JPH074126B2 - ペヘレイ養殖設備及び養殖方法 - Google Patents
ペヘレイ養殖設備及び養殖方法Info
- Publication number
- JPH074126B2 JPH074126B2 JP2130203A JP13020390A JPH074126B2 JP H074126 B2 JPH074126 B2 JP H074126B2 JP 2130203 A JP2130203 A JP 2130203A JP 13020390 A JP13020390 A JP 13020390A JP H074126 B2 JPH074126 B2 JP H074126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- aquaculture
- peherei
- annular
- waterway
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高級魚ペヘレイの養殖管理条件を向上させ、良
好なる養殖を行なうための養殖設備及び養殖方法に関す
るものである。
好なる養殖を行なうための養殖設備及び養殖方法に関す
るものである。
[従来の技術] ペヘレイ(Pejerrey)とは、スペイン語のPezDel Rey
(魚の王様の意)を語源とした南米大陸の汽水域及び淡
水域に生息する魚類で、分類学上スズキ目・ボラ亜目・
トウゴロウイワシ科に属する。
(魚の王様の意)を語源とした南米大陸の汽水域及び淡
水域に生息する魚類で、分類学上スズキ目・ボラ亜目・
トウゴロウイワシ科に属する。
昭和41年秋に、神奈川県がアルゼンチンの在留法人の協
力により発眼卵で同国から空輸し、以来神奈川県淡水魚
増殖試験場において、県下内水面域における増養殖魚種
としての有効利用の研究を進めている。本種の肉質は白
身で、味は淡白、いたって美味な魚で、刺身・塩焼き・
天婦羅・唐揚げ・酢の物・ムニエル等高級食材として多
様に利用価値がある。
力により発眼卵で同国から空輸し、以来神奈川県淡水魚
増殖試験場において、県下内水面域における増養殖魚種
としての有効利用の研究を進めている。本種の肉質は白
身で、味は淡白、いたって美味な魚で、刺身・塩焼き・
天婦羅・唐揚げ・酢の物・ムニエル等高級食材として多
様に利用価値がある。
従来から、ペヘレイ養殖は、湧水(14〜16℃)を利用
し、コンクリートまたはキャンバス製陸上水槽を用いて
流水養殖されてきた。ペヘレイの生息適水温は10〜25℃
と言われるが、日本での池中養殖の結果では年変動5〜
29℃で異常なく養殖することが充分に可能である。ペヘ
レイは2年(稀に1年)で成熟し、産卵期は3〜9月と
長期間であるが、盛期は4〜5月で、雌の完熟期の生殖
線体重比は10〜13%程度である。原産地のアルゼンチン
の天然魚では春,秋の2回産卵期があり、主産卵期は春
で抱卵数は体長20〜22cmで約5,000粒、30〜32cmで約12,
000粒と報告されている。卵は直径1.6〜1.8mmの沈性卵
で、フィラメント状の付着糸で水草、藻等に付着する。
採卵の方法は親魚池に人工の産卵巣を設置し、自然産卵
を待って魚巣ごと孵化池へ移収する。孵化適温は20℃前
後で、稚魚期の餌料は輪虫、ミジンコ類等の動物プラン
クトンに配合飼料を併用し、1〜2か月で3〜4cmに成
長した後は配合飼料のみで養殖が可能である。
し、コンクリートまたはキャンバス製陸上水槽を用いて
流水養殖されてきた。ペヘレイの生息適水温は10〜25℃
と言われるが、日本での池中養殖の結果では年変動5〜
29℃で異常なく養殖することが充分に可能である。ペヘ
レイは2年(稀に1年)で成熟し、産卵期は3〜9月と
長期間であるが、盛期は4〜5月で、雌の完熟期の生殖
線体重比は10〜13%程度である。原産地のアルゼンチン
の天然魚では春,秋の2回産卵期があり、主産卵期は春
で抱卵数は体長20〜22cmで約5,000粒、30〜32cmで約12,
000粒と報告されている。卵は直径1.6〜1.8mmの沈性卵
で、フィラメント状の付着糸で水草、藻等に付着する。
採卵の方法は親魚池に人工の産卵巣を設置し、自然産卵
を待って魚巣ごと孵化池へ移収する。孵化適温は20℃前
後で、稚魚期の餌料は輪虫、ミジンコ類等の動物プラン
クトンに配合飼料を併用し、1〜2か月で3〜4cmに成
長した後は配合飼料のみで養殖が可能である。
ペヘレイは低水温期に寄生虫病、細菌性疾病が発生し易
く、また移動等のスレにより高いへい死率を生じること
があり、低水温時の取り扱いには充分留意する必要があ
る。
く、また移動等のスレにより高いへい死率を生じること
