JPH074017Y2 - 前眼房維持用バンデージ - Google Patents
前眼房維持用バンデージInfo
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- JPH074017Y2 JPH074017Y2 JP7709889U JP7709889U JPH074017Y2 JP H074017 Y2 JPH074017 Y2 JP H074017Y2 JP 7709889 U JP7709889 U JP 7709889U JP 7709889 U JP7709889 U JP 7709889U JP H074017 Y2 JPH074017 Y2 JP H074017Y2
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- bandage
- anterior chamber
- shape
- chamber maintenance
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、眼内手術操作の際に前眼房維持のために使用
されるバンデージに関するものである。
されるバンデージに関するものである。
〔背景技術〕 白内障摘出、虹彩切除、眼内レンズ移植等の眼科手術の
眼内手術操作に際して、房水の流出を防止して前眼房を
維持するために、切開創の仮縫合が従来より一般的に行
われている。この手法によれば、縫合が1回のみに留ま
らず、数回(2回以上)必要となり、手術操作が煩雑で
手術時間や手術侵襲が増大するという問題点があった。
眼内手術操作に際して、房水の流出を防止して前眼房を
維持するために、切開創の仮縫合が従来より一般的に行
われている。この手法によれば、縫合が1回のみに留ま
らず、数回(2回以上)必要となり、手術操作が煩雑で
手術時間や手術侵襲が増大するという問題点があった。
この問題点を解決するために、本出願人は既に実願昭63
-9797号明細書において、眼内手術時における切開創を
覆うようにかつこの切開創とその周囲に密着するように
形成され、眼内手術器具挿入用の窓を有する、透明な前
眼房維持用バンデージを提案した。このバンデージは切
開創からの房水の流出を防止して前眼房を維持すると共
に、窓から眼内への眼内手術器具の挿入を可能にするの
で、切開創の仮縫合を行うことなく、眼内手術操作を行
うことができる。
-9797号明細書において、眼内手術時における切開創を
覆うようにかつこの切開創とその周囲に密着するように
形成され、眼内手術器具挿入用の窓を有する、透明な前
眼房維持用バンデージを提案した。このバンデージは切
開創からの房水の流出を防止して前眼房を維持すると共
に、窓から眼内への眼内手術器具の挿入を可能にするの
で、切開創の仮縫合を行うことなく、眼内手術操作を行
うことができる。
しかしながら、前記バンデージは球面であり、濡れてい
るため、手術時の、術者によるバンデージ取扱操作、特
にバンデージの把持、移動、脱着等が困難であるという
欠点がある。そのため、このバンデージは取扱操作にか
なりの熟練を必要とし、すべての術者が容易に取扱操作
することができるものではなかった。
るため、手術時の、術者によるバンデージ取扱操作、特
にバンデージの把持、移動、脱着等が困難であるという
欠点がある。そのため、このバンデージは取扱操作にか
なりの熟練を必要とし、すべての術者が容易に取扱操作
することができるものではなかった。
本考案は、前述した問題点を除去するためになされたも
のであり、その目的は、術者の熟練度とは関係なく、す
べての術者が把持、移動、脱着等の取扱操作を容易に行
うことができる前眼房維持用バンデージを提供すること
である。
のであり、その目的は、術者の熟練度とは関係なく、す
べての術者が把持、移動、脱着等の取扱操作を容易に行
うことができる前眼房維持用バンデージを提供すること
である。
本考案の前眼房維持用バンデージは、眼内手術時におけ
る切開創を覆い、かつこの切開創とその周囲に密着する
ように、一方の主表面が凹形状で、他方の主表面が凸形
状で、断面形状が湾曲形状である軟質材料からなり、眼
