JPH0741585A - 封筒用フィルム - Google Patents

封筒用フィルム

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Publication number
JPH0741585A
JPH0741585A JP18512393A JP18512393A JPH0741585A JP H0741585 A JPH0741585 A JP H0741585A JP 18512393 A JP18512393 A JP 18512393A JP 18512393 A JP18512393 A JP 18512393A JP H0741585 A JPH0741585 A JP H0741585A
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JP
Japan
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film
water
polyvinyl alcohol
resin
envelope
Prior art date
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Pending
Application number
JP18512393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Gonda
貴司 権田
Masami Fukushima
正巳 福島
Shigenobu Hiraiwa
重信 平岩
Kiyobumi Tanaka
清文 田中
Yusuke Morita
雄介 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP18512393A priority Critical patent/JPH0741585A/ja
Publication of JPH0741585A publication Critical patent/JPH0741585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フィルムの少なくとも外表面に耐水化剤を塗布
し、封筒用窓張りフィルムとして十分使用に耐える耐水
性を有し、且つ、5〜70℃の水に容易に分散もしくは
溶解するフィルムを提供することを目的とする。 【構成】鹸化度50〜99モル%、平均重合度100以
上のポリビニルアルコール系樹脂からなるフィルムの少
なくとも外表面に耐水化剤を塗布してなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の鹸化度を有する
ポリビニルアルコール系樹脂からなるフィルムの片面も
しくは両面に耐水化剤を塗布することにより耐水性を向
上させ、しかも5〜80℃の水、好ましくは40〜70
℃の温水や、水蒸気に対して容易に分散もしくは溶解す
る機能を有する封筒用フィルム、特には封筒用窓張りフ
ィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に封筒用フィルム特には封筒
用窓張りフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂あるいはポリプロピレン、ポリスチレン等のオ
レフィン系樹脂からなる水に不溶性のフィルムが使用さ
れている。しかしこれらの樹脂からなる封筒用フィルム
ををリサイクルする場合、これらのフィルムは水に不溶
性であるので、一般の紙類と共にリサイクルを行うこと
ができず、特には封筒用窓張りフィルムの場合にはこの
フィルムを封筒より剥し取る工程が必要となり、リサイ
クルを非常に困難にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの従来の問
題点を解決するものであって、鹸化度50〜99モル
%、平均重合度100以上のポリビニルアルコール系樹
脂からなるフィルムの少なくとも外表面に耐水化剤を塗
布してなることを特徴とする封筒用フィルムを提供する
もので、これは十分な耐水性を備え、しかも常圧下で、
5〜70℃の水(もちろんそれより温度の高い熱水にも
溶解するし、加圧下であればそれより低い温度でも良
い)でも容易に分散もしくは溶解可能なフィルムであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者等は封筒用フィル
ムとして十分使用に耐える耐水性を有し、しかも常圧下
で5〜70℃の水に容易に分散あるいは溶解可能なフィ
ルムを鋭意検討した結果、鹸化度50〜99モル%、平
均重合度100以上のポリビニルアルコール系樹脂から
なるフィルムの少なくとも外表面に耐水化剤を塗布した
フィルムが、封筒用フィルムとして充分使用に耐える耐
水性を有し、しかも常圧下で5〜70℃の水に容易に分
散あるいは溶解可能であることを見いだし、本発明を完
成した。
【0005】本発明に使用可能なポリビニルアルコール
系樹脂としては酢酸ビニル、ギ酸ビニル等のビニルエス
テルあるいはt−ブチルビニルエーテル、トリメチルシ
リルビニルエーテル等のビニルエーテルを重合させた重
合体を酸あるいはアルカリで加水分解して得られる鹸化
度50〜99モル%、好ましくは60〜99モル%、重
合度100以上、好ましくは1000〜2000、より
好ましくは1000ー1700で常圧下で5〜70℃の
水に容易に分散もしくは溶解可能なポリビニルアルコー
ルである。
【0006】鹸化度が50モル%未満及び99モル%を
越えるポリビニルアルコール系樹脂を使用した場合は、
70℃以下の温水に分散あるいは溶解が困難であり、好
ましくない。重合度が100未満のポリビニルアルコー
ルは機械的強度が劣りやすく、2000超はコスト高に
なりやすい。
【0007】また前記のポリビニルアルコールをリン酸
化、硫酸化、エーテル化させたポリビニルアルコール誘
導体、更に酢酸ビニルモノマーとアリルアルコール或は
アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸等の
不飽和カルボン酸を共重合させた共重合体を加水分解す
ることにより得られる変性ポリビニルアルコールのうち
40〜70℃の温水に分散或は溶解可能なものならば同
様に使用可能である。
【0008】本発明の封筒用フィルムには、必要に応じ
て、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、キトサン誘導体、澱
粉、キサンタンガム、カラギナン等の多糖類、ポリアク
リル酸またはその誘導体、ポリアクリルアミド、ポリ−
N−ビニルピロリドン、スチレン−無水マレイン酸共重
合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレ
ンオキサイド等の水溶性高分子などの水溶性樹脂、グリ
セリン、エチレングリコ−ル等の多価アルコールあるい
はエタノールアミン等の可塑剤、ノニオン性あるいはア
ニオン性界面活性剤、シリカ、硫酸亜鉛、硫酸コバル
ト、酢酸第一錫、蟻酸鉛及び臭化マンガンなどの着色防
止剤またはフィルムの透明性(透視性)を損なわない程
度に顔料または染料なども添加することができ、また表
面を梨地模様として艶消し状とすることもできる。更
に、上記の水溶性樹脂をコーテイングしたり、フィルム
状にして積層することもできる。フィルムの内表面、外
表面あるいは積層コーテイングしたものにあっては、そ
の界面に印刷を施すこともできる。
【0009】本発明で使用されるポリビニル系樹脂フィ
ルムは、溶液キャステイング成形法、溶融キャステイン
グ成形法あるいは溶融押し出し成形法等の公知の方法で
製造されたフィルムが用いられる。フィルムの耐水性、
機械的強度を向上させるために熱処理または延伸を加え
ても良い。
【0010】本発明で使用される耐水化剤としては、得
られる封筒が水溶性を損なわない限り、吸水率の低いポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、三フッ
化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン樹脂、シリコー
ン系樹脂(シラン、シランカップリング剤を含む)が好
適であるが、特に給水率が0〜0.5%であるウレタン
樹脂が好ましい。ウレタン樹脂としては、耐水性を向上
させるものであれば特に制限はない。塗布厚は得られる
封筒用フィルムが水溶性を損なわなければ、特に制限は
ないが、通常1〜10μm以下、好ましくは2〜8μm
である。1μm未満の場合はピンホールなどが生じてい
て封筒用フィルムとして十分使用可能な耐水性が得られ
ないことが多く、また10μmを越える場合は常圧下で
70℃以下の温水への分散性あるいは溶解性が悪くなり
やすく、耐水化剤がフィルム状に残存しやすくなるので
実用的でない。ポリビニルアルコール系樹脂フィルムへ
のウレタン樹脂などの塗布方法としては、グラビア、リ
バース或はスプレー等の従来公知の方法で行うことがで
き、必要に応じて乾燥、熱処理を行うことができる。耐
水化剤は封筒としたとき、外側となる面に塗布すればよ
いが、内外両面に塗布してもよい。
【0011】
【作用】一般の紙類と共にリサイクルを行うことがで
き、特に窓張り封筒の場合には、リサイクル時に窓張り
封筒から窓張り用フィルムを剥し取る工程が不要とな
り、窓張り付き封筒のリサイクルが容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的態様を実施例及び比較
例により説明するが本発明はこれにより限定されるもの
ではない。
【0013】(実施例)表1に示す各種ポリビニルアル
コールを、水に加熱溶解し、この溶液をシート厚100
μmのポリエチレンテレフタレート樹脂に乾燥後の厚み
が35μmになるようにバーコーターにて塗布し、12
0℃で10分間乾燥した後、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂から剥離して得られたポリビニルアルコールフィ
ルムのみを200℃で30秒間熱処理を行った。
【0014】上記操作で得られた試料にウレタン樹脂
〔大日本インキ化学工業(株)製METNo.17ー1
0〕をバ−コ−タ−にてフィルムの片面或は両面に塗布
し80℃で30秒間熱風乾燥した。このように耐水化処
理を行ったポリビニルアルコール系樹脂フィルムに関し
て、後に評価試験の項の(1)、(2)で述べる水溶性
試験及び耐水性試験を行い、それに基づいて、各フィル
ムの評価を行い、結果を表1に示した。No.1及びNo.