があり、低水温時の取り扱いには充分留意する必要があ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記の方法では商品サイズに育成するま
でに2〜3年の長期を必要とし、この間に疾病等の原因
で生存率が低下し、養殖企業化が伸び悩んでいた。
でに2〜3年の長期を必要とし、この間に疾病等の原因
で生存率が低下し、養殖企業化が伸び悩んでいた。
これには種々の原因があり、例えば、ペヘレイの生物特
質として、血合肉が少なく酸素を授受する血色素量が少
量なため、酸欠による大量へい死を惹起しやすく、養魚
上大きな問題となってる。即ち、残餌や排泄物を分解す
る浮遊性及び底棲性小動物やプランクトンや夜間の植物
性プランクトンに酸素が良好に供給されずに、前記プラ
ンクトン類の呼吸作用による酸素消費量の増加のため、
溶存酸素量が低下し、酸欠状態になってペヘレイが死滅
することがあった。この酸素を補充するため曝気を目的
に養魚用水車を稼動させるが、曝気された水が均一化せ
ず、一部の養殖水に酸素補充するに止まっていた。
質として、血合肉が少なく酸素を授受する血色素量が少
量なため、酸欠による大量へい死を惹起しやすく、養魚
上大きな問題となってる。即ち、残餌や排泄物を分解す
る浮遊性及び底棲性小動物やプランクトンや夜間の植物
性プランクトンに酸素が良好に供給されずに、前記プラ
ンクトン類の呼吸作用による酸素消費量の増加のため、
溶存酸素量が低下し、酸欠状態になってペヘレイが死滅
することがあった。この酸素を補充するため曝気を目的
に養魚用水車を稼動させるが、曝気された水が均一化せ
ず、一部の養殖水に酸素補充するに止まっていた。
また、ペヘレイは他の魚種に比べ網スレに弱い魚種であ
るので、収穫時や移し替え時には、柔らかい網池ででき
た引き網で寄せて取っている。養殖池が広大なので、そ
の中を仕切り網等を設置し、小さく区画してペヘレイを
一画に寄せて、繰り返し取り上げ作業をする必要があ
り、作業省力化が望まれている。
るので、収穫時や移し替え時には、柔らかい網池ででき
た引き網で寄せて取っている。養殖池が広大なので、そ
の中を仕切り網等を設置し、小さく区画してペヘレイを
一画に寄せて、繰り返し取り上げ作業をする必要があ
り、作業省力化が望まれている。
本発明は、高級魚ペヘレイの養殖管理条件を向上させ、
良好なる養殖を行なうための養殖設備及び養殖方法を得
ることを目的とする。
良好なる養殖を行なうための養殖設備及び養殖方法を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るペヘレイ養殖設備では、ペヘレイを養殖す
る少くとも底部が泥で覆われている深さ50〜70cmの日照
を遮らない無蓋の環状水路と、該環状水路に酸素を溶存
させる曝気手段と、前記環状水路中の水を一定方向に流
動させる水流発生手段とを備えたものである。また具体
的に前記曝気手段と水流発生手段とを兼用する養魚用水
車を備えたものを開示するものである。
る少くとも底部が泥で覆われている深さ50〜70cmの日照
を遮らない無蓋の環状水路と、該環状水路に酸素を溶存
させる曝気手段と、前記環状水路中の水を一定方向に流
動させる水流発生手段とを備えたものである。また具体
的に前記曝気手段と水流発生手段とを兼用する養魚用水
車を備えたものを開示するものである。
更に、本発明に係るペヘレイ養殖方法では、環状水路中
でペヘレイを養殖する方法であって、前記環状水路の少
なくとも底部を泥で覆った状態とし、日照を受ける状態
下で前記環状水路の深さが50〜70cmに保たれるように水
を導入しながら、前記環状水路の水を曝気し、環状水路
に沿って一定方向の水流を維持する方法である。また、
具体的に前記環状水路の水温を、該水路に導入される水
の量を調節して、10〜29℃とする方法を開示するもので
ある。
でペヘレイを養殖する方法であって、前記環状水路の少
なくとも底部を泥で覆った状態とし、日照を受ける状態
下で前記環状水路の深さが50〜70cmに保たれるように水
を導入しながら、前記環状水路の水を曝気し、環状水路
に沿って一定方向の水流を維持する方法である。また、
具体的に前記環状水路の水温を、該水路に導入される水
の量を調節して、10〜29℃とする方法を開示するもので
ある。
[作用] 本発明においては、ペヘレイを養殖する環状水路と、該
環状水路に酸素を溶存させる曝気手段と、前記環状水路
中の水を一定方向に流動させる水流発生手段とを備えた
ものであり、更に、環状水路の水を曝気し、且つ一定方
向に水流を発生させる方法であるため、群れを成して回
遊するペヘレイの特性に合致した養殖池(環状水路)で
