JPH0741665Y2 - 自走式操向可能な車輪装置 - Google Patents

自走式操向可能な車輪装置

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JPH0741665Y2
JPH0741665Y2 JP1991072078U JP7207891U JPH0741665Y2 JP H0741665 Y2 JPH0741665 Y2 JP H0741665Y2 JP 1991072078 U JP1991072078 U JP 1991072078U JP 7207891 U JP7207891 U JP 7207891U JP H0741665 Y2 JPH0741665 Y2 JP H0741665Y2
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Inventor
利秋 高村
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岳南光機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は直進する場合に、安定手
段により安定した直進走行を可能とする自走式操向可能
な車輪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自走式操向可能な車輪装置は、車
輪をフォ−クで回転自在に支持し、該フォ−クには操向
杆が連結され、その操向杆の上部に直接若しくは減速機
を介してハンドルを取付け、且つフォ−クに駆動モ−タ
−を装着し、この駆動モ−タ−で車輪を駆動できるよう
にしたものである。そして、この車輪装置の操舵を安定
する手段として、特開昭61−205559号には、操
舵軸の回転を歯車機構にて減速し、外周面に所要の角度
にわたり、左右対称の複数個のカム面を有し、内面に前
記歯車機構と噛み合う歯車を有するカムリングへ伝達
し、前記カム面を押圧子にて押圧し、前記操舵軸の中立
位置においてイニシャルトルクを加え、前記操舵軸と共
に回転する操舵ハンドルの切り込みに伴い漸減するトル
クを付加するように構成された自動車の操舵安定装置が
開示されている。更に、昭和26年2 月10日発行の機
械器具設計便覧(発行者太陽閣)の259頁〜265頁
には、クリックモ−ションとその応用例として、安定手
段がカム体に弾発的に圧接させたピン状部材を用いるこ
とが記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の車輪装置に
おいて、走行中の方向転換はハンドルの操作によって自
由にできるが、直進する場合に、走行中運手者はハンド
ルを直進する位置に手で保持し続けなければならず、
又、直進位置にないハンドルを直進位置に戻すのに手で
戻すため遅くなり、しかもその位置が正確に戻せずハン
ドルを微調整して修正する操作を余儀無くされ、正確な
直進走行になるまで時間を要する。このことは、特に道
路区画線塗布装置等の直線走行が多く正確さを必要とす
る装置に用いた場合、方向転換後に直線のラインを道面
に塗布するにしても、正確な直線になるまで時間がかか
るため、初めの直線部分は幾分蛇行した状態で塗布され
たり、又、正確な直線走行に移行してもハンドルはその
位置に常時手で保持し続けなければならず、この手の車
輪装置では、直進性及び作業性に問題があった。
【0004】また、特開昭61−205559号では、
直進位置にないハンドルを積極的に中立位置(直進位
置)に復帰し保持することができるが、複雑な歯車機構
を用いる関係上、極めてコスト高となる欠点を有してい
た。更に、機械器具設計便覧のクリックモ−ション機構
は、速動させること、一定位置で止めること及び振動等
による緩みや移動を避ける場合等に使用するものであっ
て、どの位置でも戻る構造でなく、これを車輪装置に使
用しても直進位置にないハンドルが自動的に戻らず、手
で戻す必要があるという問題点を有していた。
【0005】本考案は上記従来の問題点に鑑み、これを
解決せんとするものであり、つまり直進走行する場合
に、直進走行の立上りを早くし、且つハンドルを常時手
で保持しなくても安定した直進性が可能な自走式操向可
能な車輪装置を提供するにある。他の目的は、複雑でな
く簡単で安価な安定手段を備えた自走式操向可能な車輪
装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は車輪(1)を回
転自在に支持するフォ−ク(2)あるいはフォ−ク
(2)と連結した操向杆(6)には、それらに固着する
外周全体が凹部(91a)から左右離れるに従って漸次中
心径を大きくしたハ−ト型カム(91)と、該ハ−ト型カ
ム(91)の外周に弾発的に圧接させたピン(92)と、該
ピン(92)を支持する回転自在なレバ−(94)と、該レ
バ−(94)を弾性付与するスプリング(95)とから成る
直進走行の安定手段(9)を設けている。
【0007】
【作用】次に本考案の作用を実施例に対応する図を基に
説明すると、ハンドル(7)を切って方向転換した状態
では車輪(1)は直進方向に向いておらず、従ってハ−
ト型カム(91)の凹部(91a)はピン(92)から外れた
位置に回転されている。この状態でハンドル(7)から
手を離すと、凹部(91a)から左右離れるに従って漸次
中心半径を大きくしたハ−ト型カム(91)はその外周に
圧接したピン(92)によって自動的に速く直進方向に回
され、それに伴って操向杆(6)も回される。やがてハ
−ト型カム(91)の凹部(91a)がピン(92)に接近
し、ある程度まで接近すると、ゆるやかに落ち込んだ凹
部(91a)の中心に向って、常時レバ−(94)により弾
発的に圧接されたピン(92)が落ち込む。この際にハ−
ト型カム(91)は一時急激に回転した後回転を停止す
る。つまりハンドル(7)は手で回さなくても自動的に
直進方向に速く回されるのである。そしてピン(92)が
凹部(91a)中心の奥まで落ちると、ピン(92)は安定
