JPH0741363Y2 - 面ファスナーのフック - Google Patents
面ファスナーのフックInfo
- Publication number
- JPH0741363Y2 JPH0741363Y2 JP13689489U JP13689489U JPH0741363Y2 JP H0741363 Y2 JPH0741363 Y2 JP H0741363Y2 JP 13689489 U JP13689489 U JP 13689489U JP 13689489 U JP13689489 U JP 13689489U JP H0741363 Y2 JPH0741363 Y2 JP H0741363Y2
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Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電車等のシートカバー止め、かばん袋物の閉
止具などとしてよく用いられている面ファスナーの雄テ
ープ面に植設されているフックの形状に係るものであ
る。
止具などとしてよく用いられている面ファスナーの雄テ
ープ面に植設されているフックの形状に係るものであ
る。
多数のフックを植設した、いわゆる雄テープのフック面
と多数のループを植設した、いわゆる雌テープのループ
面とを重ね合わせて圧着することによって係止具として
使用される面ファスナーが従来からよく知られている。
と多数のループを植設した、いわゆる雌テープのループ
面とを重ね合わせて圧着することによって係止具として
使用される面ファスナーが従来からよく知られている。
この面ファスナーとしてはきわめて種々の構造のものが
提供されている。そしてこの面ファスナーの係止機能は
雄テープのフックの形状によって左右されるものである
ため、雄テープのフックの形状に関しては、特に多くの
提供がなされている。
提供されている。そしてこの面ファスナーの係止機能は
雄テープのフックの形状によって左右されるものである
ため、雄テープのフックの形状に関しては、特に多くの
提供がなされている。
最も一般的には、特開昭50-35590号に開示されているよ
うに、針状繊維の先端を茸状に膨大した形状のフックが
用いられている。また、この茸状フックとは全く異るも
のとして、例えば実開昭61-113612号のように、ループ
の一側を切断して、ループを係止片と脚片とに分けた形
状のフックが提案されている。さらにまた実開昭63-157
309号では、ループの一側を切断してループを係止片と
脚片とに分けた形状のフックにおいて、そのループを構
成するモノフィラメントの表面に長手方向にのびる溝ま
たは突条を形成することによって、フックの染着性の向
上ならびに係止力の向上を計ったものが提案されてい
る。
うに、針状繊維の先端を茸状に膨大した形状のフックが
用いられている。また、この茸状フックとは全く異るも
のとして、例えば実開昭61-113612号のように、ループ
の一側を切断して、ループを係止片と脚片とに分けた形
状のフックが提案されている。さらにまた実開昭63-157
309号では、ループの一側を切断してループを係止片と
脚片とに分けた形状のフックにおいて、そのループを構
成するモノフィラメントの表面に長手方向にのびる溝ま
たは突条を形成することによって、フックの染着性の向
上ならびに係止力の向上を計ったものが提案されてい
る。
これらの従来の面ファスナーのフックは、その係止率の
向上あるいは係止力の向上のために種々改良されたもの
である。
向上あるいは係止力の向上のために種々改良されたもの
である。
ところで、かばん袋物などの開口部の閉止具として面フ
ァスナーが用いられる場合、その開口部が、通常の状態
にあっては、簡単に開かない程度の係止力が要求される
のは当然である。しかしながら、従来の面ファスナー
は、その係止力がきわめて強力であって、過乗の係止力
として問題にされる場合がある。例えば、血圧測定機の
バンド止め、運動ぐつの止め具、かばんの口止めなどの
ような雑貨類にあっては、それほどに強力な係止力は要
求されず、むしろ、係止力が協力すぎることによる使い
勝手の悪さが、よく指摘されているのが実情である。
ァスナーが用いられる場合、その開口部が、通常の状態
にあっては、簡単に開かない程度の係止力が要求される
のは当然である。しかしながら、従来の面ファスナー
は、その係止力がきわめて強力であって、過乗の係止力
として問題にされる場合がある。例えば、血圧測定機の
バンド止め、運動ぐつの止め具、かばんの口止めなどの
ような雑貨類にあっては、それほどに強力な係止力は要
求されず、むしろ、係止力が協力すぎることによる使い
勝手の悪さが、よく指摘されているのが実情である。
本考案は、通常の係止状態では、簡単にはずれようなこ
とはなく、引きはがし時にあっては、過乗の抵抗を感じ
ることのない、面ファスナー、すなわち、係止力と引き
はがし抵抗とが良くバランスされた、使い勝手の良好な
面ファスナーの提供を目的とするものである。
とはなく、引きはがし時にあっては、過乗の抵抗を感じ
ることのない、面ファスナー、すなわち、係止力と引き
はがし抵抗とが良くバランスされた、使い勝手の良好な
面ファスナーの提供を目的とするものである。
本考案は、フック先端の膨大化した形状を、そのたて断
面が、ほぼ扇形になるように形成することによって課題
を解決したものである。
面が、ほぼ扇形になるように形成することによって課題
を解決したものである。
すなわち、溶融膨大化されたモノフィラメント先端の形
状が、モノフィラメントの周壁が外方に屈曲して広がり
ながら、上方に延びて形成された側面(頭部側面)と、
この頭部側面の先端の周壁がさらに外方に屈曲して広が
りながら上方に延びて形成された側面(球下側面)と、
