JPH0740848B2 - 給▲餌▼器用拡散機 - Google Patents

給▲餌▼器用拡散機

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JPH0740848B2
JPH0740848B2 JP4095534A JP9553492A JPH0740848B2 JP H0740848 B2 JPH0740848 B2 JP H0740848B2 JP 4095534 A JP4095534 A JP 4095534A JP 9553492 A JP9553492 A JP 9553492A JP H0740848 B2 JPH0740848 B2 JP H0740848B2
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spreader
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一浩 佐藤
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有限会社松阪製作所
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    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給餌器用拡散機に関す
る。さらに詳しくは、主として魚介類の養殖地に給餌す
るための給餌器に備えられる、餌を満遍なく飛散させる
ための拡散機に関する。
【0002】
【従来の技術】給餌器用拡散機は以下の2種類の形式に
大別される。すなわち、(A)送風機を用い、その風圧
によって餌を散布する形式のもの(以下、送風機式とい
う)、および(B)図3に示すごとく、その中心から放
射状に多くの羽根51(通常6枚以上)が形成された回転
円板52を用い、この上に落下させられた餌を円板の回転
による遠心力および羽根51の打撃作用によって餌を飛散
させる形式のもの(以下、円板式という)53である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記送風機式の拡散機
は、現在もっとも多く用いられているものである。この
ものは、風圧によって餌を散布させるため、餌の粒子が
割れたりせずに比較的遠く(約4メートル程度)まで飛
ばすことができるが、散布角が狭くなるという欠点があ
る。さらに、出力の大きい送風機が必要となる(消費電
力が150 〜400 ワット程度)ため、海上など、バッテリ
ーを電力源としなければならない所では実質的に使用不
可能となる。また、粒度の大きい餌(たとえば直径が約
4ミリメートル以上)を散布する場合は、さらに大きい
出力の送風機が必要となるため、主に小さい粒度(たと
えば直径が約3ミリメートル以下)の餌に用いられてい
るのが現状である。
【0004】叙上のごとく、送風機式拡散機は適用され
る餌の粒度に制限があるうえにコストが高いものとな
り、しかも故障が多い。とくに、給餌器は養殖地上に設
置されるため、湿分を多く含んだ空気を吸い込み、送風
機の腐食や漏電などの不具合を生じることが多い。
【0005】一方、前記円板式拡散機は餌を遠くまで飛
ばすことができないものの、散布角が広いため散布面積
が広くなり、多くの魚に均一に餌を与えることができ、
結果的に送風機式のものに較べて給餌効率がやや良くな
る。反面、割れたり粉状化する餌が生じるため餌効率が
悪く、しかも粉状化した餌が回転円板や羽根などに付着
してそれが腐敗し、悪臭を放ったり魚の健康を害するこ
とがある。
【0006】本願発明者は、種々調査した結果叙上のご
とく餌が遠くに飛ばず、さらに餌が粉状化するという円
板式拡散機の問題点は以下の原因によるものであること
を究明した。すなわち、 円板上に落下した餌は円板上を四方八方に転がり、餌
同士および羽根との衝突が多数回繰り返されるため割れ
たり、粉状化したりする。
【0007】餌が円板と共に回転するため羽根による
打撃効果、すなわち遠くへ飛ばす効果が薄れ、円板の遠
心力による飛散に多く依存するため遠くへ飛ばない。
【0008】前記のごとく餌の飛散をその遠心力に
多く依存するため、羽根に餌の飛散のためのガイドとし
ての性格を求め、結果的に羽根の枚数が多くなり、いっ
そう羽根の打撃効果が低下する。その結果さらに餌の飛
距離が短くなる。
【0009】本発明は叙上の問題を解消するためになさ
れたものであり、餌の割れや粉状化を抑制し、かつ広い
散布角でもって餌を遠くへ飛ばすことができる拡散機を
提供することを目的としている。さらに小さな動力によ
ってかかる効果を奏しうる拡散機を提供することも目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の給餌器用拡散機
は、送られてきた餌が載置される床面が形成されたハウ
ジングと、前記床面上で回転することにより、床面に載
置されている餌を打撃するための羽根と、該羽根を回転
駆動するための駆動部とからなり、前記羽根の、餌を打
撃するための打撃面に緩衝材が設けられてなることを特
徴としている。
【0011】前記拡散機において、前記羽根が多くとも
4枚形成されているのが好ましい。
【0012】さらに、前記羽根が、前記ハウジングの床
面と鈍角をなす、餌を打撃するための打撃面を有してい
るのが好ましい。
【0013】
【0014】
【作用】本発明の拡散機においては、ハウジング内に落
下してその床面に載置された、いわば実質的に静止した
餌を羽根で打撃して飛散させるため、従来の円板式拡散
機に比較してはるかに打撃効果が大きい。したがって餌
は広い散布角が維持されたまま遠くへ飛ばされる。そし
て、餌は羽根にほとんど一回しか打撃されないため割れ
や粉状化が良好に抑制される。また、前記羽根の、餌を
打撃するための打撃面に緩衝材が設けられているため、
餌の粉砕を確実に防止することができる。しかも、駆動
部によって回転させられるのは羽根のみであるため、送
風機式拡散機はもとより、円板をも一体に回転させる前
記円板式拡散機と較べても、はるかに小さい出力の駆動
装置を用いることができる。その結果、拡散機の製造コ
ストおよび運動コストともに低減される。さらに、バッ
テリーを用いて海上においても安心して使用しうるもの
となる。適宜羽根の枚数を減らすことにより、さらに小
出力の駆動装置を採用することができる。
【0015】一方、ハウジングの床面に対する羽根の打
撃面角度を変えて構成することにより、餌の飛距離を変
えることもできる。
【0016】
【実施例】つぎに、添付図面を参照しながら本発明の拡
散機を説明する。
【0017】図1は本発明の拡散機の一実施例を示す斜
視図、図2は給餌器内に取り付けられた図1の拡散機を
示す説明図である。
【0018】図2において、1は給餌器内2に取り付け
られた拡散機である。給餌器2内の給餌ホッパ3内に充
填された餌Fは、ホッパ3底部の送出機構4によって給
餌管5を経由して下部の拡散機1へ送り込まれる。送り
込まれた餌Fは拡散機1内の回転羽根6によって給餌口
7から外部へ散布されるのである。前記回転羽根6はモ
ータからなる駆動部8によって回転させられる。
【0019】図1に示されるように、拡散機1はハウジ
ング9と、ハウジング9内に配設された前記回転羽根6
と、前記駆動部8とから構成されている。
【0020】ハウジング9は略U字状を呈しており、U
字の開口部が給餌口7を構成している。2枚の回転羽根
6が、ハウジング9の床面10を貫通して突出する出力軸
11に固定されている。出力軸11は床面10の前記U字の半
円形部分の中心に突出している。そして、回転羽根6
は、その先端がハウジング9の側壁12との間にきわめて
わずかな隙間を形成しつつ、またその下端縁が前記床面
10との間にきわめてわずかな隙間を形成しつつ回転する
ように構成されている。
【0021】図1において、回転羽根6は矢印A方向に
回転するようにされており、その餌Fを打撃する側の面
(以下、打撃面という)は前記床面10に対して鈍角をな
している。すなわち、打撃面は鉛直方向からわずかに上
を向き、餌Fをより遠くへ飛ばしうるようにされてい
る。
【0022】なお、本発明においては、とくに打撃面を
上に傾けたものに限定されることはないが、わずかに上
に向けるのが餌の飛距離を延ばすうえで好ましい。
【0023】さらに、回転羽根6の回転数を変化させう
る機構を備えておくのが好ましい。
【0024】本実施例においては回転羽根6が2枚取り
付けられているが、本発明においてはとくに2枚に限定
されることはなく、1枚以上、何枚であってもよい。し
かしながら、餌を回転羽根6の1回の打撃により効率よ
く飛散させ、かつ振動を抑止するためには2〜4枚と少
なくするのが好ましい。そして、このように羽根の枚数
を少なくすることにより、きわめて小出力の駆動装置を
採用することができる。たとえば、回転羽根6を2枚と
することにより、定格出力4Wのモータが使用でき、そ
の結果、餌を5〜7メートルの距離まで飛ばしうること
が実証されている。
【0025】さらに、緩衝材として、回転羽根6の打撃
面をゴムなどでライニングすることにより、いっそう餌
の割れが防止できることも実証されている。
【0026】叙上のごとく、本拡散機1は、その回転体
が回転羽根6のみであり(円板を有していない)、さら
に羽根の枚数が前記従来の円板式拡散機53より少なく、
また送風機式のものより構造がはるかに簡単であるた
め、駆動部の出力が小さくて済み、故障が少なく、餌の
付着がほとんどない。その結果、製造コストおよび運転
コスト共に前記従来の拡散機に較べてきわめて低廉なも
のとなる。
【0027】
【発明の効果】本発明の拡散機は、餌をその割れおよび
粉状化を抑制しつつ広範囲に飛散させることができ、さ
らに構造が簡単であり、小出力の駆動装置を採用しうる
ことから、製造コストおよび運転コストがきわめて低廉
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡散機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】給餌器内に取り付けられた図1の拡散機を示す
正面図である。
【図3】従来の円板式拡散機の一例を示す一部切欠斜視
図である。
【符号の説明】
1 拡散機 2 給餌器 6 回転羽根 8 駆動部 9 ハウジング 10 床面 F 餌

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送られてきた餌が載置される床面が形成
    されたハウジングと、前記床面上で回転することによ
    り、床面に載置されている餌を打撃するための羽根と、
    該羽根を回転駆動するための駆動部とからなり、前記羽
    根の、餌を打撃するための打撃面に緩衝材が設けられて
    なる給餌器用拡散機。
  2. 【請求項2】 前記羽根が2〜4枚の範囲で形成されて
    なる請求項1記載の給餌器用拡散機。
  3. 【請求項3】 前記羽根が、前記ハウジングの床面と鈍
    角をなす、餌を打撃するための打撃面を有してなる請求
    項1記載の給餌器用拡散機。
JP4095534A 1992-04-15 1992-04-15 給▲餌▼器用拡散機 Expired - Fee Related JPH0740848B2 (ja)

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