JPH074073U - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JPH074073U JPH074073U JP3967693U JP3967693U JPH074073U JP H074073 U JPH074073 U JP H074073U JP 3967693 U JP3967693 U JP 3967693U JP 3967693 U JP3967693 U JP 3967693U JP H074073 U JPH074073 U JP H074073U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インキ誘導芯内のスムーズなインキ流通を可能
とする。 【構成】インキ誘導芯2の外周に該インキ誘導芯2より
硬質な筒状被覆部3を設ける。前記筒状被覆部3を介し
てインキ誘導芯2を貫通孔41内に嵌着する。
とする。 【構成】インキ誘導芯2の外周に該インキ誘導芯2より
硬質な筒状被覆部3を設ける。前記筒状被覆部3を介し
てインキ誘導芯2を貫通孔41内に嵌着する。
Description
【0001】
本考案は、筆記具に関する。さらに詳細には、ペン先部とインキ貯液部との間 に、インキ貯液部の内圧上昇に応じた溢出インキを一時的に保持するインキ溜め 部材を配置し、該インキ溜め部材の軸心に設けた貫通孔にインキ誘導芯を挿着し た筆記具に関する。
【0002】
従来この種の筆記具において、インキ誘導芯を、インキ溜め部材の貫通孔の後 端内壁に圧入嵌合させた構成が、実公昭55−32787号公報に開示されてい る。
【0003】 前記インキ誘導芯は、毛細管力を有する繊維集束芯、または連続気泡プラスチ ック芯で構成されており、これらは、貫通孔に圧入嵌合されると、該圧入嵌合個 所で径方向に変形して、スムーズなインキ流通が阻害されてしまう。
【0004】 また、前記不具合を解消する試みとして、実公平4−52066号公報には、 インキ誘導芯の加圧固定による変形で毛細管力のばらつきが生じても、筆記先端 へのインキ流出性能に及ぼす影響を少なくするよう、該加圧固定部を筆記先端か ら遠方位置である貫通孔の後端部分に設ける構成が開示されている。しかし、前 記構成は、筆記先端近傍に加圧固定部を設けるものに比べ、インキ流出性能は幾 分、向上するかもしれないが、加圧固定部でのインキ流通性の低下は免れない。
【0005】
本考案は、前記従来の問題点を解決するものであって、インキ溜め部材の貫通 孔内のいかなる部位でインキ誘導芯を圧入嵌合させたとしても、インキ誘導芯の 変形によるインキ流出阻害も発生させず、スムーズなインキ流出を可能とする筆 記具を提供しようとするものである。
【0006】
本考案は、ペン先部21とインキ貯液部11との間に、インキ貯液部11の内 圧上昇に応じた溢出インキを一時的に保持するインキ溜め部材4を配置し、該イ ンキ溜め部材4の軸心に設けた貫通孔41にインキ誘導芯2を挿着した筆記具で あって、前記インキ誘導芯2の外周に該インキ誘導芯2より硬質な筒状被覆部3 を設け、該筒状被覆部3を介してインキ誘導芯2が前記貫通孔41内に嵌着され てなることを要件とする。
【0007】 インキ誘導芯2は、例えば、繊維集束体、繊維束の樹脂加工体、プラスチック ポーラス体、毛細管力を有する軸方向のインキ導出孔を内部に貫設あるいは外周 に軸方向のスリットを設けたプラスチック成形体等が挙げられる。
【0008】 筒状被覆部3は、インキ誘導芯2外周に、融着、溶着、接着等により取り付け られることが好ましい。また、筒状被覆部3は、材質として、ポリアセタール樹 脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂、あるいは金属等が有効である。
【0009】
筒状被覆部3は、硬質合成樹脂よりなるため、僅かな嵌合しろで貫通孔41と の確実な嵌着が可能となる。また、それにより、筒状被覆部3は、径方向にほと んど変形されない。即ち、インキ誘導芯2を貫通孔41に圧入嵌合させたにもか かわらず、筒状被覆部3内部のインキ誘導芯2が径方向にほとんど変形されない ため、インキ流出性能に悪影響が及ぼされず、スムーズなインキ吐出が可能とな る。
【0010】
本考案実施例を図面に従って説明する。図1乃至図3は、一実施例を示すもの である。
【0011】 軸筒1は、前部にインキ溜め部材4が装着され、その後部には、生インキを収 容するインキ貯液部11が形成されている。前記インキ溜め部材4は、インキ貯 液部11の内圧上昇に応じた溢出インキを一時的に保持して、ボタ落ちを防止す る、従来公知の部材である。本実施例では、前記インキ溜め部材4は、複数の櫛 歯が外周に形成され、該櫛歯に軸方向のスリット状インキ溝42と、空気凹溝4 3が縦設されてなるタイプが採用されている。
【0012】 また、前記インキ溜め部材4は軸心に、ストレート状の貫通孔41が設けられ 、該貫通孔41には、インキ誘導芯2が圧入嵌合されている。前記インキ誘導芯 2は、ポリエステルエラストマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタ ン、ポリアミド樹脂等の軟質合成樹脂よりなる、軸方向にインキ導出孔22を貫 設した押出成形体である。前記インキ誘導芯2の外周には、硬質合成樹脂(ここ では、ポリアセタール樹脂)よりなる筒状被覆部3が設けられている。前記筒状 被覆部3は,インキ誘導芯2先端で毛筆状に研削されて内部のインキ誘導芯2を 、ペン先部21として露出させている。また、前記ペン先部21の後方の筒状被 覆部3には、係止段部31が設けられ、インキ溜め部材4の先端部と当接してい る。該係止段部31の後方には、貫通孔41内壁と圧入嵌合する大径部32が設 けられている。前記大径部32は、肉厚に形成されて、径方向の変形を、よりい っそう防止している。前記大径部32の後方には、小径部33がインキ誘導芯2 後端近傍まで設けられ、貫通孔41内に遊挿されている。インキ誘導芯2の後端 は、テーパ状に研削されて、筒状被覆部3が除去されるとともに、インキ導出孔 22が径方向に開口されている。
【0013】 尚、前記大径部32は、貫通孔41内壁先端で圧入嵌合されている。そのため 、インキ誘導芯2が貫通孔41に前方より挿入される際、インキ誘導芯2が貫通 孔41内壁に嵌合開始してから嵌合終了までの移動長さを、小さくすることがで き、確実な挿入が可能となる。また、図示はしないが、前記大径部32の外周面 に嵌合用のリブや突起を設けることもできる。
【0014】 インキ溜め部材4の先端には、環状突出部44が設けられ、該環状突出部44 には、先細状のチップ保持筒5が取り付けられている。前記チップ保持筒5は, 内周壁に四本の面状リブ51が設けられ、この面状リブ51により、ペン先部2 1後方の筒状被覆部3外周が圧接保持されている。
【0015】 図4に他の実施例を示す。インキ誘導芯2は、後端から大径部32後端まで、 筒状被覆部3が除去されるとともに、インキ導出孔22が径方向に開口されてお り、インキ貯液部11からのインキ導入が容易となる。他の構成は、図3と同様 である。
【0016】
本考案の筆記具は、前記構成により、インキ誘導芯を、インキ溜め部材の貫通 孔に圧入嵌合させるにもかかわらず、インキ誘導芯を径方向にほとんど変形させ ない構造のため、インキ貯液部からペン先部へのインキ流出性能を阻害すること なく、スムーズなインキ供給が可能となり、ペン先部より潤沢なインキを吐出さ せて筆跡途切れを発生させることがない。
【図1】本考案第一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の筒状被覆部を有するインキ誘導芯の正面
図である。
図である。
【図4】他の実施例の筒状被覆部を有するインキ誘導芯
の正面図である。
の正面図である。
【符号の説明】 1 軸筒 11 インキ貯液部 2 インキ誘導芯 21 ペン先部 22 インキ導出孔 3 筒状被覆部 31 係止段部 32 大径部 33 小径部 4 インキ溜め部材 41 貫通孔 42 スリット状インキ溝 43 空気凹溝 44 環状突出部 5 チップ保持筒 51 面状リブ
Claims (1)
- 【請求項1】ペン先部21とインキ貯液部11との間
に、インキ貯液部11の内圧上昇に応じた溢出インキを
一時的に保持するインキ溜め部材4を配置し、該インキ
溜め部材4の軸心に設けた貫通孔41にインキ誘導芯2
を挿着した筆記具において、前記インキ誘導芯2の外周
に該インキ誘導芯2より硬質な筒状被覆部3を設け、該
筒状被覆部3を介してインキ誘導芯2が前記貫通孔41
内に嵌着されてなることを特徴とする筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039676U JP2607844Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039676U JP2607844Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074073U true JPH074073U (ja) | 1995-01-20 |
| JP2607844Y2 JP2607844Y2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=12559708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993039676U Expired - Lifetime JP2607844Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607844Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002001983A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator |
| JP2009214408A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | インキ吸蔵体およびそれを用いた筆記具 |
| EP3626119A4 (en) * | 2017-05-16 | 2021-03-03 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | APPLICATOR |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE522439C2 (sv) | 2000-05-23 | 2004-02-10 | Skf Mekanprodukter Ab | Fästanordning för fixering av ett maskinelement |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP1993039676U patent/JP2607844Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002001983A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator |
| JP2009214408A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | インキ吸蔵体およびそれを用いた筆記具 |
| EP3626119A4 (en) * | 2017-05-16 | 2021-03-03 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | APPLICATOR |
| US11084316B2 (en) | 2017-05-16 | 2021-08-10 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Applicator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2607844Y2 (ja) | 2003-03-31 |
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