した状態になり、ハ−ト型カム(91)も回転を停止し、
ハンドル(7)を手で回さない限りハ−ト型カム(91)
は安定した直進状態の位置に保持される。このことによ
り、車輪(1)は正確な直進状態で安定的に走行できる
のである。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。(1)は車輪、(2)は車輪(1)を下方で回転自
在に支持するフォ−ク、(3)は車輪(1)の車軸であ
る。(4)はフォ−ク(2)に取付けた駆動装置であ
り、通常油圧や電動のモ−タ−を使用する。(5)は車
輪(1)に駆動装置(4)の動力を伝動するベルト、
(6)は下端をフォ−ク(2)の上端に連結した操向杆
であり、この操向杆(6)の回動運動をフォ−ク(2)
に連動して回動するように連結させている。(7)はハ
ンドル、(8)は操向杆(6)とハンドル(7)の中間
に設けた減速機であり、ハンドル(7)の回転操作を軽
くするためのものである。(9)は安定手段であり、こ
れは、操向杆(6)あるいはフォ−ク(2)に固着し、
外周に凹部(91a)を有し、この凹部(91a)から左右に
離れるに従って外周の中心半径を漸次大きくしたハ−ト
型カム(91)と、該ハ−ト型カム(91)の外周に常時弾
発的に圧接させたピン(92)と、該ピン(92)を直角に
突出させて支持し、支軸(93)を中心に回動自在なレバ
−(94)と、該レバ−(94)を弾性付与するスプリング
(95)とから成る。ピン(92)はハ−ト型カム(91)に
圧接する関係上、摩耗するので通常ロ−ラ−ピンが使用
される。又、ハ−ト型カム(91)の凹部(91a)にピン
(92)が入り込んだ状態では、車輪(1)が直進状態を
呈しているように、ハ−ト型カム(91)を操向杆(6)
あるいはフォ−ク(2)に固着させる。
【0009】
【考案の効果】このように本考案は外周形状が凹部(91
a)から左右に離れるに従って中心半径が漸次大きくし
たハ−ト型カム(91)を有する安定手段(9)を設けた
ことにより、直進位置にないハンドル(7)を直進位置
に戻す場合に、どの位置でハンドル(7)を手放して
も、自動的に直進位置に戻るようにすることが可能とな
り、ハンドル(7)を直進位置にすべき何度も調整する
必要もなく、且つ直進走行中はハンドル(7)操作も不
要であるから操作性が簡単であり、且つ、本考案の安定
手段(9)の構成は従来の歯車機構を用いたものに比べ
極めて簡単な構成であるから、安価にできると共にその
保守も容易となる。
【0010】又、安定した直進状態になるのに立上りが
早く、従来のように初期に左右に蛇行するようなことも
なく、且く直進走行中においてもハンドル(7)から手
が離せ、特に直進作業の多い自走式道路区画塗布装置に
使用すると、引いた直線ラインは初めから真っ直で蛇行
することもなく、又、ハンドル(7)に気を取られる必
要がないため、ラインの状況により施工の速度及び路材
の供給量等の調整作業に専念でき、良好な施工ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 フォ−ク 4 駆動装置 6 操向杆 7 ハンドル 8 減速機 9 安定手段 91 ハ−ト型カム 91a 凹部 92 ピン 94 レバ− 95 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪(1)を支持するフォ−ク(2)
    に、直接若しくは減速機(8)を介してハンドル(7)
    と連結する操向杆(6)を取付け、且つ前記フォ−ク
    (2)に前記車輪(1)を駆動する駆動装置(4)を有
    する自走式操向可能な車輪装置において、前記操向杆
    (6)あるいは前記フォ−ク(2)には、それらに固着
    する外周全体が凹部(91a)から左右離れるに従って中
    心径を漸次大きくしたハ−ト型カム(91)と、該ハ−ト
    型カム(91)の外周に弾発的に圧接させたピン(92)
    と、該ピン(92)を支持する回転自在なレバ−(94)
    と、該レバ−(94)を弾性付与するスプリング(95)と
    から成る直進走行の安定手段(9)を設けたことを特徴
    とする自走式操向可能な車輪装置。
JP1991072078U 1991-08-13 1991-08-13 自走式操向可能な車輪装置 Expired - Fee Related JPH0741665Y2 (ja)

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JPH0516557U JPH0516557U (ja) 1993-03-02
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JPS4921940U (ja) * 1972-05-30 1974-02-25
WO2009057674A1 (ja) * 2007-11-01 2009-05-07 Daikin Industries, Ltd. 電機子用磁芯及びその製造方法、電機子、回転電機、圧縮機

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US4331446A (en) * 1980-05-05 1982-05-25 Epa Energy Products, Inc. Synthetic coal log
JPS61205559A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Shigeru Manabe 自動車の操舵安定装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
小間登「機械器具設計便覧」(昭35−3−20)太陽閣P.259−265「第6節クリックモーションとその応用」,P.365−367「カム及びその応用」

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