JPH0741508A - 光学活性種分散体の製造方法 - Google Patents
光学活性種分散体の製造方法Info
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- JPH0741508A JPH0741508A JP18969193A JP18969193A JPH0741508A JP H0741508 A JPH0741508 A JP H0741508A JP 18969193 A JP18969193 A JP 18969193A JP 18969193 A JP18969193 A JP 18969193A JP H0741508 A JPH0741508 A JP H0741508A
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- dispersion
- producing optically
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- Pending
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】
【構成】 光硬化性を有する単量体に光学活性種を
分散させた後、光照射により硬化させてなる光学活性種
分散体の製造方法。 【効果】 凝集塊、相分離状態などを形成すること
なしに分散性よく光学活性種を固定化でき、光化学ホー
ルバーニング材料として有用である。
分散させた後、光照射により硬化させてなる光学活性種
分散体の製造方法。 【効果】 凝集塊、相分離状態などを形成すること
なしに分散性よく光学活性種を固定化でき、光化学ホー
ルバーニング材料として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学活性種の分散体の製
造方法に関し、さらに詳しくは光化学ホールバーニング
現象を発現する分子などの分散体を製造する方法に関す
るものである。
造方法に関し、さらに詳しくは光化学ホールバーニング
現象を発現する分子などの分散体を製造する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光化学ホールバーニング(PHB)現象
とは、光学活性種を適当な媒体に分散させると、個々の
光学活性種が微視的に異なる環境に置かれるため、その
光吸収スペクトルが不均一な広がりを持ち、この波長幅
よりも帯域の狭い(単色性が強い)レーザー光を照射す
ると、その波長に共鳴する光学活性種が励起され、不均
一な吸収体の中に鋭いホールが生成する現象である。
とは、光学活性種を適当な媒体に分散させると、個々の
光学活性種が微視的に異なる環境に置かれるため、その
光吸収スペクトルが不均一な広がりを持ち、この波長幅
よりも帯域の狭い(単色性が強い)レーザー光を照射す
ると、その波長に共鳴する光学活性種が励起され、不均
一な吸収体の中に鋭いホールが生成する現象である。
【0003】このPHB現象を発現する物質として、ポ
ルフィリン類やキニザリン類などの有機分子が知られて
いる。これらの分子をPHB材料として用いるために分
散させる媒体(ホストマトリックス)として、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチレン、ポリビニルアルコー
ル、ポリイミドなどの有機高分子や、ゾル−ゲル法によ
って作製する石英ガラスなどが知られている。
ルフィリン類やキニザリン類などの有機分子が知られて
いる。これらの分子をPHB材料として用いるために分
散させる媒体(ホストマトリックス)として、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチレン、ポリビニルアルコー
ル、ポリイミドなどの有機高分子や、ゾル−ゲル法によ
って作製する石英ガラスなどが知られている。
【0004】しかし有機高分子を媒体として用いた場
合、分散させる光学活性種と媒体との極性が異なる場合
などはその分散性が低下し、好ましい均一分散系が製造
しにくいといった問題点が指摘されている。
合、分散させる光学活性種と媒体との極性が異なる場合
などはその分散性が低下し、好ましい均一分散系が製造
しにくいといった問題点が指摘されている。
【0005】また、ゾル−ゲル法による石英ガラス中に
光学活性種を分散させる方法では、作製に要する時間や
一度に大面積のものが得にくいこと、またその加工性が
悪いといった問題点が指摘されている。
光学活性種を分散させる方法では、作製に要する時間や
一度に大面積のものが得にくいこと、またその加工性が
悪いといった問題点が指摘されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記問
題に鑑み、良好な分散性を発現し、かつ加工性に優れた
PHB材料に使用できる光学活性種の分散体を製造する
方法を提供することにある。
題に鑑み、良好な分散性を発現し、かつ加工性に優れた
PHB材料に使用できる光学活性種の分散体を製造する
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意検討を行った結果、光硬化性を有する
単量体に光学活性種を分散させた後、光照射により硬化
させることにより、目的とする分散体が製造できること
を見出し本発明を完成するに至った。
決するために鋭意検討を行った結果、光硬化性を有する
単量体に光学活性種を分散させた後、光照射により硬化
させることにより、目的とする分散体が製造できること
を見出し本発明を完成するに至った。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明では、従来の分散媒体である有機高
分子などにかえて、光硬化性の単量体を使用するところ
に特徴がある。このような分散媒体に光学活性種を分散
させ、硬化することにより、分子サイズ、流動性などの
点から分散性に優れた光学活性種分散体を得ることがで
きる。なお、本発明でいう単量体とはモノマーのみなら
ずオリゴマーをも含有するものである。
分子などにかえて、光硬化性の単量体を使用するところ
に特徴がある。このような分散媒体に光学活性種を分散
させ、硬化することにより、分子サイズ、流動性などの
点から分散性に優れた光学活性種分散体を得ることがで
きる。なお、本発明でいう単量体とはモノマーのみなら
ずオリゴマーをも含有するものである。
【0010】光硬化性の単量体は、光照射により高分子
化反応をおこしてレジン状態での分散性を保持したまま
硬化するものであり、硬化させる方法として、具体的に
は活性エネルギー線による高分子化が好ましい。この活
性エネルギー線として電子線、X線、紫外線などが使用
される。従って、光硬化性の単量体としてはこれらの活
性エネルギー線により硬化するものなら特に制限なく1
種又は2種以上混合して使用することができる。
化反応をおこしてレジン状態での分散性を保持したまま
硬化するものであり、硬化させる方法として、具体的に
は活性エネルギー線による高分子化が好ましい。この活
性エネルギー線として電子線、X線、紫外線などが使用
される。従って、光硬化性の単量体としてはこれらの活
性エネルギー線により硬化するものなら特に制限なく1
種又は2種以上混合して使用することができる。
【0011】特に、紫外線により硬化する単量体は、紫
外線重合開始剤などを添加することにより容易に硬化す
るため好適に用いることができ、具体的には、メチル
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレートお
よびヒドロキシジシクロペンタジエニル(メタ)アクリ
レートなどのアクリル基を有するもの、N−ビニル−2
−ピロリドン、スチレンおよび置換基を有するスチレン
などのスチレン類などのビニル基を有するもの、および
グリシジルメタクリレート、エチレングリコールジグリ
シジルエーテル、ジエポキシジシクロペンタジエンなど
のエポキシ基を有するものなどをあげることができる。
外線重合開始剤などを添加することにより容易に硬化す
るため好適に用いることができ、具体的には、メチル
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレートお
よびヒドロキシジシクロペンタジエニル(メタ)アクリ
レートなどのアクリル基を有するもの、N−ビニル−2
−ピロリドン、スチレンおよび置換基を有するスチレン
などのスチレン類などのビニル基を有するもの、および
グリシジルメタクリレート、エチレングリコールジグリ
シジルエーテル、ジエポキシジシクロペンタジエンなど
のエポキシ基を有するものなどをあげることができる。
【0012】さらに、分散性を向上させる目的で界面活
性剤などからなる相溶化剤や分散剤、あるいは有機溶媒
などを添加しても良い。
性剤などからなる相溶化剤や分散剤、あるいは有機溶媒
などを添加しても良い。
【0013】本発明で用いることができる光学活性種と
しては、光化学ホールバーニング現象を発現する物質が
特に好ましく、例えば、テトラ−N−メチル−ピリジニ
ウムポルフィリンヨーダイド、テトラフェニルポルフィ
リンなどのポルフィリン類あるいは1,4−ジメチル−
