JPH0741329Y2 - 揮発性有機化合物発生用植物の培養容器 - Google Patents

揮発性有機化合物発生用植物の培養容器

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JPH0741329Y2
JPH0741329Y2 JP6114189U JP6114189U JPH0741329Y2 JP H0741329 Y2 JPH0741329 Y2 JP H0741329Y2 JP 6114189 U JP6114189 U JP 6114189U JP 6114189 U JP6114189 U JP 6114189U JP H0741329 Y2 JPH0741329 Y2 JP H0741329Y2
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JP
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plants
volatile organic
air
natural light
organic compounds
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正一 石本
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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は汚染された都市大気下に置かれ、人間の生活々
動の行われる建造物内空間に限定した空気環境に対し
て、森林に見られる樹木が発する精気を室内に添加する
ことにより、人間の心身により良い条件を形成せしめる
装置に関する。
(従来の技術とその課題) 従来、一般には室内の空気を浄化する空気浄化装置は、
フィルターにより浮遊物を除去し、臭い等の気体は活性
炭その他の特殊フィルターにより吸着して除去してい
た。この技術はそれなりに効果があるが、あくまでも有
害物質の除去という思想の範囲内のものである。
従って、室内での作業等で疲れた気分を休める効果まで
考慮しておらず、休養は別の方法で取るしか方法がなか
った。
しかし、科学技術、産業の発展に伴い、人間生活圏とし
ての都市構造は生物生態系から隔絶されたものとなり、
その大気環境は生物としての人間生活圏を侵害しつつあ
る事実を否定することは出来ない。
わが国の森林面積は国土の70%を占め、大気循環によっ
て、森林樹木の生物的機能によって有害ガスの吸着、酸
素の補給等の大気の浄化が行われ、我々の生命の維持、
生活活動が行われていることも偉大な自然の摂理といえ
る。
このような自然環境に恵まれている筈のわが国に於いて
さえ、大都市大気の現状は粉塵をはじめ二酸化窒素や二
酸化硫黄について見ても1982年に導入された総量規制の
基準値を超え、特に10μm以下の粉塵は改善が進まない
現状である。
又、過密な人口や勤労活動者が閉鎖的な建造物内での労
働を強いられている現状も看過し得ない段階に到ってい
る。
この問題を解決する手段として、最近香料或いは樹木か
ら抽出した精油類を空調装置等を利用して室内に送り、
その空気環境の改善を図る動きがある。
しかし、これらの抽出物質は森林が放出する成分の一部
に過ぎず、それを以て森林浴ということは出来ない。
そこで、生物の生命活動を支配する空気は、単に無機的
要素のみでなく、自然が醸成する有機的要素が加味され
ていなくてはならない。
即ち、空気中に含まれる微細な塵、有害物質を吸着除去
すると同時に、新鮮な酸素と共に人間の精神の鎮静、安
定、覚醒、血圧、筋力、呼吸、胃腸による消化、利尿、
殺菌殺虫等の生理・薬理作用のあるモノテルペンやセス
キテルペンの炭化水素類、又これらにアルコール、アル
デヒド、ケトン等が結合したものや、ジテルペン、フェ
ノール性化合物等を放出する植物の存在が明らかにされ
ているにも係わらず、現在の都市空間は無機化に偏重す
る傾向があり、そのため都市の緑化、森林浴の必要性が
強調されるに到っている。
即ち、自然との隔絶傾向は、如何に都市緑化の必要が強
調されても、都市構造が排出する各種ガス体の量に対応
した自然浄化は期待し難い状態である。
本考案は上述の問題を解決し、純正な生体大本又は草本
を用い、その葉の呼吸、同化、発散作用を自然条件下に
おける場合より、活発旺盛に行うような人工条件下にお
いて、一定空間の空気状態の浄化、活性化を図り、少な
くとも現在以上により自然に近い空気条件を作り上げ、
その空間内に於ける人間の肉体的、精神的負荷を軽減
し、より健康的生活々動環境を形成するための空気浄化
装置に使用する揮発性有機化合物発生用植物の培養容器
を提供することを課題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、人間の生活々動の行われ
る建造物の屋内空間の空気を植物の発生する揮発性有機
化合物で浄化する空気浄化装置の窓際設置型の培養容器
1に、自然光7を反射して前記培養容器1内の植物3に
対して室内側からも自然光7を照射可能とする鏡4を室
内側々面に設けたものである。
(作用) 上述のように、本考案の培養容器は、その内部に植生せ
しめる樹木は事前に摘芯、接木等の手法により矮化され
ており、所定容積内に天然樹林の樹木の場合の数倍乃至
