JPH0741523U - 眼鏡におけるテンプルの蝶番構造 - Google Patents
眼鏡におけるテンプルの蝶番構造Info
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- JPH0741523U JPH0741523U JP7457893U JP7457893U JPH0741523U JP H0741523 U JPH0741523 U JP H0741523U JP 7457893 U JP7457893 U JP 7457893U JP 7457893 U JP7457893 U JP 7457893U JP H0741523 U JPH0741523 U JP H0741523U
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロウ付け工程を省略して蝶番構造を構成す
る。 【構成】 テンプル本体2の前端に円環状部5を設け
る。又連結部材3の後端部分は二股に形成しその両端部
分に円環状部13,14を設ける。上下の円環状部1
3,14間に前記円環状部5を介在させる。この円環状
部の積重ね部分をコ字状のボックス部材16の溝部23
に収容する。ボックス部材の上片に設けたネジ挿通孔2
1を挿通する連結ネジ24を、円環状部の各挿通孔に挿
通せしめ、その下端部分をボックス部材の下片に設けた
ネジ孔22に螺合し緊締する。
る。 【構成】 テンプル本体2の前端に円環状部5を設け
る。又連結部材3の後端部分は二股に形成しその両端部
分に円環状部13,14を設ける。上下の円環状部1
3,14間に前記円環状部5を介在させる。この円環状
部の積重ね部分をコ字状のボックス部材16の溝部23
に収容する。ボックス部材の上片に設けたネジ挿通孔2
1を挿通する連結ネジ24を、円環状部の各挿通孔に挿
通せしめ、その下端部分をボックス部材の下片に設けた
ネジ孔22に螺合し緊締する。
Description
【0001】
本考案は、テンプルの蝶番構造に関するものである。
【0002】
テンプル本体の前端に連結部材を屈曲自在に枢着してなるテンプルにおける従 来の蝶番構造は、通常、テンプル本体の前端と連結部材の後端に蝶番片をロウ付 すると共に、該両蝶番片を噛み合わせ状態にし且つ両者を枢軸により連結してな るものであった。
【0003】
このように従来の蝶番構造は、熟練を要してしかも手間のかかるロウ付工程を 必須としたために、テンプルの製作能率が悪い問題があった。又細身のテンプル を対象とする場合は、それに合わせて、上下幅の小さい特殊な小形の蝶番片を製 作しなければならず、又ロウ付面積が小さいためにそのロウ付に困難が伴う問題 があった。その上、軸受片が薄肉であるためにその付け根部分が折損し易く蝶番 の強度が持たない問題があった。又近年においては、チタン合金やアルミニウム 、超弾性合金等の、特殊雰囲気下におけるロウ付を必要としたりロウ付に先立っ て特殊被覆処理を施さなければならないような素材が、眼鏡用の素材として採用 されるようになってきているため、そのロウ付に高度の技術を要する問題があっ た。 本考案は、ロウ付工程を不要としてかかる問題点を解決するテンプルの蝶番構 造の提供を目的とするものである。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 本考案に係るテンプルの蝶番構造(以下蝶番構造という)は、テンプル本体の 前端に連結部材を枢着してなるテンプルにおいて,該テンプル本体の前端部分を 円環状に形成すると共に連結部材の後端部分も円環状に形成し、両円環状部を、 その挿通孔の孔心を合わせて上下に積み重ねる。そして該円環状部を積重ねた部 分を、側片の上下に上片と下片を対向状態に折曲形成すると共に該上片及び下片 に、前記円環状部の挿通孔と孔心を合わせて軸孔を設けてなるコ字状のボックス 部材の、該上片と下片間に形成した溝部に収容し,両軸孔及び両挿通孔を挿通す る枢軸の上下端を上片と下片の夫々に保持せしめてテンプルを屈曲可能とする。 且つ、テンプル本体の前端側の部分と連結部材の後端側の部分がボックス部材の 側片の内面部に当接してテンプルが展開状態で保持されるようにしたことを特徴 とするものである。
【0005】 又本考案に係る蝶番構造の他は、テンプル本体の前端に連結部材を枢着してな るテンプルにおいて,該テンプル本体の前端部分或いは連結部材の後端部分の何 れか一方を二股状に形成し、両分岐部の端部分を円環状部とし、テンプル本体の 前端部分或いは連結部材の後端部分の他方は、上下の円環状部間に挿入される円 環状部とする。そして該円環状部を積重ねた部分を、側片の上下に上片と下片を 対向状態に折曲形成すると共に該上片及び下片に、前記円環状部の挿通孔と孔心 を合わせて軸孔を設けてなるコ字状のボックス部材の、該上片と下片間に形成し た溝部に収容し,両軸孔及び両挿通孔を挿通する枢軸の上下端を上片と下片の夫 々に保持せしめてテンプルを屈曲可能とする。且つ、テンプル本体の前端側の部 分と連結部材の後端側の部分がボックス部材の側片の内面部に当接してテンプル が展開状態で保持されるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】 前記各蝶番構造において、連結ネジを枢軸として用いるのがよく、その場合は 、該連結ネジを、ボックス部材の一方の軸孔側から他方の軸孔に向けて各円環状 部の挿通孔に挿通せしめ、連結ネジのネジ部を、該他方の軸孔に螺合し緊締せし める。
【0007】 又前記各蝶番構造において、隣り合う円環状部間に、挿通孔と孔心を共通にし て透孔が設けられてなるワッシャ片を配置することがある。この場合該ワッシャ 片は、ボックス部材の側片の内面部に一体に突設するのがよい。
【0008】 又前記各蝶番構造において、テンプル本体の前端部分及び連結部材の後端部分 の各円環状部は、例えば、円板状部の中心に挿通孔を打ち抜いたり、線材を円環 状に屈曲して形成される。
【0009】
然して本考案に係る蝶番構造においては、テンプル本体2と連結部材3とが、 ボックス部材16を用いて枢軸24で連結されているために、テンプルは屈曲可 能であり、テンプルが展開状態においては、テンプル本体2の前端側の部分2a と連結部3の後端側の部分3aが、夫々、ボックス部材16の側片17の内面部 30と当接状態となり、該展開状態が保持される。
【0010】 連結ネジを枢軸として用いた場合は、テンプルの開閉が甘くなった場合、該連 結ネジの締め具合を調節することによって開閉硬さを所要状態に容易に戻すこと ができる。
【0011】 隣り合う円環状部間に介在されたワッシャ片31は、円環状部相互が擦り合う のを防止する。テンプル本体と連結部材がチタンを素材として形成されている場 合は、円環状部相互が擦り合うことにより接触面が荒れて、テンプル開閉の円滑 性が損なわれるおそれがあるが、かかる問題点は、このようにワッシャ片を介在 させることで解決される。
【0012】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜3において本考案に係る蝶番構造1は、テンプル本体2の前端に連結部 材3を屈曲自在に枢着してなるものであり、該テンプル本体2の前端部分は、内 方に向けて円環状に折曲されて円環状部5が形成されている。
【0013】 連結部材3は、例えば、一本の線材を2つ折り状態に折曲して形成されている 。その先端側の部分は、レンズ内方に突出して内端で折り返すU字状の連結片部 6とされ、その中間部分は、レンズ7の周方向に長いC字状又は環状を呈するよ うに屈曲してレンズの周面9と当接する当接片部10とされている。又その基端 側の部分は、上下の片11,12がひき揃えられてレンズ後方に突出しており、 上下の片11,12の後端部分は共に、テンプル内方に向けて円環状に折曲され て上下の円環状部13,14が形成されている。
【0014】 前記テンプル本体側の円環状部5は、該上下の円環状部13,14間に、挿通 孔の孔心を合わせて介在せしめられており、該積重ねた部分15が、ボックス部 材16でその外側より覆われている。
【0015】 該ボックス部材16は、図2、図4に示すように、側片17の上下に上片19 と下片20を対向状態に折曲形成してなるコ字状をなし、該上片19の中央部位 にはネジ挿通孔21が設けられると共に下片20の中央部位にはネジ孔22が設 けられてなり、例えば洋白を素材として形成されている。
【0016】 そして、前記円環状部を積重ねた部分15が該ボックス部材16の、該上片と 下片間に形成した溝部23に収容され、且つネジ挿通孔21を挿通する連結ネジ (枢軸)24が、円環状部の各挿通孔26,27,29に挿通せしめられると共 にその下端部分が下片のネジ孔22に螺合され緊締せしめられており、これによ り、テンプル本体2と連結部材3は屈曲自在に枢着されている。
【0017】 なおテンプル本体2と連結部材3の屈曲硬さは、連結ネジの締め付け量を調節 することによって所要のものに調整することができ、開閉が甘くなったときにお いても同様にして調整できる。
【0018】 このように構成されたテンプルは、その展開状態においては、図5に示すよう に、テンプル本体2の前端側の部分2aと連結部材3の後端側の部分3aがボッ クス部材16の側片17の内面部30に当接状態となり、これによってテンプル 4は、図1に示すように展開状態で保持される。
【0019】 このような構成の蝶番構造において、つる本体及び連結部材がチタンを素材と して形成されているときは、円環状部が直接接触した状態で開閉が繰り返される と、その接触面が荒れて開閉の円滑性が損なわれる場合が生ずる。そこでこのよ うな場合は、図6に示すような蝶番構造を採用するのがよい。該蝶番構造は、図 7に示す、側片17の内面部の上下に薄肉のワッシャ片31,31を一体に突設 してなるボックス部材16を用いるものであり、上下隣合う円環状部間に該ワッ シャ片31が介在せしめられて、円環状部相互の直接的な接触が防止されている 。
【0020】 図8〜10は、本考案に係る蝶番構造の他の態様を示すものであり、図10に 示すようにテンプル本体2の前端部分は、円板状部の中央部分に挿通孔32が打 ち抜き形成された円環状部34とされている。又連結部材3の後端部分も、円板 状部の中央部分に挿通孔35が打ち抜き形成された円環状部36とされている。 このように形成された両円環状部34,36は、図8に示すように、その挿通孔 32,35の孔心を合わせて上下に積み重ねられ、該積重ねた部分15が、前記 と同様の構成を有するコ字状のボックス部材16の溝部23に収容され、連結ネ ジ24を用いて枢着されている。
【0021】 このように構成されたテンプルは、その展開状態においては、図9に示すよう に、テンプル本体2の前端側の部分2aと連結部材3の後端側の部分3aがボッ クス部材16の側片内面部30に当接状態となり、これによってテンプルは、展 開状態で保持される。
【0022】
本考案は以上のように構成しているため、従来のようなロウ付工程を省略して 蝶番構造を構成できる。従って、テンプルの組立作業能率を向上させうると共に 、チタンやアルミニウム又超弾性合金等のロウ付に困難が伴う素材を用いる場合 であっても、蝶番構造を容易に構成することができる。
【0023】 又細い線材を用いてテンプルを製作する場合であっても、従来のようなロウ付 に伴う技術上、作業上の困難が解消されて、強度的に安定した蝶番構造を容易に 構成することができる。
【0024】 特に連結ネジを用いて枢着部を構成するときは、テンプルの開閉硬さが甘くな ったときにも容易に調整し直すことができる。
【提出日】平成6年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 本考案に係るテンプルの蝶番構造(以下蝶番構造という)は、テンプル本体の 前端に連結部材を枢着してなるテンプルにおいて,該テンプル本体の前端部分を 円環状に形成すると共に連結部材の後端部分も円環状に形成し、両円環状部を、 その挿通孔の孔心を合わせて上下に積み重ねる。そして該円環状部を積重ねた部 分を、側片の上下に上片と下片を対向状態に折曲形成すると共に該上片及び下片 に、前記円環状部の挿通孔と孔心を合わせて軸孔を設けてなるコ字状のボックス 部材の、該上片と下片間に形成した溝部に収容し,両軸孔及び両挿通孔を挿通す る枢軸の上下端を上片と下片の夫々に保持せしめてテンプルを屈曲可能とする。 且つ、テンプル本体の前端側の部分と連結部材の後端側の部分がボックス部材の 側片の内面部に当接してテンプルが展開状態で保持されるようにしたことを特徴 とするものである。
【図1】本考案の蝶番構造を用いたテンプルをその使用
状態において示す斜視図である。
状態において示す斜視図である。
【図2】蝶番構造を説明する分解斜視図である。
【図3】蝶番構造を説明する断面図である。
【図4】ボックス部材を示す斜視図である。
【図5】テンプルの展開状態を説明する説明図である。
【図6】蝶番構造の他の態様を説明する断面図である。
【図7】図6の蝶番構造を構成するボックス部材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】蝶番構造の他の態様を説明する断面図である。
【図9】図8に示す蝶番構造における、テンプルの展開
状態を説明する説明図である。
状態を説明する説明図である。
【図10】テンプル本体及び連結部材の円環状部を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
1 蝶番構造 2 テンプル本体 3 連結部材 5 円環状部 13 円環状部 14 円環状部 16 ボックス部材 17 側片 19 上片 20 下片 21 挿通孔 22 挿通孔 23 溝部 24 枢軸 31 ワッシャ片
Claims (6)
- 【請求項1】 テンプル本体の前端に連結部材を枢着し
てなるテンプルにおいて:該テンプル本体の前端部分を
円環状に形成すると共に、連結部材の後端部分も円環状
に形成し,両円環状部を、その挿通孔の孔心を合わせて
上下に積み重ね,該円環状部を積重ねた部分を、側片の
上下に上片と下片を対向状態に折曲形成すると共に該上
片及び下片に、前記円環状部の挿通孔と孔心を合わせて
軸孔を設けてなるコ字状のボックス部材の、該上片と下
片間に形成した溝部に収容し,両軸孔及び両挿通孔を挿
通する枢軸の上下端を上片と下片の夫々に保持せしめて
テンプルを屈曲可能とし、且つ、テンプル本体の前端側
の部分と連結部材の後端側の部分がボックス部材の側片
の内面部に当接してテンプルが展開状態で保持されるよ
うにしたことを特徴とするテンプルの蝶番構造。 - 【請求項2】 テンプル本体の前端に連結部材を枢着し
てなるテンプルにおいて:該テンプル本体の前端部分或
いは連結部材の後端部分の何れか一方を二股状に形成
し、両分岐部の端部分を円環状部とし、テンプル本体の
前端部分或いは連結部材の後端部分の他方は、上下の円
環状部間に挿入される円環状部とし,該円環状部を積重
ねた部分を、側片の上下に上片と下片を対向状態に折曲
形成すると共に該上片及び下片に、前記円環状部の挿通
孔と孔心を合わせて軸孔を設けてなるコ字状のボックス
部材の、該上片と下片間に形成した溝部に収容し,両軸
孔及び各挿通孔を挿通する枢軸の上下端を上片と下片の
夫々に保持せしめてテンプルを屈曲可能とし、且つ、テ
ンプル本体の前端側の部分と連結部材の後端側の部分が
ボックス部材の側片の内面部に当接してテンプルが展開
状態で保持されるようにしたことを特徴とするテンプル
の蝶番構造。 - 【請求項3】 連結ネジを枢軸として用い、ボックス部
材の一方の軸孔側から他方の軸孔に向けて各円環状部の
挿通孔を挿通した該連結ネジのネジ部を、他方の軸孔に
螺合し緊締したことを特徴とする請求項1又は2のいず
れかに記載のテンプルの蝶番構造。 - 【請求項4】 隣り合う円環状部間に、挿通孔と孔心を
共通にして透孔が設けられてなるワッシャ片を配置した
ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のテ
ンプルの蝶番構造。 - 【請求項5】 ワッシャ片は、ボックス部材の側片の内
面部に一体に突設されていることを特徴とする請求項4
記載のテンプルの蝶番構造。 - 【請求項6】 テンプル本体の前端部分及び連結部材の
後端部分の各円環状部は、線材を円環状に屈曲して形成
してなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
のいずれかに記載のテンプルの蝶番構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7457893U JPH0741523U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 眼鏡におけるテンプルの蝶番構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7457893U JPH0741523U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 眼鏡におけるテンプルの蝶番構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741523U true JPH0741523U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13551206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7457893U Pending JPH0741523U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 眼鏡におけるテンプルの蝶番構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741523U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0550422B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1993-07-29 | Kobayashi Seisakusho |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP7457893U patent/JPH0741523U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0550422B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1993-07-29 | Kobayashi Seisakusho |
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