JPH0741678Y2 - ポッドプロペラ - Google Patents
ポッドプロペラInfo
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- JPH0741678Y2 JPH0741678Y2 JP13766089U JP13766089U JPH0741678Y2 JP H0741678 Y2 JPH0741678 Y2 JP H0741678Y2 JP 13766089 U JP13766089 U JP 13766089U JP 13766089 U JP13766089 U JP 13766089U JP H0741678 Y2 JPH0741678 Y2 JP H0741678Y2
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- propeller
- pod
- blade angle
- shaft
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は船舶の推進器たるポッドプロペラに係り、詳
しくは実翼角の電気式フィードバック装置を具備したポ
ッドプロペラに関する。
しくは実翼角の電気式フィードバック装置を具備したポ
ッドプロペラに関する。
近時、船舶の推進器としてポッドプロペラなるものが用
いられるようになって来た。ポッドプロペラは第4図
(a)に示す従来のラインシャフト式に対し、同図
(b)に示すようにプロペラ4を水流の方向に沿わせる
ことが出来るため、振動、キャビテーションの改善およ
び機関Mの配置上の利得があり、特に高速船ないし高速
艇の推進システムとして一つの可能性を持っていると言
える。反面、ポッドプロペラ1は特に高速の船舶におい
てポッド3およびこれを支えるストラット2の流体抵抗
の存在による推進性能の低下の問題があり、これを極小
化するための技術的対応が要求される。なお図中、Hは
船体を示す。
いられるようになって来た。ポッドプロペラは第4図
(a)に示す従来のラインシャフト式に対し、同図
(b)に示すようにプロペラ4を水流の方向に沿わせる
ことが出来るため、振動、キャビテーションの改善およ
び機関Mの配置上の利得があり、特に高速船ないし高速
艇の推進システムとして一つの可能性を持っていると言
える。反面、ポッドプロペラ1は特に高速の船舶におい
てポッド3およびこれを支えるストラット2の流体抵抗
の存在による推進性能の低下の問題があり、これを極小
化するための技術的対応が要求される。なお図中、Hは
船体を示す。
一般にポッドの特に外径寸法はポッド内に組み込まれる
機器によって決定される。プロペラの駆動電動機を組み
込む場合には、寸法を縮小するために超伝導モータの採
用などが考えられているが、通常のポッドプロペラは駆
動原動機を船内に装備して動力伝達のために傘歯車を用
いる。つまり、ポッドプロペラの一種で低速船を対象に
した従来公知の旋回スラスタにおいては、ストラットを
通って来た入力軸の伝達トルクがポッド内の傘歯車によ
って直角に曲げられ、プロペラを駆動する方式である
(例えば、特開昭58−161689号、特開昭52−15085号、
特開昭50−20493号公報参照)。傘歯車の技術的進歩が
ポッドプロペラを生んだと言えなくもないが、上記従来
技術の場合にはポッド内の傘歯車が問題となる。
機器によって決定される。プロペラの駆動電動機を組み
込む場合には、寸法を縮小するために超伝導モータの採
用などが考えられているが、通常のポッドプロペラは駆
動原動機を船内に装備して動力伝達のために傘歯車を用
いる。つまり、ポッドプロペラの一種で低速船を対象に
した従来公知の旋回スラスタにおいては、ストラットを
通って来た入力軸の伝達トルクがポッド内の傘歯車によ
って直角に曲げられ、プロペラを駆動する方式である
(例えば、特開昭58−161689号、特開昭52−15085号、
特開昭50−20493号公報参照)。傘歯車の技術的進歩が