この球下側面の上部に形成された球面とで構成されたも
のである。そしてこの形状において、モノフィラメント
の直径a、頭部側面周壁が外方に屈曲広がって球下側面
を形成する屈曲点での直径b、球面の両縁端間の長さc
のそれぞれの関係が、b≧1.5a,c≧2.5aであるのが好ま
しい。さらにまた、頭部側面を形成している屈曲点から
球面の頂までの長さHが350μm〜550μmであって、こ
の頭部側面を形成している屈曲点から球下側面を形成し
ている屈曲点までの長さYが250μm〜450μmであるこ
とが好ましい。
状が、モノフィラメントの周壁が外方に屈曲して広がり
ながら、上方に延びて形成された側面(頭部側面)と、
この頭部側面の先端の周壁がさらに外方に屈曲して広が
りながら上方に延びて形成された側面(球下側面)と、
この球下側面の上部に形成された球面とで構成されたも
のである。そしてこの形状において、モノフィラメント
の直径a、頭部側面周壁が外方に屈曲広がって球下側面
を形成する屈曲点での直径b、球面の両縁端間の長さc
のそれぞれの関係が、b≧1.5a,c≧2.5aであるのが好ま
しい。さらにまた、頭部側面を形成している屈曲点から
球面の頂までの長さHが350μm〜550μmであって、こ
の頭部側面を形成している屈曲点から球下側面を形成し
ている屈曲点までの長さYが250μm〜450μmであるこ
とが好ましい。
第1図は、本考案の面ファスナーのフックの縦断面模式
図である。基材シート6に植設された熱可塑性合成樹脂
のモノフィラメント1の先端が加熱溶融されその周壁が
外方に屈曲し広がって、頭部側面4が形成されていると
共に、この頭部側面4の先端周壁が、さらに外方に屈曲
し広がって球下側面3が形成されていて、球下側面3の
先端上部に球面2が形成されている形状のフックであ
る。第2図は、本考案の面ファスナーのフックの各構成
部分の寸法関係を説明するための縦断面模式図である。
aはモノフィラメント1の直径、bは頭部側面4と球下
側面3と間の屈曲点7での直径、cは球面2の両縁端5,
5′間の長さである。
図である。基材シート6に植設された熱可塑性合成樹脂
のモノフィラメント1の先端が加熱溶融されその周壁が
外方に屈曲し広がって、頭部側面4が形成されていると
共に、この頭部側面4の先端周壁が、さらに外方に屈曲
し広がって球下側面3が形成されていて、球下側面3の
先端上部に球面2が形成されている形状のフックであ
る。第2図は、本考案の面ファスナーのフックの各構成
部分の寸法関係を説明するための縦断面模式図である。
aはモノフィラメント1の直径、bは頭部側面4と球下
側面3と間の屈曲点7での直径、cは球面2の両縁端5,
5′間の長さである。
またHは、モノフィラメント1と頭部側面4との間の屈
曲点8から球面2の頂までの長さ、Yは、同じく屈曲点
8から屈曲点7までの長さである。θは、頭部側面4と
球下側面3との間の屈曲点7での、球下側面3の広がり
角度である。この角度θは、本考案の係止力と引きはが
し抵抗との良好なバランスを発現するために30°以上50
°以下であるのが好ましい。この角度θが50°より大き
ければ係止力が強くなりすぎるため本考案の目的を達成
することができない。
曲点8から球面2の頂までの長さ、Yは、同じく屈曲点
8から屈曲点7までの長さである。θは、頭部側面4と
球下側面3との間の屈曲点7での、球下側面3の広がり
角度である。この角度θは、本考案の係止力と引きはが
し抵抗との良好なバランスを発現するために30°以上50
°以下であるのが好ましい。この角度θが50°より大き
ければ係止力が強くなりすぎるため本考案の目的を達成
することができない。
以上の構成要件を満たす、図面に示したような形状のフ
ックの形成は、基材シートに植設されたモノフィラメン
トの先端を加熱溶融することによって行われるが、特に
短波長例えば遠赤外線の照射によってモノフィラメント
の内部から均一に溶融することにより目的の形状の形成
が容易である。モノフィラメント先端の単に表面部分の
みを溶融したのでは、本考案の形状のフックの形成は保
証されない。
ックの形成は、基材シートに植設されたモノフィラメン
トの先端を加熱溶融することによって行われるが、特に
短波長例えば遠赤外線の照射によってモノフィラメント
の内部から均一に溶融することにより目的の形状の形成
が容易である。モノフィラメント先端の単に表面部分の
みを溶融したのでは、本考案の形状のフックの形成は保
証されない。
本考案で使用するモノフィラメントとしては、例えば25
0デニールのポリプロピレン、300デニールのポリプロピ
レンなどが好ましい。
0デニールのポリプロピレン、300デニールのポリプロピ
レンなどが好ましい。
ポリプロピレンのモノフィラメントに、遠赤外線を照射
した場合が、本考案の形状のフックを得るのに最も好ま
しい。
した場合が、本考案の形状のフックを得るのに最も好ま
しい。
遠赤外線は、高分子物質によく吸収され、内部からの均
一な溶融が可能であって、5〜25μmの遠赤外線の照射
によって本考案の形状のフックが良く形成される。
一な溶融が可能であって、5〜25μmの遠赤外線の照射
によって本考案の形状のフックが良く形成される。
いわゆる面ファスナーは、多数のフックを植設した雄テ
ープのフック面と、多数のループを植設した雌テープの
ループ面とを重ね合わせて圧着して、雄テープのフック
群を雌テープのループ群に係止して使用するものがある
が、その係止率と係止力、および引きはがし抵抗は、雄
テープのフックの形状に左右されるものである。
ープのフック面と、多数のループを植設した雌テープの
ループ面とを重ね合わせて圧着して、雄テープのフック
群を雌テープのループ群に係止して使用するものがある
が、その係止率と係止力、および引きはがし抵抗は、雄
テープのフックの形状に左右されるものである。
本考案の形状のフックは、ループ群への係止率が良く、
通常の使用状態では、はがれることのない程度の係止力
を発揮すると共に引きはがし抵抗がそれほど大きくな
く、きわめて良くバランスのとれた係止状態を発現する
ものである。したがって、本考案の形状のフックが植設
された雄テープを用いた面ファスナーは、かばんの口止
め、運動ぐつの止め具、血圧測定機のバンド止めなどの
雑貨類の係止具として非常に使い勝手の良いものであ
る。
通常の使用状態では、はがれることのない程度の係止力
を発揮すると共に引きはがし抵抗がそれほど大きくな
く、きわめて良くバランスのとれた係止状態を発現する
ものである。したがって、本考案の形状のフックが植設
された雄テープを用いた面ファスナーは、かばんの口止
め、運動ぐつの止め具、血圧測定機のバンド止めなどの
雑貨類の係止具として非常に使い勝手の良いものであ
る。
第1図、第2図は共に本考案のフックの縦断面模式図で
ある。 1……モノフィラメント、2……球面、3……球下側
面、4……頭部側面、5,5′……球面の両縁端、6……
基材シート。
ある。 1……モノフィラメント、2……球面、3……球下側
面、4……頭部側面、5,5′……球面の両縁端、6……
基材シート。
Claims (3)
- 【請求項1】熱可塑性合成樹脂のモノフィラメントの先
端を加熱溶融することによって、構成した頭部であっ
て、この頭部は熱可塑性合成樹脂のモノフィラメントの
先端の周壁が外方に屈曲して広がりながら、上方に延び
て形成された頭部側面と、この頭部側面の先端の周壁が
さらに外方に屈曲して広がりながら上方に延びて形成さ
れた球下側面と、この球下側面の上部に形成された球面
とで構成されていることを特徴とする面ファスナーのフ
ック。 - 【請求項2】モノフィラメントの直径aと頭部側面から
球下側面への屈曲点での直径bとの関係、ならびにモノ
フィラメントの直径aと球面の両縁端間の長さcとの関
係がそれぞれ下記のとおりである特許請求の範囲第
(1)項記載の面ファスナーのフック b≧1.5a,c≧2.5a - 【請求項3】外方に屈曲して広がりながら上方に延びて
頭部側面を形成している屈曲点から球面頂までの長さH
が350μm〜550μmであって、かつ、外方に屈曲して広
がりながら上方に延びて頭部側面を形成している屈曲点
から頭部側面の先端の周壁が外方に屈曲して広がりなが
ら、球下側面を形成している屈曲点までの長さYが250
μm〜450μmである、特許請求の範囲第(1)項また
は第(2)項記載の面ファスナーのフック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13689489U JPH0741363Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 面ファスナーのフック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13689489U JPH0741363Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 面ファスナーのフック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374808U JPH0374808U (ja) | 1991-07-26 |
| JPH0741363Y2 true JPH0741363Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31684078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13689489U Expired - Fee Related JPH0741363Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 面ファスナーのフック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741363Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20240115013A1 (en) * | 2021-06-26 | 2024-04-11 | Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg | Method for producing a touch-and-close fastener part |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015039069A (ja) * | 2010-06-16 | 2015-02-26 | 藤本 広慶 | タッチパネルタイプのコンピューター端末 |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP13689489U patent/JPH0741363Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20240115013A1 (en) * | 2021-06-26 | 2024-04-11 | Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg | Method for producing a touch-and-close fastener part |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0374808U (ja) | 1991-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |