JPH0740936A - 缶体の封かん方法および缶体用封かん機 - Google Patents

缶体の封かん方法および缶体用封かん機

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JPH0740936A
JPH0740936A JP18390593A JP18390593A JPH0740936A JP H0740936 A JPH0740936 A JP H0740936A JP 18390593 A JP18390593 A JP 18390593A JP 18390593 A JP18390593 A JP 18390593A JP H0740936 A JPH0740936 A JP H0740936A
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JP
Japan
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sealing
pair
taping block
sealing tape
taping
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JP18390593A
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English (en)
Inventor
Seiki Nakai
清起 中井
Kuniaki Yoshida
邦章 吉田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一対の封かんテープを用いてその剥離位置を把
握できるように缶体の重合部全周を自動的に、かつ、連
続的に封かんする。 【構成】搬入された缶体を搬送装置2によって一次押し
出しおよび二次押し出しし、この押し出し過程の前後に
おいて、貼り付け装置6の貼り付け機構61,62によ
って一対の封かんテープT,Tを搬送装置2における缶
体の搬送路を横切ってその粘着面同士を粘着させ、その
粘着部分を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶体の封かん方法およ
び缶体用封かん機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、缶体は、製品を収容した缶本体
と、この缶本体の上面開口部を覆う蓋体から構成され、
この缶体における缶本体と蓋体との重合部に封かんテー
プを貼り付けて封かんされている。そして、缶体の重合
部を封かんテープで封かんするため、回転自在なテーブ
ルと、封かんテープの繰り出し装置からなる封かん機が
用いられている。この封かん機においては、テーブル上
に缶体を載せてその重合部に封かんテープの一端を貼り
付けた後、缶体を1回転させることにより、その重合部
に封かんテープを繰り出しつつ貼り付け、所定の重ね代
を有して1周巻きするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな封かん機は、封かんする缶体の搬入と、封かんテー
プを貼り付けた缶体の搬出を人手を介して行わなければ
ならない他、構造が複雑で取り扱いに熟練が必要である
などの問題があった。このため、缶体を搬入搬出するロ
ボットなどを設置することも考えられるが、コストが上
昇する欠点がある。また、このような封かん機によって
缶体の重合部に1周巻きで貼り付けられた封かんテープ
は、通常テープ基材が透明であることから、製品の購入
者がその封かんテープを剥離する場合、その剥離位置が
分からずにとまどうという問題もあった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、一対の封かんテープを用いてその剥離位置
を把握できるように缶体の重合部を自動的に封かんする
ことのできる缶体の封かん方法および缶体用封かん機を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の缶体の封かん方
法は、缶体の重合部に粘着面が対向するように配置され
た一対の封かんテープの少なくとも一方を缶体の搬送路
を横切って引き出し、それらの粘着面同士を粘着させた
後、その粘着部分を切断して前後に貼合片を形成し、次
いで、缶体を一次押し出しすることによってその重合部
の前面側を封かんテープに粘着させた後、缶体の搬送路
を開放した状態で缶体をその停止位置まで二次押し出し
することによって一対の封かんテープを引き出しつつ缶
体の一次押し出し時に粘着された部位に続いて缶体の重
合部の両側面側に貼り付けるとともに、先に封かんテー
プによる封かんが完了した缶体を押し出し、その後、一
対の封かんテープの少なくとも一方を再び缶体の搬送路
