JPH0739513Y2 - 回転式粉末圧縮成型機 - Google Patents
回転式粉末圧縮成型機Info
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- JPH0739513Y2 JPH0739513Y2 JP1993048469U JP4846993U JPH0739513Y2 JP H0739513 Y2 JPH0739513 Y2 JP H0739513Y2 JP 1993048469 U JP1993048469 U JP 1993048469U JP 4846993 U JP4846993 U JP 4846993U JP H0739513 Y2 JPH0739513 Y2 JP H0739513Y2
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- lower punch
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/02—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
- B30B11/08—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds carried by a turntable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上杵および下杵により
回転盤に取付けた臼内で粉末材料を圧縮して錠剤等を成
型する回転式粉末圧縮成型機に関する。
回転盤に取付けた臼内で粉末材料を圧縮して錠剤等を成
型する回転式粉末圧縮成型機に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式粉末圧縮成型機は、回転盤の回転
に伴い、これに取付けられた上杵と下杵とをこれらの昇
降用駆動部材に摺動させることにより昇降させ、この動
きを利用して粉末供給器から臼内に取込んで秤量した粉
末材料を圧縮成型位置で圧縮成型する。この後には、上
杵を上昇させて成型品より分離してから、下杵の上昇に
より成型品を臼上に押出して、この成型品をスクレーパ
に当てて回転盤外に取出し、再び臼内への粉末材料の取
込み動作に移行して、既述の成型サイクルを繰り返すよ
うになっている。
に伴い、これに取付けられた上杵と下杵とをこれらの昇
降用駆動部材に摺動させることにより昇降させ、この動
きを利用して粉末供給器から臼内に取込んで秤量した粉
末材料を圧縮成型位置で圧縮成型する。この後には、上
杵を上昇させて成型品より分離してから、下杵の上昇に
より成型品を臼上に押出して、この成型品をスクレーパ
に当てて回転盤外に取出し、再び臼内への粉末材料の取
込み動作に移行して、既述の成型サイクルを繰り返すよ
うになっている。
【0003】回転盤の臼が粉末供給器に対向している区
間では、臼内にその下方から挿入された下杵が、粉末供
給器に対応してその下方に配置された下杵低下器を摺動
して下降動作し、それに伴い粉末供給器内の粉末材料が
臼内に吸込まれて充填される。この充填に引き続く下杵
の上昇動作により臼内から吐出される余剰粉末は、前記
粉末供給器の終端部に設けられた粉末掻き取り手段で掻
き取られ、それにより、秤量、つまり、臼内への粉末充
填量が決定される。
間では、臼内にその下方から挿入された下杵が、粉末供
給器に対応してその下方に配置された下杵低下器を摺動
して下降動作し、それに伴い粉末供給器内の粉末材料が
臼内に吸込まれて充填される。この充填に引き続く下杵
の上昇動作により臼内から吐出される余剰粉末は、前記
粉末供給器の終端部に設けられた粉末掻き取り手段で掻
き取られ、それにより、秤量、つまり、臼内への粉末充
填量が決定される。
【0004】ところで、下杵低下器には、下杵の頭部が
有した上部摺動面が摺接する上部案内面と、前記頭部が
有した下部摺動面が摺接する下部案内面とが夫々形成さ
れているが、従来において、前記上下両案内面はいずれ
も高さ位置を調整できない構成となっている。
有した上部摺動面が摺接する上部案内面と、前記頭部が
有した下部摺動面が摺接する下部案内面とが夫々形成さ
れているが、従来において、前記上下両案内面はいずれ
も高さ位置を調整できない構成となっている。
【0005】そして、前記上下両案内面間に下杵の頭部
を円滑に通過させるために、下杵頭部の寸法誤差、下杵
低下器の焼き入れ歪み、下杵低下器の下部案内面の中心
線と下杵の移動軌跡との位置ずれなどを考慮して、前記
上下両案内面間と下杵の頭部との間には、通常 0.5mm〜
0.6mmのギャップが設けられている。
を円滑に通過させるために、下杵頭部の寸法誤差、下杵
低下器の焼き入れ歪み、下杵低下器の下部案内面の中心
線と下杵の移動軌跡との位置ずれなどを考慮して、前記
上下両案内面間と下杵の頭部との間には、通常 0.5mm〜
0.6mmのギャップが設けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、寸法精度や取
付け位置の精度等を向上させることは限界があり、前記
のように高さ調節が不可能な従来においては、前記ギャ
ップをより少なくすることはできない。
付け位置の精度等を向上させることは限界があり、前記
のように高さ調節が不可能な従来においては、前記ギャ
ップをより少なくすることはできない。
【0007】そして、下杵は、下杵低下器の通過に伴う
下降動作において前記ギャップを原因として上下方向に
微動(スタンピングと称されている。)できる。この微
動は回転盤の回転が速いほど著しいとともに、その強弱
は、下杵の杵先部と臼の臼穴との摺動抵抗、および下杵
と回転盤の下杵摺動孔との摺動抵抗の程度によって下杵
個々に異なる。
下降動作において前記ギャップを原因として上下方向に
微動(スタンピングと称されている。)できる。この微
動は回転盤の回転が速いほど著しいとともに、その強弱
は、下杵の杵先部と臼の臼穴との摺動抵抗、および下杵
と回転盤の下杵摺動孔との摺動抵抗の程度によって下杵
個々に異なる。
【0008】ところで、製造される成型品の重量W(単
位mg)は、W=ρ・Vの式で計算できる。ここに、ρ
は、臼に吸込み充填された粉末材料の充填密度(単位mg