数十倍の樹木を収容出来る。
しかし、水分、温度条件が好適に持続すると、必然的に
枝葉は矮化状態を保持せず、徒長して樹姿を変えてしま
う。これを調整するために最近開発された矮化剤を利用
して徒長を制御する必要がある。幸いにこれら矮化剤の
多くは草丈は矮化するが、葉数に変化を与えない特徴を
有している。
このために所定容積内の葉数は天然樹林より多いため
に、容器内の樹木が必要とする自然光は天然樹林の場合
より多く必要である。そこで、自然光の不足量は直接樹
木に当たらないで樹林を通過した自然光を鏡により反射
して室内側からも照射することにより、これを補充す
る。
(実施例) 第1図は本考案の培養容器で、屋内の窓側設置の据置型
容器の断面図である。この培養容器1の周囲のうち、少
なくとも窓6に面した外面及びこれと反対側の室内の側
面はガラス、プラスチック等の透光性と空気の遮断性を
持った透明材2で構成してあり、自然光7を透過してこ
の培養容器1内に植えてある植物3に自然光7を与える
と共に、植物3に当たらなく樹林を通過した自然光7は
室内にも差込むように構成してある。
ここで、上記の樹林を通過した自然光7の一部はそのま
ま室内に放出せずに、上記室内側の透明材2の上側に斜
め下向きに反射面が上記植物3側になるように鏡4が配
置してある。
又、培養容器1の下側には上記植物3を植栽する培養土
5が入れてあり、図示しない給水装置で植物栽培に必要
な水分及び養分を補給するようになっている。
その他の側面は特に透光性の必要はなく、この側面には
図示しない空気の吸入口若しくは吸入口と培養容器1内
に空気を送入する送風器が設けられている。
又、上面は開放しており、培養容器1内の上記植物3よ
り発生した揮発性有機化合物を含んだ空気を室内に放出
可能にしてある。
なお、培養容器1内の温度を20〜30℃の範囲内に保持す
るように温調装置を上記吸入口に設けて、容器内の雰囲
気を植物3の発散作用が活発になるように保持すること
が好ましい。
次に上記容器の動作に付いて説明する。
前もって摘芯、接木等の手法により矮化した植物3を培
養容器1内の培養土5に密植しておき、図示しない送風
機により培養容器1内の空気を室内空気と循環せしめて
おく。この状態の培養容器1を窓6に接して置くと、窓
6から差し込んだ自然光7は透明材2を通過して植物3
を照射して葉の呼吸、同化、発散作用を促進する。
しかし、上記植物3の間や上部を通過した自然光7はそ
のまま室内に入り、室内を明るくするが、一部は鏡4に
より反射されて再び植物3を照射する。この照射方向は
自然状態では自然光7の当たらない部分を照射するの
で、植物3の葉の呼吸、同化、発散作用を大いに促進す
ることになる。
なお、上述の矮化処理した植物も良好な環境では生長し
過ぎるので、必要に応じて培養土5に矮化剤を混入して
おくと良い。
(考案の効果) 上述のように、自然状態では直接自然光に当たらない陰
になる部分にも反射した自然光が照射し、植物の揮発性
有機化合物の発散作用が増加し、培養容器1を設置した
室内の雰囲気改善の効果が著しく大きなものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の培養容器で、屋内の窓側設置の据置型
容器の断面図である。 1:培養容器、3:植物、4:鏡、7:自然光。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人間の生活々動の行われる建造物の屋内空
    間の空気を植物の発生する揮発性有機化合物で浄化する
    空気浄化装置の窓際設置型の植物の培養容器において、
    自然光を反射して前記培養容器内の植物に対して室内側
    からも自然光を照射可能とする鏡を室内側々面に設けた
    ことを特徴とする揮発性有機化合物発生用植物の培養容
    器。
JP6114189U 1989-05-26 1989-05-26 揮発性有機化合物発生用植物の培養容器 Expired - Lifetime JPH0741329Y2 (ja)

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JP6114189U JPH0741329Y2 (ja) 1989-05-26 1989-05-26 揮発性有機化合物発生用植物の培養容器

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JPH03644U JPH03644U (ja) 1991-01-08
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WO2009048925A2 (en) * 2007-10-10 2009-04-16 Labogroup S.A.S. Biological air filter
JP2014183831A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Eisuke Ishikawa 植物育成用自然光反射板
JP7247957B2 (ja) * 2020-05-27 2023-03-29 株式会社豊田中央研究所 空間調節装置および空間調節方法

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