JPH07413A - カテーテルシステム - Google Patents

カテーテルシステム

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JPH07413A
JPH07413A JP3185771A JP18577191A JPH07413A JP H07413 A JPH07413 A JP H07413A JP 3185771 A JP3185771 A JP 3185771A JP 18577191 A JP18577191 A JP 18577191A JP H07413 A JPH07413 A JP H07413A
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JP
Japan
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catheter system
guide wire
tip
generating means
voltage generating
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JP3185771A
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David C Auth
シー. オース デヴィッド
Thomas J Clement
ジェイ. クレメント トマス
Michael J Intlekofer
ジェイ イントゥルコファー マイケル
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Boston Scientific Corp Northwest Technology Center Inc
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Heart Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い信頼性で閉塞全体を貫通し、その後の医
療装置の通過のための案内レールとして働く案内ワイヤ
ーのための装置と方法を提供する。 【構成】 ほぼ管状の鞘手段と、電気外科先端を有し前
記鞘手段を通過する電導性案内ワイヤー、及び、前記電
気外科先端を始動するために前記電導性案内ワイヤーに
電気的に接続されている電圧発生手段から成る動脈管内
の閉塞組織を貫通するためのカテーテルシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明はカテーテルシステムに関し、詳細
には、電気外科案内ワイヤーに関するものである。もっ
と具体的には、本発明は無線周波数電流によって励起さ
れて閉塞組織を貫通し、その後の処置のための治療装置
の通過を可能にする案内ワイヤーに関するものである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】米国では心臓疾患、心臓発作及び関連する
心不全による死亡数が他の全ての死因を併せた数にほぼ
匹敵している。心臓血管系疾患の単一で最大の原因は硬
化症、即ち動脈管内への脂肪及び石灰性沈着物の形成で
ある。これらの沈着物は血行を阻害し、最悪の場合に
は、完全に閉塞する。閉塞組織を移動、分散または摘出
するために数多くの医療装置が設計されている。しかし
ながら、これらの装置の大半は案内ワイヤーの上で、あ
るいはそれと組み合わせて操作するものである。
【0005】完全に閉塞しているときは最初に案内ワイ
ヤーを配置することが問題になる。閉塞によっては鈍い
カテーテル(ドッターテクニック)または回転手段(摩
擦の直交方向への移動)の強制的な前進によって通り抜
けることができるが、案内ワイヤーの挿入とその後の処
置のための治療装置の通過を可能にするために閉塞全体
を無条件に貫通する信頼性の高い方法が要求される。
【0006】組織構造内の体液の中には自由電子とイオ
ンが存在するので電流が組織内を流れることは周知であ
る。多くの生理機能は身体の電導性によって可能にな
る。ほ乳類その他の体内を電流が通過すると身体組織の
有限電気抵抗の故に熱の形で一部のエネルギーが散逸す
る(出力密度は電流密度(amps/cm2 )の平方の固有抵
抗(Ω−cm)倍に等しい)。電流密度値が低いとき、こ
の熱の発生はほとんど無視できる。電流密度レベルが上
がると、連行された組織水が蒸発することがある。水蒸
気が組織内に拡散するよりも早くこの蒸発が起きると、
局部的に組織を破断し、切開することがある。電気外科
はこのような破断を線形に外科的に発生させるものであ
る。
【0007】電気外科において神経筋肉の刺激を生じな
いように、100キロヘルツを越える周波数の電流が使
用される。上記の周波数では筋肉繊維は応答できない。
この周波数域の電磁放射は無線信号の放送に使用され、
この周波数域の電流は無線周波数、またはRFと称され
る。電気外科は一般にメスまたは鍼状の小型電極を介し
てRF電流を組織内に通し、それよりはるかに大きな電
極板[不関電極(indifferent electrode )または患者
側プレート]を身体のどこかに貼付けて電気回路を完成
して実現される。メスまたは鍼状の小型電極は、電極の
小さな面積に隣接してはるかに高い電流密度によって外
科効果が発生する場所にあるので能動電極と呼ばれる。
回路の中のある場所の電流合計は任意の時間における回
路内の他の場所の電流合計に等しいので、比較的大きい
患者側プレートの電流密度(即ち、電流割る面積)は極
端に低く、患者に目立った効果は及ぼさない。患者の身
体から患者側プレートへの良導性を確保し、低減した電
流流れ面積と高い電流密度とから生じることのある高温
箇所や火傷を防止するために電導性ゼリーが使用され
る。
【0008】状況によっては、患者側プレートまたは不
関電極を省くこともできる。患者側プレート電極回路が
コンソールの電源コード接地ワイヤーに接続されている
とき、電気エネルギーは患者の体外で容量的にアースに
接地することができる。患者側プレート電極回路をコン
ソールの電源線のアースに接続すると能動電極は大地と
建物、したがって患者に対して高い電位に置かれる。患
者側プレートの不便は除かれ、プレートによる火傷の恐
れがない。電気外科は300キロヘルツから3メガヘル
ツのRF周波数を用いて実現することができるが、標遊
容量(stray capacitance )技術では高い周波数を利用
することができる、それはある値の標遊容量が高い周波
数で低いインピーダンスをもたらすからである。これは
あるコンデンサのリアクタンスが周波数に逆比例すると
いう関係に基づいている。
【0009】単一の能動電極を使用する電気外科は正し
くは単極電気外科と定義される。単極メスはその使用を
普及した人の名前にちなんで普通「ボビー(Bovies)」
と呼ばれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】したがって、本発明の目的は高い信頼性で
閉塞全体を貫通し、その後の医療装置の通過のための案
内レールとして働く案内ワイヤーのための装置と方法を
提供することである。したがって、本発明のもう1つの
目的は心臓血管系の閉塞治療のために電気外科の原理を
使用することである。本発明のさらに別の目的は組織内
に新しい管を形成することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】本発明のこの目的及び他の目的は、完全に
閉塞した血管を通る案内ワイヤーの通過を可能にする電
気外科の原理と技術の使用に関係する本発明によって達
成することができる。具体的には、本発明は先端の後の
部分に絶縁を備えた遠位端に穿孔先端を備え、全体が絶
縁鞘に収められた細い電導性ワイヤーから成る。ワイヤ
ーと鞘が通常の血管造影技術を用いて身体内に導入され
たとき、ワイヤーの先端を血管内の閉塞物に当たるまで
もって来ることができる。RF電流がワイヤーを通って
閉塞物質に至ったとき、先端に隣接する閉塞物質は即座
に電気外科的に除去される。次に先端は閉塞を通って迅
速かつ円滑に前進し、その後の処置のための治療装置の
通過を可能にする。
【0014】すなわち、本発明の課題を解決するための
手段は、下記の通りである。
【0015】第1に、ほぼ管状の鞘手段と、電気外科先
端を有し前記鞘手段を通過する電導性案内ワイヤー、及
び、前記電気外科先端を始動するために前記電導性案内
ワイヤーに電気的に接続されている電圧発生手段から成
る動脈管内の閉塞組織を貫通するためのカテーテルシス
テムである。第2に、第1に記載のカテーテルシステム
に於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに電気的
に接続された第1の端子及び患者に取り付けるための接
地板に電気的に接続された第2の端子を備えて前記電圧
発生手段、前記案内ワイヤー、患者及び前記接地板から
成る電気回路を構成することを特徴とする前記カテーテ
ルシステムである。第3に、第1に記載のカテーテルシ
ステムに於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに
電気的に接続された第1の端子及び電源接地線に電気的
に接続された第2の端子を備え、患者と前記電源接地線
が容量性結合を介して接続されている、前記電圧発生手
段、前記案内ワイヤー、患者、及び前記電源接地線から
成る電気回路を構成することを特徴とするカテーテルシ
