JPH0740855Y2 - ヒ−トパイプ - Google Patents
ヒ−トパイプInfo
- Publication number
- JPH0740855Y2 JPH0740855Y2 JP1985120819U JP12081985U JPH0740855Y2 JP H0740855 Y2 JPH0740855 Y2 JP H0740855Y2 JP 1985120819 U JP1985120819 U JP 1985120819U JP 12081985 U JP12081985 U JP 12081985U JP H0740855 Y2 JPH0740855 Y2 JP H0740855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pipe
- heat
- pipe
- wick
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱伝達装置として知られているヒートパイプで
鉄系のパイプで作動液を水とするヒートパイプに関する
ものである。
鉄系のパイプで作動液を水とするヒートパイプに関する
ものである。
(従来の技術) 第2図は従来のヒートパイプの構造及び作動原理を説明
するための縦断面図で、密閉されたパイプ1の内壁にウ
イツクと称せられる毛細管構造材2を配置し、ウイツク
内に少量の作動液3を封入してなり、一端を蒸発部(受
熱部ともいう)A、他端を凝縮部(放熱部ともいう)
B、中間を断熱部Cとして構成されており、これの作動
を説明をすれば、まず蒸発部Aの受熱によりウイツク2
に含まれている作業液3が蒸気化され、空間4内を蒸気
圧の低い凝縮部B側に達して凝縮され再び液化される。
そして液化された作動液はウイツクの毛細管作用によつ
て蒸発部Aに戻ることで蒸発凝縮のサイクルを繰り返
しながら熱移動を行なうものである。パイプ1には熱良
導性の銅,アルミあるいはステンレス鋼などの鉄系金
属、作動液3には水,メタノール,アルコール等が用い
られ、ウイツク2にはさまざまな形状・材質のものが試
みられている。これらはヒートパイプの使用条件(温
度,周囲の腐食条件,作動液とウイツクとの適台性な
ど)により選択されるものであるが、パイプ1をステン
レス鋼などの鉄系金属とし、作動液3を水としたものが
多く使われている。
するための縦断面図で、密閉されたパイプ1の内壁にウ
イツクと称せられる毛細管構造材2を配置し、ウイツク
内に少量の作動液3を封入してなり、一端を蒸発部(受
熱部ともいう)A、他端を凝縮部(放熱部ともいう)
B、中間を断熱部Cとして構成されており、これの作動
を説明をすれば、まず蒸発部Aの受熱によりウイツク2
に含まれている作業液3が蒸気化され、空間4内を蒸気
圧の低い凝縮部B側に達して凝縮され再び液化される。
そして液化された作動液はウイツクの毛細管作用によつ
て蒸発部Aに戻ることで蒸発凝縮のサイクルを繰り返
しながら熱移動を行なうものである。パイプ1には熱良
導性の銅,アルミあるいはステンレス鋼などの鉄系金
属、作動液3には水,メタノール,アルコール等が用い
られ、ウイツク2にはさまざまな形状・材質のものが試
みられている。これらはヒートパイプの使用条件(温
度,周囲の腐食条件,作動液とウイツクとの適台性な
ど)により選択されるものであるが、パイプ1をステン
レス鋼などの鉄系金属とし、作動液3を水としたものが
多く使われている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如く、パイプに鉄系材料、作動液に水が使用され
るヒートパイプでは特に凝縮部、断熱部及び蒸発部と断
熱部の界面において、水と鉄が作用して水素ガスが発生
することが知られている。そもそもヒートパイプは前記
の如く液体の蒸発、凝縮の繰返しにより熱を伝達させる
システムであるが、上記の如く発生した水素ガスは非凝
縮性であるために凝縮することなく凝縮部に滞溜し循環
しないので見掛け上伝熱面積を小さくしてヒートパイプ
の性能を劣化させる。
るヒートパイプでは特に凝縮部、断熱部及び蒸発部と断
熱部の界面において、水と鉄が作用して水素ガスが発生
することが知られている。そもそもヒートパイプは前記
の如く液体の蒸発、凝縮の繰返しにより熱を伝達させる
システムであるが、上記の如く発生した水素ガスは非凝
縮性であるために凝縮することなく凝縮部に滞溜し循環
しないので見掛け上伝熱面積を小さくしてヒートパイプ
の性能を劣化させる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記せる問題点を解決するためになされたもの
で、鉄系金属パイプの少なくとも凝縮部及び断熱部の内
壁に水素と反応し易い金属酸化物を、例えばウイツクと
して水素と反応し易い金属酸化物よりなるメツシユ状又
は繊維状の毛細管構造材を装着してなるヒートパイプを
提供する。
で、鉄系金属パイプの少なくとも凝縮部及び断熱部の内
壁に水素と反応し易い金属酸化物を、例えばウイツクと
して水素と反応し易い金属酸化物よりなるメツシユ状又
は繊維状の毛細管構造材を装着してなるヒートパイプを
提供する。
(作用) 上記せる如くヒートパイプの少なくとも凝縮部及び断熱
部内壁に水素と反応し易い金属酸化物を装着することに
より、該金属酸化物が凝縮部で発生した水素ガスと反応
することにより水に還元されるために結果的には殆ど水
素ガスの発生を防止する。
部内壁に水素と反応し易い金属酸化物を装着することに
より、該金属酸化物が凝縮部で発生した水素ガスと反応
することにより水に還元されるために結果的には殆ど水
素ガスの発生を防止する。
(実施例) 第1図は本考案によるヒートパイプの縦断面図であり、
鉄系金属からなるパイプ1の蒸発部A及び断熱部Bの内
壁に例えばCuOなどの水素ガスと反応し易い金属酸化物
からなるメツシユ状又は繊維状の毛細管構造材をウイツ
ク2aとして装着しウイツク2bには従来例と同様のウイツ
クを使用したものである。
鉄系金属からなるパイプ1の蒸発部A及び断熱部Bの内
壁に例えばCuOなどの水素ガスと反応し易い金属酸化物
からなるメツシユ状又は繊維状の毛細管構造材をウイツ
ク2aとして装着しウイツク2bには従来例と同様のウイツ
クを使用したものである。
次にボイラー用炭素鋼をヒートパイプの管材とし、従来
技術による比較例と本考案の実施例のライフタイム・温
度特性試験をしたところ第3図の如くで、実施例が顕著
な効果を奏することが示された。
技術による比較例と本考案の実施例のライフタイム・温
度特性試験をしたところ第3図の如くで、実施例が顕著
な効果を奏することが示された。
(効果) 本考案のヒートパイプは凝縮部Bにおいてパイプの鉄と
作動液の水とが反応して、 Fe+2H2O→Fe(OH)2+H2↑ 3Fe(OH)2→Fe3O4+2H2O+H2↑ により水素ガスが発生するが、例えばCuOなる水素ガス
と反応し易い金属酸化物が存在するために、水素ガスは
該金属酸化物と反応し CuO+H2→Cu+H2Oとなり水に還元され結果として水素ガ
スの発生を防ぎ、水素ガスによるヒートパイプの性能劣
化を避けることができるものである。
作動液の水とが反応して、 Fe+2H2O→Fe(OH)2+H2↑ 3Fe(OH)2→Fe3O4+2H2O+H2↑ により水素ガスが発生するが、例えばCuOなる水素ガス
と反応し易い金属酸化物が存在するために、水素ガスは
該金属酸化物と反応し CuO+H2→Cu+H2Oとなり水に還元され結果として水素ガ
スの発生を防ぎ、水素ガスによるヒートパイプの性能劣
化を避けることができるものである。
第1図は本考案によるヒートパイプの縦断面図、第2図
は従来例のヒートパイプの構造及び作動原理を説明する
ための縦断面図、第3図は本考案と従来の比較テストの
グラフである。 1:パイプ、2,2a,2b:ウイツク、3:作動液、4:空間、A:蒸
発部、B:凝縮部、C:断熱部
は従来例のヒートパイプの構造及び作動原理を説明する
ための縦断面図、第3図は本考案と従来の比較テストの
グラフである。 1:パイプ、2,2a,2b:ウイツク、3:作動液、4:空間、A:蒸
発部、B:凝縮部、C:断熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂谷 益司 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 望月 正孝 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−31544(JP,A) 特開 昭56−142391(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】鉄系の密閉されたパイプの内壁にウイツク
が設けられ、作動液として水が封入され、一端を蒸発
部、他端を凝縮部、中間を断熱部としたヒートパイプに
おいて、少なくとも凝縮部及び断熱部のパイプの内壁に
水素と反応し易い金属化合物がメツシユ状又は繊維状の
ウイツクとして装着されてなることを特徴とするヒート
パイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120819U JPH0740855Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | ヒ−トパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120819U JPH0740855Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | ヒ−トパイプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229568U JPS6229568U (ja) | 1987-02-23 |
| JPH0740855Y2 true JPH0740855Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31009495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985120819U Expired - Lifetime JPH0740855Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | ヒ−トパイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740855Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0678872B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1994-10-05 | 昭和アルミニウム株式会社 | ヒ−ト・パイプ |
| JPH0820194B2 (ja) * | 1986-11-18 | 1996-03-04 | 昭和アルミニウム株式会社 | ヒ−トパイプ |
| JP2566243Y2 (ja) * | 1991-09-30 | 1998-03-25 | 積水化学工業株式会社 | 折 戸 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4831544A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-25 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP1985120819U patent/JPH0740855Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229568U (ja) | 1987-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8622117B2 (en) | Heat pipe including a main wick structure and at least one auxiliary wick structure | |
| EP1906128A2 (en) | Heat transfer device | |
| US6293333B1 (en) | Micro channel heat pipe having wire cloth wick and method of fabrication | |
| US8459341B2 (en) | Heat pipe with composite wick structure | |
| US20050178532A1 (en) | Structure for expanding thermal conducting performance of heat sink | |
| CA2235620A1 (en) | Liquid cooled heat sink for cooling electronic components | |
| JPH0740855Y2 (ja) | ヒ−トパイプ | |
| JP2020516845A (ja) | 最適化された気化インタフェースを備えるエバポレータ | |
| CN2613740Y (zh) | 热管 | |
| CN211926610U (zh) | 相变化热传导体 | |
| JPH0587475A (ja) | ヒートパイプ式冷却器 | |
| JP2005009763A (ja) | 偏平型ヒートパイプ | |
| JP2000028280A (ja) | ヒートパイプの固定構造 | |
| JP2557812B2 (ja) | 放熱用壁構造 | |
| WO1990004748A1 (en) | Heat pipe employing hydrogen oxidation means | |
| JP2012002417A (ja) | ヒートパイプ | |
| WO2022207058A1 (en) | A heat spreader for transferring heat from an electronic heat source to a heat sink | |
| JP3198771B2 (ja) | ヒートシンク | |
| JPS61140791A (ja) | 伝熱管 | |
| JPH0242019Y2 (ja) | ||
| JPH04196154A (ja) | 半導体冷却装置 | |
| JPH0820194B2 (ja) | ヒ−トパイプ | |
| JPH0814776A (ja) | ヒートパイプ式熱交換器 | |
| JPH02146498A (ja) | 小型熱輸送装置 | |
| JP2579470Y2 (ja) | 半導体素子冷却装置 |