内手術器具を挿入するための貫通孔を有する透明な前眼
房維持用バンデージであって、バンデージの把持、移
動、脱着等の取扱操作のための突出部、窪み部、貫通孔
部または切欠き部を、バンデージに形成したことを特徴
とする。
る切開創を覆い、かつこの切開創とその周囲に密着する
ように、一方の主表面が凹形状で、他方の主表面が凸形
状で、断面形状が湾曲形状である軟質材料からなり、眼
内手術器具を挿入するための貫通孔を有する透明な前眼
房維持用バンデージであって、バンデージの把持、移
動、脱着等の取扱操作のための突出部、窪み部、貫通孔
部または切欠き部を、バンデージに形成したことを特徴
とする。
本考案の前眼房維持用バンデージは、突出部、窪み部、
貫通孔部または切欠き部を取扱操作器具で把持または保
持することにより、取扱操作を行う。
貫通孔部または切欠き部を取扱操作器具で把持または保
持することにより、取扱操作を行う。
次に、図を参照して本考案の実施例を詳しく説明する。
実施例1 第1a図、第1b図および第1c図に示す本実施例の前眼房維
持用バンデージ1の本体11は、平面視(上から見て)円
形の輪郭を有し、その一方の面が断面において凸形に、
他方の面が凹形に湾曲するように形成されている。該バ
ンデージ本体11の材質は例えばポリヒドロキシエチルメ
タクリレート(以下、HEMA単独重合体という)であり、
寸法は例えば直径10〜20mm(好ましくは約16mm)、中心
肉厚0.2〜0.5mm(好ましくは約0.4mm)である。
持用バンデージ1の本体11は、平面視(上から見て)円
形の輪郭を有し、その一方の面が断面において凸形に、
他方の面が凹形に湾曲するように形成されている。該バ
ンデージ本体11の材質は例えばポリヒドロキシエチルメ
タクリレート(以下、HEMA単独重合体という)であり、
寸法は例えば直径10〜20mm(好ましくは約16mm)、中心
肉厚0.2〜0.5mm(好ましくは約0.4mm)である。
このバンデージ本体11には、手術器具挿入用の窓12と、
バンデージ取扱操作(例えば把持、移動、脱着等)用の
突出部13が形成されている。該突出部13の材質は、バン
デージ本体11と同様にHEMA単独重合体であるのが好まし
いが、その他の重合体を用いても良い。前者のHEMA単独
重合体の場合には、本体11と突出部13を一体成形により
形成するのが好ましい。後者のその他の重合体を突出部
13として用いる場合には、予め作製されたバンデージ本
体11の所定の位置に突出部13を接着剤等を用いて接合す
る。
バンデージ取扱操作(例えば把持、移動、脱着等)用の
突出部13が形成されている。該突出部13の材質は、バン
デージ本体11と同様にHEMA単独重合体であるのが好まし
いが、その他の重合体を用いても良い。前者のHEMA単独
重合体の場合には、本体11と突出部13を一体成形により
形成するのが好ましい。後者のその他の重合体を突出部
13として用いる場合には、予め作製されたバンデージ本
体11の所定の位置に突出部13を接着剤等を用いて接合す
る。
手術器具挿入用の窓12は、鑷子、ピンセット、フック、
鉗子、メス、吸引器、灌流器等の手術器具を挿入して、
水晶体核娩出後の残留水晶体皮質の吸引、眼内レンズの
位置合せ等の各種手術操作を行うためのものである。こ
の窓12は例えば直径1.5mmの円の形をし、その中心が、
バンデージ本体11の輪郭の中心14から半径方向外方へ約
6mm離れた位置に配置されている。
鉗子、メス、吸引器、灌流器等の手術器具を挿入して、
水晶体核娩出後の残留水晶体皮質の吸引、眼内レンズの
位置合せ等の各種手術操作を行うためのものである。こ
の窓12は例えば直径1.5mmの円の形をし、その中心が、
バンデージ本体11の輪郭の中心14から半径方向外方へ約
6mm離れた位置に配置されている。
前記のバンデージ取扱操作用の突出部13は、適当な取扱
操作器具(例えばピンセット、鑷子等)によって把持さ
れるものであり、手術操作の妨げにならないように形成
および配置されている。この突出部13は第1a図と第1b図
から明らかなように、バンデージ本体11の凸面上に、平
