JPH0740072A - レーザ加工用エネルギー分割装置 - Google Patents

レーザ加工用エネルギー分割装置

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JPH0740072A
JPH0740072A JP5185272A JP18527293A JPH0740072A JP H0740072 A JPH0740072 A JP H0740072A JP 5185272 A JP5185272 A JP 5185272A JP 18527293 A JP18527293 A JP 18527293A JP H0740072 A JPH0740072 A JP H0740072A
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JP
Japan
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optical fiber
laser
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laser light
incident
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JP5185272A
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English (en)
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Tsutomu Shimomura
勉 下村
Katsumi Yoshitani
克美 吉谷
Norikimi Kaji
紀公 梶
Hiromi Nishimura
広海 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱効果に優れ、高パワーのレーザ光を入力
しても温度上昇を抑える。 【構成】 中継器1のハウジングが金属ケース2から成
る。金属ケース2の外面に放熱用ヒートシンク16を設
ける。アパーチャ13で反射した散乱光は金属ケース2
内に吸収される。さらに放熱用ヒートシンク16を介し
て金属ケース2外部へ放熱される。高パワーのレーザ光
が入力されても、アパーチャ13やコネクタ5,6の温
度上昇が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ発振器から出力
されたレーザ光を溶接や切断、穴明けといった加工を行
なうレーザ加工機に供給するに際して、複数のレーザ加
工機にレーザ光を送ることができるレーザ加工用エネル
ギー分割装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工機においては、一般にレーザ
発振器から出力されたレーザ光を結合レンズにより光フ
ァイバに入射してこの光ファイバの他端から加工用集光
レンズにレーザ光を導いている。この場合、単一のレー
ザ発振器からは単一の加工点にレーザ光を送ることがで
きるだけであるが、特公平3−9834号公報に示され
ているように、光ファイバによる伝送経路中に、中継器
1を設置するとともに、この中継器1中にレーザ光を分
割する半透過のビームスプリッタを配置することで、図
9に示すように、レーザ発振器3から出力されるレーザ
光を光ファイバ60から中継器1、光ファイバ61,6
1を介して複数の加工用光学系70,70に送ることが
できる。
【0003】ここにおいて、中継器1は図10に示すよ
うに、入射用光ファイバ60から出るレーザ光を平行な
ものとするコリメートレンズ10と、平行なレーザ光を
出射用光ファイバに入射するための集光レンズ15とか
ら構成されている。ところで、光ファイバにレーザ光を
入射するにあたっては、次の条件を満足しなくてはなら
ない。すなわち、レーザ光のスポット径をd、光ファイ
バのコア径をdf、レーザ光の入射角をθ、光ファイバ
固有の開口数(ヌメリカル・アパーチャ)をNAとする
時、 d≦df (1) θ=2 sin-1NA (2) また光ファイバから出た光は、図10に示す光学系にお
いて、コリメートレンズ10の焦点距離をf1、集光レ
ンズ15の焦点距離をf2、光ファイバ60からの出射
角をθ1、集光レンズ15の集光角をθ2、コリメート
レンズ10で平行とされたレーザ光のビーム径をD、光
ファイバ61のコア径をd1、集光径をd2とする時、 f1・θ1=f2θ2=D (3) d2/d1=f2/f1 (4) ∴ d1θ1=d2θ2 (5) θ1=2 sin-1NA (6) という条件を満足している。
【0004】この時、上記公報にも示されているよう
に、出射用光ファイバの径を小さくしておくことがレー
ザ光のエネルギー密度を高める点で好ましいのである