を横切って引き出し、缶体の重合部の後面側に封かんテ
ープを貼り付けるとともに、それらの粘着面同士を粘着
させた後、その粘着部分を切断して前後に貼合片を形成
することを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の缶体用封かん機は、搬入さ
れた缶体を搬送路に沿って押し出す送り装置および缶体
の移動を阻止するストッパを少なくとも備えた搬送装置
と、この搬送装置における缶体の搬送路を挾んでそれぞ
れ配置され、封かんテープロール体がそれぞれ回転自在
に軸支された一対の昇降台からなる昇降フレームと、こ
の昇降フレームの各昇降台にそれぞれ設置され、先端に
それぞれテーピングブロックを設けた一対の貼り付け機
構からなる貼り付け装置と、昇降フレームの一対の昇降
台を搬送装置に対して昇降させる昇降装置とから構成さ
れ、前記各貼り付け機構のテーピングブロックには、そ
の先端面まで各昇降台における封かんテープロール体の
封かんテープがその粘着面を対向させて引き出されてお
り、さらに、少なくとも一方のテーピングブロックは缶
体の搬送路に臨む繰り出し位置と他方のテーピングブロ
ックに当接する位置との間を進退可能に構成され、ま
た、一方のテーピングブロックは進退自在なカッター刃
を備えており、少なくとも一方のテーピングブロックを
缶体の搬送路に臨む繰り出し位置から缶体の搬送路を横
切って他方のテーピングブロックに当接するまで前進さ
せることにより一対の封かんテープの粘着面同士を粘着
させ、さらに、カッター刃を前進させることによりその
粘着部分を切断して前後に貼合片を形成することを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】一対の封かんテープは、缶体の搬送路を横切っ
てその粘着面同士が粘着されて貼合片を形成し、さら
に、その粘着面を缶体の重合部に対向させている。ここ
で、搬入された缶体を一次押し出しすることにより、そ
の重合部の前面側を缶体の搬送路を横切って引き出され
た封かんテープに接触させて粘着させる。そして、缶体
の搬送路を開放した後、缶体をその停止位置まで二次押
し出しすることにより、一対の封かんテープを引き出し
つつその重合部の両側面側に貼り付ける。この際、先に
封かんテープによる封かんが完了した缶体を押し出す。
さらに、一対の封かんテープの少なくとも一方を再び缶
体の搬送路を横切って引き出し、缶体の重合部の後面側
に封かんテープを貼り付けるとともに、それらの粘着面
同士を粘着させた後、その粘着部分を切断して前後に貼
合片を形成する。
【0008】この結果、缶体の一次押し出しおよび二次
押し出しする搬送過程の前後において、一対の封かんテ
ープを缶体の搬送路を横切ってその粘着面同士を粘着さ
せ、その粘着部分を切断して貼合片を形成するだけの簡
単な作業で自動的に、かつ、連続的に缶体の重合部全周
を確実に封かんすることから、作業者による缶体の搬入
搬出作業は不要となり、作業の省人化を図ることができ
る。また、缶体に貼り付けられた一対の封かんテープ
は、その粘着面同士が粘着された耳状の貼合片を有する
ことから、封かんテープの剥離位置を確実に把握するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1には、本発明の封かん機1が示されて
おり、この封かん機1は、架台2に設けられた缶体Kの
搬送装置3と、この搬送装置3を挾んで配置され、昇降
装置4を介して昇降自在な昇降フレーム5と、この昇降
フレーム5に設置された封かんテープTの貼り付け装置
6から構成されている。
【0011】まず、架台2は、図1に示すように、伸縮
自在な支持脚24および転動自在なローラ25を備えた
架台本体21と、この架台本体21に支持ロッド23を
介して固定された上架台22からなり、ローラ25によ
って作業位置まで移動した後、支持脚24で支持できる
ようになっている。
【0012】一方、缶体Kの搬送装置3は、図3にその
詳細を示すように、架台2の架台本体21に設けられた
供給コンベア31(図2参照)と、この供給コンベア3
1の搬送面に接続され、架台2の上架台22に回転自在
に軸支された複数本のローラコンベア32と、このロー
ラコンベア32の搬送面に接続され、その軸線方向と平
行な方向に上架台22上に延設された搬送レール33
と、この搬送レール33の先端に位置して架台本体21
に設けられたストッパ34と、架台本体21に設けられ
て缶体Kを封かん機1から搬出するモータローラ35
と、ローラコンベア32上に搬入された缶体Kを供給コ
ンベア31による缶体Kの搬送方向と直交する方向であ
るローラコンベア32の軸線方向に押し出す送り装置3
6から構成されており、供給コンベア31、ローラコン