ステムである。第4に、第1に記載のカテーテルシステ
ムに於て、前記電圧発生手段が交流電圧を発生すること
を特徴とする前記カテーテルシステムである。第5に、
第4に記載のカテーテルシステムに於て、交流電圧が1
00キロヘルツを越える周波数を持つことを特徴とする
カテーテルシステムである。第6に、第4に記載のカテ
ーテルシステムに於て、交流電圧が無線周波数範囲内の
周波数を持つことを特徴とするカテーテルシステムであ
る。第7に、第1に記載のカテーテルシステムに於て、
前記先端が微小球であることを特徴とするカテーテルシ
ステムである。第8に、第1に記載のカテーテルシステ
ムに於て、前記案内ワイヤーが前記先端にすぐ隣接して
絶縁被覆を有することを特徴とするカテーテルシステム
である。第9に、第8に記載のカテーテルシステムに於
て、前記絶縁被覆がポリテトラフルオロエチレンを含む
ことを特徴とするカテーテルシステムである。第10
に、第1に記載のカテーテルシステムに於て、前記先端
が放射線不透過性であることを特徴とするカテーテルシ
ステムである。第11に、第10に記載のカテーテルシ
ステムに於て、前記先端がプラチナ合金から成ることを
特徴とするカテーテルシステムである。第12に、第1
0に記載のカテーテルシステムに於て、前記先端が電導
性の、耐熱、耐食性材料製であることを特徴とするカテ
ーテルシステムである。第13に、第1に記載のカテー
テルシステムに於て、前記鞘の近位端がアダプターに噛
み合い、前記アダプターが前記案内ワイヤーをある範囲
の位置の中に解除自在に固定するための手段を備えてい
ることを特徴とするカテーテルシステムである。第14
に、第13に記載のカテーテルシステムに於て、前記案
内ワイヤーの近位端が前記アダプターから絶縁収納手段
の中に通ることを特徴とするカテーテルシステムであ
る。第15に、第13に記載のカテーテルシステムに於
て、前記案内ワイヤーを解除自在に固定するための前記
手段がパッキンとパッキン押えナットから成ることを特
徴とするカテーテルシステムである。第16に、第13
に記載のカテーテルシステムに於て、前記鞘の近位端上
のルアー取付具が前記アダプター上の相互ルアー取付具
に噛み合うことを特徴とするカテーテルシステムであ
る。第17に、第13に記載のカテーテルシステムに於
て、前記アダプターが前記鞘と連通している注入孔を有
することを特徴とするカテーテルシステムである。第1
8に、第17に記載のカテーテルシステムに於て、前記
案内ワイヤーを解除自在に固定するための前記手段がパ
ッキンとパッキン押えナットから成り、前記アダプター
がその中に前記案内ワイヤーの近位端が通る絶縁された
通路と前記鞘を噛み合わせるためのルアー固定具を備え
ていることを特徴とするカテーテルシステムである。第
19に、第1に記載のカテーテルシステムに於て、前記
電圧発生手段が100キロヘルツを越える周波数で交流
電圧を発生することを特徴とするカテーテルシステムで
ある。第20に、第19に記載のカテーテルシステムに
於て、前記電圧発生手段が500キロヘルツにほぼ等し
い周波数で交流電圧を発生することを特徴とするカテー
テルシステムである。第21に、第19に記載のカテー
テルシステムに於て、前記交流電圧が50から200ヘ
ルツの周波数で振幅変調されることを特徴とするカテー
テルシステムである。第22に、第1に記載のカテーテ
ルシステムに於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤ
ーに電気的に接続された第1の端子及び患者に取り付け
るための接地板に電気的に接続された第2の端子を備え
て前記電圧発生手段、前記案内ワイヤー、患者及び前記
接地板から成る電気回路を構成することを特徴とする前
記カテーテルシステムである。第23に、第1に記載の
カテーテルシステムに於て、前記電圧発生手段が前記案
内ワイヤーに電気的に接続された第1の端子及び電源接
地線に電気的に接続された第2の端子を備え、患者と前
記電源接地線が容量性結合を介して接続されている、前
記電圧発生手段、前記案内ワイヤー、患者、及び前記電
源接地線から成る電気回路を構成することを特徴とする
カテーテルシステムである。第24に、第1に記載のカ
テーテルシステムに於て、前記電圧発生手段が予め定め
られた時間スイッチ手段に応答して動作することを特徴
とする前記カテーテルシステムである。第25に、第2
4に記載のカテーテルシステムに於て、前記予め定めら
れた時間がおよそ0.2秒であることを特徴とするカテ
ーテルシステムである。第26に、第24に記載のカテ
ーテルシステムに於て、前記スイッチ手段が足踏みペダ
ルから成ることを特徴とするカテーテルシステムであ
る。
【0016】第27に、(a)遠位端と近位端を備えた
案内ワイヤーを案内ワイヤーの遠位端が閉塞にすぐ隣接
する位置まで動脈管を介して前進させる段階と、(b)
近位端と遠位端及び遠位端に電気外科先端を備えた電導
性の案内ワイヤーを遠位端方向に前記案内ワイヤーを介
して、案内ワイヤーの電気外科先端が閉塞にすぐ隣接す
る位置まで前進させる段階と、(c)前記案内ワイヤー
を介して遠位端方向に電気外科先端まで電流を流す段階
と、(d)電気外科先端を遠位端方向に閉塞の中にまた
そこを通って前進させて、そこを通る通路を作る段階と
から成る、動脈管内の閉塞組織を貫通するための方法で
ある。
【0017】
【実施例】
【0018】以下、図面を参照しながら本発明の一実施
例について説明する。
【0019】同じ番号がどの図でも同じ要素を指してい
る詳細図面に於て、図1は本発明の全体外観図を示して
いる。案内ワイヤーシステム10は標準110ボルト接
地付き電源コンセント(図示されていない)に差し込ま
れる電源コード11(接地線を含む)から電力を受ける
無線周波数(RF)発生器コンソール12を備えてい
る。無線周波数発生器コンソール12は足踏みペダル1
4のようなスイッチ手段を備えている。無線周波数発生
器コンソール12の第1の端子16はケーブル18に接
続され、ケーブル18が案内ワイヤー26に接続された
電気接続端子20につながっている。無線周波数発生器
コンソール12の第2の端子22は接地板24に接続さ
れている。別案として、接地板24を省略することもで
きる、そのときRF電流は世界に対する患者固有の静電
容量を介して接地のアースに戻ることができる。この配
置に於て、端子22は内部で電源コード11の接地線に
接続されている。
【0020】電気接続端子20は固定的に噛み合わさ
れ、案内ワイヤー26に電気的に結合されている。本発
明の範囲を逸脱せずに端子20を摺動自在に案内ワイヤ
ー26に接続することができる。
【0021】案内ワイヤー26は比較的細く、約0.0
04から0.030インチの直径を持つことができる
が、約0.007から0.020インチであることが好
ましい。推奨案内ワイヤー26は高い強度と対食性を得
るために直径が約0.009インチの304ステンレス
鋼製であることが好ましい。図2に示したごとく、案内
ワイヤー26は案内ワイヤー26の先端30以外の点か
らのRFエネルギー伝播を防止するために遠位端30の
すぐ後ろに、例えば約1/2から6インチ以上の、ここ
では約1・1/4インチ(1.25インチ)の十分な絶縁
28を備えている。絶縁28は、摩擦係数が低く、電気
絶縁特性に優れ、強度係数が高く、使用温度が高く、絶
縁耐力が高いポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
(E.I.デュポンからテフロンの登録商標で市販)な
どの適切な絶縁材料で作ることが好ましい。
【0022】球状体の遠位端30は迅速に血管内に入
り、外傷や穿孔する恐れを最小限に抑える。先端30の
形状、大きさは任意であるが、推奨実施態様は直径が約
0.005から0.050インチ、好ましくは約0.0
12から0.025インチの球状先端である(以下、
「微小球」と称す)。このように小さな直径の先端はほ
とんど組織を損傷せず、通常は何か他の方式で拡張しな
い限り凝固してしまうような細い組織管を開けることが
できる。このようにして、万一動脈壁が穿孔されても、
壁は先端径が非常に小さいので通常は凝固してしまう。
球状先端を有することのもう1つの利点は電気的始動を
伴わない機械的操作に由来する偶発的穿孔の恐れを減ら
すことである。
【0023】球状先端はアーク溶接技術によって案内ワ
イヤー26上に形成しやすいという利点もある。別案と
して、先端30はX線を使用する先端30位置の監視を
容易にするためにプラチナの様な放射線不透過材料で形
成することもできる。先端30は開口部32から案内鞘
34内に延長している。案内ワイヤー26は鞘34を通
過し、標準的な血管造影技術を使用して電気外科部位に
到達させられる。
【0024】図3に詳細を示したごとく、Y字形アタプ
ター36は第1の端に雄型ルアー(Luer)取付具40を
有し、第2の端にパッキン押えナット42を有する本体
38を備えている。案内ワイヤー26は雄型ルアー取付
具40とパッキン押えナット42の両方を通過する。側
腕44はY字形アタプター36の本体38を注入孔とし
て結合し、鞘34を通って輸送され、先端30の近位端
である、鞘34の遠位端(患者の体内)で放出される対
照液(contrast agents )や生理食塩水の注入を可能に
する。
【0025】さらに、鞘34は雌型ルアー取付具46を
備えている。案内ワイヤー26の近位端はY字形アタプ
ター36の雄型ルアー取付具40を介してねじ込まれ、
ついで密封パッキンとパッキン押えナット42を介して
ねじ込まれる。鞘34の上の雌型ルアー取付具46に到
達し、Y字形アタプター36の雄型ルアー取付具40が
そこに噛み合うまで送り込まれる。Y字形アタプター3
6の上のパッキン押えナット42は鞘34に対して案内
ワイヤー26をその場に固定するために締め付けられ
る。案内ワイヤー26の先端30を鞘34の開口部32
に対して位置決めするにはパッキン押えナット42を緩
め、案内ワイヤー26を置き直し、パッキン押えナット
42を再び締め付ける。パッキン押えナット42から延
長している案内ワイヤー26の近位端の残りの部分は
(電気接続)端子20から少し離れたところで、不意の
電気通路を防止するためにプラスチックの管48の中に
入っている。パッキン/パッキン押えナット42は次の
2つの目的に使用される: 1)案内ワイヤー26を鞘34に対して位置決めする。 2)ワイヤーがY字形アタプター36から出る箇所から
の液漏れを防止する。
【0026】本発明を使用する上で、接地板24は患者
との積極的かつ拡散的電気接触を確保するために電導性
ゼリーを使って患者に取り付けられている。別案とし
て、「標遊容量」技術を使用するときは接地板を省略し
てもよい。いずれの技術の場合にも、案内ワイヤー26
と鞘34は標準的な血管造影技術及び先端30が患者の
体内の動脈(あるいは他の通路、導管)内の閉塞物質に
すぐ隣接するように設置するための上述の手順によって
患者の体内に設置される。
【0027】使用者は足踏みペダル14またはその他の
スイッチ手段を押し下げて、案内ワイヤー26、電気接
続端子20、ケーブル18、第1の端子16、及び無線
周波数(RF)発生器コンソール12を介して先端30
を電気的に励起する。エネルギーが印加されたとき案内
ワイヤー26と鞘34が共同で閉塞を通って前進するた
めには鞘34に遠位端方向にゆっくり力を加えなければ
ならない。局所的に脱水され、そのため高い電気抵抗が
生じて、それ以上の電気的切除が妨げられないように、
電気外科電流の供給を通じて一定の長手方向の前進力が
加えられることが重要である。
【0028】血管内で使用するための推奨実施態様に於
て、足踏みペダル14を踏む毎に約3ジュールのエネル
ギーに等しいエネルギーパルスが案内ワイヤー26の先
端30に接触している組織に供給される。エネルギーパ
ルスは約0.2秒間持続し、柔らかい組織の中で案内ワ
イヤー26を約8分の1インチ前進させる。案内ワイヤ
ー26が完全に閉塞を突き抜けた後、鞘34は除去さ
れ、案内ワイヤー26は経皮経管冠動脈形成法(PTC
A)または経皮経管回転切除法などを含むがそれに限定
されない、閉塞その他の障害を治療するために使用され
る各種の治療装置(図示されていない)のいずれかの案
内に使用される。
【0029】案内ワイヤー26の通過による熱の影響
は、供給される出力密度は先端30からの距離の4乗で
逆に低下するので(即ち、出力密度は電流密度の平方に
比例し、電流密度は先端30からの距離の平方に反比例
する)また先端30の径が小さいので、最小限である。
推奨実施態様に於て、出力信号は120ヘルツの振幅変
調、RF波形でピーク電圧は500Ω負荷で約600ボ
ルト(無負荷でピークが1200ボルト)である。12
0ヘルツの変調によって組織に供給される全体の出力が
低減される。高電圧によりあらゆる状況で、食塩水に浸
漬された場合でも、迅速に切断できる。
【0030】このように、前述のいくつかの目的と利点
が最も効果的に達成される。本発明の推奨実施態様は本
書に開示され詳細に説明されているが、本発明はそれに
よっていっさい限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】
【0032】本発明は、高い信頼性で閉塞全体を貫通
し、その後の医療装置の通過のための案内レールとして
働く案内ワイヤーのための装置と方法を提供するもので
ある。
【0033】したがって、本発明のもう1つの目的は心
臓血管系の閉塞治療のために電気外科の原理を使用する
ことである。本発明のさらに別の目的は組織内に新しい
管を形成することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体外観図を示している。
【図2】本発明の案内ワイヤーの遠位端の横断面図を示
している。
【図3】本発明のY字形アダプターの外観図を示してい
る。
【符号の説明】
10 案内ワイヤーシステム 11 電源コード 12 無線周波数(RF)発生器コンソール 14 足踏みペダル 16 第1の端子 18 ケーブル 20 電気接続端子 22 第2の端子 24 接地板 26 案内ワイヤー 28 絶縁 30 案内ワイヤーの先端(遠位端) 32 開口部 34 案内鞘 36 Y字形アダプター 38 本体 40 雄型ルアー(Luer)取付具 42 パッキン押えナット 44 側腕 46 雌型ルアー取付具 48 管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トマス ジェイ. クレメント アメリカ合衆国,ワシントン 98052,レ ッドモンド,エヌ.イー. 66 ストリー ト 14808 (72)発明者 マイケル ジェイ イントゥルコファー アメリカ合衆国,ワシントン 98006,ベ ルヴュー,エス.イー.,119番アヴェニ ュー 4472

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ管状の鞘手段と、電気外科先端を有
    し前記鞘手段を通過する電導性案内ワイヤー、及び、前
    記電気外科先端を始動するために前記電導性案内ワイヤ
    ーに電気的に接続されている電圧発生手段から成る動脈
    管内の閉塞組織を貫通するためのカテーテルシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに電気的に
    接続された第1の端子及び患者に取り付けるための接地
    板に電気的に接続された第2の端子を備えて前記電圧発
    生手段、前記案内ワイヤー、患者及び前記接地板から成
    る電気回路を構成することを特徴とする前記カテーテル
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに電気的に
    接続された第1の端子及び電源接地線に電気的に接続さ
    れた第2の端子を備え、患者と前記電源接地線が容量性
    結合を介して接続されている、前記電圧発生手段、前記
    案内ワイヤー、患者、及び前記電源接地線から成る電気
    回路を構成することを特徴とするカテーテルシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記電圧発生手段が交流電圧を発生することを特
    徴とする前記カテーテルシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカテーテルシステムに
    於て、交流電圧が100キロヘルツを越える周波数を持
    つことを特徴とするカテーテルシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のカテーテルシステムに
    於て、交流電圧が無線周波数範囲内の周波数を持つこと
    を特徴とするカテーテルシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記先端が微小球であることを特徴とするカテー
    テルシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記案内ワイヤーが前記先端にすぐ隣接して絶縁
    被覆を有することを特徴とするカテーテルシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のカテーテルシステムに
    於て、前記絶縁被覆がポリテトラフルオロエチレンを含
    むことを特徴とするカテーテルシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記先端が放射線不透過性であることを特徴と
    するカテーテルシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記先端がプラチナ合金から成ることを特徴
    とするカテーテルシステム。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記先端が電導性の、耐熱、耐食性材料製で
    あることを特徴とするカテーテルシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記鞘の近位端がアダプターに噛み合い、前記
    アダプターが前記案内ワイヤーをある範囲の位置の中に
    解除自在に固定するための手段を備えていることを特徴
    とするカテーテルシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記案内ワイヤーの近位端が前記アダプター
    から絶縁収納手段の中に通ることを特徴とするカテーテ
    ルシステム。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記案内ワイヤーを解除自在に固定するため
    の前記手段がパッキンとパッキン押えナットから成るこ
    とを特徴とするカテーテルシステム。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記鞘の近位端上のルアー取付具が前記アダ
