JPH0740202A - 工具ホルダ - Google Patents
工具ホルダInfo
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- JPH0740202A JPH0740202A JP20264793A JP20264793A JPH0740202A JP H0740202 A JPH0740202 A JP H0740202A JP 20264793 A JP20264793 A JP 20264793A JP 20264793 A JP20264793 A JP 20264793A JP H0740202 A JPH0740202 A JP H0740202A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 26
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な信号処理回路を不要とし、タップ加工
時の過負荷を検知する過負荷検出用工具ホルダを提供す
る。 【構成】 ホルダ軸側検出リング4には、円周方向に6
0度間隔で6つの基準検出子31を前方へ突設し、各基
準検出子31の前面にはストッパ片32を前方へ突設
し、また、保持筒例の検出リング22には、円周方向に
60度間隔で6つの変位検出子33を設け、この変位検
出子33を基準検出子32に対して円周方向に所定隙間
S回動を許し、かつ、軸方向に所定量Mスライド移動を
許すように隣り合うストッパ片32間に臨ませ、基準検
出子31と対向する位置に第1近接スイッチAを設け、
変位検出子33及びストッパ片32と対向する位置に第
2近接スイッチBを設けた。
時の過負荷を検知する過負荷検出用工具ホルダを提供す
る。 【構成】 ホルダ軸側検出リング4には、円周方向に6
0度間隔で6つの基準検出子31を前方へ突設し、各基
準検出子31の前面にはストッパ片32を前方へ突設
し、また、保持筒例の検出リング22には、円周方向に
60度間隔で6つの変位検出子33を設け、この変位検
出子33を基準検出子32に対して円周方向に所定隙間
S回動を許し、かつ、軸方向に所定量Mスライド移動を
許すように隣り合うストッパ片32間に臨ませ、基準検
出子31と対向する位置に第1近接スイッチAを設け、
変位検出子33及びストッパ片32と対向する位置に第
2近接スイッチBを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は切削加工中に回転工具
に過負荷トルク及び過負荷スラストが生じた時に、これ
を検出して工具切損前に工具交換や機台停止などを行わ
せる過負荷検出機能を有する工具ホルダに関する。
に過負荷トルク及び過負荷スラストが生じた時に、これ
を検出して工具切損前に工具交換や機台停止などを行わ
せる過負荷検出機能を有する工具ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】過負荷トルクと過負荷スラストを検出す
るものとして特開平3−245950号がある。これは
工具保持筒がホルダ軸に回動自在に支持されており、過
負荷が工具保持筒の工具に加わると、内蔵したばねのば
ね力に抗して工具保持筒がホルダ軸に対して所定量相対
回動し、互いに臨み合う検出子間の円周方向の相対位置
が変化して両検出子によって形成される検出域の円周方
向長さが変わり、この変化した検出域を近接スイッチな
どのセンサで検出し、パルス発生器により生成される基
準パルスの数をカウンターでカウントし、このカウント
したパルス数と予め設定されている許容値を比較回路で
比較し、工具保持筒とホルダ軸の回転ずれを検出して、
過負荷信号を出力していた。
るものとして特開平3−245950号がある。これは
工具保持筒がホルダ軸に回動自在に支持されており、過
負荷が工具保持筒の工具に加わると、内蔵したばねのば
ね力に抗して工具保持筒がホルダ軸に対して所定量相対
回動し、互いに臨み合う検出子間の円周方向の相対位置
が変化して両検出子によって形成される検出域の円周方
向長さが変わり、この変化した検出域を近接スイッチな
どのセンサで検出し、パルス発生器により生成される基
準パルスの数をカウンターでカウントし、このカウント
したパルス数と予め設定されている許容値を比較回路で
比較し、工具保持筒とホルダ軸の回転ずれを検出して、
過負荷信号を出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、基準
パルスを生成するパルス発生器や、これをカウントする
カウンター及びカウンター内のパルス数と設定値を比較
する比較回路などの複雑な信号処理回路が必要となり、
また、ホルダの回転による工具ホルダ検出子に近接した
センサのON,OFFを利用して基準パルスを生成して
いたので、工具ホルダの回転数が0に近づくにつれて基
準パルス生成が困難になり、例えばタップ加工の如く0
回転になるまでトルク、スラストを監視しなければなら
ない場合には実用的でない。この発明の課題は、これら
の複雑な信号処理回路を一切用いないでしかも、ごく低
速回転時にも過負荷トルク及び過負荷スラストを検出で
きる工具ホルダを提供することにある。
パルスを生成するパルス発生器や、これをカウントする
カウンター及びカウンター内のパルス数と設定値を比較
する比較回路などの複雑な信号処理回路が必要となり、
また、ホルダの回転による工具ホルダ検出子に近接した
センサのON,OFFを利用して基準パルスを生成して
いたので、工具ホルダの回転数が0に近づくにつれて基
準パルス生成が困難になり、例えばタップ加工の如く0
回転になるまでトルク、スラストを監視しなければなら
ない場合には実用的でない。この発明の課題は、これら
の複雑な信号処理回路を一切用いないでしかも、ごく低
速回転時にも過負荷トルク及び過負荷スラストを検出で
きる工具ホルダを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、この課題解
決のために、工具保持筒をホルダ軸に対して回動自在か
つ軸方向移動自在に支持し、工具保持筒とホルダ軸と
を、トルクを伝達し、工具保持筒をホルダ軸に対して前
方へ付勢させる過負荷設定ばねで連結し、過負荷時に、
ホルダ軸側の基準検出子に対して工具保持筒側の変位検
出子を円周方向と軸方向に所定量の相対移動を許すよう
に構成して成る工具ホルダにおいて、基準検出子と対向
する位置に第1センサを設けるとともに、正常加工時の
変位検出子と対向する位置に第2センサを設け、基準検
出子と変位検出子の円周方向の相対位置関係及び第1、
第2センサ間の円周方向の相対位置関係を、正常加工時
において、第1センサがOFFの間は第2センサがON
に、第2センサがOFFの間は第1センサがONとなる
ような位置関係に設定し、基準検出子に対する変位検出
子の前記所定量の円周方向と軸方向の相対移動量を、過
負荷となった時に両センサが同時にOFFとなる大きさ
に設定したことを特徴とする。
決のために、工具保持筒をホルダ軸に対して回動自在か
つ軸方向移動自在に支持し、工具保持筒とホルダ軸と
を、トルクを伝達し、工具保持筒をホルダ軸に対して前
方へ付勢させる過負荷設定ばねで連結し、過負荷時に、
ホルダ軸側の基準検出子に対して工具保持筒側の変位検
出子を円周方向と軸方向に所定量の相対移動を許すよう
に構成して成る工具ホルダにおいて、基準検出子と対向
する位置に第1センサを設けるとともに、正常加工時の
変位検出子と対向する位置に第2センサを設け、基準検
出子と変位検出子の円周方向の相対位置関係及び第1、
第2センサ間の円周方向の相対位置関係を、正常加工時
において、第1センサがOFFの間は第2センサがON
に、第2センサがOFFの間は第1センサがONとなる
ような位置関係に設定し、基準検出子に対する変位検出
子の前記所定量の円周方向と軸方向の相対移動量を、過
負荷となった時に両センサが同時にOFFとなる大きさ
に設定したことを特徴とする。
【0005】
【作用】本願の工具ホルダでは、過負荷となるまで(正
常切削加工時)は、基準検出子を検出する第1センサと
変位検出子を検出する第2センサが同時にOFF信号を
出力することはなく、従って切削加工が続けられる。そ
して、過負荷となると、変位検出子は基準検出子に対し
て円周方向に所定量の相対回動移動及び/又は軸方向に
所定量の相対スライド移動し、その結果第1、2センサ
が同時にOFF信号を出力し工具交換や機台停止等が行
われる。
常切削加工時)は、基準検出子を検出する第1センサと
変位検出子を検出する第2センサが同時にOFF信号を
出力することはなく、従って切削加工が続けられる。そ
して、過負荷となると、変位検出子は基準検出子に対し
て円周方向に所定量の相対回動移動及び/又は軸方向に
所定量の相対スライド移動し、その結果第1、2センサ
が同時にOFF信号を出力し工具交換や機台停止等が行
われる。
【0006】
【実施例】次に、図面において本願の工具ホルダ1の実
施例について説明する。ホルダ軸2は、テーパシャンク
に形成されたホルダ本体3にホルダ軸側検出リング4を
ねじ止めして構成されている。ホルダ本体3の中心より
前方に突出する支持筒部5内には、スラスト力伝達ピン
6が軸方向移動自在に嵌装され、このスラスト力伝達ピ
ン6は、ホルダ本体3の取付孔7内に設けたスラスト荷
重設定ばね8により前方に付勢されている。このスラス
ト荷重設定ばね8は、後述の工具保持筒11に保持され
た工具12にかかるスラスト荷重を受けるもので、バネ
力の設定値は使用される工具と対応する過負荷スラスト
荷重であり、この設定荷重を越えるまでは軸線方向にた
わまない。
施例について説明する。ホルダ軸2は、テーパシャンク
に形成されたホルダ本体3にホルダ軸側検出リング4を
ねじ止めして構成されている。ホルダ本体3の中心より
前方に突出する支持筒部5内には、スラスト力伝達ピン
6が軸方向移動自在に嵌装され、このスラスト力伝達ピ
ン6は、ホルダ本体3の取付孔7内に設けたスラスト荷
重設定ばね8により前方に付勢されている。このスラス
ト荷重設定ばね8は、後述の工具保持筒11に保持され
た工具12にかかるスラスト荷重を受けるもので、バネ
力の設定値は使用される工具と対応する過負荷スラスト
荷重であり、この設定荷重を越えるまでは軸線方向にた
わまない。
【0007】次に、工具保持筒11は工具12を保持す
るコレットチャック部13後端に、支持スリーブ14の
フランジ部14aをねじ止めして構成されている。この
支持スリーブ14内周面と、前記支持筒部5外周面の間
にはころがり軸受15が介在され、ホルダ軸2に対して
工具保持筒11は回動自在かつ軸方向移動自在に支持さ
れている。尚、このころがり軸受15は多数のボール1
6を剛性の高い保持器17で転動自在に保持し螺旋状に
配列した周知のものである。また、支持スリーブ14の
フランジ部14aと前記ホルダ軸側検出リング4は、ホ
ルダ軸2の回転を工具保持筒11へ伝えるねじりコイル
ばね18により連結され、ホルダ軸2に対して工具保持
筒11を工具ホルダ1の回転方向と同方向(図3矢印
Z)へ付勢している。このねじりコイルばね18は、一
部が前記ころがり軸受15の外側を囲むように即ち前記
ころがり軸受15の外側で一部が軸線方向位置を重ねて
配設されており、従って工具ホルダ1は比較的全長が短
く、小型軽量となる。前記支持スリーブ14のフランジ
部14aには後方に伸びる上下一対の位置決めピン21
が植設されている(図2に示す)。この一対の位置決め
ピン21は、保持筒側検出リング22の内側フランジ部
22aに円周方向等ピッチで多数穿設された係止切欠孔
23のうち2つの係止切欠孔23内に係止されている。
検出リング22はフランジ部14a外周面とホルダ軸側
検出リング4の内周面に支持されて円周方向に回動自在
でかつ、軸方向に所定量M(図1に示し、この所定量M
は後述の近接スイッチの検出可能範囲より大きな値に設
定されている。)移動可能となっており、その内側フラ
ンジ部22aと前記ホルダ軸側の検出リング4前面との
間に介装した検出リング付勢バネ24により前方に付勢
されている。従って、前記ねじりコイルばね18のねじ
り強さは、検出リング22をばね力に抗して後方(図1
の右方)へ動かして検出リング22の係止切欠孔23と
支持スリーブ14の位置決めピン21の係合を外し、そ
の状態でホルダ軸2に対して工具保持筒11を円周方向
へ回動した後、他の係止切欠孔23内に位置決めピン2
1を係合させることにより調整自在とされ、使用される
工具12と対応する過負荷トルク荷重に設定されてい
る。
るコレットチャック部13後端に、支持スリーブ14の
フランジ部14aをねじ止めして構成されている。この
支持スリーブ14内周面と、前記支持筒部5外周面の間
にはころがり軸受15が介在され、ホルダ軸2に対して
工具保持筒11は回動自在かつ軸方向移動自在に支持さ
れている。尚、このころがり軸受15は多数のボール1
6を剛性の高い保持器17で転動自在に保持し螺旋状に
配列した周知のものである。また、支持スリーブ14の
フランジ部14aと前記ホルダ軸側検出リング4は、ホ
ルダ軸2の回転を工具保持筒11へ伝えるねじりコイル
ばね18により連結され、ホルダ軸2に対して工具保持
筒11を工具ホルダ1の回転方向と同方向(図3矢印
Z)へ付勢している。このねじりコイルばね18は、一
部が前記ころがり軸受15の外側を囲むように即ち前記
ころがり軸受15の外側で一部が軸線方向位置を重ねて
配設されており、従って工具ホルダ1は比較的全長が短
く、小型軽量となる。前記支持スリーブ14のフランジ
部14aには後方に伸びる上下一対の位置決めピン21
が植設されている(図2に示す)。この一対の位置決め
ピン21は、保持筒側検出リング22の内側フランジ部
22aに円周方向等ピッチで多数穿設された係止切欠孔
23のうち2つの係止切欠孔23内に係止されている。
検出リング22はフランジ部14a外周面とホルダ軸側
検出リング4の内周面に支持されて円周方向に回動自在
でかつ、軸方向に所定量M(図1に示し、この所定量M
は後述の近接スイッチの検出可能範囲より大きな値に設
定されている。)移動可能となっており、その内側フラ
ンジ部22aと前記ホルダ軸側の検出リング4前面との
間に介装した検出リング付勢バネ24により前方に付勢
されている。従って、前記ねじりコイルばね18のねじ
り強さは、検出リング22をばね力に抗して後方(図1
の右方)へ動かして検出リング22の係止切欠孔23と
支持スリーブ14の位置決めピン21の係合を外し、そ
の状態でホルダ軸2に対して工具保持筒11を円周方向
へ回動した後、他の係止切欠孔23内に位置決めピン2
1を係合させることにより調整自在とされ、使用される
工具12と対応する過負荷トルク荷重に設定されてい
る。
【0008】図2,3に示すように前記ホルダ軸側検出
リング4には、円周方向に60度間隔で夫々円周方向長
さFを有する6つの基準検出子31が前方へ突設され、
隣り合う基準検出子31間の間隔Lは後述の近接スイッ
チA、Bの検出可能範囲より僅かに大きな値に設定され
ている。各基準検出子31の前面には、工具ホルダ1の
回転方向Zと反対側の端部に円周方向長さEを有するス
トッパ片32が前方へ突設されている。また、前記保持
筒側検出リング22の外周面には、60度間隔で夫々円
周方向長さDを有する6つの変位検出子33が半径方向
外方に突設されている。1つの変位検出子33は隣合う
ストッパ片32間に臨んでおり、前記ねじりコイルばね
18のばね力により工具保持筒11がホルダ軸2に対し
てZ方向に付勢されて両者32、33が当接している状
態(過負荷トルクでない状態)では、両者32、33間
には円周方向の回動隙間Sが存在するようにしてある。
この回動隙間Sは前記基準検出子31間隔Lと等しい値
に設定され、つまり、1つの変位検出子33の円周方向
長さDと1つのストッパ片32との円周方向長さEの和
は1つの基準検出子31の円周方向長さFと等しい値と
なっている。
リング4には、円周方向に60度間隔で夫々円周方向長
さFを有する6つの基準検出子31が前方へ突設され、
隣り合う基準検出子31間の間隔Lは後述の近接スイッ
チA、Bの検出可能範囲より僅かに大きな値に設定され
ている。各基準検出子31の前面には、工具ホルダ1の
回転方向Zと反対側の端部に円周方向長さEを有するス
トッパ片32が前方へ突設されている。また、前記保持
筒側検出リング22の外周面には、60度間隔で夫々円
周方向長さDを有する6つの変位検出子33が半径方向
外方に突設されている。1つの変位検出子33は隣合う
ストッパ片32間に臨んでおり、前記ねじりコイルばね
18のばね力により工具保持筒11がホルダ軸2に対し
てZ方向に付勢されて両者32、33が当接している状
態(過負荷トルクでない状態)では、両者32、33間
には円周方向の回動隙間Sが存在するようにしてある。
この回動隙間Sは前記基準検出子31間隔Lと等しい値
に設定され、つまり、1つの変位検出子33の円周方向
長さDと1つのストッパ片32との円周方向長さEの和
は1つの基準検出子31の円周方向長さFと等しい値と
なっている。
【0009】次に図1に示すように主軸ヘッド41の前
面に取付けられたブラケット42には、制御装置43に
接続された第1、2近接スイッチA、B(第1、2セン
サ)が取付けられている。両近接スイッチA、Bは、第
1近接スイッチAが前記基準検出子31の回動軌跡に対
向し、また、第2近接スイッチBが前記スラスト荷重設
定ばね8のばね力により工具保持筒11がホルダ軸2に
対して前方に付勢されている状態(過負荷スラストでな
い状態)のとき変位検出子33及びストッパ片32の回
動軌跡に対向するように軸方向に位相をずらし、かつ、
円周方向の位相を一致して配設されている。尚、第1、
2近接スイッチA、Bは各NOT素子51及びAND素
子52を介して制御装置43に接続されおり、第1、2
近接スイッチA、Bが同時にOFF信号を出力したとき
のみ制御装置43に過負荷信号53が入力され、過負荷
であることを判断するように構成されている。また、変
位検出子33の軸方向幅Hは、軸方向に後退していない
時には、第2近接スイッチBで検出される幅であって、
図3(c)に示すように過負荷スラストとなると、この
変位検出子33の軸方向後方へのスライド移動により第
2近接スイッチBの検出可能範囲から外れて第2近接ス
イッチBが検知不能となる大きさに設定されている。
面に取付けられたブラケット42には、制御装置43に
接続された第1、2近接スイッチA、B(第1、2セン
サ)が取付けられている。両近接スイッチA、Bは、第
1近接スイッチAが前記基準検出子31の回動軌跡に対
向し、また、第2近接スイッチBが前記スラスト荷重設
定ばね8のばね力により工具保持筒11がホルダ軸2に
対して前方に付勢されている状態(過負荷スラストでな
い状態)のとき変位検出子33及びストッパ片32の回
動軌跡に対向するように軸方向に位相をずらし、かつ、
円周方向の位相を一致して配設されている。尚、第1、
2近接スイッチA、Bは各NOT素子51及びAND素
子52を介して制御装置43に接続されおり、第1、2
近接スイッチA、Bが同時にOFF信号を出力したとき
のみ制御装置43に過負荷信号53が入力され、過負荷
であることを判断するように構成されている。また、変
位検出子33の軸方向幅Hは、軸方向に後退していない
時には、第2近接スイッチBで検出される幅であって、
図3(c)に示すように過負荷スラストとなると、この
変位検出子33の軸方向後方へのスライド移動により第
2近接スイッチBの検出可能範囲から外れて第2近接ス
イッチBが検知不能となる大きさに設定されている。
【0010】次に、以上のように構成された工具ホルダ
1の作用について説明する。先ず、正常切削加工時に
は、図3(a)に示すように第1近接スイッチAがOF
F信号を出力するとき、第2近接スイッチBはON信
号、又は近接スイッチA、B共にON又は近接スイッチ
AがONで近接スイッチBがOFF信号を出力してお
り、第1、2近接スイッチA、Bが同時にOFF信号を
出力することなく、制御装置43は切削加工をそのまま
続けさせる。そして、過負荷トルクとなると、ねじりコ
イルばね力に抗して、工具保持筒11がホルダ軸2に対
してZ方向に回動する。すると、図3(b)に示すよう
に変位検出子33は基準検出子31(ストッパ片32)
に対して回動隙間S分回動し、隣り合う変位検出子33
とストッパ片32との間の非検出隙間と隣り合う基準検
出子31間の非検出隙間との円周方向の位相が重なるこ
とになる。従って、第1、2近接スイッチA、Bが同時
にOFF信号を出力する場合が生じることになり、この
とき制御装置43には過負荷信号53が入力され、工具
に過負荷がかかったことを判断し、工具交換や機台停止
等が行われる。また、過負荷スラストとなると、スラス
ト荷重設定ばね8のばね力に対して工具保持筒11がホ
ルダ軸2に対して所定量M(図1に示す)後退移動す
る。すると、図3(c)に示すように変位検出子33は
基準検出子31(ストッパ片32)に対して軸方向にス
ライド移動し、変位検出子33は第2近接スイッチBの
検出可能範囲から外れる。従って、第1、2近接スイッ
チA、Bが同時にOFF信号を出力する場合が生じるこ
とになり、このとき制御装置43は前記過負荷トルクの
ときと同様にして工具12に過負荷がかかったことを判
断し、工具交換や機台停止等が行われる。尚、本実施例
では、第1、2近接スイッチA、Bは円周方向の位相を
一致させて配設されているが、この位相をずらして設け
てもよく、その場合、過負荷トルク及び/又は過負荷ス
ラストとなったとき第1、2近接スイッチA、Bが同時
にOFF信号を出力するように基準検出子31に対する
ストッパ片32の円周方向の形成位置を変更する必要が
ある。
1の作用について説明する。先ず、正常切削加工時に
は、図3(a)に示すように第1近接スイッチAがOF
F信号を出力するとき、第2近接スイッチBはON信
号、又は近接スイッチA、B共にON又は近接スイッチ
AがONで近接スイッチBがOFF信号を出力してお
り、第1、2近接スイッチA、Bが同時にOFF信号を
出力することなく、制御装置43は切削加工をそのまま
続けさせる。そして、過負荷トルクとなると、ねじりコ
イルばね力に抗して、工具保持筒11がホルダ軸2に対
してZ方向に回動する。すると、図3(b)に示すよう
に変位検出子33は基準検出子31(ストッパ片32)
に対して回動隙間S分回動し、隣り合う変位検出子33
とストッパ片32との間の非検出隙間と隣り合う基準検
出子31間の非検出隙間との円周方向の位相が重なるこ
とになる。従って、第1、2近接スイッチA、Bが同時
にOFF信号を出力する場合が生じることになり、この
とき制御装置43には過負荷信号53が入力され、工具
に過負荷がかかったことを判断し、工具交換や機台停止
等が行われる。また、過負荷スラストとなると、スラス
ト荷重設定ばね8のばね力に対して工具保持筒11がホ
ルダ軸2に対して所定量M(図1に示す)後退移動す
る。すると、図3(c)に示すように変位検出子33は
基準検出子31(ストッパ片32)に対して軸方向にス
ライド移動し、変位検出子33は第2近接スイッチBの
検出可能範囲から外れる。従って、第1、2近接スイッ
チA、Bが同時にOFF信号を出力する場合が生じるこ
とになり、このとき制御装置43は前記過負荷トルクの
ときと同様にして工具12に過負荷がかかったことを判
断し、工具交換や機台停止等が行われる。尚、本実施例
では、第1、2近接スイッチA、Bは円周方向の位相を
一致させて配設されているが、この位相をずらして設け
てもよく、その場合、過負荷トルク及び/又は過負荷ス
ラストとなったとき第1、2近接スイッチA、Bが同時
にOFF信号を出力するように基準検出子31に対する
ストッパ片32の円周方向の形成位置を変更する必要が
ある。
【0011】
【発明の効果】以上のように本願の工具ホルダでは、基
準検出子と対向する位置に第1センサを設けるととも
に、正常加工時の変位検出子と対向する位置に第2セン
サを設け、基準検出子と変位検出子の円周方向の相対位
置関係及び第1、第2センサ間の円周方向の相対位置関
係を、正常加工時において、第1センサがOFFの間は
第2センサがONに、第2センサがOFFの間は第1セ
ンサがONとなるような位置関係に設定し、基準検出子
に対する変位検出子の前記所定量の円周方向と軸方向の
相対移動量を、過負荷となった時に両センサが同時にO
FFとなる大きさに設定したので、過負荷となるまでは
第1、2センサから同時にOFF信号が出力されること
はなく、過負荷となったときのみ同時にOFF信号が出
力されるように構成でき、このとき過負荷の発生を知る
ことができ、従来のような複雑な信号処理回路が不要と
なり、しかもセンサのON,OFFを利用して基準パル
スも発生させないので、タップ加工の如くゼロ回転とな
るときでも、過負荷が検出可能な過負荷検知システムが
構築できる。
準検出子と対向する位置に第1センサを設けるととも
に、正常加工時の変位検出子と対向する位置に第2セン
サを設け、基準検出子と変位検出子の円周方向の相対位
置関係及び第1、第2センサ間の円周方向の相対位置関
係を、正常加工時において、第1センサがOFFの間は
第2センサがONに、第2センサがOFFの間は第1セ
ンサがONとなるような位置関係に設定し、基準検出子
に対する変位検出子の前記所定量の円周方向と軸方向の
相対移動量を、過負荷となった時に両センサが同時にO
FFとなる大きさに設定したので、過負荷となるまでは
第1、2センサから同時にOFF信号が出力されること
はなく、過負荷となったときのみ同時にOFF信号が出
力されるように構成でき、このとき過負荷の発生を知る
ことができ、従来のような複雑な信号処理回路が不要と
なり、しかもセンサのON,OFFを利用して基準パル
スも発生させないので、タップ加工の如くゼロ回転とな
るときでも、過負荷が検出可能な過負荷検知システムが
構築できる。
【図1】工具ホルダの縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面拡大図である。
【図3】変位・基準検出子31の円周方向展開図であ
る。
る。
1 工具ホルダ、 2 ホルダ軸、 11 工具保持
筒、 31 基準検出子、 32 ストッパ片、 33
変位検出子、A 第1近接スイッチ(第1センサ)、
B 第2近接スイッチ(第2センサ)
筒、 31 基準検出子、 32 ストッパ片、 33
変位検出子、A 第1近接スイッチ(第1センサ)、
B 第2近接スイッチ(第2センサ)
Claims (1)
- 【請求項1】 工具保持筒をホルダ軸に対して回動自在
かつ軸方向移動自在に支持し、工具保持筒とホルダ軸と
を、トルクを伝達し、工具保持筒をホルダ軸に対して前
方へ付勢させる過負荷設定ばねで連結し、過負荷時に、
ホルダ軸側の基準検出子に対して工具保持筒側の変位検
出子を円周方向と軸方向に所定量の相対移動を許すよう
に構成して成る工具ホルダにおいて、基準検出子と対向
する位置に第1センサを設けるとともに、正常加工時の
変位検出子と対向する位置に第2センサを設け、基準検
出子と変位検出子の円周方向の相対位置関係及び第1、
第2センサ間の円周方向の相対位置関係を、正常加工時
において、第1センサがOFFの間は第2センサがON
に、第2センサがOFFの間は第1センサがONとなる
ような位置関係に設定し、基準検出子に対する変位検出
子の前記所定量の円周方向と軸方向の相対移動量を、過
負荷となった時に両センサが同時にOFFとなる大きさ
に設定したことを特徴とする工具ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20264793A JPH0740202A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 工具ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20264793A JPH0740202A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 工具ホルダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740202A true JPH0740202A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16460816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20264793A Pending JPH0740202A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 工具ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740202A (ja) |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP20264793A patent/JPH0740202A/ja active Pending
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