が、中継器1において、径の小さい出射用光ファイバに
レーザ光を入射させるのは非常に困難である。なぜな
ら、入射用光ファイバ4から出たレーザ光は、(6)式
のように、光ファイバ固有の開口数NAで決まる角度ま
で広がってしまうことから、これをコリメートレンズ1
0で平行光とし、集光レンズ15で集光するにあたり、
集光径d2を小さくして径の小さい出射用光ファイバに
出射させるには、上記(3)(4)(5)式から明らか
なように、集光レンズ15として焦点距離f2が小さ
く、従って集光角θ2が大きいものを用いなくてはなら
ず、この時、集光角θ2が出射用光ファイバの開口数N
Aを越えてしまって、(2)式を満足しなくなることが
生じる。つまり、レーザ光の一部しか利用できなくなっ
てしまうものであり、これを避けるには、開口数NAが
大きく、径が大きい光ファイバを用いなくてはならな
い。
【0005】加うるに、光ファイバから出たレーザ光を
レンズ系を用いて再び同じ開口数NAの光ファイバに入
射する場合、(2)式を満足するには入射用光ファイバ
4として出射用光ファイバと同じ径以上の径をもつもの
としなくてはならないが、レンズには収差がつきもので
あるために、同じ径の光ファイバに完全に再入射させる
のは難しく、またレーザ加工に用いるレーザ光は非常に
エネルギー密度が高いために、きちんと光ファイバに入
射させないと光ファイバの端面を損傷破壊してしまう場
合があり、実際上、径の小さい光ファイバを出射側(つ
まりはレーザ加工側)に用いることができない。
【0006】本出願人は、上述の課題に対するものとし
て、特願平4−262205号を提案している。このも
のは、アパーチャを用いてレーザ光の一部をカットし
て、レーザ光の径を小さくして入射側のレーザ光側のコ
リメートレンズ10よりも短い焦点距離を有する前述の
集光レンズ15で光ファイバにレーザ光を集光して入射
できるものである。これにより、出射用光ファイバに損
傷を与えることなく、レーザ光を分割して伝送できるも
のである。しかし、前述のものはビームスプリッタで分
割されたレーザ光の径すなわち断面積は、分割される前
と略同じである。つまり、出射用光ファイバの端面で、
レーザ光のスポット径を光ファイバのコア径の0.8〜
0.9倍程度に集光しようとすれば、前記アパーチャ
で、コリメートレンズ10で平行にされたレーザ光の径
を0.8〜0.9倍にしなければならず、面積では0.
64〜0.81倍となる。すなわち、19〜36%はア
パーチャでカットされることになる。カットされたレー
ザ光はロスとなる。エネルギー分割装置を用いた場合、
1箇所の加工には、レーザ発振器の数分の1のものであ
るので、ロスはできる限り低いものが望ましいと共に、
レーザ出力が大きくなると、アパーチャの温度が非常に
高くなって、光学レンズやミラーに悪影響を及ぼすこと
も生じる。
【0007】また、前記実施例では、ビームスプリッタ
を用いて分割を行なっているが、ビームスプリッタは実
際には設計した分割比例通りには製作することは困難
で、ある程度のばらつきを有している。加工上のばらつ
きが問題になる場合、分割された後のエネルギーの最も
小さいものに合わせるように、エネルギーを減少させ
て、略同じ程度になるように後で調整をしていた。
【0008】その結果、従来では、カットされたレーザ
光のロスが大きくなり、また、レーザ出力が大きくなる
と、アパーチャの温度が非常に高くなって、光学レンズ
やミラー等に温度上昇の悪影響が生じ、そのうえ、エネ
ルギー分割の調整が困難になるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
既に出願した特願平5−6777号において、ミラー系
により分割された複数のレーザ光の各々の断面形状を、
分割前の略円状のレーザ光の断面を分割したものとし、
断面積は分割数分の1になっていると共に、円形のアパ
ーチャが、各々分割されたレーザ光の断面形状の略重心
位置に配することにより、アパーチャでカットされるレ
ーザエネルギーを低く抑えてロスを少なくし、つまりア
パーチャの温度上昇を低く抑えるようにし、さらにはエ
ネルギー分割の調整が容易となるレーザ加工用エネルギ
ー分割装置を提案している。しかしながら、かかるレー
ザ加工用エネルギー分割装置に対して、レーザ発振器か
ら高パワーのレーザ光を入力した場合は、アパーチャに
より反射される散乱光がケース内で多く発生して温度が
上昇し、これがアパーチャ部やコネクタ部、ミラー等に
悪影響を及ぼすという不具合がある。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、放熱効果に優れ、
高パワーのレーザ光を入力してもアパーチャやコネクタ
等の温度上昇を抑えることができるようにしたレーザ加
工用エネルギー分割装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明は、レーザ発振器3から出力されたレー
ザ光を導く入射用光ファイバ4と、この入射用光ファイ
バ4から出たレーザ光を平行光とするコリメートレンズ
10と、レーザ光を分割する分割光学系11,12と、
分割されたレーザ光を絞る複数のアパーチャ13と、コ
リメートレンズ10より短い焦点距離をもち、前記入射
用光ファイバ4と同じコア径を有する複数の出射用光フ
ァイバ14にレーザ光を集光させるための複数の集光レ
ンズ15と、これらを収納する中継器1のハウジングと
により構成されると共に、上記中継器1のハウジングが
金属ケース2から成り、金属ケース2の外面には放熱用
ヒートシンク16が設けられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、中継器1のハウジングを金属
ケース2で構成したものであり、尚且つ金属ケース2の
外面に放熱用ヒートシンク16を設けたことにより、ア
パーチャ13で反射した散乱光は金属ケース2内に十分
に吸収され、さらに放熱用ヒートシンク16を介して金
属ケース2外部へ放熱されることにより、高パワーのレ
ーザ光が入力されても、アパーチャ13やコネクタ5,
6等の温度上昇が抑えられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1において、中継器1のハウジングは、防塵性
の高い金属ケース2で構成され、この金属ケース2の一
端側には、図2に示すように、レーザ発振器3(図5参
照)からのレーザ光を導くための入射用光ファイバ4の
入射側コネクタ5が一つ設けられ、他端側にはレーザ光
を加工光学系に導くための出射側コネクタ6が二つ設け
られている。入射側コネクタ5は、図1に示す放熱フィ
ン7を備えた入射側の鏡筒8の先端部に取付けられ、こ
の鏡筒8の内部には入射用光ファイバ4から出たレーザ
光を平行光とするためのコリメートレンズ10が配設さ
れている。さらに金属ケース2内には、図2に示すコリ
メートレンズ10から出た平行なビーム径Dのレーザ光
の断面を分割するためのミラー系11と、ミラー系11
で分割反射されたレーザ光の向きを変換して、分割され
た2つのレーザ光の向きを同じとする全反射ミラー12
と、上記D1よりも小さい開口径D2を持ち、断面を分
割されたレーザ光の断面形状の略重心位置に配されたア
パーチャ13と、アパーチャ13を通過した二つのレー
ザ光を夫々出射用光ファイバ14に入射させる集光レン
ズ15とが夫々二組納められている。
【0014】また、分割されたレーザ光を絞るアパーチ
ャ13は、上記ミラー系11で2分割されたレーザ光の
断面積の略重心位置に円形の開口径の中心がくるように
配されており、アパーチャ13を透過しないレーザエネ
ルギーのロスが極力低く抑えられるようになっている。
一方、上記アパーチャ13から出たレーザ光が夫々入射
される二つの集光レンズ15は、放熱フィン7を備えた
出射側の鏡筒9内に配置されている。尚、アパーチャ1
3の位置は、図1に示すミラー系11と全反射ミラー1
2との間、又は図2に示す全反射ミラー12と集光レン
ズ15との間のいずれであってもよい。
【0015】ここで、上記金属ケース2の一端側の外面
には、図1に示すように、上記鏡筒8,9の放熱フィン
7とは別に、放熱用ヒートシンク16が設けられてお
り、金属ケース2内の熱を金属ケース2外部に逃がせる
構造となっている。また、上記アパーチャ13の表面
は、耐熱性及び放熱性を有し、YAGレーザに対して反
射率の高い金属材料がメッキされると共に、図4に示す
ように、アパーチャ13の開口部には反射方向に向けて
拡開するテーパ面17が形成されている。さらに上記ア
パーチャ13により反射された散乱光を吸収し易くする
ために、金属ケース2の内面にはYAGレーザの波長を
吸収し易い表面処理が施されている。
【0016】このように、中継器1のハウジングを防塵
性を有する金属ケース2で構成し、尚且つ金属ケース2
の外面に放熱用ヒートシンク16を設けたことにより、
アパーチャ13で反射した散乱光は金属ケース2内に吸
収され、さらに放熱用ヒートシンク16を介して金属ケ
ース2外部へ放熱されることとなり、仮りに高パワーの
レーザ光が入力されても、アパーチャ13やコネクタ
5,6、分割光学系11,12の温度上昇が抑えられ
る。その結果、放熱効果に優れたレーザ加工用エネルギ
ー分割装置が得られるという利点がある。
【0017】また、本実施例では、金属ケース2の内面
に、YAGレーザの波長を吸収し易い表面処理を施すこ
とにより、アパーチャ13により反射された散乱光は金
属ケース2内により吸収し易くなり、そのうえ鏡筒8,
9には放熱フィン7が夫々設けてあるので、温度上昇が
より効果的に抑えられるものである。また、アパーチャ
13の表面は、耐熱性及び放熱性を有し、YAGレーザ
に対して反射率の高い金メッキが施されているから、高
パワーのレーザ光を伝送した場合であってもアパーチャ
13そのものの温度上昇を抑えることができ、しかも、
アパーチャ13の開口部に反射方向に向けて拡開するテ
ーパ面17を形成した、分割されたレーザ光を開口部に
て拡散して入射用光ファイバ4に戻らないようにするこ
とができ、入射用光ファイバ4の損傷を防止できると共
に、入射用光ファイバ4の温度上昇をも同時に抑えるこ
とができるという利点がある。
【0018】本発明の他の実施例を図5〜図8に示す。
本実施例では、YAGレーザ加工機27の内蔵に適した
光ファイバ駆動リレー30を例示する。最近は、YAG
レーザ加工機、特に光ファイバを用いた加工機におい
て、レーザ光の有効利用のために、1つのレーザ発振器
から複数の光ファイバにレーザ光を切り替えて伝送する
ことができる、いわゆる時分割ユニットが装着される場
合が多くなってきている。
【0019】ここで、従来の時分割ユニットにおいて
は、図11に示すように、レーザ発振器3から出たレー
ザ光を任意のポートへ反射させるための複数の全反射型
の可動ミラー20と、この可動ミラー20を動かすため
のソレノイド等の駆動装置21と、可動ミラー20で反
射されたレーザ光を複数のうちの1つの光ファイバ端面
に集光するための複数の入射レンズ22とで構成され、
夫々の構成要素はレーザ発振器3のベースに取付けられ
ている。また、各光ファイバ25,26の端面は、コネ
クタ23で脱着可能になっていると共に、入射レンズ2
2の焦点の位置にきっちり位置合わせできるように微動
調整機構24′が配置されている。
【0020】しかしながら、従来の時分割ユニットで
は、夫々の光ファイバ25,26に対して入射レンズ2
2と微動調整機構24′とを夫々有しているため、高価
なものとなる。また夫々の光ファイバ25,26に対し
て端面の位置を調整する必要があるため、光ファイバ2
5,26を交換した時などにおいては、いちいち光ファ
イバ端面の夫々の位置を調整、確認する必要があった。
しかも、その調整具合によっては各光ファイバ25,2
6間でレーザエネルギー(パワー)の差が出て、加工品
質が変わってしまうおそれもあった。
【0021】これに対し、本実施例では、図5に示すレ
ーザ加工機27に内蔵できる時分割ユニットにおいて、
入射レンズ(集光レンズ)35、微動調整機構24が1
つで済むと共に、レーザエネルギーの差が出難いように
した光ファイバ駆動リレー30を提供するものである。
以下、光ファイバ駆動リレー30の構造と、レーザ加工
機27への内蔵方法とを順に説明する。
【0022】先ず、光ファイバ駆動リレー30は、図7
及び図8に示すように、一対の固定側光ファイバ31,
32の両端部を平行に固定する固定ブロックAと、可動
側光ファイバ33が平行移動するように駆動されること
により、その可動体5に固定された可動側光ファイバ3
3の一端部から出たレーザ光を一対の固定側光ファイバ
31,32の両端部のうちの一方の端部で受けるように
切り換える可動ブロックBと、可動体36を駆動する電
磁石装置Cと、固定ブロックA及び可動ブロックBを収
容したチャンバDと、有極電磁石37の両側にアーマチ
ュア40により駆動される動作位置検出装置41,42
と、電磁石装置C及びチャンバDを位置決め固定してい
るケースE等で構成されている。上記動作位置検出装置
41,42は可動側光ファイバ33のずれ量の増加を検
出して異常時にはレーザ伝送をストップさせるものであ
る。また、光ファイバ駆動リレー30の可動側光ファイ
バ33の他端部には、入射レンズからのレーザ光を正確
に入射するための微動調整機構24が設けられている。
尚図7中、43は固定側光ファイバ31,32を固定す
る固定台、46は接続器、80は駆動片、81は蓋体、
82,83はストッパ台、100は連結部材であり、連
結部材100の両端がストッパ台82,83の調整部に
当接することにより、可動側光ファイバ33がその一端
部の側面と固定側光ファイバ31,32の一端部の側面
とが極めて僅かな間隙をもって対向可能なように位置決
めされるものである。
【0023】次に、上記光ファイバ駆動リレー30をレ
ーザ加工機27に内蔵するに当たり、図5に示すよう
に、可動側光ファイバ33の他端が集光光学系、すなわ
ち入射レンズ35の焦点位置にくるように光ファイバ駆
動リレー30はレーザ発振器3のベースに位置決め固定
されている。そして、図6(a)(b)に示すように、
光ファイバ駆動リレー30の微動調整機構24は、例え
ばレーザ光軸に垂直な方向に調整できる2つのスクリュ
ーネジ50と、夫々のスクリューネジ50にバネ圧縮力
を与えているスプリング51により構成されており、こ
のスクリューネジ50とスプリング51により光ファイ
バ端面位置Pをレーザ光軸に垂直な方向(図6(a)の
矢印方向)に微動させることができ、これにより、レー
ザ加工機27の入射光学系の焦点位置に可動側光ファイ
バ90の端面の中心を正確に位置合わせできるものであ
る。
【0024】上記のように、光ファイバ駆動リレー30
をレーザ加工機27に内蔵することによって、図9に示
入射用光ファイバ60(図9)60を1本省略でき、こ
れに伴って伝送ロスが減少され、低価格になるという利
点がある。一方、図11に示す従来例では、最初の光フ
ァイバ25,26へのレーザ光の入射状態の調整がユー
ザーまかせとなり、入射ミスが発生する可能性があった
のに対し、本発明ではレーザ加工機27内の入射レンズ
35の焦点位置に微動調整機構24を配しているため、
メーカーが一度レーザ加工機27を設置する際に調整す
れば、後でユーザーが調整する必要がなくなり、入射ミ
スの発生を減らすことができると共に、入射レンズ35
及び微動調整機構24が1つで済み、高精度のレーザ加
工機を低コストで作製できるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように、レーザ発振器か
ら出力されたレーザ光を導く入射用光ファイバと、この
入射用光ファイバから出たレーザ光を平行光とするコリ
メートレンズと、レーザ光を分割する分割光学系と、分
割されたレーザ光を絞る複数のアパーチャと、コリメー
トレンズより短い焦点距離をもち、前記入射用光ファイ
バと同じコア径を有する複数の出射用光ファイバにレー
ザ光を集光させるための複数の集光レンズと、これらを
収納する中継器のハウジングとにより構成されると共
に、上記中継器のハウジングが金属ケースから成り、金
属ケースの外面には放熱用ヒートシンクが設けられたも
のであるから、高パワー(エネルギー)のレーザ光を入
力しても、金属ケースの吸熱作用とヒートシンクによる
放熱作用とによってアパーチャや光エネルギ等の温度上
昇が確実に抑えられ、放熱効果に優れたレーザ加工用エ
ネルギー分割装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同上の光学的系統図である。
【図3】図1の一部破断した側面図である。
【図4】同上のアパーチャの拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の光学的系統図である。
【図6】図5の微動調整機構を示し、(a)は側面図、
(b)は(a)のF−F線断面図である。
【図7】図5の光ファイバ駆動リレーの分解斜視図であ
る。
【図8】図7の組立後の平面図である。
【図9】従来例の概略図である。
【図10】従来例の光学系の条件を説明するための光路
図である。
【図11】他の従来例の光学的系統図である。
【符号の説明】
2 金属ケース 3 レーザ発振器 4 入射用光ファイバ 10 コリメートレンズ 11,12 分割光学系 13 アパーチャ 15 集光レンズ 16 放熱用ヒートシンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 広海 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器から出力されたレーザ光を
    導く入射用光ファイバと、この入射用光ファイバから出
    たレーザ光を平行光とするコリメートレンズと、レーザ
    光を分割する分割光学系と、分割されたレーザ光を絞る
    複数のアパーチャと、コリメートレンズより短い焦点距
    離をもち、前記入射用光ファイバと同じコア径を有する
    複数の出射用光ファイバにレーザ光を集光させるための
    複数の集光レンズと、これらを収納する中継器のハウジ
    ングとにより構成されると共に、上記中継器のハウジン
    グが金属ケースから成り、金属ケースの外面には放熱用
    ヒートシンクが設けられていることを特徴とするレーザ
    加工用エネルギー分割装置。
JP5185272A 1993-07-27 1993-07-27 レーザ加工用エネルギー分割装置 Withdrawn JPH0740072A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313511A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Nippon Steel Corp 金属板材の接合方法及び接合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313511A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Nippon Steel Corp 金属板材の接合方法及び接合装置

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