    プター上の相互ルアー取付具に噛み合うことを特徴とす
    るカテーテルシステム。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記アダプターが前記鞘と連通している注入
    孔を有することを特徴とするカテーテルシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記案内ワイヤーを解除自在に固定するため
    の前記手段がパッキンとパッキン押えナットから成り、
    前記アダプターがその中に前記案内ワイヤーの近位端が
    通る絶縁された通路と前記鞘を噛み合わせるためのルア
    ー固定具を備えていることを特徴とするカテーテルシス
    テム。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記電圧発生手段が100キロヘルツを越える
    周波数で交流電圧を発生することを特徴とするカテーテ
    ルシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記電圧発生手段が500キロヘルツにほぼ
    等しい周波数で交流電圧を発生することを特徴とするカ
    テーテルシステム。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記交流電圧が50から200ヘルツの周波
    数で振幅変調されることを特徴とするカテーテルシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに電気的
    に接続された第1の端子及び患者に取り付けるための接
    地板に電気的に接続された第2の端子を備えて前記電圧
    発生手段、前記案内ワイヤー、患者及び前記接地板から
    成る電気回路を構成することを特徴とする前記カテーテ
    ルシステム。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記電圧発生手段が前記案内ワイヤーに電気的
    に接続された第1の端子及び電源接地線に電気的に接続
    された第2の端子を備え、患者と前記電源接地線が容量
    性結合を介して接続されている、前記電圧発生手段、前
    記案内ワイヤー、患者、及び前記電源接地線から成る電
    気回路を構成することを特徴とするカテーテルシステ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載のカテーテルシステム
    に於て、前記電圧発生手段が予め定められた時間スイッ
    チ手段に応答して動作することを特徴とする前記カテー
    テルシステム。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記予め定められた時間がおよそ0.2秒で
    あることを特徴とするカテーテルシステム。
  26. 【請求項26】 請求項24に記載のカテーテルシステ
    ムに於て、前記スイッチ手段が足踏みペダルから成るこ
    とを特徴とするカテーテルシステム。
  27. 【請求項27】(a)遠位端と近位端を備えた案内ワイ
    ヤーを案内ワイヤーの遠位端が閉塞にすぐ隣接する位置
    まで動脈管を介して前進させる段階と、(b)近位端と
    遠位端及び遠位端に電気外科先端を備えた電導性の案内
    ワイヤーを遠位端方向に前記案内ワイヤーを介して、案
    内ワイヤーの電気外科先端が閉塞にすぐ隣接する位置ま
    で前進させる段階と、(c)前記案内ワイヤーを介して
    遠位端方向に電気外科先端まで電流を流す段階と、
    (d)電気外科先端を遠位端方向に閉塞の中にまたそこ
    を通って前進させて、そこを通る通路を作る段階とから
    成る、動脈管内の閉塞組織を貫通するための方法。
JP3185771A 1990-07-02 1991-07-01 カテーテルシステム Pending JPH07413A (ja)

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EP0465449A2 (en) 1992-01-08
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DE69128260D1 (de) 1998-01-08
EP0465449A3 (en) 1992-03-18
DE69128260T2 (de) 1998-10-01

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