JPH0740092Y2 - 流体圧シリンダのクッション装置 - Google Patents

流体圧シリンダのクッション装置

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JPH0740092Y2
JPH0740092Y2 JP40343290U JP40343290U JPH0740092Y2 JP H0740092 Y2 JPH0740092 Y2 JP H0740092Y2 JP 40343290 U JP40343290 U JP 40343290U JP 40343290 U JP40343290 U JP 40343290U JP H0740092 Y2 JPH0740092 Y2 JP H0740092Y2
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JP
Japan
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cushion
piston
cylinder
fluid pressure
ring
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JP40343290U
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JPH0488502U (ja
Inventor
秀和 堀田
Original Assignee
太陽鉄工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種産業機械類の駆動
源として使用される流体圧シリンダのクッション装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な流体圧シリンダには、負
荷の運動エネルギーを流体圧シリンダのストローク端に
おいて吸収するために、クッション装置が内蔵されてい
る。
【0003】従来のクッション装置は、シリンダカバー
に設けられたクッション穴に、ピストンと当接するよう
に設けられたクッションリングが嵌入することによっ
て、ピストンとシリンダカバーとの間にクッション室が
形成されるように構成されている。
【0004】クッションリングがクッション穴に嵌入す
ると、クッション室の流体が閉じ込められてその圧力が
上昇し、これによってピストンを押し戻そうとする抗力
が作用し、この抗力によって、ピストン、すなわち負荷
の速度を低下させる。クッション室の圧力を逃がさない
ようにするため、クッションリングとピストンロッドと
の間にOリングなどのシール部材が装着されている。
【0005】したがって、クッション室内の流体は、ク
ッションリングとクッション穴との間のクリアランスを
ゆっくり通って排出ポートから排出される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述したような従来の
クッション装置によると、クッション動作によってクッ
ション室にサージ圧が発生する。そうすると、クッショ
ンリングの端面とピストンの端面とは単に圧接している
のみでシールされていないので、発生したサージ圧がク
ッションリングとピストンとの間に入り込み、これらを
互いに引き離す方向に作用する。
【0007】このため、クッションリングとピストンと
を連結しているピストンロッドに大きな引っ張り荷重が
加わり、これに負荷及びピストンロッド自体の慣性など
が相乗的に作用することによって、ピストンロッドが破
壊され、又はピストンロッドとピストンとを連結してい
る螺子が破壊され、また破壊には至らない場合でも螺子
の弛みなどが発生する。
【0008】これを防止するための一策として、クッシ
ョンリングをピストンと一体に形成することが考えられ
るが、その場合には切削工程が増加するとともに無駄な
材料が増えるのでコスト高となる。
【0009】本考案は、上述の問題に鑑み、クッション
動作にともなうサージ圧のピストンロッドへの影響を少
なくし、サージ圧によるピストンロッドの破壊などを防
止することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案に係るク
ッション装置は、上述の課題を解決するため、シリンダ
チューブと、前記シリンダチューブ内を摺動するピスト
ンと、前記シリンダチューブの両端を閉塞するシリンダ
カバーとを有し、少なくとも一方の前記シリンダカバー
にはクッション用のクッション穴が設けられ、前記クッ
ション穴に嵌入するクッションリングが前記ピストンと
は別体で設けられてなる流体圧シリンダのクッション装
置であって、前記クッションリングの端面と前記ピスト
ンの端面との間において、当該端面間をシールするシー
ル部材が、当該クッションリングの内周面に至らないよ
うに設けられてなる。
【0011】請求項2の考案に係るクッション装置は、
前記クッションリングの外周端縁と前記ピストンの端面
との間をシールするシール部材が設けられてなる。
【0012】請求項3の考案に係るクッション装置は、
前記クッションリングの端面と前記ピストンの端面との
間において、当該クッションリングの端面の全部を覆っ
てシールするシール部材が設けられてなる。
【0013】
【作用】クッションリングがクッション穴に嵌入する
と、クッション室の流体の圧力が上昇する。
【0014】この圧力によってサージ圧が発生した場合
であっても、サージ圧はシール部材によってシールさ
れ、それよりも内周側へは入り込まない。そのため、ク
ッションリング及びピストンに作用する軸方向の引っ張
り力は大きくならない。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0016】図1は本考案に係る流体圧シリンダ1のク
ッション装置2を中心とした要部を示す断面図である。
【0017】流体圧シリンダ1は、シリンダチューブ1
1、シリンダチューブ11内を摺動するピストン12、
ピストン12に連結されたピストンロッド13、シリン
ダチューブ11の両端を閉塞するシリンダカバー14,
15(シリンダカバー15は図示せず)、クッションリ
ング16,17、ナット18、シリンダカバー14,1
5を連結するタイロッド19、ナット20、パッキン2
1,22,29などから構成されている。
【0018】シリンダカバー14には、上述のクッショ
ンリング16が嵌入するクッション穴31、クッション
穴31に連通し流体を給排するためのポート32、及
び、流体の供給時に高速で流体を流通させるための図示
しない公知のチェック弁が設けられている。
【0019】クッションリング16,17のピストン1
2と当接する側の端面には、それぞれリング状の溝23
が設けられており、この溝23にOリングからなるシー
ル部材24が装着されている。これによって、クッショ
ンリング16,17とピストン12との端面間において
シールが行われている。なお、溝23の位置は、クッシ
ョンリング16,17の外周に近い方が望ましい。
【0020】次に、上述のように構成されたクッション
装置2の作用を説明する。
【0021】シリンダ室42に圧流体が供給されること
によってピストン12が図1の左方向へ移動し、クッシ
ョンリング16がクッション穴31に嵌入し始めると、
クッション室41内の流体が閉じ込められてその圧力が
上昇し、クッション作用が行われる。
【0022】負荷の慣性が大きく又はピストン12の速
度が大きいなどの理由によってクッション室41に大き
なサージ圧が発生した場合であっても、そのサージ圧は
クッションリング16に設けられたシール部材24によ
りシールされるため、それよりも内周側の端面には作用
しない。
【0023】そのため、ピストンロッド13に印加され
る引っ張り荷重がそれほど大きくならず、ピストンロッ
ド13又はナット18の破壊及びナット18の弛みなど
が防止される。
【0024】また、ピストン12及びクッションリング
16,17は、それぞれ適当な形状の材料から最小限の
切削加工によって製造可能であるので、これらを一体に
形成した場合に比較して低コストで製造可能である。
【0025】図2〜図5はクッション装置2の他の実施
例を示す部分断面図である。
【0026】図2(a)では、ピストン12の端面に溝
23aが設けられ、ここにシール部材24が装着されて
いる。
【0027】図2(b)では、V字形の溝23bがクッ
ションリング16に設けられており、ここにシール部材
24が装着されている。
【0028】図3(a)では、クッションリング16の
外周端縁に溝23cが設けられ、ここにシール部材24
が装着されている。これによって、クッションリング1
6の外周端縁とピストン12の端面との間がシールされ
ている。
【0029】図3(b)では、クッションリング16の
外周端縁に設けられた溝23cに、糊状のシール剤又は
パテなどが充填されて硬化することによってシール部材
25が形成されている。
【0030】図4(a)では、クッションリング16の
端面がテーパ状に形成されており、これに密着するよう
にピストン12の端面もテーパ状に形成され、これらが
軸方向に互いに当接することによってシール部材26が
形成されている。これによって、クッションリング16
の外周端縁とピストン12の端面との間がシールされて
いる。
【0031】図4(b)では、クッションリング16及
びピストン12の端面に、図4(a)とは逆方向のテー
パを有したシール部材26が形成されている。
【0032】図5(a)では、クッションリング16の
端面とピストン12の端面との間にシート状のシール部
材27が挟まれている。シール部材27は、クッション
リング16の端面の全部を覆ってシールを行っている。
【0033】図2〜図5に示したクッション装置2にお
いても、図1において説明したのと同様に、クッション
室41に発生したサージ圧がシールされるため、ピスト
ンロッド13に印加される引っ張り荷重がそれほど大き
くならず、ピストンロッド13又はナット18の破壊及
びナット18の弛みなどが防止される。
【0034】上述の実施例において、クッション室41
とポート32との間に絞り弁を接続し、その絞り量を調
整可能としてもよい。その他、流体圧シリンダ1、クッ
ション装置2の構造、形状、寸法などは、上述した以外
に種々変更することが可能である。
【0035】
【考案の効果】本考案によると、クッション動作にとも
なうサージ圧のピストンロッドへの影響を少なくし、サ
ージ圧によるピストンロッドの破壊などを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流体圧シリンダのクッション装置
を中心とした要部を示す断面図である。
【図2】クッション装置の他の実施例を示す部分断面図
である。
【図3】クッション装置の他の実施例を示す部分断面図
である。
【図4】クッション装置の他の実施例を示す部分断面図
である。
【図5】クッション装置の他の実施例を示す部分断面図
である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ 2 クッション装置 11 シリンダチューブ 12 ピストン 14 シリンダカバー 16,17 クッションリング 24,25,26,26a,27 シール部材 31 クッション穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブと、 前記シリンダチューブ内を摺動するピストンと、 前記シリンダチューブの両端を閉塞するシリンダカバー
    と を有し、 少なくとも一方の前記シリンダカバーにはクッション用
    のクッション穴が設けられ、 前記クッション穴に嵌入するクッションリングが前記ピ
    ストンとは別体で設けられ てなる流体圧シリンダのクッション装置であって、 前記クッションリングの端面と前記ピストンの端面との
    間において、当該端面間をシールするシール部材が、当
    該クッションリングの内周面に至らないように設けられ てなることを特徴とする流体圧シリンダのクッション装
    置。
  2. 【請求項2】シリンダチューブと、 前記シリンダチューブ内を摺動するピストンと、 前記シリンダチューブの両端を閉塞するシリンダカバー
    と を有し、 少なくとも一方の前記シリンダカバーにはクッション用
    のクッション穴が設けられ、 前記クッション穴に嵌入するクッションリングが前記ピ
    ストンとは別体で設けられ てなる流体圧シリンダのクッション装置であって、 前記クッションリングの外周端縁と前記ピストンの端面
    との間をシールするシール部材が設けられ てなることを特徴とする流体圧シリンダのクッション装
    置。
  3. 【請求項3】シリンダチューブと、 前記シリンダチューブ内を摺動するピストンと、 前記シリンダチューブの両端を閉塞するシリンダカバー
    と を有し、 少なくとも一方の前記シリンダカバーにはクッション用
    のクッション穴が設けられ、 前記クッション穴に嵌入するクッションリングが前記ピ
    ストンとは別体で設けられ てなる流体圧シリンダのクッション装置であって、 前記クッションリングの端面と前記ピストンの端面との
    間において、当該クッションリングの端面の全部を覆っ
    てシールするシール部材が設けられ てなることを特徴とする流体圧シリンダのクッション装
    置。
JP40343290U 1990-12-14 1990-12-14 流体圧シリンダのクッション装置 Expired - Lifetime JPH0740092Y2 (ja)

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JPH0488502U JPH0488502U (ja) 1992-07-31
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