あり、然も曝気手段と水流発生手段とで得られる酸素を
多く含んだ水が環状水路内を一定方向に流れて均一に行
き渡り、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び底棲性小動
物やプランクトンにも酸素が良好に供給されることとな
る。これにより、残餌や排泄物を良好に分解することが
でき、無酸素領域も出現することがなく、酸欠状態にな
ってペヘレイが死滅することも少なくなった。更に、発
生する浮遊性及び底棲性小動物やプランクトン類はペヘ
レイの良好な餌料となり、ペヘレイの成長を大きく促進
させることとなる。
環状水路に酸素を溶存させる曝気手段と、前記環状水路
中の水を一定方向に流動させる水流発生手段とを備えた
ものであり、更に、環状水路の水を曝気し、且つ一定方
向に水流を発生させる方法であるため、群れを成して回
遊するペヘレイの特性に合致した養殖池(環状水路)で
あり、然も曝気手段と水流発生手段とで得られる酸素を
多く含んだ水が環状水路内を一定方向に流れて均一に行
き渡り、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び底棲性小動
物やプランクトンにも酸素が良好に供給されることとな
る。これにより、残餌や排泄物を良好に分解することが
でき、無酸素領域も出現することがなく、酸欠状態にな
ってペヘレイが死滅することも少なくなった。更に、発
生する浮遊性及び底棲性小動物やプランクトン類はペヘ
レイの良好な餌料となり、ペヘレイの成長を大きく促進
させることとなる。
また更に、ペヘレイの収穫時や移し替え時には環状水路
の一か所に網を水路を塞ぐように設置することにより、
水路に沿ってペヘレイを前記網に追い込むことにより容
易に捕獲することが可能となり、作業省力化を図れる。
の一か所に網を水路を塞ぐように設置することにより、
水路に沿ってペヘレイを前記網に追い込むことにより容
易に捕獲することが可能となり、作業省力化を図れる。
また、具体的には養魚用水車を使用しているため、曝気
手段と水流発生手段とが1台で賄えるものである。更
に、環状水路の少なくとも底部が泥で覆われているた
め、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び底棲性小動物や
プランクトンの良好な生息域となる。更に、環状水路の
深さが50〜70cmであるため、太陽熱等により容易に水温
が上昇することができ、ペヘレイの生息適水温である10
〜29℃(好ましくは20〜29℃)に容易に上昇させること
ができる。
手段と水流発生手段とが1台で賄えるものである。更
に、環状水路の少なくとも底部が泥で覆われているた
め、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び底棲性小動物や
プランクトンの良好な生息域となる。更に、環状水路の
深さが50〜70cmであるため、太陽熱等により容易に水温
が上昇することができ、ペヘレイの生息適水温である10
〜29℃(好ましくは20〜29℃)に容易に上昇させること
ができる。
[実施例] 1.養殖設備 第1図は本ペヘレイ養殖設備の一実施例を示す説明図で
ある。図に示す通り、沢(1)上流の伏流水を導入する
注水口(2)と、沢(1)下流部に排水口(3)とを有
し、コンクリート側壁(4)を有する総面積850m2の休
耕田(5)がある。周囲に環状水路(6)を構成するよ
うに休耕田のほぼ中央部に囲い(7)を設け、該囲い
(7)中に盛土(8)を施し、伏流水を導いて水浸約70
cmの環状水路(6)とした。
ある。図に示す通り、沢(1)上流の伏流水を導入する
注水口(2)と、沢(1)下流部に排水口(3)とを有
し、コンクリート側壁(4)を有する総面積850m2の休
耕田(5)がある。周囲に環状水路(6)を構成するよ
うに休耕田のほぼ中央部に囲い(7)を設け、該囲い
(7)中に盛土(8)を施し、伏流水を導いて水浸約70
cmの環状水路(6)とした。
環状水路にはほぼ対向した2つの位置に各々1台ずつ養
魚用水車(9)が設置されている。
魚用水車(9)が設置されている。
中央の囲い(7)と環状水路(6)との隔壁には、細か
い網地のポリラッセル網を使用して、養殖中の環状水路
(9)への泥土の流出を防いだ。
い網地のポリラッセル網を使用して、養殖中の環状水路
(9)への泥土の流出を防いだ。
2.養殖例 前述の養殖設備を用いて、実際にペヘレイを養殖した。
養殖条件は次の通りである。
養殖条件は次の通りである。
尚、水温を上昇させる特別な装置は設置せず、水温の上
昇は太陽熱のみとした。また、注水口(2)からの注水
は常時行ない、排水口(3)の堰(図示せず)により水
位を一定に保った。夏季には注水口(2)の注水量を調
節して、温度を30℃を越えることがないように制御し
た。
昇は太陽熱のみとした。また、注水口(2)からの注水
は常時行ない、排水口(3)の堰(図示せず)により水
位を一定に保った。夏季には注水口(2)の注水量を調
節して、温度を30℃を越えることがないように制御し
た。
(1)供試魚…ペヘレイ 9,501尾 31.1g/尾 5,000尾 13.8g/尾 4,501尾 (2)養殖期間 1989年4月12日〜同年11月22日 養殖日数 225日、給餌日数 203日 (3)養殖成績 養殖成績を次の第1表に示す。
(4)養殖水の溶存酸素量 養殖期間中の任意の日における養殖水の溶存酸素量変化
を測定した。第2図はその結果を示す線図である。図
中、□は9月1日、+は9月2日、○は9月3日、△は
9月7日での24時間変化である。
を測定した。第2図はその結果を示す線図である。図
中、□は9月1日、+は9月2日、○は9月3日、△は
9月7日での24時間変化である。
図に示す通り、養殖水の溶存酸素量は測定の結果5.5mg/
l以下の数値を示さず、酸素不足による養殖上の不都合
は発生せず、健康的な養魚を取上げることができたこと
が判明した。
l以下の数値を示さず、酸素不足による養殖上の不都合
は発生せず、健康的な養魚を取上げることができたこと
が判明した。
(5)取上げ作業の省力化 値崩れ防止・選別作業・活魚輸送能力・真空パック加工
処理能力等の点から、池から取上げる尾数は1日当り、
500〜1,000尾程度が妥当である。
処理能力等の点から、池から取上げる尾数は1日当り、
500〜1,000尾程度が妥当である。
このため、環状水路の一か所に網を水路を塞ぐように設
置し、所定距離だけ遡って水路に沿ってペヘレイを網に
追い込んで収穫した。尚、部分的な追い込みは、環状水
路の一部の区間についてのみ、竿で水面を打ちながら、
網に向って歩くだけで良い。この場合、他の区画にいる
ペヘレイに対してストレスを与えないという利点があ
る。
置し、所定距離だけ遡って水路に沿ってペヘレイを網に
追い込んで収穫した。尚、部分的な追い込みは、環状水
路の一部の区間についてのみ、竿で水面を打ちながら、
網に向って歩くだけで良い。この場合、他の区画にいる
ペヘレイに対してストレスを与えないという利点があ
る。
各収穫回数での、尾数、重量、平均体重を次の第2表に
示す。尚、10回目の収穫には、網を設置した後、全周に
渡ってペヘレイを追い込んで収穫した。
示す。尚、10回目の収穫には、網を設置した後、全周に
渡ってペヘレイを追い込んで収穫した。
この収穫方法は、外部の刺激に対して敏感なペヘレイの
特性を利用し、容易に捕獲することが可能であることが
判明した。
特性を利用し、容易に捕獲することが可能であることが
判明した。
[発明の効果] 本発明は以上説明したとおり、ペヘレイを養殖する環状
水路と、該環状水路に酸素を溶存させる曝気手段と、前
記環状水路中の水を一定方向に流動させる水流発生手段
とを備えたものであり、更に、環状水路の水を曝気し、
且つ一定方向に水流を発生させる方法であるため、群れ
を成して回遊するペヘレイの特性に合致した養殖池(環
状水路)であり、然も曝気手段と水流発生手段とで得ら
れる酸素を多く含んだ水が環状水路内を一定方向に流れ
て均一に行き渡り、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び
底棲性小動物やプランクトンにも酸素が良好に供給され
ることとなる。これにより、残餌や排泄物を良好に分解
することができ、無酸素領域も出現することがなく、酸
欠状態になってペヘレイが死滅することも少なくなっ
た。更に、発生する浮遊性及び底棲性小動物やプランク
トン類はペヘレイの良好な餌料となり、ペヘレイの成長
を大きく促進させると共に耐病性も増進させることとな
る。
水路と、該環状水路に酸素を溶存させる曝気手段と、前
記環状水路中の水を一定方向に流動させる水流発生手段
とを備えたものであり、更に、環状水路の水を曝気し、
且つ一定方向に水流を発生させる方法であるため、群れ
を成して回遊するペヘレイの特性に合致した養殖池(環
状水路)であり、然も曝気手段と水流発生手段とで得ら
れる酸素を多く含んだ水が環状水路内を一定方向に流れ
て均一に行き渡り、残餌や排泄物を分解する浮遊性及び
底棲性小動物やプランクトンにも酸素が良好に供給され
ることとなる。これにより、残餌や排泄物を良好に分解
することができ、無酸素領域も出現することがなく、酸
欠状態になってペヘレイが死滅することも少なくなっ
た。更に、発生する浮遊性及び底棲性小動物やプランク
トン類はペヘレイの良好な餌料となり、ペヘレイの成長
を大きく促進させると共に耐病性も増進させることとな
る。
また更に、ペヘレイの収穫時や移し替え時には環状水路
の一か所に網を水路を塞ぐように設置することにより、
水路に沿ってペヘレイを前記網に追い込むことにより容
易に捕獲することが可能となり、作業省力化を図れると
いう効果がある。
の一か所に網を水路を塞ぐように設置することにより、
水路に沿ってペヘレイを前記網に追い込むことにより容
易に捕獲することが可能となり、作業省力化を図れると
いう効果がある。
第1図は本ペヘレイ養殖設備の一実施例を示す説明図、
第2図は養殖期間中の任意の日における養殖水の溶存酸
素量変化を示す線図である。
第2図は養殖期間中の任意の日における養殖水の溶存酸
素量変化を示す線図である。
Claims (4)
- 【請求項1】ペヘレイを養殖する少くとも底部が泥で覆
われている深さ50〜70cmの日照を遮らない無蓋の環状水
路と、該環状水路に酸素を溶存させる曝気手段と、前記
環状水路中の水を一定方向に流動させる水流発生手段と
を備えたことを特徴とするペヘレイ養殖設備。 - 【請求項2】前記曝気手段と水流発生手段とを兼用する
養魚用水車を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
ペヘレイ養殖設備。 - 【請求項3】環状水路中でペヘレイを養殖する方法であ
って、 前記環状水路の少なくとも底部を泥で覆った状態とし、 日照を受ける状態下で前記環状水路の深さが50〜70cmに
保たれるように水を導入しながら、 前記環状水路の水を曝気し、環状水路に沿って一定方向
の水流を維持することを特徴とするペヘレイ養殖方法。 - 【請求項4】前記環状水路の水温を、該水路に導入され
る水の量を調節して、10〜29℃とすることを特徴とする
ペヘレイ養殖方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130203A JPH074126B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ペヘレイ養殖設備及び養殖方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130203A JPH074126B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ペヘレイ養殖設備及び養殖方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0427328A JPH0427328A (ja) | 1992-01-30 |
| JPH074126B2 true JPH074126B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15028561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2130203A Expired - Lifetime JPH074126B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ペヘレイ養殖設備及び養殖方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074126B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4417184Y1 (ja) * | 1966-06-13 | 1969-07-24 | ||
| JPS57189365U (ja) * | 1981-05-28 | 1982-12-01 | ||
| JPS6078525A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-04 | 三菱瓦斯化学株式会社 | テラピアの増産法 |
| JPH0232056Y2 (ja) * | 1987-05-27 | 1990-08-30 |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP2130203A patent/JPH074126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427328A (ja) | 1992-01-30 |
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