ポッドプロペラを生んだと言えなくもないが、上記従来
技術の場合にはポッド内の傘歯車が問題となる。
傘歯車の径を縮小するためのアイディアとしてプロペラ
2個として、機構的には入力軸に一体ないし一体的に取
り付けられたピニオンに2個のギヤを係合させ、それぞ
れのギヤでそれぞれ2個のプロペラを駆動する所謂2重
反転プロペラとしてやれば、通常のラインシャフト方式
の場合に比して容易に2重反転プロペラが実現できる
(例えば、特開昭51−122298号公報参照)。この場合、
推進器自身の効率向上と共に伝達馬力が半分になること
でギヤのひいてはポッドの外径寸法を縮小することがで
きる。
2個として、機構的には入力軸に一体ないし一体的に取
り付けられたピニオンに2個のギヤを係合させ、それぞ
れのギヤでそれぞれ2個のプロペラを駆動する所謂2重
反転プロペラとしてやれば、通常のラインシャフト方式
の場合に比して容易に2重反転プロペラが実現できる
(例えば、特開昭51−122298号公報参照)。この場合、
推進器自身の効率向上と共に伝達馬力が半分になること
でギヤのひいてはポッドの外径寸法を縮小することがで
きる。
ところで、2重反転プロペラは前述の如く推進器効率の
向上が得られるが、通常、これはピッチ一定の固定ピッ
チプロペラであるため、2つのプロペラの負荷分担のア
ンバランス、設計上および運航上のピッチ不適、微出力
運転、後進運転など固定ピッチプロペラに伴う種々の問
題がある。これらを解決することができるのが、可変ピ
ッチプロペラであるが、2個のプロペラ共に可変ピッチ
プロペラに代えることは構造上至難のわざである。つま
り、一般に可変ピッチプロペラでは、圧油を回転軸系
内にあるサーボモータに送り込むこと。実際の翼角信
号を回転軸系から取り出すことが必要であるが、これら
を、同時に前述の2個のプロペラについてコンパクト化
が要請されている狭隘なポッド内にそれぞれ配置するこ
とは必ずしも容易ではない。第5図に示すポッドプロペ
ラの一種であるサイドスラスタにおけるように従来の機
械式実翼角フィードバック装置では、図示する如くリン
クメカニズムLが多く採用され(この他にも例えば上記
特開昭58−161689号、特開昭50−20493号公報参照)、
その固有のスペースが必要なため、結局2重反転プロペ
ラ付ポッドプロペラにおいては可変ピッチプロペラの実
現は困難である。
向上が得られるが、通常、これはピッチ一定の固定ピッ
チプロペラであるため、2つのプロペラの負荷分担のア
ンバランス、設計上および運航上のピッチ不適、微出力
運転、後進運転など固定ピッチプロペラに伴う種々の問
題がある。これらを解決することができるのが、可変ピ
ッチプロペラであるが、2個のプロペラ共に可変ピッチ
プロペラに代えることは構造上至難のわざである。つま
り、一般に可変ピッチプロペラでは、圧油を回転軸系
内にあるサーボモータに送り込むこと。実際の翼角信
号を回転軸系から取り出すことが必要であるが、これら
を、同時に前述の2個のプロペラについてコンパクト化
が要請されている狭隘なポッド内にそれぞれ配置するこ
とは必ずしも容易ではない。第5図に示すポッドプロペ
ラの一種であるサイドスラスタにおけるように従来の機
械式実翼角フィードバック装置では、図示する如くリン
クメカニズムLが多く採用され(この他にも例えば上記
特開昭58−161689号、特開昭50−20493号公報参照)、
その固有のスペースが必要なため、結局2重反転プロペ
ラ付ポッドプロペラにおいては可変ピッチプロペラの実
現は困難である。
本考案の目的は、プロペラの配置を通常の2重反転プロ
ペラの如く2つのプロペラを直列に配置したタンデム形
でなく、2つのプロペラをポッドの前後端に配置した分
割形として2重軸の部分を排除した構成を対象とし、実
際の翼角信号を回転軸系から電気的に取り出して好まし
くは2つのプロペラを可変ピッチプロペラに構成せんと
することにある。
ペラの如く2つのプロペラを直列に配置したタンデム形
でなく、2つのプロペラをポッドの前後端に配置した分
