請求項12記載の
方法に使用するためのメッセンジャーRNAの同定・検
出用キット。 (イ) 被検メッセンジャーRNAの塩基配列のうち、特異
的な10塩基以上の部分配列(A)の逆相補鎖DNA又
はRNAであって、標識物質で標識されたDNA又はR
NA; (ロ) 被検メッセンジャーRNA上で部分配列(A)の近
傍に存在する10塩基以上の部分配列(B)の逆相補鎖
DNA又はRNAを固定化した担体; (ハ) 標識物質を検出するための試薬;及び (ニ) ハイブリダイゼーション溶液。
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|---|---|---|---|
| JP06146794A JP3746083B2 (ja) | 1993-05-28 | 1994-03-30 | 隣接する2種の核酸プローブを用いたrnaの検出方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12753793 | 1993-05-28 | ||
| JP5-127537 | 1993-05-28 | ||
| JP06146794A JP3746083B2 (ja) | 1993-05-28 | 1994-03-30 | 隣接する2種の核酸プローブを用いたrnaの検出方法 |
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| JPH0739398A true JPH0739398A (ja) | 1995-02-10 |
| JP3746083B2 JP3746083B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=26402499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06146794A Expired - Lifetime JP3746083B2 (ja) | 1993-05-28 | 1994-03-30 | 隣接する2種の核酸プローブを用いたrnaの検出方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3746083B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001501470A (ja) * | 1996-09-26 | 2001-02-06 | ダイナル エイエス | 核酸に基づくアッセイにおけるプローブまたはプライマーとしてのモジュラーオリゴヌクレオチドの使用 |
| WO2002027036A3 (en) * | 2000-09-26 | 2003-08-07 | Boston Probes Inc | Probes, probe sets, methods and kits pertaining to the detection, identification and/or enumeration of bacteria |
| EP1464710A3 (en) * | 2003-04-02 | 2004-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Infectious etiologic agent detection probe and probe set, carrier, and genetic screening method |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06146794A patent/JP3746083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001501470A (ja) * | 1996-09-26 | 2001-02-06 | ダイナル エイエス | 核酸に基づくアッセイにおけるプローブまたはプライマーとしてのモジュラーオリゴヌクレオチドの使用 |
| WO2002027036A3 (en) * | 2000-09-26 | 2003-08-07 | Boston Probes Inc | Probes, probe sets, methods and kits pertaining to the detection, identification and/or enumeration of bacteria |
| EP2116617A3 (en) * | 2000-09-26 | 2010-01-20 | Boston Probes, Inc. | Probes, probe sets, methods and kits pertaining to the detection, identification and/or enumeration of bacteria |
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| US8080381B2 (en) | 2003-04-02 | 2011-12-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Infectious etiologic agent detection probe and probe set, carrier, and genetic screening method |
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|---|---|
| JP3746083B2 (ja) | 2006-02-15 |
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