面視軸方向(第1a図の紙面に対して垂直方向)上向きに
立設された円柱の形をしている。この円柱の直径は約2m
m、高さはバンデージ本体11の中心14寄りの最も低いと
ころで約0.5mmである。突出部13は更に、平面視におい
て、前記バンデージ本体中心14と窓12の中心を結ぶ直線
と直交しかつバンデージ本体中心14を通る直線上に、か
つバンデージ本体中心14から半径方向外方へ約6mm離れ
た位置に、中心14に対して点対称に一対形成されてい
る。
操作器具(例えばピンセット、鑷子等)によって把持さ
れるものであり、手術操作の妨げにならないように形成
および配置されている。この突出部13は第1a図と第1b図
から明らかなように、バンデージ本体11の凸面上に、平
面視軸方向(第1a図の紙面に対して垂直方向)上向きに
立設された円柱の形をしている。この円柱の直径は約2m
m、高さはバンデージ本体11の中心14寄りの最も低いと
ころで約0.5mmである。突出部13は更に、平面視におい
て、前記バンデージ本体中心14と窓12の中心を結ぶ直線
と直交しかつバンデージ本体中心14を通る直線上に、か
つバンデージ本体中心14から半径方向外方へ約6mm離れ
た位置に、中心14に対して点対称に一対形成されてい
る。
なお、本実施例の突出部13の形状、材質、寸法、個数、
位置等は、上記に限定されるものではなく、手術操作に
支障を来さないという条件の下で任意に選ぶことができ
る。例えば形状に関しては、上記円柱に代えて、直方体
や他の形を選択することができる。この直方体は、取扱
操作に用いる器具と接触する面が平面であるので、取扱
操作が容易である。更に、突出部13の寸法は、直径(円
柱や他の形の場合)または1辺の長さ(直方体の場合)
が1〜10mm(好ましくは2〜5mm)であり、高さはバン
デージ本体中心14寄りの最も低いところで、0.1〜0.5mm
(好ましくは0.2〜0.5mm)が適当である。突出部の尖端
は平面状でなくてもよく、円弧状に湾曲していてもよ
い。更に、個数は一つでもよく、また三つ以上でもよ
い。更に、突出部13の位置は、手術操作や眼内観察の邪
魔にならないよう、窓12やバンデージ本体の中心14から
離れたところが好ましい。
位置等は、上記に限定されるものではなく、手術操作に
支障を来さないという条件の下で任意に選ぶことができ
る。例えば形状に関しては、上記円柱に代えて、直方体
や他の形を選択することができる。この直方体は、取扱
操作に用いる器具と接触する面が平面であるので、取扱
操作が容易である。更に、突出部13の寸法は、直径(円
柱や他の形の場合)または1辺の長さ(直方体の場合)
が1〜10mm(好ましくは2〜5mm)であり、高さはバン
デージ本体中心14寄りの最も低いところで、0.1〜0.5mm
(好ましくは0.2〜0.5mm)が適当である。突出部の尖端
は平面状でなくてもよく、円弧状に湾曲していてもよ
い。更に、個数は一つでもよく、また三つ以上でもよ
い。更に、突出部13の位置は、手術操作や眼内観察の邪
魔にならないよう、窓12やバンデージ本体の中心14から
離れたところが好ましい。
第2実施例 第2a図と第2b図に示す本実施例の前眼房維持用バンデー
ジ2の場合には、取扱操作用の突出部23がループ状に形
成されている。すなわち、突出部23内に孔が形成されて
いる。この孔に、取扱操作器具を挿入した状態で、バン
デージ2の取扱操作を行う。本実施例の場合にも、突出
部23の形状、材質、寸法、個数、位置等は任意に選定可
能である。
ジ2の場合には、取扱操作用の突出部23がループ状に形
成されている。すなわち、突出部23内に孔が形成されて
いる。この孔に、取扱操作器具を挿入した状態で、バン
デージ2の取扱操作を行う。本実施例の場合にも、突出
部23の形状、材質、寸法、個数、位置等は任意に選定可
能である。
第3実施例 第3a図と第3b図に示す本実施例の前眼房維持用バンデー
ジ3の場合には、突出部33が円筒状に形成され、バンデ
ージ本体31と同心的に配置されている。この円筒状突出
部33の寸法は、外径6〜10mm、内径5〜8mm、バンデー
ジ本体31外周寄りの最大高さが0.1〜0.5mmが適当であ
る。
ジ3の場合には、突出部33が円筒状に形成され、バンデ
ージ本体31と同心的に配置されている。この円筒状突出
部33の寸法は、外径6〜10mm、内径5〜8mm、バンデー
ジ本体31外周寄りの最大高さが0.1〜0.5mmが適当であ
る。
この円筒状の突出部33の寸法、材質、位置および個数は
任意に選択可能である。例えば、実施例1の円柱状突出
部13と同じ外径を有し、適当な円筒部厚みを有する比較
的に小さな円筒とすることができる。それによって、取
扱操作が一層容易になる。この変形例の場合には、突出
部の個数は少なくとも一つ以上であり、配置位置は実施
例1の円柱状突出部13と同じでもよいが、異なる位置で
もよい。
任意に選択可能である。例えば、実施例1の円柱状突出
部13と同じ外径を有し、適当な円筒部厚みを有する比較
的に小さな円筒とすることができる。それによって、取
扱操作が一層容易になる。この変形例の場合には、突出
部の個数は少なくとも一つ以上であり、配置位置は実施
例1の円柱状突出部13と同じでもよいが、異なる位置で
もよい。
更に、円筒状突出部33はその円周の一部を切欠いた形に
形成してもよい。この場合、円筒状突出部33は好ましく
は手術器具挿入用窓32の範囲において、手術操作の邪魔
にならないように部分的に切欠かれる。
形成してもよい。この場合、円筒状突出部33は好ましく
は手術器具挿入用窓32の範囲において、手術操作の邪魔
にならないように部分的に切欠かれる。
実施例4 第4a図と第4b図に示す本実施例の前眼房維持用バンデー
ジ4の場合には、実施例1の突出部13の代わりに、窪み
部43が形成されている。この窪み部43は円柱の形をして
いるが、直方体、三角柱等の形に形成してもよい。また
窪み部43の底面は平板状でなくてもよく、任意の形状を
採り得る。
ジ4の場合には、実施例1の突出部13の代わりに、窪み
部43が形成されている。この窪み部43は円柱の形をして
いるが、直方体、三角柱等の形に形成してもよい。また
窪み部43の底面は平板状でなくてもよく、任意の形状を
採り得る。
円柱状窪み部43は、内径1〜5mm、最深部分の深さ0.1〜
0.3mmが好ましい。
0.3mmが好ましい。
直方体状の窪み部の場合には、平面視の1辺の長さは1
〜5mm、最深部分の深さは0.1〜0.3mmが適当である。
〜5mm、最深部分の深さは0.1〜0.3mmが適当である。
前述の突出部13,23,33との構造上の相違により、窪み部
43の場合には、2個以上設けた方が実用上有利である。
また、窪み部43と取扱操作器具との接触面積の観点か
ら、接触面が平面となる直方体状の窪み部が円柱状窪み
部よりも好ましい。
43の場合には、2個以上設けた方が実用上有利である。
また、窪み部43と取扱操作器具との接触面積の観点か
ら、接触面が平面となる直方体状の窪み部が円柱状窪み
部よりも好ましい。
実施例5 第5図に示す本実施例の前眼房維持用バンデージ5の場
合には、取扱操作のために、切欠き部53がバンデージ本
体51の外周部に形成されている。この切欠き部53は平面
視四角形の3辺によって切取られた形状を有している。
本実施例の場合、角膜上皮にバンデージ取扱操作器具が
接触する危険性をできる限り小さくするため、切欠き部
53を、バンデージ5の外周部近傍に配置する方がよい。
この場合、切欠き部53のバンデージ中心54方向の長さは
0.1〜2.0mmが好ましい。また、房水の流出量を少なくす
るため、切開創近傍となる窓52から離れた位置に切欠部
53を配置することが好ましい。
合には、取扱操作のために、切欠き部53がバンデージ本
体51の外周部に形成されている。この切欠き部53は平面
視四角形の3辺によって切取られた形状を有している。
本実施例の場合、角膜上皮にバンデージ取扱操作器具が
接触する危険性をできる限り小さくするため、切欠き部
53を、バンデージ5の外周部近傍に配置する方がよい。
この場合、切欠き部53のバンデージ中心54方向の長さは
0.1〜2.0mmが好ましい。また、房水の流出量を少なくす
るため、切開創近傍となる窓52から離れた位置に切欠部
53を配置することが好ましい。
