JPH0739985Y2 - 側溝用蓋 - Google Patents
側溝用蓋Info
- Publication number
- JPH0739985Y2 JPH0739985Y2 JP1991041868U JP4186891U JPH0739985Y2 JP H0739985 Y2 JPH0739985 Y2 JP H0739985Y2 JP 1991041868 U JP1991041868 U JP 1991041868U JP 4186891 U JP4186891 U JP 4186891U JP H0739985 Y2 JPH0739985 Y2 JP H0739985Y2
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- JP
- Japan
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- gutter
- lid
- groove
- ribs
- plate portion
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は側溝用蓋に係り、その
目的は略U字形状の側溝を着脱自在に抜け止め作用を備
えて施蓋でき、しかも簡便に取り外して側溝内の清掃作
業を容易に行うことができるとともに道路面との段差部
に水が貯留してしまうことがなく、良好に側溝内に雨水
等を導水することのできる側溝用蓋を提供することにあ
る。
目的は略U字形状の側溝を着脱自在に抜け止め作用を備
えて施蓋でき、しかも簡便に取り外して側溝内の清掃作
業を容易に行うことができるとともに道路面との段差部
に水が貯留してしまうことがなく、良好に側溝内に雨水
等を導水することのできる側溝用蓋を提供することにあ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、側溝用蓋としては、方形状の鋳鉄
製板に水流入口が格子状に形成されたものが一般に用い
られており、これを側溝の両上端部に単に架け渡すよう
な状態で載置して側溝を施蓋していた。ところが、この
ような従来の側溝用蓋は、鉄製であるために重量が大き
く、これを側溝から取り外して他の場所に移動させるこ
とが容易でない。そのため、側溝に堆積した塵等の清掃
作業の頻度がどうしても低くなりがちとなったり、或い
は十分に行えないという欠点を有していた。
製板に水流入口が格子状に形成されたものが一般に用い
られており、これを側溝の両上端部に単に架け渡すよう
な状態で載置して側溝を施蓋していた。ところが、この
ような従来の側溝用蓋は、鉄製であるために重量が大き
く、これを側溝から取り外して他の場所に移動させるこ
とが容易でない。そのため、側溝に堆積した塵等の清掃
作業の頻度がどうしても低くなりがちとなったり、或い
は十分に行えないという欠点を有していた。
【0003】また、鉄製であるために側溝に対する寸法
精度が悪く、しかも鉄は可塑性であって復元力がないた
め、自動車等の重量物が乗ったり人体が頻繁に乗ること
によりて中央部が下方に湾曲する状態に変形すると両側
部が側溝から浮き上がり、通行の邪魔になるだけでな
く、この浮き上がった側端に足を引っ掛けるなどの危険
性が存在していた。また、側溝に対するずれを防止する
ための位置決め用突片を下面に有するものにおいては、
側溝の内壁面を損傷する欠点もあった。
精度が悪く、しかも鉄は可塑性であって復元力がないた
め、自動車等の重量物が乗ったり人体が頻繁に乗ること
によりて中央部が下方に湾曲する状態に変形すると両側
部が側溝から浮き上がり、通行の邪魔になるだけでな
く、この浮き上がった側端に足を引っ掛けるなどの危険
性が存在していた。また、側溝に対するずれを防止する
ための位置決め用突片を下面に有するものにおいては、
側溝の内壁面を損傷する欠点もあった。
【0004】更に、板状の蓋が側溝における道路面と略
面一に埋設されている上、端面上に単に載置されている
だけであるから、道路面と蓋の上面との間に段差があ
り、雨水等が蓋の上面の水流入口に円滑に流れ込まずに
前述の段差の部分に溜ることが多く、側溝用蓋としての
機能を十分に果たしていないという欠点もあった。更に
また、自動車や人体が勢いよく乗った場合の騒音の問題
も存在した。
面一に埋設されている上、端面上に単に載置されている
だけであるから、道路面と蓋の上面との間に段差があ
り、雨水等が蓋の上面の水流入口に円滑に流れ込まずに
前述の段差の部分に溜ることが多く、側溝用蓋としての
機能を十分に果たしていないという欠点もあった。更に
また、自動車や人体が勢いよく乗った場合の騒音の問題
も存在した。
【0005】そこで、このような実情に照らし、実公平
2−18147号公報、実開昭60−186395号公
報、実開昭60−100486号公報にてそれぞれ安全
性を改良した溝蓋が開示されている。まず、実公平2−
18147号公報では多数の通水孔を列設してなる通水
溝蓋の、その隣接する通水孔間に二本の可撓性連結足を
嵌入し、その係止爪を通水孔の隣接側の内周縁に係止し
て取付けられる通水溝蓋の滑り止め部材が開示されてい
る。実開昭60−186395号公報では、従来の平板
状の溝蓋の反りや歪みを防止せんとして、横断面がゆる
いアーチ状の溝蓋又は台形状を呈した溝蓋の両端面より
少し内方の裏面にチャンネル材を設け、このチャンネル
材の背面中央部に溝蓋の裏面形状と合致する切り起こし
による補強リブを形成したステーを設け、前記補強リブ
の外端縁を溶接固定し、ステーのチャンネルの対向する
凹溝を利用して、溝蓋が幅方向に移動するのを防止する
ストッパーを設けた溝蓋が開示されている。実開昭60
−100486号公報では、横断面がゆるいアーチ状を
呈した溝蓋の両端面より少し内方に補強ステーを設け、
この補強ステーに補強ステーと垂直方向に折り曲げたス
トッパーをセットにしてなる固定金具を摺動、固定とも
自在にできるように抱き込んだ溝蓋が開示されている。
2−18147号公報、実開昭60−186395号公
報、実開昭60−100486号公報にてそれぞれ安全
性を改良した溝蓋が開示されている。まず、実公平2−
18147号公報では多数の通水孔を列設してなる通水
溝蓋の、その隣接する通水孔間に二本の可撓性連結足を
嵌入し、その係止爪を通水孔の隣接側の内周縁に係止し
て取付けられる通水溝蓋の滑り止め部材が開示されてい
る。実開昭60−186395号公報では、従来の平板
状の溝蓋の反りや歪みを防止せんとして、横断面がゆる
いアーチ状の溝蓋又は台形状を呈した溝蓋の両端面より
少し内方の裏面にチャンネル材を設け、このチャンネル
材の背面中央部に溝蓋の裏面形状と合致する切り起こし
による補強リブを形成したステーを設け、前記補強リブ
の外端縁を溶接固定し、ステーのチャンネルの対向する
凹溝を利用して、溝蓋が幅方向に移動するのを防止する
ストッパーを設けた溝蓋が開示されている。実開昭60
−100486号公報では、横断面がゆるいアーチ状を
呈した溝蓋の両端面より少し内方に補強ステーを設け、
この補強ステーに補強ステーと垂直方向に折り曲げたス
トッパーをセットにしてなる固定金具を摺動、固定とも
自在にできるように抱き込んだ溝蓋が開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平2−18147号公報開示の「滑り止め部材」は、
溝蓋そのものが溝上面でずれたりすることを防止するも
のではなく、溝蓋表面に滑り止めを施し、歩行者の安全
を確保せんとする技術であるから、溝蓋そのものの、溝
からの浮き上がりや反りを防止できるものではないとい
う課題が存在した。一方、実開昭60−186395号
公報開示の「溝蓋」にて示されている「ストッパー」は
U字状の弾性線材より形成されているため、側溝内壁と
の密着性が充分ではなく、溝蓋の位置ズレ等を良好に防
止することができないという課題が存在した。しかも、
清掃等の目的で繰り返し溝蓋を溝より取り外したり、施
蓋したりするうちに破損しやすく、また強度的に充分な
ものではないという課題も存在した。さらに、この開示
技術において、溝蓋は横断面アーチ状又は台形状をなし
ているため、平板状のものと較べると側溝等への施蓋作
用は良好であるものの、道路面とにおいて段差が生じて
しまい、この段差部分に雨水等が貯留してしまい、道路
面の排水機能を低下させてしまうという課題も存在し
た。さらに、実開昭60−100486号公報開示の溝
蓋において示されている固定具は、前記のような線材と
は異なる平板状のストッパーではあるが、やはり溝内壁
との密着性が充分ではないとともに、使用の度に固定金
具と補強ステーとを締め付ける作業が煩雑であるという
課題が存在した。しかも、横断面アーチ状であるため
に、道路面との間に段差が生じてしまい、この段差部分
に雨水等が貯留してしまうという課題も存在した。
公平2−18147号公報開示の「滑り止め部材」は、
溝蓋そのものが溝上面でずれたりすることを防止するも
のではなく、溝蓋表面に滑り止めを施し、歩行者の安全
を確保せんとする技術であるから、溝蓋そのものの、溝
からの浮き上がりや反りを防止できるものではないとい
う課題が存在した。一方、実開昭60−186395号
公報開示の「溝蓋」にて示されている「ストッパー」は
U字状の弾性線材より形成されているため、側溝内壁と
の密着性が充分ではなく、溝蓋の位置ズレ等を良好に防
止することができないという課題が存在した。しかも、
清掃等の目的で繰り返し溝蓋を溝より取り外したり、施
蓋したりするうちに破損しやすく、また強度的に充分な
ものではないという課題も存在した。さらに、この開示
技術において、溝蓋は横断面アーチ状又は台形状をなし
ているため、平板状のものと較べると側溝等への施蓋作
用は良好であるものの、道路面とにおいて段差が生じて
しまい、この段差部分に雨水等が貯留してしまい、道路
面の排水機能を低下させてしまうという課題も存在し
た。さらに、実開昭60−100486号公報開示の溝
蓋において示されている固定具は、前記のような線材と
は異なる平板状のストッパーではあるが、やはり溝内壁
との密着性が充分ではないとともに、使用の度に固定金
具と補強ステーとを締め付ける作業が煩雑であるという
課題が存在した。しかも、横断面アーチ状であるため
に、道路面との間に段差が生じてしまい、この段差部分
に雨水等が貯留してしまうという課題も存在した。
【0007】そこで、業界では側溝等の開口部に正確且
つ安全にフィットする状態で簡便に取り付けることがで
き、しかも取外しも容易で側溝内の清掃を楽に行うこと
ができ、さらには側溝に対して位置ズレや反りを生じさ
せることがないなど安定性に優れ、且つ道路面上の雨水
等を良好に集水して側溝内に導くことのできる側溝蓋の
創出が望まれていた。
つ安全にフィットする状態で簡便に取り付けることがで
き、しかも取外しも容易で側溝内の清掃を楽に行うこと
ができ、さらには側溝に対して位置ズレや反りを生じさ
せることがないなど安定性に優れ、且つ道路面上の雨水
等を良好に集水して側溝内に導くことのできる側溝蓋の
創出が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案では、断面略U
字形状の側溝を施蓋する硬質合成樹脂からなる側溝用蓋
であって、この側溝用蓋は側溝の内寸と略等しい幅を有
した蓋板部と、この蓋板部の両端部近傍からそれぞれ下
方に延出された側板部とこの側板部から側溝内壁に向か
って突出される複数のリブ部と、前記蓋板部の両端部よ
り側方に向けて延出されるフランジ部とを備えてなり、
前記蓋板部には水流入口が穿設され、前記リブ部は蓋板
部よりその直交方向に対し僅かに内方に傾斜して突出さ
れるとともに複数のリブ部のうちの少なくとも一つのリ
ブ部には係合溝が設けられ、この係合溝にゴム等の弾性
キャップが着脱自在に取り付けられ、前記フランジはそ
の先端部が下方に向けて略直角に屈曲されて屈曲部が形
成され、この屈曲部に所定の厚みが備えられ隣接する道
路面との段差部とされるとともにこの段差部には複数個
の水流入用切欠部が形設されてなることを特徴とする側
溝用蓋を提供することにより、前記従来の課題を悉く解
消する。
字形状の側溝を施蓋する硬質合成樹脂からなる側溝用蓋
であって、この側溝用蓋は側溝の内寸と略等しい幅を有
した蓋板部と、この蓋板部の両端部近傍からそれぞれ下
方に延出された側板部とこの側板部から側溝内壁に向か
って突出される複数のリブ部と、前記蓋板部の両端部よ
り側方に向けて延出されるフランジ部とを備えてなり、
前記蓋板部には水流入口が穿設され、前記リブ部は蓋板
部よりその直交方向に対し僅かに内方に傾斜して突出さ
れるとともに複数のリブ部のうちの少なくとも一つのリ
ブ部には係合溝が設けられ、この係合溝にゴム等の弾性
キャップが着脱自在に取り付けられ、前記フランジはそ
の先端部が下方に向けて略直角に屈曲されて屈曲部が形
成され、この屈曲部に所定の厚みが備えられ隣接する道
路面との段差部とされるとともにこの段差部には複数個
の水流入用切欠部が形設されてなることを特徴とする側
溝用蓋を提供することにより、前記従来の課題を悉く解
消する。
【0009】
【作用】硬質合成樹脂性であるため、側溝に対し高い寸
法精度に製作することができる。しかも弾性力を有する
ことから重力の加圧による変形に対し即座に復元し、常
に側溝に対し所期の状態で取り付けることができる。ま
た、蓋板部上に重力が加わった場合には、僅かに内方に
傾斜して撓みやすい形状となっている両側のリブ部が、
側溝の両内壁面に密着して益々安定した状態となり、側
溝に対し殆ど位置ずれが生じない。そのため、通行の邪
魔になったり、足を引っ掛けたりする危険性がない。フ
ランジ部が道路面との段差部とされているから、取付け
や取外しが簡便であるとともに、この段差部には水流入
用切欠部が形成されているから、道路面の雨水等はこの
切欠部から隣接するリブ部の間隙を通って側溝内に流入
するので、段差部分に雨水が溜ることがない。また、硬
質合成樹脂性であって極めて軽量であるため、簡単に取
り外して気軽に側溝内の清掃作業を行うことができる他
に、自動車等が乗ることによる騒音や側溝の内壁面を損
傷するといった問題も解消できる。複数のリブ部のうち
の少なくとも一つのリブ部には係合溝が設けられ、この
係合溝には弾性キャップが着脱自在に取り付けられる構
造であるから、側溝用蓋が側溝の両内壁面に一層密着し
て安定した状態で配設されることとなり、側溝に対し蓋
が位置ずれ等を起こさない。
法精度に製作することができる。しかも弾性力を有する
ことから重力の加圧による変形に対し即座に復元し、常
に側溝に対し所期の状態で取り付けることができる。ま
た、蓋板部上に重力が加わった場合には、僅かに内方に
傾斜して撓みやすい形状となっている両側のリブ部が、
側溝の両内壁面に密着して益々安定した状態となり、側
溝に対し殆ど位置ずれが生じない。そのため、通行の邪
魔になったり、足を引っ掛けたりする危険性がない。フ
ランジ部が道路面との段差部とされているから、取付け
や取外しが簡便であるとともに、この段差部には水流入
用切欠部が形成されているから、道路面の雨水等はこの
切欠部から隣接するリブ部の間隙を通って側溝内に流入
するので、段差部分に雨水が溜ることがない。また、硬
質合成樹脂性であって極めて軽量であるため、簡単に取
り外して気軽に側溝内の清掃作業を行うことができる他
に、自動車等が乗ることによる騒音や側溝の内壁面を損
傷するといった問題も解消できる。複数のリブ部のうち
の少なくとも一つのリブ部には係合溝が設けられ、この
係合溝には弾性キャップが着脱自在に取り付けられる構
造であるから、側溝用蓋が側溝の両内壁面に一層密着し
て安定した状態で配設されることとなり、側溝に対し蓋
が位置ずれ等を起こさない。
【0010】
【実施例】以下、この考案に係る側溝用蓋の好ましい実
施例について図面を参照しながら詳述する。「図1」は
この考案の一実施例の平面図、「図2」はそれの中央部
で破断した正面図、「図3」はそれの一部破断した右側
面図である。これらの図において、この考案の側溝用蓋
(1)は、硬質合成樹脂により一体成形されており、断
面略U字形状のコンクリート製側溝(2)の内寸と略等
しい幅を有する平面長方形の蓋板部(11)と、この蓋
板部(11)の両側端部近傍個所から下方の直交方向に
それぞれ突出した矩形板状の側板部(12)と、この両
側板部(12)のそれぞれの外側位置において下方の直
交方向に対し僅かに内方に傾斜した形状に形成された複
数本づつのリブ部(13)と、蓋板部(11)の両側端
部からそれぞれ側方に延設されたフランジ部(14)と
を備えている。
施例について図面を参照しながら詳述する。「図1」は
この考案の一実施例の平面図、「図2」はそれの中央部
で破断した正面図、「図3」はそれの一部破断した右側
面図である。これらの図において、この考案の側溝用蓋
(1)は、硬質合成樹脂により一体成形されており、断
面略U字形状のコンクリート製側溝(2)の内寸と略等
しい幅を有する平面長方形の蓋板部(11)と、この蓋
板部(11)の両側端部近傍個所から下方の直交方向に
それぞれ突出した矩形板状の側板部(12)と、この両
側板部(12)のそれぞれの外側位置において下方の直
交方向に対し僅かに内方に傾斜した形状に形成された複
数本づつのリブ部(13)と、蓋板部(11)の両側端
部からそれぞれ側方に延設されたフランジ部(14)と
を備えている。
【0011】リブ部(13)は蓋板部(11)に直交方
向に対し僅かに内方に傾斜して突出しているため、側溝
(2)の内壁面に密着することができる。蓋板部(1
1)には、両側部分が上方に湾曲形状に膨出されて一定
間隔で幅方向に形設されたガイド溝部(15)内に、そ
れぞれ5個一列に水流入孔(16)が穿設されている。
更に、フランジ部(14)は、蓋板部(11)の両端部
からそれぞれ側方に側溝(2)の厚みに略等しい長さに
延出してその各々の先端部が下方に略直角に屈曲し、そ
の先端屈曲部(18)が道路面との段差部とされるとと
もに複数個の水流入用切欠き(19)が形設されてい
る。
向に対し僅かに内方に傾斜して突出しているため、側溝
(2)の内壁面に密着することができる。蓋板部(1
1)には、両側部分が上方に湾曲形状に膨出されて一定
間隔で幅方向に形設されたガイド溝部(15)内に、そ
れぞれ5個一列に水流入孔(16)が穿設されている。
更に、フランジ部(14)は、蓋板部(11)の両端部
からそれぞれ側方に側溝(2)の厚みに略等しい長さに
延出してその各々の先端部が下方に略直角に屈曲し、そ
の先端屈曲部(18)が道路面との段差部とされるとと
もに複数個の水流入用切欠き(19)が形設されてい
る。
【0012】また、リブ部(13)には後述する弾性キ
ャップを係合させる係合溝(17)が設けられる。具体
的には、切断平面を示す「図4」のように、複数のリブ
部(13)のうちの少なくとも一のリブ部、より好まし
くは側板部(12)側の両端部の少なくとも2箇所のリ
ブ部(13)に係合溝(17)が設けられ、この係合溝
(17)にゴム等の弾性キャップ(3)が抜け止めされ
て各リブ部(13)に被覆状態に取り付けられる。従っ
て、このように弾性キャップ(3)をリブ部(13)の
係合溝(17)に取付けておくと、側溝(2)にこの蓋
(1)を配設した場合、各弾性キャップ(3)が側溝
(2)の内壁面に密着して接合した状態で取り付くこと
となる。従って、リブ部(13)に弾性キャップ(3)
を被着した後に、この側溝用蓋(1)を側溝(2)の上
端部に載置すると、各々内方に傾斜しているリブ部(1
3)にガイドされて弾性キャップ(3)が側溝(2)の
内壁面に摺動しながら接合される。図3で図示する実施
例では全リブ部(13)に弾性キャップ(3)が被冠さ
れた実施例が示されているが、この弾性キャップ(3)
は少なくとも両側部の各々両端部計4箇所に設けられて
いればよく、或いは1箇所であってもよい。
ャップを係合させる係合溝(17)が設けられる。具体
的には、切断平面を示す「図4」のように、複数のリブ
部(13)のうちの少なくとも一のリブ部、より好まし
くは側板部(12)側の両端部の少なくとも2箇所のリ
ブ部(13)に係合溝(17)が設けられ、この係合溝
(17)にゴム等の弾性キャップ(3)が抜け止めされ
て各リブ部(13)に被覆状態に取り付けられる。従っ
て、このように弾性キャップ(3)をリブ部(13)の
係合溝(17)に取付けておくと、側溝(2)にこの蓋
(1)を配設した場合、各弾性キャップ(3)が側溝
(2)の内壁面に密着して接合した状態で取り付くこと
となる。従って、リブ部(13)に弾性キャップ(3)
を被着した後に、この側溝用蓋(1)を側溝(2)の上
端部に載置すると、各々内方に傾斜しているリブ部(1
3)にガイドされて弾性キャップ(3)が側溝(2)の
内壁面に摺動しながら接合される。図3で図示する実施
例では全リブ部(13)に弾性キャップ(3)が被冠さ
れた実施例が示されているが、この弾性キャップ(3)
は少なくとも両側部の各々両端部計4箇所に設けられて
いればよく、或いは1箇所であってもよい。
【0013】この側溝用蓋(1)は、硬質合成樹脂で一
体成形されているので、側溝(2)に対し高い寸法精度
で製作することができる。そして、大きな重力が加わっ
た場合、内方に僅かに傾斜して撓み易い形状となった各
リブ部(13)が弾性キャップ(3)を介して側溝
(2)の内壁面に押し付けられる。それにより、側溝
(2)に密着して益々安定した状態となり、側溝(2)
に対し殆ど位置ずれが生じず、合成樹脂の有する軽量で
ある欠点をカバーして上方への浮き上がり或いは抜脱を
阻止でき、しかも、重力が解除されれば自体の復元力に
より加圧による変形が即座に解消する。従って、常に側
溝(2)に対し所期の状態で取り付き、通行の邪魔にな
ったり足を引っ掛けたりすることがない。
体成形されているので、側溝(2)に対し高い寸法精度
で製作することができる。そして、大きな重力が加わっ
た場合、内方に僅かに傾斜して撓み易い形状となった各
リブ部(13)が弾性キャップ(3)を介して側溝
(2)の内壁面に押し付けられる。それにより、側溝
(2)に密着して益々安定した状態となり、側溝(2)
に対し殆ど位置ずれが生じず、合成樹脂の有する軽量で
ある欠点をカバーして上方への浮き上がり或いは抜脱を
阻止でき、しかも、重力が解除されれば自体の復元力に
より加圧による変形が即座に解消する。従って、常に側
溝(2)に対し所期の状態で取り付き、通行の邪魔にな
ったり足を引っ掛けたりすることがない。
【0014】また、硬質合成樹脂性であって極めて軽量
であるため、簡単に取り外して気軽に側溝内の清掃作業
を行うことができる他に、自動車等が乗ることによる騒
音や従来の鉄製のような錆の発生の問題が生じず、そし
て、弾性キャップ(3)により側溝の内壁面を損傷する
といった問題も解消できる。更に、フランジ部(14)
と道路面との間に段差のある状態で施設されるが、雨水
等はフランジ部(14)の切欠部(19)から隣接する
リブ部(13)の間隙を通って側溝(2)内に流入する
ので、従来のように段差部分に雨水が溜ることもない。
であるため、簡単に取り外して気軽に側溝内の清掃作業
を行うことができる他に、自動車等が乗ることによる騒
音や従来の鉄製のような錆の発生の問題が生じず、そし
て、弾性キャップ(3)により側溝の内壁面を損傷する
といった問題も解消できる。更に、フランジ部(14)
と道路面との間に段差のある状態で施設されるが、雨水
等はフランジ部(14)の切欠部(19)から隣接する
リブ部(13)の間隙を通って側溝(2)内に流入する
ので、従来のように段差部分に雨水が溜ることもない。
【0015】尚、硬質合成樹脂で成形することにより、
金属をインサート成形して所要部分を補強することも任
意ででき、また、着色料を混入して着色すれば、美観上
極めて体裁の良い外観を呈する蓋を得ることができる。
この時、蛍光塗料を混入すれば、夜間における安全機能
を得ることもできる等の種々の利点がある。
金属をインサート成形して所要部分を補強することも任
意ででき、また、着色料を混入して着色すれば、美観上
極めて体裁の良い外観を呈する蓋を得ることができる。
この時、蛍光塗料を混入すれば、夜間における安全機能
を得ることもできる等の種々の利点がある。
【0016】「図5」乃至「図7」はこの考案の他の実
施例の平面図、中央部で破断した正面図および一部破断
した右側面図をそれぞれ示し、前記実施例とは形状が異
なるのみで殆ど同等の機能を得るものであるので、前記
実施例と実質的に同等のものには同一の符号を付してそ
の説明を省略する。形状において主に異なる点は、中央
部に長手方向の凹部(21)を形成してこの凹部(2
1)に長孔状の水流入口(16)を形成し構成のであ
る。
施例の平面図、中央部で破断した正面図および一部破断
した右側面図をそれぞれ示し、前記実施例とは形状が異
なるのみで殆ど同等の機能を得るものであるので、前記
実施例と実質的に同等のものには同一の符号を付してそ
の説明を省略する。形状において主に異なる点は、中央
部に長手方向の凹部(21)を形成してこの凹部(2
1)に長孔状の水流入口(16)を形成し構成のであ
る。
【0017】更に、「図8」乃至「図10」はこの考案
の更に他の実施例の半部を底面で示した平面部、中央部
で破断した正面図および一部破断した右側面図をそれぞ
れ示し、この実施例においても前記二つの実施例と略同
等の機能を得るものであるので、それらと実質的に同等
のものには同一の符号を付してその説明を省略する。外
観形状は「図1」乃至「図4」の実施例と略同様である
が、水流入孔22を、蓋板部(11)の両側においてそ
れぞれ一部を側板部(12)を側方に越えて形成した構
成においてのみ相違する。この実施例のものは、側溝
(2)に両側から水を流入させる必要のある場所におい
て特に有効である。
の更に他の実施例の半部を底面で示した平面部、中央部
で破断した正面図および一部破断した右側面図をそれぞ
れ示し、この実施例においても前記二つの実施例と略同
等の機能を得るものであるので、それらと実質的に同等
のものには同一の符号を付してその説明を省略する。外
観形状は「図1」乃至「図4」の実施例と略同様である
が、水流入孔22を、蓋板部(11)の両側においてそ
れぞれ一部を側板部(12)を側方に越えて形成した構
成においてのみ相違する。この実施例のものは、側溝
(2)に両側から水を流入させる必要のある場所におい
て特に有効である。
【考案の効果】以上詳述した如く、この考案は断面略U
字形状の側溝を施蓋する硬質合成樹脂からなる側溝用蓋
であって、この側溝用蓋は側溝の内寸と略等しい幅を有
した蓋板部と、この蓋板部の両端部近傍からそれぞれ下
方に延出された側板部とこの側板部から側溝内壁に向か
って突出される複数のリブ部と、前記蓋板部の両端部よ
り側方に向けて延出されるフランジ部とを備えてなり、
前記蓋板部には水流入口が穿設され、前記リブ部は蓋板
部よりその直交方向に対し僅かに内方に傾斜して突出さ
れるとともに複数のリブ部のうちの少なくとも一つのリ
ブ部には係合溝が設けられ、この係合溝にゴム等の弾性
キャップが着脱自在に取り付けられ、前記フランジはそ
の先端部が下方に向けて略直角に屈曲されて屈曲部が形
成され、この屈曲部に所定の厚みが備えられ隣接する道
路面との段差部とされるとともにこの段差部には複数個
の水流入用切欠部が形設されてなることを特徴とする側
溝用蓋であるから、合成樹脂製であるために軽量で、且
つ所定厚みの段差部を有しているから側溝への取付けや
取外しが簡便に行え、側溝内の清掃作業を楽に行うこと
ができる。しかも、側板部から側溝内壁に向かって僅か
に内方に傾斜して突出される複数のリブ部を有し、且つ
このリブ部のうちの少なくとも一のリブ部には着脱自在
に弾性キャップが取り付けられる構成であるから、蓋板
部上に重力が加わった場合には、リブ部が僅かに内方に
傾斜して撓みやすくなっており、しかも側溝内壁と密着
して抜け止め作用を発現するとともに、少なくとも一の
リブ部に弾性キャップを被冠させておくことにより、一
層側溝内部との密着性が良好なものとなり、側溝用蓋の
位置ずれが生じることなく、常に安定な状態に保持する
ことができ、歩行者に対する安全性が良好であるという
優れた効果を奏する。また、道路面との段差部には切欠
部が形成されており、側方からの水をこの切欠部から隣
接するリブ部の間隙を通して側溝内に導くことができる
ので、段差部分に雨水等を貯留させてしまうことがな
く、路面の排水、集水性能が良好であるという効果を奏
する。側溝に対し高精度に製作できるとともに自体の弾
性力により重力の加圧に対し容易に変形し且つ即座に復
元し、しかも、安定性に優れているから通行の邪魔にな
ったり、足を引っ掛けたりすることがない。更にまた、
錆や騒音或いは側溝の損傷の発生といった問題も生じな
いという優れた効果を奏する。
字形状の側溝を施蓋する硬質合成樹脂からなる側溝用蓋
であって、この側溝用蓋は側溝の内寸と略等しい幅を有
した蓋板部と、この蓋板部の両端部近傍からそれぞれ下
方に延出された側板部とこの側板部から側溝内壁に向か
って突出される複数のリブ部と、前記蓋板部の両端部よ
り側方に向けて延出されるフランジ部とを備えてなり、
前記蓋板部には水流入口が穿設され、前記リブ部は蓋板
部よりその直交方向に対し僅かに内方に傾斜して突出さ
れるとともに複数のリブ部のうちの少なくとも一つのリ
ブ部には係合溝が設けられ、この係合溝にゴム等の弾性
キャップが着脱自在に取り付けられ、前記フランジはそ
の先端部が下方に向けて略直角に屈曲されて屈曲部が形
成され、この屈曲部に所定の厚みが備えられ隣接する道
路面との段差部とされるとともにこの段差部には複数個
の水流入用切欠部が形設されてなることを特徴とする側
溝用蓋であるから、合成樹脂製であるために軽量で、且
つ所定厚みの段差部を有しているから側溝への取付けや
取外しが簡便に行え、側溝内の清掃作業を楽に行うこと
ができる。しかも、側板部から側溝内壁に向かって僅か
に内方に傾斜して突出される複数のリブ部を有し、且つ
このリブ部のうちの少なくとも一のリブ部には着脱自在
に弾性キャップが取り付けられる構成であるから、蓋板
部上に重力が加わった場合には、リブ部が僅かに内方に
傾斜して撓みやすくなっており、しかも側溝内壁と密着
して抜け止め作用を発現するとともに、少なくとも一の
リブ部に弾性キャップを被冠させておくことにより、一
層側溝内部との密着性が良好なものとなり、側溝用蓋の
位置ずれが生じることなく、常に安定な状態に保持する
ことができ、歩行者に対する安全性が良好であるという
優れた効果を奏する。また、道路面との段差部には切欠
部が形成されており、側方からの水をこの切欠部から隣
接するリブ部の間隙を通して側溝内に導くことができる
ので、段差部分に雨水等を貯留させてしまうことがな
く、路面の排水、集水性能が良好であるという効果を奏
する。側溝に対し高精度に製作できるとともに自体の弾
性力により重力の加圧に対し容易に変形し且つ即座に復
元し、しかも、安定性に優れているから通行の邪魔にな
ったり、足を引っ掛けたりすることがない。更にまた、
錆や騒音或いは側溝の損傷の発生といった問題も生じな
いという優れた効果を奏する。
【図1】この考案の一実施例の平面図である
【図2】同上、中央部で破断した正面図である。
【図3】同上、一部破断した右側面図てある。
【図4】同上、一部の切断平面図である。
【図5】この考案の他の実施例の平面図である。
【図6】同上、中央部で破断した正面図である。
【図7】同上、一部破断した右側面図である。
【図8】同この考案の更に他の実施例の半部を底面で示
した平面図である。
した平面図である。
【図9】同上、中央部で破断した正面図である。
【図10】同上、一部破断した右側面図である。
1 側溝用蓋 11 蓋板部 13 リブ部 14 フランジ部 16,22 水流入孔 17 係合溝 18 先端屈曲部 19 水流入用切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−135461(JP,U) 実開 昭51−5086(JP,U) 実公 昭51−37753(JP,Y2) 実公 昭54−27081(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 断面略U字形状の側溝を施蓋する硬質合
成樹脂からなる側溝用蓋であって、この側溝用蓋は側溝
の内寸と略等しい幅を有した蓋板部と、この蓋板部の両
端部近傍からそれぞれ下方に延出された側板部とこの側
板部から側溝内壁に向かって突出される複数のリブ部
と、前記蓋板部の両端部より側方に向けて延出されるフ
ランジ部とを備えてなり、前記蓋板部には水流入口が穿
設され、前記リブ部は蓋板部よりその直交方向に対し僅
かに内方に傾斜して突出されるとともに複数のリブ部の
うちの少なくとも一つのリブ部には係合溝が設けられ、
この係合溝にゴム等の弾性キャップが着脱自在に取り付
けられ、前記フランジはその先端部が下方に向けて略直
角に屈曲されて屈曲部が形成され、この屈曲部に所定の
厚みが備えられ隣接する道路面との段差部とされるとと
もにこの段差部には複数個の水流入用切欠部が形設され
てなることを特徴とする側溝用蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041868U JPH0739985Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 側溝用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041868U JPH0739985Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 側溝用蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557081U JPH0557081U (ja) | 1993-07-30 |
| JPH0739985Y2 true JPH0739985Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=12620241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991041868U Expired - Lifetime JPH0739985Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 側溝用蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739985Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200490998Y1 (ko) * | 2018-03-29 | 2020-02-05 | 황주연 | 배수측구용 트렌치뚜껑 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60100486U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-09 | 株式会社 明星金属製作所 | 自在の固定具を取り付けた溝蓋 |
| JPS60186395U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-10 | 株式会社 明星金属製作所 | 溝蓋 |
| DE3817179A1 (de) * | 1988-05-20 | 1989-11-30 | Bosch Gmbh Robert | Bremsanlage mit antiblockierregelung fuer kraftfahrzeuge |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP1991041868U patent/JPH0739985Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557081U (ja) | 1993-07-30 |
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