5のフィルムは、50℃の温水中攪拌1時間で分散し、
No.2,No.3及びNo.4のフィルムは50℃の温水中
攪拌1時間後に溶解した。耐水性については、全てのフ
ィルムについて変形は認められなかった。
【0015】
【表1】
【0016】(比較例1)表2に示すポリビニルアルコ
ールを実施例と同様な方法によりフィルム化した後、バ
ーコーターでウレタン樹脂をフィルムの片面あるいは両
面に塗布し、80℃で30秒間熱風乾燥した。結果を表
2に示した。No.1 及びNo.4のフィルムは50℃の温
水中攪拌5時間でも分散あるいは溶解しなかったが、耐
水性試験ではフィルムの変形は認められなかった。No.
3のフィルムは50℃の温水に溶解したが、耐水性試験
ではフィルムの変形が認められた。No.2のフィルム
は、機械的強度が小さくフィルム化ができなかった。
【0017】
【表2】
【0018】(比較例2)ポリエチレンテレフタレート
系樹脂フィルム(15μm)に関して水溶性試験と耐水
性試験をおこなつた。結果は耐水性試験ではフィルムの
変形は認められず良好であつたが、50℃の温水には分
散あるいは溶解は認められず不良であった。
【0019】(評価試験方法) (1)水溶性試験 50℃の温水中にフィルムを漬けて、変化を確認した。 〇:溶解、△:分散、×:不溶。 (2)耐水性試験 60℃、80%の恒温恒湿槽中に1時間放置した後のフ
ィルムの変化を確認した。 〇:変形なし、×:変形あり。
【0020】
【発明の効果】本発明における封筒用フィルムは、従来
のポリエチレンテレフタレート系樹脂あるいはポリプロ
ピレン、ポリスチレン等のオレフィン系樹脂等の封筒用
フィルムあるいは封筒用窓張りは理フィルムとは異な
り、常圧下で5〜70℃の水に分散或いは溶解する。従
って、封筒をリサイクルする場合、ポリエチレンテレフ
タレート系樹脂或いはオレフィン系樹脂を封筒用窓張り
フィルムとして用いた封筒は、これらのフィルムが水も
しくは温水に不溶のため一般の紙と共にリサイクルを行
うことができず、特に封筒用窓張りフィルムの場合に
は、一度封筒からこれらのフィルムを剥し取らなければ
ならないが、本発明の封筒用フィルムは、この作業をす
る必要がないし、一般の紙類と共にリサイクルを行うこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 清文 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内 (72)発明者 森田 雄介 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鹸化度50〜99モル%、平均重合度10
    0以上のポリビニルアルコ−ル系樹脂からなるフィルム
    の少なくとも外表面に耐水化剤を塗布してなることを特
    徴とする封筒用フィルム。
JP18512393A 1993-07-27 1993-07-27 封筒用フィルム Pending JPH0741585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18512393A JPH0741585A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 封筒用フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18512393A JPH0741585A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 封筒用フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741585A true JPH0741585A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16165276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18512393A Pending JPH0741585A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 封筒用フィルム

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JP (1) JPH0741585A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541573A (ja) * 2006-07-05 2009-11-26 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 水溶性基材
US8106934B2 (en) 2006-12-26 2012-01-31 Ricoh Company, Ltd. Image processing method, and image processor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541573A (ja) * 2006-07-05 2009-11-26 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 水溶性基材
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