JPH0740547Y2 - 丸編機の電磁選針用フィンガ - Google Patents
丸編機の電磁選針用フィンガInfo
- Publication number
- JPH0740547Y2 JPH0740547Y2 JP9227391U JP9227391U JPH0740547Y2 JP H0740547 Y2 JPH0740547 Y2 JP H0740547Y2 JP 9227391 U JP9227391 U JP 9227391U JP 9227391 U JP9227391 U JP 9227391U JP H0740547 Y2 JPH0740547 Y2 JP H0740547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- magnetic
- selector
- finger
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knitting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、多段式のセレクタ・
ジャックを備えた丸編機の電磁選針用フィンガに関する
ものである。
ジャックを備えた丸編機の電磁選針用フィンガに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】丸編機の一種である靴下編機における柄
出しのための電磁選針装置として多段にわたり設けた各
セレクタ・フィンガの第1の従来例を図5に示す。同図
において、セレクタ・フィンガ1の後端部1bに永久磁
石2のN極3とS極4を上下に突設すると共に、磁極性
変換器5のコア6を両極3,4の空間に挿入し、コア6
の極性変換によって両極3,4を交互に吸引・反発する
ことによりセレクタ・フィンガ1の先端部1aを傾動さ
せている(例えば実開昭61−187393号公報参
照)。
出しのための電磁選針装置として多段にわたり設けた各
セレクタ・フィンガの第1の従来例を図5に示す。同図
において、セレクタ・フィンガ1の後端部1bに永久磁
石2のN極3とS極4を上下に突設すると共に、磁極性
変換器5のコア6を両極3,4の空間に挿入し、コア6
の極性変換によって両極3,4を交互に吸引・反発する
ことによりセレクタ・フィンガ1の先端部1aを傾動さ
せている(例えば実開昭61−187393号公報参
照)。
【0003】ところが、この第1の従来例では、永久磁
石2のN極3とS極4が高速運動で磁極性変換器5のコ
ア6へ衝突することがあるため摩耗や損傷が生じ易いと
いう欠点がある。
石2のN極3とS極4が高速運動で磁極性変換器5のコ
ア6へ衝突することがあるため摩耗や損傷が生じ易いと
いう欠点がある。
【0004】そこで、他の従来例として、図6に示すよ
うに、セレクタ・フィンガ10の後端部10aにコ字形
の非磁性体11を嵌合し、N極13とS極14が上下に
向いた永久磁石12と該非磁性体11を上下から一対の
ヨーク15,16で挟んでねじ17により固定したもの
がある(例えば実願平1−16067号公報参照)。
うに、セレクタ・フィンガ10の後端部10aにコ字形
の非磁性体11を嵌合し、N極13とS極14が上下に
向いた永久磁石12と該非磁性体11を上下から一対の
ヨーク15,16で挟んでねじ17により固定したもの
がある(例えば実願平1−16067号公報参照)。
【0005】この従来例では、磁極性変換器18のコア
19を両ヨーク15,16の先端部15a,16aから
離間して配置し、コア19の極性変換によって両ヨーク
15,16を交互に吸引・反発させているので、上記図
5の如き欠点は解消される。
19を両ヨーク15,16の先端部15a,16aから
離間して配置し、コア19の極性変換によって両ヨーク
15,16を交互に吸引・反発させているので、上記図
5の如き欠点は解消される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記図6の
従来例では、永久磁石12のN極13とS極14の向き
が上下に設定されているために、その磁界M1,M2は
点線のように形成され、従って、ヨーク先端部15a,
16aには永久磁石12の磁力が間接的に引き出される
構造となる。このため、コア19に対する磁気吸引力と
磁気反発力が弱まり、コア19を瞬間的に励磁又は消磁
するときのセレクタ・フィンガ10の追随動作が鈍くな
って、柄出し動作の高速化に対応しきれなくなり、柄狂
いを生じ易く、編成時の安定性に欠けるという欠点があ
る。
従来例では、永久磁石12のN極13とS極14の向き
が上下に設定されているために、その磁界M1,M2は
点線のように形成され、従って、ヨーク先端部15a,
16aには永久磁石12の磁力が間接的に引き出される
構造となる。このため、コア19に対する磁気吸引力と
磁気反発力が弱まり、コア19を瞬間的に励磁又は消磁
するときのセレクタ・フィンガ10の追随動作が鈍くな
って、柄出し動作の高速化に対応しきれなくなり、柄狂
いを生じ易く、編成時の安定性に欠けるという欠点があ
る。
【0007】この考案は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、永久磁石の磁力を磁極性変換器に
向って直接引き出す構造とすることにより、柄出し動作
の高速化に十分対応できる丸編機の電磁選針用フィンガ
を提供することを目的とする。
めになされたもので、永久磁石の磁力を磁極性変換器に
向って直接引き出す構造とすることにより、柄出し動作
の高速化に十分対応できる丸編機の電磁選針用フィンガ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、セレクタ・
フィンガの後端部に装着した非磁性体に一対の永久磁石
を所定間隙を存して取り付け、且つ両永久磁石間に非磁
性層を介在させると共に、一方の永久磁石のN極と他方
の永久磁石のS極を磁極性変換器に対向配置したもので
ある。
フィンガの後端部に装着した非磁性体に一対の永久磁石
を所定間隙を存して取り付け、且つ両永久磁石間に非磁
性層を介在させると共に、一方の永久磁石のN極と他方
の永久磁石のS極を磁極性変換器に対向配置したもので
ある。
【0009】
【作用】この考案によれば、非磁性層を挟んでその両側
に一対の永久磁石が配置され、一方の永久磁石のN極と
他方の永久磁石のS極をそれぞれ磁極性変換器に対向さ
せたので、上記一対の永久磁石の各磁力が磁極性変換器
のコアに向って直接引き出される構造となる。従って、
該コアの極性変換の高速化に追随して、上記一対の永久
磁石のN極及びS極の吸引・反発が素早く行なわれ、セ
レクタ・フィンガの作動が迅速となる。
に一対の永久磁石が配置され、一方の永久磁石のN極と
他方の永久磁石のS極をそれぞれ磁極性変換器に対向さ
せたので、上記一対の永久磁石の各磁力が磁極性変換器
のコアに向って直接引き出される構造となる。従って、
該コアの極性変換の高速化に追随して、上記一対の永久
磁石のN極及びS極の吸引・反発が素早く行なわれ、セ
レクタ・フィンガの作動が迅速となる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1において、20は柄出しのための電磁
選針装置で、針筒(図示せず)に装着された多数のセレ
クタジャック22の柄パット23にそれぞれ対応して複
数のセレクタ・フィンガ30が多段にわたって設けられ
ている。各セレクタ・フィンガ30は、中央の支持部3
1が側壁部21で回動自在に軸支されると共に、先端部
32の押圧面33が柄パット23に接離自在となってい
る。
選針装置で、針筒(図示せず)に装着された多数のセレ
クタジャック22の柄パット23にそれぞれ対応して複
数のセレクタ・フィンガ30が多段にわたって設けられ
ている。各セレクタ・フィンガ30は、中央の支持部3
1が側壁部21で回動自在に軸支されると共に、先端部
32の押圧面33が柄パット23に接離自在となってい
る。
【0012】上記セレクタ・フィンガ30は、図2及び
図3に示すように、後端部34にこの考案の特徴とする
磁石ブロック40が装着され、この磁石ブロック40に
対向して磁極性変換器としての電磁石50が配設されて
いる。
図3に示すように、後端部34にこの考案の特徴とする
磁石ブロック40が装着され、この磁石ブロック40に
対向して磁極性変換器としての電磁石50が配設されて
いる。
【0013】該磁石ブロック40は、図4に示すよう
に、セレクタ・フィンガ30の後端部34に非磁性体と
しての樹脂モールド部47が嵌め込まれ、この樹脂モー
ルド部47の後部、つまり電磁石50に対向する位置に
所定間隙Gを存して上下一対の永久磁石41,44が嵌
め込まれている。両永久磁石41,44の配列方向はセ
レクタ・フィンガ30の揺動方向と一致させてある。ま
た、両永久磁石41,44の各N極42とS極45は上
記電磁石50のコア51側に突設し、両永久磁石41,
44の各S極43とN極46は樹脂モールド部47の内
部に位置している。49は磁石ブロック40をフィンガ
30に固定するための皿ねじである。
に、セレクタ・フィンガ30の後端部34に非磁性体と
しての樹脂モールド部47が嵌め込まれ、この樹脂モー
ルド部47の後部、つまり電磁石50に対向する位置に
所定間隙Gを存して上下一対の永久磁石41,44が嵌
め込まれている。両永久磁石41,44の配列方向はセ
レクタ・フィンガ30の揺動方向と一致させてある。ま
た、両永久磁石41,44の各N極42とS極45は上
記電磁石50のコア51側に突設し、両永久磁石41,
44の各S極43とN極46は樹脂モールド部47の内
部に位置している。49は磁石ブロック40をフィンガ
30に固定するための皿ねじである。
【0014】さらに、上記両永久磁石41,44の間隙
Gは樹脂モールド部47の一部(非磁性層)47aで磁
気的に遮蔽されている。これにより、両永久磁石41,
44の各磁界M3,M4は図4の点線のように形成さ
れ、両永久磁石41,44の磁力が上記コア51側に直
接引き出される構造になっている。
Gは樹脂モールド部47の一部(非磁性層)47aで磁
気的に遮蔽されている。これにより、両永久磁石41,
44の各磁界M3,M4は図4の点線のように形成さ
れ、両永久磁石41,44の磁力が上記コア51側に直
接引き出される構造になっている。
【0015】上記構成によれば、図2に示すように、電
磁石50のコア51の極性をS極にすると、上側の永久
磁石41のN極42を吸引すると共に下側の永久磁石4
4のS極45を反発し、セレクタ・フィンガ30の先端
部32を斜め上向きに傾動させ、図1に示すフィンガ3
0の押圧面33がセレクタ・ジャック22の柄パット2
3に対して作用状態となり、柄出し編成が行なわれる。
磁石50のコア51の極性をS極にすると、上側の永久
磁石41のN極42を吸引すると共に下側の永久磁石4
4のS極45を反発し、セレクタ・フィンガ30の先端
部32を斜め上向きに傾動させ、図1に示すフィンガ3
0の押圧面33がセレクタ・ジャック22の柄パット2
3に対して作用状態となり、柄出し編成が行なわれる。
【0016】逆に、図2に示す電磁石50のコア51の
極性をS極からN極に変換すると、上側の永久磁石41
のN極42を反発すると共に下側の永久磁石44のS極
45を吸引し、セレクタ・フィンガ30の先端部32を
斜め下向きに傾動させて、セレクタ・フィンガ30の押
圧面33が図1に示す柄パット23に接触しない非作用
状態とする。従って、上記電磁石50を交互に励磁,消
磁させることにより、セレクタ・ジャック30が揺動す
る。
極性をS極からN極に変換すると、上側の永久磁石41
のN極42を反発すると共に下側の永久磁石44のS極
45を吸引し、セレクタ・フィンガ30の先端部32を
斜め下向きに傾動させて、セレクタ・フィンガ30の押
圧面33が図1に示す柄パット23に接触しない非作用
状態とする。従って、上記電磁石50を交互に励磁,消
磁させることにより、セレクタ・ジャック30が揺動す
る。
【0017】ここで、図4に示すように、一対の永久磁
石41,44はその間隙Gに位置する非磁性層47aの
存在により図4の点線で示す磁界M3,M4を形成して
いるので、永久磁石41,44の各磁力がコア51に向
って直接引き出される構造となり、コア51に対する永
久磁石41,44のN極42及びS極45の磁気吸引
力,磁気反発力が素早く行なわれる。従って、セレクタ
・フィンガ30の傾動動作が迅速となり、電磁石50の
極性変換の高速化にも十分追随できる。その結果、柄出
し動作の高速化を実現できると共に、柄狂いを生ずるお
それもなく、安定した編成が可能となる。
石41,44はその間隙Gに位置する非磁性層47aの
存在により図4の点線で示す磁界M3,M4を形成して
いるので、永久磁石41,44の各磁力がコア51に向
って直接引き出される構造となり、コア51に対する永
久磁石41,44のN極42及びS極45の磁気吸引
力,磁気反発力が素早く行なわれる。従って、セレクタ
・フィンガ30の傾動動作が迅速となり、電磁石50の
極性変換の高速化にも十分追随できる。その結果、柄出
し動作の高速化を実現できると共に、柄狂いを生ずるお
それもなく、安定した編成が可能となる。
【0018】この実施例では、両永久磁石41,44と
セレクタ・フィンガ30との間も樹脂モールド部47で
磁気遮蔽されているので、各永久磁石41,44の極力
は分散せず、磁力が一層強められる。
セレクタ・フィンガ30との間も樹脂モールド部47で
磁気遮蔽されているので、各永久磁石41,44の極力
は分散せず、磁力が一層強められる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、非磁性層を挟んでその両側に一対の永久磁石を配設
すると共に、一方の永久磁石のN極と他方の永久磁石の
S極を磁極性変換器に対向させたから、両永久磁石の各
磁力が該磁極性変換器に向って直接引き出された構造と
なり、セレクタ・フィンガの傾動動作が迅速になり、柄
出し動作の高速化を実現できるという格別の効果を奏す
る。
ば、非磁性層を挟んでその両側に一対の永久磁石を配設
すると共に、一方の永久磁石のN極と他方の永久磁石の
S極を磁極性変換器に対向させたから、両永久磁石の各
磁力が該磁極性変換器に向って直接引き出された構造と
なり、セレクタ・フィンガの傾動動作が迅速になり、柄
出し動作の高速化を実現できるという格別の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るセレクタ・フィンガを備えた電
磁選針装置の概略正面図。
磁選針装置の概略正面図。
【図2】この考案に係るセレクタ・フィンガの正面図。
【図3】図2のセレクタ・フィンガの平面図。
【図4】図2のセレクタ・フィンガに装着した磁石ブロ
ックの拡大断面図。
ックの拡大断面図。
【図5】従来のセレクタ・フィンガを示す斜視図。
【図6】他の従来例を示す断面図。
22 セレクタ・ジャック 23 柄パット 30 セレクタ・フィンガ 32 先端部 34 後端部 41,44 永久磁石 42 N極 45 S極 47 樹脂モールド部(非磁性体) 47a 非磁性層 50 電磁石(磁極性変換器)
Claims (1)
- 【請求項1】 針筒に装着されたセレクタ・ジャックの
柄パットに対応してセレクタ・フィンガを多段に設ける
と共に、各セレクタ・フィンガの後端部を磁極性変換器
により磁気的に揺動させて、セレクタ・フィンガの先端
部を上記柄パットに作用させる電磁選針用フィンガにお
いて、上記セレクタ・フィンガの後端部に装着した非磁
性体に、一対の永久磁石を所定間隙を存して取り付け、
且つ両永久磁石間に非磁性層を介在させると共に、一方
の永久磁石のN極と他方の永久磁石のS極を磁極性変換
器に対向配置したことを特徴とする丸編機の電磁選針用
フィンガ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227391U JPH0740547Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 丸編機の電磁選針用フィンガ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227391U JPH0740547Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 丸編機の電磁選針用フィンガ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721790U JPH0721790U (ja) | 1995-04-21 |
| JPH0740547Y2 true JPH0740547Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=14049797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227391U Expired - Lifetime JPH0740547Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 丸編機の電磁選針用フィンガ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740547Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113308790A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-08-27 | 浙江百翔科技有限公司 | 一种手套机电子选针器的驱动装置 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP9227391U patent/JPH0740547Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0721790U (ja) | 1995-04-21 |
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