割形として2重軸の部分を排除した構成を対象とし、実
際の翼角信号を回転軸系から電気的に取り出して好まし
くは2つのプロペラを可変ピッチプロペラに構成せんと
することにある。
上記目的達成のため、本考案にかかるポッドプロペラ
は、入力軸端部に設けた1つのピニオン傘歯車に2つの
ギヤ傘歯車を噛合し、このギヤ傘歯車それぞれに前記入
力軸と直角に設けたプロペラ軸がポッドを貫通した所に
スクリュープロペラを装備したポッドプロペラにおい
て、前記ポッドの長手方向の前後に装備されたプロペラ
の一方または両方を可変ピッチプロペラに構成し、前記
プロペラの翼を支持駆動および変節するプロペラハブ内
または隣接するプロペラ軸内に実際の翼角度の機械的な
変位を電気信号に変換する電気式翼角発信器を装備し、
前記プロペラ軸内に非接触で電磁誘導によって前記翼角
の電気信号を伝達する電磁誘導コイルからなる回転継手
を設け、前記入力軸の軸心部に軸受を介して支持された
チューブを装備し、このチューブ内に前記翼角信号を船
内へ伝達するための導線を導いて実翼角を船内に伝えて
実翼角の表示および翼角の制御に資するようにしたこと
を特徴とする。
は、入力軸端部に設けた1つのピニオン傘歯車に2つの
ギヤ傘歯車を噛合し、このギヤ傘歯車それぞれに前記入
力軸と直角に設けたプロペラ軸がポッドを貫通した所に
スクリュープロペラを装備したポッドプロペラにおい
て、前記ポッドの長手方向の前後に装備されたプロペラ
の一方または両方を可変ピッチプロペラに構成し、前記
プロペラの翼を支持駆動および変節するプロペラハブ内
または隣接するプロペラ軸内に実際の翼角度の機械的な
変位を電気信号に変換する電気式翼角発信器を装備し、
前記プロペラ軸内に非接触で電磁誘導によって前記翼角
の電気信号を伝達する電磁誘導コイルからなる回転継手
を設け、前記入力軸の軸心部に軸受を介して支持された
チューブを装備し、このチューブ内に前記翼角信号を船
内へ伝達するための導線を導いて実翼角を船内に伝えて
実翼角の表示および翼角の制御に資するようにしたこと
を特徴とする。
上記構成において、電気式翼角発信器により実際の翼角
度の機械的な変位を電気信号に変換し、その電気(翼
角)信号を電磁誘導コイルによる電磁誘導作用で電力移
送或いは電波移送することで実翼角を船内にフィードバ
ックする。つまり、在来の相当程度のスペースを必要と
する可変ピッチプロペラの機械式実翼角フィードバック
装置を電気式に置換し、その所要スペースの縮小を図っ
て、より複雑な構造になった2重反転プロペラ付ポッド
プロペラにも可変ピッチプロペラの組み込みを容易にす
る。
度の機械的な変位を電気信号に変換し、その電気(翼
角)信号を電磁誘導コイルによる電磁誘導作用で電力移
送或いは電波移送することで実翼角を船内にフィードバ
ックする。つまり、在来の相当程度のスペースを必要と
する可変ピッチプロペラの機械式実翼角フィードバック
装置を電気式に置換し、その所要スペースの縮小を図っ
て、より複雑な構造になった2重反転プロペラ付ポッド
プロペラにも可変ピッチプロペラの組み込みを容易にす
る。
この際、機械構造内部奥深く組み込まれた接近性の悪い
電気機器に対する信頼性を、接触摺動部を排除し、導線
(リード線)に機械的な外力が働かないようにして保持
する。
電気機器に対する信頼性を、接触摺動部を排除し、導線
(リード線)に機械的な外力が働かないようにして保持
する。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案にかかるポッドプロペラ1の一部切断側
面図である。
面図である。
図において、ポッドプロペラ1の外形的構成は、船体H
に固着されたストラット2と、このストラット2の下端
に設けたポッド3と、このポッド3の両端に対象的にプ
ロペラ軸8に連設されたプロペラハブ5と、このプロペ
ラハブ5に突設された流体と係合して推力を発生するプ
ロペラ翼4とからなる。なお、ストラット2は本図の如
く船体Hに固定する場合と旋回式スラスタのように軸受
