JPH074176A - シールド工事における地山崩壊探査方法 - Google Patents

シールド工事における地山崩壊探査方法

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JPH074176A
JPH074176A JP14191593A JP14191593A JPH074176A JP H074176 A JPH074176 A JP H074176A JP 14191593 A JP14191593 A JP 14191593A JP 14191593 A JP14191593 A JP 14191593A JP H074176 A JPH074176 A JP H074176A
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JP
Japan
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soil
resistance
vibration sensor
penetration resistance
stroke
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Application number
JP14191593A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshida
竹志 吉田
Tsutomu Mizutani
努 水谷
Manabu Nakano
学 仲野
Masao Sato
正雄 佐藤
Matsuo Tanaka
松男 田中
Eisuke Numaguchi
栄助 沼口
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tobishima Corp
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tobishima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド工事において、軟弱地盤でも地山部
と崩壊部の境界の判定を容易に精度良く行えるととも
に、地層が変化している場合、その地層変化を把握した
上で地山崩壊量を正しく評価できるようにする。 【構成】 振動センサ11と荷重センサ12を内蔵した
探査用ロッド10をシールド本体1の外周面から地中に
貫入させて、貫入ストロークを横軸とし、振動センサ出
力値と貫入抵抗を縦軸とするグラフ上で振動センサ出力
値および貫入抵抗が変化する変曲点を見出し、さらに変
曲点の前後の区間での振動センサ出力値と貫入抵抗から
事前に求めた較正データ上で各区間の土質を判別し、さ
きに求めた変曲点と貫入抵抗に土質を加えた複数の情報
から地山崩壊量を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド工事における地
山崩壊探査方法に係り、さらに詳しくいえば、地表面陥
没などの事故を未然に防止するためにシールド周辺地山
の崩壊状況を探査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、図8に示す
ように、先端に土圧計31を備えた探査用ロッド30を
油圧ジャッキなどの貫入装置32によりシールド本体1
の外周面から地中に貫入させ、土圧計受圧面の圧力変化
により土圧計31が地山に接触したと判断し、そのとき
の探査用ロッド30の貫入ストロークを地山までの距離
すなわち地山崩壊量とする方法がある。なお、図8にお
いて、33は土圧計31の出力信号を増幅する増幅器、
34は貫入装置32を作動させる油圧切換弁、35は流
量計式のストロークセンサ、36は表示盤、37は土圧
表示計、38はストローク表示計、39はシールド周辺
の乱されていない地山部、40は掘削の影響によりゆる
みを生じた崩壊部、Sは地山崩壊量を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、探査
用ロッドの先端土圧が相対的に上昇する現象のみをとら
えて地山の崩壊位置および崩壊量を推定しようとするも
のであるため、以下述べるような問題点を有していた。
【0004】(1)軟弱地盤では、ロッド先端の圧力変
化が顕著に現われない場合がある。その場合は、地山の
土質、深度、土圧計受圧面の面積などを考慮して、ある
一定の地山接触圧力が立ったときの貫入ストロークを地
山までの距離としているが、対象地山の土質を事前に把
握しておく必要があり、そのために別途手段を講じなけ
ればならない。
【0005】(2)貫入方向で地層が変化している場
合、地層変化により探査用ロッドの先端土圧が変化して
しまい、例えば砂層から粘性土層への急激な地層変化が
あった場合、粘性土層では砂層に比べて先端土圧が小さ
くなるため、崩壊量が大きくなったとの誤った判断を下
す可能性がある。また、掘進方向で地層が変化している
場合、砂層での崩壊位置土圧が粘性土層での崩壊位置土
圧より高いため、地層が粘性土層から砂層に変化したと
き、崩壊しているにも拘らず崩壊していないとの誤った
判断を下す可能性があるといったように、地層の変化を
把握できないことによる判断ミスが生じやすい。
【0006】本発明の目的は、軟弱地盤での地山部と崩
壊部との境界の判定が容易で、地山崩壊量を精度良く求
めることができ、また地層が変化している場合には、そ
の地層変化を把握した上で地山崩壊量を正しく評価でき
るようにしたシールド工事における地山崩壊探査方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、振動センサと荷重センサとを
内蔵した探査用ロッドをシールド外周面から地中に貫入
させ、ロッド貫入時に発生した振動を検出する振動セン
サの出力信号、貫入抵抗を検出する荷重センサの出力信
号および貫入ストロークを検出するストロークセンサの
出力信号を処理装置に入力して、ストロークを横軸と
し、振動センサ出力値および貫入抵抗を縦軸とするグラ
フを出力させ、このグラフ上で振動センサ出力値および
貫入抵抗が変化する変曲点を見出し、さらに、あらかじ
め土の粒径別に求めた振動センサ出力値と貫入抵抗との
関係から変曲点の前後のストローク区間での振動センサ
出力値と貫入抵抗とに対応する各区間ごとの土質を判別
し、さきに求めた変曲点と、その前後のストローク区間
での貫入抵抗に各区間ごとの土質を加えた複数の情報か
ら地山の崩壊量を推定することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記グラフ上で変
曲点を見出せなかった場合、あらかじめ土の粒径別に求
めた振動センサ出力値と貫入抵抗との関係から全ストロ
ーク区間を通しての振動センサ出力値と貫入抵抗のそれ
ぞれの平均的な値に対応する土質を判別し、今回の探査
で得られた貫入抵抗および土質の各情報を掘進方向後方
地点での前回探査時に得られた貫入抵抗および土質の各
情報とそれぞれ比較することによって地山の崩壊量を推
定することを特徴とする。
【0009】
【作用】振動センサは探査用ロッドを地中に貫入させた
際に外部の土粒子の破砕や土粒子相互の摩擦により発生
する振動およびロッド先端と土との摩擦により発生する
振動を電気信号に変換して出力するもので、具体的には
加速度センサまたはAE(アコースティック エミッシ
ョン)センサなどが用いられる。
【0010】荷重センサは探査用ロッドの先端が受ける
静的貫入抵抗を電気信号に変換して出力し、ストローク
センサは探査用ロッドの貫入ストロークを電気信号に変
換して出力する。
【0011】特開昭63−279141で詳しく述べら
れているように、振動センサとして加速度センサを用い
た場合、探査用ロッドを地中に貫入させた際に検出され
る振動加速度の実効値は土の粒径によって異なり、粒径
が大きいほど実効値レベルは大きくなる傾向がある。た
だし、同じ土でも締まり具合によって実効値レベルは異
なり、密度あるいは拘束圧が増加するとともに実効値レ
ベルは大きくなる。また、これに伴って荷重センサで検
出される貫入抵抗も増加する。
【0012】図4のように縦軸に振動加速度の実効値レ
ベルを、横軸に貫入抵抗をそれぞれとり、両対数グラフ
で表わすと、どの土質においても貫入抵抗の増加ととも
に振動加速度の実効値レベルがほぼ直線的に増加し、そ
の実効値レベルの増分(図における直線の傾き)は土質
によって異なり。土の粒径が大きいほど、傾きが大きく
なること、直線の延長はほぼ同じ点に集まることがわか
っている。
【0013】本発明では、図4に示したような土の粒径
別の振動加速度と貫入抵抗との関係を事前に較正データ
として求めておき、以下述べるように崩壊探査を行う対
象地山の土質判別に利用する。
【0014】振動センサとして加速度センサを用いた場
合を例にとって説明すると、地山崩壊探査の手順とし
て、まず探査用ロッドをシールド外周面から地中に貫入
させ、このときの加速度センサ、荷重センサおよびスト
ロークセンサのそれぞれの出力信号を処理装置に入力し
て、ストロークを横軸とし、振動加速度(実効値)と貫
入抵抗を縦軸とするグラフを出力させる。このグラフ上
で振動加速度と貫入抵抗の変曲点が見出された場合は、
事前に求めた較正データ上で変曲点の前後のストローク
区間での振動加速度と貫入抵抗とに対応する各区間の土
質を判別する。その結果、両区間の土質が同じであれ
ば、変曲点を地山部と崩壊部との境界と認識でき、両区
間の土質が同じでなければ、貫入方向で地層の変化があ
ったことがわかるので、その地層変化を把握した上で地
山崩壊量を正しく評価できる。
【0015】また、前記グラフ上で変曲点を見出せなか
った場合は、全ストローク区間を通しての振動加速度と
貫入抵抗のそれぞれの平均的な値に対応する土質を較正
データ上で判別し、今回の探査で得られた貫入抵抗およ
び土質の各情報を掘進方向後方地点での前回探査時に得
られた貫入抵抗および土質の各情報とそれぞれ比較する
ことにより、掘進方向で地層の変化があった場合、その
地層変化を把握した上で地山崩壊量を正しく評価でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図7により説
明する。
【0017】図1は本発明の一実施態様を示す図で、シ
ールドの形式は任意であるが、一例として土圧式シール
ドに適用した場合を示す。図中、1はシールド本体、2
はシールド本体を切羽側と機内側とに区画する隔壁、3
はシールド本体の前部に回転自在に支持され、地山を掘
削するカッタヘッド、4はギャ5とセンタシャフト6を
介してカッタヘッド3に回転力を伝達するカッタ駆動装
置、7は掘削土砂を取り込み撹拌し、切羽を保持するた
めの撹拌室、8は撹拌室から土砂を搬出するスクリュコ
クベア、9はシールド本体を推進するシールドジャッキ
である。
【0018】10は地山の崩壊探査のためシールド本体
1の外周面から地中に貫入される探査用ロッド、11は
探査用ロッド10に内蔵された振動センサ、12は同じ
く荷重センサ、13は探査用ロッド10を貫入させる油
圧ジャッキなどの貫入装置、14は探査用ロッド10の
貫入反力をとるためシールド本体に取り付けられた反力
受け、15は探査用ロッド10とシールド本体との間に
設置された土砂シールであり、振動センサ11と荷重セ
ンサ12の出力信号は信号線16により処理装置17に
伝送される。
【0019】図2は地山崩壊探査装置のシステム構成を
示す詳細図である。以下、振動センサとして加速度セン
サを用いた例について説明するが、AEセンサなどの他
の振動センサに代えてもよい。
【0020】図2に示すように探査用ロッド10は、パ
イプ状をした本体部分10aと、本体部分10aに対し
て微小変位可能なように装着された先端コーン部10b
とで構成され、本体部分10aに貫入装置13が連結さ
れている。加速度センサ11は先端コーン部10bの内
面に取り付けられ、ロッド貫入時に土粒子の摩擦、破砕
によって先端コーン部10bに発生した振動を検出す
る。この加速度センサ11の出力信号は増幅器18で増
幅し、さらに実効値変換器19で振動加速度の実効値に
対応する信号として処理装置17に入力される。円筒状
をした荷重センサ(ロードセル)12は、その前端を先
端コーン部10bに、後端をロッド本体部分10aに内
奥部にそれぞれ固着されていて、ロッド貫入時に先端コ
ーン部10bが受ける静的貫入抵抗を検出し、その出力
信号は増幅器20で増幅して処理装置17に入力され
る。21は探査用ロッド10の貫入ストロークを検出す
るストロークセンサで、その出力信号は増幅器22で増
幅して処理装置17に入力される。ストロークセンサ2
1は、探査用ロッド10に機械的に連動するポテンショ
メータ式のストロークセンサでもよいし、図8に示すよ
うな流量計式のストロークセンサでもよい。処理装置1
7は以上3種類の入力信号をサンプリングし、これらの
収集した実測データを横軸にストロークをとり、縦軸に
振動加速度の実効値と貫入抵抗をとって表示したグラフ
として記録計(X−Yレコーダ)23より出力させる。
【0021】次に、上記装置を用いて行う地山崩壊探査
方法について具体的に説明する。
【0022】通常時の地山崩壊探査の手順は図3に示す
通りである。まず、処理装置17を初期設定した後、探
査用ロッド10を地中に貫入させ、振動センサ11、荷
重センサ12、ストロークセンサ21をそれぞれの出力
信号を処理装置17に入力して、ストロークを横軸と
し、振動加速度の実効値と貫入抵抗を縦軸とするグラフ
を出力させる。いま、図5に示すようなグラフが出力さ
れたとすると、このグラフ上で振動加速度および貫入抵
抗のレベルが変化する変曲点を見出し、変曲点を境にし
てストロークを前後の区間A,Bに区切る。そして、こ
れらの各区間ごとに較正データを用いて土質を判別す
る。較正データは、〔作用〕の項で述べたように、較正
実験により事前に把握した土の粒径別の振動加速度と貫
入抵抗との関係を両対数グラフで表したもので、図6に
示すように、較正グラフ上に区間Aにおける振動加速度
VA、貫入抵抗RAの交点A′と、区間Bにおける振動
加速度VB、貫入抵抗RBの交点B′をそれぞれとり、
これら2点A′,B′が同一粒径の直線上にあるなら
ば、両区間A,Bの土質は同一と判定される。この場合