/mm3)、Vは、秤量された臼の充填容積(単位mm3 )
である。そのため、一般に多用されている横断面が円形
の上杵および下杵が挿入される臼穴を有した臼を用いる
場合に、その臼穴の直径をD(単位mm)、この臼穴への
充填深さをH(単位mm)と置けば、その充填容積Vは、
V=(πD2 /4)・Hであらわされるから、成型品の
重量Wは、W=(πD2 /4)・H・ρの式で計算でき
る。
位mg)は、W=ρ・Vの式で計算できる。ここに、ρ
は、臼に吸込み充填された粉末材料の充填密度(単位mg
/mm3)、Vは、秤量された臼の充填容積(単位mm3 )
である。そのため、一般に多用されている横断面が円形
の上杵および下杵が挿入される臼穴を有した臼を用いる
場合に、その臼穴の直径をD(単位mm)、この臼穴への
充填深さをH(単位mm)と置けば、その充填容積Vは、
V=(πD2 /4)・Hであらわされるから、成型品の
重量Wは、W=(πD2 /4)・H・ρの式で計算でき
る。
【0009】そして、充填容積V〔=(πD2 /4)・
H〕および充填深さHのばらつきが成型品の重量Wに及
ぼす影響は実質的に少なく、これらの値は計算上は一定
と見做せるが、成型品の重量Wに対しては充填された粉
末材料の充填密度ρが大きい影響をもたらす。
H〕および充填深さHのばらつきが成型品の重量Wに及
ぼす影響は実質的に少なく、これらの値は計算上は一定
と見做せるが、成型品の重量Wに対しては充填された粉
末材料の充填密度ρが大きい影響をもたらす。
【0010】ちなみに、基準重量が 380mgの成型品の製
造において、充填深さHおよび充填密度ρを一定条件
(H= 12.00mm、ρ= 0.5mg /mm3 )として、臼穴の直
径Dが9.00mmと9.02mmにばらついたとした場合における
前記W=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成
型品重量値は、直径Dが9.00mmでは 381.7mg、直径Dが
9.02mmでは 383.4mgであり、両者の重量変動値は 1.7mg
である。
造において、充填深さHおよび充填密度ρを一定条件
(H= 12.00mm、ρ= 0.5mg /mm3 )として、臼穴の直
径Dが9.00mmと9.02mmにばらついたとした場合における
前記W=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成
型品重量値は、直径Dが9.00mmでは 381.7mg、直径Dが
9.02mmでは 383.4mgであり、両者の重量変動値は 1.7mg
である。
【0011】また、同基準重量が 380mgの成型品の製造
において、臼穴の直径Dおよび充填密度ρを一定条件
(D=9.00mm、ρ= 0.5mg /mm3 )として、充填深さH
が 11.98mmと 12.02mmにばらついたとした場合の前記W
=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成型品重
量値は、充填深さHが 11.98mmでは 381.1mg、充填深さ
Hが 11.98mmでは 382.3mgであり、両者の重量変動値は
1.2mgである。
において、臼穴の直径Dおよび充填密度ρを一定条件
(D=9.00mm、ρ= 0.5mg /mm3 )として、充填深さH
が 11.98mmと 12.02mmにばらついたとした場合の前記W
=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成型品重
量値は、充填深さHが 11.98mmでは 381.1mg、充填深さ
Hが 11.98mmでは 382.3mgであり、両者の重量変動値は
1.2mgである。
【0012】さらに、同基準重量が 380mgの成型品の製
造において、臼穴の直径Dおよび充填深さHを一定条件
(D=9.00mm、H= 12.00mm)として、充填密度ρが0.
49mg/mm3 と0.51mg /mm3 にばらついたとした場合の前
記W=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成型
品重量値は、充填密度ρが0.49mg /mm3 では 374.1mg、
充填密度ρが0.51mg /mm3 では 389.3mgであり、両者の
重量変動値は15.2mgである。
造において、臼穴の直径Dおよび充填深さHを一定条件
(D=9.00mm、H= 12.00mm)として、充填密度ρが0.
49mg/mm3 と0.51mg /mm3 にばらついたとした場合の前
記W=(πD2 /4)・H・ρの式による試算上の成型
品重量値は、充填密度ρが0.49mg /mm3 では 374.1mg、
充填密度ρが0.51mg /mm3 では 389.3mgであり、両者の
重量変動値は15.2mgである。
【0013】このような成型品の重量Wの決定要素(充
填深さH、臼穴の直径D、および充填密度ρ)ごとの成
型品の重量Wの変動値の試算結果により、製造される成
型品Wの重量の変動の大半は、臼内に充填される粉末材
料の充填密度ρに起因することを、本考案者は見出し
た。
填深さH、臼穴の直径D、および充填密度ρ)ごとの成
型品の重量Wの変動値の試算結果により、製造される成
型品Wの重量の変動の大半は、臼内に充填される粉末材
料の充填密度ρに起因することを、本考案者は見出し
た。
【0014】そして、既述のような従来の下杵低下器の
構成では、下杵が上下方向に微動する範囲が大きいとと
もに、その強弱は個々の下杵によって異なるので、各下
杵の微動に伴い臼穴に吸込み充填された粉末材料の充填
密度が臼ごとに異なり易い。そのため、従来において
は、成型品の重量のばらつきが大きいという問題があ
る。本考案の目的は、製造される成型品の重量のばらつ
きを少なくできる回転式粉末圧縮成型機を得ることにあ
る。
構成では、下杵が上下方向に微動する範囲が大きいとと
もに、その強弱は個々の下杵によって異なるので、各下
杵の微動に伴い臼穴に吸込み充填された粉末材料の充填
密度が臼ごとに異なり易い。そのため、従来において
は、成型品の重量のばらつきが大きいという問題があ
る。本考案の目的は、製造される成型品の重量のばらつ
きを少なくできる回転式粉末圧縮成型機を得ることにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】そして、前記目的を達成
するために、本考案の請求項1に係る回転式粉末圧縮成
型機は、下杵を下降動作させて粉末供給器から臼内への
粉末材料の吸込み充填を行わせる下杵低下器を、前記下
杵の移動軌跡に沿って延びるとともに長手方向中間部に
前記下杵の頭部の上部摺動面が摺接する下がり傾斜領域
を有した上部案内面、および前記移動軌跡に沿って延び
る上面開口の取付け溝を有して前記上部案内面の下方に
設けられた低下器本体と、長手方向中間部に前記頭部の
下部摺動面が摺接する下がり傾斜領域を有した上面部を
前記取付け溝の上面開口から突出させて前記取付け溝に
嵌入された下部案内体と、この下部案内体と前記取付け
溝との間に挟まれたスペーサと、前記下部案内体を前記
低下器本体に固定する固定具とを備えて形成したもので
ある。
するために、本考案の請求項1に係る回転式粉末圧縮成
型機は、下杵を下降動作させて粉末供給器から臼内への
粉末材料の吸込み充填を行わせる下杵低下器を、前記下
杵の移動軌跡に沿って延びるとともに長手方向中間部に
前記下杵の頭部の上部摺動面が摺接する下がり傾斜領域
を有した上部案内面、および前記移動軌跡に沿って延び
る上面開口の取付け溝を有して前記上部案内面の下方に
設けられた低下器本体と、長手方向中間部に前記頭部の
下部摺動面が摺接する下がり傾斜領域を有した上面部を
前記取付け溝の上面開口から突出させて前記取付け溝に
嵌入された下部案内体と、この下部案内体と前記取付け
溝との間に挟まれたスペーサと、前記下部案内体を前記
低下器本体に固定する固定具とを備えて形成したもので
ある。
【0016】また、同様の目的を達成するために、本考
案の請求項2に係る回転式粉末圧縮成型機は、下杵を下
降動作させて粉末供給器から臼内への粉末材料の吸込み
充填を行わせる下杵低下器を、前記下杵の移動軌跡に沿
って延びるとともに長手方向中間部に前記下杵の頭部の
上部摺動面が摺接する下がり傾斜領域を有した上部案内
面、および前記移動軌跡に沿って延びる上面開口の取付
け溝を有して前記上部案内面の下方に設けられた低下器
本体と、長手方向中間部に前記頭部の下部摺動面が摺接
する下がり傾斜領域を有した上面部を前記取付け溝の上
面開口から突出させて前記取付け溝に、この溝の長手方
向に移動可能に嵌入された下部案内体と、前記下部案内
体を前記低下器本体に固定する固定具とを備えて形成し
たものである。
案の請求項2に係る回転式粉末圧縮成型機は、下杵を下
降動作させて粉末供給器から臼内への粉末材料の吸込み
充填を行わせる下杵低下器を、前記下杵の移動軌跡に沿
って延びるとともに長手方向中間部に前記下杵の頭部の
上部摺動面が摺接する下がり傾斜領域を有した上部案内
面、および前記移動軌跡に沿って延びる上面開口の取付
け溝を有して前記上部案内面の下方に設けられた低下器
本体と、長手方向中間部に前記頭部の下部摺動面が摺接
する下がり傾斜領域を有した上面部を前記取付け溝の上
面開口から突出させて前記取付け溝に、この溝の長手方
向に移動可能に嵌入された下部案内体と、前記下部案内
体を前記低下器本体に固定する固定具とを備えて形成し
たものである。
【0017】
【作用】請求項1に係る回転式粉末圧縮成型機の構成に
おいて、低下器本体の取付け溝に固定具で取付けられた
下部案内体の上面部と、低下器本体の上部案内面には、
これらの間を通る下杵の頭部が有した下部摺動面および
上部摺動面が接して、その下がり傾斜領域で下杵を下降
させ、それにより、粉末供給器内の粉末材料を臼内に吸
込み充填させる。スペーサは前記下部案内体の高さ位置
を変えて、この案内体の上面部を上部案内面に近付け
る。したがって、前記上面部と上部案内面との傾斜領域
間が狭まり、下杵が下降動作する際における上下微動の
原因となるギャップを小さくできる。
おいて、低下器本体の取付け溝に固定具で取付けられた
下部案内体の上面部と、低下器本体の上部案内面には、
これらの間を通る下杵の頭部が有した下部摺動面および
上部摺動面が接して、その下がり傾斜領域で下杵を下降
させ、それにより、粉末供給器内の粉末材料を臼内に吸
込み充填させる。スペーサは前記下部案内体の高さ位置
を変えて、この案内体の上面部を上部案内面に近付け
る。したがって、前記上面部と上部案内面との傾斜領域
間が狭まり、下杵が下降動作する際における上下微動の
原因となるギャップを小さくできる。
【0018】また、請求項2に係る回転式粉末圧縮成型
機の構成において、低下器本体の取付け溝に固定具で取
付けられた下部案内体の上面部と、低下器本体の上部案
内面には、これらの間を通る下杵の頭部が有した下部摺
動面および上部摺動面が接して、その下がり傾斜領域で
下杵を下降させ、それにより粉末供給器内の粉末材料を
臼内に吸込み充填させる。そして、下部案内体はその長
手方向に沿い下杵の進行方向に位置を変えて、この案内
体の上面部の傾斜領域を上部案内面の傾斜領域に近付け
る。したがって、前記上面部と上部案内面との傾斜領域
間が狭まり、下杵が下降動作する際における上下微動の
原因となるギャップを小さくできる。
機の構成において、低下器本体の取付け溝に固定具で取
付けられた下部案内体の上面部と、低下器本体の上部案
内面には、これらの間を通る下杵の頭部が有した下部摺
動面および上部摺動面が接して、その下がり傾斜領域で
下杵を下降させ、それにより粉末供給器内の粉末材料を
臼内に吸込み充填させる。そして、下部案内体はその長
手方向に沿い下杵の進行方向に位置を変えて、この案内
体の上面部の傾斜領域を上部案内面の傾斜領域に近付け
る。したがって、前記上面部と上部案内面との傾斜領域
間が狭まり、下杵が下降動作する際における上下微動の
原因となるギャップを小さくできる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1〜図4を参
照して説明する。図1は回転式打錠機(回転式粉末圧縮
成型機)の臼が配設された回転盤と杵および杵昇降用駆
動部材との関係を展開して示す概略説明図で、同図中1
は回転盤、1aは回転盤1の臼取付け部であって、この
取付け部1aの同一半径上には、周方向に沿って定間隔
ごとに多数の臼2が取付けられている。
照して説明する。図1は回転式打錠機(回転式粉末圧縮
成型機)の臼が配設された回転盤と杵および杵昇降用駆