ベア32および搬送レール33によって缶体Kの搬送路
が形成されている。
【0013】なお、供給コンベア31の両側、ローラコ
ンベア32の下流側および搬送レール33の両側には、
図2に示すように、それぞれ缶体Kのガイド37が固定
されている。
【0014】ここで、ストッパ34は、架台本体21に
回動自在に軸支されたL字状のストッパ本体341と、
このストッパ本体341と架台本体21間に配設された
エアシリンダ342からなり、エアシリンダ342の伸
縮作動により、ストッパ本体341をその先端が搬送レ
ール33の搬送面から突出した状態(図3参照)と、搬
送レール34の搬送面下に没入した状態とに選択的に回
動させることができる。
【0015】モータローラ35は、電動モータが内蔵さ
れており、その作動により缶体Kを封かん機1から搬出
することができる。
【0016】また、送り装置36は、ローラコンベア3
2の側方に位置して上架台22に固定された第一送りシ
リンダ361と、この第一送りシリンダ361の可動部
に固定され、ローラコンベア32の搬送面の上方を移動
可能な第一プッシャ362と、ローラコンベア32の下
方に位置して架台本体21に固定された第二送りシリン
ダ363と、この第二送りシリンダ363の可動部に回
動自在に軸支され、上架台22に形成された長孔22a
(図2参照)から突出してローラコンベア32に沿って
移動可能な複数個の第二プッシャ364と、上架台22
の裏面に固定されたカム365からなり、これらの第一
送りシリンダ361および第二送りシリンダ363は、
ロッドレスシリンダが採用されている。そして、第二プ
ッシャ364と第二送りシリンダ363の可動部間には
スプリング366が配設されており、このスプリング3
66の付勢力によって第二プッシャ364の先部を上架
台22の長孔22aを通してローラコンベア32の搬送
面上に突出させている。
【0017】さらに、図4に示すように、第二プッシャ
364は、内蔵されたスプリングによって側方に、すな
わち、カム365の側面に向かって突出するように付勢
されたピン364aを備えている他、カム365の後端
には、上方より見て後方に向かって一方の側面から他方
の側面にかけてくさび状に傾斜する傾斜面365aが形
成され、その前端には、側方から見て前方に向かって下
面から上面にかけて傾斜する傾斜面365b(図3参
照)が形成されている。
【0018】このため、第二プッシャ364が前進する
時、ピン364aはカム365の後端に形成された傾斜
面365aを経てその側面に沿って摺動することから、
第二プッシャ364の先部はローラコンベア32の搬送
面を越えて突出した状態で移動する。そして、第二プッ
シャ364が前進位置に到達すると、ピン364aはカ
ム365から離脱し、図示しないスプリングの付勢力に
よって側方に突出する。一方、第二プッシャ364が後
退する場合、ピン364aはカム365の前端に形成さ
れた傾斜面365bを経てその下面に沿って摺動するこ
とから、第二プッシャ364は、図3の鎖線で示すよう
に、スプリング366の付勢力に抗して反時計回りに回
動し、ローラコンベア32の搬送面下に没入した状態で
移動するものである。
【0019】この結果、第二プッシャ364の後退時に
おいても、後述するように、供給コンベア31による缶
体Kの搬入作業を行うことが可能となり、単位時間当た
りの処理個数を増大させて作業効率を高めることができ
る。
【0020】したがって、供給コンベア31が作動する
と、その上に載せられた缶体Kは、ローラコンベア32
上に押し出される。そして、缶体Kがローラコンベア3
2上を移動してその下流側に設けられたガイド37に到
達すると、送り装置36が作動し、ストッパ34に当接
するまで缶体Kを搬送路に沿って強制的に押し出すこと
ができる。すなわち、第一送りシリンダ361が作動す
ると、そのストローク分第一プッシャ362を介して缶
体Kをローラコンベア32に沿ってその軸線方向に押し
出し、後述する貼り付け装置6に対向する位置まで移動
させることができ、また、第二送りシリンダ363が作
動すると、そのストローク分第二プッシャ364を介し
て缶体Kを搬送レール33に沿って押し出し、前述した
ストッパ本体341に当接する位置まで移動させること
ができる。その後、ストッパ本体341が搬送レール3
3の搬送面下に没入されると、モータローラ35が作動
して缶体Kが搬出されるようになっている。
【0021】また、昇降装置4は、図1および図2に示
すように、架台本体21の隅部に回転自在に軸支された
回転軸41と、この回転軸41の上端に固定されたハン
ドル42と、回転軸41の途中位置に固定されたスプロ
ケット43と、前述したハンドル42の回転により、チ
ェーンスプロケット機構を介して搬送レール33を挾ん
で配置された昇降フレーム5を構成する一対の昇降台5
A,5Bを同量ずつ昇降させる昇降機構から構成されて
いる。これらの昇降機構は同一の構造を有しており、昇
降台5Aを昇降させる昇降機構について説明することで
昇降台5Bを昇降させる昇降機構の説明は省略する。
【0022】昇降台5Aを昇降させる昇降機構は、昇降
台5Aに固定され、同一ピッチのネジを形成した一対の
スクリュウ軸44,44と、このスクリュウ軸44,4
4がそれぞれ螺合する雌ネジを有するスプロケット4
5,46と、これらのスプロケット45,46をそれぞ
れ回転自在に軸支するとともに上下方向の移動を阻止す
るように架台本体21に固定された軸受47,47と、
前述した回転軸41に固定されたスプロケット43とス
プロケット45間およびスプロケット45とスプロケッ
ト46間にそれぞれ巻き回されたチェーン48,49か
ら構成されている。
【0023】したがって、ハンドル42を回転させる
と、その回転軸41に固定されたスプロケット43が回
転し、このスプロケット43にチェーン48,49を介
して順次巻き回されたスプロケット45,46が同一方
向に同一角度だけ回転する。この際、これらのスプロケ
ット45,46にそれぞれ螺合している2本のスクリュ
ウ軸44,44の回転は阻止されることから、スクリュ
ウ軸44,44、すなわち、昇降台5A,5Bが同量ず
つ昇降するものである。この結果、後述する昇降フレー
ム5の一対の昇降台5A,5Bにそれぞれ回転自在に軸
支した一対の封かんテープロール体R,Rを搬送装置3
上の缶体Kの重合部に対向するようにその高さを調整す
ることができる昇降フレーム5は、前述したように、搬
送レール33を挾んで配置された一対の昇降台5A,5
Bからなり、これらの昇降台5A,5Bには、封かんテ
ープロール体Rがそれぞれ回転自在に軸支されている。
これらの封かんテープロール体Rの封かんテープTは、
図示しないスプリングによって巻き取り方向に付勢され
たアーム51を介して引き出されることから弛緩するこ
とが防止されている。そして、昇降台5A,5Bには、
図5に示すように、搬送レール33に臨んで押さえロー
ラ52,52がそれぞれ回転自在に軸支されている。ま
た、一方の昇降台5Aには、ローラコンベア32および
搬送レール33に臨んで貼り付けローラ53および複数
個のガイドローラ54が回転自在に軸支されており、封
かんテープロール体Rの封かんテープTは、これらのガ
イドローラ54および貼り付けローラ53を巻回し、そ
の粘着面が内方を向くように、すなわち、粘着面が搬送
レール33上に押し出された缶体Kの重合部に対向する
ように、後述する貼り付け装置6を構成する貼り付け機
構61のテーピングブロック67の先端面まで引き出さ
れている。一方、他方の昇降台5Bには、搬送レール3
3上を送り装置36を介して押し出される缶体Kが跳ね
上がるのを防止するため、ステー55を介して抑えガイ
ド56が取り付けられている。
【0024】貼り付け装置6は、図5および図6に示す
ように、昇降台5Aに配置された貼り付け機構61と、
この貼り付け機構61に対向して昇降台5Bに配置され
た貼り付け機構62から構成されている。
【0025】一方の貼り付け機構61は、昇降台5Aに
固定されたカットシリンダ63と、このカットシリンダ
63のピストンロッド63aに連結されたカッター刃6
4と、カットシリンダ63のピストンロッド63aに摺
動自在に嵌合されたカラー65aおよび昇降台5Aに設
けられたガイドロッド66に摺動自在に嵌合されたカラ
ー65bを備えたステー65と、このステー65の先端
に固定されたテーピングブロック67からなり、ピスト
ンロッド63aには、カラー65aを前後に挾んでプッ
シャ63b,63cが固定されている。ここで、テーピ
ングブロック67は、カットシリンダ63が縮小位置に
あるとき、搬送路33に臨む封かんテープTの繰り出し
位置に待機している。
【0026】したがって、カットシリンダ63が伸長作
動すると、そのピストンロッド63aに固定されたカッ
ター刃64が前進し、その先端がテーピングブロック6
7の先端面を越えて突出する。なおも、カットシリンダ
63の伸長作動を継続すると、プッシャ63bがステー
65に当接し、ステー65をガイドロッド66に沿って
摺動させる結果、先端面からカッター刃64を突出させ
た状態でテーピングブロック67を搬送路33に臨む繰
り出し位置から前進させることができる。一方、カット
シリンダ63が縮小作動すると、そのピストンロッド6
3aと一体のカッター刃64が後退し、テーピングブロ
ック67内に収容される。次いで、プッシャ63cがカ
ラー65aに当接し、カラー65a、すなわち、ステー
65をガイドロッド66に沿って後退させる。この結
果、ステー65と一体のテーピングブロック67は、カ
ッター刃64を収容した状態で搬送路33に臨む繰り出
し位置まで後退させることができる。この際、ガイドロ
ッド66に取り付けられた緩衝用スプリング68にカラ
ー65bが当接し、カットシリンダ63がストロークエ
ンドに達して衝撃を生じるのを防止している。
【0027】また、他方の貼り付け機構62は、昇降台
5Bに固定された貼り合わせシリンダ69と、この貼り
合わせシリンダ69の可動部に固定されたロッド70
と、このロッド70の先端に固定されたテーピングブロ
ック71と、昇降台5Bに固定されてロッド70の横振
れを規制するカムローラ72からなり、貼り合わせシリ
ンダ69にはロッドレスシリンダが用いられている。こ
こで、テーピングブロック71は、貼り合わせシリンダ
69によってロッド70が後退位置にあるとき、搬送路
33に臨む封かんテープTの繰り出し位置に待機してい
る。そして、ロッド70には、テーピングブロック71
の幅よりも若干大径の貼り付けローラ73および複数個
のガイドローラ74が回転自在に設けられており、昇降
台5Bの封かんテープロール体Rの封かんテープTは、
これらのガイドローラ74および貼り付けローラ73を
巻回し、その粘着面が内方を向くように、すなわち、粘
着面が搬送レール33上に押し出された缶体Kの重合部
に対向するように、テーピングブロック71の先端面ま
で引き出されている。さらに、テーピングブロック71
の先端部には凹部71a(図7参照)が形成されてお
り、前述した貼り付け機構61のカッター刃64の先端
部を収納することができる。
【0028】したがって、貼り合わせシリンダ69が作
動すると、その可動部に固定されたロッド70がカムロ
ーラ72に案内されつつ搬送レール33を横切って前進
し、その先端に固定されたテーピングブロック71を搬
送路33に臨む封かんテープTの繰り出し位置から前進
させて対向する貼り付け機構61のテーピングブロック
67に当接させることができる。この結果、それぞれテ
ーピングブロック67,71の先端面まで粘着面を内方
に向けて引き出されている封かんテープT,Tの粘着面
同士を粘着させることができる。
【0029】なお、このようなテーピングブロック6
7,71によって一対の封かんテープT,Tの粘着面同
士が粘着された状態において、前述したカットシリンダ
63の伸長作動によってカッター刃64が前進すると、
一対の封かんテープT,Tの粘着部分を切断して後述す
る前後の貼合片t,tを形成することができる。ここ
で、その前方の貼合片tは、缶体Kの重合部を封かんす
る封かんテープTの終端となり、また、後方の貼合片t
は、缶体Kの重合部を封かんする封かんテープTの始端
となる。この後、さらにカットシリンダ63を伸長させ
ると、カッター刃64を突出させたまま貼り合わせシリ
ンダ70に作用する押し込み力に打ち勝って貼り合わせ
シリンダ70をそのストローク分押し込むことができ、
テーピングブロック67,71の先端面に挾持された一
対の貼合片t,tを押し出すようになっている。
【0030】次に、本発明の封かん機1の作動について
説明すると、まず、初期状態ではテーピングブロック7
1が搬送路33に臨む繰り出し位置から搬送レール33
を横切って前進し、搬送路33に臨む繰り出し位置に待
機している対向するテーピングブロック67に当接して
いる。さらに、これらのテーピングブロック67,71
の先端面まで引き出された封かんテープT,Tは、粘着
面同士が粘着された後、カッター刃64によって切断さ
れ、一対の貼合片t,tを形成している(前方の貼合片
tは省略されている)。この貼合片tは、アーム51に
作用しているスプリング力によってそれぞれの封かんテ
ープT,Tが若干引き戻されることでテーピングブロッ
ク67,71の先端面から離脱している。また、ストッ
パ本体341は、搬送レール33の搬送面を越えて突出
している。ここで、始動スイッチを操作すると、供給コ
ンベア31が作動し、その上に載せられた缶体Kは、ロ
ーラコンベア32を経てガイド37に当接する位置まで
搬送される。そして、缶体Kがガイド37に当接する
と、供給コンベア31の作動が停止する(図7参照)。
【0031】次いで、送り装置36の第一送りシリンダ
361が作動し、第一プッシャ362を介して缶体Kを
ローラコンベア32の軸線方向に押し出し、当接状態の
テーピングブロック67,71に当接させる。この結
果、缶体Kの、進行方向に向かって前面と左側面が交差
する隅部の重合部がテーピングブロック67,71の側
方に位置している貼合片t近傍の封かんテープT,Tの
粘着面に粘着する。この状態で、貼り合わせシリンダ6
9を作動してロッド70、すなわち、テーピングブロッ
ク71を搬送路33に臨む繰り出し位置まで後退させる
と、このロッド70に設けられた貼り付けローラ73
が、缶体Kの、進行方向に向かって前面の重合部に沿っ
て転動することから、昇降台5B側の封かんテープTを
先に缶体Kの重合部の隅部に粘着された部位から順次缶
体Kの前面の重合部に貼り付ける(図8参照)。
【0032】なお、貼り合わせシリンダ69が作動して
ロッド70が後退すれば、第一送りシリンダ361を作
動させて第一プッシャ362を元の位置まで後退させ、
次の缶体Kの搬入を可能としている。
【0033】一方、貼り合わせシリンダ69の作動によ
ってテーピングブロック71が搬送路33に臨む繰り出
し位置まで後退すれば、搬送レール33は開放されて缶
体Kの搬送が可能となることから、この後、送り装置3
6の第二送りシリンダ363を作動させ、第二プッシャ
364を介して缶体Kをストッパ本体341に当接する
までローラコンベア32および搬送レール33上を押し
出す。この結果、缶体Kの前進によって封かんテープ
T,Tが引き出され、缶体Kの、進行方向に向かって左
右の両側面の重合部にそれぞれ封かんテープT,Tが順
次貼り付けられる(図9参照)。この際、昇降台5A側
の封かんテープTは、貼り付けローラ53によって缶体
Kの、進行方向に向かって左側面の重合部に押圧されて
貼り付けられる。
【0034】缶体Kの両側面の重合部に封かんテープ
T,Tが貼り付けられると、供給コンベア31が作動
し、次の缶体Kをローラコンベア32上に搬入させると
同時に、貼り合わせシリンダ69を作動させてロッド7
0、すなわち、テーピングブロック71を搬送レール3
3に臨む繰り出し位置から対向するテーピングブロック
67に当接するまで前進させる。このテーピングブロッ
ク71の前進によってその先端面を巻回している封かん
テープTが引き出される同時に、ロッド70に設けた貼
り付けローラ73が缶体Kの、進行方向に向かって後面
の重合部に沿って移動し、昇降台5B側の封かんテープ
Tは缶体Kの後面の重合部に順次貼り付けられる。そし
て、テーピングブロック71がテーピングブロック67
に当接することにより、一対の封かんテープT,Tの粘
着面同士が挾み込まれて粘着される(図10参照)。
【0035】次いで、貼り合わせシリンダ69を作動さ
せたままカットシリンダ63を伸長作動させると、ま
ず、カッター刃64が前進して一対の封かんテープT,
Tの粘着部分を切断し、それぞれ前後に貼合片t,tを
形成する(図11(a)参照)。
【0036】さらに、カットシリンダ63の伸長作動を
継続すると、大きな押し込み力を有するカットシリンダ
63が貼り合わせシリンダ69の押し込み力に打ち勝っ
てピストンロッド63aを前進させることから、それに
見合って貼り合わせシリンダ69が押し込まれ、テーピ
ングブロック71は、テーピングブロック67と当接し
たまま若干後退する。すなわち、テーピングブロック6
7が前進する結果、貼合片tを有して切断された前方の
封かんテープT,Tの端末部分は、テーピングブロック
67,71の当接面から引き出されつつ缶体Kの、後面
と左側面が交差する隅部の重合部に貼り付けられる。こ
の結果、缶体Kの重合部の全周が一対の封かんテープ
T,Tによって貼り付けられ、封かんされる。一方、切
断された後方の封かんテープT,Tは、アーム51の引
き戻し力によって張力が調整され、テーピングブロック
67,71間にその貼合片tが挾み込まれている(図1
1(b)参照)。
【0037】この後、カットシリンダ63を縮小作動さ
せると、まず、カッター刃64が後退し、続いてテーピ
ングブロック67が後退する。この際、カットシリンダ
63の縮小作動に対して貼り合わせシリンダ69に若干
の作動遅れが発生し、テーピングブロック67,71間
に瞬間的に間隙が形成された後、その隙間を埋めるよう
に貼り合わせシリンダ69が追従して作動する。このよ
うに、テーピングブロック67,71間に間隙が形成さ
れることにより、切断された後方の封かんテープT,T
の貼合片tは、アーム51に作用している引き戻し力に
よってテーピングブロック67,74間から離脱する
(図11(c)および図12参照)。
【0038】次いで、送り装置36の第二送りシリンダ
363を作動させ、第二プッシャ364を後退させて元
の位置に復帰させる。この際、前述したように、第二プ
ッシャ364は、ローラコンベア32の搬送面下に没入
した状態で後退することから、先に搬入されている缶体
Kと干渉することはない。さらに、エアシリンダ342
を縮小作動させてストッパ本体341を回動させ、搬送
レール33の搬送面下に没入させる。
【0039】この状態は、図7に示した作業開始位置に
相当しており、先にローラコンベア32上の所定位置ま
で搬入されている缶体Kが、第一送りシリンダ361の
作動により、すなわち、第一プッシャ362を介して押
し出され、当接状態のテーピングブロック67,71に
当接される結果、缶体Kの前面と左側面が交差する隅部
の重合部がテーピングブロック67,71から離脱した
貼合片t近傍の封かんテープT,Tに粘着する。そし
て、貼り合わせシリンダ69の作動によってロッド70
が後退すれば、貼り付けローラ73によって缶体Kの前
面の重合部が昇降台5B側の封かんテープTによって貼
り付けられる(図13参照)。そして、第一送りシリン
ダ361を作動させて第一プッシャ362を元の位置ま
で後退させる。
【0040】次いで、第二送りシリンダ363を作動さ
せ、第二プッシャ364によって缶体Kをローラコンベ
ア32および搬送レール33に沿って押し出す。ところ
で、第二プッシャ364によって押し出された缶体K
は、先に封かんテープT,Tがその全周の重合部に貼り
付けられて封かんされた缶体Kに衝突することから、先
行する缶体Kを合わせて押し出す(図14参照)。この
図14においては、缶体K,Kに挾まれることになる一
対の貼合片t,tは、図面の関係で省略されている。第
二プッシャ364を介して次の缶体Kが押し出される
と、モータローラ35が作動し、缶体Kを介して押し出
される封かんされた缶体Kは、封かん機1から搬出され
る。この際、第二プッシャ364を介して押し出された
缶体Kは、その左右の両側面の重合部が前述したように
一対の封かんテープT,Tによって順次貼り付けられ
る。
【0041】なお、モータローラ35によって搬出され
る封かんされた缶体Kは、その重心がモータローラ35
を越えた時点で前傾する結果、封かんされた缶体Kの後
面と第二プッシャ364によって押し出されている缶体
Kの前面との間に空間が形成されることから、この空間
を検出してエアシリンダ342を伸長作動させ、ストッ
パ本体341を搬送レール33の搬送面を越えて突出さ
せる。したがって、第二プッシャ364によって押し出
されている缶体Kは、このストッパ本体341に当接し
て停止する。一方、封かんされた缶体Kの搬出が終了す
れば、モータローラ35の作動を停止させる。
【0042】以下同様な作業が繰り返されて、図15に
示すように、缶体Kの重合部の全周が一対の貼合片t,
tを有する封かんテープT,Tによって貼り付けられ、
封かんされた後、順次搬出される。
【0043】なお、本実施例においては、断面方形の缶
体における重合部を一対の封かんテープで貼り付けて封
かんする場合について説明したが、方形に限らず断面多
角形あるいは断面円形の缶体の封かんにも適用すること
ができる。これら断面多角形あるいは断面円形の缶体を
封かんする場合は、カットシリンダのストロークを大き
くし、缶体の、進行方向に向かって左右の中央位置で両
方のテーピングブロックが当接するように設定するとと
もに、貼合片を形成した後、缶体の押し出しに障害とな
らないように、両方のテーピングブロックを後退させる
必要がある。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、缶体の一次押し出しおよび二次押し出しするととも
に、この押し出し過程の前後において、一対の封かんテ
ープを缶体の搬送路を横切ってその粘着面同士を粘着さ
せ、その粘着部分を切断して貼合片を形成するだけの簡
単な作業で自動的に、かつ、連続的に缶体の重合部全周
を確実に封かんすることができ、作業者による缶体の搬
入搬出作業は不要となり、作業の省人化を図ることがで
きる。しかも、一対の封かんテープの両端に耳状の貼合
片を形成することから、封かんテープの剥離位置を確実
に把握することができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、缶体
用封かん機を、搬入された缶体を押し出す搬送装置、昇
降自在な一対の昇降台からなる昇降フレーム、昇降フレ
ームを昇降させる昇降装置、一対の封かんテープを缶体
の搬送路を横切ってそれらの粘着面同士を粘着させるま
で引き出すとともに、その粘着部分を切断するテーピン
グブロックを設けた一対の貼り付け機構からなる貼り付
け装置の簡単な構造で構成したことにより、安価に製造
することができ、しかも、その取り扱いも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の封かん機の正面図である。
【図2】本発明の封かん機の平面図である。
【図3】図1の封かん機における搬送装置を示す正面図
である。
【図4】図3の搬送装置の要部を示す平面図である。
【図5】本発明の封かん機における貼り付け装置を示す
平面図である。
【図6】図5の貼り付け装置を一部省略して示す側面図
である。
【図7】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を示
す説明図である。
【図8】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を示
す説明図である。
【図9】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を示
す説明図である。
【図10】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を
示す説明図である。
【図11】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を
示す説明図である。
【図12】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を
示す説明図である。
【図13】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を
示す説明図である。
【図14】本発明の封かん機による缶体の封かん工程を
示す説明図である。
【図15】本発明の封かん機により封かんテープで封か
んされた缶体の斜視図である。
【符号の説明】
1 封かん機 2 架台 3 搬送装置 4 昇降装置 5 昇降フレーム 5A,5B 昇降台 6 貼り付け装置 61 貼り付け機構 K 缶体 T 封かんテープ R 封かんテープロール体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶体の重合部に粘着面が対向するように
    配置された一対の封かんテープの少なくとも一方を缶体
    の搬送路を横切って引き出し、それらの粘着面同士を粘
    着させた後、その粘着部分を切断して前後に貼合片を形
    成し、次いで、缶体を一次押し出しすることによってそ
    の重合部の前面側を封かんテープに粘着させた後、缶体
    の搬送路を開放した状態で缶体をその停止位置まで二次
    押し出しすることによって一対の封かんテープを引き出
    しつつ缶体の一次押し出し時に粘着された部位に続いて
    缶体の重合部の両側面側に貼り付けるとともに、先に封
    かんテープによる封かんが完了した缶体を押し出し、そ
    の後、一対の封かんテープの少なくとも一方を再び缶体
    の搬送路を横切って引き出し、缶体の重合部の後面側に
    封かんテープを貼り付けるとともに、それらの粘着面同
    士を粘着させた後、その粘着部分を切断して前後に貼合
    片を形成することを特徴とする缶体の封かん方法。
  2. 【請求項2】 搬入された缶体を搬送路に沿って押し出
    す送り装置および缶体の移動を阻止するストッパを少な
    くとも備えた搬送装置と、この搬送装置における缶体の
    搬送路を挾んでそれぞれ配置され、封かんテープロール
    体がそれぞれ回転自在に軸支された一対の昇降台からな
    る昇降フレームと、この昇降フレームの各昇降台にそれ
    ぞれ設置され、先端にそれぞれテーピングブロックを設
    けた一対の貼り付け機構からなる貼り付け装置と、昇降
    フレームの一対の昇降台を搬送装置に対して昇降させる
    昇降装置とから構成され、前記各貼り付け機構のテーピ
    ングブロックには、その先端面まで各昇降台における封
    かんテープロール体の封かんテープがその粘着面を対向
    させて引き出されており、さらに、少なくとも一方のテ
    ーピングブロックは缶体の搬送路に臨む繰り出し位置と
    他方のテーピングブロックに当接する位置との間を進退
    可能に構成され、また、一方のテーピングブロックは進
    退自在なカッター刃を備えており、少なくとも一方のテ
    ーピングブロックを缶体の搬送路に臨む繰り出し位置か
    ら缶体の搬送路を横切って他方のテーピングブロックに
    当接するまで前進させることにより一対の封かんテープ
    の粘着面同士を粘着させ、さらに、カッター刃を前進さ
    せることによりその粘着部分を切断して前後に貼合片を
    形成することを特徴とする缶体用封かん機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102133947A (zh) * 2010-12-30 2011-07-27 大连工业大学 胶带不间断式缓冲底垫粘贴机
CN105775239A (zh) * 2016-04-13 2016-07-20 江阴恒祥科技有限公司 一种利用胶带封口塑料袋的方法及装置
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CN115636150A (zh) * 2022-11-13 2023-01-24 四川领旗食品有限公司 一种麦冬茶生产用带有灭菌功能的罐装设备
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