は、両区間A,Bの土質が同一であり、かつ貫入抵抗が
RA<RBの関係にあることから、さきに求めた変曲点
が図1に示した地山部39と崩壊部40との境界と判断
することができ、変曲点までの貫入ストロークから崩壊
量Sを推定できる。
【0023】ここで、貫入方向で地層が変化している場
合を考える。一般に乱されていない地山では、標準貫入
試験によれば、土の粒径が大きいほどN値が大きくなる
傾向がある。例えば、地層が砂層から粘性土層に急激に
変化した場合、粘性土層に探査用ロッドが貫入したとき
の貫入抵抗(従来技術でのロッド先端土圧)は砂層に比
べて小さくなるので、それ以外の情報を持たないと、崩
壊量が大きくなったとの誤った判断がなされる可能性が
ある。しかし、貫入抵抗と併せて振動加速度の実効値レ
ベルを見ると、変曲点の前後のストローク区間での振動
加速度と貫入抵抗の各実測値の交点(図6のA′,
B′)が較正データ上で同一粒径の直線上にないことが
わかり、地層の変化があったこと、さらには砂層から粘
性土層に変化して貫入抵抗のレベルが低くなったことを
把握した上で崩壊の有無を判断できるので、上記のよう
な誤った判断を下すことがなくなる。
【0024】次に、掘進方向で地層が変化している場合
の地山崩壊探査方法について説明する。
【0025】記録計23の出力グラフ上で変曲点を見出
せなかった場合は、全ストローク区間(図5のA+B)
を通しての振動加速度と貫入抵抗のそれぞれの平均的な
値に対応する土質を前記較正グラフ上で判別し、掘進方
向後方地点での前回探査時に得られた土質情報と比較し
て地層の変化があったかどうかを判断する。例えば、そ
れまで粘性土層を掘進していて、崩壊していないという
情報を得ていたのが、今回の探査では、土質が砂質土に
変化したと仮定する。ここで、図7の(a)は粘性土層
での記録計出力グラフ(Vaはこのときの振動加速度実
効値の平均レベル、Raは貫入抵抗の平均レベル)、
(b)は砂層での記録計出力グラフ(Vbはこのときの
振動加速度実効値の平均レベル、Rbは貫入抵抗の平均
レベル)で、Va<Vb,Ra≒Rbであったとする。
このような土質の変化は、シールド機内で搬出された掘
削土砂を見てもすぐには認識できないため、貫入抵抗
(従来技術でのロッド先端土圧)のみで崩壊量を判断し
ていると、図7の(a),(b)のように偶々同レベル
の貫入抵抗が示された場合、これまでと同じく崩壊して
いないとの誤った判断がなされる可能性がある。
【0026】しかし、貫入抵抗と併せて振動加速度の実
効値レベルを見ると、較正データ上で、土質が粘性土か
ら砂質土に変化したことがわかる。一般に乱されていな
い地山では砂質土の方が高い貫入抵抗を示す傾向がある
ので、粘性土と同レベルの貫入抵抗を示したとすると、
余り締まった砂質土ではないことを把握でき、掘進管理
者の注意を喚起することができる。このように、振動加
速度と貫入抵抗から土質を判別することにより、掘進方
向で地層が変化して崩壊しているにも拘らず、崩壊して
いないという誤った判断を下すことがなくなる。
【0027】以上の説明では、粘性土層と砂層との地層
変化について述べたが、これは地層変化の代表的な例を
挙げたものであり、それ以外の地層変化にも対応できる
ことはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、探査用ロ
ッドを地中に貫入させたときの振動センサ、荷重センサ
およびストロークセンサのそれぞれの出力信号を処理装
置に入力して、ストロークを横軸とし、振動センサ出力
値および貫入抵抗を縦軸とするグラフを出力させること
で、貫入抵抗だけでなく、振動センサ出力値の変化から
も地山部と崩壊部との境界を示す変曲点を見出せるの
で、地盤が軟弱で、貫入抵抗の変化が顕著に現われない
場合でも、変曲点を見落すことなく、地山崩壊量の推定
を容易に精度良く行うことができる。また、事前に求め
た土の粒径別の振動センサ出力値と貫入抵抗との関係か
ら変曲点の前後のストローク区間での振動センサ出力値
と貫入抵抗とに対応する各区間ごとの土質を判別するこ
とにより、貫入方向で地層が変化している場合、その地
層変化を把握した上で地山崩壊量を正しく評価でき、砂
層から粘性土層に変化して貫入抵抗が小さくなったこと
で崩壊量が大きくなったとの誤った判断を下すことがな
くなる。
【0029】さらに、請求項2記載の発明によれば、前
記グラフ上で変曲点を見出せなかった場合、事前に求め
た土の粒径別の振動センサ出力値と貫入抵抗との関係か
ら全ストローク区間を通しての振動センサ出力値と貫入
抵抗のそれぞれの平均的な値に対応する土質を判別し、
今回の探差で得られた貫入抵抗と土質の各情報を掘進方
向後方地点での前回探査時に得られた貫入抵抗と土質の
各情報と比較することにより、掘進方向で地層が変化し
ている場合も、その地層変化を把握した上で地山崩壊量
を正しく評価でき、粘性土層からゆるい砂層に変化して
崩壊しているにも拘らず、崩壊していないという誤った
判断を下すことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示すシールド縦断面図で
ある。
【図2】図1中の地山崩壊探査装置のシステム構成図で
ある。
【図3】本発明の地山崩壊探査方法の手順を示すフロー
チャートである。
【図4】土の粒径別に求めた振動加速度実効値レベルと
貫入抵抗との関係を示すグラフ(較正データ)である。
【図5】ロッド貫入時の実測データの一例を横軸にスト
ロークをとり、縦軸に振動加速度および貫入抵抗をとっ
て示したグラフである。
【図6】較正データ上での土質判別の説明図である。
【図7】掘進方向で地層が変化している場合の地山崩壊
探査方法の説明図で、(a)は粘性土層での実測データ
を示すグラフ、(b)は砂層での実測データを示すグラ
フである。
【図8】従来技術による地山崩壊探査方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…シールド本体、10…探査用ロッド、11…振動セ
ンサ(加速度センサ)、12…荷重センサ、13…貫入
装置、17…処理装置、21…ストロークセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲野 学 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 佐藤 正雄 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (72)発明者 田中 松男 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (72)発明者 沼口 栄助 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動センサと荷重センサとを内蔵した探
    査用ロッドをシールド外周面から地中に貫入させ、ロッ
    ド貫入時に発生した振動を検出する振動センサの出力信
    号、貫入抵抗を検出する荷重センサの出力信号および貫
    入ストロークを検出するストロークセンサの出力信号を
    処理装置に入力して、ストロークを横軸とし、振動セン
    サ出力値および貫入抵抗を縦軸とするグラフを出力さ
    せ、このグラフ上で振動センサ出力値および貫入抵抗が
    変化する変曲点を見出し、さらに、あらかじめ土の粒径
    別に求めた振動センサ出力値と貫入抵抗との関係から変
    曲点の前後のストローク区間での振動センサ出力値と貫
    入抵抗とに対応する各区間ごとの土質を判別し、さきに
    求めた変曲点と、その前後のストローク区間での貫入抵
    抗に各区間ごとの土質を加えた複数の情報から地山の崩
    壊量を推定することを特徴とするシールド工事における
    地山崩壊探査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地山崩壊探査方法におい
    て、前記グラフ上で変曲点を見出せなかった場合は、あ
    らかじめ土の粒径別に求めた振動センサ出力値と貫入抵
    抗との関係から全ストローク区間を通しての振動センサ
    出力値と貫入抵抗のそれぞれの平均的な値に対応する土
    質を判別し、今回の探査で得られた貫入抵抗および土質
    の各情報を掘進方向後方地点での前回探査時に得られた
    貫入抵抗および土質の各情報とそれぞれ比較することに
    よって地山の崩壊量を推定することを特徴とするシール
    ド工事における地山崩壊探査方法。
JP14191593A 1993-06-14 1993-06-14 シールド工事における地山崩壊探査方法 Pending JPH074176A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008258A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Takenaka Komuten Co Ltd 木材強度評価方法及び構造物の改修診断方法
JP2023085026A (ja) * 2021-12-08 2023-06-20 鹿島建設株式会社 トンネル掘削機
CN120007372A (zh) * 2025-03-25 2025-05-16 中铁上海工程局集团有限公司 一种盾构机内土体空洞检测装置

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