動部材との関係を展開して示す概略説明図で、同図中1
は回転盤、1aは回転盤1の臼取付け部であって、この
取付け部1aの同一半径上には、周方向に沿って定間隔
ごとに多数の臼2が取付けられている。
【0020】臼取付け部1aの下方には、下杵3を昇降
させる各種の下杵昇降用駆動部材、つまり、下杵低下器
4、重量レール5、受け渡しレール6、および突き上げ
レール7が夫々配設されている。
させる各種の下杵昇降用駆動部材、つまり、下杵低下器
4、重量レール5、受け渡しレール6、および突き上げ
レール7が夫々配設されている。
【0021】下杵3に下降動作を与える下杵低下器4の
出口端に隣接して配置された重量レール5は、上り斜面
5aおよびこの傾斜上端に連なる水平な重量設定面5b
を有しているとともに、高さ調整装置8に支持されてい
る。高さ調整装置8は、図示しない制御信号の適宜な入
力に基づき重量レール5を上下動させることにより、臼
2に対する下杵3の上下位置を変えて臼2内の実際の粉
末充填容積を調整し、成型品の重量を一定にするために
設けられている。
出口端に隣接して配置された重量レール5は、上り斜面
5aおよびこの傾斜上端に連なる水平な重量設定面5b
を有しているとともに、高さ調整装置8に支持されてい
る。高さ調整装置8は、図示しない制御信号の適宜な入
力に基づき重量レール5を上下動させることにより、臼
2に対する下杵3の上下位置を変えて臼2内の実際の粉
末充填容積を調整し、成型品の重量を一定にするために
設けられている。
【0022】受け渡しレール6は重量レール5の重量設
定面5bに連なるように隣接配置されている。突き上げ
レール7は、臼2内で圧縮成型された成型品Aを臼2上
に押し出すための突き上げ斜面7a、およびこの傾斜上
端に連なる水平面7bを有して形成されている。そし
て、水平面7bに連なるように隣接して前記下杵低下器
4が配置されている。
定面5bに連なるように隣接配置されている。突き上げ
レール7は、臼2内で圧縮成型された成型品Aを臼2上
に押し出すための突き上げ斜面7a、およびこの傾斜上
端に連なる水平面7bを有して形成されている。そし
て、水平面7bに連なるように隣接して前記下杵低下器
4が配置されている。
【0023】臼取付け部1aの上方には上杵昇降用駆動
部材としての上杵案内カム9が配置されている。このカ
ム9は平面視円板状をなし、その外周部に、周方向に連
続し、かつ、上杵10を昇降させる環状のカム部(図示
しない)を有している。
部材としての上杵案内カム9が配置されている。このカ
ム9は平面視円板状をなし、その外周部に、周方向に連
続し、かつ、上杵10を昇降させる環状のカム部(図示
しない)を有している。
【0024】図1に示されるように上下に対をなす上杵
10および下杵3は前記臼2と同数設けられていて、こ
れらは、臼取付け部1aの上下両側に設けられた回転盤
1の図示しない杵案内部に夫々垂直に形成された杵案内
孔に、上下動および軸回り方向に回転可能に貫通されて
いる。
10および下杵3は前記臼2と同数設けられていて、こ
れらは、臼取付け部1aの上下両側に設けられた回転盤
1の図示しない杵案内部に夫々垂直に形成された杵案内
孔に、上下動および軸回り方向に回転可能に貫通されて
いる。
【0025】上杵10は、前記図示しない上側の杵案内
孔を貫通する円柱部の上端にこの円柱部よりも大径な算
盤玉形状をなす頭部10aを一体に設け、下端に前記円
柱部よりも小径な杵先部10bを一体に設けている。こ
の上杵10は、その頭部10aの下側傾斜面10a1を上
杵案内カム9のカム部に摺動して昇降されて、臼2の臼
穴にその上方から挿脱されるようになっている。
孔を貫通する円柱部の上端にこの円柱部よりも大径な算
盤玉形状をなす頭部10aを一体に設け、下端に前記円
柱部よりも小径な杵先部10bを一体に設けている。こ
の上杵10は、その頭部10aの下側傾斜面10a1を上
杵案内カム9のカム部に摺動して昇降されて、臼2の臼
穴にその上方から挿脱されるようになっている。
【0026】同様に下杵3は、前記図示しない下側の杵
案内孔を貫通する円柱部の下端にこの円柱部よりも大径
な算盤玉形状をなす頭部3aを一体に設け、上端に前記
円柱部よりも小径な杵先部3bを一体に設けている。こ
の下杵3は、その杵先部3bを臼2の臼穴にその下側か
ら挿入して取付けられるとともに、前記各下杵昇降用駆
動部材に頭部3aの上側傾斜面3a1および下側傾斜面3
a2を接することにより昇降されるようになっている。
案内孔を貫通する円柱部の下端にこの円柱部よりも大径
な算盤玉形状をなす頭部3aを一体に設け、上端に前記
円柱部よりも小径な杵先部3bを一体に設けている。こ
の下杵3は、その杵先部3bを臼2の臼穴にその下側か
ら挿入して取付けられるとともに、前記各下杵昇降用駆
動部材に頭部3aの上側傾斜面3a1および下側傾斜面3
a2を接することにより昇降されるようになっている。
【0027】なお、図1中11は下杵加圧ローラ、12
は上杵加圧ローラであり、これらは圧縮成型位置に夫々
配置されている。圧縮成型位置は前記受け渡しレール6
と突き上げレール7との間に設定されている。また、図
1中13は臼取付け部1aの上面に下面開口を接して配
置された粉末供給器であり、その終端壁13aは粉末掻
き取り手段として利用されている。この粉末供給器13
の内部には補給ホッパー14を介して適宜粉末材料が補
給されるようになっている。さらに、図1中15は臼取
付け部1aの上面に下端面を接して設けられたスクレー
パで、これにより成型された成型品Aが回転盤1の外部
に取出されるようになっている。
は上杵加圧ローラであり、これらは圧縮成型位置に夫々
配置されている。圧縮成型位置は前記受け渡しレール6
と突き上げレール7との間に設定されている。また、図
1中13は臼取付け部1aの上面に下面開口を接して配
置された粉末供給器であり、その終端壁13aは粉末掻
き取り手段として利用されている。この粉末供給器13
の内部には補給ホッパー14を介して適宜粉末材料が補
給されるようになっている。さらに、図1中15は臼取
付け部1aの上面に下端面を接して設けられたスクレー
パで、これにより成型された成型品Aが回転盤1の外部
に取出されるようになっている。
【0028】したがって、この回転式打錠機は、その駆
動部を起動して回転盤1を回転させることにより、粉末
供給位置に臼2が運ばれた際に、下杵3が下杵低下器4
で下降動作されるにしたがって粉末供給器13内の粉末
材料が臼2内へ吸込んで充填される。引き続いて下杵3
は秤量位置に運ばれて重量レール5により上昇されるか
ら、それに伴い余剰粉末が粉末供給器13内に吐き出さ
れ、所定量の粉末が臼2内に残され、引き続いて、下杵
3が挿入された臼2が粉末供給器13の終端壁13aの
下端に摺接した後に粉末供給器13外に移動されること
に伴い、余剰粉末が終端壁13aで掻き取られ、臼2内
への粉末充填量が決定される。
動部を起動して回転盤1を回転させることにより、粉末
供給位置に臼2が運ばれた際に、下杵3が下杵低下器4
で下降動作されるにしたがって粉末供給器13内の粉末
材料が臼2内へ吸込んで充填される。引き続いて下杵3
は秤量位置に運ばれて重量レール5により上昇されるか
ら、それに伴い余剰粉末が粉末供給器13内に吐き出さ
れ、所定量の粉末が臼2内に残され、引き続いて、下杵
3が挿入された臼2が粉末供給器13の終端壁13aの
下端に摺接した後に粉末供給器13外に移動されること
に伴い、余剰粉末が終端壁13aで掻き取られ、臼2内
への粉末充填量が決定される。
【0029】そして、臼2は圧縮成型位置に運ばれ、上
杵10および下杵3が上下の杵加圧ローラ11、12に
より互いに近付く方向に移動されて、臼2内に既に取込
まれている粉末材料を圧縮成型する。
杵10および下杵3が上下の杵加圧ローラ11、12に
より互いに近付く方向に移動されて、臼2内に既に取込
まれている粉末材料を圧縮成型する。
【0030】この後、臼2は突き上げ位置に運ばれ、そ
れに伴い、まず、上杵案内カム9により上杵10が上昇
されて、この上杵10が臼2内の成型品Aから分離され
るとともに、臼2から抜け出し、次に、突き上げレール
7による下杵3の上昇で臼2内の成型品Aが臼2上に押
し出される。最後に、臼2が取出し位置に運ばれること
により、押し出された成型品Aがスクレーパ15に当た
って、下杵3から分離されて回転盤1の外部に取出され
る。
れに伴い、まず、上杵案内カム9により上杵10が上昇
されて、この上杵10が臼2内の成型品Aから分離され
るとともに、臼2から抜け出し、次に、突き上げレール
7による下杵3の上昇で臼2内の成型品Aが臼2上に押
し出される。最後に、臼2が取出し位置に運ばれること
により、押し出された成型品Aがスクレーパ15に当た
って、下杵3から分離されて回転盤1の外部に取出され
る。
【0031】以上のようにして臼2が回転盤1により1
回転するごと1成型サイクルが終了する。以下、この成
型サイクルが繰り返し行なわれて、次々に錠剤等の成型
品Aが製造される。
回転するごと1成型サイクルが終了する。以下、この成
型サイクルが繰り返し行なわれて、次々に錠剤等の成型
品Aが製造される。
【0032】前記粉末供給器13に対応してその下方に
配置された前記下杵低下器4は、既述のように下杵3に
下降動作を与えて臼2内に粉末供給器13内の粉末材料
を吸込んで充填させるものであり、この低下器4の構成
につき図2〜図4を参照して以下説明する。
配置された前記下杵低下器4は、既述のように下杵3に
下降動作を与えて臼2内に粉末供給器13内の粉末材料
を吸込んで充填させるものであり、この低下器4の構成
につき図2〜図4を参照して以下説明する。
【0033】図2に示されるように下杵3の移動軌跡
(図2中1点鎖線Pで示す軌跡中心線により代表して示
す。)に沿って延びて上方から見た平面形状が円弧状を
なす下杵低下器4は、低下器本体21と、下部案内体2
2と、少なくとも一枚のスペーサ23と、固定具として
のねじ24とを備えて形成されている。
(図2中1点鎖線Pで示す軌跡中心線により代表して示
す。)に沿って延びて上方から見た平面形状が円弧状を
なす下杵低下器4は、低下器本体21と、下部案内体2
2と、少なくとも一枚のスペーサ23と、固定具として
のねじ24とを備えて形成されている。
【0034】金属製の低下器本体21には、下杵3の頭
部3aが通過するカム溝25が設けられている。カム溝
25は、低下器本体21の長手方向に延びていて、この
本体21の上面に開口されているとともに、低下器本体
21の長手方向両端に夫々開口されている。しかも、図
4に示されるように低下器本体21の入口端から出口端
に向けて次第に低くなっている。なお、図3および図4
中矢印は下杵低下器4に対する下杵3の移動方向、換言
すれば、回転盤1の回転方向を示している。
部3aが通過するカム溝25が設けられている。カム溝
25は、低下器本体21の長手方向に延びていて、この
本体21の上面に開口されているとともに、低下器本体
21の長手方向両端に夫々開口されている。しかも、図
4に示されるように低下器本体21の入口端から出口端
に向けて次第に低くなっている。なお、図3および図4
中矢印は下杵低下器4に対する下杵3の移動方向、換言
すれば、回転盤1の回転方向を示している。
【0035】カム溝25はその上面開口の両側に位置す
る一対の上部案内面25aを有している。これら案内面
25aには下杵3の頭部3aが有する上側傾斜面3a1が
摺接するとともに、両上部案内面25aは、図3に示さ
れるように低下器本体21の幅方向に相対向し、かつ、
互いに逆向きの傾斜面で形成されている。これら一対の
上部案内面25aは、下杵3の移動軌跡Pに沿って延び
ていて、図4に寸法Aで示す略水平な入口領域と、Bで
示す下がり傾斜領域と、Cで示す略水平な出口領域とを
有している。
る一対の上部案内面25aを有している。これら案内面
25aには下杵3の頭部3aが有する上側傾斜面3a1が
摺接するとともに、両上部案内面25aは、図3に示さ
れるように低下器本体21の幅方向に相対向し、かつ、
互いに逆向きの傾斜面で形成されている。これら一対の
上部案内面25aは、下杵3の移動軌跡Pに沿って延び
ていて、図4に寸法Aで示す略水平な入口領域と、Bで
示す下がり傾斜領域と、Cで示す略水平な出口領域とを
有している。
【0036】低下器本体21はカム溝25の底面に開口
された取付け溝26を有している。この取付け溝26
は、一対の上部案内面25a間に位置してこれらの下方
に設けられているとともに、その底面は水平である。こ
の取付け溝26も低下器本体21を上方から見たときに
一対の上部案内面25aと平行となるように下杵3の移
動軌跡Pに沿って延びている。
された取付け溝26を有している。この取付け溝26
は、一対の上部案内面25a間に位置してこれらの下方
に設けられているとともに、その底面は水平である。こ
の取付け溝26も低下器本体21を上方から見たときに
一対の上部案内面25aと平行となるように下杵3の移
動軌跡Pに沿って延びている。
【0037】なお、図3および図4中21aは低下器本
体21の入口側の端壁、21bは低下器本体21の出口
側の端壁であって、前記端壁21aよりも低い。これら
端壁21a、21bはなくてもよいが、本実施例におい
ては低下器本体21の強度をより大きく確保するために
設けられている。
体21の入口側の端壁、21bは低下器本体21の出口
側の端壁であって、前記端壁21aよりも低い。これら
端壁21a、21bはなくてもよいが、本実施例におい
ては低下器本体21の強度をより大きく確保するために
設けられている。
【0038】前記下部案内体22は、その上面部22a
を取付け溝26の上面開口からカム溝25内に僅かに突
出させて取付け溝26内に着脱可能に嵌入されている。
前記上面部22aは前記端壁21a側から端壁21b側
に向けて次第に低く形成されて、図4に示されるように
前記上部案内面25aの各領域A〜Cに夫々別々に対応
する略水平な入口領域aと、下がり傾斜領域bと、略水
平な出口領域cとを有している。この上面部にはカム溝
25内を通過する下杵3の頭部3aが有した下側摺動面
3a2が摺接する。
を取付け溝26の上面開口からカム溝25内に僅かに突
出させて取付け溝26内に着脱可能に嵌入されている。
前記上面部22aは前記端壁21a側から端壁21b側
に向けて次第に低く形成されて、図4に示されるように
前記上部案内面25aの各領域A〜Cに夫々別々に対応
する略水平な入口領域aと、下がり傾斜領域bと、略水
平な出口領域cとを有している。この上面部にはカム溝
25内を通過する下杵3の頭部3aが有した下側摺動面
3a2が摺接する。
【0039】下部案内体22は金属製でもよいが、本実
施例の場合には下杵3の摺動音を少なくするために合成
樹脂製としてある。なお、下部案内体22の前記端壁2
1a側には斜め上側への傾斜を持たせて、下側摺動面3
a2が当たる角部がないようにすることは下杵3の上下方
向の微動の発生をより少なくする上で好ましい。また、
下部案内体22はその下面に開口するねじ孔27を複数
有している。
施例の場合には下杵3の摺動音を少なくするために合成
樹脂製としてある。なお、下部案内体22の前記端壁2
1a側には斜め上側への傾斜を持たせて、下側摺動面3
a2が当たる角部がないようにすることは下杵3の上下方
向の微動の発生をより少なくする上で好ましい。また、
下部案内体22はその下面に開口するねじ孔27を複数
有している。
【0040】この下部案内体22と取付け溝26の底面
との間には薄板状のスペーサ23が少なくとも一枚挟ま
れている。スペーサ23はカム溝25内への下部案内体
22の突出寸法を規定するものであって、これには厚み
が異なる種々の円弧状薄板、または同一厚さの円弧状薄
板が多数枚用意され、あるいは、これらが用意されて、
その中から選択された適正な少なくとも一枚のスペーサ
が単独、または適宜組み合わせて使用される。このスペ
ーサ23にはねじ孔27と対向する複数の通孔28が形
成されている。
との間には薄板状のスペーサ23が少なくとも一枚挟ま
れている。スペーサ23はカム溝25内への下部案内体
22の突出寸法を規定するものであって、これには厚み
が異なる種々の円弧状薄板、または同一厚さの円弧状薄
板が多数枚用意され、あるいは、これらが用意されて、
その中から選択された適正な少なくとも一枚のスペーサ
が単独、または適宜組み合わせて使用される。このスペ
ーサ23にはねじ孔27と対向する複数の通孔28が形
成されている。
【0041】前記ねじ24は低下器本体21の下部に形
成された固定孔29の下方から挿入されて、通孔28を
通りねじ孔27に着脱可能に螺合されたもので、その締
め付けにより低下器本体21に下部案内体22をその厚
み方向から固定する。
成された固定孔29の下方から挿入されて、通孔28を
通りねじ孔27に着脱可能に螺合されたもので、その締
め付けにより低下器本体21に下部案内体22をその厚
み方向から固定する。
【0042】前記構成の下杵低下器4は、まず、スペー
サ23を除いた状態で組立てて、この低下器4のセット
位置に取付け、そして、下杵3の杵先部3bにダイアル
ゲージを当てた状態下で、回転盤1を手回しして各下杵
3の頭部3aをカム溝25に通過させる。それにより、
ダイアルゲージで下杵3の上下方向の微動の最小値を測
定する。次に、微動の最小値(通常 0.5〜 0.6mm)より
も少し薄いスペーサ23(単一または複数枚)を選択し
て、これを下部案内体22と取付け溝26の底面との間
には挟んで下杵低下器4を組立てる。
サ23を除いた状態で組立てて、この低下器4のセット
位置に取付け、そして、下杵3の杵先部3bにダイアル
ゲージを当てた状態下で、回転盤1を手回しして各下杵
3の頭部3aをカム溝25に通過させる。それにより、
ダイアルゲージで下杵3の上下方向の微動の最小値を測
定する。次に、微動の最小値(通常 0.5〜 0.6mm)より
も少し薄いスペーサ23(単一または複数枚)を選択し
て、これを下部案内体22と取付け溝26の底面との間
には挟んで下杵低下器4を組立てる。
【0043】このようにして組立てられた下杵低下器4
は、そのスペーサ23の厚みに応じて下部案内体22の
高さ位置が上げられて、この案内体22の上面部22a
と上部案内面25aとの間の垂直距離Dを、上部案内面
25aとカム溝25の底面との間の垂直距離Eよりも、
前記上面部22aの突出高さF分だけ狭く調節できる。
この調節により、上面部22aおよび上部案内面25a
間と下杵3の頭部3aとの間に形成されるギャップGを
極めて小さくできる。
は、そのスペーサ23の厚みに応じて下部案内体22の
高さ位置が上げられて、この案内体22の上面部22a
と上部案内面25aとの間の垂直距離Dを、上部案内面
25aとカム溝25の底面との間の垂直距離Eよりも、
前記上面部22aの突出高さF分だけ狭く調節できる。
この調節により、上面部22aおよび上部案内面25a
間と下杵3の頭部3aとの間に形成されるギャップGを
極めて小さくできる。
【0044】そして、このようにギャップGが小さいこ
とから、前記成型サイクル中臼2が粉末供給器13と対
向して既述のように臼2内への粉末材料の吸込み充填が
行われる区間において、上部案内面25aおよび上面部
22aで案内される下杵3が、前記下がり傾斜領域B、
b間を降下しながら通過する際の上下方向の微動の大き
さを小さくできるとともに、その強さも弱くできる。
とから、前記成型サイクル中臼2が粉末供給器13と対
向して既述のように臼2内への粉末材料の吸込み充填が
行われる区間において、上部案内面25aおよび上面部
22aで案内される下杵3が、前記下がり傾斜領域B、
b間を降下しながら通過する際の上下方向の微動の大き
さを小さくできるとともに、その強さも弱くできる。
【0045】そのため、下杵3の上下方向の微動が臼穴
内での粉末材料の充填密度に与える影響が少なくなり、
各臼2相互間での充填密度が大きくばらつくことを抑制
できる。したがって、成型品Aの重量変動を少なくして
製造することができ、錠剤を製造する場合に要請される
成型品Aの重量の変動係数(CV値=coefficient ofva
riation)を 1.0以下に抑制できる。
内での粉末材料の充填密度に与える影響が少なくなり、
各臼2相互間での充填密度が大きくばらつくことを抑制
できる。したがって、成型品Aの重量変動を少なくして
製造することができ、錠剤を製造する場合に要請される
成型品Aの重量の変動係数(CV値=coefficient ofva
riation)を 1.0以下に抑制できる。
【0046】また、図5は本考案の第2実施例を示して
いる。この実施例は、前記一実施例のスペーサを用いる
ことなく、下部案内体22の上面部22aおよび低下器
本体21の上部案内面25a間と下杵3の頭部3aとの
間に形成されるギャップGを小さくできるようにしてい
る。
いる。この実施例は、前記一実施例のスペーサを用いる
ことなく、下部案内体22の上面部22aおよび低下器
本体21の上部案内面25a間と下杵3の頭部3aとの
間に形成されるギャップGを小さくできるようにしてい
る。
【0047】そのために、第2実施例では、下部案内体
22の全長を低下器本体21の取付け溝26の長さより
も短く形成して、この下部案内体22を低下器本体21
の長手方向に下部案内体22が移動されるように取付け
溝26に嵌入しているとともに、この下部案内体22の
移動を許容するための固定孔29のねじ貫通部は長孔部
29aとしてある。なお、以上の点以外の構成は、図示
しない部分を含めて前記第1実施例と同じであるから、
第1実施例と同一構成部分には該当部分に第1実施例と
同一符号を付して、その説明は省略する。
22の全長を低下器本体21の取付け溝26の長さより
も短く形成して、この下部案内体22を低下器本体21
の長手方向に下部案内体22が移動されるように取付け
溝26に嵌入しているとともに、この下部案内体22の
移動を許容するための固定孔29のねじ貫通部は長孔部
29aとしてある。なお、以上の点以外の構成は、図示
しない部分を含めて前記第1実施例と同じであるから、
第1実施例と同一構成部分には該当部分に第1実施例と
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0048】この第2実施例においては、ねじ24の締
付けを緩めて下部案内体22をその長手方向に沿って下
杵3の進行方向に移動させて、適正位置において前記ね
じ24を締付けることにより、例えば図5中実線で示す
位置から2点鎖線で示す位置に調節される。
付けを緩めて下部案内体22をその長手方向に沿って下
杵3の進行方向に移動させて、適正位置において前記ね
じ24を締付けることにより、例えば図5中実線で示す
位置から2点鎖線で示す位置に調節される。
【0049】それにより、上部案内面25aに対して下
部案内体22を上昇させたのと同様に、上部案内面25
aの下がり傾斜領域Bに下部案内体22の上面部22a
の下がり傾斜領域bが近付けられて、前記ギャップGを
小さくできる。
部案内体22を上昇させたのと同様に、上部案内面25
aの下がり傾斜領域Bに下部案内体22の上面部22a
の下がり傾斜領域bが近付けられて、前記ギャップGを
小さくできる。
【0050】そのため、これら上部案内面25aと上面
部22aとで案内されながら下降される下杵3が、前記
下がり傾斜領域B、b間を降下しながら通過する際の上
下方向の微動の大きさを小さくできるとともに、その強
さも弱くできる。
部22aとで案内されながら下降される下杵3が、前記
下がり傾斜領域B、b間を降下しながら通過する際の上
下方向の微動の大きさを小さくできるとともに、その強
さも弱くできる。
【0051】したがって、この第2実施例においても、
下杵低下器4を下杵3が通過する際の下杵3の上下方向
の微動が臼穴内での粉末材料の充填密度に与える影響が
少なくなり、各臼2相互間での充填密度のばらつきが抑
制される結果、成型品の重量変動を少なくして製造で
き、成型品重量の変動係数(CV値)を 1.0以下に抑制
できる。
下杵低下器4を下杵3が通過する際の下杵3の上下方向
の微動が臼穴内での粉末材料の充填密度に与える影響が
少なくなり、各臼2相互間での充填密度のばらつきが抑
制される結果、成型品の重量変動を少なくして製造で
き、成型品重量の変動係数(CV値)を 1.0以下に抑制
できる。
【0052】
【考案の効果】以上説明した本考案の請求項1、2に係
る回転式粉末圧縮成型機においては、下杵が下杵低下器
を通過する際の下杵の上下方向の微動を小さくして、各
臼相互間での臼穴内の粉末材料の充填密度のばらつきを
抑制できるから、製造される成型品の重量のばらつきを
少なくできる。
る回転式粉末圧縮成型機においては、下杵が下杵低下器
を通過する際の下杵の上下方向の微動を小さくして、各
臼相互間での臼穴内の粉末材料の充填密度のばらつきを
抑制できるから、製造される成型品の重量のばらつきを
少なくできる。
【図1】本考案の第1実施例に係る回転式打錠機の臼が
配設された回転盤と杵および杵昇降用駆動部材との関係
を展開して示す概略説明図。
配設された回転盤と杵および杵昇降用駆動部材との関係
を展開して示す概略説明図。
【図2】同第1実施例に係る回転式打錠機が備える下杵
低下器の構成を示す平面図。
低下器の構成を示す平面図。
【図3】図2中Z−Z線に沿って示す下杵低下器の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図4】図2中Y−Y線に沿って示す下杵低下器の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図5】本考案の第2実施例に係る回転式打錠機が備え
る下杵低下器の構成を示す前記図4相当の断面図。
る下杵低下器の構成を示す前記図4相当の断面図。
1…回転盤、 1a…臼取付け
部、2…臼、 3…下杵、
3a…下杵の頭部 3a1…下杵頭部
の上部摺動面、3a2…下杵頭部の下部摺動面、
4…下杵低下器、5…重量レール、
13…粉末供給器、13a…後端壁(粉末掻き取り手
段)、21…低下器本体、22…下部案内体、
22a…上面部、23…スペーサ、
24…ねじ(固定具)、25…カム溝、
25a…上部案内面、26…取付
け溝、 27…ねじ孔、28…通
孔、 29…固定孔、P…下杵
の移動軌跡、 B、b…下がり傾斜領
域。
部、2…臼、 3…下杵、
3a…下杵の頭部 3a1…下杵頭部
の上部摺動面、3a2…下杵頭部の下部摺動面、
4…下杵低下器、5…重量レール、
13…粉末供給器、13a…後端壁(粉末掻き取り手
段)、21…低下器本体、22…下部案内体、
22a…上面部、23…スペーサ、
24…ねじ(固定具)、25…カム溝、
25a…上部案内面、26…取付
け溝、 27…ねじ孔、28…通
孔、 29…固定孔、P…下杵
の移動軌跡、 B、b…下がり傾斜領
域。
Claims (2)
- 【請求項1】臼が取付けられた回転盤の臼取付け部上面
に接する粉末供給器の下方位置に対応して下杵低下器が
配設され、前記臼内にその下方から挿入された下杵を前
記下杵低下器で下降動作させて前記粉末供給器内の粉末
材料を前記臼内に吸込んで充填するとともに、前記下杵
の上昇動作により前記臼内から吐き出される余剰粉末を
前記粉末供給器の終端部に設けられた粉末掻き取り手段
により掻き取って秤量する回転式粉末圧縮成型機におい
て、 前記下杵低下器が、 前記下杵の移動軌跡に沿って延びるとともに長手方向中
間部に前記下杵の頭部の上部摺動面が摺接する下がり傾
斜領域を有した上部案内面、および前記移動軌跡に沿っ
て延びる上面開口の取付け溝を有して前記上部案内面の
下方に設けられた低下器本体と、 長手方向中間部に前記頭部の下部摺動面が摺接する下が
り傾斜領域を有した上面部を前記取付け溝の上面開口か
ら突出させて前記取付け溝に嵌入された下部案内体と、 この下部案内体と前記取付け溝との間に挟まれたスペー
サと、 前記下部案内体を前記低下器本体に固定する固定具とを
備えてなることを特徴とする回転式粉末圧縮成型機。 - 【請求項2】臼が取付けられた回転盤の臼取付け部上面
に接する粉末供給器の下方位置に対応して下杵低下器が
配設され、前記臼内にその下方から挿入された下杵を前
記下杵低下器で下降動作させて前記粉末供給器内の粉末
材料を前記臼内に吸込んで充填するとともに、前記下杵
の上昇動作により前記臼内から吐き出される余剰粉末を
前記粉末供給器の終端部に設けられた粉末掻き取り手段
により掻き取って秤量する回転式粉末圧縮成型機におい
て、 前記下杵低下器が、 前記下杵の移動軌跡に沿って延びるとともに長手方向中
間部に前記下杵の頭部の上部摺動面が摺接する下がり傾
斜領域を有した上部案内面、および前記移動軌跡に沿っ
て延びる上面開口の取付け溝を有して前記上部案内面の
下方に設けられた低下器本体と、 長手方向中間部に前記頭部の下部摺動面が摺接する下が
り傾斜領域を有した上面部を前記取付け溝の上面開口か
ら突出させて前記取付け溝に、この溝の長手方向に移動
可能に嵌入された下部案内体と、 前記下部案内体を前記低下器本体に固定する固定具とを
備えてなることを特徴とする回転式粉末圧縮成型機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993048469U JPH0739513Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 回転式粉末圧縮成型機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993048469U JPH0739513Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 回転式粉末圧縮成型機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721293U JPH0721293U (ja) | 1995-04-18 |
| JPH0739513Y2 true JPH0739513Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=12804241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993048469U Expired - Fee Related JPH0739513Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 回転式粉末圧縮成型機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739513Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT202000000112A1 (it) * | 2020-01-08 | 2021-07-08 | Ima Spa | Macchina comprimitrice. |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP1993048469U patent/JPH0739513Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0721293U (ja) | 1995-04-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |