JPH073968B2 - 秘話通信装置 - Google Patents
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- JPH073968B2 JPH073968B2 JP60287925A JP28792585A JPH073968B2 JP H073968 B2 JPH073968 B2 JP H073968B2 JP 60287925 A JP60287925 A JP 60287925A JP 28792585 A JP28792585 A JP 28792585A JP H073968 B2 JPH073968 B2 JP H073968B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、有線通信または無線通信において通信の秘密
性を保持するための秘話通信装置に関するものである。
性を保持するための秘話通信装置に関するものである。
(従来の技術) 第2図は、従来の秘話通信装置の第一の方法(特開昭60
-89143)の一構成例を示すブロック図で、 (A)は送信側、(B)は受信側を示す。まず、第2図
(A)の送信側において1aは音声入力端子、2aはLPFで
ある。3aはN個の遅延段数を有する遅延回路(記憶回
路)であり、クロック回路(CP1)4aのクロックに従っ
て音声をサンプリングして記憶すると同時に、N標本時
点以前にサンプリング記憶されたサンプリング値を順次
出力するN個のサンプリング値を常時記憶する可変遅延
回路である。該遅延回路の出力は、LPF5aを経た後、同
期信号回路6aの出力と加算回路7aにより加算され続いて
伝送の為の変調増幅を行う送信回路8aを経て有線或いは
無線の伝送系9aに送出される。
-89143)の一構成例を示すブロック図で、 (A)は送信側、(B)は受信側を示す。まず、第2図
(A)の送信側において1aは音声入力端子、2aはLPFで
ある。3aはN個の遅延段数を有する遅延回路(記憶回
路)であり、クロック回路(CP1)4aのクロックに従っ
て音声をサンプリングして記憶すると同時に、N標本時
点以前にサンプリング記憶されたサンプリング値を順次
出力するN個のサンプリング値を常時記憶する可変遅延
回路である。該遅延回路の出力は、LPF5aを経た後、同
期信号回路6aの出力と加算回路7aにより加算され続いて
伝送の為の変調増幅を行う送信回路8aを経て有線或いは
無線の伝送系9aに送出される。
第2図(B)の受信側に於いては、前記伝送系9を経た
受信信号は、増幅、復調回路を含む受信回路10aで復調
後、LPF11aを介して、クロック回路(CP2)12aのクロッ
クに従って該受信音声をサンプリングして記憶すると同
時に、N標本時点以前にサンプリング記憶されたサンプ
リング値を順次LPF13aを介して出力するNサンプル記憶
回路14aに記憶される。送信側と受信側の同期は、送信
側の同期信号発生回路6aより送られる同期信号を受信信
号より分離し、これにより受信側のクロックを送信側の
それと完全に同期せしめる同期分離回路15aにより行な
われる。また、第3図は、第2図に示した秘話通信装置
の基本回路構成を示す図であり、この基本構成は送信側
及び受信側共同様の構成である。即ち、音声信号を入出
力するBBD等の遅延回路3aとそのクロックパルス21aの周
波数を制御するクロック周波数制御回路4aから構成さ
れ、更に該クロック周波数制御回路は、マスタークロッ
ク周波数発振回路17と、その出力を分周する分周回路18
と、BBD等の遅延回路3aへのクロックパルスを計数する
カウンタ回路19aと、該カウンタの出力信号により分周
回路の分周数を制御するための論理回路20aから構成さ
れる。
受信信号は、増幅、復調回路を含む受信回路10aで復調
後、LPF11aを介して、クロック回路(CP2)12aのクロッ
クに従って該受信音声をサンプリングして記憶すると同
時に、N標本時点以前にサンプリング記憶されたサンプ
リング値を順次LPF13aを介して出力するNサンプル記憶
回路14aに記憶される。送信側と受信側の同期は、送信
側の同期信号発生回路6aより送られる同期信号を受信信
号より分離し、これにより受信側のクロックを送信側の
それと完全に同期せしめる同期分離回路15aにより行な
われる。また、第3図は、第2図に示した秘話通信装置
の基本回路構成を示す図であり、この基本構成は送信側
及び受信側共同様の構成である。即ち、音声信号を入出
力するBBD等の遅延回路3aとそのクロックパルス21aの周
波数を制御するクロック周波数制御回路4aから構成さ
れ、更に該クロック周波数制御回路は、マスタークロッ
ク周波数発振回路17と、その出力を分周する分周回路18
と、BBD等の遅延回路3aへのクロックパルスを計数する
カウンタ回路19aと、該カウンタの出力信号により分周
回路の分周数を制御するための論理回路20aから構成さ
れる。
第3図の回路の基本動作は、分周数を変化させることに
よりBBD3aへのクロック周波数を変化させ、音声信号がB
BDへ入力するときのクロックパルス21aの周波数と、遅
延後の出力時のクロック周波数とを異ならせることによ
って、出力音声信号の周波数を元のものに対して変化さ
せて、音声のスクランブル化を図るものである。
よりBBD3aへのクロック周波数を変化させ、音声信号がB
BDへ入力するときのクロックパルス21aの周波数と、遅
延後の出力時のクロック周波数とを異ならせることによ
って、出力音声信号の周波数を元のものに対して変化さ
せて、音声のスクランブル化を図るものである。
一方、受信側(B)では、送信側(A)と同構成の回路
において、送信側におけるBBD3aへのクロック周波数の
変化と同期して受信側のBBD14aへのクロック周波数を変
化させることによって、受信したスクランブル音声の周
波数を丁度元に戻るように再度変換を行なって復元動作
を行なうように構成している入力時のクロック周波数を
f1、出力時をf2とすると音声周波数はf2/f1倍に変換さ
れる。周波数変化は約1/2と2倍の間で周期的に変化す
るというものであった。
において、送信側におけるBBD3aへのクロック周波数の
変化と同期して受信側のBBD14aへのクロック周波数を変
化させることによって、受信したスクランブル音声の周
波数を丁度元に戻るように再度変換を行なって復元動作
を行なうように構成している入力時のクロック周波数を
f1、出力時をf2とすると音声周波数はf2/f1倍に変換さ
れる。周波数変化は約1/2と2倍の間で周期的に変化す
るというものであった。
また、第4図は、従来の秘話装置の第2の方法(オーム
社発行、エレクトロニクス、昭和59年10月号、第56〜62
頁)の構成例を示すブロック図で暗号処理方式は周波数
スクランブラであり、フィルタバンクの代わりにFFT
(高速フーリェ変換)を使って帯域の細分割化を行って
いる。音声信号はA/Dコバータを使ってディジタル信号
に変換し、32ms間隔で区切った256サンプルデータをDSP
へ入力する。DSPでは最初音声信号をFFT処理し、時間軸
波形を周波数スペクトル列へ変換する。ここでスペクト
ルの一部を削除し、代わりに16波のダミースペクトルを
挿入し、帯域全体を転置する。この後、スペクトルは逆
FFTされてもとの時間軸波形にもどし、暗号化出力を得
る。
社発行、エレクトロニクス、昭和59年10月号、第56〜62
頁)の構成例を示すブロック図で暗号処理方式は周波数
スクランブラであり、フィルタバンクの代わりにFFT
(高速フーリェ変換)を使って帯域の細分割化を行って
いる。音声信号はA/Dコバータを使ってディジタル信号
に変換し、32ms間隔で区切った256サンプルデータをDSP
へ入力する。DSPでは最初音声信号をFFT処理し、時間軸
波形を周波数スペクトル列へ変換する。ここでスペクト
ルの一部を削除し、代わりに16波のダミースペクトルを
挿入し、帯域全体を転置する。この後、スペクトルは逆
FFTされてもとの時間軸波形にもどし、暗号化出力を得
る。
複合化は暗号化と同じ流れで信号処理されるが、暗号化
で挿入したスペクトルは復号化の段階で削除される。こ
こで、ダミースペクトルの挿入効果は暗号化出力に残っ
た音声の有無を示す包絡線を一定化することと同時に暗
号化したスペクトルに妨害波を立て、秘匿性を向上させ
いる。さらにFFTフレーム毎に周波数転置方法を変える
ことにより、一層秘匿性の向上がはかれる。フレームご
との転置の変更は、転置の組合わせをあらかじめメモリ
に書き込んでおき、メモリアドレスをDES-LSIで生成さ
れた乱数データでランダムに索引する、というものであ
った。
で挿入したスペクトルは復号化の段階で削除される。こ
こで、ダミースペクトルの挿入効果は暗号化出力に残っ
た音声の有無を示す包絡線を一定化することと同時に暗
号化したスペクトルに妨害波を立て、秘匿性を向上させ
いる。さらにFFTフレーム毎に周波数転置方法を変える
ことにより、一層秘匿性の向上がはかれる。フレームご
との転置の変更は、転置の組合わせをあらかじめメモリ
に書き込んでおき、メモリアドレスをDES-LSIで生成さ
れた乱数データでランダムに索引する、というものであ
った。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の第1の方法は、要約すれば系のクロック信号の周
波数を鍵信号に対応して制御することである。しかし、
一般に系の安定動作を保ち、系の複雑化を避ける上でク
ロック周波数を変化させることは好ましくない。一方、
従来の第2の方法は、要約すれば、伝送信号(例えば音
声)の帯域を有限個に分割しその配置を鍵信号に対応さ
せるものである。この方式では、分割数はかなり限定さ
れ、しかも音声波形の特徴が充分消去できず残留するた
めダミースペクトラムを挿入することである。しかしな
がら、ダミースペクトラムが伝送信号そのものに歪を与
えないよう更に、ダミー信号の完全な除去が必要となり
伝送品質がかなり劣化することを避けられないという問
題があった。
波数を鍵信号に対応して制御することである。しかし、
一般に系の安定動作を保ち、系の複雑化を避ける上でク
ロック周波数を変化させることは好ましくない。一方、
従来の第2の方法は、要約すれば、伝送信号(例えば音
声)の帯域を有限個に分割しその配置を鍵信号に対応さ
せるものである。この方式では、分割数はかなり限定さ
れ、しかも音声波形の特徴が充分消去できず残留するた
めダミースペクトラムを挿入することである。しかしな
がら、ダミースペクトラムが伝送信号そのものに歪を与
えないよう更に、ダミー信号の完全な除去が必要となり
伝送品質がかなり劣化することを避けられないという問
題があった。
従って、本発明の目的は、クロック周波数が一定に維持
され且つダミースペクトラム挿入の必要がない、秘話通
信装置を提供することにある。
され且つダミースペクトラム挿入の必要がない、秘話通
信装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明は秘話通信装置に関するものであり、例えば64
ビット長の秘話パスワードを記憶する秘話パスワード記
憶手段と、この秘話パスワードを初期値として一定周期
毎に前とは異なる1及び0からなるデータパターンのブ
ロックパスワードデータ(例えば64ビット長)を発生さ
せる秘話パスワード化手段と、このブロックパスワード
に対応して−πから+πの間で変化するランダム位相値
を有するランダム信号を発生させ且つこのランダム位相
値に対応した余弦値を有する余弦波及び当該ランダム位
相値に対応した正弦値を有する正弦波を発生させるラン
ダム信号発生手段と、入力信号を同相波成分としてそれ
と直交する直交波成分を発生させる直交化手段と、正弦
波と同相波成分とを乗積して同相出力を発生させる乗積
手段と、余弦波と直交波分とを乗積して直交出力を発生
させる乗積手段と、同相出力と直交出力との差を取って
これを秘話出力として送出する合成手段とを有するもの
である。
ビット長の秘話パスワードを記憶する秘話パスワード記
憶手段と、この秘話パスワードを初期値として一定周期
毎に前とは異なる1及び0からなるデータパターンのブ
ロックパスワードデータ(例えば64ビット長)を発生さ
せる秘話パスワード化手段と、このブロックパスワード
に対応して−πから+πの間で変化するランダム位相値
を有するランダム信号を発生させ且つこのランダム位相
値に対応した余弦値を有する余弦波及び当該ランダム位
相値に対応した正弦値を有する正弦波を発生させるラン
ダム信号発生手段と、入力信号を同相波成分としてそれ
と直交する直交波成分を発生させる直交化手段と、正弦
波と同相波成分とを乗積して同相出力を発生させる乗積
手段と、余弦波と直交波分とを乗積して直交出力を発生
させる乗積手段と、同相出力と直交出力との差を取って
これを秘話出力として送出する合成手段とを有するもの
である。
また、前述のランダム信号発生手段は、ブロックパスワ
ードの1及び0に対応して、1なるデータ(値)の場合
は、θ(nΔt)=θ((n−1)Δt)+πfR/2fS、
なる関係で、また0なるデータ(値)の場合は、θ(n
Δt)=θ((n−1)Δt)−πfR/2fS、なる関係
で、−πから+πの間で変化するランダム位相値を有す
るランダム信号を発生させるものである。
ードの1及び0に対応して、1なるデータ(値)の場合
は、θ(nΔt)=θ((n−1)Δt)+πfR/2fS、
なる関係で、また0なるデータ(値)の場合は、θ(n
Δt)=θ((n−1)Δt)−πfR/2fS、なる関係
で、−πから+πの間で変化するランダム位相値を有す
るランダム信号を発生させるものである。
なお、以上は送信側の構成であるが、受信側において
は、通常の秘話通信システムと同様に、送信側と同様の
構成を設け、送信側と逆の作用を行わせることによっ
て、復調させることができる。
は、通常の秘話通信システムと同様に、送信側と同様の
構成を設け、送信側と逆の作用を行わせることによっ
て、復調させることができる。
(作用) このように、この発明は、クロック周波数は変化させず
且つ特別のダミースペクトルは挿入しないものであり、
乗積を用いた位相変調により、音声などの入力信号その
ものを制御しているため、伝送品質をそこなう程度は軽
微となる。
且つ特別のダミースペクトルは挿入しないものであり、
乗積を用いた位相変調により、音声などの入力信号その
ものを制御しているため、伝送品質をそこなう程度は軽
微となる。
また、秘話パスワード或いはそれを初期値とし適当なア
ルゴリズムによって発生させたブロックパスワードのデ
ータ1及び0に応じて入力信号の位相を切り替えるので
はなく、ブロックパスワードの1及び0のパターンを利
用して作成したランダム位相値によって変化させている
ため、入力信号の各サンプル毎に位相を変化させること
ができ、高い秘話性を得ることができるものである。
ルゴリズムによって発生させたブロックパスワードのデ
ータ1及び0に応じて入力信号の位相を切り替えるので
はなく、ブロックパスワードの1及び0のパターンを利
用して作成したランダム位相値によって変化させている
ため、入力信号の各サンプル毎に位相を変化させること
ができ、高い秘話性を得ることができるものである。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であり、
1は秘話パスワード記憶部、2は秘話パスワード化部、
3はランダム信号発生部、4〜6は変調部を構成するも
のであって4は直交化部、5と6とはそれぞれ乗積部、
7は合成部、8は復調パスワード記憶部、9は復調パス
ワード化部、10はランダム信号発生部、11〜13は復調部
を構成するものであって11は直交化部、12と13とはそれ
ぞれ乗積部、14は合成部である。
1は秘話パスワード記憶部、2は秘話パスワード化部、
3はランダム信号発生部、4〜6は変調部を構成するも
のであって4は直交化部、5と6とはそれぞれ乗積部、
7は合成部、8は復調パスワード記憶部、9は復調パス
ワード化部、10はランダム信号発生部、11〜13は復調部
を構成するものであって11は直交化部、12と13とはそれ
ぞれ乗積部、14は合成部である。
秘話パスワードと復調パスワードは、同一のものであ
り、1.0パターンが同じ64ビット長のパスワードであ
り、秘話パスワード化部2と復調パスワード化部9は、
各々秘話パスワードと復調パスワードを初期値としてブ
ロックパスワードデータを発生するパスワードアルゴリ
ズムに基づき構成されており、各データビットの発生周
波数をfR〔Hz〕とすると、64/fR〔sec〕ごとに、前とは
異なる周期性を有しないブロックパスワードデータを発
生する。ランダム信号発生部3(又は10)は、秘話パス
ワード化部2(又は復調パスワード化部9)のブロック
パスワードデータの1.0パターンの値Rに応じて、音声
信号のサンプリング周波数fSと同一の周波数で、ランダ
ム位相値θに対応した余弦波θeを発生する。今、時刻
t=nΔt(Δt=1/fS)でのランダム位相値θ(nΔ
t)は、R=1のとき R=0のとき、 となる。従って、ランダム信号発生部3の出力は、θe
(nΔt)=cos(θ(nΔt))となる。又同時にラ
ンダム信号発生部3は余弦信号θe(nΔt)をθe
(nΔt)と直交した正弦波信号θo(nΔt)=sin
(θ(nΔt))に変換する。
り、1.0パターンが同じ64ビット長のパスワードであ
り、秘話パスワード化部2と復調パスワード化部9は、
各々秘話パスワードと復調パスワードを初期値としてブ
ロックパスワードデータを発生するパスワードアルゴリ
ズムに基づき構成されており、各データビットの発生周
波数をfR〔Hz〕とすると、64/fR〔sec〕ごとに、前とは
異なる周期性を有しないブロックパスワードデータを発
生する。ランダム信号発生部3(又は10)は、秘話パス
ワード化部2(又は復調パスワード化部9)のブロック
パスワードデータの1.0パターンの値Rに応じて、音声
信号のサンプリング周波数fSと同一の周波数で、ランダ
ム位相値θに対応した余弦波θeを発生する。今、時刻
t=nΔt(Δt=1/fS)でのランダム位相値θ(nΔ
t)は、R=1のとき R=0のとき、 となる。従って、ランダム信号発生部3の出力は、θe
(nΔt)=cos(θ(nΔt))となる。又同時にラ
ンダム信号発生部3は余弦信号θe(nΔt)をθe
(nΔt)と直交した正弦波信号θo(nΔt)=sin
(θ(nΔt))に変換する。
なお、以後一般的表現を用い、θe(nΔt)を同相波
成分といい、θo(nΔt)を直交成分といい、又ラン
ダム位相値θについては後で、第5図を用いて説明す
る。直交化部4と11は、各々直交した信号に変換するヒ
ルベルト変換型トランスバーサルフィルタで構成されて
おり、直交化部4は、音声入力信号Sの直交波成分Soを
発生し、直交化部11は、秘話出力信号Pの直交波成分Po
を発生する。乗積部5は、音声入力信号Sの同相波成分
Se(=S)とランダム信号発生部3の同相出力θeを乗
積同相し、出力Teを得る。乗積部6は直交化部4の出力
である音声入力信号の直交波成分Soとランダム信号発生
部3の直交成分主力θoを乗積し直交出力Toを得る。
成分といい、θo(nΔt)を直交成分といい、又ラン
ダム位相値θについては後で、第5図を用いて説明す
る。直交化部4と11は、各々直交した信号に変換するヒ
ルベルト変換型トランスバーサルフィルタで構成されて
おり、直交化部4は、音声入力信号Sの直交波成分Soを
発生し、直交化部11は、秘話出力信号Pの直交波成分Po
を発生する。乗積部5は、音声入力信号Sの同相波成分
Se(=S)とランダム信号発生部3の同相出力θeを乗
積同相し、出力Teを得る。乗積部6は直交化部4の出力
である音声入力信号の直交波成分Soとランダム信号発生
部3の直交成分主力θoを乗積し直交出力Toを得る。
合成部7は、同相出力Teと直交出力Toを合成し秘話出力
信号Pを発生する。乗積部12は、秘話出力信号Pの同相
波成分Pe(=P)とランダム信号発生部1の同相波成分
θeとを乗積し同相出力Deを得る。乗積部13は直交化部
11の出力である秘話出力信号Pの直交波成分Poとランダ
ム信号発生部10の直交波成分θoを乗積し直交出力Doを
得る。合成部14は、同相出力Deと直交出力Doを合成し復
調音声出力SSを発生する。今、第1図の秘話通信装置の
入力信号として、角周波数ωのトーン信号S=cosωt
を考えると、Se=cosωt,So=sinωt,Te=cosωtcosθ
(t),To=sinωtsinθ(t)、従って、送信側出力
(秘話信号)Pは、P=Te−To=cos(ωt+θ
(t))となる。受信側では、Pe=cos(ωt+θ
(t)),Po=sin(ωt+θ(t)),De=cos(ωt+
θ(t)cosθ(t),Do=sin(ωt+θ(t))sinθ
(t)、従って受信側の復話出力SSは、SS=De+Do=co
s(ωt+θ(t))cosθ(t)+sin(ωt+θ
(t))sinθ(t)=cosωtとなり、秘話通信装置入
力信号S=cosωtと同一の信号が得られ完全に復調さ
れたことが分る。
信号Pを発生する。乗積部12は、秘話出力信号Pの同相
波成分Pe(=P)とランダム信号発生部1の同相波成分
θeとを乗積し同相出力Deを得る。乗積部13は直交化部
11の出力である秘話出力信号Pの直交波成分Poとランダ
ム信号発生部10の直交波成分θoを乗積し直交出力Doを
得る。合成部14は、同相出力Deと直交出力Doを合成し復
調音声出力SSを発生する。今、第1図の秘話通信装置の
入力信号として、角周波数ωのトーン信号S=cosωt
を考えると、Se=cosωt,So=sinωt,Te=cosωtcosθ
(t),To=sinωtsinθ(t)、従って、送信側出力
(秘話信号)Pは、P=Te−To=cos(ωt+θ
(t))となる。受信側では、Pe=cos(ωt+θ
(t)),Po=sin(ωt+θ(t)),De=cos(ωt+
θ(t)cosθ(t),Do=sin(ωt+θ(t))sinθ
(t)、従って受信側の復話出力SSは、SS=De+Do=co
s(ωt+θ(t))cosθ(t)+sin(ωt+θ
(t))sinθ(t)=cosωtとなり、秘話通信装置入
力信号S=cosωtと同一の信号が得られ完全に復調さ
れたことが分る。
第5図は、この実施例のランダム位相の説明図である。
第5図‐a)は、第1図の秘話パスワード化部2の出力
の時間変動を示し、これは第1図の復調パスワード化部
9の出力時間変動と等しく横軸は時間、縦軸はビットパ
ターンRの値である。第5図‐b)は、第1図のランダ
ム信号発生部3,10のランダム位相θの時間変動を示し、
横軸は時間、縦軸は第5図‐a)の暗号化部出力のビッ
トパターン値Rの値より算出したランダム位相値θ
(t)であり、−π〔rad〕からπ〔rad〕までの値をと
り、ランダム信号発生部の同相、直交信号成分θeとθ
oは各々θe(t)=cosθ(t),θo(t)=sinθ
(t)となる。なお、第5図で、1/fR=4/fSであり、ブ
ロックパスワードの1ブロックは4×64=256サンプル
周期に対応する。
第5図‐a)は、第1図の秘話パスワード化部2の出力
の時間変動を示し、これは第1図の復調パスワード化部
9の出力時間変動と等しく横軸は時間、縦軸はビットパ
ターンRの値である。第5図‐b)は、第1図のランダ
ム信号発生部3,10のランダム位相θの時間変動を示し、
横軸は時間、縦軸は第5図‐a)の暗号化部出力のビッ
トパターン値Rの値より算出したランダム位相値θ
(t)であり、−π〔rad〕からπ〔rad〕までの値をと
り、ランダム信号発生部の同相、直交信号成分θeとθ
oは各々θe(t)=cosθ(t),θo(t)=sinθ
(t)となる。なお、第5図で、1/fR=4/fSであり、ブ
ロックパスワードの1ブロックは4×64=256サンプル
周期に対応する。
第6図は、この発明の実施例のパワースペクトル説明図
である。第6図‐aは、入力信号のパワースペクトル、
第6図‐bは、秘話信号のパワースペクトル、第6図‐
cは、復調信号のパワースペクトルであり、ともに横軸
は周波数、縦軸は、正規化したパワー値である。第6図
から明らかなように、約900Hzと約1600Hzに優勢な信号
成分を持つ入力信号をこの実施例で秘話化すると、第6
図‐b)に示すように、多数の不特定な周波数成分を持
つ信号に変換され、盗聴困難となる。更に、この秘話信
号をこの実施例の復話方式で復調すると、第6図‐cに
示すように、第6図‐aの周波数成分を持つ入力信号と
ほぼ同一の周波数成分を持つ復調信号が得られ明瞭度の
良好な入力音声信号の復調ができる。
である。第6図‐aは、入力信号のパワースペクトル、
第6図‐bは、秘話信号のパワースペクトル、第6図‐
cは、復調信号のパワースペクトルであり、ともに横軸
は周波数、縦軸は、正規化したパワー値である。第6図
から明らかなように、約900Hzと約1600Hzに優勢な信号
成分を持つ入力信号をこの実施例で秘話化すると、第6
図‐b)に示すように、多数の不特定な周波数成分を持
つ信号に変換され、盗聴困難となる。更に、この秘話信
号をこの実施例の復話方式で復調すると、第6図‐cに
示すように、第6図‐aの周波数成分を持つ入力信号と
ほぼ同一の周波数成分を持つ復調信号が得られ明瞭度の
良好な入力音声信号の復調ができる。
また、第6図‐b)の不特定多数の周波数成分への交換
は、第1図の秘話パスワード化部2の出力のパスワード
データの1.0パターン構成とその各ビットパターンの発
生周波数fRの値で決定されるから、秘話パスワードが64
ビット長ならば少なくとも264回線以上の秘話通信が可
能である。
は、第1図の秘話パスワード化部2の出力のパスワード
データの1.0パターン構成とその各ビットパターンの発
生周波数fRの値で決定されるから、秘話パスワードが64
ビット長ならば少なくとも264回線以上の秘話通信が可
能である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、秘話通信装置において、
送信側の秘話パスワードと受信側の復調パスワードを同
一のものとしたのでパスワードの共有者以外には秘話出
力の解読盗聴が困難であるといった効果が期待できる。
更に、音声入力信号を送信側と受信側で同一のブロック
パスワードアルゴリズムに基づき発生させたパスワード
データ値から作った非周期性のランダム位相を有する余
弦波及び正弦波で直交乗積変調する秘話方法としたの
で、秘話出力信号は、音声入力信号を非周期性のランダ
ム位相値で位相変調したものとなり、パスワードの共有
者以外の秘話出力の解読、盗聴は不可能となるといった
効果が期待できる。また、直交化部をディジタルフィル
ターで構成することにより、秘話通信装置の全ディジタ
ル信号処理が可能で小型化が容易といった効果が期待で
きる。また、暗号化部出力のビットパターン値とその発
生周波数により異なる秘話出力が得られる秘話方法とし
たので、十分多数の秘話回線を有する秘話通信が可能と
いった効果が期待できる。
送信側の秘話パスワードと受信側の復調パスワードを同
一のものとしたのでパスワードの共有者以外には秘話出
力の解読盗聴が困難であるといった効果が期待できる。
更に、音声入力信号を送信側と受信側で同一のブロック
パスワードアルゴリズムに基づき発生させたパスワード
データ値から作った非周期性のランダム位相を有する余
弦波及び正弦波で直交乗積変調する秘話方法としたの
で、秘話出力信号は、音声入力信号を非周期性のランダ
ム位相値で位相変調したものとなり、パスワードの共有
者以外の秘話出力の解読、盗聴は不可能となるといった
効果が期待できる。また、直交化部をディジタルフィル
ターで構成することにより、秘話通信装置の全ディジタ
ル信号処理が可能で小型化が容易といった効果が期待で
きる。また、暗号化部出力のビットパターン値とその発
生周波数により異なる秘話出力が得られる秘話方法とし
たので、十分多数の秘話回線を有する秘話通信が可能と
いった効果が期待できる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図〜
第4図は従来技術の説明図、第5図は第1図におけるブ
ロックパスワードとランダム信号との説明図、第6図は
第1図におけるパワースペクトル例の説明図である。 1……秘話パスワード記憶部、2……秘話パスワード化
部、3……ランダム信号発生部、4……直交化部、5,6
……乗積部、7……合成部、8……復調パスワード記憶
部、9……復調パスワード化部、10……ランダム信号発
生部、S……音声入力信号、P……秘話出力、SS……音
声復調出力。
第4図は従来技術の説明図、第5図は第1図におけるブ
ロックパスワードとランダム信号との説明図、第6図は
第1図におけるパワースペクトル例の説明図である。 1……秘話パスワード記憶部、2……秘話パスワード化
部、3……ランダム信号発生部、4……直交化部、5,6
……乗積部、7……合成部、8……復調パスワード記憶
部、9……復調パスワード化部、10……ランダム信号発
生部、S……音声入力信号、P……秘話出力、SS……音
声復調出力。
Claims (1)
- 【請求項1】a) 秘話パスワードを記憶する秘話パス
ワード記憶手段と、 b) 当該秘話パスワードを初期値として、一定周期毎
に、前とは異なる、1及び0からなるデータパターンの
ブロックパスワードを発生させる秘話パスワード化手段
と、 c) 当該ブロックパスワードの1及び0に対応して、
1なるデータの場合は式(1)なる関係で、また0なる
データの場合は式(2)なる関係で、−πから+πの間
で変化するランダム位相値を有するランダム信号を発生
させ、当該ランダム位相値に対応した余弦値を有する余
弦値波及び当該ランダム位相値に対応した正弦値を有す
る正弦波を発生させるランダム信号発生手段と、 θ(nΔt)=θ((n−1)Δt)+πfR/2fS……式
(1) θ(nΔt)=θ((n−1)Δt)−πfR/2fS……式
(2) 但し、θ(nΔt)は現サンプリング時刻におけるラン
ダム位相値、、θ((n−1)Δt)はその直前のサン
プリング時刻におけるランダム位相値、fRは前記ブロッ
クパスワードにおけるデータビットの発生周波数、fSは
サンプリング周波数) d) 入力信号を同相波成分として、それと直交する直
交波成分を発生させる直交化手段と、 e) 前記正弦波と前記同相波成分とを乗積して同相出
力を発生させる乗積手段と、 f) 前記余弦波と前記直交波成分とを乗積して直交出
力を発生させる乗積手段と、 g) 前記同相出力と前記直交出力との差を取り、これ
を秘話出力として送出する合成手段とを、 有することを特徴とした秘話通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287925A JPH073968B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 秘話通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287925A JPH073968B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 秘話通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147827A JPS62147827A (ja) | 1987-07-01 |
| JPH073968B2 true JPH073968B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=17723500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60287925A Expired - Lifetime JPH073968B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 秘話通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073968B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7804912B2 (en) * | 2004-09-23 | 2010-09-28 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for encryption of over-the-air communications in a wireless communication system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58124343A (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-23 | Sony Corp | 音声秘話信号の伝送方法 |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP60287925A patent/JPH073968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147827A (ja) | 1987-07-01 |
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