切欠き部53は上記に限定されず、平面視三角形の2辺に
よって切取られた形のものや、円弧によって切取られた
ものでもよい。また、バンデージ5の取扱操作のために
は、切欠き部53は構造上2個以上が望ましいが、房水の
流出量を最小限に抑えるために、切欠き部53は2個が好
ましい。
よって切取られた形のものや、円弧によって切取られた
ものでもよい。また、バンデージ5の取扱操作のために
は、切欠き部53は構造上2個以上が望ましいが、房水の
流出量を最小限に抑えるために、切欠き部53は2個が好
ましい。
実施例6 第6図に示す本実施例の前眼房維持用バンデージ6の場
合には、取扱操作のために、貫通孔部63がバンデージ本
体61の外周近くに形成されている。この貫通孔部63は平
面視軸方向(第6図の紙面に対して垂直方向)にバンデ
ージ本体61を貫通している。貫通孔部63の平面視形状は
円形であるが、他の形状、例えば三角形、四角形等でも
よい。
合には、取扱操作のために、貫通孔部63がバンデージ本
体61の外周近くに形成されている。この貫通孔部63は平
面視軸方向(第6図の紙面に対して垂直方向)にバンデ
ージ本体61を貫通している。貫通孔部63の平面視形状は
円形であるが、他の形状、例えば三角形、四角形等でも
よい。
バンデージ6の取扱操作のためには、貫通孔部63は構造
上2個以上が望ましいが、房水の流出量を最小限に抑え
るために、貫通孔部63は2個が好ましい。
上2個以上が望ましいが、房水の流出量を最小限に抑え
るために、貫通孔部63は2個が好ましい。
貫通孔部63の位置は、角膜上皮にバンデージ取扱操作用
の器具が接触する危険性を極力抑えるために、バンデー
ジ本体61の外周近傍がよい。この場合、貫通孔部63は、
バンデージ外周から2.0mm以上バンデージ本体61中心方
向に侵入しない位置に配置するのが望ましい。また、貫
通孔部63は房水の流出量を少なくするため、切開創近傍
となる窓62から離れた位置の方が好ましい。
の器具が接触する危険性を極力抑えるために、バンデー
ジ本体61の外周近傍がよい。この場合、貫通孔部63は、
バンデージ外周から2.0mm以上バンデージ本体61中心方
向に侵入しない位置に配置するのが望ましい。また、貫
通孔部63は房水の流出量を少なくするため、切開創近傍
となる窓62から離れた位置の方が好ましい。
実施例7 第7図に示す本実施例の前眼房維持用バンデージ7の場
合には、ループ73の両端の球75がバンデージ本体71に埋
入し、2個の球75の間のループ73が外に露出するように
形成されている。この場合、ループ73は、第2a図と第2b
図に示した実施例2のループ23と同様に、本考案では突
出部と見なされ、ピンセット等の取扱操作器具により把
持される。両端の球75は、バンデージ本体71からループ
73をはずれにくくする作用がある。なお、このループ付
きバンデージ7は、バンデージを注型重合により得る際
に成形型の内表面の所定位置に、両先端に球75を有する
ループ73を置き、その後、バンデージ形成用モノマーを
重合することにより得ることができる。得られたバンデ
ージ本体71にループ73が付着している場合には、ピンセ
ット等によりループ73をバンデージ本体71から引き離
す。ループ73の材質は例えば、ナイロン繊維、フッ化ビ
ニリデン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリメチルメタク
リレート繊維、カーボンファイバ、白金、銀等の金属
線、ステンレス線であり、その直径は0.05〜1.0mm、好
ましくは0.1〜0.5mmである。
合には、ループ73の両端の球75がバンデージ本体71に埋
入し、2個の球75の間のループ73が外に露出するように
形成されている。この場合、ループ73は、第2a図と第2b
図に示した実施例2のループ23と同様に、本考案では突
出部と見なされ、ピンセット等の取扱操作器具により把
持される。両端の球75は、バンデージ本体71からループ
73をはずれにくくする作用がある。なお、このループ付
きバンデージ7は、バンデージを注型重合により得る際
に成形型の内表面の所定位置に、両先端に球75を有する
ループ73を置き、その後、バンデージ形成用モノマーを
重合することにより得ることができる。得られたバンデ
ージ本体71にループ73が付着している場合には、ピンセ
ット等によりループ73をバンデージ本体71から引き離
す。ループ73の材質は例えば、ナイロン繊維、フッ化ビ
ニリデン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリメチルメタク
リレート繊維、カーボンファイバ、白金、銀等の金属
線、ステンレス線であり、その直径は0.05〜1.0mm、好
ましくは0.1〜0.5mmである。
実施例8 第8図に示す本実施例の前眼房維持用バンデージ8の場
合には、リング83の約半分がバンデージ本体81に埋め込
まれ、残りの約半分が外に露出している。この場合、リ
ング83の露出部分が本考案において突出部と見なされ、
ピンセット等の取扱操作器具により把持される。このリ
ング付きバンデージ8の製造方法と、リング83の材質お
よび寸法は、前記実施例7のバンデージ7およびループ
73の場合と同じである。
合には、リング83の約半分がバンデージ本体81に埋め込
まれ、残りの約半分が外に露出している。この場合、リ
ング83の露出部分が本考案において突出部と見なされ、
ピンセット等の取扱操作器具により把持される。このリ
ング付きバンデージ8の製造方法と、リング83の材質お
よび寸法は、前記実施例7のバンデージ7およびループ
73の場合と同じである。
実施例9 第9図に示す本実施例の前眼房維持用バンデージ9の場
合には、糸状物93の一端の球95がバンデージ本体91に埋
入し、糸状物93が外に露出してフリーになっている。こ
の場合、糸状物93が突出部と見なされ、取扱操作器具に
より把持される。この糸状物付きバンデージ9の製造方
法と、糸状物93の材質および寸法も、前記実施例7のバ
ンデージ7およびループ73の場合と同じである。
合には、糸状物93の一端の球95がバンデージ本体91に埋
入し、糸状物93が外に露出してフリーになっている。こ
の場合、糸状物93が突出部と見なされ、取扱操作器具に
より把持される。この糸状物付きバンデージ9の製造方
法と、糸状物93の材質および寸法も、前記実施例7のバ
ンデージ7およびループ73の場合と同じである。
以上の各実施例のバンデージについて、把持、移動、脱
着等の取扱操作を実際に行った結果、実施例のすべての
バンデージが術者にとって扱い易いものであった。
着等の取扱操作を実際に行った結果、実施例のすべての
バンデージが術者にとって扱い易いものであった。
本考案の前眼房維持用バンデージの突出部、窪み部、貫
通孔部および切欠き部の形状、材質、寸法、位置および
個数は、前述の実施例で示したものに限定されるもので
はなく、手術操作に支障を生じないという条件を満足す
れば、任意に選択可能である。
通孔部および切欠き部の形状、材質、寸法、位置および
個数は、前述の実施例で示したものに限定されるもので
はなく、手術操作に支障を生じないという条件を満足す
れば、任意に選択可能である。
本考案のバンデージ本体の材質は、眼内での手術操作を
観察できるように透明で、しかも角膜、強膜、結膜等に
密着するように弾力性を有するものが適している。ま
た、角膜、強膜、結膜等の接触部位や房水に悪影響を与
えない性質を有し、角膜、強膜、結膜等の接触部位を傷
つけないように軟らかい物質が好ましい。具体的材料と
しては、前述のHEMA単独重合体またはHEMAと他のモノマ
ー(例えばメチルメタクリレート等のアルキル(メタ)
アクリレート)との共重合体からなるヒドロゲル、ビニ
ルピロリドンと他のモノマー(例えばメチルメタクリレ
ート等のアルキル(メタ)アクリレート)との共重合体
からなるヒドロゲル、ポリビニルアルコール系重合体か
らなるヒドロゲル、シリコーンゴム、ブチルゴム等が適
している。
観察できるように透明で、しかも角膜、強膜、結膜等に
密着するように弾力性を有するものが適している。ま
た、角膜、強膜、結膜等の接触部位や房水に悪影響を与
えない性質を有し、角膜、強膜、結膜等の接触部位を傷
つけないように軟らかい物質が好ましい。具体的材料と
しては、前述のHEMA単独重合体またはHEMAと他のモノマ
ー(例えばメチルメタクリレート等のアルキル(メタ)
アクリレート)との共重合体からなるヒドロゲル、ビニ
ルピロリドンと他のモノマー(例えばメチルメタクリレ
ート等のアルキル(メタ)アクリレート)との共重合体
からなるヒドロゲル、ポリビニルアルコール系重合体か
らなるヒドロゲル、シリコーンゴム、ブチルゴム等が適
している。
本考案のバンデージ本体の寸法は、直径10〜20mm、中心
肉厚0.2〜0.5mmが好ましい。
肉厚0.2〜0.5mmが好ましい。
本考案のバンデージの手術器具挿入用の窓は、前述の実
施例ではすべて円形であるが、実願昭63-9797号明細書
で示されているように、いろいろな形に形成することが
できる。更に、使用される手術器具に応じて、窓の形
状、寸法、位置および個数を選定することができる。
施例ではすべて円形であるが、実願昭63-9797号明細書
で示されているように、いろいろな形に形成することが
できる。更に、使用される手術器具に応じて、窓の形
状、寸法、位置および個数を選定することができる。
なお、本考案のバンデージは、実願昭63-9797号明細書
中に記載されている使用方法によって使用される。
中に記載されている使用方法によって使用される。
〔考案の効果〕 以上の通り、本考案の前眼房維持用バンデージは、把
持、移動、脱着等の取扱操作のための突出部、窪み部、
貫通孔部または切欠き部を備えているので、術者の熟練
度とは関係なく、取扱操作器具によって容易にかつ安心
して取扱操作することができ、手術操作時の術者の負担
を大幅に軽減し、かつ取扱操作時に生体組織に損傷を与
える危険性がきわめて少ない。従って、本考案の前眼房
維持用バンデージは、実用上きわめて優れた利点を有す
るものである。
持、移動、脱着等の取扱操作のための突出部、窪み部、
貫通孔部または切欠き部を備えているので、術者の熟練
度とは関係なく、取扱操作器具によって容易にかつ安心
して取扱操作することができ、手術操作時の術者の負担
を大幅に軽減し、かつ取扱操作時に生体組織に損傷を与
える危険性がきわめて少ない。従って、本考案の前眼房
維持用バンデージは、実用上きわめて優れた利点を有す
るものである。
第1a図は本考案の実施例1による前眼房維持用バンデー
ジの正面図、第1b図は第1a図に示したバンデージIb-Ib
線に沿った断面図、第1c図は第1a図に示したバンデージ
のIc-Ic線に沿った断面図、第2a図は実施例2による前
眼房維持用バンデージの正面図、第2b図は第2a図に示し
たバンデージのIIb-IIb線に沿った断面図、第3a図は実
施例3による前眼房維持用バンデージの正面図、第3b図
は第3a図に示したバンデージのIIIb-IIIb線に沿った断
面図、第4a図は実施例4による前眼房維持用バンデージ
の正面図、第4b図は第4a図に示したバンデージのIVb-IV
b線に沿った断面図、第5図は実施例5による前眼房維
持用バンデージの正面図、第6図は実施例6による前眼
房維持用バンデージの正面図、第7図は実施例7による
前眼房維持用バンデージの正面図、第8図は実施例8に
よる前眼房維持用バンデージの正面図、第9図は実施例
9による前眼房維持用バンデージの正面図である。 1,2,3,4,5,6,7,8,9……バンデージ、11,21,31,41,51,6
1,71,81,91……バンデージ本体、12,22,32,42,52,62,7
2,82,92……窓、13,23,33,73,83,93……突出部、43……
窪み部、53……切欠き部、63……貫通孔部、14,24,34,4
4,54,64,74,84,94……バンデージ本体の中心、75,95…
…球
ジの正面図、第1b図は第1a図に示したバンデージIb-Ib
線に沿った断面図、第1c図は第1a図に示したバンデージ
のIc-Ic線に沿った断面図、第2a図は実施例2による前
眼房維持用バンデージの正面図、第2b図は第2a図に示し
たバンデージのIIb-IIb線に沿った断面図、第3a図は実
施例3による前眼房維持用バンデージの正面図、第3b図
は第3a図に示したバンデージのIIIb-IIIb線に沿った断
面図、第4a図は実施例4による前眼房維持用バンデージ
の正面図、第4b図は第4a図に示したバンデージのIVb-IV
b線に沿った断面図、第5図は実施例5による前眼房維
持用バンデージの正面図、第6図は実施例6による前眼
房維持用バンデージの正面図、第7図は実施例7による
前眼房維持用バンデージの正面図、第8図は実施例8に
よる前眼房維持用バンデージの正面図、第9図は実施例
9による前眼房維持用バンデージの正面図である。 1,2,3,4,5,6,7,8,9……バンデージ、11,21,31,41,51,6
1,71,81,91……バンデージ本体、12,22,32,42,52,62,7
2,82,92……窓、13,23,33,73,83,93……突出部、43……
窪み部、53……切欠き部、63……貫通孔部、14,24,34,4
4,54,64,74,84,94……バンデージ本体の中心、75,95…
…球
Claims (1)
- 【請求項1】眼内手術時における切開創を覆い、かつこ
の切開創とその周囲に密着するように、一方の主表面が
凹形状で、他方の主表面が凸形状で、断面形状が湾曲形
状である軟質材料からなり、眼内手術器具を挿入するた
めの貫通孔を有する透明な前眼房維持用バンデージであ
って、バンデージの把持、移動、脱着等の取扱操作のた
めの突出部、窪み部、貫通孔部または切欠き部を、バン
デージに形成したことを特徴とする前眼房維持用バンデ
ージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7709889U JPH074017Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 前眼房維持用バンデージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7709889U JPH074017Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 前眼房維持用バンデージ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0316919U JPH0316919U (ja) | 1991-02-20 |
| JPH074017Y2 true JPH074017Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31619167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7709889U Expired - Fee Related JPH074017Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 前眼房維持用バンデージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074017Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011516154A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | フォーサイト ラブズ, エルエルシー | 疼痛管理および視力のための治療装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP7709889U patent/JPH074017Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011516154A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | フォーサイト ラブズ, エルエルシー | 疼痛管理および視力のための治療装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0316919U (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |