JPH0740730Y2 - 円筒ころ軸受 - Google Patents
円筒ころ軸受Info
- Publication number
- JPH0740730Y2 JPH0740730Y2 JP1989094527U JP9452789U JPH0740730Y2 JP H0740730 Y2 JPH0740730 Y2 JP H0740730Y2 JP 1989094527 U JP1989094527 U JP 1989094527U JP 9452789 U JP9452789 U JP 9452789U JP H0740730 Y2 JPH0740730 Y2 JP H0740730Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical roller
- annular body
- roller bearing
- cage
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、円筒ころ軸受に関するものである。
一般に、工作機械の主軸は、負荷容量の大きな円筒ころ
軸受で支持される。
軸受で支持される。
第3図は従来の円筒ころ軸受を示し、外輪1とつば付き
内輪2との間に円筒ころ3を組込み、その円筒ころ3を
保持器4で保持している。
内輪2との間に円筒ころ3を組込み、その円筒ころ3を
保持器4で保持している。
上記円筒ころ軸受においては、保持器4を外輪1又は内
輪2の軌道輪で案内するものと、円筒ころ3で案内する
ものがあり、そのうち、軌道輪案内のものは、保持器4
とその案内面の油潤滑が良好であるため、工作機械の主
軸の軸受用として広く用いられている。
輪2の軌道輪で案内するものと、円筒ころ3で案内する
ものがあり、そのうち、軌道輪案内のものは、保持器4
とその案内面の油潤滑が良好であるため、工作機械の主
軸の軸受用として広く用いられている。
ところで、円筒ころ軸受は、主軸が高速回転されると、
外輪1と円筒ころ3、円筒ころ3と内輪2、保持器4と
その案内面における各接触部において発熱し、潤滑が不
充分であると焼付きを起こす。
外輪1と円筒ころ3、円筒ころ3と内輪2、保持器4と
その案内面における各接触部において発熱し、潤滑が不
充分であると焼付きを起こす。
このため、円筒ころ軸受は、ジェット潤滑等の手段を介
して油潤滑される。そこで、保持器が外輪案内される円
筒ころ軸受の側面から軸受内部に油をジェット噴射する
と、その油は、第3図の矢印で示すように、内輪2と保
持器4の間から円筒ころ3とポケットのすきまを流れて
円筒ころ3と外輪軌道面の接触部に流入し、その接触部
を潤滑する。
して油潤滑される。そこで、保持器が外輪案内される円
筒ころ軸受の側面から軸受内部に油をジェット噴射する
と、その油は、第3図の矢印で示すように、内輪2と保
持器4の間から円筒ころ3とポケットのすきまを流れて
円筒ころ3と外輪軌道面の接触部に流入し、その接触部
を潤滑する。
ところで、保持器4が外輪案内される円筒ころ軸受にお
いては、保持器4の両端部に設けられた一対の環状体
5、5の外径面と外輪1の内径面のすきまが、通常、0.
1〜0.2mmときわめて小さいため、ジェット潤滑によって
軸受を潤滑した場合、一対の環状体5間における保持器
4の外周と外輪1の軌道面間に油が溜り易く、その溜っ
た油は軸受の高速回転時に攪拌され、その攪拌抵抗のた
めに軸受の温度が上がる不都合があった。
いては、保持器4の両端部に設けられた一対の環状体
5、5の外径面と外輪1の内径面のすきまが、通常、0.
1〜0.2mmときわめて小さいため、ジェット潤滑によって
軸受を潤滑した場合、一対の環状体5間における保持器
4の外周と外輪1の軌道面間に油が溜り易く、その溜っ
た油は軸受の高速回転時に攪拌され、その攪拌抵抗のた
めに軸受の温度が上がる不都合があった。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、潤滑油の流
通性を向上し、油の攪拌抵抗による温度上昇を抑制する
ことを技術的課題としている。
通性を向上し、油の攪拌抵抗による温度上昇を抑制する
ことを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この考案においては、外
輪と内輪との間に外輪案内される保持器を組込み、その
保持器のポケット内に上記外輪と内輪との間に組込まれ
た円筒ころを収納し、前記保持器の一方の端部から軌道
面に潤滑油を供給するようにした円筒ころ軸受におい
て、前記保持器の両端部に形成された一対の環状体のう
ち、前記一方の端部と反対側の環状体の外径を前記一方
の端部側の環状体の外径より小径に形成し、前記一方の
端部側の環状体と前記内輪との間から潤滑油を供給し、
前記小径側の環状体と前記外輪との間に形成された油通
路から潤滑油を排出させる構成を採用している。
輪と内輪との間に外輪案内される保持器を組込み、その
保持器のポケット内に上記外輪と内輪との間に組込まれ
た円筒ころを収納し、前記保持器の一方の端部から軌道
面に潤滑油を供給するようにした円筒ころ軸受におい
て、前記保持器の両端部に形成された一対の環状体のう
ち、前記一方の端部と反対側の環状体の外径を前記一方
の端部側の環状体の外径より小径に形成し、前記一方の
端部側の環状体と前記内輪との間から潤滑油を供給し、
前記小径側の環状体と前記外輪との間に形成された油通
路から潤滑油を排出させる構成を採用している。
上記のように、保持器の潤滑油供給側の環状体よりその
反対側の環状体の外径を小径としたことにより、大径側
環状体と内輪との間に潤滑油を供給すると、その潤滑油
は軸受の回転による遠心力により保持器のポケットを通
り抜けて保持器の外径側に移動し、小径側環状体と外輪
との間に形成された油通路からスムースに排出される。
反対側の環状体の外径を小径としたことにより、大径側
環状体と内輪との間に潤滑油を供給すると、その潤滑油
は軸受の回転による遠心力により保持器のポケットを通
り抜けて保持器の外径側に移動し、小径側環状体と外輪
との間に形成された油通路からスムースに排出される。
以下、この考案の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
て説明する。
図示のように、外輪1と内輪2との間に組込まれた保持
器10は一対の環状体11a、11bの周方向に複数の柱12が形
成され、隣接する柱12間にポケット13が設けられた構成
とされ、上記ポケット13内に円筒ころ3が収容されてい
る。
器10は一対の環状体11a、11bの周方向に複数の柱12が形
成され、隣接する柱12間にポケット13が設けられた構成
とされ、上記ポケット13内に円筒ころ3が収容されてい
る。
一対の環状体11a、11bは外径寸法が異なり、その大径側
環状体11aが外輪1の内径面によって案内される。ま
た、小径側環状体11bの外径面と外輪1の内径面間に環
状の油通路14が形成されている。
環状体11aが外輪1の内径面によって案内される。ま
た、小径側環状体11bの外径面と外輪1の内径面間に環
状の油通路14が形成されている。
実施例で示す円筒ころ軸受は上記の構造から成り、この
円筒ころ軸受で例えば工作機械の主軸を支持する場合
は、その円筒ころ軸受を油潤滑する。その油潤滑のた
め、実施例の場合は、円筒ころ軸受における保持器の大
径側環状体11aの一側方に径の異なる一対の間座20、21
を組込み大径側の間座20に設けたノズル22から円筒ころ
軸受の内部に潤滑油をジェット噴射するようにしてい
る。
円筒ころ軸受で例えば工作機械の主軸を支持する場合
は、その円筒ころ軸受を油潤滑する。その油潤滑のた
め、実施例の場合は、円筒ころ軸受における保持器の大
径側環状体11aの一側方に径の異なる一対の間座20、21
を組込み大径側の間座20に設けたノズル22から円筒ころ
軸受の内部に潤滑油をジェット噴射するようにしてい
る。
いま、上記ノズル22から内輪2と保持器10の大径側環状
体11aの間に潤滑油を噴射すると、その潤滑油は、第1
図の矢印で示すように、軸受の回転による遠心力により
外方向に移動して円筒ころ3とポケット13のすきまから
保持器10の外径面と外輪1の内径面間に流入し、円筒こ
ろ3と外輪1の軌道面間を潤滑する。
体11aの間に潤滑油を噴射すると、その潤滑油は、第1
図の矢印で示すように、軸受の回転による遠心力により
外方向に移動して円筒ころ3とポケット13のすきまから
保持器10の外径面と外輪1の内径面間に流入し、円筒こ
ろ3と外輪1の軌道面間を潤滑する。
また、保持器10の外径面と外輪1の内径面間に流入した
潤滑油は油通路14から流出する。このため、潤滑油は保
持器10と外輪1間に滞溜することなくスムースに流れ、
潤滑油の攪拌抵抗による軸受の温度上昇を低く抑えるこ
とができる。
潤滑油は油通路14から流出する。このため、潤滑油は保
持器10と外輪1間に滞溜することなくスムースに流れ、
潤滑油の攪拌抵抗による軸受の温度上昇を低く抑えるこ
とができる。
以上のように、この考案によれば、保持器の両端部に設
けられた一対の環状体のうち、潤滑油供給側と反対側の
環状体の外径を潤滑油供給側の環状体の外径より小径と
し、その小径側環状体と外輪との間に油通路を形成した
ことにより、大径側保持器と内輪との間に供給した潤滑
油を軸受内部で滞溜させることなく上記油通路からスム
ースに排出させることができる。このため、潤滑油の攪
拌抵抗による軸受の温度上昇を抑制することができる。
けられた一対の環状体のうち、潤滑油供給側と反対側の
環状体の外径を潤滑油供給側の環状体の外径より小径と
し、その小径側環状体と外輪との間に油通路を形成した
ことにより、大径側保持器と内輪との間に供給した潤滑
油を軸受内部で滞溜させることなく上記油通路からスム
ースに排出させることができる。このため、潤滑油の攪
拌抵抗による軸受の温度上昇を抑制することができる。
第1図は、この考案に係る円筒ころ軸受の一実施例を示
す断面図、第2図は同上保持器の一部分を示す斜視図、
第3図は従来の円筒ころ軸受を示す断面図である。 1……外輪、2……内輪、3……円筒ころ、10……保持
器、11a、11b……環状体、12……柱、13……ポケット、
14……油通路。
す断面図、第2図は同上保持器の一部分を示す斜視図、
第3図は従来の円筒ころ軸受を示す断面図である。 1……外輪、2……内輪、3……円筒ころ、10……保持
器、11a、11b……環状体、12……柱、13……ポケット、
14……油通路。
Claims (1)
- 【請求項1】外輪と内輪との間に外輪案内される保持器
を組込み、その保持器のポケット内に上記外輪と内輪と
の間に組込まれた円筒ころを収納し、前記保持器の一方
の端部から軌道面に潤滑油を供給するようにした円筒こ
ろ軸受において、前記保持器の両端部に形成された一対
の環状体のうち、前記一方の端部と反対側の環状体の外
径を前記一方の端部側の環状体の外径より小径に形成
し、前記一方の端部側の環状体と前記内輪との間から潤
滑油を供給し、前記小径側の環状体と前記外輪との間に
形成された油通路から潤滑油を排出させる構成にしたこ
とを特徴とする円筒ころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094527U JPH0740730Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 円筒ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094527U JPH0740730Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 円筒ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0333220U JPH0333220U (ja) | 1991-04-02 |
| JPH0740730Y2 true JPH0740730Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31643852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989094527U Expired - Lifetime JPH0740730Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 円筒ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740730Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742934B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-06-01 | Nsk Ltd. | Rolling bearing and spindle apparatus for machine tool |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100353368B1 (ko) * | 2000-10-04 | 2002-09-18 | 엘지전자주식회사 | 롤러조립체 |
| JP2007255494A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Jtekt Corp | 遊星歯車用ころ軸受 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58108622U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-23 | 日本精工株式会社 | ころ軸受用保持器 |
| JPH0620905Y2 (ja) * | 1987-05-12 | 1994-06-01 | 日本精工株式会社 | ころ軸受 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1989094527U patent/JPH0740730Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742934B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-06-01 | Nsk Ltd. | Rolling bearing and spindle apparatus for machine tool |
| USRE48843E1 (en) | 2000-10-27 | 2021-12-07 | Nsk Ltd. | Rolling bearing and spindle apparatus for machine tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0333220U (ja) | 1991-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |