JPH0739518U - 紐止め金具 - Google Patents
紐止め金具Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紐止め金具を被着物に装着状態で金具本体と
受板とを着脱可能にする。 【構成】 紐Rが相対移動可能に挿通される挿通孔21
が設けられた金具本体2と、挿通孔21に対応した貫通
孔44が設けられているとともに衣類等の被着物に係止
するための係止孔41が穿設されたアイレット4とから
なる紐止め金具1であって、金具本体2には紐Rと金具
本体1との相対移動を抑止する移動抑止片3が設けられ
ている。アイレット4および金具本体には互いに対応し
た雄爪片51と雌爪片52都下等なる着脱部材5が形成
され、アイレット4と金具本体とは着脱部材5を介して
相互に着脱可能になっている。
受板とを着脱可能にする。 【構成】 紐Rが相対移動可能に挿通される挿通孔21
が設けられた金具本体2と、挿通孔21に対応した貫通
孔44が設けられているとともに衣類等の被着物に係止
するための係止孔41が穿設されたアイレット4とから
なる紐止め金具1であって、金具本体2には紐Rと金具
本体1との相対移動を抑止する移動抑止片3が設けられ
ている。アイレット4および金具本体には互いに対応し
た雄爪片51と雌爪片52都下等なる着脱部材5が形成
され、アイレット4と金具本体とは着脱部材5を介して
相互に着脱可能になっている。
Description
【0001】
本考案は、着用した衣類や袋物の開口部を紐止めするときに使用される紐止め 金具に関するものである。
【0002】
着用した衣類を身体にフィットさせるためや、物品を収納するための各種の袋 物の開口部を閉止するために結着用の紐が用いられ、この紐で紐止めされること が多い。通常衣類の場合は、図8に示すように、衣類Cの胴部にギャザーが形成 された紐通しが設けられ、この紐通しに紐Rが挿通され、両前身頃に設けられた 紐出し孔から紐Rの両端が引き出された状態で紐Rが衣類Cに取り付けられてい る。衣類Cの生地の糸ほつれを防止するために、孔の周りが糸かがりされたり、 紐出し孔40aの穿設されたアイレット(受板)40が上記前身頃に設けられて いるのが一般的である。
【0003】 衣類Cの紐止めはただ単に左右一対の紐Rの端を互いに結着することで行われ ることもあるが、現在では紐止め操作の容易性やファッション性等により紐止め 金具10が用いられることが多い。
【0004】 図9に公知の紐止め金具10を示す。この図においては、紐止め金具10が袋 物の開口部の周縁部内に設けられた紐Rに適用された状態を示しており、一つの 紐止め金具10が二本の紐Rに装着された状態を示している。この図に示すよう に、紐止め金具10は、上面部に下方に向かう案内孔22が設けられた金具本体 20と、この金具本体20の案内孔22に摺動自在に嵌装される紐Rの移動抑止 片3とから構成されている。
【0005】 そして、上記金具本体20の側部には挿通孔21が設けられ、移動抑止片3の 側部にも上記挿通孔21に対応した位置に同じ大きさの通過孔31が穿設されて いる。金具本体20の案内孔22の底部には、嵌装された移動抑止片3を上方に 押し出すように付勢するコイルバネ23が内装されており、移動抑止片3を案内 孔22に押し込むように押圧した状態で上記金具本体20の挿通孔21と、移動 抑止片3の通過孔31とは完全に一致し、紐Rを容易に差し通すことができるよ うに寸法設定されている。
【0006】 このように、挿通孔21と通過孔31とが一致した状態で、紐Rがこれらの孔 に挿通され、移動抑止片3が紐Rに装着されている。従って、この状態において は、移動抑止片3はコイルバネ23の付勢力によって上方に押し上げられ、挿通 孔21と通過孔31との位置関係がずれることによって紐Rは挿通孔21の上縁 部と通過孔31の下縁部とによって押圧挟持された状態になり、紐Rは移動抑止 片3によって係止され、移動抑止片3と紐Rとの相対移動が抑止されることにな る。
【0007】 この抑止を解除するためには、移動抑止片3の上部と金具本体20の底部とを 親指と人差指とでつまみ、移動抑止片3を金具本体20の方向に押圧して挿通孔 21と通過孔31とを一致させればよい。そうすることによって、紐Rは挿通孔 21の上縁部と通過孔31の下縁部とによって押圧挟持された係止状態が解除さ れ、移動抑止片3を紐Rに対して相対移動させることが可能になる。
【0008】 従って、移動抑止片3の紐Rに対する係止を上記操作で解除状態にして紐Rを 引き絞り、その後押圧していた指を離すことによって移動抑止片3による紐止め 状態が実現し、再度移動抑止片3と金具本体20とを指で押さえて移動抑止片3 を引くことによって上記紐止め状態が解除されることになる。
【0009】
ところで、従来の上記のような紐止め金具10においては、それが例えば図8 に示すように衣類の紐止め用に適用された場合、この紐止め金具10を用いて紐 止めが行われないときには、通常同図に示すように、紐止め金具10は衣類Cか ら引き出されている紐Rの適宜の中間位置に係止状態になっており、着用した衣 類Cに紐止め金具10がぶら下がった状態になるため、特に歩行時など非常に邪 魔になる。
【0010】 また、衣類をクリーニングする際等、紐の先が解けて紐止め金具10が紐Rか ら抜け出て紛失したりすることも多い。加えて、衣類C等の被着物の糸ほつれを 防止するために、紐通し用の孔に孔かがりを行ったり、別に用意したアイレット 40を付設しなければならない不便があった。
【0011】 そこで、アイレット40と金具本体20とを一体化することによって上記不都 合を回避することが考えられるが、一体化してしまえば、金具本体20は常にア イレット40を介して衣類Cに付着された状態になってしまう。しかし、衣類C 等はファッション性が強く、衣類Cの着用者は上記不便を容認した上で金具本体 20をアイレット40から分離し、紐Rにぶら下げた状態にしたいと希望するこ とも多い。
【0012】 本考案は、上記のような希望をかなえるためになされたものであり、被着物に 装着状態で金具本体と受板とが着脱可能になっている紐止め金具を提供すること を目的としている。
【0013】
本考案の請求項1記載の紐止め金具は、紐が相対移動可能に挿通される挿通孔 が設けられた金具本体と、上記挿通孔に対応した貫通孔が設けられているととも に衣類等の被着物に係止するための係止孔が穿設された受板とからなる紐止め金 具であって、上記金具本体には紐と金具本体との相対移動を抑止する移動抑止機 構が設けられ、この移動抑止機構は上記相対移動の抑止および抑止解除が任意に 選択可能に構成され、上記受板および金具本体には互いに対応した着脱部材が形 成され、受板と金具本体とは上記着脱部材を介して相互に着脱可能に構成されて いることを特徴とするものである。
【0014】 本考案の請求項2記載の紐止め金具は、請求項1記載の紐止め金具において、 上記移動抑止機構は、上記金具本体の挿通孔を横断するように設けられた案内孔 と、紐の通過孔を有しかつ上記案内孔に摺動自在に嵌合される移動抑止片と、こ の移動抑止片が案内孔から抜け出る方向に付勢する付勢手段とによって構成され ていることを特徴とするものである。
【0015】 本考案の請求項3記載の紐止め金具は、請求項1または2記載の紐止め金具に おいて、上記着脱部材は、上記受板の表面に突設された受板部爪片と、上記金具 本体の背面に上記受板部爪片に対応して突設された本体部爪片とからなり、この 本体部爪片および上記受板部爪片のいずれか一方が他方に嵌まり込んだ状態で受 板と金具本体とが相互に結合されるように構成されていることを特徴とするもの である。
【0016】 本考案の請求項4記載の紐止め金具は、請求項1または2記載の紐止め金具に おいて、上記着脱部材は、上記受板の表面に雌ネジまたは雄ネジの螺設された受 板ネジ部と、上記金具本体の背面に上記受板ネジ部に螺合するように雄ネジまた は雌ネジが螺設された本体ネジ部とから構成されていることを特徴とするもので ある。
【0017】 本考案の請求項5記載の紐止め金具は、請求項1または2記載の紐止め金具に おいて、上記着脱部材は、上記受板の表面に突設された受板ホック部と、上記金 具本体の背面に上記受板ホック部に対応して突設された本体ホック部とからなり 、この本体ホック部と上記受板ホック部とが押圧当接された状態で受板と金具本 体とが相互に結合されるように構成されていることを特徴とするものである。
【0018】 本考案の請求項6記載の紐止め金具は、請求項1または2記載の紐止め金具に おいて、上記着脱部材は、上記受板の表面に付設された受板部磁石と、上記金具 本体の背面に付設された本体部磁石とからなり、これら受板部磁石と本体部磁石 とは相互に対極が対向するように設定されていることを特徴とするものである。
【0019】
上記請求項1記載の紐止め金具によれば、紐止め金具の受板には衣類等の被着 物に受板を係止するための係止孔が穿設されているため、この係止孔を利用して リベット止めやかがり止めによって被着物に受板を係止することができる。
【0020】 このように被着物に付設された受板と、金具本体とには互いに対応した着脱部 材が形成され、受板と金具本体とは上記着脱部材を介して相互に着脱可能に構成 されているため、使用者の好みに合わせて金具本体を受板に装着し、受板と金具 本体とを一体化することもできるし、一体化を解除することも可能でる。
【0021】 そして、上記両者が一体化された場合には、衣類等の被着物に紐止め金具がぶ らつくことはなく、紐止め金具の紛失が防止される等の効果を発揮する。一体化 を解除すれば、好みに応じた服飾デザイン的な効果が得られる。
【0022】 また、金具本体には紐と金具本体との相対移動を抑止する移動抑止機構が設け られ、この移動抑止機構は上記相対移動の抑止および抑止解除が任意に選択可能 に構成されているため、この移動抑止機構を操作することによって紐の所定の位 置で上記相対移動が抑止され被着物は紐で締結された状態になるいわゆる紐止め や、上記締結が解かれた紐解き状態を任意に選択することができる。
【0023】 上記請求項2記載の紐止め金具によれば、上記移動抑止機構は金具本体に設け られた案内孔に嵌装される移動抑止片とこの移動抑止片を案内孔から抜け出る方 向に付勢する付勢手段等とから構成され、紐が移動抑止片に設けられた挿通孔と 移動抑止片に設けられた通過孔とに差し通されているため、普段は上記付勢手段 の付勢力によって移動抑止片は金具本体の案内孔から抜け出る方向に押圧され、 その結果上記挿通孔と通過孔とは互いにずれた状態になり、このずれによって紐 は上記両孔の内周縁部に押圧された状態になり、紐止め金具との相対移動が規制 され、いわゆる紐止め状態になる。
【0024】 この紐止め状態で移動抑止片を金具本体の案内孔に押し込む方向に押圧すれば 、挿通孔と通過孔とが互いに一致し、紐に対して紐止め金具を移動させることが できるようになる。
【0025】 上記請求項3記載の紐止め金具によれば、上記着脱部材を構成する本体部爪片 および上記受板部爪片のいずれか一方が他方に嵌まり込んだ状態で受板と金具本 体とが相互に結合されるようになっているため、一方の爪片が他方の爪片に嵌ま り込むように操作して両者を相互に逆方向に捩じる等の押圧操作を行うことによ り、容易に金具本体は受板に確実に結合された状態になる。
【0026】 上記請求項4記載の紐止め金具によれば、上記着脱部材は、上記受板の表面に 雌ネジまたは雄ネジの螺設された受板ネジ部と、上記金具本体の背面に上記受板 ネジ部に螺合するように雄ネジまたは雌ネジが螺設された本体ネジ部とから構成 されているため、本体ネジ部を受板ネジ部に螺合させることによって容易に金具 本体は受板に確実に結合された状態になる。
【0027】 上記請求項5記載の紐止め金具によれば、上記着脱部材を構成する本体ホック 部と受板ホック部とが押圧当接された状態で受板と金具本体とが相互に結合され るようになっているため、一方のホック部が他方のホック部に嵌まり込むように 操作して両者を相互に押圧することにより、容易に金具本体は受板に確実に結合 された状態になる。
【0028】 上記請求項6記載の紐止め金具によれば、上記着脱部材は、上記受板の表面に 付設された受板部磁石と、上記金具本体の背面に付設された本体部磁石とからな り、これら受板部磁石と本体部磁石とは相互に対極が対向するように設定されて いるため、金具本体の磁石面を受板の磁石面に当接するだけで両者の磁力によっ て極めて容易に金具本体は受板に結合された状態になる。
【0029】
図1は、本考案に係る紐止め金具の第一の例を示す一部切欠き斜視図であって 金具本体と受板とが分離された状態を示しており、図2は、図1に示す金具本体 の背面部が手前側に向いた状態を示す斜視図である。また、図3は、図1に例示 する紐止め金具を衣類の下部前身頃に取り付けた状態を示す一部切欠き斜視図で あり、挿通された紐が紐止め金具に係止された状態を示している。
【0030】 これらの図に示すように、紐止め金具1は、上面部に下方に向かう直方体状の 案内孔22が設けられた金具本体2と、この金具本体2の案内孔22に摺動自在 に嵌装される紐Rの移動を抑止するための直方体状の移動抑止片3と、金具本体 2の背面部に一体に形成された受板としてのアイレット4とから基本構成されて いる。本考案においては、上記金具本体2とアイレット4とはそれぞれ別体とし て製造されている。
【0031】 そして、上記金具本体2には、その正面部から背面部に向けて貫通する挿通孔 21が設けられており、移動抑止片3の側部にも上記挿通孔21に対応した位置 に同じ大きさの通過孔31が穿設されている。本実施例においては、これらの孔 21、31は円形に設定されているが、円形に限定されるものではなく、三角形 、四角形、多角形、楕円形、ハート形、あるいは星形等の異形でもよい。また、 本実施例においては、移動抑止片3は直方体状に形成されているが、直方体状に 限定されるものではなく、円筒状、楕円筒状、あるいは多角柱状であってもよい 。
【0032】 また、本実施例においては、上記アイレット4は菱形に設定されているが、菱 形に限定されるものではなく、三角形、正方形、長方形、多角形、円形、楕円形 、あるいはハート形や星型等の異形であってもよい。
【0033】 上記アイレット4の中央部には金具本体2の挿通孔21に対応した貫通孔44 が設けられているとともに、両側部には、被着物である衣類Cに紐止め金具1を 固定するための、係止孔41が穿設されている。一方、本実施例の場合、図3お よび図4に示すように、衣類Cを挟んでアイレット4と同形の裏アイレット42 が設けられており。この裏アイレット42にも係止孔41と同位置に係止孔43 が設けられている。
【0034】 そして、アイレット4と裏アイレット42とで衣類Cを挟持し、リベット44 を両係止孔41、43に差し通し、その両端部を押し潰すいわゆるリベット止め によって紐止め金具1は衣類Cに取り付けられている。なお、紐止め金具1の衣 類Cへの固定は、リベット止めに限定されるものではなく、係止孔41、43を 利用したいわゆる糸かがりによって行ってもよい。
【0035】 上記金具本体2の案内孔22の底部には、嵌装された移動抑止片3を上方に押 し出すように付勢する付勢手段としてのコイルバネ23が内装されており、移動 抑止片3を案内孔22に押し込むように押圧した状態で上記金具本体2の挿通孔 21と、移動抑止片3の通過孔31とは完全に一致し、紐Rを容易に差し通すこ とができるように寸法設定されている。
【0036】 また、移動抑止片3の表面であって、通過孔31の下部にはストッパー24が 突設されており、このストッパー24は移動抑止片3が上記コイルバネ23によ って上方に押し上げられた状態で金具本体2の挿通孔21の上縁部に当止し、移 動抑止片3が金具本体2の案内孔22から飛び出すのが阻止されるようになって いる。
【0037】 以上のような上記第一の例のアイレット4の表面には、図1および図2に示す ように、受板部爪片としての複数の雄爪片51が同心円上に等間隔に突設されて いる。この雄爪片51は、アイレット4の背面部からの押し起こしによって形成 されており、円周方向の一方の端部から他方の端部に向かって係止溝53が形成 された状態になっている。そしてこの係止溝53の幅は一方の端部から他方の端 部に向かって先細りになるように設定されている。
【0038】 一方、金具本体2の背面には、図2に示すように、上記雌爪片52に対応した 本体部爪片としての雄爪片51が突設されている。この雄爪片51の先端部は上 記雌爪片52の係止溝53に嵌まり込むように折り曲げられている。従って、こ の折り曲げられた雄爪片51の先端部を上記係止溝53に嵌入することによって 金具本体2とアイレット4とは互いに結合された状態になる。
【0039】 そして係止溝53は先細りになっているため、両者が結合された状態で互いに 逆方向に(図1に示す例では金具本体2をアイレット4にたいして時計方向に) 軸心回りに回すことによって金具本体2とアイレット4とは強固に係止された状 態になる。金具本体2をアイレット4に対して反時計方向に軸心回りに回すと上 記係止は解除され、金具本体2とアイレット4とは分離状態になる。このような 雄爪片51と雌爪片52とによって第一の例の紐止め金具1の着脱部材5が形成 されている。
【0040】 なお、上記第一の例の紐止め金具1においては、アイレット4に雌爪片52が 設けられ、金具本体2に雄爪片51が設けられているが、本考案はこのような組 み合わせに限定されるものではなく、アイレット4に雄爪片を設け、金具本体2 に雌爪片を設けるようにしてもよい。
【0041】 そして、このような金具本体2の挿通孔21と移動抑止片3の通過孔31とを 一致させた状態で、図3および図4に示すように紐Rがこれらの孔に挿通され、 紐止め金具1が紐Rに取り付けられた状態になる。
【0042】 本考案の紐止め金具は以上のように構成されているので、移動抑止片3が、図 3の矢印によって示すように、コイルバネ23の付勢力によって上方に押し上げ られた状態では、挿通孔21と通過孔31との位置関係がずれることによって紐 Rは挿通孔21の上縁部と通過孔31の下縁部とによって押圧挟持された状態に なり、紐Rは移動抑止片3によって係止され、移動抑止片3と紐Rとの相対移動 が抑止されたいわゆる紐止め状態になっている。
【0043】 この抑止を解除するためには、移動抑止片3の上部と金具本体2の底部とを親 指と人差指とでつまみ、図4の矢印で示すように移動抑止片3を金具本体2の方 向に押圧して挿通孔21と通過孔31とを一致させればよい。そうすることによ って、紐Rは挿通孔21の上縁部と通過孔31の下縁部とによって押圧挟持され た係止状態(紐止め状態)が解除され、移動抑止片3を紐Rに対して相対移動さ せることが可能になる。本実施例においては、上記移動抑止片3とこの移動抑止 片3を付勢しているコイルバネ23とによって本考案に係る移動抑止機構が形成 されている。
【0044】 従って、移動抑止片3の紐Rに対する係止を上記操作で解除状態にして紐Rを 引き絞り、その後押圧していた指を離すことによって移動抑止片3による紐止め 状態が実現し、再度移動抑止片3と金具本体2とを指で押さえて移動抑止片3を 引くことによって上記紐止め状態が解除されることになる。
【0045】 そして、本考案の紐止め金具1においては、金具本体2とアイレット4とは上 記着脱部材5によって互いに着脱自在にされているため、衣類Cの着用者の好み に応じて金具本体2をアイレット4に装着したり取り外したりすることができる 。なお、両者を結合させた場合には、衣類Cに紐止め金具1がぶらついた状態に はならず、また、従来紐Rの先端の結び目が解けたりしたときに起こっていた紐 止め金具1の紐Rからの抜け落ちがなくなり、その結果衣類Cがクリーニング等 の過酷な条件下に置かれても紐止め金具1が紛失が有効に防止される。
【0046】 図5は本考案に係る紐止め金具の第二の例を示す一部切欠き斜視図である。こ の例の場合、紐止め金具1aのアイレット4aには、その中央部に受板ネジ部と しての雌ネジが螺設された雌ネジ部52aが形成されている。この雌ネジ部52 aに対応するように金具本体2aの背面に本体ネジ部としての雄ネジが螺設され た雄ネジ部51aが形成されている。
【0047】 そして、これら雄ネジ部51aと雌ネジ部52aとで第二の例に係る紐止め金 具1aの着脱部材5aが形成されている。その他の構成については上記第一の例 の紐止め金具1と同じである。
【0048】 第二の例の紐止め金具1aは以上のように構成されているので、金具本体2a とアイレット4aとの着脱操作は、雄ネジ部51aと雌ネジ部52aとの螺合お よび螺合解除によって行うことができる。このように第二の例においては螺着に よって金具本体2aとアイレット4aとが結合されるようになっているため、よ り確実な両者の一体化が実現する。
【0049】 図6は本考案に係る紐止め金具の第三の例を示す一部切欠き斜視図である。こ の例の場合は、紐止め金具1bのアイレット4bの中央部に、受板ホック部とし ての雌ホック部52bが設けられているとともに、金具本体2bには上記雌ホッ ク部52bに対応した本体ホック部としての雄ホック部51bが設けられている 。これら雄ホック部51bと雌ホック部52bとで第三の例に係る紐止め金具1 bの着脱部材5bが形成されている。その他の構成については上記第一の例の紐 止め金具1と同じである。
【0050】 第三の例に係る紐止め金具1bは以上のように構成されているので、雄ホック 部51bを雌ホック部52bに嵌め込むことによって、金具本体2bとアイレッ ト4とを一体に結合することができる。両者が結合している状態で、アイレット 4bから金具本体2bを強く引き離すことにより両者の結合は解除される。
【0051】 なお、第三の例の紐止め金具1bにおいては、金具本体2bに雄ホック部51 bが設けられ、アイレット4bに雌ホック部52bが設けられているが、それら を逆にしてもよい。
【0052】 図7は本考案に係る紐止め金具の第四の例を示す一部切欠き斜視図である。こ の例の場合は、金具本体2cの互いに対向する面にそれぞれ扁平な磁石付設され ている。すなわち、アイレット4cには受板部磁石52cが設けられ、金具本体 2cには本体部磁石51cが設けられている。そしてこれら本体部磁石51cと 受板部磁石52cとで第四の例に係る紐止め金具1cの着脱部材5cが形成され ている。
【0053】 そして、これら受板部磁石4cと本体部磁石2cとは相互に対極が対向するよ うに設定されているため、金具本体2cの磁石面をアイレット4cの磁石面に当 接させるだけで両者の磁力によって極めて容易に金具本体は受板に結合された状 態になる。
【0054】
以上説明したように本考案の請求項1記載の紐止め金具は、紐止め金具の受板 には衣類等の被着物に受板を係止するための係止孔が穿設されているため、この 係止孔を利用してリベット止めやかがり止めによって被着物に受板を係止するこ とができる。
【0055】 このように被着物に付設された受板と、金具本体とには互いに対応した着脱部 材が形成され、受板と金具本体とは上記着脱部材を介して相互に着脱可能に構成 されているため、使用者の好みに合わせて金具本体を受板に装着し、受板と金具 本体とを一体化することもできるし、一体化を解除することも可能でる。
【0056】 そして、上記両者が一体化された場合には、衣類等の被着物に紐止め金具がぶ らつくことはなく、紐止め金具の紛失が防止される等の効果が発揮され、一体化 を解除すれば、好みに応じた服飾デザイン的な効果を得ることができる。
【0057】 また、金具本体には紐と金具本体との相対移動を抑止する移動抑止機構が設け られ、この移動抑止機構は上記相対移動の抑止および抑止解除が任意に選択可能 に構成されているため、この移動抑止機構を操作することによって紐の所定の位 置で上記相対移動が抑止され被着物は紐で締結された状態になるいわゆる紐止め や、上記締結が解かれた紐解き状態を任意に選択することができる。
【0058】 上記移動抑止機構を、金具本体に設けられた案内孔に嵌装される移動抑止片と この移動抑止片を案内孔から抜け出る方向に付勢する付勢手段等とから構成し、 紐を移動抑止片に設けられた挿通孔と移動抑止片に設けられた通過孔とに差し通 すようにすれば、普段は上記付勢手段の付勢力によって移動抑止片は金具本体の 案内孔から抜け出る方向に押圧され、その結果上記挿通孔と通過孔とは互いにず れた状態になり、このずれによって紐は上記両孔の内周縁部に押圧された状態に なり、金具本体との相対移動が規制されたいわゆる紐止め状態にすることができ る。
【0059】 この紐止め状態で移動抑止片を金具本体の案内孔に押し込む方向に押圧すれば 、挿通孔と通過孔とが互いに一致し、紐に対して紐止め金具を移動させることが できるようになるなど、簡単な操作で紐止め、およびその解除を行うことができ 好都合である。
【0060】 上記着脱部材を、上記受板の表面に突設された受板部爪片と、上記金具本体の 背面に上記受板部爪片に対応して突設された本体部爪片とから構成し、上記本体 部爪片および上記受板部爪片のいずれか一方が他方に嵌まり込んだ状態で受板と 金具本体とが相互に結合されるようにすれば、一方の爪片が他方の爪片に嵌まり 込むように操作して両者を相互に逆方向に捩じる等の押圧操作を行うことにより 、容易に金具本体は受板に確実に結合された状態になる。
【0061】 また、上記着脱部材を、受板の表面に雌ネジまたは雄ネジの螺設された受板ネ ジ部と、金具本体の背面に上記受板ネジ部に螺合するように雄ネジまたは雌ネジ が螺設された本体ネジ部とから構成すれば、本体ネジ部を受板ネジ部に螺合させ ることによって容易に金具本体は受板に確実に結合された状態になる。
【0062】 さらに、上記着脱部材を、上記受板の表面に突設された受板ホック部と、上記 金具本体の背面に上記受板ホック部に対応して突設された本体ホック部とから構 成し、上記本体ホック部と受板ホック部とが押圧当接された状態で受板と金具本 体とが相互に結合されるようになっているため、一方のホック部が他方のホック 部に嵌まり込むように操作して両者を相互に押圧することにより、容易に金具本 体は受板に確実に結合された状態になる。
【0063】 加えて、上記着脱部材を、上記受板の表面に付設された受板部磁石と、上記金 具本体の背面に付設された本体部磁石とから構成し、これら受板部磁石と本体部 磁石とは相互に対極が対向するように設定すれば、金具本体の磁石面を受板の磁 石面に当接するだけで両者の磁力によって極めて容易に金具本体は受板に結合さ れた状態になり好都合である。
【図1】本考案に係る紐止め金具の第一の例を示す一部
切欠き斜視図であり、金具本体と受板とが分離された状
態を示している。
切欠き斜視図であり、金具本体と受板とが分離された状
態を示している。
【図2】図1に示す金具本体の背面部が手前側に向いた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】図1に例示する紐止め金具を衣類の下部前身頃
に取り付けた状態を示す一部切欠き斜視図であり、挿通
された紐が紐止め金具に係止された状態を示している。
に取り付けた状態を示す一部切欠き斜視図であり、挿通
された紐が紐止め金具に係止された状態を示している。
【図4】図1に例示する紐止め金具を衣類の下部前身頃
に取り付けた状態を示す一部切欠き斜視図であり、紐止
め金具に挿通された紐の係止が解除された状態を示して
いる。
に取り付けた状態を示す一部切欠き斜視図であり、紐止
め金具に挿通された紐の係止が解除された状態を示して
いる。
【図5】本考案に係る紐止め金具の第二の例を示す一部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図6】本考案に係る紐止め金具の第三の例を示す一部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図7】本考案に係る紐止め金具の第四の例を示す一部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図8】従来の紐止め金具を衣類の裾部に紐通しされた
紐に装着した状態を例示する正面図ある。
紐に装着した状態を例示する正面図ある。
【図9】従来の紐止め金具を例示する一部切欠き斜視図
である。
である。
1、1a、1b、1c、10 紐止め金具 2、2a、2b、2c、20 金具本体 21 挿通孔 22 案内孔 23 コイルバネ 24 ストッパー 3 移動抑止片 31 通過孔 32 頭部 4、4a、4b、4c アイレット(受板) 40a 紐出し孔 41 係止孔 42 裏アイレット 43 (裏アイレットの)係止孔 44 貫通孔 45 雌爪片(受板部爪片) 5、5a、5b、5c 着脱部材 51 雄爪片(本体部爪片) 51a 雄ネジ部(本体ネジ部) 51b 雄ホック部(本体ホック部) 51c 本体部磁石 52 雌爪片(受板部爪片) 52a 雌ネジ部(受板ネジ部) 52b 雌ホック部(受板ホック部) 52c 受板部磁石
Claims (6)
- 【請求項1】 紐が相対移動可能に挿通される挿通孔が
設けられた金具本体と、上記挿通孔に対応した貫通孔が
設けられているとともに衣類等の被着物に係止するため
の係止孔が穿設された受板とからなる紐止め金具であっ
て、上記金具本体には紐と金具本体との相対移動を抑止
する移動抑止機構が設けられ、この移動抑止機構は上記
相対移動の抑止および抑止解除が任意に選択可能に構成
され、上記受板および金具本体には互いに対応した着脱
部材が形成され、受板と金具本体とは上記着脱部材を介
して相互に着脱可能に構成されていることを特徴とする
紐止め金具。 - 【請求項2】 上記移動抑止機構は、上記金具本体の挿
通孔を横断するように設けられた案内孔と、紐の通過孔
を有しかつ上記案内孔に摺動自在に嵌合される移動抑止
片と、この移動抑止片が案内孔から抜け出る方向に付勢
する付勢手段とによって構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の紐止め金具。 - 【請求項3】 上記着脱部材は、上記受板の表面に突設
された受板部爪片と、上記金具本体の背面に上記受板部
爪片に対応して突設された本体部爪片とからなり、この
本体部爪片および上記受板部爪片のいずれか一方が他方
に嵌まり込んだ状態で受板と金具本体とが相互に結合さ
れるように構成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の紐止め金具。 - 【請求項4】 上記着脱部材は、上記受板の表面に雌ネ
ジまたは雄ネジの螺設された受板ネジ部と、上記金具本
体の背面に上記受板ネジ部に螺合するように雄ネジまた
は雌ネジが螺設された本体ネジ部とから構成されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の紐止め金具。 - 【請求項5】 上記着脱部材は、上記受板の表面に突設
された受板ホック部と、上記金具本体の背面に上記受板
ホック部に対応して突設された本体ホック部とからな
り、この本体ホック部と上記受板ホック部とが押圧当接
された状態で受板と金具本体とが相互に結合されるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1または2記
載の紐止め金具。 - 【請求項6】 上記着脱部材は、上記受板の表面に付設
された受板部磁石と、上記金具本体の背面に付設された
本体部磁石とからなり、これら受板部磁石と本体部磁石
とは相互に対極が対向するように設定されていることを
特徴とする請求項1または2記載の紐止め金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7545793U JPH0739518U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 紐止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7545793U JPH0739518U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 紐止め金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739518U true JPH0739518U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=13576847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7545793U Pending JPH0739518U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 紐止め金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739518U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1653120A1 (en) | 2004-10-27 | 2006-05-03 | YKK Corporation | Holder |
| US7254871B2 (en) * | 2005-03-28 | 2007-08-14 | Nifco Inc. | Cord lock holder with cord lock, and structure thereof |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP7545793U patent/JPH0739518U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1653120A1 (en) | 2004-10-27 | 2006-05-03 | YKK Corporation | Holder |
| US7254871B2 (en) * | 2005-03-28 | 2007-08-14 | Nifco Inc. | Cord lock holder with cord lock, and structure thereof |
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