9,10−アントラキノン、1,4−ジヒドロキシ−
9,10−アントラキノン、1,5−ジヒドロキシ−
9,10−アントラキノンなどのキニザリン類をあげる
ことができる。光硬化性単量体への混合量は、光硬化性
単量体の重量に対して1×10-5mol/kg〜1×1
0-3mol/kgが適当である。
しては、光化学ホールバーニング現象を発現する物質が
特に好ましく、例えば、テトラ−N−メチル−ピリジニ
ウムポルフィリンヨーダイド、テトラフェニルポルフィ
リンなどのポルフィリン類あるいは1,4−ジメチル−
9,10−アントラキノン、1,4−ジヒドロキシ−
9,10−アントラキノン、1,5−ジヒドロキシ−
9,10−アントラキノンなどのキニザリン類をあげる
ことができる。光硬化性単量体への混合量は、光硬化性
単量体の重量に対して1×10-5mol/kg〜1×1
0-3mol/kgが適当である。
【0014】上記のような光学活性種含有レジンをスピ
ンコート、ドクターブレード法などの方法で塗布し、光
硬化させることで光学活性種を分散性よく固定化するこ
とが可能である。
ンコート、ドクターブレード法などの方法で塗布し、光
硬化させることで光学活性種を分散性よく固定化するこ
とが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば凝集塊、相分離状態などを形成することなしに
分散性よく光学活性種を固定化することができ、得られ
た分散体は光化学ホールバーニング材料などに応用でき
るものである。
によれば凝集塊、相分離状態などを形成することなしに
分散性よく光学活性種を固定化することができ、得られ
た分散体は光化学ホールバーニング材料などに応用でき
るものである。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0017】実施例1 アクリル酸メチル700gとペンタエリスリトールトリ
アクリレート300gとを混合し、分散媒体を調製し
た。この分散媒体に光学活性種としてテトラ−N−メチ
ル−ピリジニウムポルフィリンヨーダイド0.12g
(1.0×10-4mol)と、分散剤としてシリコン系
界面活性剤(信越化学工業株式会社製、商品名「KP
323」)とを0.5gを添加し、さらに紫外線重合開
始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
プロパン−1−オンを50g添加し、よく混和して紫外
線硬化性レジンを調製した。
アクリレート300gとを混合し、分散媒体を調製し
た。この分散媒体に光学活性種としてテトラ−N−メチ
ル−ピリジニウムポルフィリンヨーダイド0.12g
(1.0×10-4mol)と、分散剤としてシリコン系
界面活性剤(信越化学工業株式会社製、商品名「KP
323」)とを0.5gを添加し、さらに紫外線重合開
始剤として2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
プロパン−1−オンを50g添加し、よく混和して紫外
線硬化性レジンを調製した。
【0018】この紫外線硬化性レジンを5インチのシリ
コンウエハー上に厚さ100μmに塗布し、高圧水銀灯
により紫外線を照射して硬化させた。
コンウエハー上に厚さ100μmに塗布し、高圧水銀灯
により紫外線を照射して硬化させた。
【0019】得られた成形体を光学顕微鏡を用いて観察
したところ、光学活性種であるテトラ−N−メチル−ピ
リジニウムポルフィリンヨーダイドの凝集塊(0.1μ
m以上のドメイン)や相分離はなかった。
したところ、光学活性種であるテトラ−N−メチル−ピ
リジニウムポルフィリンヨーダイドの凝集塊(0.1μ
m以上のドメイン)や相分離はなかった。
【0020】実施例2 ヒドロキシエチルメタアクリレート700gとペンタエ
リスリトールトリアクリレート300gとを混合し、分
散媒体を調製した。この分散媒体に光学活性種としてテ
トラフェニルポルフィリン0.07g(1.1×10-4
mol)と、分散剤としてシリコン系界面活性剤(信越
化学工業株式会社製、商品名「KP340」)とを0.
5gを添加し、さらに紫外線重合開始剤として2−ヒド
ロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン
を50g添加し、よく混和して紫外線硬化性レジンを調
製した。
リスリトールトリアクリレート300gとを混合し、分
散媒体を調製した。この分散媒体に光学活性種としてテ
トラフェニルポルフィリン0.07g(1.1×10-4
mol)と、分散剤としてシリコン系界面活性剤(信越
化学工業株式会社製、商品名「KP340」)とを0.
5gを添加し、さらに紫外線重合開始剤として2−ヒド
ロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン
を50g添加し、よく混和して紫外線硬化性レジンを調
製した。
【0021】実施例1と同様にして紫外線硬化させ観察
を行ったところ、テトラフェニルポルフィリンの凝集塊
や相分離を形成しているところはなかった。
を行ったところ、テトラフェニルポルフィリンの凝集塊
や相分離を形成しているところはなかった。
【0022】比較例1 分子量65000のポリアクリル酸メチルの5重量%ア
セトン溶液1000gを分散媒体とし、この分散媒体に
光学活性種としてテトラ−N−メチル−ピリジニウムポ
ルフィリンヨーダイド0.12g(1.0×10-4mo
l)と、分散剤としてシリコン系界面活性剤(信越化学
工業株式会社製、商品名「KP 323」)とを0.5
gを添加して良く撹拌した。
セトン溶液1000gを分散媒体とし、この分散媒体に
光学活性種としてテトラ−N−メチル−ピリジニウムポ
ルフィリンヨーダイド0.12g(1.0×10-4mo
l)と、分散剤としてシリコン系界面活性剤(信越化学
工業株式会社製、商品名「KP 323」)とを0.5
gを添加して良く撹拌した。
【0023】このアセトン溶液から溶媒キャスト法によ
り、厚さ0.2mmの成形体を調製した。この成形体を
観察したところ、テトラ−N−メチル−ピリジニウムポ
ルフィリンヨーダイドの凝集塊が存在し、明らかに均一
分散していないことがわかった。
り、厚さ0.2mmの成形体を調製した。この成形体を
観察したところ、テトラ−N−メチル−ピリジニウムポ
ルフィリンヨーダイドの凝集塊が存在し、明らかに均一
分散していないことがわかった。
【0024】比較例2 分子量87000のポリヒドロキシエチルメタアクリレ
ートの5重量%アセトン溶液1000gを分散媒体と
し、この分散媒体に光学活性種としてテトラフェニルポ
ルフィリン0.07g(1.1×10-4mol)と、分
散剤としてシリコン系界面活性剤(信越化学工業株式会
社製、「KP 340」)とを0.5gを添加して良く
撹拌した。
ートの5重量%アセトン溶液1000gを分散媒体と
し、この分散媒体に光学活性種としてテトラフェニルポ
ルフィリン0.07g(1.1×10-4mol)と、分
散剤としてシリコン系界面活性剤(信越化学工業株式会
社製、「KP 340」)とを0.5gを添加して良く
撹拌した。
【0025】このアセトン溶液を10分間静置したとこ
ろ、相分離を起こし始め、均一分散媒体は形成できなか
った。
ろ、相分離を起こし始め、均一分散媒体は形成できなか
った。
Claims (1)
- 【請求項1】 光硬化性を有する単量体に光学活性種を
分散させた後、光照射により硬化させることを特徴とす
る光学活性種分散体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18969193A JPH0741508A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光学活性種分散体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18969193A JPH0741508A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光学活性種分散体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741508A true JPH0741508A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16245577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18969193A Pending JPH0741508A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光学活性種分散体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741508A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7182527B2 (en) | 2003-07-31 | 2007-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical transmission device |
| KR101427685B1 (ko) * | 2006-07-10 | 2014-08-07 | 후지필름 가부시키가이샤 | 광경화성 조성물 및 그것을 사용한 패턴형성방법 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP18969193A patent/JPH0741508A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7182527B2 (en) | 2003-07-31 | 2007-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical transmission device |
| KR101427685B1 (ko) * | 2006-07-10 | 2014-08-07 | 후지필름 가부시키가이샤 | 광경화성 조성물 및 그것을 사용한 패턴형성방법 |
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