を介して船体に支持され、旋回できるようにすることも
できる。
に固着されたストラット2と、このストラット2の下端
に設けたポッド3と、このポッド3の両端に対象的にプ
ロペラ軸8に連設されたプロペラハブ5と、このプロペ
ラハブ5に突設された流体と係合して推力を発生するプ
ロペラ翼4とからなる。なお、ストラット2は本図の如
く船体Hに固定する場合と旋回式スラスタのように軸受
を介して船体に支持され、旋回できるようにすることも
できる。
上記ストラット2はポッド3を船体Hより支持するとと
もに、駆動用入力軸14、変節用圧油管19、図示しないが
ポット3内の各機器の循環油管その他を内包する。スト
ラット2は流体抵抗を減ずるため極力痩せ形にする必要
がある。
もに、駆動用入力軸14、変節用圧油管19、図示しないが
ポット3内の各機器の循環油管その他を内包する。スト
ラット2は流体抵抗を減ずるため極力痩せ形にする必要
がある。
上記ポット3内にはプロペラ4を支持駆動するための一
連の機器が内包されている。ポッド3は流体抵抗を減ず
るために特に外径を小さく押さる必要がある。プロペラ
ハブ5内には各プロペラ翼4と係合するクロスヘッド6
が設けてあり、往復運動をプロペラ翼4の回転運動に変
えてプロペラのピッチ角を変更できるようになってい
る。このクロスヘッド6にはサーボピストン7が連結さ
れており、このピストン7によってプロペラハブ5内に
区画形成された油室5A、5Bにプロペラ軸8に形成された
圧油管路19Aが連通している。この圧油管路19Aにはプロ
ペラ軸8と最小隙間で嵌合した回転継手たる圧油導入環
12(これ自体は回転しない)を介して圧油管19が接続さ
れている。そして船体H内に設けた図示しない圧油ポン
プ、制御弁を介して制御された圧油が圧油管19から圧油
管路19Aを介して油室5Aないし5Bに送られるようになっ
ている。
連の機器が内包されている。ポッド3は流体抵抗を減ず
るために特に外径を小さく押さる必要がある。プロペラ
ハブ5内には各プロペラ翼4と係合するクロスヘッド6
が設けてあり、往復運動をプロペラ翼4の回転運動に変
えてプロペラのピッチ角を変更できるようになってい
る。このクロスヘッド6にはサーボピストン7が連結さ
れており、このピストン7によってプロペラハブ5内に
区画形成された油室5A、5Bにプロペラ軸8に形成された
圧油管路19Aが連通している。この圧油管路19Aにはプロ
ペラ軸8と最小隙間で嵌合した回転継手たる圧油導入環
12(これ自体は回転しない)を介して圧油管19が接続さ
れている。そして船体H内に設けた図示しない圧油ポン
プ、制御弁を介して制御された圧油が圧油管19から圧油
管路19Aを介して油室5Aないし5Bに送られるようになっ
ている。
なお、9は軸封装置でポッド3内への海水の侵入を防止
し、ポッド3内の油などの流出を防ぐ。10は軸受であ
り、プロペラ軸8を回転自在に支持、その反力をポッド
3に伝達する。
し、ポッド3内の油などの流出を防ぐ。10は軸受であ
り、プロペラ軸8を回転自在に支持、その反力をポッド
3に伝達する。
一方、上記左右のプロペラ軸8の内端にはそれぞれギヤ
傘歯車11が一体的又は一体に固着され、この2つのギヤ
傘歯車11に1つのピニオン傘歯車13が噛合している。こ
のピニオン傘歯車13には中空の入力軸14が一体的又は一
体に連結され、ストラット2内を通って船体H内まで延
設されている。従って、ピニオン傘歯車13は近似的には
半分の動力を伝える寸法で100%の動力伝達ができる。
入力軸14の上端には上部ギヤトレン16、17を有する。通
常、主機関(図示せず)の出力軸は水平配置される例が
多いので、このようなZドライブ型が多い。18は主機関
に連なる上部入力軸を示す。
傘歯車11が一体的又は一体に固着され、この2つのギヤ
傘歯車11に1つのピニオン傘歯車13が噛合している。こ
のピニオン傘歯車13には中空の入力軸14が一体的又は一
体に連結され、ストラット2内を通って船体H内まで延
設されている。従って、ピニオン傘歯車13は近似的には
半分の動力を伝える寸法で100%の動力伝達ができる。
入力軸14の上端には上部ギヤトレン16、17を有する。通
常、主機関(図示せず)の出力軸は水平配置される例が
多いので、このようなZドライブ型が多い。18は主機関
に連なる上部入力軸を示す。
なお、上記入力軸14は上下端を軸受15で支持されてお
り、反力をストラット2に伝える。この場合下側の軸受
15はプロペラ4が対称配置されているため、軸直角反力
が構造上釣り合うため負荷能力が小さくて良く、また、
入力軸14の曲げ応力が働かないため曲りがなく傘歯車1
1、13との歯当たりも通常のものより有利になる。
り、反力をストラット2に伝える。この場合下側の軸受
15はプロペラ4が対称配置されているため、軸直角反力
が構造上釣り合うため負荷能力が小さくて良く、また、
入力軸14の曲げ応力が働かないため曲りがなく傘歯車1
1、13との歯当たりも通常のものより有利になる。
上記の構成により、2重軸を排除した分割形の2重反転
プロペラが形成される。
プロペラが形成される。
本考案では2つのプロペラのうち少なくとも1つが可変
ピッチプロペラに構成され、そのプロペラの実翼角が電
気信号に変換されて船内へ送られるようになっている。
ピッチプロペラに構成され、そのプロペラの実翼角が電
気信号に変換されて船内へ送られるようになっている。
すなわち、プロペラ軸8内にはサーボモータピストン7
の変位を電気信号に変換するための電気式翼角発信器20
が設けられている。つまり、サーボモータピストン7の
変位が実翼角と1対1に対応しているので、この変位を
リニアシンクロ、リニアポテンショメータなどによって
電気信号に変換しようとするものである。
の変位を電気信号に変換するための電気式翼角発信器20
が設けられている。つまり、サーボモータピストン7の
変位が実翼角と1対1に対応しているので、この変位を
リニアシンクロ、リニアポテンショメータなどによって
電気信号に変換しようとするものである。
この翼角の電気信号(翼角信号ともいう)は導線24によ
って後述する電磁誘導型非接触回転継手21、導線支持装
置22等を経由して船内へ導かれる。
って後述する電磁誘導型非接触回転継手21、導線支持装
置22等を経由して船内へ導かれる。
第2図はその電磁誘導型非接触回転継手21の詳細を示
す。
す。
上記電気式翼角発信器20から出た導線24はプロペラ軸8
内を通ってリセス21jにコイル状に収納され、先端がコ
ネクタCに接続されている。このコネクタCから2次側
コイル21aへ導線24が、導通路21fからハウジング21gと
プロペラ軸8間の溝21iを通って導かれる。前記コネク
タCは導線24の全てが一度に着脱できるプラグ方式のも
のが好適である。
内を通ってリセス21jにコイル状に収納され、先端がコ
ネクタCに接続されている。このコネクタCから2次側
コイル21aへ導線24が、導通路21fからハウジング21gと
プロペラ軸8間の溝21iを通って導かれる。前記コネク
タCは導線24の全てが一度に着脱できるプラグ方式のも
のが好適である。
上記ハウジング21gは組立、分解の便を図ったものであ
る。つまり、ハウジング21gにコネクタCをプロペラ軸
8の外で結合したものをプロペラ軸8に組み込む時に導
線24がコイル状に上記リセス21j内に収納される。
る。つまり、ハウジング21gにコネクタCをプロペラ軸
8の外で結合したものをプロペラ軸8に組み込む時に導
線24がコイル状に上記リセス21j内に収納される。
このコイル状に収納された導線24の損傷防止のために熱
可塑性プラスチック注入口21eとこの注入口21eと同一構
造(図示せず)の空気抜き孔が設けてある。すなわち、
この注入口21eより熱可塑性プラスチックを注入すると
プラスチックが常温に戻った時、リセス21j内にある導
線24が固定され、プロペラ軸8が回転しても導線24が自
重や遠心力によって変位したり、擦れたり、力が掛かる
ことがなく、損傷が防止される。分割するときは、プロ
ペラ軸8の外部より温めやればプラスチックの可塑性を
取り戻し容易に分解できるようになる。その時、導線24
の絶縁材料はプラスチックの可塑性を取り戻す温度では
安定を保ち得るものを採用する必要がある。
可塑性プラスチック注入口21eとこの注入口21eと同一構
造(図示せず)の空気抜き孔が設けてある。すなわち、
この注入口21eより熱可塑性プラスチックを注入すると
プラスチックが常温に戻った時、リセス21j内にある導
線24が固定され、プロペラ軸8が回転しても導線24が自
重や遠心力によって変位したり、擦れたり、力が掛かる
ことがなく、損傷が防止される。分割するときは、プロ
ペラ軸8の外部より温めやればプラスチックの可塑性を
取り戻し容易に分解できるようになる。その時、導線24
の絶縁材料はプラスチックの可塑性を取り戻す温度では
安定を保ち得るものを採用する必要がある。
中空円筒形の1次側コイル21bの外周側に前述した2次
側コイル21aが遊嵌されている。この2次側コイル21aは
プロペラ軸8に一体的に取り付けられ、プロペラ軸8と
ともに回転する。実際には組立分解上の都合よりハウジ
ング21gを介してプロペラ軸8に取り付けられている。
内径はプロペラ軸8と軸心を等しくした中空円筒形で、
1次側コイル21bと電磁的に係合して翼角信号を伝達す
る。
側コイル21aが遊嵌されている。この2次側コイル21aは
プロペラ軸8に一体的に取り付けられ、プロペラ軸8と
ともに回転する。実際には組立分解上の都合よりハウジ
ング21gを介してプロペラ軸8に取り付けられている。
内径はプロペラ軸8と軸心を等しくした中空円筒形で、
1次側コイル21bと電磁的に係合して翼角信号を伝達す
る。
1次側コイル21bには中空軸21cが一体的に嵌着されてお
り、両端を軸受21dで支持され、1次側コイル21bの軸心
をプロペラ軸8の軸心に保持する。従って、この中空軸
21cはプロペラ軸8が回転しても回り止め23により静止
している。中空軸21cの周面には1次側コイル21bから出
た導線24の導入口21hが開設され、この導線24は軸端部
に設けられたコネクタCに接続されている。このコネク
タCは導線24の全てが一度に着脱できるプラグ方式のも
のが好適である。
り、両端を軸受21dで支持され、1次側コイル21bの軸心
をプロペラ軸8の軸心に保持する。従って、この中空軸
21cはプロペラ軸8が回転しても回り止め23により静止
している。中空軸21cの周面には1次側コイル21bから出
た導線24の導入口21hが開設され、この導線24は軸端部
に設けられたコネクタCに接続されている。このコネク
タCは導線24の全てが一度に着脱できるプラグ方式のも
のが好適である。
なお、図示していないが、通常電気式翼角発信器20の出
力をそのまま取り出した場合、温度、湿度の変化あるい
は経年変化などのために大きな誤差が生じることに鑑
み、電気式翼角発信器20の例えば電圧などを一度周波数
に変換して、この周波数の形で信号伝達を行うことがし
ばしば行われる。この場合、前記電磁誘導コイル21a、2
1bは、最初電力を回転軸内に設けられている周波数変換
器などに供給し、更に出てきた周波数の形になった信号
を場合によってはFMなどの形で取り出す2重の機能が付
与されることになる。しかし、電力の移送も電波の移送
も電磁誘導という概念に包含されるものであって、上記
の電磁誘導型非接触回転継手21とはこのような機能を有
する場合も含む。
力をそのまま取り出した場合、温度、湿度の変化あるい
は経年変化などのために大きな誤差が生じることに鑑
み、電気式翼角発信器20の例えば電圧などを一度周波数
に変換して、この周波数の形で信号伝達を行うことがし
ばしば行われる。この場合、前記電磁誘導コイル21a、2
1bは、最初電力を回転軸内に設けられている周波数変換
器などに供給し、更に出てきた周波数の形になった信号
を場合によってはFMなどの形で取り出す2重の機能が付
与されることになる。しかし、電力の移送も電波の移送
も電磁誘導という概念に包含されるものであって、上記
の電磁誘導型非接触回転継手21とはこのような機能を有
する場合も含む。
第3図は入力軸14の上下端に設けた導線支持装置22を示
す。
す。
中空の入力軸14内にチューブ22aが設けてあり、この上
下両端が軸受15で支持されている。このチューブ22aの
下端には上述と同様なコネクタCが設けられ、これより
チューブ22a内を導線24が上方の導線支持装置22に導か
れ、導線24に機械的な外力が働かないように保護してい
る。
下両端が軸受15で支持されている。このチューブ22aの
下端には上述と同様なコネクタCが設けられ、これより
チューブ22a内を導線24が上方の導線支持装置22に導か
れ、導線24に機械的な外力が働かないように保護してい
る。
22bはプラグを示し、必要に応じて上記と同様にここよ
り熱可塑性プラスチックをチューブ22a内に注入する。
この場合、空気抜き孔が別途必要なことは上記と同様で
ある。但し、チューブ22aは入力側14が回転しても回り
止め23により静止しているのでその必要性は少ない。
り熱可塑性プラスチックをチューブ22a内に注入する。
この場合、空気抜き孔が別途必要なことは上記と同様で
ある。但し、チューブ22aは入力側14が回転しても回り
止め23により静止しているのでその必要性は少ない。
上記中空軸21cとチューブ22aの回転防止用に設けた回り
止め23は、その反対端がポッド3又は船体Hに固着され
ているが、いずれも軸受21d、15の摩擦を支えるだけの
ものであり、あまり強力なものにして逆に軸受反力を発
生することのないよう配慮されている。
止め23は、その反対端がポッド3又は船体Hに固着され
ているが、いずれも軸受21d、15の摩擦を支えるだけの
ものであり、あまり強力なものにして逆に軸受反力を発
生することのないよう配慮されている。
以上説明したように、本考案によれば、実翼角フィード
バックを電気信号により行って装置の所要スペースの縮
小を図り、より複数な構造になったポッドプロペラにも
可変ピッチプロペラを組み込むことが可能になる。この
結果、高効率のポッドプロペラで且つ船舶の全域の運転
範囲を効率よくカバーすることができる。また、360°
任意の角度に旋回できなくとも例えば±35°程度旋回で
きれば、舵が不要になり、在来のラインシャフト式推進
器を上回る推進システムが実現できる。
バックを電気信号により行って装置の所要スペースの縮
小を図り、より複数な構造になったポッドプロペラにも
可変ピッチプロペラを組み込むことが可能になる。この
結果、高効率のポッドプロペラで且つ船舶の全域の運転
範囲を効率よくカバーすることができる。また、360°
任意の角度に旋回できなくとも例えば±35°程度旋回で
きれば、舵が不要になり、在来のラインシャフト式推進
器を上回る推進システムが実現できる。
また、実翼角を電気変換して送信するので、従来の機械
式フィードバックに比較して翼角の制御精度を向上させ
ることができる。
式フィードバックに比較して翼角の制御精度を向上させ
ることができる。
電磁誘導を利用した非接触型の回転継手をプロペラ軸に
組み込む等によって、接触摺動部を排除し、リード線に
機械的な外力が働かないようにして電気機器の信頼性を
高めている。
組み込む等によって、接触摺動部を排除し、リード線に
機械的な外力が働かないようにして電気機器の信頼性を
高めている。
第1図〜第3図は本考案にかかる実施例の説明図であっ
て、第1図は本案のポッドプロペラの一部切断側面図、
第2図は電磁誘導型非接触回転継手部の詳細図、第3図
は導線支持装置の詳細図である。 第4図(a)(b)は従来のラインシャフトプロペラと
ポッドプロペラとの概略配置比較図、第5図は従来の機
械式実翼角フィードバック装置の説明図である。 1……ポッドプロペラ、2……ストラット、3……ポッ
ド、4……プロペラ(翼)、8……プロペラ軸、11……
ギヤ傘歯車、13……ピニオン傘歯車、14……入力軸、20
……電気式翼角発信器、21……電磁誘導型非接触回転継
手(電磁誘導コイル)、22……導線支持装置、22a……
チューブ、24……導線、C……コネクタ。
て、第1図は本案のポッドプロペラの一部切断側面図、
第2図は電磁誘導型非接触回転継手部の詳細図、第3図
は導線支持装置の詳細図である。 第4図(a)(b)は従来のラインシャフトプロペラと
ポッドプロペラとの概略配置比較図、第5図は従来の機
械式実翼角フィードバック装置の説明図である。 1……ポッドプロペラ、2……ストラット、3……ポッ
ド、4……プロペラ(翼)、8……プロペラ軸、11……
ギヤ傘歯車、13……ピニオン傘歯車、14……入力軸、20
……電気式翼角発信器、21……電磁誘導型非接触回転継
手(電磁誘導コイル)、22……導線支持装置、22a……
チューブ、24……導線、C……コネクタ。
Claims (1)
- 【請求項1】入力軸端部に設けた1つのピニオン傘歯車
に2つのギヤ傘歯車を噛合し、このギヤ傘歯車それぞれ
に前記入力軸と直角に設けたプロペラ軸がポッドを貫通
した所にスクリュープロペラを装備したポッドプロペラ
において、 (a)前記ポッドの長手方向の前後に装備されたプロペ
ラの一方または両方を可変ピッチプロペラに構成し、 (b)前記プロペラの翼を支持駆動および変節するプロ
ペラハブ内または隣接するプロペラ軸内に実際の翼角度
の機械的な変位を電気信号に変換する電気式翼角発信器
を装備し、 (c)前記プロペラ軸内に非接触で電磁誘導によって前
記翼角の電気信号を伝達する電磁誘導コイルからなる回
転継手を設け、 (d)前記入力軸の軸心部に軸受を介して支持されたチ
ューブを装備し、このチューブ内に前記翼角信号を船内
へ伝達するための導線を導いて実翼角を船内に伝えて実
翼角の表示および翼角の制御に資するようにしたことを
特徴とするポッドプロペラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13766089U JPH0741678Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ポッドプロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13766089U JPH0741678Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ポッドプロペラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375099U JPH0375099U (ja) | 1991-07-29 |
| JPH0741678Y2 true JPH0741678Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31684805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13766089U Expired - Fee Related JPH0741678Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ポッドプロペラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741678Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115009489A (zh) * | 2022-05-22 | 2022-09-06 | 哈尔滨广瀚动力传动有限公司 | 一种电动对转对转桨推进吊舱 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP13766089U patent/JPH0741678Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375099U (ja) | 1991-07-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |